このページでは武藤山治衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○武藤山治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました関税定率法の一部を改正する法律案及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を試みんとするものであります。(拍手) 反対の理由の第一は、経済的側面から見て、大衆の利益よりもむしろ独占企業本位のカルテル関税的性格が強過ぎる点であります。第二の理由は、法制上、憲法の目的とする精神に反する点、すなわち、憲法違反の疑いがある点であります。(拍手) 以下、簡単に諸点について指摘いたしたいと思います。 大蔵大臣の提案説明では、二つの目的で関税体系を整備したいと申し、すなわち、産業構造の変化に対応すること、貿易自由……
○武藤山治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました所得税法の一部を改正する法律案に対し、討論を試み、政府並びに自民党の反省を求めたいと存じます。(拍手) 今回のおもな改正点は、減税措置として基礎控除、配偶者控除の各一万円の引き上げ、青色申告者の専従者控除年令差別の除去、道府県民税の所得割税率の改正がおもな点であります。これらの減税措置としての改正歩、いかに不妥当、不合理、小幅で不公平なものであるかは、私が申すまでもなく、賢明なる諸公のよく認識しているところであろうと存じます。(「うそをつけ」と呼ぶ者あり)うそをつけというヤジがございますから、以下、その事実について述べ……
○武藤山治君 私は、日本社会党を代表し、ただいま上程された国民金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、その不当、不公平なる内容を明らかにし、反対の討論を試みようとするものであります。(拍手) 本法案の内容の要点は、第一に、旧地主すなわち農地被買収者に限り、二十億円を特別ワクとして国民金融公庫に設定し、一般国民大衆に貸し出す資金と区分することであります。第二点は、貸付利率は、一般国民に対する普通貸付においては年九分であるにもかかわらず、旧地主にだけ六分五厘の貸付をするという点であります。何ゆえに旧地主なるがゆえにかかる特別優遇措置をとらなければならないかというところに大きな問題があると私は思う……
○武藤山治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になりました税法三法に対し討論を試み、政府・自民党に反省を求むるものであります。(拍手) 今回の税制改正の内容は、所得税初年度二百七十七億、法人税十九億、租税特別措置の新たな拡大により二百四十六億円の減税をしようとするものであります。その二百四十六億の租税特別措置のうち、二百一億円を利子配当の追加減税にしようというのであって、私どもは、かかる不公平な減税のやり方に対しては断固反対をするものであります。(拍手)特に、昭和三十八年度に予想される三千百三十億円の自然増収のうち、所得税はわずか二百七十七億円しか減税をしないのにかかわらず、利子配当……
○武藤山治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま上程された秋田社会労働委員長解任決議案の提案理由に関連して、若干の質問をしてみたいと存じます。 十八日午前十時過ぎよりまる四日間にわたり、国会審議は麻痺し、国権の最高機関たる議会の機能はストップの状態である。しかも、原副議長までが答弁者の指名を忘れて質問者を指名するがごとき、まことにエキサイトした状態が、今日の国会の実情であります。まことに憂慮すべき事態であります。かかる事態がなぜ発生したのか、その原因を究明し、その責任をただすことは、民主政治を発展させるために、まことに重要であると私は信じます。 民主政治が取り入れられていまだ十六、七年し……
○武藤山治君 ただいま広瀬議員からの質問に対して、この重大なる本会議場に総理大臣が出席をしていないということは、まことに遺憾であります。(拍手)私どもは、議運委員の指示に基づきまして、採決前に総理の答弁を聞くということを了承して、先に討論に入りたいと存じます。 ただいま議題となっておりまする法律案の名前を、議長は間違って提案をいたしておりますが、それは中小企業等協同組合法等の等を除いておるのであります。との協同組合法等の中には、非常に重要な法律が含まれておるので、私は、議長にぜひ議事録を訂正するように御忠告申し上げておきたいと思うのであります。(拍手)この中小企業等協同組合法等の一部を改正す……
○武藤山治君 ただいま少数意見報告にもございましたように、今回上程されました国民金融公庫の出資金の増額の問題は、旧地主に特別二十億円のワクで特に低利の融資をしようとする法案であります。昨年の通常国会に提出されましたが、すでに満一年以上経過するも成立をしなかった法案であります。満一年間たなざらしにされたというこの事実は、本法案がいかに不当、不合理な法案であるかを如実に物語るものであります。 旧地主団体が長い間働きかけ、特に自民党の党内にその指導的圧力グループができ上がり、与党・政府はいかんともしがたく、特に昨年七月、参議院選挙を前にして、旧地主勢力を有利に使おうと考え、本法案を提出したものと断……
○武藤委員 総裁に、引き続いてたばこの収納価格の問題について、要望と質問をかねて二、三点伺いたいと存ずるのであります。時間も非常に過ぎておりますから、簡単に御質問いたしますので、明快なる御答弁を要求いたします。 昨日も、同志の足鹿委員から、収納価格は党派を超越して決定すべきものであるし、すみやかに農民の代表の意思を参考に入れた価格をきめろ、こういう強い要望がありましたが、そのときに、大臣は、総裁の申請があればそのまま決定をしたい、こういう答弁を昨日行なったのであります。そこで、私は総裁にはっきり伺いたいのでありますが、五%の引き上げという総裁が発表した意見は、どういう事情が発生しても、これ以……
○武藤委員 関連して。
ただいま有馬先輩の質問をめぐって一、二点関連をしてお尋ねいたしたいのですが、農家の所得税を納めておる数が十三万戸程度になってきたということで、あなた方は減ったと思っているのかもしれませんけれども、昭和九年、昭和十年ごろの農業者で所得税を納めておる計数というのは一体どのくらいありますか、それを最初に伺いたい。
【次の発言】 そこで問題になるのは、昭和九年、十年を基準にして、日本の経済がこれこれこれだけ伸びた、あるいは生活水準がこれだけ伸びた、そういう比較をなされておる今日、農民の課税対象になっておる件数が十三万になったから減ったなどという考え方がもしあるとすれば、これは……
○武藤委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま採決に付されんといたしておりまする産業投資特別会計法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を試みんとするものであります。 すでに、この問題につきましては、予算委員会あるいは本会議におきまして、わが党代表から、鋭く政府の猛省を促し、財政法違反であるという点は明白に指摘をいたしたところであります。従って、私は、あまりこまかい点に及ばずにおおまかに、現在政府の提案したこの取り扱いの仕方というものが、非常に法の精神をじゅうりんしておるという点を指摘し、今後の行政官並びに政府当局の反省をぜひ求めるという意味からも反対いたしたいと思うのであります。 ……
○武藤委員 最初に政務次官にお尋ねしようと思ったのですが、いないようであります。今回上程されておりまする補助金等の臨時特例等に関する法律の問題でありますが、昭和二十九年に特例法ができて、その後、年々、一年一年延長しておる、こういう取り扱いをしておるわけであります。今回の提案の趣旨説明を読んでみますと、その処理につき結論を至急得たい、こういうようなことを政務次官はおっしゃっておるわけでありますが、今まで六年有半の間なぜこれを特例法という形で処理されてきたか。もっと実体法の中へ個々のものを入れるなり、あるいは停止してしまうものは半永久的に停止してしまうかという態度が、なぜ六年有半も期間があったのに……
○武藤委員 関連して。
最初に、国民金融公庫の出張所の増設のことですが、ただいま四カ所くらい年々ふやすような希望でおる、こういう御説でございます。そのふやす場合の基準でございますが、どんな基準で――たとえば地理的な、県庁所在地と他の大きな都市との距離が離れておるとか、あるいは産業構造が非常に中小零細企業が多い都市があるにもかかわらず、県庁の所在地に遠いとか、いろいろの考慮が必要だと思うのですが、とりあえずそういう出張所を設ける場合の基準というのはどんなものを考えておるか、この点一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 自分の県のことで恐縮でございますが、たとえば栃木県などは、宇都宮にはあります……
○武藤委員 揮発油税の税率引き上げについて質問いたしたいと存じますが、今回提案されております揮発油税の中で、非常に各方面に影響があり得る改正が行なわれておりますので、きょう質問のしきれない場合には、後刻また追加質問をいたしたいと存じます。
まず最初にお尋ねいたしますが、三十二年度、さらに三十四年度と引き上げを行なってき、さらに今回再び一五%という非常に大きな引き上げをする最大の理由、それをお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの答弁では、諸般の事情によって一兆八千億円の当初の五カ年計画を二兆一千億円にした。その諸般の事情というのが非常に私は問題だと思うのです。当初、大蔵省は、……
○武藤委員 私は、日本社会党を代表して、揮発油税法の一部を改正する法律案及び地方道路税法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論をいたしたいと思います。 私どもが本案に対して反対をする理由は大体五つございます。第一は、池田内閣の公的無視という点であります。第二に、税負担の公平化が侵害をされておるという点であります。第三は、目的税の範囲を逸脱した無謀な引き上げであること。第四は、道路整備五カ年計画の内容が非常にずさんであること。第五に、物価引き上げを一そう促進して大衆負担の増大をもたらすという点であります。以上の諸点について具体的にこれから申し述べ、ガソリン税引き上げに反対をするものであります……
○武藤委員 やはり加藤委員の質問に関連して、二、三通産当局の方へ伺っておきたいのでありますが、一つは、イギリスとの取りきめをする場合に、取引する場合に、おそらく六カ月前か一年前くらいに商社は契約をしておる。そういうときに急に関税がばんと引き上げられると、その損害は一切日本の問屋が引き受ける、こういう契約条項になっておると聞いておるのであるが、その点は事実はどうなっておるかを、まず第一点としてお聞きしたい。
【次の発言】 そうすると、問屋は一銭も損害を受けない。それはもうはっきり確認して間違いないわけですね。
それから、先ほど報復的な措置は何も心配はない、こういうことを申しておりますが、念のた……
○武藤委員 ただいまの答弁は、予算の関係の中には、本年は十五億円しか該当しないから当然収入見込み額の中に勘案してある、こういうことですが、もしそうだとしたら、これは予算編成当時からこういう措置法を提出するのだということはさまっておったわけですね。きまっておったとすれば、なぜ十七日の本会議で議決された特別措置法の一部改正案の中にこれを出してこなかったのか。今になって、同じ国会中にもかかわらず、わずかの期間のズレをもってこういうものを出してくるという処理の仕方ですよ、問題は。このおくれてきた理由は一体何ですか。この前の特別措置法と一緒に出せなかった最大の理由を一つ伺いたい。
○武藤委員 関連して。
三十七年産の収納価格はバルクライン方式でいくか従来のパリティ計算でいくか、その点簡単に伺いたいと思います。生産費及び所得補償方式という計算方法でいくのか、それとも従来のパリティ指数を主にした収納価格でいくか、その考え方をちょっと聞きたいのです。
【次の発言】 そこで、要望として申し上げたいのでありますが、今政府は選択的拡大ということを農民に指導しておる。特に本年から大麦、裸麦を一年間に十二万町歩やめなさい、やめたものには補助金を上げますよ、こういう形で採算のとれない農産物はやめる傾向にあるわけです。そのかわり果樹とか酪農そういうものに非常に力を注いでおるわけであります……
○武藤委員 大へん時間がおそいようでありますから、要点だけをかいつまんで質疑をしてみたいと存じます。
最初に、大臣がお見えになる間に大臣にお尋ねしておきたいと思います。実は私どもの栃木県、群馬県、埼玉県の青年会議所の諸君が、第二国際空港の誘致運動と申しますか、アイデアを打ち出しまして、過般九月の十二日の日だと思いますが、斎藤運輸大臣と小平総務長官に面会をして、その青年の構想なるものを文書をもって手渡したと聞いておりますが、そういう事実があるのかどうか、大臣に一つお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 今の大臣の答弁を聞きますと、大臣と防衛庁なり、他の管轄の庁との間の連絡が不十分のために、……
○武藤委員 ただいま本委員会に上程されておりまする会計法の一部を改正する法律案について、以下常識的な点かもしれませんがお尋ねをして参考にしたいと思うわけであります。 以前、大蔵省からいただきました契約実績調という資料によりますと、一般競争契約、さらに指名競争、随意契約の三つの部類に分けて、その入札金額やパーセンテージなどを調べてみますると、今日本全体の一年間の契約金額が大体三千三百九十三億円ございますが、そのうち法律に原則として定められておる一般競争に付しておるのはわずか十億円程度でございます。あまりにも一般競争に付しておる額が少な過ぎる。パーセンテージにしては一%も出てこない、こういう実態……
○武藤委員 最初に総裁に、たばこの専売事業とさらにショウノウの問題についてお尋ねしたいわけでありますが、最初にたばこの問題から一つお答えいただきたいと思います。 御承知のように、今たばこの耕作が年々減っておりまして、昭和二十九年から三十五年までのわずか六年間に十万戸の耕作者が減っております。さらに面積にいたしましても一万ヘクタールからの減反になっております。その原因にはいろいろあるわけでありますが、私ども農民から率直に聞いておる点では、収納価格が低過ぎるということが、かなり大きな減反の原因になっておると思います。そこで公社も今年の九月八日、審議会で異例ともいうべき再度引き上げをやりまして、そ……
○武藤委員 会計法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案を上程いたします。 案文の朗読をいたします。 会計法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 一、国の行なう売買・貸借、請負その他の契約等本法の運用に当っては、各省各庁は、中小企業者の不利益にならないよう資格要件策定その他について十分に配意すべきである。 二、指名競争入札及び随意契約が拡大される傾向にあるが、これに伴なう談合や不断行為のないよう業者と担当官の関係を十分規制するよう配意すべきである。 以下、簡単に本決議案を上程する趣旨を申し上げたいと存じます。 御承知のように、従来国の契約金額を検討してみますと、約九九%が随……
○武藤委員 関連。大臣に参考までにちょっとお尋ねしておきたいのですが、今日の国際収支の悪化を招いたのは設備投資の増大であることは常識なんですね。そこで、今日本に会社と名のつくものが大体四十三万あるそうですが、一億円以上の資本金を持つ会社の設備投資をした金額、大体どのくらいになりますか。あるいは本年度の計画でもよろしゅうございます。
【次の発言】 私どもがいろいろ資料を調べてみると、一億以上の会社が日本全国で千七百五ある。そのうち大体二十億以上の資本金の会社は、今日の設備投資が非常に大きな部分を占めておる。会社総資産、そういう面から見てもそういうでかい企業は大体七割を占めておる。そういうところの……
○武藤委員 しかし、これにはアメリカとかソ連とか、そういうことは中身については述べていないわけだから、アメリカ、ソ連両側の合意に達せられるような「有効な国際管理」というのだから、これから大いに話し合いを早く促進せいという意味でしょう。査察は含まないと考えているのです。
○武藤委員 ちょっと関連して。 阪上先生がおっしゃったことに対するお答えとして、政治的な判断で、できちゃったことはしようがない、今後できるだけ慎む、そういう委員長の御意見はわかりますが、ゆうべの状況を見ておると、政治的な信義というものも全く破れておるのです。というのは、僕も傍聴しておったのですが、委員長は、質問者の岡田さんに対して、あとに質問者もあることですから簡潔に御質問願います、こう言って、ものの十分とたたぬうちに、同一人が質問している最中に、ぱっと打ち切られた。これは四者会談で、公党の立場で信義を約しても、一人の人が質問の最中にぱっと切るというようなことは、どうも信義に反する行為だと思……
○武藤委員 もう時すでに十二時半になんなんとしておりまして、十二時から一つ会合を予定しておりますので、意を尽した質問はできませんから、資料提出の要求をいたしておいて、後ほど親切な具体的な資料を提出願いたいと存じます。 そこで簡単に尋ねておきますが、今谷川参事官やさらに生産部長はたばこの価格はやや妥当な収納価格だというようなことをしきりに弁解これ努めておるようでありますが、私どもの調査によると、大へん不満足な、非常に欠陥の多い算定ではなかろうかと思うのであります。 そこで一つ資料として提出願いたいのは、過般の審議会に提出されたたばこ耕作審議会資料の最後から二枚目のページに、昭和三十五年度の農……
○武藤委員 私はまだ新米議員でございますから、日銀総裁というと大へん頭の緻密な、しかも確信にあふれた、日本の金融界を担当する大物のつもりで質問をいたしますので、一つ具体的に、わかりやすく御説明願いたいと存じます。 今、総裁の最初のお話を承ったり、同僚の質問を聞いておりますと、どうも全体的に非常に確信がない、総裁自身が全く行き当たりばったりの答弁をしておるという感じを受けるのです。たとえば金融の問題の法律できめられた権能だけは、日銀としてどこからも束縛を受けずにやるが、常に政府や財界、経済界などとも相談をして日本の金融を担当していくんだ、こういうようなことを言っておりますが、そういう観点からい……
○武藤委員 簡単に総裁並びに担当官にお尋ねいたします。時間の予定がございますので、簡単にお尋ねいたしますが、要点だけお聞かせを願いたいと思います。
しよう脳専売法を廃止する法律案についてでございますが、法律施行後六カ月間大臣の諮問機関として審議会を設けるということになっておりますが、この審議会の人選はどんな基準で人選をするのか、どういう方面から審議委員を選ぶのか、この点を最初に承っておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、今の第一加工業者それから第二加工会社、両方の代表あるいは協同組合の代表、そういう者から選ぶという受け取り方で間違いございませんか。
○武藤委員 大臣がせっかくお見えになったところですから、大臣にお尋ねする点だけ一、二お尋ねをしておきたいと思うわけです。
来年度の所得の伸びの問題でございますが、経済指標の伸びと税金の方の伸びの関係について、どういう指数に基づいてどういう算定をしたか。経済の成長の伸びと税金の伸びの間にどうも大へん食い違いがあるような気がするのですが、そういう点について大臣の見解を聞かしてもらいたいと思う。
【次の発言】 時間がありませんから、大臣に重要な点だけ聞いておいて、今の経済の成長率と税金の成長率との食い違いは、本会議後、数字に基づいて具体的にお尋ねをしていきたいと存じます。
大臣に一つお尋ねをいた……
○武藤委員 主税局長に少し勉強する意味でお答えをいただきたいと思いますが、税制調査会の資料によりますと、資本金別の会社数なども調査対象として二千百七十社を調査しておられますが、まず最初に、今日日本にどれくらいの法人数があるかをお尋ねいたしたいと存じます。それからその法人と名のつくもので、さらに課税対象に入っておる法人がどのくらいあるか、まずその点からお尋ねをいたします。
【次の発言】 課税法人が四十三万三千と仮定をして、資本金百億以上の会社はどれくらいございますか。
【次の発言】 五十億以上はわかったのですが、今度は十億から四十九億まではどのくらいございますか。もし十億がわからなかったら、その……
○武藤委員 物品税について少しお尋ねしてみたいと思いますが、今主税局長から佐藤先輩に対していろいろ御答弁がございましたので、それほど尋ねる点もないのでございますが、主税局長の御答弁を聞いていると、財源確保が非常にねらいのような答弁をしておりますので、最初に税収の増減についてお尋ねをしてみたいと思います。 本来なら、政令が規定されるこまかい内容についても、審議の前にわれわれに配付をしてもらえると、非常に親切な態度であり、われわれの審議もやりやすいのでありますが、こまかい内容についての表が出ておりませんから、少しお尋ねをいたしますが、十六品目の廃止による減収額は何んぼになりますか。
○武藤委員 ただいま財政法の一部を改正する法律案についての質疑の時間をいただきましたので、あとで堀委員の方から詳しく御質問がある予定でございますから、簡単にアウト・ラインだけでもお尋ねしておきたい。
まず第一は、今回の提案理由の説明を見ますと「国の財政の合理的な運営に資するため、」改正をする、こういうことが第一点に改正の目的として書かれておりますが、今度の改正によって合理的な運営がどういう面に具体的に現われるのか、合理的ということは一体どういうことをさしておるのか、そういう点を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 「国の財政の合理的な運営」と言えば、もっと広範にわたる財政法の改正、も……
○武藤委員 銀行局長に質問する予定になっておったのでありますが、きょうも何か都合でお見えにならないというので、まことに残念でございますが、前回もヨーロッパに飛び立つ前の日に、銀行局長時間をだいぶおくれて来て、今回はまた一週間も前に通告をしておいたにもかかわらず出席をしないということは、まことに残念でございます。今後そういうことのないように十分委員長の方からもお伝えを願いたいと思います。 最初に原則的なことから佐竹財務調査官にお尋ねしておきたいと思いますが、主としてこれからお尋ねしようとする点は、預金者保護の問題でありますが、現在の銀行法あるいはその他の政令、規則、そういうようなものの中に預金……
○武藤委員 ただいま総理は私の処理の仕方が正しいということをおっしゃっておりましたが、どうも総理はあまりにもえこじなので、少しく関連質問で――総理の、自分の処理の仕方が正しいという論拠が明らかでないので、ただ言葉だけで私の処理の仕方が正しいなどと言っても国民は納得せぬと思うのです。正しいならば正しいという論拠を明らかにしたいと思うので、私は一つお尋ねしておきたいのですが、時間がありませんから、二点にしぼって今のに関連してちょっとお尋ねしておきたいと思います。 その一つは、産業投資特別会計の運用益は平年度百五十八億円ということを理財局長は答弁をしております。そうしますと、ガリオア・エロアの返済……
○武藤委員 ただいま社会党委員十二名より提案をいたしました動議に対しまして、賛成の意を表したいと存じます。ただいま自由民主党の代表の方は、ガリ・エロ返済は当然であり、しかも産投会計から出すことは正しい方法であるというがごとき、まことに国民を欺瞞する討論をいたしておりますので、以下私は幾つかの具体的な、私たちが債務でないと心得る理由を申し述べ、さらに、財政法に違反する疑いの点を指摘して、本動議に賛成の意を表したいと思うのであります。 第一は、アメリカの占領地救済支出予算、一九四七年五月にアメリカ議会で議決をされましたその内容を見てみますると、米国の責任と義務に応ずるために占領地に経費を支出する……
○武藤委員 先ほど先輩の横山さんから、質問の窓口だけあけるということで質問を閉じたようでありますから、少しく窓口から入って上がりはなにすわる程度までの質問をしておいて、後ほどまた、先輩がたくさん控えておりますから御質問を紡げることと思います。
まず最初に大臣にお尋ねいたしますが、今回提案されております国民金融公庫法の一部を改正する政府提案の二十億円の増資については、その目的は一体何であるか、それを明らかにしておきたいと思いますから、二十億円を増資する目的を一つお知らせを願いたいと思います。
【次の発言】 公庫の貸付対象もだんだん広まってくるし、運営も円滑にしなければならぬという、この二つの理……
○武藤委員 私は主として昭和三十七年度の予算の執行状況を中心に、特に今日日本の経済で一番大きな問題になっております貿易の振興という立場から、二、三の大きな問題を取り上げてお尋ねしてみたいと思うのであります。まだ通産省の輸出振興部長がお見えになっておらないようでありますから、お見えになるまで主として海外経済協力基金の問題について、現在までの執行状況、それの効果などについてお尋ねをしてみたいと思います。 御承知のように、政府は今日の国際収支の改善策として一番力を入れたのは、貿易振興及び経済協力費の問題があろうと思います。特に本年度の予算では百三十九億円という前年に比して三十億円の増額をはかるとい……
○武藤委員 大臣、非常にお忙しい時間のようですし、十分間という割り当てですから、就任したばかりの大臣で、まだ知らぬ知らぬということで、おそらく確答が得られないのではないかと心配をしておるわけですが、まず最初に、渡良瀬川遊水池を米軍演習地にしようという政府側の動きに対して、反対の陳情を受けた、その事実を覚えておりますか。その点いかがですか。
【次の発言】 現存群馬県太田の大泉というところに、米軍の演習地があることを大臣は承知しておりますか。
【次の発言】 それは現在の時点で、はっきりアメリカの演習地ということで、従来の関係はそのまま存続されておりますか、その点いかがですか。
○武藤委員 いまのに関連して。さっきも柳田理事から、議長は何ら誠意をもって正常化の努力をしなかったと言われたが、私も同感なんです。きのうも議長のところへ社会党からいろいろ申し入れに行ったはずです。そのときに議長は、委員会のことは委員会にまかせてあって、これは自主性なんだ。――議長として、正常化のために、委員会の理事なり委員長なりを集めて、こういう政治的の混乱が起こったらどうすべきかというようなことについて、もっと早い機会に手を打つべきだったと私は思うのです。ところが、十九日の日にも社会党から申し入れに行ったにもかかわらず、議長は何ら手を打たないで、傍観をしておる。翌日はまた内閣委員会で混乱が起……
○武藤委員 私は、日本社会党を代表して、特に今回提案されております財政投融資関係の点について大臣並びに企画庁その他担当事務官にお尋ねしたいと思います。 本年の財政投融資総額は、御承知のように、昨年より二千四十五億円という大規模な財政投融資計画を出されておりますが、この一兆一千九十七億円という財政投融資の詳細について尋ねますると、大へんな時間がかかりますので、まず大蔵大臣に先に要点だけをお尋ねしておきたいと存じます。 第一は、大臣の財政演説の中で、財政投融資計画は、時代の要請と現下の経済情勢に即応して、規模の拡大に努力したという演説がなされたわけでありますが、この「時代の要請と現下の経済情勢……
○武藤委員 きょうは前回財政投融資の御質問をいたしたときに質問残りにしておきました一、二の問題についてお尋ねをしたいと思いますが、まず最初に具体的な処置について御回答いただきたいと思います。 租税特別措置法の中で、特に機械の耐用年数に関する問題でありますが、非常にこまかい部面に入りますので、ちょっと法令の条文を申し上げますると、租税特別措置法施行令第六条第二項の規定による特別措置でありますが、その中で、特に大蔵省が昭和三十六年七月二十二日に告示をいたしました機械の中で、番号は三十九、さらに百四十六というナンバーがついておりまして、メリヤス製造機械の機械償却でありますが、その告示の中で、「働き……
○武藤委員 ただいま議題になっております産業投資特別会計法の一部を改正する法律案について、すでに坪野議員から御質問がございましてあるいは重複するかもしれませんが、できるだけ重複を避けてお尋ねしてみたいと思います。
まず最初にお尋ねしたいのは、きょうは大臣おりませんから政務次官からでもけっこうだと思いますが、この法律を改正しなければならないという積極的な理由を最初にまずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 今までは法律の議決事項として附則として挿入しておったのが、今度はそういう必要はない、予算に計上すれば自動的に法律としての議決事項でなくなるという必要性ですね、どういうところからそうい……
○武藤委員 今日これから法案を採決するようですから、採決をされる前に一言お尋ねをしておきたいと思います。
今回の印紙税法の改正で減収額は幾らぐらいになりますか。
【次の発言】 今回の予算書を見ますと、印紙収入が五十九億一千四百万円減収になるわけでございますが、昨年と比較して減収になるおもな理由はどういうところにあるのか、一つお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 たとえば設備投資が縮小されるとか、あるいは工場拡張が趨勢として大へん落ちるから五十九億の減収というものを見込んだ、大体こういう説明のようでありますが、どういう積算の基礎で五十九億の減収になるのですか。できたらちょっと数字で御説明……
○武藤委員 最初に時間の関係で地方税の問題について少しくお尋ねをしてみたいと思います。
三十八年度の地方財政計画を見ますると、二兆六千三百三十六億円、前年比三千四百八十六億円の増計画でありますが、その中で普通税の増一千二百億円のおもな伸びる税種は何でございますか。
【次の発言】 一千二百億増収になる今のうち住民税、事業税、固定資産税がおもだということはわかるのでありますが、パーセンテージで出すとどんな比率になりますか。
【次の発言】 この固定資産税の二百七十二億の伸びというのは、新築家屋あるいは新設機械そういうものですか、それとも何か評価がえをしたために伸びるのですか、主とした原因は何でしょ……
○武藤委員 私も今回提案されております関税定率法の一部を改正する法律案に関連して、特に関税率の問題でお尋ねをしたいと思うわけでございます。 冒頭に、御承知のように二月六日のIMF理事会の判定あるいは二月二十六日のガット理事会できめられました輸入制限に関する十二条を援用しないという日本のこれからの立場、そういうものを中心にして、貿易自由化ということが日本の経済に非常に大きな影響を与えるわけでありますから、今後の日本経済の問題点としてお尋ねをしておきたいわけであります。 最初にこの四月一日からの自由化率は一体幾らになるのか、さらに品目にして自由化されない品目は何品目あるのか、まず四月一日を基準……
○武藤委員 ただいま議題になりました関税定率法の一部を改正する法律案に対して、社会党を代表して反対の討論をいたしたいと思います。 御承知のように、政府・自民党は、貿易自由化を基本方針に定めて、今日までやや九〇%近い貿易自由化に踏み切って参ったのでありますが、この自由化に対処する明確な見通しや目標、計画というようなものも示さず、行き当たりばったりの自由化であるという私たちは印象を持つのであります。 私どもが本法案に反対する大前提となる反対の理由は、一つは特に地理的環境がアジアに位し、中国、ソ連、朝鮮、これらの社会主義の国々とも当然貿易の振興をはかり、ただ単に自由主義陣営とのみ密着をし、目を向……
○武藤委員 たいへん時間が経過しておりますので、割り当ての時間が数分しかございませんから、要点だけを大臣にお尋ねしたいと思うのです。
先ほどから大臣の再三の答弁の中で、今回の公定歩合の引き下げは国際金利にさや寄せをするためだ、そういう答弁をなされておるわけですが、一体今日の主要国家間の公定歩合率と日本の歩合というものと比較すると、まだたいへん高いわけですが、一体大臣のお考えで国際金利にさや寄せをする場合には、どの程度まで日本の公定歩合を下げようと考えておるのか、そのおおよその御答弁をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 戦前の昭和九年―十一年のころは、日本の公定歩合も非常に低く、しかも金融正常化……
○武藤委員 弘世さんがお昼でお帰りになるようでございますから、簡単に、堀先輩の質問をした点に重複しないように二、三点お尋ねしたいと思います。
一つは死率の問題でございますが、死亡率の第一級生命表ですか、現在使っておるのは、これは何年に定めたもので、今後いつごろ変えるような検討をするのか、それを最初にちょっとお尋ねしたい。
【次の発言】 現在使っておるのは第一級生命表という生命表を使っているようですが、これは聞くところによると、昭和二十五年ごろ定めたもののように聞いておりますが、間違いでしょうか。その後さらに検討してもっと新しい生命表を年々変えておるのですか。これはどうでしょう。
○武藤委員 総裁のいまの広瀬委員の質問に対するお答えの中で、収納価格についてこれから結論を出したい、こういう立場から新たに調査会をつくった、こういうお話でありますが、いつから調査会をおつくりになって、どういう規則でこれをやっていくか。それから、メンバーは大体どういうメンバーで構成をされるか。さらに、いつごろを大体めどに何年ぐらい存置してどういうことを結論として出そうとしているのか、この点を明らかにしてもらいたいのです。それにつけ加えて、いままでの耕作審議会から答申をされた付随書類の中に建議と要望書がございますが、この調査会は生産費調査についてその整備拡充をはかれ、こういう要望書の第二項目目を具……
○武藤委員 まずきょうの質問では、減税を中心にお尋ねをしようと思っておるわけでありますが、大蔵大臣の都合もございますので、冒頭に企画庁長官に二、三お尋ねをしておきたいと思うわけであります。 企画庁長官も御承知のように、本年度の予算を見ますと、貿易振興及び経済協力費という非常に輸出に力をかけた予算を議決をいたしておるわけであります。その中で特に海外経済協力基金の問題でございますが、この海外経済協力基金が日本の貿易振興あるいは低開発国、特に東南アジアとの交流を促進する役割をどのように果たしておるか、また現実に果たしたかという過去の実績について、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。
○武藤委員 トップ・バッターを引き受けまして、大蔵委員の立場から、ただいま議題になっておりまする農業近代化資金の設置に関する法律案、さらにそれに関連する諸問題について、いささか質問してみたいと思うわけであります。 政府が、農業の近代化をはかる、さらに資本装備の高度化をはかるという建前から今回出されましたこの法律を見ますと、非常に多くの問題点をはらんでおると思うのであります。 そこで、順次簡単な点からお尋ねいたしますが、まず第一に、今回提案になりました際に、日本の農業を高度に資本装備をさせるのだ、こううたっておるが、一体、資本装備を高度化するというのは、どの程度を目標に日本の農業の構造を改善……
○武藤分科員 少しうかつでおりまして、まだ資料等を取り寄せないうちにトップ・バッターで質問せよということでございますから、資料が届くまで簡単な問題から大臣の見解をただしたいと存じます。 最初に、首都圏整備委員会に所属する法律問題かと存じますが、市街地開発整備法というのがございますが、この中で特に市街地開発組合というのが各地区にできております。特に関東周辺の中都市におきましてはこの市街地開発に非常に力を入れておりまして、自治体が出資をいたしまして、かなり大々的な工場適地、住宅適地、そういうようなものを造成しておるわけであります。それに対して、農地、山林等を買い上げる場合に譲渡所得が大へんかかる……
○武藤分科員 私は実は理事を通じて農林大臣に御質問をいたそうと思っておったわけでありますが、きょう農相は出席しない予定のようでありますので、せっかく予定を立てていただきましたので、企画庁長官に少しくお尋ねしてみたいと思うわけであります。 今、国民すべてが日本の経済は非常な困難に直面しておるという感じを抱いておると思うのです。私の方は経済危機という言葉を使って、この政策の失敗を批判しておるわけでありますが、経済危機というわれわれの主張の中で、特に企画庁長官は、どういう点に具体的に矛盾が現われてきておるか、たとえば国際収支の逆調の問題あるいは物価騰貴、さらに所得格差、階層別格差、そういうような問……
○武藤分科員 きょうは五、六点の問題について大臣の見解、さらに事務当局の見解をお尋ねしたいと思うわけでありますが、最初に、昨日、本分科会におきまして、大臣は綱島正興氏の質問に答えております。その真偽のほどは、新聞報道でありますから、大臣があるいは違うとおっしゃるかもわかりませんので、確認をしておきたいのでありますが、その中で、戦後の農地改革には法の運用で適切さを欠いた面があった――この適切さを欠いた面とは一体具体的に大臣はどういうことをさしておるのか。法の運用で適切さを欠いておった面があった、これが一点。このため政府は何らかの報償措置を実施する必要があるとして、すなわち何らかの報償を実施する必……
○武藤分科員 きょうは二、三点につきまして通産大臣に少しお尋ねをしてみたいと思いますが、第一分科会でこのあと質問を予定しておりますので、できるだけ短かい簡潔な答弁をお願いしたいと思います。 最初に、中小企業育成という立場からの税制問題でございますが、現在租税特別措置法による減収額というものがどのくらいあるかということは、大臣もよく認識だろうと思いますが、国税、地方税合わせて三十八年度の租税特別措置法による減収額というものは、大体どのくらいあるとお考えですか。大体でけっこうですが、大臣の認識をまず聞きたいのです。――通産大臣は直接の管轄ではございませんから、あるいは御無理かと思いますが、私が大……
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