このページでは蔵内修治衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○藏内委員 ただいまの法案に対しまして、自由民主党並びに日本社会党の両党による附帯決議を朗読いたします。 附帯決議 一、政府は財政の許す範囲に於て、可及的速かに国庫負担率及び療養給付率の引き上げに努力すること。 二、療養担当者の権利保護、苦情処理のため公正なる中立裁定機関を設置すること。 三、調整交付金の算定の基礎となるべき療養給付費の見込額の算定に当っては、実績と相違が生じないよう努めるとともに、万一、相違が生じた際は、予算の補正等の措置を考慮すること。 なお、事務費に対する補助については、その実情にかんがみ、実質的にその全額を国庫において負担するよう措置すること。
○藏内委員 滝井委員の質問でこまかい点を大体網羅しておりますので、この臨時措置法の具体的な内容、そういうもので、まだ未確定な要素はできるだけ除いて、基本的な問題で二、三の点について質問をするようにいたします。 第一に、この法案で対象としている炭鉱離職者という言葉でありますけれども、この離職者という言葉は、第二条二項には、「離職した炭鉱労働者であって、現に失業しているか、又はその職業が著しく不安定であるため失業と同様の状態」、こういう工合になっておりますので、「現に失業している」というのは明瞭にわかりますが、「著しく不安定であるため失業と同様の状態」という言葉について、具体的にどういう状態をさ……
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