このページでは高橋等衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○高橋(等)委員 総理府総務長官に一つだけ意見を述べて御答弁をいただきたいと思います。それは終戦後、戦争が終わった直後から長年にわたりまして、シベリア、その他の外国へ抑留された方が非常にたくさんあるのであります。この人たちが抑留中に死亡などいたしました場合は、それぞれ国家としてこれに恩給等の補償の制度を設けております。しかるにこのたび問題になっておりまする恩給法等一部改正中、いわゆる加算の点におきましては、抑留は加算の年限に算入しないことになっておる。これは非常に検討を要すべき問題でありまして、何らかの加算措置を要するものと私は考えておるのであります。政府はこの法案を提出される場合にそれが落ち……
○高橋(等)委員 恩給関係につきまして、二、三御質問を申し上げたいと思います。 第一点は、沖繩本島及びその周辺等に対する戦地加算の指定の問題であります。 去る昭和三十六年に復活しました戦地加算につきましては、終戦前までは旧法第三十二条で戦地加算の基本的事項だけを規定し、その具体化は勅裁によることとして、内閣告示によって告示されて、初めて加算が認められることになっておったのであります。終戦時には、戦地との通信の途絶、逼迫した国内情勢等のために、この勅裁手続が間に合わなかったことも当然考え得るところでありますし、事実、沖繩とか満州等はその顕著なる例であるのであります。戦地加算が復活せられました……
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