このページでは小泉純也衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○小泉純也君 ただいま議題となりました法律案につきまして、公職選挙法改正に関する調査特別委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、昨年十一月に行なわれた衆議院議員の総選挙の結果等にかんがみ、補充選挙人名簿制度及び立候補制度の合理化、選挙運動方法の合理化、選挙公営の拡充、政党その他の政治団体の政治活動及び選挙運動の合理化、罰則の整備その他所要の改正を行なおうとするもので、そのおもな内容は次のとおりであります。 第一は、衆議院議員、参議院議員及び都道府県知事の選挙について、選挙運動のための連呼行為の制限を緩和することといたしたのであります。これに伴い、連呼行為に関する時……
○小泉純也君 私は、去る六月十一日、昭和電工川崎工場において発生したガス爆発事故に対しまして、自由民主党を代表して、総理大臣並びに関係大臣に若干御質問をいたしたいと存じます。(拍手) 質問に入ります前に、まず私は、なくなられた方々につつしんで哀悼の意を表し、遺族の方々に衷心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。また、不幸にして負傷せられた方々に対しましては、一日もすみやかに御回復あそばされますようお祈り申し上げます。 私は、六月十一日夕刻、いち早くこの悲報に接したのでございますが、正直に申しまして、これは何かの誤報ではないかという感じがまずいたしたのでございます。石油化学工業と申しますれば……
○小泉純也君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、公職選挙法改正に関する調査特別委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 本案は、選挙制度審議会の答申に基づき、さしあたり衆議院議員の総定数及び各選挙区において選挙すべき定数について是正を行なおうとするもので、そのおもな内容は次のとおりであります。第一に、衆議院議員の選挙区において選挙すべき議員数について改正することといたしております。申し上げるまでもなく、現状におきましては、衆議院議員の選挙区別の人口と議員の定数との間には、各選挙区間において相当の不均衡が見られ、その上下の差は三倍以上……
○国務大臣(小泉純也君) 最後の御質問にございました会計検査院に指摘された不正不当支出の件でございますが、防衛庁におきましては、任務の性質からいたしまして、この問題については格段の留意をいたし、年度初めに会計検査基本方針なるものを指示いたしまして、監査の厳重を期してまいったのでございます。先ほど、三十六年度三億円という御指摘がございましたが、これは誤りでございまして、もちろん、一件もあってはならないことではございますが、三十六年度は、六件、二千八百万円であり、三十七年、三十八年度と大幅な減少を示しておることを御了知願いたいのでございます。もちろん、私どもはこの不当支出の絶無を期して、今後ますま……
○国務大臣(小泉純也君) 総理の答弁で大体尽きておるものとは存じますが、水戸射爆場の問題について申し上げますると、地元住民の要望その他の情勢からいたしまして、私どものほうでもすみやかに返還、移転を実現いたしたいと存じ、米軍側と数次にわたって交渉を続けてまいりました。米軍側といたしましても、適当な代替地があれば、その移転に応ずるということでございまして、関東一帯にかけて鋭意代替地の調査検討をいたしてまいりましたが、米軍側の条件に沿うような適当なところなく、また多少条件に近いところがございましても、地元の反対等においていまもって行き悩んでおるのが実情でございます。最近におきましては、米軍側に対し、……
○国務大臣(小泉純也君) 高田議員にお答え申し上げます。 三矢図上研究が現在の南ベトナムの情勢と何らかの関連があるのではないかというお尋ねでございまするが、御承知のとおり、三矢図上研究は、昭和三十八年度におけるわが陸、海、空、三自衛隊幕僚監部の図上における作戦研究炉ございまして、何らベトナムの情勢とは関連がございません。 なおまた、海外派兵について御言及相なりましたが、わが自衛隊としてさようなことを検討したこともなく、また、海外派兵というようなことは毛頭考えておらないことを御理解をいただきたいのでございます。(拍手)
○小泉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、重ねて、本委員会の委員長の職をお受けすることになりましたことは、まことに光栄に存ずる次第でございます。本委員会の重大なる使命にかんがみまして、微力ではありますが、懸命の努力をいたし、あわせて、委員各位の格別なるお力添えをいただきまして、当委員会の円滑なる運営を期し、この重責を全ういたしたい所存でございます。各位の御協力、御支援を切にお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの青木君の動議に御異議ございませんか。
○小泉委員長 これより会議を開きます。
この際自治大臣より発言を求められております。これを許します。自治大臣早川崇君。
【次の発言】 これより、公職選挙法改正に関する件について調査を行ないます。
まず、本件に関しまして、衆議院議員総選挙の管理、執行状況等に関する件につき、政府より報告を聴取いたします。長野選挙局長。
【次の発言】 自治大臣の時間の関係がございますので、他の報告はあと回しにいたしまして、直ちに大臣に対する質疑に入りたいと存じます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 それでは、自治大臣のほうに参議院の予算委員会からさいそくが来ておりますか……
○小泉国務大臣 答弁に先立って一曹ごあいさつを申し上げます。 このたび私防衛庁長官に就任いたしましたが、外務委員会と防衛庁の仕事とは密接な関係がございまして、たびたび外務委員会にも出席をいたさなければならないことに相なるのでございます。どうぞ外務委員会の諸先生におかれましては、いままで同様、いな以上に何かと御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。(拍手) ただいまの穗積委員の御質問にお答え申し上げますが、今回の事件について、防衛庁といたしましては、外電の報ずるところ、ただ平常のルートによるところのアメリカ側の連絡その他アメリカ側の声明、そういう情報を総合しておるだけでございまして、特に防衛庁自……
○小泉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま各位の御推挙によりまして、重ねて私が委員長の重責をになうこととなりました。微力ではございますが、各位の御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの渡海君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
委員長より理事の諸君を御指名申し上げます。
青木 正君 宇野 宗佑君
岡崎 英城君 辻 寛一君
渡海元三郎君 加賀田 進君
……
○小泉委員長 これより会議を開きます。
まず理事の辞任及び補欠選任についておはかりいたします。
理事野原覺君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
続いて理事の補欠選任を行ないます。
先例によりまして委員長において理事を指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、島上善五郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、自治大臣より発言を求められております。自治大臣赤澤正道君。
【次の発言】 次に、去る二十六日付託されました内閣提出、公職選挙法の一部を改正……
○小泉委員長 これより会議を開きます。
公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。畑和君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることといたし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時五十五分散会
○小泉委員長 これより会議を開きます。
公職選挙法の一部を改正する法律案について前会に引き続き質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。宇野宗佑君。
【次の発言】 この際関連質疑の申し出があります。これを許します。島上善五郎君。
【次の発言】 山下榮二君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることといたし、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時五十四分散会
○小泉委員長 これより会議を開きます。
公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたし、審査を進めます。
前会に引き続き質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。島上善五郎君。
【次の発言】 堀昌雄君。
【次の発言】 山下榮二君。
【次の発言】 総理大臣に対する質疑はこれにて終了いたしました。
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時八分散会
○小泉委員長 これより会議を開きます。
公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
前会に引き続き質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますから、これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 山下榮二君。
【次の発言】 この際、青木正君より発言を求められておりますので、これを許します。青木君。
【次の発言】 山下榮二君。
【次の発言】 他に御発言がなければ、動議について採決いたします。
おはかりいたします。
ただいまの青木正君の動議のとおり、小委員五名からなる選挙区に関する小委員会を設け、その小委員及び小委員長は委員長において指名することとするに賛成の諸君の起立を求めま……
○小泉委員長 これより会議を開きます。
去る四月三十日に付託となりました内閣提出の、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。
【次の発言】 まず、政府より趣旨の説明を聴取いたします。赤澤自治大臣。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
なお、本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時二十五分散会
○小泉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出第一六五号、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大柴滋夫君。
【次の発言】 畑和君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時二分散会
○小泉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出第一六五号、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
前会に引き続き質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。畑和君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることといたし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時五分散会
○小泉委員長 これより会議を開きます。
この際、おはかりいたします。
理事宇野宗佑君から理事を辞任いたしたいとの申し出がありますが、これを許可することとし、その補欠選任につきましては、委員長の指名に御一任を願いたいと存じます。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、理事に仮谷忠男君を指名いたします。
【次の発言】 内閣提出第一六五号、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
前会に引き続き、質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。山下榮二君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
……
○小泉委員長 これより会議を開きます。
内閣提出第一六五号、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。山下榮二君。
【次の発言】 おはかりいたします。
本案についての質疑はこれにて終了するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に、青木正君、畑和君及び山下榮二君より、本案に対する修正案が提出されましたので、この際提出者よりその趣旨の説明を聴取いたします。青木正君。
【次の発言】 これにて修正案の説明は終わりました。
修正案について御発言……
○小泉委員長 これより会議を開きます。
この際、先ほどの理事会の協議のとおり、内閣提出第一四三号、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
本案の審査に関し、選挙区に関する小委員会が設置せられておりますので、この際、小委員長より小委員会の経過につき、報告を聴取することといたします。選挙区に関する小委員長青木正君。
【次の発言】 以上で小委員長の報告は終わりました。
【次の発言】 ただいま委員長の手元に青木正君及び畑和君より本案に対する修正案が提出されました。
【次の発言】 この際、提出者よりその趣旨の説明を聴取いたします。青木正君。
○小泉国務大臣 今回の原子力潜水艦の寄港は、御承知のとおり、兵員の休養ないしは補給のために日本の港に寄港の申し出があったのでございまして、その前から、申し上げるまでもなく、アメリカにおいても、ソ連においても、極東地域に相当の原子力潜水艦が配備されておるということは御承知のとおりであろうと存じます。アメリカにおいても七隻ないし八隻、ソ連の潜水艦は、極東地域に九隻程度が常に遊よくしておるという情報は、石橋委員もとくと御承知のことと存じます。そこでそれがどういうふうに影響があるかということでございまするが、防衛庁といたしましては、今回の原子力潜水艦の寄港は、ただ単に補給と休養のために安保条約の締結の……
○小泉国務大臣 中共核爆発の問題につきましては、一九五〇年ごろからいろいろと予想がされておったところでございまして、九月のたしか二十九日でございましたか、ラスク国務長官の中共核爆発に対する見解の表明があったわけでございまして、それ以前に私どものほうとしては何ら的確な情報を得ておらないのであります。また、ラスク長官の言明が近い期間にかりに的中したといたしましても、これが核装備をいたすまでには数次にわたる実験を重ね、あるいは改良等を加えていかなければなりませんので、実際に中共が核兵器を保有するという段階には、相当の時間がある。その時間と申しましても、数年の時間がかかるのではないかと予想されるのであ……
○小泉国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁職員給与法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この改正案は、このたび提出されました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の例に準じまして、防衛庁職員の俸給月額の改定等を行なおうとするものであります。すなわち、参事官等及び自衛官の俸給表の改定を行なうとともに、これに指定職相当の欄を設けることとし、事務官等については、従来どおり一般職に適用される俸給表によることとしております。これにあわせて、防衛大学校の学生に対する学生手当の額等につきましても改定を行なうことといたしております。 ……
○小泉国務大臣 先ほど来弾薬の問題について大出委員の申されますことは、あの辺の基地に最も詳しい大出委員のことでございますから、おそらくそういう事実があったのではないかと私にも推察をされるのでございます。事は、その通路付近地域一帯の、住民に対して非常に大きな不安を与え、また万一ということがございますればたいへんなことでございますので、さっそく大出委員の申し出の件について、あの地域一帯における過去の事実等を、こちらから米軍関係者に、そういう事実があったかなかったかというようなことをば調査をいたしまして、これに対する善処の方法を講じたいと存じます。
○小泉国務大臣 中共核実験の結果につきましては世界が注目をしたところでございますが、その後のいろいろな情報を総合判断いたしました結果、わが国といたしましては、核爆発の実験には成功いたしましたものの、これが核装備を保有するまでには数次の実験と改良を行ない、また、運搬手段の開発等につきましても相当の年月を経なければならないことは、いままで科学、工業水準のきわめて高い米ソ両国の核保有の経過に徴しましても明らかなるところでございます。さような関係からいたしまして、中共が核実験をいたしましても、これが真に戦力となるまでには相当の年月を要するということが世界の常識でございます。また、わが日本といたしまして……
○小泉国務大臣 バッジ組織の完成は、いまおっしゃいましたとおり、第二次防衛計画の完成年度までにこれも完成する予定で進めておりましたけれども、欧州におけるバッジの経験その他にかんがみまして、さらにテストを入念に行なわなければならないというような必要が生じ、一年ほど延長して万全を期したいということで、一年間延長ということになったようなわけでございます。
【次の発言】 さようなことではございませんで、いま申し上げたとおり、諸種の改善をし、十分テストを慎重にやりまして、一年ほど延長をするということになったわけでございまして、予算の面においても、当初の計画どおり進んでおるわけでございます。
○小泉国務大臣 ルメー大将に対する勲章授与の問題につきましては、先ほど総理大臣からお答えがあったとおりでございまするが、私どもの考え方におきましては、ルメー大将の戦後のわが航空自衛隊に対する顕著な数々の貢献に対する勲章の授与でありまして、これは戦時中の問題とは別個に考えるべきものであるという観点に立っておるのであります。なおまた、先ほど辻原委員がお述べになりました中に、日本に対する原爆投下の直接の責任者がルメー大将であったというおことばがございましたが、この点について私どもの調査を参考まで申し上げますると、当時日本に原爆投下を行なったのは、アメリカの第二十航空軍に所属する第三百九十三飛行隊でご……
○小泉国務大臣 第二国際空港建設の場合に、土地も日本のものであり、空も日本のものであるというような考え方に立って決定すべきではないかという御趣旨には、もちろん私もさように考えます。ただしかし、現在、日本の土地、日本の空ではございますけれども、安保条約による日米防衛共同体制というような立場から、米軍が基地として飛行場を使っておる場所もございますし、また当然その飛行場に関連をしての空というものも使うのでございますので、そういう点もやはり考慮の中に入れて考えなければならないのでございます。
【次の発言】 久保委員の申されますとおり、情勢の変化というものも当然考慮に入れなければならないのでございますが……
○小泉国務大臣 ただいま問題になっておりまする水戸射爆撃場の返還の問題につきましては、ここ数年来の懸案でございまして、地元の方々からもたびたび、その水戸射爆撃場が返還されるよう取りはからってくれと熱心な御陳情をいただいております。先ほど福井委員が申されましたとおり、地元の塚原代議士も、私が長官に就任しましてからも、三回、四回にわたってこの問題について防衛庁をおたずねいただいて、たいへん恐縮に存じておるのであります。 私どもも、地元の方々の要望はまことにもっともなことで御同情にたえないと考え、何とかこの御要望に沿うようにしなければならないと最善の努力を払って今日に至っているのでございますが、い……
○小泉国務大臣 ただいまお述べになりました海上人命安全条約等から軍艦が除かれておるということは、一般の船舶といわゆる軍艦とはおのずからその任務が違うのでございまして、そういう点から除外されておるものだと私どもは考えておるのでございます。
そこで、海上自衛隊の艦艇というものは、この条約にいわれておる軍艦かどうかというお尋ねでございまするが、いわゆる憲法第九条の二項にいわれておりまする、憲法に禁止されておる軍艦ではないのでございます。
【次の発言】 いわゆる軍艦に該当するものではないというような意味でございます。
【次の発言】 私が先ほど申し上げましたのは、いわゆる俗にいう交戦権を持つ一般の軍艦……
○小泉国務大臣 将来自衛艦に原子力の推進力をば持ちたい、さようなことは全然考えておりません。また、現在私は希望もいたしておらないのでございます。
【次の発言】 いま御指摘の「原子力の利用うが一般化していない」云々ということでございますが、私はどうしても入れなければならぬというようなふうに考えておりません。これは先ほど愛知科学技術庁長官からも政府の統一見解としてお述べになったように、こういうことは想像の域を出ないのであって、想像をもととして政府の方針を述べるわけにはいかないというような前提がございますので、私も同様でございまして、原子力基本法第二条のもとで原子力を自衛艦の推進力として使用すること……
○小泉国務大臣 現在のところで私のほうで承知いたしておりますのは、アメリカのポラリス潜水艦は一隻であると承知をいたしております。
【次の発言】 新聞にはそういうことが報ぜられたことがございまするが、これはアメリカ側の計画としてはあるかも存じませんが、現在の時点においては、先ほど申し上げましたとおり、一隻だけであると当方は承知いたしております。
【次の発言】 第三次防衛力整備計画の問題につきましては、私がことしに入りましてから各幕に対しまして第三次防衛力整備計画についての基本的な構想をまとめるように指示をいたしたのでございまして、その指示の内容につきましては、大体六月ごろをめどとして柱となるべき……
○小泉国務大臣 昭和三十八年度決算の概要につきましては、お手元に印刷物をお配りしてございますので、これによって御承知おきいただきたいと思います。
何とぞ御審議のほどをお願い申し上げます。
【次の発言】 お答えを申し上げます。
自衛艦の二千トン級とか三千トン級とか、トン数において相当の相違がございますが、そういう三千トン級というような現在において最大のものといたしましては、価格において約五十億程度、年数においては建造から完成まで三年、四年というような日時を費やしておる状況でございますが、なおもう少し詳細に政府委員から概要を答弁いたさせます。
○小泉国務大臣 今回提出いたしました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について、御説明申し上げます。 まず、防衛庁設置法の一部改正について御説明いたします。 前年度に引き続き、第二次防衛力整備計画にのっとり、防衛力の内容充実につとめることとし、昭和三十九年度の定員を改め、防衛庁本庁の職員を千五百五十三人増加することとしております。その千五百五十三人のうち、千四百九十八人は自衛官であり、残りの五十五人が自衛官以外の職員であります。 自衛官の増加は、海上自衛隊及び航空自衛隊の自衛官でありまして、海上自衛隊における増員は五百九十八人で、艦艇の増強並びに航空……
○小泉国務大臣 ただいま御指摘の昨日の誤射の事件につきましては、まことに遺憾であり、申しわけなく存じておる次第でございます。わが防衛庁におきましては、緊急会議を開きまして事態の究明をいたしますとともに、先ほど私は官邸に総理をおたずねいたしましておわびを申し上げますとともに、ただいままでわかっておる状況を御説明申し上げ、一そう注意をするよう総理から言いつかってきたようなわけであります。 概要を報告いたしますると、昨日十時三十分、青森県三沢射場におきまして空対地射撃訓練中の航空自衛隊第二航空団所属F104二機編隊の二番機でございまして、操縦士は板垣肇二等空尉でありまするが、この二番機が、三沢射場……
○小泉国務大臣 これは、先日来、かねてから計画されておりました帝都を中心とする防空演習を実施しておるのでございまして、現在のベトナム情勢等とは何らの関連はございません。
【次の発言】 さっきの帝都と申しましたのは、東京を中心とするということばに訂正さしていただきます。
演習実施の概要につきましては、防衛局長から詳しく答弁をいたさせます。
【次の発言】 中共の核爆発の実験につきましては、昨年の臨時国会においてもお答え申し上げましたとおりでございますが、わがほうといたしましては、いままでの情報によって察知しておりましたのよりは早く実験が行なわれた、そうしてまた、中共の核の進歩、発達というものが、……
○小泉国務大臣 アメリカから、今回の南ベトナムの情勢の変化について、わがほうには何らの通告もございません。なおまた、わが自衛隊といたしましても、この問題について何らの変化はございませんで、平常のままに現在まで過ごしておるわけでございます。なおまた、態勢について、アラート態勢というおことばでございましたが、御承知のとおり、平常の態勢を五として、五段階に分かっておりますが、その平常の態勢のままでございます。
【次の発言】 この問題については、先日石橋委員からも質問がございましてお答え申し上げましたとおり、前もって予定をしておりました計画をそのまま実行したまででございまして、昨年の二月統幕会議で決定……
○小泉国務大臣 高橋防衛政務次官がページ数を申し上げましたことは、これが岡田委員より指摘されまして、私が指示してこの文書を詳細に検討することを命じまして、その調査の結果、合計千四百十九ページ、五分冊よりなっておるということが判明いたしましたので、そういうことを申したと存じております。 またこれは、あくまでも各幕の研究員がグループに分かれましての図上演習の想定のものでございまして、長官決裁のものでもございませんので、総理大臣にも報告をする必要がなく、また私も、この点は一昨年のできごとでございますので、これが問題として提起されるまで存じなかったのであります。
○小泉国務大臣 私の長崎における記者会見の席上申し述べましたことは、いろいろと記者諸君の質問に対してお答えを申し上げたのでございまして、小委員会があるのに、私が進んでそういう発言をしたようなことは毛頭ございません。小委員会ができたのであるから、そういうところで誤解をただしていきたいということは申し上げておきました。また、こういう研究が当然であるというような節も申されておりまするが、私は三矢研究なるものは、用語においても内容においても不適当なものがある、行き過ぎのものがあるというのは、その席上でも申し上げております。そうして、こういう研究をするのは自衛隊の任務で当然であるというのは、三矢研究のご……
○小泉国務大臣 お尋ねのバッジ組織に関する経費のことでございまするが、現在計画をいたしておりまするバッジ関係の総経費は約二百五十億円の見込みでございまして、うち日本側の負担見込み額が、前回臨時国会のときにも申し上げましたとおり、約二百三億円、米国分担期待額が四十七億円で、合計二百五十億円ということに相なっておるわけでございます。
【次の発言】 契約のときの金額は、先ほど久保委員から御指摘のとおり、九十八億円ということでございます。
【次の発言】 先ほど申し上げました日米両国合計二百五十億円というのは、一切を含んでの金額でございます。
【次の発言】 詳しい経費の内容につきましては、政府委員から答……
○小泉国務大臣 分科会における横路委員の質問に対しまして、その後総理とお打ち合わせを申し上げたのでございますが、総理は、本会議の福田委員に答弁したとおりに、わが国としてジュネーブ軍縮会議に参加することは望ましいという自分の希望の意見を申し述べたのであって、防衛庁の関係についていまいろいろと指示するような段階ではないから、別に防衛庁長官にあらためて指示はしなかったのである、こういう意向の表明であったのでございます。
【次の発言】 この総理の御発言に対しまして私が分科会でお答えいたしましたことは、自分としてもそういうような軍縮会議に参加するというようなことは望ましいと考えておるということを申しまし……
○小泉国務大臣 資料の点につきましては、先般の小委員会の高田委員の質問に対しましても、小委員会の正式な御要求があれば考慮いたしますとお答えを申し上げておりまして、また二十八日夜青木予算委員長から、先ほど委員長が読み上げたとおりの要請がございましたので、資料の問題については目下考慮中でございます。
【次の発言】 庁議で決定したというのは、さような事実はございません。目下考慮中でございます。
【次の発言】 防衛庁としては考慮中でございまして、そういう国会法の解釈は、私どもの法制局長官なりから答弁をさせてもらいます。
○小泉国務大臣 お答え申し上げます。
岡田委員が先般当委員会に御配付になりましたものと一字一句違わないというわけではございませんが、ほぼそれと同じような内容のものがございます。
【次の発言】 岡田委員の指摘された書類を拝見いたしましたが、全文にわたって私はまだ精読をいたしておりませんので、政府委員のほうから答弁をいたさせます。
【次の発言】 岡田委員御指摘のような内容のものはございますが、私は全部を精読していないから、詳しいことは政府委員から答弁をいたさせます。
【次の発言】 ただいまお読み上げになりました三矢図上研究は、全員の意見を統合して結論を出したものでもございませんで、各一人一人の幕……
○小泉国務大臣 沖繩に参りましたのは、幹部候補生学校の学生でございまして、ことしだけではなく、毎年各種の見学に参っておるのでございます。
【次の発言】 業務計画は長官決裁の中に入ります。
【次の発言】 もちろん長官決裁のもとに各種の研究をやっております。また、各方面総監部あるいは各部隊においても年次ごとにそれぞれ規模に応じていろいろな研究や訓練をいたしておりますが、その業務計画として長官は決裁をいたしましても、その結果をば取捨選択をいたし、内局において、長官においてこれを決定をするものと決定をしないものとがあるわけでございまして、いわゆる三矢図上研究なるものは業務計画によって行ないましたけれど……
○小泉国務大臣 昭和四十年度防衛庁予算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず組織、防衛本庁について申し上げます。 一、昭和四十年度の防衛本庁の歳出予算の総額は、二千八百五十二億六千九百九十六万九千円でありまして、これを昭和三十九年度の歳出予算額二千六百六十九億五千四百八十八万七千円に比べますと、百八十三億千五百八万二千円の増加となっております。 このほか、国庫債務負担行為として、航空機の購入について二百三十二億二千四百四十一万四千円、器材の整備について二百七十六億九千五百八十二万三千円、弾薬の購入について三十六億二百六十八万五千円、施設の整備について四億九千九百七十三万二千円、……
○小泉国務大臣 第二次防衛力整備計画は、ほぼ予定どおり順調に進捗をいたしておるのでございまして、陸上自衛隊につきましては、五方面隊十三個師団の編成は、すでに昭和三十七年度に完了をいたしましたし、また海上自衛隊については、艦艇は約十三万五千トンとなり、航空自衛隊については全天候性戦闘機部隊十一隊、その他の飛行部隊十二隊、計二十三隊というふうにおおむね順調な進捗を見ておるのでございます。
なお、これが年次における予算関係等のことにつきましては、政府委員のほうから詳しく答弁をいたさせます。
【次の発言】 田口委員御指摘の基地対策、民生、安定という問題がきわめて重要な基本的な問題であることは御指摘の……
○小泉国務大臣 ただいまの問題につきましては、総理の御答弁にもありますとおり、これに参加することは日本としても望ましいことであり、私といたしましてもそういう事態になることは望ましいことであるとは考えておりまするが、まだ防衛庁長官としてこういう問題について具体的な検討をいたしたこともございませんので、いま申しましたような総理の意向に沿って、望ましいことであると考えておるという程度のお答えしかできないわけでございます。
【次の発言】 この問題につきましては、総理の答弁、福田赳夫氏の質問以外に、私は、総理からも党からも、いままで何らお話を受けておりません。
○小泉国務大臣 ただいま資料の点について見解を求められたわけでございますが、本小委員会設定のときに、必要な書類は提出をせよということのあることは承知をいたしております。本小委員会の正式な決定によって必要と認められる書類の提出の御要求があれば、もちろん防衛庁当局として十分考慮することは当然でございます。
【次の発言】 先ほども申し上げましたとおり、小委員会が必要と認めて、小委員会として正式な御要求があれば当然考慮をいたします。ということを申し上げておるわけでございます。
○小泉国務大臣 お答えを申し上げます。 図上演習なるものは、御承知のとおり、自衛隊の任務の一つといたしまして年々行なっておりまするが、毎年の図上演習の規模その他が同一というようなわけではございませんで、ただいま問題になっておりまするいわゆる三矢図上研究なるものは、例年行なっておるものよりは、人員構成その他においては多少大きい意味を持つ研究であったのでございます。 そこで、統合幕僚会議におきましては、陸海空の三自衛隊の部隊の統合的運用に関する諸問題を検討して、そしてまた、あわせて関係幕僚の識能の向上に資するため、毎年図上演習というものを行なっておるものでございまして、先ほど来申し上げますとお……
○小泉国務大臣 もちろん一部分については、いろいろと機能の向上、演練のために行なわれるのでございますから、繰り返し討議をする場合もありましょうし、また一部の問題については、各幕僚の二、三の答案を調整的な作業をやったこともあるのではないかと、私どもも常識的に考えられるのでございますけれども、私が先般来申し上げておることは、いわゆる三矢図上研究そのものに全体にわたっての調整や結論が出されておるのではないということを申し上げておるわけでございます。もちろん初めからむだな研究というようなものはないのでありまして、それはできるだけ具体的な事象と結びついて、効果を発揮するための研究ではございますけれども、……
○小泉国務大臣 核兵器の問題につきましては、政府の既定方針にいささかの変更はないわけでございまして、私どももそれを堅持いたしておるわけでございます。また自衛官といえども、その点においては何らこの方針に背反する考え方を持っておる者があろうとは私は考えません。この三矢図上研究においていろいろな想定や解答がなされておりますが、これも、結論においてはいま石橋委員が言われたようなことが断定されるようなものではなく、高度の政治判断に待つというようなことを最後には書いてある部面もありますので、これが、そういう考え方で核兵器の政府の既定方針をおかしたというようなことは私どもは決して考えておらないのでございます……
○小泉国務大臣 この問題を契機として防衛庁内で秘密保持に対するところの対策を講じたかというお尋ねでございますが、他の委員会でも申し上げましたとおり、私が指示いたしまして、今後こういう種類の役所の秘密文書がほかに漏れることは服務規律の上においても重大な欠陥があるのであるから、そういうことの万全を期さなければならぬということで、次官を委員長とする秘密保全対策委員会というものをつくりまして、あらゆる書類の秘密保持、そういう整理というようなことについて別途対策をば講ずるよういま委員会を開いて検討をいたしておる最中でございます。これは、何もこの三矢研究文書のみにとどまらず、どこの役所でも同じでありまして……
○小泉国務大臣 先般当委員会に御提出申し上げました説明資料を多少手直しする点がありはしないかというようなお考えと拝承しましたが、いまのところ私どものほうでは、その説明資料で特に訂正を要するとか、あるいは補足をしなければならぬとかいうようなことはいまの場合考えておりません。
【次の発言】 この仮想敵国の問題は、従来しばしば申し上げたとおりでございまして、政治的な意味でなくて、全く図上演習をするための一つの想定、いわゆる相手方、対象国というものを仮想敵国という文字であらわしたのでございまして、この点は、前にも申し上げましたとおり対象国とすることが適当であって、仮想敵国というようなことばを使ったこと……
○小泉国務大臣 まず最初に申し上げなければならぬことは、先ほど永末委員が劈頭に防衛に対する民社党の立場をお述べになりまして、あくまでも日本の防衛というものは全国民の防衛、またその防衛に対する方針その他はあくまでも日本国民の要望にいするものでなければならぬ、そういう意味の御発言がございまして、私といたしましても、全く同感であるのみならず、そういうふうに日本の防衛というものはあらねばならないということをさらに痛感をいたし、御意見にごさいましたような、防衛の全体の姿というものを常に全国民に周知徹底をして進まなければならぬという御注意に対しましては、今後ともそういう方向に万全の努力をいたし、私がかねが……
○小泉国務大臣 従来も申し上げておりますとおり、やはり長官は、そういう問題については細大漏らさず報告も受け、また事情を聴取いたしまして、十分慎重な指示をすることが好ましいことでございまして、そういうことをいままで長官が知らなかった、また細部にわたって報告もなかったということは、私は今後いいことではない、これを改めていくべきであるという意味のことはたびたび申し上げてきたとおりでございます。当時の事情は、いままで私が長官として執務をしてまいりました経験からいたしますると、統幕事務局長やその他この研究に従事した幕僚諸君も、おそらく年度年度に当然やっておることであるからというような、いわゆる慣行的な軽……
○小泉国務大臣 ただいま中井委員が申されました新しい国防計画というのではございませんで、おそらく新聞紙の伝えておるところのものは第三次防衛力整備計画の検討を始めておる、そういうことでございまして、その内容について、最近新聞の上に、片りんと申しますか、構想というようなものがときどき出てまいります。しかしながら、これは防衛庁がそういうような検討をしておるとか、あるいはそういう項目が第三次防衛力整備計画の中に盛り込まれるというように責任を持ってお答えできる程度のものではまだございません。おそらく研究をしている各幕僚の方の個人的な見解が新聞記者諸君との間の質疑応答の中でかわされて、それが記者諸君の一つ……
○小泉国務大臣 劈頭川崎委員から述べられました三矢図上研究に関連をして、シビリアンコントロールの問題、軍の政治関与というようなことが絶対あってはならない、またあらしめてはならないという川崎委員、何と申しますか、親譲りの年来の強い御主張、考え方に対しましては私もよく前々から了解申し上げ、またそのお考え方によって議会活動をしておられる点については平素敬意を表しておるところでございまして、今回の御意見のあるところも十分了解いたしまして、さような御心配がないよう私ども万全の努力を続けていかなければならないと存じております。 最後に御指摘のありました自衛隊のあらゆる面についての一朝有事の際に即応する研……
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