このページでは小松幹衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○小松幹君 私は、日本社会党を代表して、今回日銀によって実施された公定歩合の引き上げに伴う政府の考え方をただすとともに、今日の日本経済の問題点をあげて、政府の具体的な施策をお伺いいたしたいと思うのであります。 公定歩合の引き上げについては、金利を国際水準にさや寄せするという見地から、池田内閣は常に一貫して、一律的金融引き締めはしないと、こう言い切ってまいりました。公定歩合を上げて一律的引き締めをするというよりも、選別融資等によって量的規制をもって実施しようとする策をとってまいったのでありますが、衆参両院の予算委員会の総理並びに大蔵大臣の発言も、この線に沿って、一律的引き締めはしないということ……
○小松委員 ただいま春日一幸君から大臣に銀行合併の論議が出ましたが、私も主としてこの問題について承りたい。
いま大臣の答弁を聞いてみると、まことに思いつきであった、いかにもアイデアマンとして一発打ったのだ、こういうように聞こえましたが、はたしてそうなんですか。あなたの考えなりあるいは実行力なりというものが、どう行政に反応していくか、その辺をお伺いしたいのです。
【次の発言】 そこで私は二つの問題点をあなた自身が提起したと思うのです。あなた自身の中に思想として持っていることと、大蔵大臣として、行政担当者として責任上持っている二つのことについて私は質問をしたい。
いまあなたは歩棲み、両建ての問……
○小松委員 資料要求をしておきますが、輸出入銀行のプラント輸出のここ三年の地域別並びに業務内容別の数字で、実態を示してください。それから開発資金百億ですか、五十億ですか、あれはあなたのほうでやっていると思いますから、それの実績、状態、それを数字であらわしたものを金曜日までにお願いします。
○小松委員 最初に海外経済協力基金のことについて承ります。
先ほども卜部さんから言われましたが、具体的に私ちょっと聞きたいのですが、貸し付け、出資のその後の実態をケースごとにお聞きしたいのです。
【次の発言】 その十五件の融資のことについてケース・バイ・ケースで御説明ください。
【次の発言】 それを具体的に聞きたいのです。
【次の発言】 あなた、いまのペルーのダムが二十七億とか言っているけれども、全体で十七項目の中を聞いているのですよ。三十四億をもうこしてしまったのはどういうわけですか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 そのうちで、承諾しただけでなくて、実際に資金融資をしたような……
○小松委員 文部大臣にお尋ねいたします。 このたび初めて文部省関係の大学予算が特別会計として独立する形になりましたが、この点について文部省は一体大学教育というものをどのように考えておるかということについて質問をしたいと思います。 実はこの特別会計法というものは、戦前特別会計が大学にあったはずであります。ところがそれは明治の終わりからだんだん日本が軍国主義のはなやかな時代になり、国家予算の大部分というものは軍事予算がまかり通った時代になりまして、大学の自治、大学の教育の尊重という立場から、明治の終わりから大正、昭和にかけて大学自治を軍国予算から守っていくためにむしろ独立をして運営したわけであ……
○小松委員 大臣にお尋ねします。株の問題についてお尋ねしますが、銀行よさようなら、証券よこんにちは、という時代は一昨年の秋から消えてなくなったようでございますが、そうして一年以上、二年にわたって株価は、株の市場は低迷をしておるわけなんですが、この原因は一体何か。一向に株価が異常な高騰を示したのは別にしましても、とにかく一昨年の秋から今日まで、非常に株に対する一般の関心も薄らぎ、あるいは業界も低迷だと、こういっているその最大の理由は何であるか、これを大臣にお伺いしたい。
【次の発言】 先般私は本会議の質問で、株価の問題についてお尋ねしたら、大臣は、株価のことについてはわしの責任ではないというよう……
○小松委員 だんだん時間もおそくなりましたから、私は二、三点について質問をします。今度の改正案で、税理士法の、言うならば交通整理がきちっときちょうめんにできたというような形になっておる、管轄がはっきりした。公認会計士は会計士、税理士は税理士、弁護士は弁護士、こういう区画がはっきりしたということになるのではないか。その面から見ると、きちんとしたようになりますけれども、税理士の面から考えますと、私は背の税務代理人の位置に非常に引き下げられたような感もするわけです。問題点はそういうところよりも、その接触点をどう判断するかという実務の点について私は一、二質問したい。 特にこの接触点でで問題になるのは……
○小松委員 芸能人の方々は日夜たいへん努力なさって国民の目を楽しませあるいは精神的な慰安をさせてくださっておることに対して私は感謝をいたします。 税金が高いということは芸能人の方のみならずわれわれ政治家もそれにはたいへん苦しんでおる。立場を変えてもっと税金を負けろということを私が言いたいくらいなわけであります。いまの税法体系で公平なる徴税ということが税務署の観念だろうと思うのです。ところが最近の世上のムードというか、芸能人あるいは歌手は、最近は少しはお下がりになったようでありますが、たいへんいい生活をしてたいへん金を取っておるという一つの世間の常識が税務署をしてそっちのほうに向かわせておるだ……
○小松委員 私は社会党を代表して、主として経済問題について質問したいと思いますが、まず最初に経済の問題外のことでございますが、一応お伺いして大臣の答弁を求めたいと思います。 ただいまのニュースによりますと、米軍のLST上陸用舟艇において日本の乗り組み員がベトナム地域で戦争協力をしておるということは、先般来問題化しておりましたが、きょう突然でありますけれども、片橋吉明という者が死亡して、米軍の飛行機によって立川基地へ送り返されたという事実を聞いたわけでございますが、この点について実態はどうなのか、お伺いいたしたいと思います。所管はどこか知りません、運輸省かもしりませんけれども、その点、総理のお……
○小松委員 私は、主として総理並びに大蔵大臣に経済問題を質問いたしたいと思います。 世間では、佐藤総理は有言実行と、こう言っていますけれども、私が考えているところは、ことに経済問題においては有言不実行であるように思うのであります。その例をとれば、物価の安定ということは、うたい文句だと思うんです。ところがこれはうたい文句だけであって、一つもやっていない。いや、やっていないだけでなくして、ますます物価は上がっている。佐藤内閣ができてから、今日ずいぶん物価は上がってまいりましたが、ことに四十年度は、七%以上上がっておる。まだ将来も上がる。ことに公共料金を引き上げていく傾向にあるとするならば、昭和四……
○小松委員 私は、補正予算に関連して、ただいま一番国民の側から見て問題になっている物価の問題並びに財政金融政策、この二点について政府にお伺いしたいと思います。 それで、物価問題は、この二月初めから各委員がそれぞれ総理あるいは大蔵大臣にずいぶんと質問をいたしました。私も聞いておりまして、あるいはテレビで映るのを人が見たのを聞いて、その実情を承りますと、何だか政府の答弁は全くそらぞらしくて内容がない、全く空疎な抽象論を並べておるのだ。野党のほうも、もう少し具体性なものを聞かなければいかぬというようなふうに言われておるわけでございます。私も承っておりますと、総理のお返ししておることば、答弁を聞いて……
○小松小委員 いまの歩積み、両建てを大蔵省の行政指導でやるとすれば、債務者定期性預金の割合を押えていくという結論が出てくると思う。その結論を進める過程においての預貸率の問題、これがやはり個々の指導なりあるいは行政なりで結論的に占めてくるのじゃないか。抽象的に言っても一応自粛という過程だけには関係があるけれども、自粛以上にこれをセーブしていこうとすれば、それには検査というものが相当先行しなければいけないと思うのですが、いまの検査の状態というのはどういうかっこうになっておりますか。書類で上がってくる数字はわかるけれども、数字をさらに検査していく過程はどういう過程をとりますか。
○小松委員 私は時間もないし、連合審査で文部委員の方もおりますし、大臣もおりませんので、一言だけで終わりたいと思います。 要は、私は会計操作技術というような問題でこれを把握すればいろいろな観点もあると思います。しかしこれは大きな政治的な意味で考えたほうが文部省あたりは今後ははっきりするのじゃないかと思うのです。私きのうも言いましたけれども、一般会計の予算の中にどっかと文部予算はすわっておってもらいたいと思うのです。少なくとも終戦後文化国家の建設という立場から、内政は教育だ、社会福祉その他国土建設だという形で、一般会計予算の中にどっかりすわったのであります。そうしてすわって、今日、日本の教育を……
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