このページでは石田宥全衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○石田宥全君 私は、日本社会党を代表し、今回の梅雨前線による北陸、東北地方、特に新潟県における集中豪雨の被害対策につき質問せんとするものであります。 まず最初に、家を奪われ、あるいは収穫を持つばかりの多くの稲作農民並びに関係市民各位に対し、心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早く災害を克服され、更生されんことをお祈り申し上げる次第であります。(拍手) 災害は忘れたころにやってくるといわれますが、新潟県加治川改修工事のごときは、十年前から工事の完成を地元民は強く要請してまいったにかかわらず、国並びに県当局は予算上の困難を理由とし、ついに今日の悲惨事を引き起こしたものであって、産業資本の高……
○石田(宥)委員 私は、先般来問題になっております固定資産の、再評価並びに税率の問題について自治大臣にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、十一日の本会議で総理大臣は、固定資産税については農地に関する限り私の責任において絶対に増税はいたしませんと答弁をいたしておるのであります。これは御案内のように経過がございまして、四十三国会では、やはり総理大臣が、固定資産税は増税とならないようにすると言明をいたしました。四十四国会では、同定資産税は減税すると言明をされておるのであります。そうして、この間十一日には、ただいま申しまするような言明となったのであります。今日、地方自治体では、来年度の予算編成の関……
○石田(宥)委員 私は、地元県の災害でございますので、主としてそういう面から要点だけを御質問申し上げたいと思うのであります。 最初に副本部長にお尋ねをいたしますが、昨日午後一時二分ごろ、地震は東京でもかなりの震動がございまして、しかも国会開会中でありますから、閣僚も、全部とは言いませんが、ほぼそろっておられたはずなんです。ところが、実情の把握がきわめておそいのです。おおよそ報道機関のあとを追っかけて、報道機関の情報をキャッチして実態を知る程度ではないかということを感じておったのでありますが、なぜ、あの災害の直後に自衛隊のヘリコプターを出すなり、あるいはまた、民間の航空会社の航空機でもこれを現……
○石田(宥)委員 ただいま参考人並びに説明員の各位からいろいろと御説を拝聴したのでありますが、それに関連いたしまして若干の御質問を申し上げたいと思います。 最初に和達説明員に伺いたいのでありますが、この点はどちらでもいいと思いますけれども、今回の新潟地震につきましては、かって昭和二十四年の三月に、中村左衛門太郎という理学博士の方が、新潟に地震が起こるのではないかということを発表いたしました。当時新潟地方にはかなり大きなショックを与え、同時にまた、県、市当局では地震対策についての具体的な訓練などをもいたしたことがあるのであります。しかし、その後、中村さんの説は何か荒唐無稽なものであるかのように……
○石田(宥)委員 同僚委員の質問と重複を避けまして、二、三御質問を申し上げたいと思うのであります。きょうは大臣が見えておりませんので、それぞれ事務の担当の方でありますから、その範囲で御質問申し上げたいと思います。 最初に、災害対策本部の北川参事官に伺います。 今回の豪雨は新潟地震につき続くものでありまして、一部は新潟地震にプラスアルファになっておる。ほんの一部が豪雨だけの被害というような形になっておるわけであります。地震の被害から多少はみ出た部分も、激甚災害法によって指定された新潟地震の範囲にこれを取り扱うべき筋のものであろうと考えるのであります。これはいまここではっきりした御答弁を願うと……
○石田(宥)委員 朝来の質疑を伺っておりますと、どうも何回か同じことを繰り返しておるようで、はなはだ遺憾に存ずるわけでありますが、これは主管の大臣が出席されないために特に与党の委員の諸君の出席が悪いというようなこともあろうかと思うのでございまして、委員長代理の細田さんは理事でもあられますので、今後の災害対策特別委員会の運営については、やはり主管大臣が出席をされた上で、堂々めぐりをすることのないような運営をひとつ要望いたしておきたいと思います。 建設大臣に一言承りたいと思うのですが、先ほど細田委員から農家の住宅の問題について御質問がございました。この問題もやはり何回か質問のあった問題でございま……
○石田(宥)委員 新潟の地盤沈下の関係につきまして、今日まで数回にわたって本委員会で問題になりました問題点の確認と申しますか、そういう意味でお尋ねをしたいと思うのでありますが、まだ質問をされる方がございますので、要点だけを申し上げて、御答弁のほうも要点を簡潔にお願いをしたいと思います。 今回の新潟の地震に伴いまする防波堤や防潮堤の復興計画をはじめといたしまして、農地や農業用施設の復興計画などにあたって、地盤沈下の最終値をどれくらいと予定しておるのか。これによって計画設計が再検討されなければならないのではないか。最終値がきまらなければ、沈下が進むにつれて堤防のかさ上げが必要になったり、農地、農……
○石田(宥)委員 関連して。小林管理部長にちょっと伺いますが、いまはっきりしたようではっきりしないような点があるんですね。中央競馬会が十数万坪の農地を取得し、または転用する場合は、許可、認可を必要とすると考えるのですが、その点何かけじめはついていないようですから、はっきりしてください。
【次の発言】 先ほど実は中座して失礼しましたが、まだ起債は許可になっていないというお話だったようですが、確認しておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、先ほど来松井委員が御質問になっておりますように、手続の途中で本質的なものがすりかえられたわけです。ですからこの段階では、これに対して自治省としては……
○石田(宥)委員 本年より改定されました固定資産の評価がえに関しまして、私どもは売買実例価額等による改定は大幅な値上がりを招き、したがって農地価格を引き上げる要因となり、農業経営を圧迫するものとして反対をいたしてまいったのでありますが、政府与党の無理解なために、ついに押し切られた形となったわけであります。私は本日緊急問題といたしまして、固定資産課税台帳の問題についてお伺いをしたいと思いますが、その前に、四月一日から二十日まで縦覧に供せられました田畑、山林、宅地等の評価がえによる値上がりの状況、その倍率がどの程度であるかということをまず承っておきたいと思います。
○石田(宥)委員 ただいま先輩の小枝さんからいろいろ御質問があり、また角屋君から、政府の出されております資料並びに専門委員室から出されておりまする参考資料に基づいての質問が行なわれておりますので、私は、まず最初に大臣に対して、総合的な問題についてお伺いを申し上げ、大臣の時間の都合もあるそうでございますから、残余の問題は、局長その他各省の関係官に御質問を申し上げたいと思います。 最初に伺いたいのでありますが、土地改良事業は、いま小枝さんがお話しになりましたとおり、非常に重要な意義のある事業でございますが、最近のような農業情勢のもとでは、従来のような考え方では、また今回行なわれます改正のような状……
○石田(宥)委員 大臣は何か時間の都合があるそうですから、要点だけを御質問申し上げたいと思うのでありますが、三十九年度産の生産者米価並びに需給の関係を中心にお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、現在の食管制度と予約制度というものは、農家が作付をする前に、米価についても、また米価を中心とするもろもろのいわゆる付録事項といわれておるものについても、あらかじめ農民にこれが知らされるということがたてまえなのであります。米価の決定いかん、あるいは先年すでに問題になりましたモチ米加算のような問題については、あらかじめ作付の心がまえをきめなければならない、そういう関係で、すでに田植えが始まっておる段階に……
○石田(宥)委員 きょうは私のほうから質問をいたすことにしておりましたけれども、最初に先般五月十八日に「公害防止と人権擁護に関する質問主意書」を提出いたしまして、それに対して議長を通じて答弁書がまいっておるのでありますが、これに関連する事項の御報告を願って、そのあとで質問を申し上げるように理事のほうに話をしておったわけでありますが……。
【次の発言】 この問題は、昨年来法務省関係でも、人権擁護の立場からしばしば問題を提起しておるわけでありまして、末端の機関から御報告もあったことであろうと思うのでありまして、法務省関係からも実情を御報告願いたい。
○石田(宥)委員 先月二十九日の本委員会におきまして、人権擁護の問題として取り上げていただきました新潟県岩船郡荒川町におけるアスファルト・プラントの被害の問題でお尋ねをしたわけでありますが、当日道路同次長がおいでになりましたけれども、技術面などでよくわからないものがございまして、特に委員長からの御注意もございまして、きょう道路局長に御出席を願ったわけであります。なお、あわせて科学技術庁、厚生省、それぞれ微妙な問題もあろうかと思いまして御出席願ったわけでありますが、最初に道路局長にお伺いいたしますが、荒川町におけるアスファルト・プラントの設置については、昨年一応移動し撤去するということでございま……
○石田(宥)委員 総理大臣にお尋ねしたいと思いますが、農業基本法が成立いたしまして第四年を迎えました。いわゆる農基法体制に対して大きな希望と期待を持っておりました農民も、このごろでは農業に対して何の魅力も希望も失いまして、その方途に迷って深刻に悩んでおるのであります。私は、本日この委員会を通じて、二千数百万のその方途に迷っておる農民に対して、その方向を明示されますることを希望いたしまして、以下各項にわたって質問をいたしたいと思うのであります。 まず最初に、農業基本法に対して、各方面から再検討の必要があるのではないかという意見が最近起こっておるのでありますが、総理大臣は、農業基本法に対して再検……
○石田(宥)委員 私は、農業災害の問題並びに食管制度の問題について御質問を申し上げたいと思うのであります。最近の農政が混迷を来たしておると言われておるのでありますが、その問題についてまず最初に明らかにいたしたいと思うのであります。 この点については、経済企画庁長官に伺いたいと思うのでありますが、池田内閣の施政の中で、農政というものの位置づけをどのように考えておられるのか。どうも、最近いろいろと議論になっておりますように、農政というものは所得政策でいくのか、社会政策でいくのか、あるいは食糧政策を中心としていくのかということについて、一向にその方途が明らかでないじゃないか、こういう問題について経……
○石田(宥)委員 私は、今回行なわれますガットの改正条約承認にあたりまして、特に今回の改正はわが国の農業に与える影響がきわめて深刻かつ甚大であると考えまして、特にその点について究明をいたしたいと思うのでありますが、外務大臣が時間の都合があるそうでありますので、最初に外務大臣に対して一、二お伺いをいたしたいと思います。 外務省は、つい先日アメリカのロッジ特使からの要請もあり、東南アジア開発計画に積極的に協力するために、アメリカ、日本、東南アジアの関係諸国からなる新しい機関である東南アジア開発機構の設立について検討を進めておるといわれておるのでありますが、いかがでございましょうか。東南アジアはベ……
○石田(宥)委員 時間の都合がありますので、秦参考人にお伺いしたいと思うのであります。 戦争前から、地主・小作の間におきましてはいろいろな社会問題がございまして、全国至るところに小作関係で紛争が起こっておりました。当時われわれもその信念で戦ってまいったのでありますが、地主というものは盲腸にひとしいものだ、これはなくていいんだ、むしろあることによって、医学の発達しない時代においては命さえも奪われる危険性がある、もう地主というものは必要はないんだ、ばかりじゃなくて、これはもう有害なものだという議論があって、相当な学者の中でも論争があったわけですよ。であればこそ、私どもが農民にそのことを呼びかけて……
○石田(宥)委員 先般来問題になっておりますいわゆる三矢問題は、わが国における議会制民主主義のためにきわめて重大な影響をもたらすものであり、これは与野党を通じてわが国の議会制民主主義擁護のために協力一致してこの陰謀を粉砕すべきであると私は考えておるのであります。したがって、この問題についてこそ与野党一致、これがために戦うべきであると考えたのでありますが、遺憾ながら、委員長はじめ与党の各位の協力を得るに至らず、私は、はなはだ残念に存ずる次第でございます。 そこで、委員長から一時間の範囲内の時間を与えられたのでありますけれども、私の質問の予定を変更いたしまして、これまた前国会以来問題になっており……
○石田(宥)委員 私は、冷害対策について若干の質問を申し上げたいと思うのでありますが、最初に気象庁長官にお伺いいたします。
一昨日のように東北、北海道では平年より十度も低温となり、水田には氷が張ったと報ぜられました。このように一部には天明の飢饉以来の悪条件といわれておりますが、気象庁の予想はいかがでございますか。太陽極小期国際観測年などとの関係もあわせて承りたいと思います。なお、これは世界的なものであるのか、あるいは極東など地域的なものか。国内でも全国的に考慮すべきものかどうかについてもお伺いをいたしたいと存じます。
【次の発言】 次に総理大臣に伺いますが、北海道、東北など、昨年の冷害と本年……
○石田(宥)委員 農林大臣にお伺いいたしますが、昨今の食糧事情についての実情を承りたいと思うのです。
まず最初に、最近東京都内におきましては、準内地米二五%の混入をせられたようであります。新潟へ参りますと、主産地である県でさえも外米を混入しておるような状況でありますが、外米の輸入状況について、今日まで輸入せられました数量と、今後の計画の数字を承って、今後の見通しを承りたいと思います。
【次の発言】 大体の数字でけっこうですから……。
そういたしますと、次に問題になるのは、春の予算編成期におきましては、準内地米は三十二万トン程度の輸入が予定せられておったのであります。予算が決定いたしましてか……
○石田(宥)委員 ちょっと道路局長、資料をお願いしたいのです。
主要地方道並びに一般地方道のうちで、目標の残存するものの実態ですね、これを府県別に表をつくってお示しを願いたいのです。
それから、同じく主要地方道並びに一般地方道の舗装の比率の府県別の表をお願いいたします。
それからもう一つは、市町村道で三百十八億八千八百余万円中に、農免道路の予算がどの程度含まれておるのか、昨年はどういう状況でこれが使われておるのかという、その点をひとつ資料としてお出しを願いたいと思います。
【次の発言】 それは予算委員会で、農林省からその予算を建設省に回して――それで市町村道は、これは法律に基づいて建設省……
○石田(宥)委員 私は、海岸法の一部改正にあたりまして、新潟市周辺における地盤沈下の問題についてお伺いしたいと思うのであります。 御承知のように、昭和三十九年の六月に大地震が起こったのでありますが、当時、新潟市を中心といたしまして、ゼロメートル地帯が六百二十七万平方メートルに及んだといわれておるのであります。当時は地盤沈下が一応停滞しておるように発表が行なわれておりました。私どももそのように考えておったのでありますが、どうも実態は必ずしもそうではないような感じを持っていたのであります。ところが地震の後に、調査をされたところによると、実は一、二等の水準点が下がっておったので、ほかのほうの沈下の……
○石田(宥)委員 きのうの本委員会においての山花委員の質問に対してお答えになりましたが、年を追うごとに、回を重ねるごとに、選挙は腐敗をし、だんだん堕落をしてまいっております。このことについて、総理大臣は、各党とも大いに自粛をしなければならないとおっしゃったのでありますが、しかし、今日までの選挙違反の状況というものは、申し上げるまでもなく自由民主党が最もはなはだしいのでありまして、これは国民も周知の事実であります。新潟県の十一月十四日に行なわれました県知事選挙の問題に関連いたしまして、二十万円事件というものがあるわけであります。この二十万円事件というもので、今日では県議会が麻痺状態におちいってお……
○石田(宥)委員 あとで実は審議の経過も聞いていただき、そして事後の措置もお伺いしたいと思いましたけれども、お忙しいそうでありますから、本委員会ではまだこの問題を取り扱っておらないようでありますので、ごく概要だけかいつまんで申し上げて、大臣の意見を承っておきたいと思います。 阿賀野川の水俣病というのは御存じだと思いますが、この被害というものは、死亡者が五名、後遺症に苦しむ者が二十一名、それから二百PPMの保有者が九名、さらに六十PPMの保有者で、胎児性水俣病の子供を生むおそれがあるという婦人が四十名ないし五十名あるといわれておるわけです。こういうふうな、かつては熊本県の水俣で起こったと同じよ……
○石田(宥)委員 自治大臣がお急ぎのようでありますので、まず、自治省関係について一、二承りたいと思います。 災害復旧事業など地方の負担額に対する起債充当、償還に対し、財源措置は現年度一〇〇%であるが、翌年度からは七〇%となることになっておるようであります。この七〇%を一〇〇%にする御準備はおありであるかどうか。 それから次に、国庫補助、起債対象外で都府県等が行なった災害復旧費充当財源は、激甚法の第二章第三条の適用のいかんにかかわらず、特別交付税で措置することとなるべきであると思うのでありますが、これについての御所見をお伺いいたしたいと思います。 さらに、収穫皆無地の固定資産税は当然免税と……
○石田(宥)委員 災害が起きますと、直後に関係の大臣や政府の高級官僚の諸君がいち早くかけつけて、いろいろと被災民に対するお見舞いやら事後の対策等に対して景気のいいごあいさつをなさるのでありますけれども、しばらくたちますとだんだんと先細りになってまいりまして、新潟県の七月十七日災害などは、このごろではどうも、次々に新しい災害が起こるからではありますけれども、何か忘れられたような感じがいたして、はなはだ遺憾に考えるわけでありますが、時間の都合もありますから、私、二、三点だけをお伺いしたいと思います。 第一番目には、河川局長と通産省の公益事業局長に伺いたいのでありますが、七月十七日の加治川の洪水の……
○石田(宥)分科員 まず最初に、食管制度の問題で大臣にお伺いしたいのでありますが、現在の食管法は生産者と消費者、国民全体にとって非常に大きな貢献をいたしておると考えておるわけでありますが、数年前から食管法の改廃の議論がやかましくなってまいりました。かつて重政農相の当時、四十三国会でありますが、臨時食糧管理制度調査会設置法というものをおつくりになりまして、与党である自民党も、政調会、総務会はこれを承認いたしまして、閣議の了解も得たということで、提案の準備がなされたようでありますが、当時選挙近しということで、提案が見合わされておったようでございます。 そこでお伺いしたいことは、農林大臣はこの臨時……
○石田(宥)分科員 経済企画庁長官に伺いますが、先ほど藤川分科員から新産都市の問題について一般論的に御質問がありましたので、私はなるべく一般論を避けて新潟における新産都市の問題についてお伺いをしたいと思います。
新潟新産都市の指定はいつごろ行なわれる見通しでありますか、これを伺いたいと思います。
【次の発言】 次に、通産省の参事官見えておりますか。――今度の二十八日に審議会が開かれるようでありますが、ここで工場適正配置の構想について従来の構想の再検討が行なわれて修正をされるといわれておるのでありますが、そのおもなる内容は、これは一般論でありますけれども、どういう点に再検討がなされ、そしてどう……
○石田(宥)小委員 いま有馬委員からお話がありましたように、昨年の予算委員会で問題になり、当時大蔵大臣はきわめて不合理なものであることを率直に認めて何らかの措置を講ずることを約束をいたしたわけであります。ところが本年度の予算の中では五十億を農道整備費に新たな予算をあげるということで減免については触れられておらなかったわけでありますが、予算委員会における大蔵大臣の説明では、脱税のおそれがあるということが一点。それから減免はきわめて困難であるということが第二点。第三点といたしましては、それがために減免をしようとすれば相当数の国税庁の職員を新たに任命しなければならない、予算はおおむね八億数千万円を要……
○石田(宥)小委員 ただいま農道のほうの説明を承ったのでありますけれども、これはきわめてざっぱくな数字のようでございます。実はこういう延長のキロメートル数を出してもらう場合に、国営土地改良の場合と県営土地改良の場合、そういう場合の区分がほしかったわけです。これはあとでいろいろな関係がありますから。これは資料が一番正確なものがあるだろうと思うので、あとでお示しを願いたいと思います。 もう一つは、いわゆる農道といっても、いま御説明もございましたが、昔からの里道というもので、農道か連絡道かわからないものが非常に多いのです。多いけれども、しかしこれはもう農道だというふうに常識的に判断のできるものも相……
○石田(宥)委員 官房長官がいま見えられるそうでありますから、官房長官が見えられたところでいたしたいと思ったのでありますが、昨日の質疑の中でも取り上げられておるのでありますけれども、農地補償の問題については、昭和三十一年以来国会の問題となってまいったのであります。岸内閣以来今日まで、総理大臣も農林大臣も大蔵大臣も、農地補償は行なわないということを言明してまいったのであります。今回は報償であるということを言っておられるのでありますけれども、やはり一定の面積を対象とする金銭の給付というものは、単なる報償ではないと私は考えておる。同時にまた、そのことについては、昭和三十八年の二月四日の衆議院予算委員……
○石田(宥)分科員 時間がたいへんおそくなりましたし、かつまた他の委員からも新産都市の問題についてはかなり突っ込んだ御質問があったようでありますから、私は一般論はなるべく触れたくないと思うのでありますけれども、昨年新産都市十三の指定が行なわれました後に、宮澤前長官は、新産都市の建設促進法というものはいささかバラ色の夢を与え過ぎたようだということを率直に反省をし、さらにその後の予算委員会では、この指定はあやまちをおかしたものとして反省しておるということを率直に認めておる。ところが、今度は多少のニュアンスの相違はあっても計画案を承認されたわけです。経済情勢から見るとむしろ悪化しておるとわれわれは考……
○石田(宥)分科員 大臣にお伺いしたいのでありますが、いま西村委員からもお話がありましたように、東南アジアには非常に大きな問題が山積をいたしておるのでありまして、きわめて多角的に問題があるのでありますけれども、私は、そのほんの一部分である日本青年海外協力隊の問題について、特に本年度は国会の冒頭に総理大臣もこの問題に言及されておりますし、また、昨年来調査費があがって本年は若干の委託費というものが計上せられておるのであります。そこで、いわゆる東南アジアにおける平和部隊のあり方によっては日本の将来の運命に大きくつながるものとして、その問題にしぼって外務大臣にお伺いをいたしたいと思うのであります。今日……
○石田(宥)委員 先ほど来大体同じような問題が取り上げられておりますので、なるべく重複を避けるようにいたしたいと思うのでありますが、この法律のそもそもの意義と申しますか、位置づけと申しますか、この点に私は疑問を持っておる。先ほど来お話しになりましたように、道路法というものがある、公安委員会がある、国、自治省あるいは県、市町村等、道路法ではそれぞれ建設についても維持管理についても規定があるのです。何を好んでいまさら特に立法をしなければならないか。行政措置で十分やり得るのではないか。政府は自分がやる気になれば法律をつくらないでも相当大きな事業をやる。一例をあげれば農業構造改善事業もその一つ、法律は……
○石田(宥)分科員 ただいま茜ケ久保君から利根川の開発の問題について御質問があったわけでありますが、私は、利根水系の一番上流に位しております尾瀬が原開発の問題に関して御質問を申し上げたいと思うのであります。最初に通産省のほうから御意見を承って、建設大臣は、これは所管でありますから、一番最後に御意見を承りたいと考えるわけであります。 通産省の公益事業局の方に伺いたいのでございますが、最近、尾瀬沼を水源とする東京電力株式会社の、四十三年度着工の予定で、四年半ないし五年をもって完工になる予定の尾瀬第一及び第二発電計画に対して、通産省の公益事業局では御検討になっておられますか、どうですか。御検討にな……
○石田(宥)分科員 長官にお伺いしたいのでありますが、消費者物価値上がりのたびに生鮮食料品の値上がりが非常に大きなウエートを占める。そのたびに流通機構の問題が問題になる。対策がいろいろと論議されまするけれども、必ずしもその対策が当を得ていないように思われるのでありますが、生鮮食料品の消費者物価全体の中に占めるウェートはどの程度であり、また、特に蔬菜などについては、その増産の程度と価格の暴落の程度、また不作の場合にどの程度の減産がどの程度の価格の上昇を招いておるかということについて、たぶんお調べがあるであろうと考えまするので、ここでひとつお伺いをいたしたいと思います。
○石田(宥)分科員 私は、豪雪地帯における各種の課税問題について大蔵省並びに自治省の方にお伺いをしたいと思うのでありますが、最初に大臣にお伺いをいたします。 大臣、最初にあなたにお伺いをするのですが、課税については応能原則、応益原則というようなものがそれぞれありまして、応益原則としては目的税というようなものもあるわけでありますが、何と申しましても、税はやはり公平でなければならない、これは動かすべからざる税の前提でなければならないと思うのであります。ただいま申し上げました豪雪地帯における課税の状況は、必ずしも公平なものとは言いがたい点が多々ございまするので、これについては、それぞれ主税局長並び……
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