このページでは橋本登美三郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○橋本説明員 私、ただいま御紹介にあずかりました橋本であります。何せよ、こういう仕事は非常にふなれでありまして、何かと皆さんに御迷惑をかける機会が多いだろうと思いますが、駑馬にむち打ちまして、一生懸命やりますから、ひとつ今後ともよろしく御指導あらんことを切にお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 十七日目帰りで参ってきたいと思っておりますが、ちょうど各省からいろいろ総理が聞いておりますのも、まあ十八日ごろには各省から聞いて大体間に合う。もし御支障がなければ、また御了承願えれば参りたいという考え方です。
【次の発言】 先ほど柳田さんから、新首相もいろいろ勉強することもあるから、十日前後を考え……
○橋本政府委員 先ほどから皆さんのお話を聞いておりまして、たいへん勉強になりました。国会会期中における国会議員の逮捕については、これは憲法その他議員の身分に関する法律にかんがみまして、現行犯罪の場合といえども、あるものについては十分に慎重に考慮して扱うべきものである、かように考えております。
○橋本政府委員 十一月九日であります。
【次の発言】 本年四月の公労協の際に池田・太田会談がありましたこと、その際に六項目について話し合いがなされましたことも十分承知しております。また、先般佐藤総理が総評の幹部各位と会談した際にもこの旨の申し入れがありまして、したがって新内閣としては十分承知をいたしておるところであります。
【次の発言】 池田前総理と太田議長との間で話されましたことにつきましては、新総理もこれを尊重し、誠意を持ってこれの解決に努力いたしたいという考えを持っております。
【次の発言】 小林さんのおっしゃるとおり、この問題は関係三公社五現業の組合各位にとってもかつまたその当事者にと……
○橋本政府委員 本国会も何とぞよろしくお願い申し上げます。 今国会に政府から提出を予しております法律案件の件名は、お手元にお配りしております件名表のとおりで、総数百五十四件、うちいわゆる予算関係法律案は七十八件となっております。このうち、本日まで提出済みのもの二十九件、うち予算関係のものが二十件、閣議決定は済んでおりまして近日中に提出予定のもの十二件、うち予算関係のもの七件であります。 今後の予定といたしましては、二月上旬に提出予定のもの三十二件、うち予算関係のもの二十五件、二月中旬に提出予定のもの三十九件、うち予算関係のもの二十六件であります。二月中旬までには予算関係のものをできるだけ国……
○橋本政府委員 いま御質問の点でありますが、これにつきましては、当時より引き続きまして、当事者能力の問題その他を検討をしてまいっておるわけでありまして、いま結論までは至っておりませんが、引き続き誠意をもって検討いたしておる状態であります。
【次の発言】 お話のような当事者能力の問題ですが、これは本国会を通じまして労働大臣あるいは関係大臣から当事者能力の問題についての答弁は申し上げてあるわけでありまするが、ただ問題は、当事者能力の回復ということば、あるいは当事者能力を持たせるということばですが、実は、もちろんこの問題につきましても検討を加えております。したがって、従来事務的段階でかなり煮詰めてま……
○橋本政府委員 ただいま労働大臣からお答え申し上げましたとおりでありますして、この問題はおそらく労働大臣からもるるとお答えがあったと思いまするが、政府としては従来にない、というとはなはだ失礼でありまするけれども、この春闘問題には昨年暮れから真剣に検討に検討を重ね、御承知のような措置をとってまいったのであります。 もちろん、おっしゃるように今日のごとき労働条件で十分であるかという御質問であれば、これは日本の総生産願に対する国民所得から考えましても、その他の条件から、いろいろまた十分満足し得ない状態であることはお互いに了解ができる問題ではありますけれども、御承知のようにこの問題の処理にあたっては……
○橋本政府委員 原則論といいますか、本質はおっしゃるとおりでありまして、厳格なる意味での発議権は、おっしゃるような意向とわれわれも了解いたしております。ただ、法律上でいう発議権というものはいまおっしゃるとおりでありまするが、いわゆる発案権といいますか、憲法改正というような事柄がいわれておるということに対して、政府がそういうような問題を含めてこういう考え方もあるという意味での案といいますか、これは広い意味になりましょうが、そういう意味でこういう発案権というようなことば、そういうことになりますというと、政府にもあり、かつまた国会にもあると、かようにわれわれは理解いたしておるわけであります。
○橋本政府委員 過日、予算委員会に喚問を受けることになっておりましたが、ちょうどそのとき参議院の議運の委員会でその前から呼ばれておりまして、ちょっと時間を多く要しましたために、私が予算委員会に参りましたときには、官房長官にかわって総理大臣が答弁をしたからよろしいというようなことになってしまいまして、失礼をいたしたわけでありますが、ただいま大原さんがおっしゃいましたように、この問題は法律的論議は別といたしまして、現象としては好ましい現象とは考えておりません。ただ、法律的な解釈は、おそらく厚生大臣あるいは関係事務当局から答弁されたことと思いますが、私自身が扱っておりますことは、御承知のように、この……
○橋本政府委員 一口にと言われるとなかなかむずかしいのでありますが、米内山さんがおっしゃるように一口に申し上げますと、よいことをした人にはほうびを上げようということになると思います。御承知のように、戦後のいわゆる日本の農地改革の成功は、これは資本主義の国と共産主義の国とを問わず、ひとしく称賛をしておるわけです。これは皆さんの御協力も大いにあずかって力があったと思うのでありますが、そういうりっぱな仕事がなし遂げられたのは、何と申しましても関係者の御協力にまつところが多い。したがって、当時買収されました土地を譲り受けましたいわゆる自作農創設者、これらの方々も、当時の改革に協力せられたいわゆる旧地主……
○橋本政府委員 ただいま川俣委員から御注意のありました時間の厳守につきましては、関係閣僚に十分に督促いたしまして、今後さようにいたしたいと存じます。 なお、資料提出並びに予算関係法案ですが、予算関係法案は、本国会におきましては七十七件を予定いたしております。そのうち本日までに提出済みのものが十四件、なお近日中に提出予定のものが七件、私のほうといたしましては、できるだけ早くということで関係閣僚にも督促をいたしておりますので、二月中旬までにはできるだけ全部の予算関係法案を出す予定にいたしております。その点御了承願います。 なお、資料提出につきましては、各委員からの御要望に応じて、直ちにすみやか……
○橋本政府委員 大原委員の御質問でありまするが、まことにこの問題は重大問題でありますので、私といたしましては、各方面関係者等の御意見を十分に拝聴して努力をいたしたい、こういう意味合いの話でありまして、その点、御了承願いたいと思います。
【次の発言】 いまの御質問の趣旨でありまするが、両審議会ともに、もちろんこれは重要問題でありますからして、それらの申告といいますか、答申を得べき性質のものであると考えております。ただ問題は、御承知のようになかなか重要な関係に入ってまいっておりますので、はたして両審議会の答案が得られるかどうか。政府といたしましては、できますればもちろん政府の考えておるような考え方……
○橋本政府委員 総理大臣は渉外関係でかねてから約束をいたしておりまして、それらの人と面会の約束を前からいたしておりますから、まことに恐縮でありますが、きょうは出席しかねることを御了承願いたいと思います。
【次の発言】 まことに恐縮でありますが、人と人との関係でもあり、時間の関係もありますので、具体的に何時から何時までという答弁もいたしかねることを、ひとつお許しを願いたいと思います。
【次の発言】 両大臣に対する質疑応答につきましては、これを明確に記しまして連絡をとり、総理大臣に報告をいたすことにいたします。
【次の発言】 内閣総理大臣の渉外事項につきましては、慣例上申し上げられないことになって……
○橋本政府委員 日韓基本条約について、きょうの午後二時の予定でイニシアルが行なわれることになっております。
【次の発言】 きょう外務大臣が署名されますのは、いわゆる調印ではありませんで、イニシアルでありますから、その必要がないと考えております。
【次の発言】 御承知のように、本日イニシアルが行なわれますのは基本条約だけでありまして、全体のものにつきましては、なおこれから折衝を進められるわけでありますから、まだ全体の条約が仮調印、もしくは調印という形式をとっているのでありませんからして、御質問のような意味での何はないように考えます。
○橋本政府委員 医療問題につきましては、国民の皆さんをはじめ国会の各位に対していろいろ御心配を相かけまして、まことに恐縮千万と考えております。 この問題は、御承知のようないきさつからして、手続によって法案を提出する順序がなかなか立ちませんために、私は、もちろんこれは厚生大臣の所管を取り扱うわけでありませんけれども、総理大臣の補佐として、また政府の一員として、この問題の解決は国民医療にとって大きな問題であるという立場から、かつまた、今日までこじれにこじれました問題の曙光を関係各位の御理解によって解決をいたしたい、さような決意をもって、御承知のように、せんだって来からして、両三回にわたって長時間……
○橋本政府委員 ただいま竹本委員からの御質問でありまするが、総理大臣が、通常国会の劈頭の施政方針でも、あるいはその後における予算委員会での皆さんの御質問に対しまして、いま申されました政治の姿勢についての見解はしばしば申し述べてありますので、官房長官たる私が発言する必要もないようではありますけれども、一心同体の立場でありますからして、私自身が感じておりまする佐藤総理の施政の方針を御理解願いたいと思いまするが、当時施政方針の中でも申しておりまするが、今日の日本の新しい情勢、戦後二十年を経て、いわゆる日本というものが成年を迎えたものである、その成年という立場からして、いまみずから人間性を考え、日本の……
○橋本政府委員 石田さんの御質問の根本の精神は、日本の農村、日本の農村の青年、こういうものをどう考えておるのかということが基本のようであります。税制等の問題は、所管大臣、大蔵大臣等からありますからして、その基本の問題についての考え方ですが、御承知のように、これは私が申し上げるまでもなく、日本は豊葦原の瑞穂の国ということで、われわれは、私自身も農村の出身であります。石田さんが農村の現在の状態を憂えられて、そこで、佐藤内閣の社会開発の精神は農村にも及ぶのかどうかという根本問題について私にお固いがあると思いまして、その点からお答えを申し上げますが、もちろん、今度の予算の面から考えましても、まだ佐藤内……
○橋本説明員 皆さんには、通常国会に引き続いて臨時国会、また第二回目の臨時国会と、いろいろお世話になりますことを心からお礼申し上げます。 御承知のように、来たるべき臨時国会を十月五日ということで、前もって議長、議院運営委員長にも了解を求めまして、十月五日と閣議で決定いたしまして、正式に皆さんに御了承願い、会期等についても御審議を願いたいと存ずるわけでございます。 法案の内容については参事官から申し上げますが、なお、法案の説明をする以外に検討中のものもございますので、いま一つ一つ申し上げる以外に、なお二、三の法案をいずれ出さざるを得ないと思います。特に、御承知のように災害等もあったものであり……
○橋本政府委員 お答えいたします。 御承知のように今回の春闘の処分でありますが、先ほど来から大原委員から関係者に御質問がありましたが、政府は、公社にいわゆる当事者能力はあるという見解に立っております。ただし、その当事者能力というものは完全なものではない。完全なものではないということは、そのいかんによっては予算措置を行なわなければならぬというところについて完全なものではないが、当事者能力はあるという見解を従来どおり持ってまいっております。今回の場合でも、御承知のように春闘に関して団交が進められた際に、政府は、従来なかった有額回答を行なっております。これは、政府としましても、あるいは三公社関係に……
○橋本政府委員 今第五十回国会に提出済み並びに提出予定法律案等について御説明申し上げます。種々お世話になりまして、心から御礼申し上げます。 すでに提出済みのものは、日韓関係条約一件、並びに法案三件であります。条約は、日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約が一つ、協定が四つありますが、その一つは、日本国と大韓民国との間の漁業に関する協定、次が財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定、三番目が、日本国に居住する大韓民国国民の法的地位及び待遇に関する日本国と大韓民国との間の協定、四番目が、文化財及び文化協力に関する日本国と大韓民国との間の協定、それか……
○橋本政府委員 御承知のように、条約の内容は、政府は日韓関係の正常化につきましては一括してこれをきめていただきたい。したがって、基本条約その他の協定、公文に至るまで、それらは日韓正常化に必要なる、一つも欠くことができない政治的な意図を持っております。こういう例は従来もあることでもありますし、もちろんこれは、これらが、法律的に言えば、一つが否決され、他が賛成される場合もありますけれども、政府の意図というものは、これらを一括して承認を求め、これが成立することによって日韓関係の正常化が成り立つ、こういうたてまえでありますので、一括してこれを一つの案件として皆さんの御審議を願ったわけであります。 こ……
○橋本政府委員 これは法律に書いてありますように、内閣総理大臣はいわゆる関係行政機関の主たる行政を行なう必要があると認めるときは当該事項について会議に諮問しなければならない。これは意見の相違があった場合だろうと思うのです。また、たとえば具体的の例で申せば、科学技術庁は科学技術庁としての意見があり、文部省は文部省としての意見があった場合、総理は次の各項に掲げる事項として、四項目ございますが、これらについて総理が諮問する場合があると思います。また第三条には諮問があった場合、原則としてこれを尊重する、まるまる尊重するという意味ではありますまいが、いずれにせよ政府でつくった審議会でございますからして、……
○橋本政府委員 ただいまの穗積さんの御質問でありますが、閣議というところはどういうところかということをひとつ申し上げたいと思います。 閣議というのは、大体短いときで一時間かかりますし、その間あらかじめ議題をきめることが原則であります。それからあらかじめ議題をきめませんが、必要に応じて各大臣から、こういうことについて報告をいたしたい、これが大体原則です。したがって、閣議の主宰者としての私の考え方は、いわゆる前もって予定された正式の議題並びに予定することはなかったためにこういう発言をいたします、こういうことを事前に官房長官に通知したものをもって議題といたす、これが原則であります。当然そうでなけれ……
○橋本政府委員 最初に、今朝といいますか、午前零時ですが、札幌が今度一九七二年の冬季オリンピック場に決定いたしました。これは建設委員会各位の非常な御協力を願ったことでありまして、心から御礼申し上げます。 いまの御質問ですが、御承知のように昔は衣食足って礼節を知る、そして衣食住というものが国民生活安定の三要素と、こういわれておりました。今日では逆に住食衣という形だろうと思うのです。その意味で住宅政策、もちろんこれは土地政策も含めての住宅ですが、住宅政策は今日の政治の段階では最も緊要欠くべかざる、しかも重点的な施策であります。 一昨年佐藤内閣ができまして、昨年に社会開発懇談会というものを設けま……
○橋本政府委員 お答えの一部でありますが、前提として佐藤総理が広い意味でこういう問題をどう考えておるかということを申し上げておきたいと思います。 これは国会の施政方針あるいは国会を通じて佐藤総理は常にいかなる国とも親善関係、親しくしていきたい、仲よくしていきたいということばを使っております。これは、いわゆる日本の国自身が置かれた憲法上の地位並びに世界的な立場における日本の地位、そういう基本的な原則から考えて、総理が言われておることは日本の一つの国是であろうと思うのです。そういう前提のもとに考えて、したがって未承認国といえどもケース・バイ・ケースで前向きにこれを処理していきたいということは、佐……
○橋本政府委員 先ほど大蔵大臣から、春闘の窓口は官房長官のようにおっしゃったが、職責上は、春闘の窓口は官房長官でもありません。これは所管大臣がその窓口であります。ただ、官房長官がこういう問題で列席をするといいますか、司会をするというのは、いわゆる内閣でいう調整の役目で出席をいたし、また調整の役目をとっておるわけであります。 これは、先ほど来から大蔵大臣と山田さんの質疑応答を聞いておりましてもわかりますように、当事者能力という問題がやかましく言われておる。事実、現在の法律からいうと、いわゆる形式論的には当事者能力がありながら、すぐその後段で、政府はこれに拘束されない、こう規定してある。またその……
○橋本政府委員 どうも当委員会で答弁することは何か面はゆい感じがいたしますが、まだ国務大臣でありませんので、いわゆる責任ある答弁ができないことは残念だと思っております。 ただ、森本君からお話がありましたように、昨年の春闘以来私が関係閣僚の協議会の司会をして、できるだけ法律の上から見ても、また社会情勢から見ても妥当なりという線を出すために努力をしてまいっております。本年の春闘も、御承知のように経済界は必ずしも楽観を許さない。その状況下で民間の回答がそろそろ出つつありますけれども、中にはもちろん昨年あるいは昨年を上回るような回答がありましたが、また中小企業等はかなり悪い回答といいますか、要求に応……
○橋本政府委員 ただいま議題となりました内閣法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 まず、内閣官房長官は、内閣の直接の補佐としての内閣官房における複雑多岐にわたる事務を統轄し、閣議にかかる重要事項に関する総合調整の事務を統轄して行政各部の統一保持の衝に当たり、また、国内及び国外に対して機敏に内閣の重要政策に関する広報を行なうなど、きわめて重要かつ広範にわたる国務を処理しているのでありまして、その職責は、まことに重要であります。このような内閣官房長官の職責にかんがみまして、この際、内閣官房長官は国務大臣をもって充てることとし、これがため現在の国務大臣の定数……
○橋本政府委員 ただいまの御質問に対してあるいは十分意を尽くさないことになるかもしれませんが、いろいろ実情問題あるいは政治的なものの考え方等をやはりあわせて御説明申し上げたほうが、御理解を得られると思います。もちろん政府が臨調の答申を受けまして、しかも長年月を要してつくられた答申案でありますから、まことに有力なる御意見が、これを占めておるわけであります。ただ、この問題、もちろん方向として、当然政府としては御承知のようにできるだけ能率のあがる政府、かつまた安上がりと言っては失礼でありますけれども、なるべく金がかからないで行政能力ができれば一番いい、いわゆる世間でチープガバメントと言っておりますが……
○橋本政府委員 ただいまの川俣委員からの発言でありまするが、もちろんこの出席につきましては、政府側といたしましては必ず時間を守って出席をいたすように私が督励をいたし、かつまた鞭撻をいたす方針でありますから、御了承を願いたいと思います。 なお、渉外事項等でやむを得ざる事故があります場合は、事前に委員長もしくは一部皆さんに御了解を願って、まごつくことのないようにいたしたいと考えております。 資料の提出の件でありまするが、従来いろいろ当方の不手ぎわからしておくれました点はおわびを申し上げまするが、今後さようなことのないように、昨日も委員長から一応資料の提出方の話もありましたので、さっそく各省大臣……
○橋本政府委員 ただいまの川俣さんのお話、実は運輸大臣が用務で日曜日に出張することを了承を与えたのは私でございますが、その点、川俣さんがおっしゃるように、種々の観点からいろいろの事情を十分に了察せずして私が了承を与えたという点において、私もまことに遺憾の点がありますが、用務のために行かれるということでありますので、形式上大臣の出張の場合は官房長官の了承を得るということになっておるので、私が了承を与えましたので、その点は、今後とも十分に注意して、了承を与えることについては慎重なる態度をとろうと思いますので、御了承を願いたいと思います。
○橋本政府委員 ただいま御質疑がありましたように、三十九年の五月に、衆議院におきまして地価安定施策の強化に関する決議案が可決されまして、政府はこれを尊重するという答弁をいたしております。この問題は、岡本さんも京都伏見区の止まれでありますからして、特に関心も重大であろうと思いますが、政府はこの決議を受けまして以来、これが具体化のために努力をいたしてまいっておるわけでありますが、御承知のように、なかなかこの地価対策問題は広範な問題を含んでおります。昨年、おそくなりましたけれども――その前から建設省においては十分検討を続けてまいったわけでありますが、なかなか一省においてこれを解決することが非常にむず……
○橋本政府委員 先ほど外務大臣が答弁いたしましたように、実は軍縮問題といいましょうか、核を中心にする軍縮は、これは日本の防衛態勢の上では、防衛上の意味からいえば、必ずしもいま国防会議の議題と――もちろんこれは、いろいろな意味での意見の交換等は行なわれましても、現在核を中心とする軍縮問題は外交問題であろうと思います。いま日本の自衛隊には、もちろん核の研究もなければ、核の装備もしておらない。そこで、外交上の軍縮問題として扱われる以上は、やはりこれは外務省に置いて、十分なるスタッフを置いて検討することのほうが適当であり、かつまた、外交問題はもちろん外務大臣の専管事項でありますと同時に、それは総理の考……
○橋本政府委員 八木さんから、総理大臣の熱意を官房長官はどういうふうに感じておられるかということを指示しての御質問でありますから、私国務大臣ではありませんが、私からお答え申し上げます。 これは、せんだっての質疑の時間におきましても、八木委員の詳細なお話を私は総理大臣のうしろにおいて詳しく聞いておりました。その熱意のほどには心から敬意を表します。総理があの際にお話し申し上げましたように、同和問題が今日においてなおかつ解決を見なかったことはまことに遺憾である、まことに残念である、自分としては最善の努力をもってこの問題の解決をしたい、特に昨年八月、同和問題に関する答申を受けておるので、これを尊重し……
○橋本国務大臣 このたび、内閣改造に際しまして建設大臣を拝命いたしましたが、何といたしましても私はその方面は全くのしろうとであります。この前しばらくやりましたけれども、勉強する期間なくしてかわったものでありますから、しろうとと申し上げてあえて謙遜ではなく、そのとおりでありまして、皆さんのような専門家にはいろいろ教えを請わなければならぬと思っております。日ごろ建設委員の皆さんには建設行政に対して非常な御高配をいただいて、つつがなく建設行政が歴代ともに進められてまいりましたのも皆さんの御協力のおかげでありまして、心から御礼を申し上げる次第であります。どうか今後私の建設行政につきましても、ぜひひとつ……
○橋本国務大臣 ただいまの茜ケ久保さんの御質問ですが、私この前一回建設大臣をやったといわれましたが、顔見世狂言程度のことでありますから、十分に全体的なものを検討する時間を持っておりませんので、あまり経験がございませんが、今回八月から再び建設大臣の仕事を仰せつかりましたが、ただその間に、瀬戸山前国務大臣からも総理大臣からも、沼田ダム計画についての引き継ぎは聞いておりません。ただこれは、もちろん専門家でありますから皆さんも十分御承知のとおり、昭和四十五年度までに、いわゆる水需要というものは、大体建設省としては、毎秒百二十トンを心要としておる。そのうち建設省が計画して確定されたものは約八十トンであり……
○橋本国務大臣 今回、官房長官から建設大臣を拝命いたしました。官房長官時代に皆さんには公私ともたいへんお世話になりまして、大体不規則発言が多いようでありましたから、御迷惑をかけたこともあろうと思います。その点、心からお礼やらおわびやらを申し上げたいと存じます。また建設大臣といたしましても、私、前にちょっとやりましたけれども、これはかけ足でそっと通っただけでありまして、もちろん建設関係にベテランということでもありません。ことに大体が大ざっぱなほうでありますから、国会答弁等ではとちることが多いだろうと、いまから大いに小心翼々たるものがありますが、その点、皆さん方の御愛情によってひとつ御指導を願いた……
○橋本国務大臣 ただいま森総務長官から二十四号並びに二十六号台風に対する被害状況の概要を御報告申し上げましたが、今回の疾風迅雷のごとくやってまいりました特に二十六号台風によって死者、行くえ不明合わせて三百十数名、負傷者七百余名を出しましたこと、災害に当たられました方々に対して深く弔意を表する次第であります。 もちろん、この原因等について政府並びに県当局と十分なる連絡をとりつつ調べておりますが、大体報道せられるように、山津波あるいは台風による家屋の破壊等によって災害が起こっておるわけであります。もちろん、建設関係から申しますと、従来ともいわゆる上流地区における防災はできるだけ予算の配分を得て措……
○橋本国務大臣 台風第二十四号及び第二十六号の被害を受けられました各地方に対し、かつまた、なくなられた方々及びけがをされた方々に対して深く御同情申し上げる次第であります。 ただいまの御質問でありますが、従来もこれはやってまいっておるのでありますが、おっしゃるとおり原形復旧だけではなくて、改良並びに災害関連事業をあわせましてそうしてしっかりしたものをつくっていきたい。また、つくってまいる。ただ、おっしゃるように、これを半年か一年でやれ、こういうことを言われましても、実は工事の予算の関係等もありますけれども、予算のほうは別といたしましても、工事それ自体も、早期完成を目的といたしましても、やはり二……
○橋本国務大臣 私、閣内で、松代地震対策連絡協議会の会長、さようなことになっておりますので、最近における対策をどうやってまいったか、一応皆さんに御報告申し上げて、なお皆さんの御協力と御鞭撻を得たいと存じます。 御承知のように最近この地震が拡大されまして、それがために地震対策地域の拡大ということについて協議をした結果、従来三十六市町村でありましたものを、八町村を追加いたしまして、これを九月の十四日に決定いたしたわけであります。 次に、避難用応急仮設施設の設置。これも早くから、前大臣当時からこれを進めてまいりまして、従来設置済みのものは三百五十二戸でありましたが、最近の拡大その他の事情にかんが……
○橋本国務大臣 ときには総理の代理をやらされ、ときには総裁の代理をやらされる――これは一昨日でしたか、山本幸一君が本会議の質疑でこの問題に触れられましたので、総理が、ある意味においては総裁という意味も含めて答弁されたものと考えておりますが、こうして大蔵委員会でお話がありますとそれだけじゃ済まぬようでありますけれども、ただ、この問題はもちろん小林章君の復党にも関連をいたしておりますが、広く考えれば、いま保守党の近代化というお話もありましたが、やはり政党全体の近代化の問題といいますか、国民の信頼の問題、特に国会が国民の代表である以上は、常に国民の良識に報いられるような政党でなければならぬし、また国……
○橋本国務大臣 この機会に、私当委員会で初めて建設大臣としてごあいさつを申し上げます。 今後皆さんにたいへんいろいろお世話になることと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。 なお、御承知のように、二十四号及び二十六号台風で多数の方々が災難をされ、たいへんな損害を受けられましたことにつきましては、心から御同情申し上げております。なお、内容につきましては、衆議院の建設委員会並びに災害対策特別委員会等で御報告を申し上げましたので、この際ひとつそれは省略さしていただきます。 ただいま加藤さんの御質問の件でありますが、いま長岡市周辺で信濃川に架橋しておる橋は、御承知のように長生橋と蔵王橋があ……
○橋本(登)小委員 参考人の方にちょっとお伺いしたいのですが、きょうのお話を伺っておりますと、現在の放送の状態というか放送局についてのお話が主になっているのです。実は放送法は一つの基本法なんですが、基本法としてひとつお考えおきを願いたいのです。たとえば御承知のように東京でテレビが六チャンネル、地方によっては二チャンネルあるいは四チャンネルということはありますけれども、とにかく技術的に見てテレビというものは波が東京、大阪のようなところで六チャンネルしかないのだということ。それからテレビならテレビというものが教育上どういうような力を持っているか、こういうことを考えると、最近アメリカで、御承知のよう……
○橋本(登)小委員 ちょっと河口さんにお聞きしたいのですが、だいぶ御研究のようですが、私どもの調査が進んでおりませんのでお教えを願いたいのです。 このUHFを全国十ブロックにお分けになって、UHF局を一局置く。そしてキーステーションを全部ネットワークで流せることにした。いま東京にはVHF局が、キーステーションと目されるものは六つあるわけですね。NHKに二つ、それから民放が四つ、このうち二つのNHKのほうは大体においてネットワークが組まれている。四つはネットワークが完全に組まれていないわけです。そこで平均すると、どういうことになりますか、地区によっては、民放が一つというところが相当あるわけです……
○橋本政府委員 ただいまの石田先生の御質問でありまするが、総理が、戦後処理が行なわれてまいっておりますと言う意味は、当時皆さんの御審議を経て、この法案は過去に通っておりまするが、実際上、現在実行に移されつつある段階であるという意味であって、今後新しい問題を予想して、そうしてこれからも起こるであろうというようなニュアンスの意味ではないと理解いたしております。したがって、これは総理が本会議等で御答弁申し上げましたように、いわゆる農地報償法案なるものは、戦後処理とは別個のものである。もちろん、これは現実の社会の面からいえば、ああいう大きな戦争がありまして、そのあとにおける一つの社会改善の必要から、あ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。