山口丈太郎 衆議院議員
29期国会発言一覧

山口丈太郎[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|29期|-30期
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このページでは山口丈太郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

山口丈太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第20号(1961/03/25、29期、日本社会党)

○山口丈太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、運輸委員会の審査の経過との重複を避け、政府に対し、国有鉄道運賃法の改正案法をめぐる重要点について質問せんとするものであります。(拍手)  ただいま委員長からの報告によりますと、あたかもこの委員会で正常な形において採決されたかのごとき報告がございました。しかし、わが党は、この法案をめぐりまして、なお重要なる諸点について質問すべく六名の委員を残していたのであります。しかるに、その委員の発言は許されず、ついに一方的な採決によって本日議題となりましたことは、まことに遺憾とするところであります。(拍手)従いまして、本来ならば委員会において質問すべき事項……

山口丈太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

山口丈太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 運輸委員会 第2号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 この件に対して関連質問をしたいと思うのですが、鉄道を横切って新しく道路が敷設される場合、あるいはその道路を拡張して、踏み切り道路の拡張工事を行なう場合。そして踏み切りには等級がついておりますから、その等級を引き上げるというような場合の新設工事については、これは従来から私企業の場合においても、あるいは公営の場合においても、その負担は変わっておるわけです。それで全然踏み切りのないところに新しく道路を設けて、それがしかも保安設備を要するような場合におきましては、これは新しく道路を建設した側においてその経費を負担される。あるいはまた既設の踏み切りを拡張いたしまして、新しくその踏み切り……

第37回国会 運輸委員会 第3号(1960/12/20、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は、本日はさきの委員会において報告されました政府の所管事項の報告に基づきまして、若干の質問をいたしておきたいと存じます。  まずその第一は船舶関係についてでありますが、この報告書によりますと、今まで大型戦標船の解撤が行なわれまして、外航船の充実に努力して参られたと思うのでありますが、まず大型船のこれらの代替船の充実状況について、海運局長から御答弁をお願いしたい。――これについてはさきに通告しておりませんから、準備がなければ文書で御報告願っておきます。  次に小型船舶の問題でありますが、報告書によりますと、二年間に二十万トンの解撤を行なって代替船を建造する、こういうことであり……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会 第4号(1961/02/14、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は、ただいま議題となりました港湾整備緊急措置法案につきまして、その理由並びに具体的な内容についての概略的な説明を聴取いたしたいのでありますが、まだこの法案に対しての具体的な内容も承っておりませんし、また党においてもこれに対する具体的な検討を進めてはいないのであります。そこで本日は、この港湾整備緊急措置法が実施せられるにあたりまして、先般聞きました提案理由だけではなく、この緊急措置法に基づいて整備しようとされる具体的な対象港湾及びその対象港湾に対する予算割当の内容等、具体的に御説明を願いたい、かように思います。
【次の発言】 ただいま概略的な御説明を承ったのですが、さらにこれ……

第38回国会 運輸委員会 第5号(1961/02/17、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は前会に引き続いて、きょうはこの港湾整備緊急措置法案に関連をいたしまして、海運、船舶関係につきましても、一つ総合的にお尋ねをいたしたいと思いますから、御協力をお願いいたしたいと思います。  これはまず海運局の方にお尋ねをいたします前に、ただいま「旧港湾整備五ケ年計画進捗状況」という資料を御配付願ったわけでありますが、これにつきましては、詳細検討して、次会に疑問の点についてお伺いをいたすことにいたしたいと思います。  それで、海運局長にお尋ねをいたしますが、これはむしろ船舶局かもわかりませんけれども、私は現在の貨物船が、国内のみならず、外国におきましてもだんだん大型化してきつ……

第38回国会 運輸委員会 第7号(1961/02/24、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は運輸大臣並びに事務当局に御要望を申し上げたいと思うのであります。  ただいま日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置についての法案並びに戦標船の代替船建造に関する措置としての国内旅客船公団法の一部を改正する法律案の説明を聴取いたしました。これで運輸省関係の予定されておる予算を伴う法律案につきましては、三件の法案が提案され、本日そのうちの二件がただいま説明になったわけであります。港湾整備緊急措置に関する法案が一件審議中であります。  御承知の通り、すでに予算案はその総括質問を終わり、各分科会の審査にこれが付されんとする状況にあります。従って、私どもこの予算を審議……

第38回国会 運輸委員会 第9号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 ただいままで質問をされて参りました港湾について、私は時間の関係もございますから、希望を申し述べつつ二、三の点について質問をいたしたいと思います。  第一に私の希望申し上げたい点は、本日の質疑の中にもありましたが、接収されております現在の港湾の返還については、今までの質疑の内容からいたしますと、きわめて従属的であって、積極性を欠いておる。これでは経済の伸長に見合うせっかくの港湾五カ年計画も、私は円滑に遂行するととが困難であると思う。従って、この接収港湾の早期返還については、極力これが実現のために努力せられるように希望をいたします。  次にお尋ねいたしますのは、これはきわめて重要……

第38回国会 運輸委員会 第13号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は、去る十四日早朝に発見されました静岡県由比町に起きております地すべりにつきまして、緊急に質問を申し上げたいと思うのであります。  まず私は、ただいま審議中の運賃法改正によって、国鉄当局はもちろんのこと、運輸省関係においてもそれぞれ多忙であることはこれをよく了承いたします。しかしながら今まさに日本の交通の一番の大動脈である東海道線が、地すべりのためにその運行を停止するかいなかというような重大な段階にあるとき、それを知りつつ本委員会にも何ら報告されていないということはまことに遺憾に思うのであります。今までからいろいろと事故が発生いたしました場合には、国会開会中にはすみやかに当……

第38回国会 運輸委員会 第19号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 ただいま議題となりました国内旅客船公団法の一部を改正する法律案並びに港湾法の一部を改正する法律案の両案について、若干の質問をいたしたいと思います。  まず第一に、国内旅客船公団法の一部を改正する法律案についてそれぞれ関係当局からお答えを願いたいと思います。  私のまず質問いたしたいと思いますことは、これまでの質問においても明らかになったわけでありますけれども、当初の予定されておりました国内戦標船の解撤総予定トン数によりまして法案が提出され、予算が提出されてみますと、当初の計画とは大幅に解撤トン数が減っておるわけでありますが、そうなりますと当初の計画は非常に長期にわたる計画に変……

第38回国会 運輸委員会 第21号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は、ただいま議題となった海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案の内容は了承いたしておるわけでありまして、主として提案者に御質問を一つだけいたしますが、これが政府提案とならずに議員提案として提出されましたその経緯について、一つ關谷さんから御説明願いたいと思います。
【次の発言】 警察官の方の協力者に対する補償法は、たしか今度の改正で政府提案になったのではないかと思うのですけれども、それはどうですか。間違っていますか。
【次の発言】 次に海上保官庁にお尋ねいたしますが、私は、こういう公的職務に協力をした民間人等についての補償措置というものは、む……

第38回国会 運輸委員会 第22号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 ただいま議題となりました新線建設の補助法とからみまして、わが党の提出しておりまする公共負担の国庫負担法、この両法案はその性格におきまして、理論的に言えば同一趣旨に出ておると言っても過言ではないと思います。私は、国鉄運賃法の改正が通りましたので、一事不再議の原則によって、このことは申し上げませんが、しかしこの補助とは関連性を持っておりますからこれも質問をいたしたいと思うのであります。  まず第一に、今まで提案されました法案を通して国鉄の論議をして参りましたが、結論として言えることは、いわゆる今日の国鉄の経営というものを中心に論議をいたします場合には、国鉄自体の主張と運輸省が政策……

第38回国会 運輸委員会 第24号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 ただいま議題となりました両法案について若干の質問をいたしたいと思います。  まず第一に、私は鉄道新線建設に伴う利子の補給の問題につきまして二、三質問をいたしたいと思います。  最近非常な努力によりまして、新線建設の工事も非常に進捗をして参りまして、各所におきまして開通の運びになりましたことは、私ども非常に関係当局の努力に対しては敬意を表しておるわけでございます。そこで、この新線につきましては、新聞世論等いわゆるマスコミと申しますか、それはどういうことを言っておるかといいますと、その地方の開発のためにあるいは重要な産業開発のために敷設せられた新線に対して、またも赤字線がふえた、……

第38回国会 運輸委員会 第28号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 今の肥田委員の質問に関連して、どうも私は技術面で納得のいかない点があるのです。列車の振動と動揺とは、技術的にどういう工合に区別されておりますか。
【次の発言】 今の御答弁で私はまず安心をしましたが、先ほどからの答弁を聞いていて、振動と動揺というものを同一に考えられておるのではないか。そういう大ざっぱな考え方で鉄通技術というものを取り扱われたのでは、これは大へんなことになると思います。それで今御答弁にありましたように、主として車両の機械的な故障というものは、たとえば制御面の故障などについては、資材等による、あるいはその資材損耗によるものが一つの原因になるということは言えますが、……

第38回国会 運輸委員会 第30号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 この運輸委員会に政府が当初から提出を予定され、しかも必ず今会期中には審議を了するため提出を約束された鉄道と道路との交差に関するいわゆる踏切法をいまだに提出せられておりません。聞くところによると、当初は建設省と運輸省の意見の調整が非常に難航しておる、こういう御説明がありました。続いて今度は、大蔵省との間にその調整がひまどっておる、こういうことで、いまだにこの法律案の提出がおくれておるということを聞くのであります。  この踏み切りに関しましては、今日交通事故の続発しておる事態にかんがみまして、もはや国家の予算やあるいはまたそういったような国のいわば予算の都合などによって、こういう……

第38回国会 運輸委員会 第31号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 議事進行。政務次官がおられぬのですけれども、前回の委員会で踏切法案をこの会期中に必ず出しますから、こういうことで約束をはっきりされたのです。ところが会期はもうあすで終わりなんです。延長されるということを見越してそういう会期の解釈はできない。ですから、当然本日にでも配付になるのかと思っていたが、まだ配付になっていない。本日提案の何らの気配もないということは、これは重大な食言であって、委員会としては承服できぬ問題だ、私はこういうふうに思うのです。承るところによると、鉄監局長も大へんな努力をされておるということはよく承知をいたしております。しかしそれだけの努力をしても、この長い会期……

第38回国会 運輸委員会 第33号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 ただいまの大臣の答弁に関連して御質問申し上げたいのですが、国鉄の新線建設の手続は、私どももよく心得ているわけですけれども、今まで予定線に編入し、それを調査線に格上げをし、着工線にするという順序で鉄道というものは敷設されていくわけですけれども、どうもその調査線になってから着工に至るまでの期間が、なるほど慎重に調査をされるのでしょうけれども、あまりにも長いということ、それからまた着工されても、完成までには非常な時日をかけ過ぎるということ、これははなはだ言いにくいことではありますけれども、往々にして地方で政治線であるとか、あるいはまたいろいろの行動がなされていることは御承知の通りで……

第38回国会 運輸委員会 第34号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は簡単に一つ御質問を申し上げたいと思います。  新線の建設につきましては、昨日質問をいたしまして大体私の見解については意を尽くしているのでありますが、さらに二、三の点について御質問を申し上げたいと思います。  まず第一には、この新線建設については、どの国会だったか、資料を調査しておらぬのでわからぬのですが、前の新線建設のための調査線を決定する法律が改正されるときに、今も内海委員からも質問がありましたが、もう二十年も三十年もたなざらしになっている予定線の整理問題について各委員からそれぞれ質問があって、そのときに、そういう実現不可能な線については、一応法律の改正ということではな……

第38回国会 運輸委員会 第36号(1961/06/05、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私はそれに関連いたしまして、基本的な問題を二、三お尋ねいたしておきたいと思います。  今までの質疑の中で運輸大臣のおっしゃることは、終戦後の急速な経済復興のために、国の経済力というものは疲弊その極にあってできない、何らかのかわり財源をもってどうしてもまず日本の経済を急速に復興させる必要がある、こういうところから、競輪だのあるいはこういうたくさんのギャンブル法がやむを得ないものとして出てきたと思うのです。しかし、この国会を通しまして政府のいわれておりまするのは、すでにもう経済状態は戦前以上に復興して、しかもそれを乗り越えて所得の倍増をとにかく計画するまでに日本の経済というものは……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会 第4号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 まず、気象庁がお見えになっておりますので、気象関係の問題から御質問を申し上げたいと思います。  ただいまの御報告に関連して御質問がありましたが、さらに観測関係の施設について一点お伺いをいたしたいと思います。  過般の十八号台風のときに、新聞の報ずるところによりますと、ただいま御答弁のありました室戸の観測所あるいは各所の観測所におきまして風速計が役に立たなくなったということであります。もちろんその風速計につきましては、その風の力によっては一定の施設に対する対応限度というものがあろうと思いますけれども、しかし少なくとも四十メートル、五十メートル程度の風速をもってして、すでにその風……

第39回国会 運輸委員会 第5号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 政務次官に関連して質問をしますけれども、これは一つ十分に聞いていただきたいと思うのです。  池田総理は組閣をされたときの第一声で、所得の倍増ということと並べて政治の姿勢を正す、こういうことを公約されておるわけです。そこで、さきの勝澤委員の質問にもありましたが、各種の審議会がたくさんあります。けれども、当初の審議会のあり方とはだんだん変わってきて、政府の意図がそのまま審議会の結論になるような審議会の構成メンバーにして、そうして、これが審議会の結論でございます、こういうことで、政治の姿勢というものがちっとも正されていない。政治の姿勢を正すということ自体も、これは悪く言えば民心をご……

第39回国会 運輸委員会 第7号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は簡単に質問いたしますが、この法律で、今までの答弁でちょっと心配になりますことは、たとえば国債保有を増加する、ところが支払い資金の必要に迫られて、その国債の売り払い等を必要とするような事態が起きた場合、当時の国債価格の変動等によって損害をこうむるようなことはありはしないか、そういうことがあると、運用利子をふやそうとして逆に損害を受けるような事態も招きかねないと思うのですけれども、そういう点についてはどういうように考えておられますか。
【次の発言】 そういう心配はないとすれば、これはそういう保証ができるのかどうか。必要なときに必要な資金を得るための売りオペ、買いオペの関係は保……

第39回国会 運輸委員会 第9号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 ただいま議題となりました踏切道改良促進法案につきまして、日本社会党を代表して二、三要望を兼ねて討論をいたしたいと存じます。  本法案は、最近の道路交通のひんぱん化に伴い、自動車事故等の激増するのを防止するために鉄道踏切の改良を促進せんとするものでありまして、その趣旨につきましては私どもあげて賛成をいたすところであります。しかし、本法案をただいままで審議いたして参りましたところを見ますると、多くの矛盾点やあるいはまたこの法案を改正すべき諸点も多々あるのであります。しかも審議の過程で明らかになりましたように、政府が行政上法律をもってこの踏切道を改良するゆえんは、今まで業者によって……

第39回国会 運輸委員会 第10号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 ごく簡単に御質問を申し上げます。  まず大分交通のがけくづれについてでございますが、当日の集中豪雨によってがけぐずれが起きたというのが原因のようでありますが、この地点は私も二、三度参りまして大体の地形はよくわかっておるのでありますが、線路とがけの切羽との距離はきわめて接近したところであって、非常にカーブの多いところでありますが、岩盤が出ておるその上の状況は非常にがけくずれのしやすい、いわば山津波の起こりやすい状態にあるような地点で、非常に危険だと私も見ておったのですけれども、平素これにつきまして、当地方の陸運局等も、いわゆる災害防止の建前からいいますと、やはりそれの対策を立て……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会 第14号(1962/02/16、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は主として交通、運輸関係につきまして、それぞれ関係大臣に御質問を申し上げたいと思います。  まず第一に、陸運関係について御質問を申し上げたいと思います。政府は昨年新しい輸送力増強五カ年計画を発表されて、実行に移されておるわけでありますが、その五カ年計画の基本は、いわゆる所得倍増計画に合わしての輸送力増強五カ年計画、こういう説明をたびたび受けて参りました。ところがこの所得倍増計画は、この国会当初から政府の施政演説あるいは本予算委員会における質疑応答等におきましても、これはそのようないわゆる国民所得倍増計画という政策によりまして、各所に非常に大きな断層をもたらして参りました。そ……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 予算委員会 第5号(1962/11/09、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は、予算の執行面から二、三お尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、これは私非常に遺憾に思うのでありますが、十月十日前後を通じまして、新幹線の土地買収問題にからみまして非常にいまわしい報道がせられております。国家的な大事業として、この東海道新幹線の工事が進められている際、こういう問題が大きく社会をにぎわすに至りましたことは、私どもまことに残念に思うのでありますが、まず運輸大臣にお尋ねいたしますが、一体運輸省は、国鉄の工事等に対しましてどういう監督を行なっておられるのか、それを承りたいと思います。
【次の発言】 事が起こりましてからいかに監督をきびしくいたしましても、それ……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 今の答弁からお伺いしたい点が二点あります。一点はつなぎ融資、これは私前に予算委員会でも答弁を求めたのですけれども、実際のつなぎ融資の対象、つなぎ融資をなさったらば、そのつなぎ融資の返済対象はどういうことになりますか、それが一点。  それからもう一点は、承りますと、三十七年度内で、特別交付税交付金あるいは普通交付税交付金は、これらの豪雪地帯に対しましてもうほとんど予算は使い切っておるのじゃないかと思いますが、その場合、今までの御答弁を承っておりますと、三十八年度分の普通交付税の繰り上げ支給もしくは特別交付税交付金の支給によってこれをカバーするとおっしゃる。それは大体お話がついて……

第43回国会 予算委員会 第7号(1963/02/06、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は、前日に引き続きまして、社会党を代表して若干の質問を行ないたいと思います。  実は、防衛庁に関する質問につきましては、あとで同士委員からの質問がありますので、若干の質問を行なって、主として内政問題、特に雪害対策等につきまして質問をいたしたいと思っておったのでありますが、防衛庁長官が途中用件があるようでありますから、簡単に二、三の点について御質問を申し上げたいと思います。その前に、私は、質問をするにあたりまして、将来の理想や理念はいろいろありましょうが、現実に今起こっておる問題にのみ質問を行ないますから、従って、率直に総理以下各閣僚からお答えを願いたいと思います。  私は、……

第43回国会 予算委員会 第10号(1963/02/09、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 ただいまの通産大臣の御答弁によりまして、各産業に対しての金融措置を緊急にとられておることは承知をいたしました。  大蔵大臣にお伺いをいたしますが、このたびの豪雪につきましては、中小企業はもちろんのこと、交通機関等におきましても、長期にわたりましてその機能を停止いたしております。従って、これら地域の中小企業もしくは交通機関等につきましては、収入は皆無の状態が長期にわたって続いておるのであります。しかし、私企業等でありますために、公的なものにつきましては補助等がありましょうが、私企業についてはなかなか補助等も従来の慣例に従っても困難でありますけれども、しかし、私は、ある一定の限界……

第43回国会 予算委員会 第16号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和三十七年度一般会計補正予算外二件の補正予算を編成して提出を求めるの動議に賛成の討論を行ないたいと存じます。  まず最初に、今冬北陸を初め本土日本海側各府県及び九州の一部を襲いました豪雪は、十数年あるいは数十年来の積雪であり、その被害の広範かつ甚大であることはすでに承知し尽くされているところであります。このたびの豪雪被害の特色は、交通機関の途絶による経済活動の麻痺による農工製品の搬出入の不能による被害、交通機関の除雪費や停止期間中の収入減、除雪後あるいは除雪中の作業や交通による施設の破損の被害、農業施設の倒壊や果樹……


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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1961/04/13、29期、日本社会党)

○山口(丈)小委員 ただいま説明を聞いたばかりでありまして、まだ私も深く勉強しておりませんので、あまり詳しい内容に立ち入って御質問できないわけでございます。  まず第一に、海外事務所の補助金が年々ふやされていることは大へんけっこうなことでありますし、海外からの観光客を誘致するためにはこれをさらに強化して、いわばこれは一種の投資でありますから、収入をふやそうとすればそれに伴う投資が必要になるのは当然だと思うのです。ただいま承りますと、海外のこの種の事務所は九カ所ということを聞いているのですが、私はこのほかに民間会社でこういった事務所を持っているところもあるのじゃないかと思いますが、現在補助の対象……

第38回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第2号(1961/04/27、29期、日本社会党)

○山口(丈)小委員 私は前回のこの委員会におきまして観光局長からいろいろ御答弁をいただいておりますので、本日は大臣にごく簡単にお伺いをいたしたいと思います。  ただいま御説明の中で、外国の客を誘致するために、海外においてもまた国内においてもその受け入れのためにいろいろな施設が充実されつつありますし、そのあっせんのための施設も機構もいろいろ作られておるわけでございます。このうち日本観光協会が設立されまして外客の誘致についてその受け入れ等についても非常に努力をされておるのでありますけれども、実際には観光協会の国内のサービス・センターの充実等につきましては、これは前回の委員会におきましても御質問を申……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○山口(丈)小委員 総務長官お急ぎのようでございますが、御承知の通りオリンピックを控えまして、この委員会で観光小委員会が設けられました。従前からあったのですが、前国会から私、提案いたしまして、特にオリンピックを控えて恥かしくない観光態勢、あるいはそれに伴う施設態勢を整えるべきであるということで与野党ともに賛成をいたしまして、この小委員会を作ったのであります。そこできょうは、内閣におきまして総務長官が主としてオリンピックの諸問題についてその衝に与たられておるということでございますので、御出席を願ったわけでありますが、まず、昨日の都議会におきまして、朝霞キャンプからワシントン・ハイツに選手村を移す……

第39回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1961/12/05、29期、日本社会党)

○山口(丈)小委員 関連して。これは、今まで自治省からの御説明がありましたが、私はもっと高度な点から考えてもらわなければならぬと思うのです。ただここで法理論やそういうようなものを議論してもこれは解決しない問題だと思っております。すでにこういう税が非課税になるということに対しては、これが創設されたときにはたしか社会党は今自治省の言われたような趣旨で反対であったわけです。ところがその後こういう特例法が実施されて、そしてそれは外客誘致の政策的な手段として大きく海外に宣伝をされておる。従って、この税が非課税措置がとられたときとは、すでにわが国の立場というものは違っているのです。国際的に違っております。……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○山口(丈)分科員 私はごく簡単に二、三お伺いをいたしたいと思います。  先ほどからの質問にも消防の問題が非常に重く取り上げられ、昨日の上林山委員の質問でも農村の実情が訴えられたのですが、私は少し答弁に十分でない点があると思いますので、お伺いをしておきたいと思います。  この市町村の消防施設の整備費並びに同様消防ポンプの購入に対する補助として、七億円が計上されております。その次に、第三に消防職員の公務災害補償責任共済基金の補助に必要な経費、これが五千六百万円組まれております。このようにして消防の職員に対するいろいろな施設の費用が組まれておるわけですが、専従の消防職員が置けるような自治団体、これ……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)【議会役職】

○山口(丈)主査代理 畑和君。

第40回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)【議会役職】

○山口(丈)主査代理 岡本君、時間が過ぎておりますから、簡単に願います。
【次の発言】 上林山榮吉君。

第40回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1962/02/24、29期、日本社会党)【議会役職】

○山口(丈)主査代理 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時五十分まで休憩いたします。    午後零時五十九分休憩

第40回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○山口(丈)分科員 もう同僚から非常にたくさんの質問がありましたから、私は、ごくかいつまんで簡単に御質問を申し上げますので、簡単にお答えを願いたいと思います。  まず、この予算説明書の中を見ますると、本年は特に郵便貯金の増強策を講ぜられて、五十万円まで預金限度を引き上げる、こういうことで、私は非常にけっこうだと思うのです。ところが、その目的を果たすためには、財界も、一般市銀の預金の金利をこの際引き上げる時期にきておるということを、たしか政府の方に陳情するということが伝えられておるのですけれども、政府事業としても、現在の郵便貯金金利をいま少し引き上げないというと、なかなかこの目標を達成することは……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会公聴会 第1号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○山口(丈)委員 私は経済はしろうとですから、わからないのですが、一、二点お伺いをいたしたいと思います。  今、日本の経済非常にやかましく論議をしておるわけですけれども、一つ宇佐美さんにお伺をいたしたいのですが、景気の上昇見通しが非常に早まるのではないかという見通しをおっしゃったわけでございますが、私は今日の日本の設備面から見まして、ここ一、二年の間の設備投資は非常に急激に増加をしておると思います。そのために、貿易の収支は非常に悪化をした。これの原因は、やはり政府の所得倍増政策というものが非常に経済界を刺激したものである。これは失敗あるいは成功であったとか、いろいろ言われますけれども、私は、経……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○山口(丈)分科員 私は、簡単に三、四点御質問いたしますから、簡潔に一つ御答弁をお願いしたいと思います。  昨日の質問で、本年の電話の積滞解消について島本分科員から答弁を求められたわけでありますけれども、どうも当局の答弁の内容がはっきりいたしません。  そこで私は質問いたしますが、最近では特に近畿圏あるいは関東、東京の周辺部の諸都市におきましては、政府の方針もありまして、都心部への人口の集中を防ぐという意味から、だんだんと住宅地もその主要都市を中心にした、むしろ郊外へ大きく建設の手が伸びておるわけであります。従って、都心部とこれら衛星都市との間の電話による通話の必要性というものは、大きく言いま……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○山口(丈)分科員 政務次官に一つお伺いをいたしますが、ことしの道路関係の経費につきましては、例年にない予算を組まれておると思います。その努力に対しましては非常に感謝いたすのでありますが、私は根本的な考え方について一つただしておきたいのです。  御承知の通り、本年度の道路経費に充てられるべき揮発油税は千九百二億五千九百万円の税収、こういうようになっておるわけであります。道路費の総額、これは失対は別にいたしまして、純建設省に計上されておる経費は二千二百五十億九千四百万円、こういうのであります。こういたしますと、揮発油税が目的税として創設されましたときに、私どもはもしそれを目的税にすると、大蔵省は……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○山口(丈)分科員 私は、一点だけ関連して質問をしておきたいと思うのです。これは、自治大臣のさっきからの答弁、私は感激いたしました。まことにその通りだと思うのです。ここで法律違反をしておるとか、これが選挙違反とか違反でないとか、そういうことは私は、立法府であるわれわれとしては断定すべきものじゃないと考えておる。また自治大臣としてもこれが違反であるいう断定はしかねると私は思うのです。今日は人権尊重の世の中ですから、すべてが現行犯であって、今警官の目の前で人を殺した、これでもやはり殺人の疑いとして逮捕されているので、日本人の考え方でいけば、私の考えは古いのかもしれませんけれども、断定をしていないの……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○山口(丈)分科員 私は、主として、まず最初に運輸省の組織及び機構の問題についてお尋ねいたします。  現在の特に自動車交通の非常に脅威的な発展に伴いまして、運輸省関係の行政事務は繁多をきわめておる状態であります。そこで、自動車局長にお尋ねをいたしますが、現在東京陸運局が取り扱っております管内の陸運関係の行政状況はどういうことになっておりますか。一つ概略でよろしいから御説明を願います。
【次の発言】 さらにお伺いをいたしますが、今日各都道府県に陸運事務所というのが設けられております。これの行政、指導は、もちろん運輸省の所管に属すると思われるのですが、この現状は一体どういうことになっておるのでしょ……



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データ更新日:2023/02/05

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