このページでは小泉純也衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○小泉純也君 ただいま議題となりました漁港の整備促進等に関する決議案につきまして、自由民主党並びに日本社会党を代表いたしまして、その提案の趣旨弁明をいたします。 まず、決議案を朗読いたします。 漁港の整備促進等に関する決議案 水産資源を開発し、漁業の振興を図るためには、その基本的な生産基盤である漁港を、すみやかに整備することが最も重要なる国策の一つである。 よつて、政府は、次の事項について特段の努力を払うべきである。 一 国会の承認を得た漁港整備計画に基く修築事業の早期完成を図るため所要の予算措置を講ずること。 一 第三種漁港のうち、特に重要であり、かつ、その規模が大きいもの……
○小泉政府委員 大臣が参議院の委員会に出ておりますので、私から一言御了承をいただきたいと思います。検察庁その他所管の各庁における経理上の不当事項につきまして国会の御審議をわずらわしますことは、まことに遺憾に存ずるところでございます。昭和二十八年度における不当事項は六件でございまして、これを過去数年間の数字に比較しますれば、その件数は著しく減少をいたしておりまして、改善に努めた成果をある程度お認め願い得るものと信ずるのでございます。しかしながらこのうちには特に宮崎地方検察庁の多年にわたる経典紊乱事件などが含まれており、何とも申しわけのない次第でございます。法務省としましては従来より職員の犯罪とこ……
○小泉政府委員 私、小泉純也でございます。このたび法務政務次官に就任をいたしました。性来浅学非才に加えて法務行政には全く未経験な者でございますので、委員各位の御指導、御協力をしていただかなければ、その任務を果すことができないと考えるのでございます。どうぞ各委員におかれましては、よろしく御指導御協力を賜わらんことをお願い申し上げまして、就任のごあいさつにかえさせていただきます。
○小泉政府委員 私から本国会における法務省で予定をいたしておりまする提出法律案について、要綱をあらかじめ御説明を申し上げまして、御了承を得ておきたいと存じます。 件名から先に申し上げまするが、六件ございます。第一は、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案、第二は、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案、第三は、商法の一部を改正する法律案、第四は、法務省設置法の一部を改正する法律案、第五は、出入国管理令の一部を改正する法律案、第六は、少年院法の一部を改正する法律案、これだけが現在本国会に提出を予定して、目下法制局その他閣議にいろいろの手続を進めておる件名でございます。 ……
○小泉政府委員 大臣が予算委員会に出ておられますので私から御説明申し上げます。 商法の一部を改正する法律案について提案の理由を説明いたします。 商法につきましては、昭和二十五年法律第百六十七号をもって会社編を中心とする改正が行われたのでありますが、この改正は占領下において早急に行われた関係上、わが国の経済界の実情に対する考慮が十分でなかったうらみがあり、実施後間もなく経済界の各方面から再改正を要望する声が出て参ったのであります。そこで、政府は、商法の改正について検討する必要があると認めまして、昨年七月六日法制審議会に対し商法に改正を加える必要があるとすれば、その要綱を示されたいという諮問を……
○小泉政府委員 ただいま上程になりました少年院法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を簡単に御説明申し上げます。 この法律案の要旨は、少年院の在院者に対し、死傷手当金を支給できるようにすること、逃走した少年の連れ戻しについての措置を明らかにすること及び最近の少年院の状況にかんがみ、暴行、逃走等のおそれがある場合においては、やむを得ないときに限って、在院者に対して手錠を使用できることとすること並びに若干の事務手続の簡素化をはかるとともに、同法中の用語の整理をしておることの四点であります。 第一の死傷手当金について申し上げますと、従来、少年院の在院者が職業の補導等を受けるに際して……
○小泉政府委員 ただいま議題となりました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。 行政費の節約等のため、昨年来行政機関の事務の簡素化及び人員の整理が行われておりますが、これに対応して裁判所につきましても、司法行政事務を極力簡素化して人員の縮減をはかることとなり、すでに昨年の第十九回国会における裁判所職員定員法の改正によりまして、裁判官以外の裁判所の職員が四百二十人減員されましたことは御承知の通りであります。この法律案は、同様の趣旨から、昨年に引き続き裁判官以外の裁判所の職員二百八十人の減員を行なおうとするものであります。 なお、この裁判所の職員の人理整理につきま……
○小泉政府委員 ただいま議題となりました出入国管理令の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。 まず、出入国管理令第五十四条の改正について申し上げます。出入国管理令に定める退去強制事由に該当するため違反の審査を受け、またはその結果国外に強制退去を命ぜられた外国人は、一定の収容施設にその身柄を収容することになっておりますが、疾病その他特別の事情により収容を継続することが適当でない場合には、確実な身元引受人にその身元を引き受けさせ、かつ、一定の金額の保証金を納付させて、仮放免を許可することになっております。この保証金の額は法務省令で千円以上三十万円以下と定められておりますが、最近、収容……
○小泉政府委員 吉田委員の戦犯問題の処理に関する御意見につきましては、私も全く同様に考えておる一人でございます。政府におきましては、御承知の通り、鳩山総理大臣も戦犯釈放の問題については大いに努力をするということをしばしば声明いたしておりますし、その担当と申しまするか、相手国と政治的に問題を解決しなければならない衝にあられまする重光外務大臣も、先般特にこの問題に言及をいたしておりますことは御承知の通りでございます。法務省といたしましては、ただいままで局長がいろいろ御答弁申し上げておりました通り、事務当局としては、当然今までの条約上の義務その他法の示すことによって事務的にこれを処理して参りまして、……
○小泉政府委員 ただいまの事柄は私どもも新聞では拝見をして承知しておりますが、特に内閣から法務当局に具体的な連絡はございませんで、新聞で承知しておるだけでございます。
【次の発言】 韓国人が、日本に生活をしたい、また戦争中疎開いたしまして、子供が日本に在留しておられる両親のもとで生活をしたいと申して、その手段方法を選ばず日本に入ってくるというようなことは、ただいま神近先生がおっしゃいましたように、人道的な問題といたしましては、夫婦を一緒に生活させ、親子を一緒に生活をさせたいということは、管理局の取り扱われる方々も常にその苦衷を訴えておられるのでございます。私どもも最初、両親が日本にいて子供が日……
○小泉政府委員 選挙の投票の不正事件を契機として、ただいま生田委員から選挙管理委員会の構成、機構、権限その他について御意見を承わったのでございますが、現在のところ法務省におきましては、具体的に選挙法の改正という問題と取り組んでいないのでございまして、いろいろな話題には出ておりまして、今後選挙管理委員会の権限をいかにするかというようなことが当然問題になってくるとは私も考えております。そういう具体的な問題の研究が始まりました場合には、ただいま述べられました生田委員の御意見をそういう席上にも貴重なる参考としてお取次いたしまして十分善処をしたいと考える次第でございます。
○小泉政府委員 私から本案に対しまする当局の意見を申し上げます。実は本法案につきましては、法務省においては種々検討いたしました結果、不適当であるという結論を得まして、岸本事務次官から閣議決定に基きまして内閣官房長官あて意見書を提出いたしたのであります。大臣の決裁を得て官房長官に提出いたしましたのが七月二十日でございまして、大臣の決裁を得たのでございますから、当然大臣も同意されたのであります。この意見書をもって当局としての意思表示にかえたいと思いますので、これを一応読み上げさせていただきます。 接収不動産に関する借地借家臨時処理法案について 表記の法律案は、以下述べる理由により、正義と……
○小泉政府委員 ただいま長井委員から切々としておっしゃいましたことは、法務当局といたしましても、そのお気持、並びに今後の対策につきまして、全く同感でございます。御要望の通りすみやかにその原因を究明、責任の所在を明らかにいたしまして、全国の教職員に対する戒めともいたし、将来再びかくのごときことが起らざるよう、政府といたしましても格段の努力と注意をもって対処いたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま濱地議員より御紹介のありました新宮地区検察当局者等の職権乱用に関する請願につきまして、今日まで当局が調査いたしました本件に関する事情を御説明申し上げます。本件請願者福田三代太が和歌山地方検察庁に対し……
○小泉委員 議事進行について。もう十二時を過ぎましたし、井手君御自身がくどいようですがと言われている通り、また速記録をごらん願うと御自身もよくおわかりと存じますが、この問題については全く同一の言葉を数回にわたってわれわれは聞かされておる。聞いている身にもなっていただきたいと私は思うのであります。また質問の中にも、いろいろと断定されたこともたくさんございます。一々私は具体的には触れませんが、組合の報告が厳然たる事実であるという断定は、何者もなし得ないのであります。また政府側の答弁が事実と相違しておるという断定も、何人もなし得ないのであります。たとえば人名、住所、年令を聞いたことが、これが直ちに人……
○小泉委員 先ほど委員長から御注意がありまして、時間がないから簡単にせよということでございますから、私は鈴木、門司両委員の質問に関連いたしまして、きわめて簡単に主計局長のこれからの考え方を承わっておきたいと思うのであります。本問題が先刻また国会の問題となりましたのは何も事新しいのではなくて、数年前から横須賀、呉、佐世保、舞鶴等の四軍港市を中心といたしまして、このままの状態ではとうてい市の財政というものはいかんとも方法がつかないという実情から、中央の政治問題に発展をして参ったのでございます。たまたま二十四国会におきまして国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律というものが制定をされまして……
○小泉委員 ただいまの森本君や橋本君の質問に関連をいたしまして、私も一言お伺いをいたしておきたいのであります。大臣は先ほどからの答弁で、単なる試案であるということを繰り返して説明をしておられますが、私どもはどうしてもこれをわれわれの常識をもってしては、単なる試案であるとは受け取りがたいのであります。現に放送法改正の基本方針と明らかにされておる。しかも郵政省、昭和三十一年二月二十九日という日付があり、さらに私が最も遺憾に感じることは、これは全く官僚独善的な考え方に出たものであって、委員会を無視するはもちろん、放送法改正に関する小委員会が厳として存在しておるのをば、果して当局は知らないのであるかと……
○小泉委員 放送協会の決算を議するに当りまして、当委員会といたしましても、また私ども委員の立場からいたしましても捨ておきがたいことがありますので、一言NHK当局にこの真相をただしておきたいと思うのであります。 問題は四月二十九日号のサンデー毎日の誌上に、「放送法にゆらぐNHK」と題しまして、日本放送協会を中心としていろいろの真偽取りまぜての記事が載っておるのであります。この全体を通観いたしますときにだれしも考えることは、最近における新聞雑誌の低劣なる記事ということでありまして、最近における記者の良心と申しますか、全く一部の者が相手方の名誉を棄損してもはばからない、興味本位を通り越して、ある二……
○小泉委員 けっこうです。
○小泉委員 大臣に一言お伺い申し上げたいと思います。これは電電公社が三十二年度の予算の中で公債九十五億円が計上されておったのであります。しかるところ、最近の経済情勢から名省ともそうでありますが、この電電公社の九十五億円のうちの六十億円というような過大な額をば、閣議で大蔵省が削減をするということを決定をいたしまして、郵政当局にも電電公社にもそれぞれ指示があったということを私ども承わっておるのであります。申し上げるまでもなく、今年は第一次五カ年計画の最終年度でありまして、普通の年とは違う。でありますから今回のこの六十億円という削減は、電電公社の五カ年計画の仕上げをする上において重大なる支障が起るの……
○小泉委員 議事進行について。さっきから松井君のこの問題に対する質問を承わりておりまして、電波局長の答弁というものが、全く個人の御意見か、郵政当局の責任ある答弁か、われわれははなはだ理解に苦しんでおります。ことにきわめて答弁があいまいで、思いますとか、訂正されたり、そういうふうでは委員会の権威の上にもはなはだおもしろくないと思いますので、わからなければわからないで、後日的確に調査して次の機会に明確な答弁をするとかなんとか、もっとはっきりしてもらいたいと思う。
○小泉委員 ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件に対し、私は自由民主党を代表し、本議案に承認を与うるに賛成の意を表するものであります。 本議案の内容をなす日本放送協会昭和三十二年度の事業計画及び収支予算を見まするに、まず事業計画において、例年と異なった一つの特色とも申すべきものは、計画概説の中に協会が今後数万年にわたって行うべき事業方針を鮮明したことであります。従来のものはただ単に当該年度の計画に局限されていたのに対し、明確な何カ年計画というべきものではないといたしましても、ともかく一種の長期計画を打ち出し、その一環としての三十三年度事業計画を樹……
○小泉委員 高田参考人にお伺いをいたしたいのでございます。これは同時に他の参考人の方にも通ずることでございまして、お答えは高田さんからいただきたいと存じます。政府の監督権が強化されて、言論の、放送事業の不当なる干渉になるということを多くの方々が言われておるのであります。ことに高田さんは軍閥政治が行われた、いわゆる憲兵隊が一切の政治、言論等を一手に握って抑圧をいたしました時代のことを例に引かれまして、大へん御心配のようでございますが、私は見解の相違かは知りませんが、さように考えないのであります。いわゆる民主政治の今日の発達、このマス・コミの進歩というようなことから考えまして、かりに万一監督官庁の……
○小泉委員 現行の公衆電気通信法では、「電話加入権は質権の目的とすることができない。」と規定しておるのであります。これは第三十八条の第四項でございます。しかしこれをば今回解除することとした理由をばまずお伺いいたしたいのでございます。また電話加入権に対する質権の設定は、提案理由の説明の際大臣が申しておられましたように、通信政策上好ましくない点があるということで禁止しておったということでありますが、この特例法によって質権の設定を認めることとした場合、現行の公衆電気通信法のとっております原則をくずして、通信政策上の支障が生じはしないかとの心配も考えられるわけでありますが、これに対していかに考えておら……
○小泉政府委員 昭和三十年度法務省所管の予定経費要求額につきまして、その大要を御説明申し上げます。 昭和三十年度の予定経費要求額は、二百二億三千三百九十九万三千円でございまして、これを前年度の予算額百九十七億八百五十七万円に比較しますと、五億二千五百四十二万三千円を増加いたしました。もちろんとの約五億二千丑百万円の増加と申しますのは、経費の種類によって増加したものもあり、また減少したものもございますので、それらを差引計算した結果でございまして、増減の詳細なる状況は、別途の資料により御承知願いたいのでございますが、今おもな二、三の点を簡単に申し上げますと、まず、増加したもののおもなものといたし……
○小泉小委員 電波及び放送に関する小委員会の初めての会合でございますが、今後の運営等につきまして、懇談会にしていただいて、自由に御相談を願ったらどうかと考えるのでございますがいかがでございますか。
【次の発言】 なおちょっと今申しおくれましたが、懇談会の議を御承認願いましたならば、懇談会で一応取りきめたものをば、あとで記録にでも残していただいたらどうかと思いますので速記はそのまま待っていただいて懇談会にしていただきたいと思います。
○小泉委員 しばらく委員会を休んでおりましたので、いろいろ御相談申し上げなければならぬことがありますから、この際速記を中止して一応懇談会として御協議を願いたいということの動議を提出いたします。
○小泉小委員 私は松井郵務局長にお願いかたがたお尋ねを申し上げたいのであります。 それは記念切手の発行に関することでございまするが、今日までいろいろと意義ある多くの記念切手が発行をされておるのであります。大体当局におかれましても、毎年記念切手の発行については、それぞれ一定の計画を持たれ、また時期的にも一つの構想のもとに順次これを実施しておられると思うのでございまするが、大体一年間に記念切手というものは、何回くらい、またどういう時期に今までの慣例と申しますか、実績からいたしますれば発行になっておるのでございまするか、この点をお伺いしたいと思います。
○小泉小委員 ただいまの問題につきまして、森本委員からの質問まことにごもっともな点も多々あると思います。また答弁せられる側の小野事務次官も、きのう事務引き継ぎを受けられたばかりの全くの新任早々でございまして、森本委員の質問に十分満足な御答弁ができないのも、これまた無理からぬことと存じますので、一応与党委員といたしまして、今までの質問応答の経過にかんがみましてここに提案をいたしたいことは、事務当局において十分に成案を得られましたならば、その成案について当委員会において詳しく御説明を願いたいということを要望いたしておきます。
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