石田宥全 衆議院議員
28期国会発言一覧

石田宥全[衆]在籍期 : 27期-|28期|-29期-30期-31期
石田宥全[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石田宥全衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

石田宥全[衆]本会議発言(全期間)
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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 衆議院本会議 第6号(1960/02/09、28期、日本社会党)

○石田宥全君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました農地被買収者問題調査会設置法案に対しまして若干の質疑をいたしたいと思うのであります。(拍手)  この法案とほとんど同一内容の法案が去る第三十一国会に政府から提案されまして、本院を通過、参議院において審議未了となり、廃案になったことは、御承知の通りであります。しかるにもかかわらず、あつかましくも再度本国会に提案いたしまして、ぜひともこれを成立させようとする魂胆があるのではないかと疑うのであります。まことに遺憾と存ずるのであります。(拍手)この法案は、単に総理府に調査会を設けるという単純なものではありますが、しかし、その内蔵する問題は……

石田宥全[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

石田宥全[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/23、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 大臣にお伺いしたいのでありますが、昭和三十三年度の米麦価についてのお尋ねをいたしたいのであります。  まず第一に、米の統制の問題についてであります。  大臣はただいまのあいさつの中にも米穀管理の継続という抽象的な言葉で表現されております。また、政府与党は米の統制はこれを続けるのであるということがいわれております。しかしながら、与党の中には直接統制はこれをはずして間接統制に移行すべきであるという意見がかなり強いようであります。特に、最近におきましては、昭和三十三年度の米麦価決定のあとにおいて外米と陸稲ともち米についてはこれを間接統制に移行すベきではないか、外米については、輸入に……

第29回国会 農林水産委員会 第12号(1958/07/31、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 第十一号台風とそれに伴う豪雨についての御質問を申し上げたいと思うのでありますが、今回の第十一号台風とそれに関連する豪雨に対して、農林省当局のとられた態度がはなはだ怠慢ではないか。農地局はいち早くそれぞれ係官を派遣されたようでありますけれども、振興局のごときは、県当局から視察並びに対策指導についての派遣方を要請したにもかかわらず、多忙のゆえをもってこれを拒否しておる、こういうような事実があるのであります。旱害は、一日々々と被害が増大して参りまして、やや緩慢なものでありますけれども、水害等は、これとはちょっと趣きを異にしておるので、やはり、それに対する対策、緊急措置というものにつ……

第29回国会 農林水産委員会 第13号(1958/08/01、28期、日本社会党)【議会役職】

○石田(宥)委員長代理 暫時休憩いたします。     午後三時三十一分休憩
【次の発言】 それでは委員会を再開いたします。足鹿覺君。
【次の発言】 角屋堅次郎君。
【次の発言】 大よそ四時ごろということです。
【次の発言】 承知いたしました。  芳賀委員。

第29回国会 農林水産委員会 第15号(1958/08/27、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 農業災害については、ある程度質疑応答の中で明らかになっておりまするし、また時間の関係もありますので、私はきわめて要点だけを質問いたしたいと思うのであります。  ただいま答弁のありました天災融資の問題でありますが、これは一括して質問をいたしますから、それにお答えを願いたいのであります。各県に対して一応のワクの金額を定めておろされるようでありますが、このワクは、災害の状況、すなわち災害の程度、金額等を基準にしてやられるのか、あるいは、市町村からの要請、要望の金額を積み上げた金額を基礎にしてやられるのか、この点が一つ。  それから、融資をされるに当っては、とかく償還第一主義で末端に……

第29回国会 農林水産委員会 第17号(1958/08/29、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 私は、昭和二十三年度台風第十一号及び七、八月の豪雨等による農林水産業被害対策に関する件といたしまして、日本社会党及び自由民主党共同提案にかかる決議案を提案いたします。  以下案文を朗読いたします。   去る七月下旬、台風第十一号の通過とその後の豪雨によって東北、北陸及び中部山間地帯等の各地において発生した農林水産業関係の被害により農林漁業者のなかには極度の窮状におちいり、今後の再生産を危惧される者がすくなくない実情にある。而して今回の被災地は、積雪寒冷地帯であるので、災害復旧工作の施行、罹災民の救済等の諸措置については特に緊急を要するのみならず、その多くは、三十一年災害に引続……

第29回国会 農林水産委員会 第18号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 大蔵省の国有財産第二課長さんに伺いますが、新潟飛行場が本年三月に米軍から引き渡しを受けたはずでありますが、その後の管理状況はどうなっておりますか、伺います。
【次の発言】 そういたしますと、それぞれの所管並びに警備委託等はございますけれども、国有財産としての所管は大蔵省がやっておる、こう理解してよろしいわけでございますか。
【次の発言】 総括的な責任をお持ちになっておることであれば、総括的な問題でございますから伺いますが、今御説明があった通り、六十五万坪に上るところの広大な面積でありますが、これが、一方は砂丘地帯で小山になっております。一方は阿賀野川に面しておるのでありまして……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 地方行政委員会 第4号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 行政局長にお伺いいたしたいと思うのでありますが、先年来地方町村の合併の特例法が設けられ、それが市との合併にまで発展をいたしておるのであります。一般論としては好ましい方向であるとは考えられるのでありますが、しかし、私ども特に農業県において、農村に住んでおる者といたしましては、必ずしも歓迎することのできない事態が発生しておるのであります。私は特に農村の関係で農林水産の委員会にもおるわけでありますが、この町村合併が行われまして以来の農政の後退というものは、まことに著しいものがあるのであります。たとえば、ある市におきまして、農政というものは一農政課長の任務になってしまっておる。あると……

第30回国会 農林水産委員会 第5号(1958/10/15、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 ちょっと関連して局長にお尋ねしますが、今の農地及び農業用施設災害の普通は五〇%の補助率になっている。ところが、政令に定められたいわゆる高率補助の適用というのがあって、農地は八〇%、農業川施設災害は九〇%、こういうことになっているわけですが、この場合に、政令の中で、市町村の一年間の被害総額が関係農家数に八万円を乗じた額以上の場合、そのこえる部分についてこの高率補助の八〇%の適用ということになっているのですが、この場合に市町村ということは、町村合併の行われる以前の町村で計算をするか、あるいは新しい合併の行われた非常に広い関係で行われるかということが第一点。  もう一点は、関係農家……

第30回国会 農林水産委員会 第7号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 関連して……。  ただいまの農林漁業金融のことでありますが、先般災害について報告がございましたとき、それに対する対策要綱というものの御報告を承わったのであります。その中に、農林漁業関係の金融業者協議の上に、今まで貸し付けてある土地改良とか造林とか林道、漁港等の災害復旧事業資金融資を施設指定災害として融資をし、または償還延期を行うことにしたという御報告があったわけですね。これは、施設指定災害として融資をされることについて、今久保田委員からいろいろ御質疑があり、答弁があったからよろしいのでありますが、その償還延期の問題ですが、実は地方では大へん問題になっておる。延期はただその一年……

第30回国会 農林水産委員会 第10号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 ちょっと大臣に伺いますが、政府はさきに長期経済計画を企画庁でまとめたわけです。その中で、農産物一般、もちろん蚕糸関係も数字的に全部昭和三十七年までの計画と見通しが盛られているわけです。それに基いて本年の春蚕が終るころまで増産計画を地方においては進めて参ったわけです。ところが、春蚕繭の暴落、糸価の暴落にあわてふためいて今度は減産計画を打ち出す。なるほど、農業というものはなかなかむずかしいもので、農産物というようなものは、二割減産するといっても、種を減らすといっても、桑の伸びがよかったり気象条件がよければ、なかなか工場生産のようなわけには参りません。しかし、昭和三十七年までの長期……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/28、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 ただいま本委員会は台風二十一号、二号等についての決議をいたした次第でありますが、さらに、ただいま政府から三十三年災害関係の補正予算一覧表が配られまして、それぞれ各項自の予算の総額は三十五億八千三百万円ということに相なっておるわけであります。この際政府の所見をただしておきたいと存じますることは、私どもは、十一号台風並びにその後の災害対策ついては、さきに本委員会において決議をいたしておりまするし、本日は二十一号、二号等についての決議をいたした次第でございます。政府の予算は三十三年度災害としての農林省関係の予算の一覧表が提示されたのでありますが、そこで、この予算の配分は当日然三十三……

第30回国会 農林水産委員会 第12号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 昭和三十三年度産米の集荷に関しまして、本年度は御承知のように異常な気象状況のもとにおきまして全国的に各種の災害が起ったのでありますが、特に収穫期に入りまして長雨の被害が続出いたしたわけであります。それがために早場米については第二期並びに第三期についてそれぞれ五日ないし三日の延長が行われた次第であります。しかしながら、第四期について、もはやあと三日を余すのみでございますが、現在のところ東北、北陸等の地域においては特に出荷が遅延をいたしておるのでありまして、こういう状況のもとにその期日を十月三十一日に切りますことは、結果において農民の方が時期別格差の差金についての関係から無理な出……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 農林水産委員会 第2号(1958/12/17、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 ただいまの御説明の中にもありましたように、本委員会において昭和三十三年四月二十二日全会一致をもちまして寒冷地農業振興対策特別措置の確立に関する決議を行なったのでありますが、その決議の内容をここに審議の参考といたしたいと思いますので、委員長において委員会に配付せられるように要求をいたします。

第31回国会 農林水産委員会 第4号(1958/12/19、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 ちょっと一点だけ伺っておきたいと思うのですが、きのうの大蔵大臣の答弁でも、十九万円、二十三万円の安定帯価格について再検討の時期が迫っておるということを言っておりますし、それから、今の農林大臣の答弁の中でも、必ずしも不利益な作付転換というようなものを強制する意思はないということで、また、強制する権限もないわけだから、それはおやりにならないと思う。ところが、一面において、多少の補助金を出して、作付転換をし、桑園の整備をするという準備段階に入って、すでに一万五千町歩ほどの見通しがついている、こういうようなことなのですね。そこで、養蚕農家が桑園を整備するというときに、やはり採算で転換……

第31回国会 農林水産委員会 第9号(1959/02/17、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 食糧庁長官にちょっと資料要求をしたいのです。内外米麦の需給見通し数字を一つ出していただきたい。それから、さっき僕がちょっとメモしたのですけれども、予算米価一万二百五十円の内訳を出してもらいたい。それから、もう一つ、食糧庁長官はきわめて簡単に予約減税の所得税該当分十五億で、住民税該当分八億円だとあっさり言っておられるけれども、この数字の基礎はきわめてむずかしいはずなんです。それと、この数字のはっきりしたものを、どういう積算で十六億と八億というものになったか、その内容を一つ出していただきたい。それだけです。
【次の発言】 関連して一問だけ。  開拓融資の問題について丹羽委員からい……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 水産庁長官に伺います。本年の一月二日の夜中でありますが、阿賀野川上流四十キロの地点にある昭和電工鹿瀬工場、これは御承知のように石灰窒素が主でありますけれども、その他酢酸ビニールの原料等の製造をいたしておりまして、そのカーバイドかすなどが相当量堆積してあったものが崩壊をいたしまして、それがために民家等にも相当被害を与えたのでありますが、特に下流四十キロにわたる魚族が全滅をしたのであります。この河川では、かつて昭和二十八年、三十年、三十一年と年々アユが全滅をいたしておったのでありますが、そのつどその原因をいろいろな角度から調査をいたしましたが、どうしてもその原因が確認できなかった……

第31回国会 農林水産委員会 第17号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 関連して……。  今総裁の意見を聞いておりますと、団体交渉を拒否して個人々々で話をする、こういう話でしたね。ところが、今までの質疑応答の経過を見ますと、あなたが団体交渉をやっておられれば、一部分は解決ついたけれどもまだ三十何名も残るというようなことがなかったのではないかということを私は考えるのです。あなた方の事業というものが部分的に行われる事情ならば、これは団体交渉でなくてもいい。一団地としてこれを手に入れなければならないものを、これは団体交渉をやらないというところに、そもそも出発点を誤まっておるのじゃないか。そうでしょう。それをあなたは団体交渉というものは何か労働組合か何か……

第31回国会 農林水産委員会 第19号(1959/03/06、28期、日本社会党)【議会役職】

○石田(宥)委員長代理 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時半より再開することとし、これにて休憩いたします。     午後零時四十分休憩

第31回国会 農林水産委員会 第20号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○石田宥全君 ただいま議題となりました飼料需給安定法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  飼料需給安定法は、政府が輸入飼料の買い入れ、保管及び売り渡しを行うことにより飼料の需給及び価格の安定をばかり、もって畜産の振興に寄与することを目的として昭和二十七年に制定され、その後昭和三十一年に、政府の保管する輸入飼料について、その品質低下のおそれがある場合、これを買いかえまたは交換ができる旨の一部改正を行い、今日に至っておりますが、わが国畜産業の現状を見ますに、自給飼料の生産はいまだ十分でなく、購入飼料に依存するところなお大なるものがありますので、飼料価格をできるだけ低位に安定させ……

第31回国会 農林水産委員会 第25号(1959/03/18、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 政府は、本年度の予算米価決定に当りまして、昭和三十年度より実施されて参りました予約減税を廃止し、予約減税該当分を米価に加算をするという方式をとったようでありますが、このことは、表面的に見ると、予約減税なるものがいわゆる富農政策であって一部の富農にのみ恩恵を与えるものであるが、これを廃止してその減税該当分を米価に加算することの方が農民一般に及ぼす好影響ありとして予約減税を廃止したようであります。しかしながら、この予約減税なる租税特別措置法は、昭和三十年度に実施をされた当初からいろいろ問題のあるところでありまして、単なるその他の租税特別措置法とは趣きを異にしておる。すなわち、予約……

第31回国会 農林水産委員会 第29号(1959/03/26、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 関連して……。  俵装の問題が出ましたが、これは食糧庁でも研究課題になっておると考えられますし、また、必ずしも画一的にしなければならない問題ではありませんので、任意制ということも行い得る。現実には、俵を使っておるところもあり、かますを使っておるところもあるわけでございますから、この点についてあまりこだわることはないと思いますが、少くとも、俵というものはもう前時代的なものだという総体的な認識はだんだん深まってくると私は思うのです。ただ、検査の技術上の問題あるいは保管上の問題についてもう少し検討を進めていただきたい。  そこで、一点だけ伺いたいのは、最近新聞の報ずるところによると……

第31回国会 農林水産委員会 第30号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 足鹿委員から大体重要な点の質疑がございまして、ほぼ明らかになったのでありますが、私はこの機会にまず大久保参考人に伺いたいと思いますが、第一は、農業と他産業との課税上の均衡の問題であります。従来はややもすると農民の税金は他の産業と比較して低いのではないかということが言われておる。臨時税制調査会等の結論を見ましても、農民の税金は安いのである、こういうことを答申の中にうたっておるのであります。しかし、実際農業経営の内容を見ており、また私自身も農業経営をやっておるのでありますが、なるほど所得税の面においてはあるいは低いと言えるかもしれないが、私は、これは所得が低いから所得税が低いのだ……

第31回国会 農林水産委員会 第31号(1959/04/30、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 私は、先般来当委員会において論議されておりました農林水産関係の国鉄運賃の改訂に関しまして決議をするの動議を提出いたします。  農林水産関係の国鉄貨物等級改訂に関する件について趣旨の説明をいたします。  国鉄は、三十二年の十月十六日に鉄道運賃制度調査会を設置し、最近における経済情勢の変化とか他の輸送機関の発達により鉄道運賃に種々の不合理や不均衡を生じていると思われる等の理由で、運賃改訂を行うべく検討を進めているようであります。昨年はまたこの調査会の意思をくんで貨物部会が設置され、具体的に国鉄貨物運賃について調査研究をいたして参ったのでありまして、その一応の結果が昨年十二月二十二……

第31回国会 農林水産委員会 第34号(1959/06/10、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 三十四年度産米価格の算定方式の問題については、芳賀委員から質疑が行われまして、はなはだ不明確な答弁でございましたが、しかしながら、まだ政府の案が固まっていないとすれば、これはまあやむを得ないことだと思います。しかし、先ほど芳賀委員の質問に対して、米価審議会に諮って御意見を聞いた上で決定をしたい、こういう大臣の答弁でありますけれども、これは大臣の答弁の方が間違っておると思うのです。米価審議会というものは、閣議において諮問案を決定されて、閣議決定の諮問案について諮問をされることになるのであって、従来は、諮問案についていかなる答申が行われようとも、ほとんどこれを修正しないという慣例……

第31回国会 農林水産委員会 第35号(1959/06/11、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 各参考人からは、われわれが審議の過程にあります昭和一十四年度産米価についての大へん参考になる御意見を拝聴いたしまして、感謝をいたす次第でありますが、二、三の点につきましてお尋ねいたしたいと思うのであります。  ただいま馬場参考人からは、バルク・ラインの八〇%をとるということについては、教育等の場合を例に引かれまして、必ずしも妥当でないのではないかという御意見があったわけでありますが、私は、この点に関する限りは、教育とはいささか趣きを異にしておりまして、低い生産費からだんだん並べて参りまして八〇%までということになっておりますから、ここで馬場参考人がお話しになりましたようなこと……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 ただいま御提案になりました昭和三十四年産米価等に関する件の決議案に対し賛成の意を表する次第でございます。  従来のパリティ米価なる算定方式は、かつてのいわゆる抑制米価で、需給関係からいたしまして米価を政治的に抑制するという趣旨から出発をいたしておるのでありまして、当初の価格パリティから所得パリティに変ったと申しましても、基礎的にはやはり抑制米価のための算定方式であったことは言うまでもないところでございますが、多年にわたる農民団体の主張でありまする新しい算定方式である生産費及び所得補償方式に基いて算定されることが、真に食管法に指摘いたしますところの再生産を確保し、また政府が主張……

第32回国会 農林水産委員会 第3号(1959/07/07、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 いろいろ資料がたくさん出ておりますけれども、エンゲル係数の最近の動向がどこにも出ていないのですが……。

第32回国会 農林水産委員会 第4号(1959/07/08、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 昭和三十四年度産米価格決定に当りまして、自由民主党の政策マンと言われる新農相に対して、基本的な問題について、まず第一に米の統制の問題についてお伺いをしておきたいと思うのであります。  米の統制は、ひとり生産者農民に対する保護政策であるばかりでなしに、消費者に対しても、やはり、米価を安定させるという意味において、予想されるところの出来秋には暴落をするが端境期においては暴騰するというような不安定から消費者の生活を擁護するという意味において、当然これは存続すべきであると考えるのでありますが、一面、需給の状況を見ますると、ここ数年ならずして需給のバランスがとれるような状況も予想される……

第32回国会 農林水産委員会 第5号(1959/07/09、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 大へん時間がおそくなっておりますから、要点だけを御質問申し上げたいと思うのであります。  まず最初に通産省の鉱山保安局長にお尋ねしたいと思うのでありますが、ここ数年来新潟市並びにその周辺における天然ガスの採掘に伴いまする地下水のくみ上げが急激に増加いたしまして、地盤沈下の状況もここ数年の間急激な沈下をいたしておる次第でありますが、これに対しましては、すでに以前から、その原因はおそらくガスの採掘によるものであろうと言われておったにもかかわらず、資源調査会における調査がなかなか進まなかったわけであります。これには、もう御承知だと思うのでありますが、やはり、ガス業者の方で相当な運動……

第32回国会 農林水産委員会 第6号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 ただいまの須賀局長答弁の中で、農林省としては一応の主張をつけてその品目を提出したが、採択するかどうかは向う様次第だという意味の答弁があったわけです。これは基本的に非常な間違いでありまして、いやしくも公共割引というものについての農林相の主張を明らかにしてこれを要求しておる以上、その要求を通すために努力をしなければならないはずなのです。それを、決定を国鉄にまかせるという意味の答弁が行われたことは、われわれは了承しがたい。果してそういう真意であるかどうか。これは重大な問題でありますので、もう一度その点は明確な答弁を願いたい。

第32回国会 農林水産委員会 第7号(1959/08/11、28期、日本社会党)【議会役職】

○石田(宥)委員長代理 農林水産業の振興に関する件につきまして調査を進めます。  紀淡海峡における火薬の投棄問題及び密漁船の問題等につきまして質疑の通告があります。この際これを許します。   早川 宗君。     〔石田(宥)委員長代理退席、委員   長着席〕

第32回国会 農林水産委員会 第14号(1959/10/01、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 その前に、ただいま芳賀委員からも御指摘がありましたが、きょうは所管の長官が、一応姿を見せたのでありますが、そのあと姿をくらませておるのです。これは、きょうは大臣も出席をいたしておりませんし、重大な問題の審議に当って所管の長官が一応出席しながら見えなくなっておる。何か事情があるかどうか。これは委員長においてその事情がよくおわかりであるならば御説明を願いたいし、もし委員長にも断わりなしにせっかく出席をしながら行方不明になるというようなことであるとするならば、これは委員会ひいては国会を軽視するもはなはだしいものであって、これはわれわれ容認できない。それらの事情を委員長において明らか……

第32回国会 農林水産委員会 第17号(1959/10/22、28期、日本社会党)【議会役職】

○石田(宥)委員長代理 石井男君。
【次の発言】 寺田省一君。
【次の発言】 本問題は農林水産業に対する影響がきわめて甚大でございまして、本日は経済企画庁長官も運輸大臣も出席されておりません。当然これは経済企画庁長官並びに運輸大臣の出席を求めてこれを審議しなければならぬ問題であると思うのでありまして、議事の進行上、本日は参考人に対する質疑にとどめるということに対しては協力いたしますが、きわめて近い機会にこれらの両大臣の出席を求めた上で根本的にこの問題を審議されるように委員長から善処されることを求めまして、私は質疑を取りやめます。


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 農林水産委員会 第2号(1959/10/30、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 ただいまの各府県別の消費者価格の問題ですが、これは、昭和三十二年の十月から実施するにあたって、当時単年度の一時的な現象をデータにしてきめられておる。たとえば、新潟県のごときも、当時只見川開発等のために実勢価格が相当高かったというようなことで、全国第一位に位する生産県でありながら丙地に編入されておる。全くただ単なる一時的な現象というものをとらえてこういう格づけが行なわれたのでありますが、今回またこの改正を行なおうとするにあたって、一体どういう心がまえでどういうデータに基づいて改正をやろうとするのか、この点を芳賀委員の質問事項と関連して明確にしておいていただきたい。

第33回国会 農林水産委員会 第6号(1959/11/19、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 運輸省の自動車局長に伺いたいのです。  通運料金の改定について準備が進められておるようでありますが、この提出された資料によって見ますると、総体では九・八八%の増収ということになっているようでありますけれども、金額としては増収見込額五十億七千四百万円。しかし、通運料金改定に関係する料金種別の収入合計では三百三十四億八千四百万円ということでありまするから、十五%の増収ということになると思うのです。それから、基本運賃料金の取扱料、積卸料及び集配料の収入合計は三百十三億六千八百九十余万円でありまして、これだけでは一六%の増収、こういうことになるようでありまして表面的に伝えられておる九……

第33回国会 農林水産委員会 第13号(1959/12/10、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 農林大臣にお伺いします。  先般開かれた米価審議会に対する諮問案並びに資料、委員の質疑に対する答弁等を見ましたが、今般は算定方式についての諮問が行なわれておるわけであります。その算定方式は、御承知のように、今突如として起こったものではないわけでありまして、多年の論議が集積されて、ことにことしの春は米価審議会においてもあるいは本委員会においてもずいぶん議論のあった問題でありますが、ことしの春の米価決定にあたっての算定方式についての論議は、結論といたしましては、本年の春は算定方式を明らかにして筋の通った価格決定ができなかった、よって、九月ごろに米価審議会を開いて算定方式を諮問する……

第33回国会 農林水産委員会 第17号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 私は、自由民主党、日本社会党、社会クラブ及び民社クラブを代表して、修正案を提出いたしたいと存じます。  修正案文及び修正案に関する要綱はお手元に配付いたさせておりますので、それをごらん願いたいのでありますが、この際簡単に修正案の趣旨を弁明することにいたします。  養鶏振興法案は本年四月四日に国会に提出されまして、以来今日まで継続審議をして参ったのでありますが、この養鶏振興法案は標準鶏の制度を中心といたしております。これは実質的には種鶏を中心とする制度でありまして、本法案は養鶏農家にひなを販売しております孵化業者に関する規定、養鶏経営を安定させるための総合的な見地に立った対策に……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 内閣委員会 第11号(1960/03/03、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 総務長官にお伺いいたします。まず第一に、一千万円の予算を計上されましたが、その使途を明細に承りたいと思います。
【次の発言】 三百八十八万円の調査委託費はどういう団体に委託されておるのですか。
【次の発言】 この委託調査は長い間地主の補償要求をやって参りました旧地主の団体に委託をするという下話が行われておったということでありますが、そういうことになりますと、きわめて不公明な一方的な結論が出てくることはきわめて明瞭でありますので、そういうことについてはっきりそうでないということが断言できますか。
【次の発言】 そこで次に本論に入りますが、この法案の提案まで昭和二十六、七年からの……

第34回国会 農林水産委員会 第6号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して修正案を提出いたしたいと存じます。  修正案は、お手元に配付いたさせております通り、三十三国会同様の趣旨でありますので、その詳細の説明は省略させていただきます。  何とぞ前国会同様に御賛成を賜わらんことをお願いする次第でございます。

第34回国会 農林水産委員会 第9号(1960/03/10、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 農業課税全般について御質問申し上げたいと思いますが、まず最初に、昭和三十年以降における農業所得税の課税人員とその額、特に所得税法改正前と後との関係について、なお、三十四年度の問題は想定額でけっこうでありますが、お示し願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまお示しになりましたように、農業所得税そのものは総体から見るとあまり過重な負担でないように見受けられるのでありますが、農家経済調査、これは農林省の農家経済調査でありますが、これによってみますと、ここで三十三年度のものが最近出ておりますけれども、三十二年度のものによって担税力とその実情を分析してみますると、農家の総所得、すな……

第34回国会 農林水産委員会 第14号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 土地改良事業に関しまして本日各参考人各位の陳述を拝聴いたしまして、今日わが国における土地改良事業が年々三百億以上の予算措置が行なわれながら、地方においてはあるいは事業が年度当初計画のように進まないような問題があり、あるいはいわゆる不振土地改良区といわれるような多くの問題点を含んでおる実情にかんがみまして、われわれは今後いかなる施策を講ずべきかについて検討いたしておる次第でございますが、各参考人の陳述によってほぼその問題点が明らかにされたようでございます。  なお関連して二、三御質疑を申し上げたいと思うのでございますが、最初に安部参考人について伺いたいのでありますが、全国土地改……

第34回国会 農林水産委員会 第15号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 七地改良関係で建設部長にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  先般ここで土地改良事業団体の関係者を呼びまして参考人としての意見の聴取をいたしたのでありますが、そのときにいろいろ意見が出ておるわけであります。私はごく簡単に要点だけの質問を申し上げたいと思うのであります。  現在の土地改良法によれば、関係地域の三分の二以上の同意があった場合には府県知事がこれに認可をする、こういうことになっておるのでありますが、実は、新潟県で現在起きておる事例でありますけれども、三分の二の同意に達しないにもかかわらず、発起人の方から近く三分の二以上の同意を得る自信があるからという言質を得て、認……

第34回国会 農林水産委員会 第16号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 農地局長に伺いますが、ただいま春肥の購入期に入っておるわけでございますが、営農資金の手当が例年の通り開拓者にはきわめて困難を来たしておることは御承知の通りでございます。開拓者に対する営農資金の融通については、建前が組合単位に行なわれておりまして、一部の組合員が償還をいたしましても、組合全体が償還いたしませんと、次の融資ができない、こういう建前になっておるわけでございます。従って、東北地方等においては多くの開拓民が無肥料で耕作を開始せざるを得ないような困窮の状態にあるわけでございますが、個人的に償還を終わった農家に対しては、何らか特別の措置をもって、無肥料耕作をせざるを得ないと……

第34回国会 農林水産委員会 第20号(1960/04/12、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 資料をちょっと要求したいと思うのですが、最近いわゆる開拓者の中に脱落者が相当出ておるわけです。この脱落者と称する、開拓地を離れて他の産業に従事したり、中には海外に移住するような者も出ておるわけでございますが、そういう人たちの状況、特に貸付金の処理状況を伺いたい。  それから、次に、政府は、従来買い上げておった土地、――これは大部分農地でありまして未懇地が多いと思うでありますけれども、約五十万町歩程度の不用地を処分しようとしておるようでありますが、これは地方によりましては開懇適地であって、当然それは開懇されなければならないのですが、あるいは水田にもなり畑にも十分なり得るようなと……

第34回国会 農林水産委員会 第23号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 先ほど井上参考人から、政府融資二百二十億程度の中で、四十億ないし五十億程度は実際には農家の手には届いていないであろう、あまり正確な数字ではないが、ほぼその程度の推定であるというお話がございました。この点、実は私、前からちょっと不審を抱いておった点でございますが、きょうこの点を明らかにしていただいて大へん参考になったわけでありますが、近藤参考人についてこの点をお伺いしたいと思います。  私ども多年にわたって開拓問題の法案の審議並びにその政府の指導や運営や予算関係について審議をいたして参ったのでありますが、今日まで、ただいま井上参考人によって述べられたような点について、関係の皆さ……

第34回国会 農林水産委員会 第24号(1960/04/20、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 開拓三法案の審議にあたりましては、同僚各委員からいろいろな角度からもはや質疑はおよそ出尽くしたようでありますが、しかし、なお、間引き対策と営農類型の問題等、根本的な問題がたくさん残されておると思うのであります。要するに、今度の改正案というものは、多年開拓行政について抜本的な対策が主張されてきたにもかわらず、またもや同じようなことを繰り返すことに終わるのではなかろうか。金融対策のごときはまことに高利貸しのような態度で、貸し付けたものをただ先に追い送って、結局は開拓農民からしぼり上げるといったような政策にほかならないと考えられるのであります。おそらく一両年を出ずして再びまたこれが……

第34回国会 農林水産委員会 第28号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 昭和二十五年度の米価についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、まず冒頭に、長官はとかく答弁に秘密主義をとっておられるようでありますので、しばしば誤解を招くおそれもあります。私は、きょうは農林大臣も不在でありますので、あまり突っ込んだ質問をするつもりはございませんから、ざっくばらんに御答弁を願いたいと思います。  まず最初に、須賀長官は、四月の四日に昭和三十五年度産米価の価格体系の変更についての談話を発表しておられるわけです。これは四月の四日という時期から見ていろいろに解釈されるわけでありますか、ときあたかも米価審議会におきましては小委員会を設けて算定方式についての審議が進め……


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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 大蔵委員会外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○石田(宥)委員 私は経済基盤強化に関する法律案の中の、小団地等土地改良基金に関する件について、大蔵大臣の所見をただしたいと思うのでありますが、まず第一に、大蔵大臣の日本の農業に対するお考えを伺いたいと思うのであります。  それは歴代の大蔵大臣並びに大蔵官僚の農業に対する認識が、はなはだ不十分ではないかと考えるのであります。農業は御承知の通り、いわゆる劣勢産業といわれるように、非常な後進性を持っておるものでありまして、他の鉱工業がどんどん近代化され、近代科学の基礎の上に立ってオートメーション化が行われ、産業合理化が行われて参ります中に、農業というものは、依然として腰をまげて田植えをし除草をやら……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 内閣委員会各省設置法改正案等審査小委員会 第4号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○石田(宥)小委員 基本的かつ総合的な問題について綱島委員から突っ込んだ質問が行われ、また農林大臣よりこれに対してほぼ当を得た答弁が行われております。ただ私がはなはだ不満なことは、農林漁業政策としての範囲においての問題ではないということをただいま大臣が言われたわけで、その通りなんです。ところが委員会は総理府に置くが、その事務は農林省に置くように承わっておるのでありますが、同時にまたきょうの委員会でも農林大臣が出て御答弁になるが、実際は農林大臣の所管の範囲内で片づかない問題があまりにも多い。というよりは、むしろ農林省の所管の中では解決し得ざる問題を解決しなければならないという段階にあることは、今……

第31回国会 農林水産委員会食糧に関する調査小委員会 第1号(1959/04/30、28期、日本社会党)

○石田(宥)小委員 いろいろ御説明を伺ったわけでありますが、根本的にはどうも生産費及び所得補償方式にはよりがたいというその資料がたくさん出ておる。特に、先般来御説明を伺っておりますように、バルク・ラインの問題がどうも非常に不安定であって、一定の線が出てこない、これが新しい生産費及び所得補償方式を全面的にとりがたいという基本的の問題のようでありますが、この問題は、さきの資料にも出ておりますように、生産費そのものが石当り六千六百円から三万五千六百円というふうに非常に幅がある。こういう生産費そのものに非常に幅のあるものの中で、これを地域別、地帯別な集計というものを見ないで、これを全国ベースではじき出……

第31回国会 農林水産委員会食糧に関する調査小委員会 第2号(1959/06/09、28期、日本社会党)

○石田(宥)小委員 長官にお尋ねしますが、きのうは米価算定についての基礎資料についてこまかく御説明を伺ったのでありますが、あれだけの資料を整備されて、その上に立っての米価算定についての基礎的な構想が伺えなかったのでありますが、新聞その他に伝えられるところによれば、生産費及び所得補償方式を大幅に採用するということを表明されておるようであります。この前の小委員会に当りましては特に生産費及び所得補償方式を大幅に採用するといっても、それが従来のハリティ方式とチャンポンにしたような方式というものは最悪のものであって、従来のつかみ勘定によるいわゆる政治米価と何ら異なるところがないので、私どもは、生産費及び……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 農林水産委員会農業法人等に関する調査小委員会 第2号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○石田(宥)小委員 農業法人に関しては、衆議院農林水産常任委員会が、今年三月二十七日、これがすみやかに立法化等の措置を講ずべきであるという決議をいたしておったのでありますが、その後農林省内の準備が遅々として進まなかったようであります。先般本委員会の懇談会を開きまして、その前に発表されましたいわゆる庄野試案という農地局案ともいうべき考え方と、同時に、経済局の農協部長の考え方等を参考として承ったのでありますが、いずれもまだ成案を得るに至っておらない、はなはだ遺憾であるということで、すみやかに農林省としての統一的な具体案を作成せられたいという要望をいたしておったわけでありますが、その後、幸いにいたし……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 農林水産委員会農業法人等に関する調査小委員会 第1号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○石田(宥)小委員 ただいま農業法人化について御説明を伺ったのでありますが、前回伺った要綱よりは事務的には前進しておると思う。私はきょうは要綱の内容には触れるつもりはございません。ただ、今次官からも話がありましたように、全国的にこの法人化についての希望と期待があまりにも大きいので、現存、すでに発足しているもの、立法化を待ってほとんど発足せんとする準備段階にあるものが意外に多いのであります。そういうときにあたって、すでに国会が開会されて相当に日数も経ておりますし、また、本法案の提案については閣議においても了解事項の一つとなっておることでありますし、早急に立法化が行なわれて提案されなければならない……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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