神田博 衆議院議員
30期国会発言一覧

神田博[衆]在籍期 : 23期-24期-27期-29期-|30期|-31期-32期
神田博[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは神田博衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

神田博[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第20号(1964/03/31、30期、自由民主党)

○神田博君 ただいま議題となりました石炭鉱害賠償担保等臨時措置法の一部を改正する法律案について、石炭対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  石炭及び亜炭鉱業による鉱害については、従来より、その処理を円滑に推進するため種々の対策が講ぜられてきたのはすでにご承知のとおりであります。  石炭鉱害賠償担保等臨時措置法は、去る第四十三回国会において制定されたものであり、従来までの鉱業法による供託金制度にかえて、鉱害賠償積み立て金制度を採用し、鉱害賠償担保制度のより一そうの充実をはかるとともに、政府資金を加えて賠償資金の融資等をはかるための実施機関として、特殊法人鉱害賠償基金を……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 衆議院本会議 第5号(1964/11/25、30期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(神田博君) お答えいたします。  消費者米価の改定に伴いまして、保護基準について必要な改定をする予定でございます。現在、保護基準の設定にあたりましては、主食費の算定については、国民生活の実態に対応して、普通内地米と徳用米とをあわせて使用するものとして算定しておるのでございまして、徳用米のみをもって食べていく、こういうことにはなっておりません。  それからその次の災害の問題でございますが、陳情や何かなくてもすぐひとつ手当てをするようにということでございます。その点はよくわかるのでございますが、私のほうといたしましては、御承知のように、災害対策基本法によりまして、市町村長にこれを当たら……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第6号(1965/01/28、30期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(神田博君) お答えいたします。  妊産婦、乳幼児のなま牛乳の配給の実施についてお尋ねでございましたが、御承知のように、母子栄養強化の対象といたしまして、市町村において、低所得者階層が、妊産婦また乳幼児を入れまして十三万人ほどになっております。これらにつきまして、妊産婦については、妊婦期間六カ月、産婦期間三カ月、それから乳幼児につきましては、生後四カ月目から九カ月間、一人当たりそれぞれ牛乳一本を支給したい、こういうことになっております。(拍手)
【次の発言】 お答えいたします。  医療費の引き上げに伴いまして、医療行政や厚政行政に困難を来たしつつあるがどうかということでございます。現……

第48回国会 衆議院本会議 第11号(1965/02/26、30期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(神田博君) 大企業には電気ガス税を減免しているのに、水道施設には電気ガス税をかけているのは均衡を失するではないか、こういうようなお尋ねでございました。水道事業の性格から考えまして、電気ガス税は特に低率にするか、あるいは非課税にすることは十分考慮すべきものと考えられます。ただいま自治大臣等からのお答えもありましたが、他の地方公営企業との関係もあり、また地方税としての問題もありますので、今後自治省とも十分連絡をいたしまして検討してまいりたいと思います。(拍手)   「国務大臣松浦周太郎君登壇〕

第48回国会 衆議院本会議 第12号(1965/03/02、30期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(神田博君) 御答弁申し上げる前に、今回の犠牲者につつしんで哀悼の意を表しますとともに、入院中の方々の全快を心からお祈り申し上げます。  ただいま岡田議員のお尋ねは、炭鉱労務者に特別の年金制度及び退職金制度を設ける意思がないか、こういうお尋ねでございます。炭鉱労務者については、御承知のように、一般の労務者と異なり、厚生年金の取り扱いについて特別の優遇をいたしておるのでございますが、現在の年金額が少ないので、目下今回の国会に提案中の厚生年金保険法の改正によっていわゆる一万円年金を実現して、これらの労務者の生活保障を充実したいと考えております。さらに、炭鉱労働者に特別の年金制度を設けるこ……

第48回国会 衆議院本会議 第16号(1965/03/11、30期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(神田博君) 原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  昭和二十年八月広島市及び長崎市に投下されました原子爆弾の被爆者につきましては、原子爆弾被爆者の医療等に関する法律によりまして、健康診断、医療の給付等を行ない、被爆者の健康回復、保持をはかってきたところでありますが、被爆者が現在なお置かれている健康上の特別な状態にかんがみ、来年度においては、健康診断の強化、医療の拡充、病床の増加、福祉施設の整備等、大幅な改善をはかる考えであり、この法律案はその一環として、医療手当の支給額の増額をはかろうとするものであります。  すなわち、現……

第48回国会 衆議院本会議 第19号(1965/03/18、30期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(神田博君) 精神衛生法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  精神衛生施策は、近年とみにその重要性を加えてまいったのでありますが、最近における向精神薬の開発等精神医学の格段の発達とも相まって、必ずしも現行精神衛生法は新しい事態に即応し得なくなってまいったのであります。したがいまして、政府といたしましても、精神障害者に関する発生予防から社会復帰までの一貫した施策をその内容とする法改正をかねがね準備中のところ、その機運が熟してまいったため、今回精神衛生法の一部改正を行なおうとするものであります。  改正の第一点は、都道府県が精神衛生センターを設置することができ……

第48回国会 衆議院本会議 第23号(1965/03/26、30期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(神田博君) 公害防止事業団法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  近年におけるわが国の経済成長は、まことに目ざましいものがありますが、産業活動の急速な発展に伴い、東京、大阪等に見られますように、産業活動が集中して行なわれる地域におきまして、大気汚染、水質汚濁等による生活環境の悪化が、重大な社会問題となっており、また、それが産業の健全な発展を阻害する要因ともなっておりますことは、御承知のとおりであります。  政府といたしましては、従来、公害防止のための施策といたしまして、ばい煙の排出の規制等に関する法律、工場排水等の規制に関する法律等により、規制を行なう一方、企業に対する助成……

第48回国会 衆議院本会議 第38号(1965/04/22、30期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(神田博君) 国保の赤字財政の現状にかんがみ、この際社会保障制度としての国の事務にふさわしい形で制度を再検討すべきではないかという意味の御質問でございました。  御承知のように、最近における国保財政の悪化の現状は、もう御指摘のとおりでございます。国としては各種補助負担金を活用し、その健全化をはかってきており、これによってできるだけ対処したいと考えております。ことに将来の事業の発展、基盤確立のためには、現行の国庫補助負担金制度を十分強化する、また、制度の改善につきましても検討いたしまして、十分この趣旨に沿いたいと考えております。  さらに、緊急是正の経費でございますが、三十九年度におき……

神田博[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

神田博[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 商工委員会 第1号(1963/12/13、30期、自由民主党)

○神田議員 電源開発促進法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、電源開発株式会社の理事を現在の五名以内から三名増員し、八名以内としようとするものであります。  御承知のとおり、電源開発株式会社は、創立以来十年余を経た今日、すでに、一社としては最大の保有水力設備二百十四万キロワット及び火力設備十五万キロワットを完成するとともに、超高圧送電線を主体とする一千キロメートルをこえる送電設備とこれに関連する変電設備の建設をなし遂げ、これらをみずから保有運営して電気の卸供給を行ない、電力需給の安定、ひいてはわが国産業の発展と国民生活の向上に大きく寄与しております。  言う……

第45回国会 石炭対策特別委員会 第1号(1963/12/11、30期、自由民主党)

○神田委員 この際、動議を提出いた  します。  委員長の互選は投票を用いずに、中村寅太君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ満場の御賛成をお願いいたします。

第45回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1963/12/12、30期、自由民主党)

○神田委員 この際、動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 社会労働委員会 第60号(1964/07/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 私は、今回の内閣改造に際しまして、はからずも重ねて厚生大臣の重責をになうことになりました。  申すまでもなく、政治の最終目標は国民福祉の向上、民生の安定にあるのでありまして、とりわけ厚生行政は、国民の一人一人の生活に直接関連を有するものであり、その責務の重大さを深く感じております。  近来、わが国の経済は急速に成長を遂げ、国民生活の水準は著しく高まってまいりましたが、なお水道、清掃施設などの生活環境の整備、社会保障制度の充実等の面では、遺憾ながら必ずしも十分であるとは言えない現状であります。  したがいまして、今後経済の成長と対応して人間の福祉を直接の目的とする社会開発の諸施策……

第46回国会 社会労働委員会 第61号(1964/09/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいまお尋ねのございました点についてお答えいたします。  医療費の問題、お述べになったようなことを、私は去る十八日でございましたか、記者会見で自分の考えておりますことを率直に申し上げたわけでございますが、これが神田構想というようなことで紙上に伝わったことは御承知のとおりであります。私はこういうふうな基本的な考え方を実は持っておるのでありまして、まだこれが、私の考えが最終決定だというような幅のないものではございませんが、大体、就任以来いろいろ調査研究いたしましたその結果、今日の段階ではあのようなことではどうだろうか、こういう所信を表明したわけでございます。御承知のように、医療費……

第46回国会 社会労働委員会 第63号(1964/10/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 いま長谷川委員から、血液の不十分なために全国の公私立の病院等において手術が十分に行なわれていない、まことに遺憾であるから、国において予算等十分用意をして、十分な処置をするようにという御意見でございましたが、私も御趣旨はまことに同感でございまして、御承知のように第三次池田内閣に籍を置いたわけでございますが、これは来年度まで待ち切れない、予備費をもってもひとつ解決の一助にしたい、こういうような考えをもちまして、先般予備費約八千万円でございますか、これを大蔵省との御相談ができまして、各都道府県ごとに採血車等も補助いたしまして完備するような方途に持っていきたいとただいま準備をいたしてお……

第46回国会 商工委員会 第3号(1964/02/04、30期、自由民主党)

○神田議員 お答え申し上げます。  ただいまのお尋ねは、一事不再議の原則にどうなるかということでございますが、私ども、それは影響ない、前例もございますし、内容が完全に異なっておりますから、そのほうはひとつ御審議をしていただきたい、こういうことでございます。
【次の発言】 これは法律上のことでございますが、前例あるように承知いたしておりますが、なんでしたら法制局のほうからでも答えていただきましょうか。
【次の発言】 現在理事五名でございまして、今度三名をふやしたい、こういうことになっております。それを議員提案といたしました理由は、先般の国会で提案理由にも申し上げましたように、いまの五名の定員とい……

第46回国会 商工委員会 第5号(1964/02/07、30期、自由民主党)

○神田議員 ただいまお尋ねになりました電源開発株式会社の理事の増員について、議員立法としての積極的な理由をもっと突っ込んで説明しろということでございますが、これは先般もお答え申し上げましたように、電源開発法が施行されて、会社が発足してもう十一年余りになっておる。この間非常に事業量が膨張してまいっておる。また性格的にも、公共的使命を持って、大きな躍進をしてまいっておりまして、いまの理事の定員五名では、日常の業務も完全になし遂げていくことに非常な支障を生じておる。お尋ねの、それならひとつ政府が出すのがあたりまえじゃないか、こういうような御意見のようにも承りますが、前通常国会以来政府側におきましても……

第46回国会 商工委員会 第55号(1964/06/09、30期、自由民主党)

○神田委員 ただいま提出されました、自由民主党提出にかかる電気事業法案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案の内容は、お手元に配付されておるとおりであります。  本修正案の趣旨は、電気事業の公益性を重視するとともに、その運営をより民主的に行なうため、本案附則によって通商産業省設置法を改正して、電気事業審議会を設置することになっておるのを、本文中に明記し、機構、権限等を明確にしたことであります。  また、電気主住技術者資格審査会に関しても、保安体制の確立という見地から、電気事業審議会と同様に本文に明記し、その機構等を明確にしたことであります。  何とぞ、全会一致御賛成くださいますよ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1964/03/25、30期、自由民主党)【議会役職】

○神田委員長代理 暫時休憩いたします。    午後零時四十一分散会

第46回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1964/06/11、30期、自由民主党)

○神田委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党及び民主社会党三党共同提出にかかる石炭対策の強化に関する決議案について、その提案の趣旨を御説明申し上げます。案文はお手元に配付したとおりであります。  御承知のとおり、石炭鉱業については、去る昭和三十六年十月、エネルギー消費構造の変革に伴う深刻な事態にかんがみ、衆議院本会議において、石炭鉱業危機打開に関する決議が行なわれ、政府もこれに基づき諸般の対策を講ずるとともに、石炭鉱業調査団を派遣し、その答申によって石炭対策大綱を決定したのであります。  現在、石炭鉱業は、石炭鉱業調査団の答申及び石炭対策大綱に基づき、昭和四十二年度を目標年次とし……

第46回国会 地方行政委員会 第64号(1964/09/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま阪上委員より、三島・沼津地区の工特法の指定地域に対するコンビナート設置の問題につきまして、公害調査団の調査の例等も御引用になって、一体厚生省はこの公害問題をどういうふうに考えておるかというような御趣旨に承りました。いま阪上委員がお述べになりましたような考え方は、厚生省も大体そういうような考え方で公害問題と取っ組んでおります。地元が非常に騒いだことも阪上委員の御指摘のとおりであります。しかし、いま少し事情は変わっているように仄聞いたしておりますが、私はその詳しい事情をまだ聞いておりません。心配される方が多数おられるということも、これはもう十分承知いたしております。そこで、……

第46回国会 予算委員会 第22号(1964/10/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  医療費の問題につきましていまお尋ねのような議論が出ておりますこと、そのとおりでございます。御承知のように、四月の十八日でございますか、中医協から答申がございまして、現下の医療関係は緊急是正をする必要がある、こういう答申があったことは御承知のとおりでございます。そこで、この答申につきましては、相手方といいましょうか、一方の医師会から少数意見も出ておりまして、非常な反対をし、代案を申し出ていることも事実でございます。そこで、四月十八日答申を得たまま今日までその是正がおくれていることも、事実でございます。私といたしましては、このような事態のままで答申どおりに緊急……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 社会労働委員会 第1号(1964/12/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 第四十七国会における社会労働委員会の御審議に先立ち、この機会に厚生行政の当面する問題につきまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。  まず医療費の緊急是正については、私は就任以来、できるだけ円満に解決したいと考え、鋭意努力してきたつもりでありますが、答申以来すでに半年余りを経過しており、もはや実施時期の遷延は許さるべきではないとの判断に基づき、所要経費を補正予算に計上し、すみやかに実施に移す方針といたしました。  医療費の引き上げ幅につきましては、中央社会保険医療協議会の答申及びその基本的な考え方を尊重するという態度をとってきたつもりでありますが、いわゆる八%といわれる算定……

第47回国会 社会労働委員会 第3号(1964/12/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいまお尋ねのございました医療費の緊急是正の問題でございますが、御承知のように医療費につきましては、ここ四年間ほど諸物価が高騰してまいっておりますのに医療費は改定すべくして改定できなかった。まあ改定できなかったと言うことが私、あたっておると思います。いろいろ医療側の要望あるいはまた支払い側の御意見、厚生省の考え方というふうなものがございまして帰一することができなかった。そこで国会のお世話にもなりまして中央医療協の中立委員というものもできまして、この委員会で御審議を願ったことも御承知のとおりだと思います。昨年の暮れごろから本格的に活動いたしまして、ことしの四月の十八日に一応の答……

第47回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1964/12/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま多賀谷委員がお述べになりましたように、炭鉱の性質上、炭鉱労務者のいわゆる労務問題と申しましょうか、将来の年金の問題、ことに現在置かれている環境、そういう点について、私はやはり多賀谷君と同じような考え方を持っております。特にわが国の炭鉱の賦存度が御承知のとおりの状況でございますから、どうしても一定のところに終生を打ち込むということはむずかしいのじゃないかと思うのです。いま提示されたような問題が、やはり今後継続していくと思います。そこでこういう労働条件の悪いところに終始される労務者の将来というものについては、私は十分政府の政策として考えていくべきことだ、こういうふうに考えて……

第47回国会 予算委員会 第3号(1964/11/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 三十八年度で大体五十億と考えております。三十九年度は、これを上回るのじゃないかと思っております。

第47回国会 予算委員会 第4号(1964/12/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  ただいまお尋ねがございましたような事情だと思います。
【次の発言】 いまお述べになりましたような事情だと心得ております。
【次の発言】 いま申し上げましたように、お尋ねになったような事情でございますが、残られた家族につきましては、厚生省といたしましては世帯更生資金とか、あるいはその他の方法で見ておりますが、十分だというふうには考えておりません。
【次の発言】 お答えいたします。  三ちゃん農業が二ちゃん農業に変わっているということも、事実私も了承しております。それをどういうふうに見ておるかという御意見でございますが、実態がこのとおりでございますので、どうす……

第47回国会 予算委員会 第5号(1964/12/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  沖繩が現に置かれておる地位につきましては、お述べになったとおりでございまして、したがいまして、社会保障制度の体系も十分でないということにつきましても、全くそのとおりでございます。現在、沖繩におきましては、生活保護法あるいは身体障害者福祉法、児童福祉法のいわゆる福祉三法と申しますか、それから結核予防法、精神衛生法のほか、失業保険法及び労働者災害補償保険法が施行されておりまして、制度としてはおおむね本土と同様になっておりますが、その他の社会保障制度、たとえば内地で重大な地位を占めております医療保険等の社会保障制度及び老人福祉法あるいは社会福祉面においてまだ立法……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答え申し上げます。  保険財政が近年とみに悪化してまいっていることは、もう御承知のとおりでございます。この立て直しをやる、どうしてどういうふうにやるかということが問題でございまして、ただいまのところは標準報酬の改定とか、あるいは保険料の増徴、また国庫負担の投入、それからいまお述べになりました被保険者の一部負担の改正等のことも一つの案件としていま検討を加えておる際でございまして、そういうように御承知願いたいと思います。  それから第二のお尋ねでございますが、現在医療の近代化と保険の充実のために調査会を置くかということでございますが、これはただいま社会保険制度及び医療制度に関する……

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/05、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  北海道の冷害につきましていろいろ例をおあげになりまして、非常に災害の程度が激甚であって困窮している。そこで、国民健康保険の掛け金の軽減、あるいは一部分担金の軽減等において考えていると思うがということでございます。これはもとより私どもといたしまして、今年度におきましては、いまお話もございましたように、知事を督励いたしまして、十分の八までは減免をして、そして財政交付金でそれを埋めていく、こういう一応の考え方を持っておりますが、その減免も、だいぶ程度がひどいようでございますから、普通のワクよりも減免の度合いを上げていきたい、こういうような考えを持っております。 ……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1965/03/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま議題となりました公害防止事業団法案の提案の理由を御説明申し上げます。  近年におけるわが国の経済成長はまことに目ざましいものがありますが、産業活動の急速な発展に伴い、東京、大阪等に見られますように、産業活動が集中して行なわれる地域におきまして、大気汚染、水質汚濁等による生活環境の悪化が重大な社会問題となっておりますことは、御承知のとおりであります。  政府といたしましては、従来、公害防止のための施策といたしまして、ばい煙の排出の規制等に関する法律、工場排水等の規制に関する法律等により規制を行なう一方、企業に対する助成措置といたしましては、中小企業近代化資金、日本開発銀行……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1965/04/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 いまの肥田委員のお尋ねでございますが、この公害防止事業団の責任者、理事長または監事の任命につきまして、厚生、通産両大臣が共管でございますのでなかなかきめにくいのじゃないかというような御趣旨にも承ったわけであります。  これは、この種の公団等におきましては他にも例がございまして、大体うまくいっていると申しましょうか、そう大きな支障はなくいっているようであります。この事業団にいたしましても、御承知のように、公害防止の完ぺきを期するということになりますと、厚生省だけの力でもなかなかいけないところがございます。同時にまた、通産省だけで公害防止を完全にやるというわけにまいらない面がござい……

第48回国会 社会労働委員会 第1号(1965/01/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 小沢委員の御質問でございますが、医療費の緊急是正については、昨年四月に行なわれました中医協の答申に基づく具体案として、四月以降の事情の変更をも考慮に入れた上、十二月二十二日に、九・五%の引き上げに伴う診療報酬の改正案と改正に伴う余裕分三%を技術料に振りかえる、こういうことを中医協に諮問いたしたのであります。そこで中医協は、十二月の二十二日より二十九日の早朝まで、六日間にわたって多大の時間をさいて審議を続けられました。ところが支払い側は、四月答申当時の事情のもとで考えられていた八%の案の実施を審議し、自後継続して審議すべしとの態度を固執しました。診療側は諮問案に消極的ながら賛成の……

第48回国会 社会労働委員会 第4号(1965/03/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 一言ごあいさつ申し上げます。  医療費問題につきましては、今日まで各位に少なからぬ御心配と御迷惑をおかけし、当委員会の運営にも影響を及ぼすことになりましたことにつきましては、私としてまことに遺憾に存ずる次第でございます。今後は、これらの点に十分に留意し、かつ誠意を持ってこれが解決に努力したいと存じます。今後、各位におかせられましても事情を御了察くだされ、厚生行政の進展につきまして格段の御協力と御指導、御鞭撻をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 第四十八回国会における社会労働委員会の御審議に先立ち、この機会に厚生省所管行政に関し、所信の一端を申し述べたいと存じます。  近年……

第48回国会 社会労働委員会 第5号(1965/03/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま八木委員からのお尋ねでございますが、御承知のように四十年度の予算編成にあたりまして、三十九年度の当初予算に比べて三割頭打ちにしてもらいたいというような強い要請がございまして、これにつきましては、私、主管大臣として異議を申し込んで、特に厚生行政はそういうわけにはまいらないということを主張したことは、この前お答えしたとおりでございます。これは私だけでなく、各大臣からも、大体多数の方の御意見でございまして、特に私の場合は、いまお述べになりましたような事情がございますので、まだ日本としては福祉国家を建設するに相当大幅な財政支出をしないと、今日のような福祉国家をつくるんだというこ……

第48回国会 社会労働委員会 第7号(1965/03/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま議題となりました厚生年金保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  厚生年金保険は、昭和十七年に発足して以来今日まで二十有余年を経過し、千七百万人にのぼる民間被用者を包含する年金制度でありますが、現行の給付体系、すなわち定額部分と報酬比例部分の二本建てによる年金納付の体系が整えられたのは、昭和二十九年の改正によるものであります。その後昭和三十五年には、給付及び保険料について若干の手直しを加えたのでありますが、この改正がきわめて幅の小さいものであったため、厚生年金保険の給付水準は、昭和二十九年以後の著しい経済成長、これに伴う生活水準の……

第48回国会 社会労働委員会 第8号(1965/03/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者特別援護法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  戦傷病者特別援護法は、昭和三十八年に制定され、昨年その一部が改正されて、戦傷病者に対する援護内容の改善が行なわれたところでありますが、今般さらにその内容の充実をはかることといたしまして、この法律案を提案することといたした次第であります。  次に、この法律案の概要について御説明いたします。  改正の第一点は、戦傷病者相談員に戦傷病者の相談業務を委託することについてであります。すなわち、厚生大臣は、戦傷病者の福祉の増進をはかるため、戦傷病者の更生等の相談に応じ、戦傷……

第48回国会 社会労働委員会 第9号(1965/03/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答え申し上げます。  いま、基金関係は非常に不安定じゃないかという趣旨のお尋ねのように承りましたのでございますが、私どもはそういうようには考えておらないわけでございます。賃金水準がどうかとかと、もっとよくしてやれ、そのために不安定だというような、こういうような意味でございますかどうか、その点具体的にわからぬものでございますから、抽象的に申し上げますと、現状ではまあまあである、こういうようにお答え申し上げるのが妥当じゃないか、かように考えております。
【次の発言】 お答えいたします。  私がいまの関係はまあまあだというような意味の御答弁を申し上げましたところ、どうもそれは認識不……

第48回国会 社会労働委員会 第10号(1965/03/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  昭和二十年八月広島市及び長崎市に投下されました原子爆弾の被爆者につきましては、原子爆弾被爆者の医療等に関する法律によりまして、健康診断、医療の給付等を行ない、被爆者の健康の回復保持をはかってきたところでありますが、被爆者が現在なお置かれている健康上の特別な状態にかんがみ、来年度においては健康診断の強化、医療の拡充、病床の増加、福福祉施設の整備等大幅な改善をはかる考えであり、この法律案はその一環として、医療手当の支給額の増額をはかろうとするものであります。すなわち、……

第48回国会 社会労働委員会 第11号(1965/03/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま議題となりました精神衛生法の一部を改生する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  精神衛生施策は、近年とみにその重要性を加えてまいったのでありますが、最近における向精神薬の開発等精神医学の格段の発達とも相まって、必ずしも現行精神衛生法は新しい事態に即応し得なくなってまいったのであります。したがいまして、政府といたしましても、精神障害者に関する発生予防から社会復帰までの一貫した施策をその内容とする法改正をかねがね準備中のところ、その機運が熟してまいったため、今回精神衛生法の一部を行なおうとするものであります。  改正の第一点は、都道府県が精神衛生センターを……

第48回国会 社会労働委員会 第12号(1965/03/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 いま大原委員からお述べになりましたようなことは、私は、将来とも相当検討いたしまして、そして善処しなければならぬ問題だ、こう考えております。
【次の発言】 戦争犠牲者の処遇の問題につきましていまいろいろお述べになられたようでありますが、これを戦争犠牲者として単独にいままで扱ってきたような制度でいいか、あるいは社会保障を加えた扱い方、全体の問題として考えたほうがいいかという問題について議論のありますことは、お述べになったとおりであります。しかも、それが社会保障のほうでなしに、こういった特別立法でまいったということは、いまお述べになりましたように、一つにはこれは財政上の理由もあったと……

第48回国会 社会労働委員会 第14号(1965/03/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 いま淡谷委員のお述べになりました点について、私も全面的に賛成でございます。この法の精神からまいりましても、また今日この会社情勢を考えましても、そういうあたたかい扱いをすべきものだ、私はこういうふうに考えております。きょうはたいへんいいお尋ねをいただきましたので、私も十分ひとつ部内で御相談といいますか、省議を固めて処置いたしたい、こう考えます。
【次の発言】 淡谷委員の最初の援護の究極の考え方、これは私も同感でございます。いまお述べになった精神のとおり私も考えておりますので、そういう方針のもとでよく担当者に指示もし、またその前に省にも出して戦争の犠牲者をあたたかい目で救ってまいり……

第48回国会 社会労働委員会 第15号(1965/04/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 この戦傷病者会館の建設者はだれかというのですが、これは社会福祉法人戦傷病者会館、社会福祉法人でやる予定になっておりまして、最初は三億三千万円ということでございまして、このうち三億円を国庫補助にしてもらいたい、こういう予定でございましたが、そのときの設計が総坪数が千四百坪、地上六階地下一階の鉄筋コンクリート建てでございまして、内容は主として戦傷病者の収容、それから授産、更生のための職業補導、それから補装具製作研究及び宿泊等の施設、こういうことでございました。しかしそれが、いまお話しもございましたように、国庫補助の額が三億円でございましたのを二億円ということになりましたので、当初の……

第48回国会 社会労働委員会 第18号(1965/04/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいまお尋ねがございましたそういった必要の資料は、御趣旨に沿いたいと思います。
【次の発言】 いまお尋ねございましたように、被爆者の実態調査は時日もたっておりますし、またそうたびたび調査するわけにもまいりませんから、これだけの大がかりの調査で完ぺきを期したい、こういう考えございます。そこで、そうなるからには、先ほど来いろいろ御意見あるいは御議論もございましたように、各方面の御支援と御協力を得たいと思っております。いま例示されました大学のほうも当然ひとつ中に入っていただきまして、いろいろ助言、またお手伝いといいましょうか、御協力をお願いいたしたい、かように考えております。

第48回国会 社会労働委員会 第19号(1965/04/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 いま滝井委員がお述べになりましたように、原爆患者の治療につきましていろいろのデータで出てくるわけでございます。このデータを分類してそれぞれ整備し、管理し、そしてこれを土台としてなお調査し研究し、そしてこれをまた活用するということは、これは当然なことでございまして、それらのことはやっていると思って実は考えておりました。いま政府委員の答弁を聞きまして、私も実はこれは驚いた、こう思っております。全く御指摘のとおりでございまして、一言もございません。これは多少金もかかり、手数のかかることは当然のことでございますが、しかしそういうわずかなものを惜しんでこの貴重な問題を見のがすということは……

第48回国会 社会労働委員会 第20号(1965/04/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 慎重な御審議の上御可決をいただきまして、ありがとうございました。  御審議にあたり御意見をいただきました諸点、特にただいま議決せられました附帯決議につきましては、十分にその御趣旨を体し、善処すべく努力いたしたいと存じます。  どうもありがとうございました。
【次の発言】 厚生年金保険法改正の基本方針をどういうふうに考えておるかというお尋ねでございます。御承知のように、今年度は厚生年金保険の財政再計画期に当たっておりますので、この際厚生年金の給付の大幅な改正を行ないたい、かようなことで準備検討を進めてまいったわけでございます。これは申し上げるまでもなく、最近における人口構造の老齢……

第48回国会 社会労働委員会 第21号(1965/04/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 そういう考えは持っておりませんが、よくそういう批評は聞いております。企業年金と厚生年金の調整の問題につきまして、厚生年金のほうがおくれているといいますか後進性といいますか、そういう意味から既存の企業年金をひとつ認めて労働者の福祉を増進したい、こういう考え方、しかも適用する場合には労使が一致してそういう申請をしたときに認めていこうということでございまして、労務管理的云々というような気持ちはなかった、さらっとした考えでやったわけでございます。
【次の発言】 お答えいたします。将来の問題として私もさように考えております。
【次の発言】 むろんそういうことを含めて検討したい、かように考……

第48回国会 社会労働委員会 第22号(1965/04/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま滝井委員のお尋ねはごもっともなことでございまして、私ども、この年金制度につきましては、おおむねこのように考えているわけでございます。  福祉国家を建設していくということになりますと、やはり老後の保障というもの、これはもうどなたもお考えになることは申し上げることもないと思います。そこで、政府といたしましては、すでに厚生年金につきましては、戦前よりこれを実施しようというような計画でまいっていることは御承知のとおりであります。しかし、いろいろ段階を経て、福祉国家建設の前提としてやってまいったのでございますが、いろいろな経済事情等によりまして、その給付が十分でなかったことは御承……

第48回国会 社会労働委員会 第24号(1965/04/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいまのお尋ねでございますが、御承知のように、非常に給付の額が少ないというのが一番目立った欠点であろうと思います。物価の上昇、賃金の上昇がございまして、年金額がその目的を達するわけにはまいらない。そこで、この際思い切って二万円年金に踏み切ろう、こういうことで、これが私は今度の改正の一番の眼目だと思っております。  その他の点につきましては、少々ございますが、政府委員より申し述べさせます。
【次の発言】 重ねてのお尋ねでございますが、御承知のように、先ほども申し上げましたように、二万円年金をとって物価の上昇とか賃金の上昇に見合わせてやるというほかに、人口構造が老齢化してまいって……

第48回国会 社会労働委員会 第25号(1965/04/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 八木委員からの昨日来の引き続いた御質問、いわゆる五人未満の事業所に対する厚生年金の適用の問題でございますが、いかにも厚生省に誠意がない、怠慢だというようなことについては、私は御賛成を申し上げるわけにいかぬ。誠心誠意やってまいったことは事実でございまするし、また自民党の、与党からも早くやるようにという強引な要請のあることも事実でございます。社会党からも八木さんのような御熱心な方がしばしば言われたことも、これは昨日来から繰り返したとおりであります。そこで昨日もたいへん御熱心な御要望でございまして、私どもといたしましても、できる限りその御要望に沿いたい、当委員会の空気を察知いたしまし……

第48回国会 社会労働委員会 第26号(1965/04/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま吉川委員から、政府が御審議をお願いしております厚生年金法案につきまして、この考え方についてはまことに同感だ、しかし、どうもその内容を検討すると、まだやり足らぬというか、隔靴掻痒の感なきにしもあらず、一万円年金が、一体理想としてこれでいいという考え方で出したのかどうかというような意味のお尋ねと承ったわけでございます。御承知のように、年金額が幾らがいいかということは、これはいろいろ計算のしかたもあり、議論もあるだろうと思っております。しかし、政府といたしましては、ちょうど年金の改定期にもなっておりましたし、物価の変動等もございまして、これらをいろいろ勘案いたしまして、できる……

第48回国会 社会労働委員会 第27号(1965/05/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 提案の際にも述べましたように、またいま御例示になったように、労働者の生活が向上したことはこれはひとしく認めていると思いますので、そこで年金制度をそのままにしておきますと、そうした現実の労働者の生活が老後において保障されなくなってくるからこの案を改正する、こういうことになるわけであります。
【次の発言】 そこで今度の改正をするということになったわけです。要するに、物価を上回る給付に引き上げた、こういうことを私しばしばお答え申し上げているとおりでございます。いま御例示もございましたように、賃金の上昇は物価を上回っている、保険の給付はいま述べられたように非常にそれでへこんでいる、だか……

第48回国会 社会労働委員会 第28号(1965/05/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま山村委員からお尋ねがございました問題でございます。厚生年金につきましては、先般当委員会において御審議を願いまして、いろいろ御意見のあったことも十分拝聴いたしました。したがいまして、国民年金については一体将来どうするかということでございます。これは、その際にもしばしば申し上げましたように、今回は国民年金の改正にあたりましては福祉年金をひとつ変えたい、それから拠出年金につきましては、ちょうど来年度が改定期になっておりますから来年度に変えたい、すなわち根本的な問題は来年の改定期にひとつ行ないたい、とりあえず福祉年金を改善しようと増額いたしまして、そしてこれらの福祉にひとつ沿っ……

第48回国会 社会労働委員会 第30号(1965/05/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま議題となりました理学療法士及び作業療法士法案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  最近における身体または精神に障害のある者を社会生活へすみやかに復帰せしめるためのリハビリテーションの手段の発達は、まことに目ざましいものがありますが、わけてもその根幹をなすともいうべき理学療法、作業療法等医学的リハビリテーションの推進こそは関係方面から最も期待されているところであり、政府におきましても、かねてよりその普及及び向上につき格段の意を用いてきたところであります。  しかしながら、先進諸国においては、早くから理学療法士、作業療法士の医学的リハビリテーションの専門技術者の……

第48回国会 社会労働委員会 第31号(1965/05/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 この国民年金のスライド制の問題でございますが、先般厚生年金の際にもいろいろ御議論がありまして、その際にもお答え申し上げたとおりでございますが、私は、こういうように物価の変動、賃金の上昇等がございますような現在の情勢下におきましては、やはりスライド制をとることがいい、こう考えております。じゃなぜこの問題をここにとらなかったかということになりますと、それは御承知のように、いま他の制度ともいろいろ関連を持っておりまして、恩給もございますれば共済もございます。その他もございますので、そういう面とも十分ひとつ連絡をとり、またスライドを物価だけでとるのか賃金だけでとるのか、あるいはこれを併……

第48回国会 社会労働委員会 第34号(1965/05/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま河野委員のお尋ねでございますが、精神衛生審議会の答申等はできるだけ尊重いたしまして本法案をつくったわけでございますが、まだ十分じゃないというお尋ねはごもっともであると思います。御承知のように、この精神衛生審議会の答申も、私どもの判断によりましても、半分くらいしか尊重できなかったんじゃないか、これは私の率直な答弁でございます。まだ半分は、後年度に善処しなければならない問題である、こう考えております。そこで、十分なものではないのでございますが、精神衛生の置かれております現在の情勢下におきしては、少なくともこの程度のものは取り上げなければならぬ、こういうような意図をもちまして……

第48回国会 社会労働委員会 第35号(1965/05/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 いまお述べになりましたようなこと、また先ほど来大崎政府委員への御質疑もございましたように、理学療法士、作業療法士ともに二千人くらいどうしても養成しなければならぬ、こういういまの段階でございますし、御承知のように医学技術の進歩に伴いまして、まただんだんこうした世相の進展に伴いまして、この療法というものが私はさらに増加していく、かように考えております。そこで、厚生省といたしましては、できるだけそういう情勢を勘案いたしまして、必要にマッチするような、いわゆる需要に応ずるような養成をしてまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 ただいま八木委員のお述べになりました、この法律が……

第48回国会 内閣委員会 第6号(1965/02/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま議題となりました厚生省設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  改正の第一点は、木省内部部局の所堂事務の配分について、これを合理化しようとするものであります。  まず衛生検査技師に関する事務は、現在公衆衛生局の所掌事務となっておりますが、近年、医療における衛生検査業務の役割りが重要性を増し、衛生検査技師の大部分が医療機関に勤務している実情にかんがみ、衛生検査技師に関する試験その他の事務を、医務局において、医師、歯科医師その他の医療関係者に関する事務とあわせて一元的に行なうこととしたのであります。  次に、国民厚生運動に関する事務を公衆……

第48回国会 内閣委員会 第38号(1965/04/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 先般も医療費値上げに関連いたしまして異議の申し立てがございまして、この異議の申し立てについての即時抗告をいたしたわけでございますが、なぜ異議の申し立てを裁判所にしないで、即時抗告をしたかという意味のお尋ねだと判断いたします。御承知のように、裁判所の問題でございますので、医療費の改定は、われわれといたしましては中医協に諮問いたしまして、中医協で議を尽くしたが、その結論が明らかにされなかったのでございますが、中立委員の報告をもととして改定をした。これに対して、御承知のような決定を見たわけでございます。そこで、この決定は事実認定に誤りがあると申しましょうか、私どもの挙証が十分でなかっ……

第48回国会 内閣委員会 第40号(1965/04/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま大原委員より綱紀粛正の問題についての御所見を承ったわけでございます。この前の参議院の改選にあたりまして、厚生省におられた方が立候補されて、そして選挙違反があった。しかもこの方に関連いたしまして、厚生省の内部あるいは都道府県等の一部にわたって関連した選挙違反ができましたことは、お話のとおりでございまして、これは私もまことに遺憾千万のことと考えております。公務員は奉仕者として、一部の者にそういうことをやるという問題よりも、公務員の中立性から考えまして、そういう選挙運動等はなすべきことではないということは、申し上げるまでもなく明らかなことでございます。そこで、そのような事件が……

第48回国会 予算委員会 第2号(1965/02/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答え申し上げます。  ただいまお尋ねがございました、中医協の答申がないのに医療費の値上げを職権告示によって行なった非常にこのことはきびしく批判が出ておるが、これに対してどういう考えでおやりになったかというようなお尋ねでございました。  御承知のように、医療費の改定問題につきましては、一昨年以来中央医療協で審議をいたしておりまして、そして昨年の四月に中央医療協の答申がございました。おおむね八%アップ、こういうような答申でございまして、これは、詳しく言うと長くなりますので、簡略に申し上げますが、そういうことでございまして、この配分関係をその後かけることになっておったのでありますが……

第48回国会 予算委員会 第4号(1965/02/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  ただいまのお尋ねでございますが、健康保険財政につきましては、一昨年来から赤字が出てまいっておりまして、いま加藤さんの御指摘のように、三十九年度は約三百三十億近く赤字になるという想定でございます。それから四十年度の赤字予想でございますが、これは、最初はそのような考え方もいたしたのでございますが、八百四十億でございますか、実はこの医療費の改定を行ないます際には、いつも下がるような事情がございまして――事情といいますか、そういう要因がございまして、二カ年平均でとりますと、四十年度の赤字がいまお述べになったような数字になりますが、三カ年を平均いたしますと、六百五十……

第48回国会 予算委員会 第6号(1965/02/05、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  国保の諸費用が市町村において非常に赤字であるということは、おっしゃるとおりでございます。いま数字をお述べになりましたが、三十七年、三十八年はお述べになったとおりでございます。三十九年度の赤字は六十億とおっしゃられたようでありますが、私のほうでは、これはまだ正確な予想ではございませんが、もっと大きくなるのではないかということを憂えております。そこで、これは御承知のように、事務費の補助と両方になっておりますが、事務費はここ四、五年間一人当たり十円というような程度しか上がってこなかったのでございます。それを四十年度においては五十円を一ぺんに上げよう、いままで十円……

第48回国会 予算委員会 第7号(1965/02/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。いまお述べになられたことは、大蔵大臣と党の三役とかわしたメモのことの意味ということでございますれば、そのとおりであります。
【次の発言】 お答えいたします。  これは、そういうお聞き方をされますと、少し事情を申し上げないと真意が尽くさないのじゃないかと思いますが、いま総理との応答にもございましたように、保険財政が非常に悪化してまいっておりますので保険財政を確立したいということでございまして、医療費を値上げしたからそれをやるのだという直接の関係ではないのでございまして、健保財政全般を検討いたしまして、そうしてそういう処置をとらざるを得ない、こういうことでございま……

第48回国会 予算委員会 第8号(1965/02/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  いまの事実問題の、支払い側が十二日まで待ってくれということを公益委員に述べられた、その際別室に私がいたということは、これは事実に相違いたしております。私は、厚生省におりまして、そちらへ伺っておりません。  それから、第二点の問題、すなわち公益委員側が、支払い側、診療側についていろいろ話し合ったが、支払い側の御納得が得られなかった、そこで、その際十一日までにひとつまとめたいということをよく述べられたという話を公益委員側から聞いております。以下公益委員の方々から聞いた話を申し上げるのでございますが、そのときに、十二日まで待ってくれということを公益委員に支払い側……

第48回国会 予算委員会 第9号(1965/02/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  東京都が水道料金の値上げを突如計画されましたことは、いまお述べになったとおりでございまして、実は政府においても初めて承知したようなわけでございまして、目下、これが物価に及ぼす影響もございますので、検討を関係各省と加えている段階でございます。  御承知のように、東京都の水道の問題につきましては、水源の確保とか、あるいは人口増加に伴う、あるいは一人当たりの消費量に伴う水量の増加等につきまして、相当大幅な拡張計画を持っております。これらの拡張計画を行なうにつきまして、元利払い等が増してまいりますので、値上げの必要に迫られておりましたことはわからぬでもないわけでご……

第48回国会 予算委員会 第11号(1965/02/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 国保の問題につきまして、いまお述べになりましたような事情でありますことはまことに遺憾でございます。本年度、いわゆる四十年度の予算編成にあたりましても、できるだけ町村の財政支出をカバーしたい、こういうことで折衝してまいったわけでございます。事務費の国庫全額負担は、これはもう当然のことでございますが、御承知のように、長年、毎年一年十円ずつというようなことをここ五年ほど継続して上げてまいったわけでございます。今度は思い切って五十円上げた。これは一年でなかなか解決できませんから、ここ二年くらいでひとつ解決いたしたい、こういうことで五十円を一ぺんに上げたということでございます。いま二百八……

第48回国会 予算委員会 第12号(1965/02/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいま大蔵大臣、自治大臣から述べられたような事情で、水道料金の値上げを抑制したいという考えで検討いたしておりますが、いまお話がございましたように、東京都をはじめ水道料金が値上げを予想される都市が七十くらいございます。いまもお話のございましたような事情のほか、電力費が上がったとか、あるいはまた水がにごってまいっておりまして、これらを浄化するための設備、あるいは薬品費が上がったというような、いろいろな事情が出てまいっております。しかし、いずれにいたしましても、一度にたくさん増すような料金を制定するということは妥当ではない、こういうふうに考えまして、ただいまそれぞれ関係方面と協議を……

第48回国会 予算委員会 第13号(1965/02/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 いまのお尋ねでございますが、おっしゃるとおり、日本の国民一人当たりの摂取カロリーの少ないことは、おあげになったとおりでございます。ただ、厚生省の調査では、二千二百カロリーでなく、二千三百カロリー、こういうことになっております。特にいまお引きになりました欧米の例に比べますと、大へん少ない。特に穀物偏重でございまして、動物あるいは油脂類の摂取量が非常に少ないわけでございまして、これらを勘案いたしまして、二千三百カロリーのうち六割は穀物からとる、あとの四割を動物あるいはその他の油脂類からとって体位の向上、体力の増長をはかりたい、こういうことを考えております。  四十五年を目安にして、……

第48回国会 予算委員会 第14号(1965/02/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  別に違反をしておるとは考えておりません。
【次の発言】 いまお述べになりましたようなことは、政府部内の、われわれ自民党の中も加えた内輪の申し合わせでございまして、これを公にするという場合には諮問をする、こういう手続を踏んでおりますので、別に違反をしておらない、心がまえをきめた、こういうふうに考えております。
【次の発言】 そういう予算措置をしようという一応のめどを御相談して約束した、こういうふうに考えております。したがいまして、いま例示された社会保険審議会なり社会保障制度審議会に諮問をする、いわゆる法案を出すという前の段階の手続をして、いま審議をお願いして……

第48回国会 予算委員会 第16号(1965/03/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  アンプル入りのかぜ薬の問題は分科会でお答えしたとおりでございますが、ようやく試験の分析結果が一応出てまいりました。内容は、許可いたしました基準のとおりでございます。しかし、大原委員がいま述べられたように、また分科会当時にいろいろおことばのやりとりがありましたように、議論がございますので、なお十分ひとつ調査いたしまして善処したい、こう考えております。
【次の発言】 お答えいたします。  ただいまお述べになりましたような考えのもとで、私、処置したい、こう考えております。
【次の発言】 目下解剖も進めておる際でございますし、いろいろ学者の調査も進んでおりますから……

第48回国会 予算委員会 第17号(1965/03/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいまお尋ねがございました、この健康保険制度を社会保険制度に持っていくか、社会保障として前向きに音頭をとるか、一体どうかというお尋ねでございました。政府の方針といたしましては、やはり社会保険は社会保険として育成していきたい、こういう考えでございますが、一面において、御承知のように、この社会保険が非常に医療が伸びてまいっております。そこで、収支の均衡を非常に失していることも御承知のとおりでございます。こういう異例の際におきましては、できるだけ国庫財政も投入しまして、そして社会保障の道も開いて、両々均衡を得たような措置を講じたい、こういう考えでございます。問題は、いまの保険法の改……

第48回国会 予算委員会 第19号(1965/04/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 ただいまお尋ねがございましたことは、執行停止の決定は当事者たる四組合のみに及ぶとの政府の見解の根拠いかんと逆に聞いておられると思います。私どもはこのように考えております。東京地裁が行なった執行停止の決定の効力については、決定の主文中に、「各申立人に対する関係において」「停止する」と述べておりすす。また、判断の中で、「取消判決において取り消されるのは、その立法行為たる性質を有する行政庁の行為のうち、当該行為の取り消しを求めている原告に対する部分のみであって行為一般が取り消されるべきではないと解すべきである」、こう述べておることから考えまして、この決定が四組合のみに効力を及ぼす前提……

第48回国会 予算委員会 第21号(1965/05/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答え申し上げます。  いまお述べになったようなことと大同小異のことでございますが、調査班を三名出しまして厳重な調査をいたしましたところ、保険診療を断わった事実がありましたことは、お述べになったとおりでございます。ただ、治療費五万円を自由診療だから出せと言ったような事実はないようでございます。
【次の発言】 調査の結果は、大体そのようでございます。
【次の発言】 いまお述べになりましたようなことがあったようでございます。  そこで申し上げたいことは、自由診療というのではなくて、新料金の診療をやったということだと思っております。  それからもう一つは、いま健康保険法の違反じゃない……


神田博[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-27期-29期-|30期|-31期-32期

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各種会議発言一覧(衆議院30期)

神田博[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-27期-29期-|30期|-31期-32期
第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1964/08/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 東京都の水不足に対して、将来恒久的な考え方の一つとして、諸外国で運用されているような委員制度をつくってやったらどうか、そういう考え方を持っているかというふうにお聞きいたしたわけでございますが、ただいまのところ、政府はそういう具体的な意向は持っておりません。しかし、ただいま東京都の首都圏整備委員会というようなもので、いろいろ東京都でどうあるべきかというようなことを検討されておりますが、水の問題は、むしろ首都圏以外から取水しなければ、とうてい間に合わないという現実の姿でございます。そこで水利権の問題等が非常に大きな問題になってまいっております。そういう抜本的な解決に何らかの方法を講……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1965/02/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 昭和四十年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について御説明申し上げます。  厚生行政につきましては、日ごろ各位の御協力をいただき、逐年予算の増額を見、厚生行政の進展がはかられつつありますことはまことに喜ばしいことでありまして、この際あらためて厚く御礼を申し上げたいと存じます。  さて、昭和四十年度厚生省所管一般会計予算における総額は四千八百十九億四千百九十七万八千円でありまして、これを補正第一号後の昭和三十九年度予算四千百二十二億一千二百九十八万五千円に比較いたしますと、六百九十七億二千八百九十九万三千円の増加と相なり、前年度予算に対し一七%の増加率を示しており、また……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1965/02/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 お答えいたします。  季節の変わり目でございまして、かぜがはやっておることはお述べになりましたとおりでございまして、私どもといたしましても非常に心痛いたしております。何といたしましても流行性がございますから、これは予防接種が一番かぜの蔓延を防ぐ道だと考えておりまして、そのような対策を立てまして、できるだけひとつ最小限度に食いとめたい、こういう計画を出しております。詳細なことは公衆衛生局長から簡単に説明させたいと思います。
【次の発言】 いま河野委員のお述べになりましたことはまことに適切なことでございまして、もとより厚生省といたしましてもその方面につきましてできるだけ準備をやって……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1965/02/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 これはやはり医学、医術の進歩と申しましょうか、さらにまた新薬ができている、あるいはまた衛生環境が整備されている、そういった諸般のことからそういうことになっておるのではないか、こういうふうに考えております。
【次の発言】 私もいまの堀分科員の感想と同じ考えを持っております。やはり早期に診断をしていただき、早期に治療する、いまそういうようなレールに乗りつつある、これは非常に好ましいことだ、こういうふうに考えております。
【次の発言】 いま堀分科員のお述べになりましたことは私も全く同感でございます。健康で、そして天命を全うする、これが生きがいのあることと考えておりまして、そういう意味……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1965/02/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 いま玉置分科員から母子保健法の問題につきましていろいろお述べになられましたことは、玉置分科員の言われたようなことを私も基盤にいたしまして、考慮いたしたわけでございます。しかし、御承知のように一躍そこまでいかなかったということについては、私ども残念に思っておりますが、考え方といたしましてはまことに同感でございます。そういう時期の到来を早くしなければいかぬ、男女平等の原則に立って、また女性の特質から考えまして、これはもう当然そういうところに向かわなければならぬ、こう考えております。詳細は政府委員から申し上げます。
【次の発言】 いまの玉置委員の、看護婦の教養を高めて、そして待遇の充……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1965/02/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○神田国務大臣 いま八木委員からのお尋ねは、厚生大臣の主管しておる仕事のうち一体何がおもか、こういうお尋ねのようにお聞きいたしましたが、お話もございましたように、社会保障に最も力を入れておる、こういうふうに御了承、願いたいと思います。
【次の発言】 いまお述べになりましたようなことを心がまえといたしまして、その充実発展に努力しておるつもりでございます。
【次の発言】 いま八木分科員と牛丸社会局長の問答にございましたように、厚生省といたしましてはできるだけ格差是正をしたいという、有利に有利にはじき出す。これは先ほど来の社会保障の充実を考えていくという上からも当然のことと思っております。そういう観……



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