中島巌 衆議院議員
28期国会発言一覧

中島巌[衆]在籍期 : 27期-|28期|-29期
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このページでは中島巌衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

中島巌[衆]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 衆議院本会議 第24号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○中島巖君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました首都高速道路公団法案に反対の討論を行わんとするものであります。(拍手)  本通常国会劈頭に、岸総理は、施政方針演説において、「産業経済発展の基盤を強化するため、総投資額一兆円に及ぶ道路整備五カ年計画を強力に推進するほか、新たに東海道新幹線と首都高速道路の建設を計画し、これを実施に移すことといたします」と言われたのであります。また、大蔵大臣の財政演説にも強く打ち出されているのであります。すなわち、首都高速道路公団法は、岸内閣の内政面における重大施策たる道路整備一兆円五カ年計画の一環として行われるものであります。従いまして、道路整備五カ……

中島巌[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

中島巌[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 建設委員会 第3号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 私は、実は大臣に質問いたしまして、それから道路公団並びに道路局長の方の質問に移りたいと思ったのでありますが、大臣がおくれておりますので、道路局長に質問いたしますが、本年春、政府は新しく第二次道路整備五カ年計画を策定いたしまして、道路整備緊急措置法なる法律が成立いたしたわけであります。そこで、この道路整備緊急措置法の第二条でありますが、この第二条によりますと、「昭和三十三年度以降五箇年間における高速自動車国道、一級国道及び二級国道並びに政令で定める都道府県道その他の道路の新設、改築、維持及び修繕に関する計画の案を作成して閣議の決定を求めなければならない。」こう規定いたしてあるわ……

第29回国会 建設委員会 第4号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 水質汚濁の問題について、各委員からいろいろ発言があったわけでございますが、そこで河川局長にお尋ねしますが、これは、あなたの方の所管なんですか、どこの所管なんですか。
【次の発言】 そうすると、主務官庁はどこであるとお考えになっておるのですか。
【次の発言】 そこで問題は結局立法措置がないから、きめ手がないから、こういう問題が起きるわけである。従って立法措置をせねばならぬということで、今社会党でも自民党でも、これについて立法措置を考えておるらしいのです。ところが、この間も河川局から来てもらって話を聞くと、非常に河川局がこれに対して熱意がないらしい。先ほどから言うセクショナリズム……

第29回国会 建設委員会 第7号(1958/08/30、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 私は去る七月二十八日より八月二日までの六日間にわたり、静岡、愛知、岐阜、富山の各県における建設事業を調査して参りましたので、その概要について御報告申し上げます。  御報告は、事業別にこれを行うことといたしまして、まず道路関係について申し上げます。今回の調査の目的といたしましては去る第二十八回国会において成立いたしました道路法の改正によりまして、一級国道の新設または改築及び維持管理等を、原則として建設大臣が直接行うこととなったことに伴う諸事情を調査することが、その一つであったのであります。一級国道直轄管理の問題は多年の懸案であったものでありまして、ようやくにして本年度よりこれが……

第29回国会 建設委員会 第8号(1958/09/01、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 大臣がお見えになりましたので、大臣にお伺いいたしますが、さきの通常国会におきまして、道路整備緊急措置法外特別会計法など四案を可決いたしたわけでありますが、これは、私が申し上げるまでもなく、岸内閣といたしましては、鳩山内閣の住宅四十二万戸建設などにもかわるべき内政血の大きな看板であったわけであります。私ども野党ではありますが、この政策につきましては、基本的に賛成いたしまして、これらの四法案を通したわけであります。従いまして政府といたしましても、相当重大決意をもちまして、いわゆるこれの根幹となるところの道路整備五カ年計画を決定いたしたわけであります。そこで、この時期にお伺いしてお……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 建設委員会 第4号(1958/10/15、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 各委員からいろいろ質問が出て、大体わかったことでありますけれども、もう少し具体的にお伺いしたいと思います。結局災害復旧の今次の問題については予算関係の問題と立法措置の問題と、それから今後実施する上においてどういう計画を立てるか、この三つであると思うのであります。私の党の方でも、これにつきましては立法措置を現在いろいろ研究いたしておりますので、それに関連することのみについて、政府の御方針をお伺いいたしておきたいと考えるわけであります。そこで、予算の関係でありますが、結局予備費の不足分に対しまして、補正予算を組まんならぬ。この補正予算につきましてはいろいろありますけれども、私は、……

第30回国会 建設委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 本日の当委員会の議題は、ただいま委員長の言われた通り、災害対策でありますけれども、私の質問はこれとはずれておりますので、あらかじめ緊急質問でお許しを願ったわけであります。  そこで、基本的の問題といたしまして大臣のお考えを伺うのでありますが、政府並びに国の官吏は、法律を守り、そうして法律の趣旨がどこにあるかということについてやはり協力せねばならぬ、こういうような義務があると思うのでありますが、この点について、大臣の御所見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで、実は国土開発縦貫自動車道建設法の中の中央自動車道の関係について質問いたしたいのでありますが、大臣は、就任……

第30回国会 建設委員会 第6号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 今回の通常国会は、最初の予定としましては、この災害に関する問題を大きく扱っておる。それで、政府も補正予算を提出するということに意見が一致しておるというように聞いておるわけであります。この災害に関するところの補正予算は、当委員会の関係が非常に多いのでありまして、従って、政府の決定以前に、政府の意見を聴取し、そして当委員会といたしましても、聴取した結果によりまして、政府の考え方をただすと同時に、当委員会としての考えも十分政府に伝えねばならぬ。こういうような見地から、早急に大蔵大臣を当委員会へ呼んで、十分その点に対して政府の意見を聞いたり、当方の意見を政府に伝えたりする必要があると……

第30回国会 建設委員会 第7号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 大臣に最初にお伺いいたしたいと思うのでありますが、本日は、この二十二号災害に対しまして、起債の関係が地方公共団体の財政に非常な影響がありますので、自治庁の出席を要求してあるのでありますが、けさの新聞を見ますと、補正予算が九十億と大体決定した、こういうような記事を見たわけであります。  そこで、大臣にお伺いする第一点は、これは、自民党でも社会党でも現在政調会、政審なんかで問題になって研究いたしておるのでありますけれども、この災害復旧に対する臨時措置を特別立法として出す考えが政府としてはあるかどうか。つまり出すといたしますれば、どういうような構想を持っておられるか。それから出さな……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 建設委員会 第5号(1959/02/06、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 実は午前の理事会で、予算審議に入るか、法案の審議に入るかというようなことをきめたのですが、私どもの要求でもって予算審議に入ろう、そうして二、三日でもって上げて、大体二十日ごろまでに上げようというようなこともきめたのであります。だいぶ与党の質問が多いようなので、お約束が実行できるかどうかわからぬということを、あらかじめ申し上げておくわけであります。  そこで、建設行政全般に対して御質問をいたしたい、かように思っておりましたが、時間がだいぶおそくなりましたので、道路行政に関する件のみ、ごく要点だけを簡単に質問をいたしたいと思うのであります。  そこで、本年度予算は、先ほど大臣から……

第31回国会 建設委員会 第6号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 それでは前会に引き続きまして、建設省の特に道路関係の予算について質問を継続いたしたいと思います。  これは、むしろ大臣に質問する要旨でありますけれども、大臣がまだ見えませんので、局長に質問いたしたいと思います。この間も質問いたしましたが、まだ確たる御返事をいただかなかったわけなんですが、結局道路整備五カ年計画が九千億予算であったのを一兆予算にした。これは、当国会の劈頭におけるところの総理並びに大蔵大臣の演説の中にも強く打ち出してあったのです。ところがこのごろの質問の過程におきまして、昭和三十三年、昭和三十四年の二カ年間において三千何百億かの予算のあることははっきりいたしており……

第31回国会 建設委員会 第10号(1959/02/24、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 道路整備緊急措置法の一部を改正する法律案関係について、若干の質疑を行わんとするものであります。これは、私が申し上げるまでもありませんが、かつての道路整備緊急措置法の当時におきまして、道路法の規定にかかわらず、高率補助を規定してあったわけであります。これは時限立法で、本年度からその高率補助がなくなるので、しばしば当委員会として政府に要望をいたしておったわけであります。従いまして、その要望通りに今回補助率を規定した法案が出されたわけであります。従いましてこの法案そのものにつきましては、これは全面的に、われわれの要望がかなったのでありますから、賛成をするものであります。しかしながら……

第31回国会 建設委員会 第11号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 関連して、ごく簡単に政府に質問したいと思います。ただいま瀬戸山委員からのお話、ごもっともだと思うのです。それから詳しくはあとでまたいずれ機会を見て質問いたしますが、この五百九十億を四年間に使って公団を設置するということは、これは非常に大きな問題だと思います。政府の今までの説明を聞いておりますと、お話の筋はよくわかる。私どももそのお話の筋としては同感なんです。しかし。今度の一兆億予算の道路整備計画というものを検討しましても、たとえば今度の問題でもはっきりわかるように、先行性と申しますか、将来かくあらねばならぬという道路政策というものは織り込んでない。こういうように行き詰まってし……

第31回国会 建設委員会 第13号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 ただいま提案中の道路整備緊急措置法の一部を改正する法律案、道路法の一部を改正する法律案、日本道路公団法の一部を改正する法律案の三案を一括して、日本社会党を代表して、原案賛成の討論を行うものであります。  結論的には、賛成せざるを得ぬといたしましても、その内容において幾多の了解できがたい点がありますので、特にこの点に触れておく次第であります。  第一点として、右三法案は、私の申し上げるまでもなく、道路整備五カ年計画において一兆円予算の事業を行わんとするために、関係法律の整備を行うべき改正案であります。本通常国会劈頭における岸総理の施政演説においても、また大蔵大臣の財政演説にも、……

第31回国会 建設委員会 第14号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 だいぶ質問者があるようでありますので、ごく簡単にお伺いいたしますが、政府で説明されました道路整備五カ年計画、すなわちあと四カ年間におきまして多分五百九十二億という予算になっておりましたが、そういたしますと、事業量は首都高速道路公団参考資料によりますと、八路線と二支線、計十路線になっておりまして、七万一千三十メートルということになっておりますが、この事業を全部完了できるのか、もし完了できないとすれば、どの程度できるのであるか、この点についてお尋ねいたしたい。
【次の発言】 五路線というと、どの線とどの線か、ごく大ざっぱでいいのですが、御説明願いたい。

第31回国会 建設委員会 第21号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 議事進行。われわれとしても、この法案をきょう上げるというお話をしてある以上は、国会正常化のために協力するつもりでおるのです。しかし、先ほどからの質疑応答の過程を見ておると、与党議員の方が立って質問者に対して質問を展開するというような、これは国会法からいっても、質問者に質問するというまらなことはできぬはずです。そういうような格好になっていて、はなはだ議事の運営に遺憾だと思うのです。従いまして、たとい見解の相違であっても、どの点が見解の相違だということを、島上委員の発言に対して政府より率直に説明されて、そしていよいよ議論の尽きたときに採決に入るように議事を整理して、十分質問を続行……

第31回国会 建設委員会 第22号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 参議院の修正は、第六条の第六項によるところの修正であると思いますが、ただいま修正提案者であるところの田中参議院議員から説明がありまして、大体その事情は了承できるのでありますが、いろいろお伺いをいたしておりますと、上げたことに対してはわれわれも異議のないものであるが、果して二万円が妥当であるかどうかという、こういう問題になるわけであります。従いまして、今御説明のありましたように、相当大きなビルでは、これが検査と申しますかに、一万数千円を要しておる、こういう御説明でありましたが、おそらくそうだと思います。従いまして、延べ坪によりましてもう少し階層をふやして、そうして金額も、たとえ……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 非常に時間が制約されて一時間半の打ち時間だそうでありますので、最初全艇にわたりまして私の質問の要旨がどこにあるかということをあらかじめ各閣僚に申し上げておきたいと思いま。私建設委員でありますので、こまかい建設関係の問題につきましては設委員会に譲りまして、ごく大ざっぱなことについてお尋ねいたしたいと思います。  本年度の建設省関係の事業費といたしましては、河川局関係におきまして八百四十八億、道路局関係におきまして一千五百五十四億、住宅関係におきまして九百三十三億、都市計画関係において五十一億、なお官庁営繕関係、こういうものを合算いたしますと、建設省関係の総事業費の概算が三千四百……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 建設委員会 第1号(1959/07/02、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 大臣にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、実は世紀の大事業といたしまして国土開発縦貫自動車道の建設を現在やっておりますが、この建設は、吹田―小牧区間が法律によりまして路線の指定ができておってやっております。それから小牧―東京聞につきましては、まだそのままになっておるわけでありますが、これは国土開発縦貫自動車道建設法の第三条二項によりまして「政府は、すみやかに、前項の法律で定めるべき国土開発縦貫自動車道の予定路線に関する法律案を別表に定める路線を基準として作成し、これを国会に提出しなければならない。」こういう規定があるわけでありますが、すでに満三ヵ年近く調査をいたしておりまし……

第32回国会 建設委員会 第2号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 今の道路局長の答弁に対する関連質問ですが、今の答弁では尼崎―栗東間が世銀借款の対象になっておる、こういうふうに私どもも聞いておりますし、今の局長の御答弁もそうだろうと思います。これが成立した場合においては、さらに第二次的に借款の交捗に入ると思いますが、第二次的の借款の交捗は、どこどこの区間であるか、これが一つ。  それからただいま、世銀の借款がなくても差しつかえないようなお話がありましたけれども、これは差しつかえないでしょうか。大体去年、おととしの公団の名神高速道路の工事の状況は、おととしは一割も仕事しておりはせぬ。三十四億何千万もあって、二億七千万円しか仕事をしておりはせぬ……

第32回国会 建設委員会 第4号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 月に一回の委員会であって、そしてすでに予算要求の時期に入っておる。従いまして、本日は来年度予算について相当活発な質疑があるだろうというように期待いたしておりましたところが、結局オリンピック委員会にほとんどなってしまったというような関係で、非常に私遺憾だと思うのです。けさ参りますと、参考人の招致の件なんかから、委員長からお話がありまして、賛成はしておきましたけれども、何にいたしましても、三十五年度予算編成期に入るのでありますから、もう少しこの委員会の運営について委員長が相当の考慮を払っていただきたい。こういうことを委員長に要望し、さらに九月の委員会は、二日ぐらい続けて、来年度予……

第32回国会 建設委員会 第5号(1959/08/24、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 大臣に伺いますが、私、新聞なんかで見ただけでありますけれども、今回の災害に対しまして、被害額の点から申しますと、ただいま河川局長から説明がありましたように、公共土木施設災害二百五十五億というような数字が出たわけであります。先ほど長野県の知事より陳情書も出ておりまけすれども、長野県の公共土木施設災害関係といたしましては五十五億となっておりますが、総額において二百三億というような数字が出ておるわけであります。従って、この長野県の例などによって申しますと、総計では約一千億以上になるということはほぼ想像がつくわけであります。そこで社会党といたしましては、二、三日前にこの災害対策のため……

第32回国会 建設委員会 第6号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 去る八月二十六日から四日間にわたって、農林水産委員とともに台風七号による三重、岐阜、静岡の各県下おける災害地の被害状況を視察して参りましたので、御報告申し上げます。  まず、このたびの大災害をもたらしました気象について御説明いたしますと、八月八日の台風六号に引き続く熱帯性低気圧の停滞により、岐阜、三重の両県下においては、連日にわたり豪雨が集中しておりました。一方、台風七号は、十四日朝駿河湾から静岡県冨士川河口に上陸し、時速六十キロメートルの超速度をもって北進し、山梨、長野を経て日本海に抜けていったのであります。このため、岐阜、三重両県下においては、連日の豪雨に加えるに、これに……

第32回国会 建設委員会 第7号(1959/10/07、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 要点をつまんで、ごく短かくいたしたいと思いますので、御了承願いたいと思います。  この災害に対しまして政府のいろいろな立法措置、予算その他についてお伺いしたいと思うのであります。それ以前に、今回の災害をこういうような大きなものにせずに、もっと最小限度に食いとめる措置があったのではないか、こういうように私は考えるわけであります。昨日まで、私三日間にわたってあの地方の視察をいたして参ったのでありますが、実に惨たんたるものです。現在においてすら、先ほど愛知県の東京事務所長が言われましたように、災害の後十日以上もたっておりますのに、まだ水びたしになっておる家が九万四千戸、大体推定いた……

第32回国会 建設委員会 第9号(1959/10/15、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 私は日本社会党を代表して、ただいま自由民主党を代表して木村守江君より提案になりました昭和三十四年度災害復旧に関する決議案に対して、賛成の討論を行わんとするものであります。  本年本土を襲つた台風は、七月十三日より十四日にわたって山口県、福島県、新潟県等を襲つた集中豪雨、八月四日ないし七日にわたって愛媛県、大分県、鳥取県等を襲つた六号台風、八月十二日、十三日にわたって山梨県、長野県、滋賀県等を襲つた七号台風、八月二十六日、石川県、静岡県、岐阜県新潟県等を襲つた集中豪雨、九月十六日、十七日に北海道、長崎県、新潟県等を襲つた十四号台風、九月二十六日、二十七日、三重県、愛知県、奈良県……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 建設委員会 第1号(1959/11/06、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 委員本日、四つの法案が提出されたわけですが、この法案を見ますと、いずれもその第一において、政令で定める地域に発生したるものという、これが見出しになっておる。これがわれわれ一番聞かんとする点なんです。この政令で定める地域というものは、政府といたしてもでたらめに政令で定めるわけではないだろう、従って政令で定めるその基準というものはどういうところに置いたか、その基準についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 おそらく大臣も、この点でだいぶ苦慮して、各省間と折衝しておるだろうとわれわれも想像するわけなんですが、結局この地域がきまらねば、予算の関係にも非常に影響するところであります……

第33回国会 建設委員会 第3号(1959/11/25、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 これは、本日答弁は要りませんが、この産業計画会議というのは、たびたび問題を起こしているのです。と申しますのは、今日重要な予算編成期に際して、この重要な委員会で沼田ダムの問題で終始一貫いろいろ議論のありましたのは、この産業計画会議が構想を発表したことによって起こったわけなんです。それから以前におきましても、例の国土開発縦貫自動車道に対しまして、産業計画会議というのが海岸道路というものを発表いたしました。政府の東海道案でなくして、海岸道路というものを発表いたしまして、これでずいぶん問題を起こした。さらに東京湾の埋め立て計画というものも発表いたしておるわけなのであります。ところが、……

第33回国会 建設委員会 第6号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 きょうは大臣が見えませんので二、三道、路局長に質問しまして、また次の機会に大臣のおるときに質問いたしたいと思います。  そこで、基本的の問題といたしまして、昭和三十三年度から、例の岸内閣の内政面の柱ともいうべき道路整備五ヵ年計画が樹立したわけであります。そこで、三十三年、三十四年度なんかの予算は、五ヵ年計画の一兆億予算の中から見ますと、一年当たりの額が非常に少なかった。しかし、それは最後へ持っていって大きく予算を計上する、こういうような説明でありました。そこで、いよいよ来年度予算は、五ヵ年計画の第三年を迎える段階になってきたわけだ。従いまして、かりにこういうような大きな台風が……

第33回国会 建設委員会 第8号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 中央道のことについて、ちょうど幸い大臣も本日御出席になりましたので、十分お聞きいたしましたり、今後の御方針もお伺いいたしたいと思うのでありますが、実は最近朝日その他の一流新聞で、建設省の小牧―東京間の中央自動車道の調査結果の発表がたびたび載せられておるわけであります。ところが、去る十六日だと思いましたけれども、十八日の日に――ちょうど事務次官も御出席願いましたので、お忙しいと思いますので、この問題を先に取り上げまして、事務次官に帰っていただきたいと思うのでありますが、十八日に、建設事務次官名によって、審議委員に対しまして、説明会をするからというので、招集の通知状があったのであ……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第6号(1959/11/07、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 きょうは、総理と親しく災害についての質疑応答の機会を得たのでありますが、この方は、総理は、大へん失礼でありますけれども、しろうとだ、こういうふうに考えておったわけですが、わずか二十分というふうに時間を制限されたわけであります。ただいままでの同僚各委員と総理の質疑応答を見ましても、非常に総理は懇切丁寧な答弁をされておりますけれども、何ら得るところのなかったというような感じがするわけです。そこで、私は非常に時間もありませんし、前もって申し上げることは、あるいは政府の失政であるとかいうような言葉が出るかとも思いますけれども、決して政府の責任を追及するというような意味ではなくして、今……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 建設委員会 第5号(1960/02/19、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 時間もありませんが、今、山中君から法制局に対していろいろ質問がありましたが、公団の出資金については、どうも法制局の解釈でわれわれは釈然としないのであります。  そこで、基本的な問題として道路局長にお伺いいたしますが、私はこの有料道路の問題について、かつて根本建設大臣のときにずいぶん質問したわけであります。国道なんかで有料道路をこしらえる場合においては、一般財源を投入したらどうかというようなことを言いましたけれども、一般財源は投入するわけにはいかぬのだ、すなわち、有料道路は投資額がペイするものに限られるのだと、一枚岩に当たったような答弁ばかり何回か繰り返されたわけであります。そ……

第34回国会 建設委員会 第10号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 大臣がお見えになりましたので、一言お尋ねいたしたいと思います。  昨日の新聞を見ますと、長い間問題になっておりました国土開発縦貫自動車道の小牧―吹田間を除く、すなわち小牧―東京間につきまして、予定路線の法案を提出することを交通関係閣僚会議において決定されて、審議会並びに正式の閣議にかけ、国会に法案を提出する予定などがしるされておったのでありますが、事実そうであるか。そうであるとすれば、その後におけるところの御予定はどういうふうになっておるか。その点、大臣にお伺いいたしたいと思うわけであります。
【次の発言】 建設省といたしまして非常に御努力願ったことを厚く感謝しておる次第であ……

第34回国会 建設委員会 第15号(1960/04/01、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 きょうは道路公団の岸総裁がお見えになることを、けさお伺いいたしましたので、ちょうど大臣もお見えになっておりますので、二、三基本的な問題について、大臣のおいでのうちにお伺いしたいと思います。  結局、道路整備五カ年計画を自民党の内政面の大きな看板として打ち出したわけでありまして、この五カ年計画の一兆円予算の中には二千億の有料道路があるわけであります。道路公団はこの有料道路の建設、維持、管理をすることになっております。従いまして、この一兆円道路整備予算関係に非常に大きなウエートを持っているのは公団の存在であろうと思うのであります。従いまして、公団が建設せんとするところの道路と、そ……

第34回国会 建設委員会 第19号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 東海道幹線自動車国道法案が本日突如として提案されたわけであります。いまだ内容についても調べる機会がないのでありまして、こまかいことについては、あとで資料の提示を願って質問いたしたいと思います。  最初に質問いたしますのは、衆議院規則の二十八条にこういうことがあるのですが、これを提案者である遠藤三郎君はどうお考えか、御所信を承りたいと思うのです。議案の発議につきまして、「議員が法律案その他の議案を発議するときは、その案を具え理由を附し、成規の賛成者と連署して、これを議長に提出しなければならない。この場合において、予算を伴う法律案については、その法律施行に関し必要とする経費を明ら……

第34回国会 建設委員会 第20号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 法案が出てみて、私は非常にびっくりしたわけなんです。中央道の法案は、経過地の基準だけをきめて、あと予定路線その他については、政府の手にゆだねて調査して、そして政府が立案して国会へ出すということで、大幅に政府に委譲した。この法案は、予定路線がずばりときめてある。そして、あとの建設に対して政府を拘束してしまっている。それから高速自動車国道法においても、国土開発縦貫自動車道建設法においても、審議会の議を経なければならぬものを、審議会を削ってしまってある。法律の構成の立場から見ても、立法の上から見ても、全くなっておらぬ法律である。こんな法律を通せば、国会は千代までの笑いものになる。こ……


中島巌[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 大蔵委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1959/03/09、28期、日本社会党)

○中島(巖)委員 非常に制約された時間で数字的のいろいろな質問をしたいのですが、省くことにいたしまして、政府は、今回の揮発油税並びに軽油引取税によりまして、百九十三億と四十二億、計二百三十五億の増税をしたわけであります。これはもちろん道路整備五カ年計画の一兆億予算、この点は本会議劈頭における総理の施政方針演説にも強く打ち出し、また大蔵大臣の財政演説にも強く打ち出してあるわけです。ところが、道路整備五カ年計画というものは本年に始まったわけではない。昭和三十三年からすでに一カ年経過しておる。そのときは九千億予算であった。それが今回一兆億予算に変更されたわけなんですが、ごく簡単に、その変更したいきさ……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会建設等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○中島(巖)小委員 河川局長に最初にお尋ねいたしますが、この公共土木施設の災害復旧の国庫負担法ですが、この法文を見ますと、具体的に申し上げますれば、第二条の第二項なんかから見まして、これは原則として、精神からも法文の上からも、原形復旧、こう  いうようにわれわれは見ましてどうしても解釈をせざるを得ぬのでありますが、建設省の見解はどういう見解でありますか。
【次の発言】 それは、局長の言われるのは二条の三項をさして、そういうような拡大解釈をしておると思うのですが、この法律はどう幾ら読んでも、もう基本的には精神においても法文においても、原形復旧である、こういうように解釈せざるを得ないのです。まああ……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1960/02/27、28期、日本社会党)

○中島(巖)分科員 まだ運輸省がお見えにならないそうでありますので、建設省所管関係について二、三お尋ねいたしたいと思うわけであります。  実は前国会から問題になりました中央自動車道の小牧――東京間に対する予定路線の法案提出について、大臣にお尋ねいたしたいと思うのであります。臨時国会におきまして、たしか十二月二十三日だと思いましたけれども、私の建設委員会における質問に対しまして、大臣は十二月中に審議会を開いて、おそくも一月には、十二月中に開けなかったから審議会を開いて、予定路線の法案の審議を願い、すみやかに国会へ提出したい、こういう御答弁だったのであります。それから昨年のたしか二月の十八日だと思……



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