このページでは細田吉蔵衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○細田吉藏君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております海運に関する両法律案に対しまして、賛成の意を表明せんとするものであります。(拍手) 四面海をめぐらし、大量の原材料を海外に仰ぎ、また、製品の輸出も海を通じて行なわねばならぬ産業構造を持っておりますわが国におきまして、海運事業は、国民経済の発展に欠くべからざる基幹産業でありまして、戦前は国家の保護と事業者の努力とにより、世界第三位の船腹量を保有し、七つの海に雄飛して、わが国経済の発展と貿易外収入を通じて、国際収支の向上に著しく貢献して参りましたことは、今さら申し上げるまでもありません。 しかるに、わが国の外航船舶は、戦争に……
○細田吉藏君 ただいま議題となりました両法律案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、港域法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、最近における港湾事情の変化に伴いまして、港の区域の変更をはかるとともに、町村合併等に対応して港の名称を改めようとするものでありまして、改正の第一点は、天売港ほか五港について港域を変更し、また江名港の一部を分離して、中之作港を設けようとするものであります。 第二点は、日立港ほか二港の港名を改めようとするものであります。 本案は、三月七日当委員会に予備付託、同月二十日本付託となり、五月十七日政府より提案理由の説……
○細田(吉)委員 建設省の方に今の問題に関連いたしましてお尋ねをいたしたいのであります。 私は過般新潟、山形両県下を雪害の視察に回ったのでございますが、私が参りました際でも新潟県はバスが一〇%も動いておらない、こういう実情でございます。また路線のトラックは平常時の六%くらいしか動いておらない。また区域のトラック等につきましても、新潟では一月の累計で保有車両の一二%しか動いておらない、こういう新潟陸運局からの報告でございます。山形県、秋田県は若干その率が高いようであります。私どもはバスで参りましたが、雪のうんと積もりました暮れから一月の初めは全部ストップでございまして、今申し上げた数字は、私ど……
○細田(吉)委員 私が申し上げるまでもなく、国有鉄道の運賃改定ということは、国民の重大な関心事でございまして、国有鉄道の全般にわたりまして明らかにすべき点は、国会を通して十分国民の前に明らかにして、いわば納得を得た上で、運賃改定がせらるべきであると考えるのでございます。すでに他の委員の皆さんから、いろいろ基本的な問題について御質疑が重ねられたわけでございますが、私は重複を避けまして、数項の点につきまして質疑を行なおうと考えるものでございます。 大体、大臣の提案理由の御説明に従って御質問申し上げたいと思うのでございますが、まず第一に、提案理由に、政府の所得倍増計画と関連をして、国鉄の輸送力が今……
○細田(吉)委員 本法案に対する質疑は、これにて打ち切られんことを望みます。
○細田(吉)委員 今の労懇の結論ですが、いわゆるこの結論が出るまでに、ここで今議論されておるような議論が、労懇自体にもいろいろあった。そこで、先ほど佐々木委員から読まれた答申は、私は、順序なり表現なり、いろいろな議論があった結果ああなっておると思います。一、二、三という順序がついておりますけれども、全体としてその問題が議論されて、その上で、第一項の批准すべしとか、あるいは五条三項、四条三項を削除すべしということになって出てきた。われわれとしては、やはりこれは一体のものだというふうに思います。そこで、それでは絶対的なものということは何だということになりますと、これは絶対というのがどういう意味か、……
○細田(吉)委員 ただいま副総裁から、最近東海道に起こりました事故につきまして説明がございましたが、私は、この事故の原因なりあるいは今後の対策、こういったような点につきまして、二、三御質問をいたしたいと思うのでございます。 申し上げるまでもなく、現在道路交通上の交通事故というのが非常に大きな問題になっておりまして、交通戦争などといういやな言葉まで実は出て参っておるような状況でございますが、その間におきまして、鉄道は安全だ、鉄道は大丈夫だ、特に国有鉄道は安全なんだ、こういう国民の信頼感が非常にあると思うのでございます。振り返ってみますると、桜木町の事故が起こりましてから、もう十数年たっておりま……
○細田(吉)委員 去る二月二十八日の当委員会におきまして、当時東海道線に起こりました貨物列車の二つの事故に関連いたしまして、私、運輸当局並びに国鉄当局に質問をいたしたのであります。その際に、たまたま貨物列車の事故でありましたがために、天下の耳目を聳動ずるような事故にならなかったが、いつこのような事態が起こらぬとも限らないので、十二分のお手配なりをお願い申し上げたいということを私申し上げたのでありますが、五月三日、三河島でこのような重大事故が起きまして、大へん遺憾にたえない次第であります。 昨年の末以来悪質な列車事故が重なって参りまして、今回の事故に及んでおると見ることができると思うのでありま……
○細田委員 関連して。――ただいま同僚高橋委員から各般の問題につきまして御質疑がございましたので、ある程度ダブるところがあるかもしれませんけれども、ダブらぬように、二、三点お尋ねいたしたいと思います。 先ほど政務次官からの御報告にもございましたように、私ども自由民主党から派遣されまして、北陸の三県、富山、石川、福井を回って見ました。特に小さいような問題でも、その際に気がつきましたような点もあわせて申し上げておきたいと思います。 第一には気象庁の問題でございますが、先ほど高橋先生から十年説その他いろいろ出ておりますけれども、非常に長期的に雪の多い時期に入ったんじゃないかというふうにも言われて……
○細田委員 関連して。――同僚肥田委員から今回の雪害に対する地方鉄道、軌道及びバスの問題についてほぼ網羅されたのでありますが、特に、ダブるかもしれませんけれども、お願い申し上げたいことは、先ほど来大臣から法的根拠云々という問題がございますが、私は、これは地方鉄道、軌道、バスの問題に限らず、豪雪に対する法制は不備である。災害関係の各般の法律に豪雪が必ずしも予想されておらないというのが実情だと思いますので、今法的根拠があるかないか、あれば大へんけっこうでありますが、なければこれはつくろう、こういう前向きの姿勢でぜひお考えを願いたい。これは非常に困難な問題があろうと思います。雪害という非常に特殊なも……
○細田委員 先般の当委員会において同僚肥田委員と私から今回の雪雲についていろいろ御質問を申し上げ、また問題を政府側にお預けいたしておったものもございますので、これらの点につきまして、若干の質問をいたしたいと思う次第でございます。 まず地方鉄道の問題についてでございますが、今回の豪雪地帯の、十以上あるかと思いまするが、地方鉄道は、申すまでもなく、前回も明らかにされており、非常に大きな被害を受けておるわけでございます。大体三つ被害があると思うのであります。一つは除雪をするという――例年もあるでしょうが、ことしは特別大きな金が除雪にかかったという被害が一つ、それから豪雪によりましてあるいは車庫がこ……
○細田委員 私は海運関係の二法案につきまして質問いたしたいと思うのでございますが、時間があまりございません。本日はこの両法案に対する基本的な問題につきましてのみ取り上げて質疑をいたしたいと思うのでございます。 海運業の重要性でございますとか、日本の海運の置かれておる困難な地位、またこれをすみやかに再建しなければならぬというような点につきましては、すでに当委員会で従来もしばしば論議されておるところでございまして、私からこの重要性とかその他についていろいろるる申し上げるまでもないところでございます。また院外におきましても、あるいは経済団体連合会でありますとか、産業計画会議とか、同友会とか、あるい……
○細田委員 ちょっと関連。――今の問題に関連いたしまして、いわゆる不経済船の海外買却、特に後進地域に対する買却については、かねがねいろいろ話が出ておるわけでございます。あるいは日本輸出入銀行等を活用してやるというような点につきまして、つまり具体的に海外買却について何か計画されたり、あるいはそれぞれのところへ当たっておられるというようなことはございましょうか。どうでございましょうか。
【次の発言】 もう一点。そうしますと、業界で話があれば何とかしようということで待っておる態勢である、こう了解してよろしいわけですか。
【次の発言】 私がお尋ねしようと思って準備しておりましたような点については、關谷……
○細田委員 船舶職員法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案の理由を御説明申し上げます。 修正案文はお手元に配付いたした次第でございますので、朗読を省略いたします。 内容といたします点は二点ございまして、その第一点は、附則第二項の「この法律の施行の際現に存する船舶については、」という字句を削りまして、現存船のみならず、新造船についてもこの二項の規定が適用されることにした点が第一点でございます。 第二点は同じく附則第二項の「三年間」とありますのを「四年間」に改めようとするものであります。 この二点の修正に伴いまして、見出しを経過規定といたすよりは、適用の特例といたした方がより適切であ……
○細田委員長代理 次に松尾参考人にお願いいたします。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 私は、自由民主党を代表いたしまして、海運業の再建整備に関する両法案に対し、賛成の討論を行なわんとするものでございます。
海運業のわが国における重要性につきましては、ここであえてちょうちょう申し上げるまでもございません。また田本海運が現在置かれております立場につきましても、詳しく申し上げることを省略いたしますが、いずれにいたしましても最悪の事態であり、急速にこれが整備再建の方途を講ずる必要があることは申し上げるまでもないところでございまして、この意味から、今……
○細田委員 私は本法案の賛成者の一人でございますので、いろいろ質問を用意いたしておりましたが、大体いま同僚久保委員からの御質疑で尽きておるようでございます。あるいは少しダブる点もあるかと思いますが、一、二点だけ特にこの際御要望をかねてお伺いをいたしておきたいと思うのでございます。 この基本法案は、観光に関するあらゆる問題を盛り込んであるわけでございますが、どうしても各般の法律改正、あるいは第四条にございますような、財政上及び金融上の措置を講ずる、こういう点の裏づけがなければ基本法が死んでしまうことは申し上げるまでもないわけであります。そこで、これはもう先ほど御答弁がありましたから、重ねて御答……
○細田委員 私は自由民主党並びに社会党並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております港湾整備促進法の一部を改正する法律案に対して修正の動議を提出いたします。 修正の案文はお手元に配付いたしてございますので朗読を省略いたしますが、附則中「昭和三十八年四月一日」とあるを「公布の日」に改める趣旨でございます。 次に、修正の趣旨を簡単に御説明申し上げます。 原案によりますと、この法律は三十八年四月一日から施行することに規定されておりますが、四月一日はすでに経過いたしておりますので、これを公布の日から施行するように改めまして、法律の施行に遺憾なきを期そうとするものでございます。 ……
○細田委員 戦後昭和二十七年度から再開されました鉄道の新線建設の問題は、これまでにいろいろな紆余曲折を経ておると思うのでございます。振り返ってみますと、これが常に問題になりますことは、日本の鉄道交通網の整備は、非常にたくさん残っておるとは思いませんけれども、かなりな程度整備のために建設をしなければならぬ線が残っており、これに対する国民の御要望というものは非常に強い。特に、その地域の住民の方々からは、非常に強い御要望がある。ところが一方残されておるような鉄道の新線を建設いたしますには、相当多額な経費が要る上に、これができ上がったあとあとまで、どうしても建設費の利子や減価償却や、また直接の営業費自……
○細田委員 関連で一言。ただいまの加藤先生の質問に対する御答弁に関連して、私ちょっと一言だけ念を押しておきたいと思うのです。 私は、この公団法というものは、法律論としては時限立法でもなければ、限定があるものでもない。いつの日かわからぬけれども、いつの日か終わるだろう、法律論としてはそういうものではないだろうと思う。ただ事実問題として、ある時期がきたら鉄道の建設というものは大体なくなるのではないか。もうこれくらいでいいじゃないかという時期がくるであろう、こういった意味における実際上の終期というものはあるかもわからぬ。またあるべきではないかと思う。鉄道をいま加藤先生の御質問のように、めちゃくちゃ……
○細田委員 私は今回の改正法律案に関連いたしまして、最近問題になっておりますPGを用いこの自動車、いわゆるプロパンガス自動車につきまして二、三質疑をいたしたいと思います。ごく最近、もうすでに御承知のように、東京でプロパンガスを燃料とする自動車が焼けまして、けが人が出るという事故が起こったわけでけございます。それから数ヵ月前かと思いますが、やはり二件か三件起こっておると思うのでございます。これはプロパンガスの自動車というものは比較的日本では新しい分野でございますので、いろいろ問題があろうかと思います。 そこでまず現在プロパンガスの自動車というものがどういった状況にあるかという点を前提としてお答……
○細田委員 時間が切迫いたしておりますので、私は三点ばかりお尋ねあるいは要望いたしたいと思います。 第一点は、実は交通関係の際にお尋ねしようと思っておりましたのですが、副本部長、政務次官がおいでになっておりますので、特に私この際お尋ねいたし、要望もしておきたいと思います。と申しまするのは、先ほど三宅先生から、小松−金沢間三時間ごく最近でもかかったというお話がございました。私と大野先生御一緒に実は北陸へ視察に参ったのでありますが、金沢−福井間十六時間、これがなぜそうなったか、詳しく申し上げると長くなりますから、私は結論だけ申し上げたいと思いますが、それにつけまして思いますことは、三十六年一月の……
○細田委員 先般来数次にわたりまして、当災害対策特別委員会は、政府の非常対策本部以下各省と懇談の形をもちまして、各般の問題点につきまして問題をしぼって参ったのでございますが、本日は、自治省関係につきまして、すでに政府当局にも要望なり当委員会の問題点として各般の項目を差し上げてございますので、初めにこれら諸点につきまして、自治省当局より御説明をお願いいたします。
【次の発言】 豪雪地帯の固定資産税の問題でございますが、ただいま藤田次官から御説明がございましたように、明年の一月一日を期して再評価をされるとのこと、大へんけっこうだと思います。この評価審議会に諮問をしておられると思うのでございますが、……
○細田委員 私は、通産省関係につきまして三点ばかりお尋ねをいたしたいと思います。 第一点は、国民金融公庫、中小企業金融公庫、商工組合中央金庫、いわゆる三公庫の融資の問題でございます。今回の災害に際しまして、この三公庫の資金ワクの増大その他手続上の問題等に関しまして、中小企業庁としては、かなり満足すべき――と言ってはあるいは言い過ぎかもしれませんが、かなり大幅な措置をいろいろとられたことは、すでにこれまでの委員会におきまして御報告があった通りでございまして、私どももこの点認めるにやぶさかでないわけでございますが、本日最終的にお尋ねをいたしておきたいと思いますることは、さらに今日の状態におきまし……
○細田委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 承知いたしました。
中島君
【次の発言】 ただいまの問題ですが、全県指定の場合と市町村指定三分の二以下の場合に、ただし書きは同じ文章で書いてある。ところが、全県指定は、聞き及ぶところによりますと、二分の一以上ということで、石川県と岩手県ですか、入っておるということなのです。全県指定の場合と個々の市町村が指定される場合と、文章は同じだけど、中身は違ってしかるべきだ、こう思うのです。ということは、全県指定にするかどうかということと、それと並んでもっと小さい市町村というものとを同じに扱うわけにはいかぬ。ただ、ここに現わ……
○細田(吉)小委員 きょうは時間があまりございませんので、私、次会に詳細に各般の問題について御質問いたしたいと思いますが、初めに小委員長に特にお願い申し上げておきたい。 観光の問題で、ただいまも山口委員からいろいろな御質問がございました。まだ幾らも問題があるというお話でございましたが、これは非常にたくさんな問題があり、研究され、あるいはいわれていないような問題がございますが、また、すでにもう何べんも各方面でいわれていることで、ちっとも実効が上がらぬという問題も非常にたくさんあるわけでございます。そこで、せっかくできましたこの小委員会でございますので、観光事業をこの際飛躍的に発展させるというた……
○細田(吉)小委員 先日来この小委員会で観光の各般の問題につきまして質疑応答がいたされているわけでございますが、これらと重複しないようにいたしまして私は観光の基本的な問題につきまして御質問を申し上げたいと存じます。 観光事業の重要性、特に日本のような外貨の事情が本質的に苦しくなるような状況の国の観光事業は非常に重要であるということはよくいわれ、この委員会でもしばしば出ているのでございますが、しかし実情を見ますと、遺憾ながら政府の施策に現われている観光事業に対する力の入れ方というものは、片手間といっては何でしょうが、どうもあと回しになっておるというのが率直に言いまして実情ではなかろうかと思うの……
○細田(吉)小委員 ただいまの御質問並びにその前の質問に関連しまして一、二お尋ねをしておきたいと思うのですが、先ほど同僚勝澤委員から出入国問題につきまして話がございました。また今の総合案内所の関係も出てくると思うのですが、羽田の空港、いわゆる空港ビルが改築される計画が進められておることは申し上げるまでもございませんが、日本の入国の大宗をなすのは今羽田でございます。この羽田が今の状況では実に狭隘で、外客が参りましたときには、非常に不便な思いをしておること御承知の通りでございます。そこで今度これを直そう、あるいは拡張しようということになっておるわけですが、これに対しまして、観光という見地からいろい……
○細田(吉)小委員 時間がありませんので、私いろいろお尋ねしたいことがございますが、一点だけお尋ねしておきたいと思います。 便所の問題で恐縮ですが、私は、国土美化の問題、あるいはそれよりもっと広範囲な問題になるかと思いますが、外人の旅行者が来て便所が足りない。これは先ほどどなたかお話に出ましたが、外人に限りませず、国内のバスの旅行、それから普通の乗用車による旅行等、非常にふえておると思うのでありますが、途中で便所がないということで、私ども、町のたまにある公衆便所などでも混乱した状態を見受けるのですけれども、やむを得ないから駅へ押しかけていくということかと思うのです。これは駅が迷惑するというこ……
○細田(吉)小委員 交通規制の問題につきまして、二、三点質問をいたしたいのでございますが、初めに、その前提といたしまして、二、三お尋ねをいたしておきたいと思うのでございます。 ただいま三省からそれぞれ御説明がございましたが、この問題に対する政府としての今後の進め方――ただいま自動車局長のお話によりますと、まだいろいろな問題について検討したいというような御意見もございましたが、今後の進め方と、四月から実施ということになっておりますけれども、大よそどれくらいな時期までにその結論を得られるお考えであるか、これをまず伺っておきたいと思います。これは警察でも、運輸省でも、どちらからでもけっこうでござい……
○細田(吉)小委員 私は一般的な問題につきましては前回この委員会でも申し上げましたし、またきょうは時間の関係もありますので、さらに次会以降に譲りたいと思いますが、本日は主として参考人の方に、これまでお答えがあった点もございまするが、伺っておきたいと思います。 第一点は、今壽原さんからの質問で大体尽きておると思いますけれども、私の考えでは、観光バスの問題につきましては、前回のこの委員会で申し上げましたが、この規制でやるということは日曜、祝祭日以外はもう来るな、こういうことに大体結論的にいうとならざるを得ないと思いますが、いかがでございましょうか。PTAの方と両方から、多少いろいろ緩和するとかな……
○細田(吉)小委員 本日の新聞に出ております問題につきまして、ただいま壽原委員から御質問がありましたが、私は政府部内で何か意見の対立があって非常にもめておるような感じを受けて――これは事実以上に新聞に出ておると私は思いますけれども、非常に残念なことでございまして、こういう状態では、いたずらに国民も不安になって参りまするし、混雑しておる交通が解決がむずかしくなるのじゃないかと思うのでございます。そこで、政府部内全体に特に御要望申し上げておきたいと思うことは、この問題について今後――もちろん勝手に書かれる場合はしょうがないと思うのですが、この問題は、警察側といわず、運輸省側といわず、あるいはほかの……
○細田(吉)小委員 時間もあまりないようでありますから、私は資料要求を主にいたしまして、これが出ましたところで御質問をしたいと思うのですが、ただ一点、今の問題に関連しまして私はこういうふうに考えるのですが、御答弁はいずれ機会をあらためてもけっこうですから、大蔵省のお考えを特にお聞かせ願いたいのですが、地下鉄の必要性については非常によく大蔵省の方でももちろんおわかりになっておる。都市交通の問題で、道路が狭いから道路を作ろうというときに相当巨額な費用が出ておりますし、今後も出ます。中には首都高速道路公団のやっておるというような形のものもありますが、今後地下鉄をどうしてももっとスピード・アップをして……
○細田(吉)小委員 関連して。今の問題でございますが、この運輸省からお出しになった資料を見ると、五カ年計画と書いて四百一カ所、こう出ておるわけですね。建設省の方からのお話では、約千カ所、こういうお話ですが、五カ年計画というのは、この第一次指定はともかくとしまして、きまっておらないんだ、こう了解してよろしいのですか。これはもうきまっておるように出ておるのだが、きまっておらないというふうに了承してよろしゅうございますか。これからきめるのだ、こういうことでよろしいですか。それからまた、いつごろまでにおきめになる御予定か、これを伺っておきたいのです。私、どうもきまっておらぬように、両方の話を伺うと感ず……
○細田小委員 私は、ただいま議題になっております踏切道の改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法律案に関連いたしまして、踏切の諸問題につきまして、必ずしも法律の内容そのものではないような点にも触れると思いますが、むしろ踏切道の全般的な問題につきまして、少しく質疑を申し上げたいと思います。 初めに、最近における踏切事故の趨勢でございます。これは国有鉄道だけでございますが、私の手元にあります昭和三十七年度の踏切事故の状況を見ますと、例年自動車の増加あるいは鉄道のスピードアップ、本数の増加、こういったような悪条件がございますために、一割ないし一割五分程度ふえておりましたものが、非常にわずかではある……
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