山中吾郎 衆議院議員
30期国会発言一覧

山中吾郎[衆]在籍期 : 28期-29期-|30期|-31期-32期-33期
山中吾郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山中吾郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院30期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
山中吾郎[衆]本会議発言(全期間)
28期-29期-|30期|-31期-32期-33期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院30期)

山中吾郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-29期-|30期|-31期-32期-33期
第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 議院運営委員会 第40号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 私は経過はわからないのですが、治安維持とか荒々しいことを処理するのには、最高の決断が必要だし、権力を持った警察官を指揮監督するのに女子を選ばれたというのは、どういう理由なんですか、それがわからないのです。
【次の発言】 ライシャワー事件と何か関係がありますか。

第46回国会 災害対策特別委員会 第3号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 私は、岩手、青森の関係で先ほど同じ地元の岩動委員から詳細質問があって政府当局の答弁もありましたので、大体の目的を果たしておりますので、重複を避けてお聞きいたしたいと思います。  自治関係はすぐどこかへ行かれるそうですから、ちょっとだけ伺いますが、特別交付金について現在すでに県と市の関係は決定をされて、町村はまだ未決定である、同時に、久慈市だけはまだ未決定であるということをお聞きしたのですが、その点はそのとおりでございますか。
【次の発言】 全部未決定でしたら、今度の災害に対して直ちに御配慮を願えることと思うので、その点は特段の御配慮をお願いいたしたい。よろしゅうございますね。……

第46回国会 災害対策特別委員会 第4号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 いま官房長から前の課長の答弁について訂正されたことは了承いたします。ただ希望を申し上げておきます。  いまお話のように、百数十トンの該当する飼料について、できるだけ政府手持ちのものを売り渡して処理したいというのでありますが、その売り渡し価格については、法律の可能な範囲内において、非常に貧村ばかりでありますので、最大の配慮を願って払い下げされるように特に希望を申し上げまして、官房長の訂正については了承いたします。
【次の発言】 関連。自治省はどちらかに行かなければならぬそうですから、私もいま岩動委員と同じように希望を申し上げておきたいと思うのですが、自治省で特別交付税を交付され……

第46回国会 文教委員会 第7号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 ただいま長谷川委員から教育の偏見について事例をもって御質疑があったわけでございますが、教育の本質は、一定の思想、型を与えるのが教育でないので、自由な批判力を育て、その素質を引き出すというのが教育でありますから、こういうことが行なわれておるということは私も遺憾に思う。この点については、また文教委員会で真剣に論議をすべき機会を持つべきであると思います。私がきょうお聞きいたしますのは、そういう教育の偏向についての問題と同時に、教育行政の偏向という問題も同時に論議をしなければならない。これも同じように、日本の教育が健全な姿において発展をするためには真剣に論議をすべき問題であると常日ご……

第46回国会 文教委員会 第8号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 岐阜県の教員組合に対する不当弾圧について引き続いて御質問をいたしたいと思うのですが、個々のケースで、組合を脱退すれば栄転をさせてやるとか、あるいはこの村の先生が組合を脱退しないと補助金はやらないとか、脱退すれば補助金をやるとか、そういうふうな事実は無数にあるようであります。これは証拠がある、ないということの論議は別にしても、厳粛なる事実である。そこで、どうも岐阜県の特殊の病理現象というような感じもするのでありますけれども、そういうことについて、そのまま適当にそういう事実はございません、ああそうですかということでは、日本の教育も教育行政も、私は自由あるいは健全、日本の将来全体の……

第46回国会 文教委員会 第10号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 参考人の方々にお尋ねをするわけでございますが、私の御質問申し上げる趣旨は、岐阜県の教育行政の中に、教員組合に加入しておる、していない、あるいは脱退するということを理由に差別人事があるという新聞の記事、並びにその他の事実というものがあるようでありますので、そういうことを参考人の皆さんからお聞きして確かめたいということと、もしかりにそれが事実であるといたしますと、教育の偏向でなくて、教育行政の偏向であって、憲法に保障されておる労働基本権あるいは二十八条に基づいた団結権、地方公務員法に規定されて法律上認めておるところの職員団体、こういうものをまっこうから否定することになるので、単に……

第46回国会 文教委員会 第11号(1964/03/13、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 文部大臣に御質問いたしたいと思いますが、先般から文教委員会において、岐阜県の教員組合介入問題について参考人を呼んでその真偽を問いただしておったわけでございますけれども、その実態については明確ではないのでございますけれども、とにかく教育行政と現場の中に不信感があることだけは間違いないわけであります。したがいまして、岐阜県問題に限らず、日本の教育行政全般の問題として、現行法において認められた職員団体の結成の自由、加入、脱退の自由というものは、これは日本の教育行政を担当する文部大臣としては、すなおに責任を持って確認をし、指導助言すべきものであると私は確信をいたしております。そういう……

第46回国会 文教委員会 第12号(1964/03/18、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 福田局長にお伺いいたしますが、昭和三十九年三月七日付で各都道府県知事あてに、学校における補助教材の取り扱いなどについての通達をされたことは間違いございませんか。
【次の発言】 その通達の内容は私不適当とは思っておりません。しかし受け取り方について新聞の記事を見ますと、どうも正しく受け取っていないようでありますので、これはやはり学校教育上国会の質疑の中で明確にしておかないと、誤解があって教育の進展に支障を来たすようなことがあってはいけないと思いますので、三点ほど簡潔にお聞きしますから、明確に、簡単に、時間をかけないようにお答え願って、安心をして各地方で教育できるように、有効な質……

第46回国会 文教委員会 第13号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 関連してお聞きしますが、文化財保護委員会のほうでは、返還するものはないし、返還する意思はない、宮地局長はそういう御意見ですね。外務大臣は法律的義務はないが返還をすると本会議で明言しておるから、外務大臣の表現を取り消さないと、当の責任者の文化財保護委員会と外務省の意見が違っているわけだ。外務大臣の意見を取り消さないとこれはどうにもならぬでしょう。
【次の発言】 世界の全部の慣行、たとえばフランスのルーヴル博物館にいってもギリシャから略奪した戦利品がたくさんあるわけですね。しかしフランスではそれを数百年、千年近くも保存しておるわけです。日本の場合については略奪したのではなくて、正……

第46回国会 文教委員会 第21号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 私の質問をする前に、いま私学関係の質問が与党からございましたから、私のほうからも要望しておきたいと思います。  大蔵省の考えは、憲法の八十九条の関係から、全面的免税はできないという解釈をしておる、これは明らかなんです。予算委員会の一般質問のときに、田中大蔵大臣が私の質問に対して、局長が耳打ちをされたあと、宗教団体その他の関係において、私学教育関係についてもやはり全面的免除はできないので、という答弁をしております。そこでそれに対して、私学も官立も、これは教育基本法の支配のもとにある日本の戦後の教育制度と、私立学校法という法律ができて、公共性を第一条にうたい、公の支配に入るという……

第46回国会 文教委員会 第23号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 いまの質疑応答の中でたいして進歩していないように私は思う。あるいは来年ふたをあけるとまた同じようなことになるのではないか。きょうの質疑応答で来年の予算編成その他の政府の方針にたいしてプラスになっておるという感じがしないので、前向きでお尋ねしたいのですが、国立に対する場合は無税であって、私立に対する場合の有税は、これはどうしてもそういう違いは捨てるわけにはいかないという大蔵大臣のまず思想が明確に出されておるわけです。これが一つ大きい壁だと思うのですが、これはたとえば補助金とかいうふうなものならばまた論議が出る。これは教育事業に寄付したものについては税金をかけないという問題なんで……

第46回国会 文教委員会 第24号(1964/05/13、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 この法案の質問の前にお聞きしたいことが一点ありますので、大臣にお聞きしておきたいと思います。  前の文教委員会のときに、在外邦人の子弟の教育について、国内に高等学校または中学校を設置することを要望しておきました。外務省もそこに一緒におったわけですが、大臣はその点については十分に努力するというお答えを受けたと思うのですが、その後新聞には、外交官で国内に帰ってきて、その子供たちを日本の一般の学校に入れたけれども、教育課程が違う、日本語は十分しゃべれないというようなことで、ノイローゼになって、そして母と子供が心中をした、親子心中をしたという暗い記事が載っております。その父親というの……

第46回国会 文教委員会 第25号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 あとで三木委員から法案の質問がありますので、短時間にお聞きします。  きょうの新聞で修学旅行の料金について、全国の旅館協会が一斉に値上げを決定した。これに対して公取のほうでは公取法違反だというので異議を申し立てておる記事がございますが、結果はどうなっていますか。
【次の発言】 公取の方も、私文部省へ質問しますからお聞き願いたいと思います。  修学旅行につきまして、文部省のほうでは修学旅行の困難な者に対しては補助まで出しておる。したがって文部省としては重要な教育行事として援助もされ、補助も出しておるのですから、重大な関心をお持ちになっておると思いますので、その点は公取との横の連……

第46回国会 文教委員会 第26号(1964/05/20、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 大臣のおられる時間が少ないので、局長の質問はあとにして、お聞きしたいと思います。  この短大の関係の「当分の間、」というのを削除するこの法案について、中核的な質問を先にしたいと思いますが、中教審の諮問との関係は、この法案の改正とどういう関係になっておるか、それをお聞きしておきたい。
【次の発言】 そうすると、中教審の答申の思想も、大学教育の目的は学術の深い研究と、高い職業人の養成というのを含んで、日本の大学制度の目的というものがその大学教育の中に当然に入れられておる、そういう思想の中でこの法案が出ておると見ていいですか。

第46回国会 文教委員会 第28号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 学校教育法一部改正の法案について前に質問をいたして保留しておきましたが、引き続いて御質問いたしたいと思います。  なお資料の要求をいたしておいたけれども、アルバイトに関する資料だけで、その他の提出がないわけです。その提出を最大の努力をしてもらって、次の大学急増対策その他の場合にできるだけ審議の資料になるように出してもらいたい。要望だけしておきます。いま資料を出さないと審議を中止すると言うことは、法律審議が進まぬようだからこちらが譲歩しておきます。大臣に厳命をしてもらいたいということを要望しておきます。資料は一つしか出ていない。  前の質疑のときに大学の目的に関して質問しておき……

第46回国会 文教委員会 第30号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 前の委員会で落合委員から質問があって、青少年問題についての質疑が途中で中絶しておるので、私引き続いて御質問をいたしたいと思います。  いろいろと文部省は文部省、あるいは総理府は総理府、厚生省、法務省、おのおの独自の立場で青少年非行の原因を調査されて対策をお立てになっておるようでございますが、それについて、有効適切な原因に対する対策というものが立てられる、いわゆる総合的な実施のできるようなものがどこでどういうふうに行なわれるかということが、私わからないので、その点を見きわめておきたいと思うので、質問を申し上げるわけであります。  まず、おのおの別の立場でお調べになっておるようで……

第46回国会 文教委員会 第31号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 関連してテストの問題で、次の機会でいいのですが、文部省から資料を出していただきたいと思うので、一つだけ御質問しておきたい。  いま大体テスト、テストで幼稚園から大学に至るまで子供が追いまくられている。幼稚園でも入園試験がある。小学校、中学校では一斉学力テストを強行されている。高等学校から大学はこの能研テストがある。それから大学に入ると、会社の採用試験で追いまくられている。だから、テストがあって教育がないというようなことをいう評論も出てきているわけなんで、したがってこの問題については、文部省においてはこのテスト制度について確固たる指導方針、将来の見通しを持って、そうして指導行政……

第46回国会 文教委員会 第32号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 参考人の方々にお聞きします。いまこの国会に提案をされておる私立学校振興会法の一部改正案、その中身は各種学校に対する融資の道を新たに開くというようなことであります。したがってそれについて審議の一つの参考にわれわれお聞きしなければならぬものがございますので、そのおつもりでひとつお教えいただきたいと思います。  第一点は、いままで一応融資の対象になっていない各種学校が融資の対象になるということは、各種学校の振興のために非常に望ましいことであり、われわれは大いにそれについては賛意を表しておるわけでありますが、各種学校の実態として、経営上どういう援助が一番皆さん政府に対し必要なんであり……

第46回国会 文教委員会 第33号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 前の文教委員会に各種学校の代表者に来ていただいて、参考人として質疑をしたわけでありますが、そのとき大臣がおられないで、せっかく参考人が来られて、私学経営の立場から貴重な意見を陳述され、その参考人とわれわれの質疑の中から、与野党ともに実感を持って聞いたことについて、大臣の意見を聞く必要があると思うので、一応御質問するわけです。  各種学校、協会の代表者の大体の意見で、一番われわれ考えさせられることは、たとえば日本の国の補助政策、財政援助の政策は、中小企業に対しても十分の補助政策が行なわれており、農業改善事業に対しても十分の補助政策が行なわれておる。ところが一番大事な人間形成の教……

第46回国会 文教委員会 第34号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 教職員免許法について質問をいたします。今度の法案の要点は、現実に技能にすぐれた者を教壇に立てる実際的必要からその道を開くという趣旨のように受け取っておるわけですが、現在の免許制度の質を下げないという要請と、現実の需要というものを満たすという二つの要請が、私この法案を審議するときに一番大事な点だと考えております。そこでこの特定技能を有する者に免許を与えるということと、現行免許制度の質を下げないということについて、この法律を出されるについてどういう配慮をされておるか、これを局長のほうからお聞きしておきたい。
【次の発言】 技能に関する今度の新しい免許を、特別免許にしないで現在の普……

第46回国会 文教委員会 第36号(1964/09/30、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 新しく愛知大臣、押谷政務次官が就任されて、われわれ新しい文教政策の推進に大いに期待を申し上げておるわけでありますが、現在の私の感じでは、どうも国会の立場から言いますと、一言今後の問題について国会に対する態度をお聞きしておきたいと思うのです。  いま委員長からも政府に御注文がああったように、この委員会の予定日というものは、本日、あしたについてもこれは一ヵ月前からわかっておるのに、文部大臣及び次官の予定というものは何ら考慮せずにあちらこちらに約束をして出られない。そういうことだけを連絡係が言ってくるのははなはだしく国会軽視だと思います。儀式用の文部大臣になられては困るので、内容的……

第46回国会 文教委員会 第37号(1964/10/01、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 二、三の点をお聞きしたいのです。が、その前に現在の文化財保護の国の責任者はだれになっているのですか。
【次の発言】 荒木文部大臣の時代には、文部大臣には責任はございませんと答弁した記録があるはずですから、それをお調べ願いたい。事実あなたが文化財保護についての総括責任者はいま文部大臣と言うならば、文部大臣にも質問をこれからすることになりますので、その点は間違いないようにしていただきたい。  それから個々の文化財保護については委員長か責任――合議機関ではないのですか、委員長が責任、あるいは委員全体の責任が、あなたは委員長と言われたですね。それはどちらなんです。

第46回国会 予算委員会 第13号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 私は、文教政策あるいは人間形式の立場から、各大臣にそういう立場で御質問をいたしたいと思うのでありますが、文教政策の中の個々の政策の中における相当のアンバランスがあること、あるいは各省の事業と教育政策の中に断層がありアンバランスがあるので、そういう関係から、数名の大臣から相互にお聞きをいたしまして、全体として総合的な教育政策が前進するように、皆さんの御回答を得て、さらに常任委員会で掘り下げていきたい、こういう趣旨でございますから、私簡潔に御質問をいたしますので、大臣のほうでも簡潔にお答え願いたいと思うのであります。  まず第一に灘尾文部大臣にお聞きいたしたいと思いますが、これは……


■ページ上部へ

第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 文教委員会 第1号(1964/12/02、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 石炭地区関係についての教育問題について大臣にお伺いいたしたいと思います。予算委員会の総括質問があるので、三十分だけ大臣をこちらにお借りをしてきたようなかっこうですから、大臣に直接主としてお伺いいたしたいと思うわけでありますが、私自身は産炭地区の住民でないので、その地域の問題については直接的に実感をもって御質問するのではないのですが、いろいろの資料、その他を聞きますと、外からながめておるよりは教育の危機というふうなことばで表現してもしかるべきような状況にあるように見受けられるわけであります。そういうことを頭に置いてお聞き願いたいし、申し上げたいと思うのですが、この産炭地区という……

第47回国会 文教委員会 第2号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 きょうも予算委員会があるので時間の制限があるようでありますが、一言今後の問題として大臣に聞いておいていただきたいと思います。  文教委員会に出られない時期ということであるいは時間が少なければ、こちらから予算委員会に出頭して文教問題を質問しなければならなくなるので、向こうへ行きますとやはり質問も少し誇張するものですから、できるだけこちらへ時間を多くとって来ていただくように、今後とも、通常国会も引き続いてあるものですから、お考え願っておきたいと思います。そうでなければ向こうへ行くことになります。  きょうは、学力テストの問題、それから高校全入の問題と、それから限度政令の問題、三つ……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 体育振興に関する特別委員会 第3号(1965/02/04、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 私も同じ意見なんで、委員長に要望をしたいと思うのですが、この特別委員会の性格を明確にしていただきたいと思います。文教委員会というのが別にありまして、教育というのは、学術、文化、体育と三つあって教育なんですから、体育関係がここに入れば、文教委員会は廃止してしかるべきだということになってしまうんですね。それで特別委員会をつくる場合については、いままで見ますと、一定の問題があって、解決するまで設置する、そういう特別委員会がある。あるいは災害のように、臨時に各省関係総力をあげて解決しなければならぬ、そういう場合に設置をするし、あるいは科学技術特別委員会のように科学技術庁という一つの行……

第48回国会 文教委員会 第1号(1965/02/10、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 私の質問を申し上げるのは、慶応義塾の入学金その他の増額によっていま世間をして注意を喚起しておる問題があるので、こういう問題を国会で無視してそのまま黙過するということは、われわれ文教委員会として無関心というふうに思われてはいけないので、きょうは時間がございませるが、この問題のきっかけだけは質問の中で明らかにして、大臣の今後の方策についての基本的態度を聞いておきたいという趣旨であります。  戦後日本の大学については、ヨーロッパの人々は、能力さえあれば大学にも入れるというので、日本の文化国家に非常に羨望の目をもって見ておったことは事実なんです。ところが現在になりますと、金がなければ……

第48回国会 文教委員会 第3号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 質問ではございませんが、私学の論議というものは方向を間違うととんでもない方向にいく心配があるので、私は次の機会に論議を進めたいわけですから、最初の出発点だけ要望しておきたいと思うのです。  それからこれはきようでなくてけっこうですが、この間いわゆる調査会の結論の出るまでの暫定措置としてこういうことはできないかということをお聞きしておったのですけれども、お答えはこの国会中でけっこうです。  そこで、きようもいまの論議の中に公共性という論議が出たが、これはまかり間違うと結論がさかさになってしまったりするので、その点をひとつ各関係者で十分論議をしておいていただきたいと思うのです。私……

第48回国会 文教委員会 第6号(1965/03/05、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 養護教員養成関係の法案、それから国立学校設置関係の法案、その中に教員養成という根本問題を含んでおるので、この問題については、この法案に共通した日本の教員養成のあり方の問題があるので、きわめて重要な事項を含んでおると私は思っております。  そういう立場で審議を深めていきたいと思いますが、その前提としての考え方をひとつ大臣にお聞きしておかなければならぬのです。  宮城県の教育大学の分離も、この法案の中の一つの要素になっておるわけですが、すでに募集要綱を出しておる。この法案が否決になればどうするかという問題があるので、その点は国会軽視だと私は思う。その募集要綱をひとつ提示してもらい……

第48回国会 文教委員会 第7号(1965/03/10、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 関連。  社会教育局長にお伺いするんですが、私は、先般質問書で家庭教育センター設置についての政府の見解を聞いたわけですが、その回答については承知しておりますか。
【次の発言】 公民館その他あるから、なくともいいような回答でしたが、私は意見がだいぶ違うんです。  日本の場合の青少年問題についての大臣その他の見解は、幼児の性格形成に終始されている。そこに原因があるんだが、総理府に行っても、司法省に行っても、どこに行っても、一たん不良化した者に対するアフターケア政策――少年院に入ったとか、あるいはいわゆる不良青少年というものをどういうように社会に復帰せしめるかという政策がない。ほん……

第48回国会 文教委員会 第8号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 本法案の中身に移る前に、一言だけ大臣に御意見を聞いておかなければならない重大な問題があるのです。本日の毎日新聞に、前法制局長官の林修三氏が投書をして、私学助成は「憲法は禁止している」という見出しで論説を書いております。その大体の要点は、「私学に対する助成の強化ということは、私学の財政難、その授業料の値上げ問題とからんで、世論の大きな支持を受けている。」「しかし、私が不思議に思うことは、私学に対する国の助成問題が論ぜられるにあたって、だれも憲法第八十九条の点に触れないことである。」そして自分の御意見として、「現行の私立学校法は、この建て前」いわゆる助成ができないという憲法のたて……

第48回国会 文教委員会 第12号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 関連して二、三質問いたしたいと思いますが、愛知大臣にまずお聞きいたしたいと思います。  この青少年総合センターの運営は私は非常に恥ずかしいのじゃないかと思うのです。あるいは単なる宿泊施設になってしまうのではないかという懸念がありますし、それからほんとうのこの法家の目的のように、青少年の健全なる心身鍛練については、その目的をま正面から受けますと、それに相応した施設の活用ということについては、単純に考えておっては目的を達する施設にはならない。おとなの利用する場所になってみたり、単たる宿泊施設になってみたり、非常にむずかしい問題があると思うので、これは厳密に総合計画をお示し願って法……

第48回国会 文教委員会 第13号(1965/03/29、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 大蔵次官に、いまお答えになった内容について、念のためにお聞きいたしたいと思います。  「実現できるようにいたします」ということと実現いたしますということとは、同じ意味と考えてよろしゅうございますか。

第48回国会 文教委員会 第15号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 落合委員の質問に関連をして、大臣に質問いたしたいと思いますが、この東京教育大学の移転という問題は、今後過密都市から大学をほかに移転さすというこれは試金石なので、これがうまくいくかいかないかは、今後のあり方の全部が成功するかしないかきまる重大な問題だと私は思っております。したがいまして、移転をしてよかったということを学内のすべての人に与えるということが、もうこれは日本の文教政策の一番大きいあとあとへの問題になると思うので、私は日本一の理想的な移転をすべきだと思う。その点を十分にひとつ天下に声明しておいていただいて――われわれも協力をいたします。私の母校ですから、いろいろとめんど……

第48回国会 文教委員会 第18号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 関連して。いま質問された問題は多岐にわたっておるわけですが、あの国費の学生の問題も、国際上の問題で国費を支給することを免除することと千葉大学の学籍をとるということは別問題で、外交政策と日本の文教政策という二つの問題がミックスされているという問題があるのだろうと思うのです。それが一つ。それから高崎大学についても、設立の趣旨というものは、その市の税金によって運営していくという趣旨ですから、その学生に何とか教育の機会均等を与えるということで公立大学が生まれてきておるところにこういう問題が出ておると思うのです。そこで一体大学教育というものが、国が責任を持つと一方にいっておって、高等学……

第48回国会 文教委員会 第19号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 関連でいたしたいと思いますが、地域の保護をしなければ、文化財の保護ができないという点は、確かに私ども前から考えておるのですが、文化財が集中しておる地域は、文化財そのものを対象にしないで、その地域全体を保護しなければ保護できない。飲食店ができたり、それから観光の中から非常に退廃的なムードが出てくるわけでありますから、私は、文化財保護公園でもつくったらどうかというようなことも、いつか提案をしたこともあるわけです。それはいいのですが、自民党のほうで出しておる風土の保護、風土というのはどういうことなのか。私はどうもわからないのです。そうすると、文化財というものを保護するのではなくて、……

第48回国会 文教委員会 第20号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 著作権法の改正について御質問申しますが、この著作権法の改正の内容については、審議会において慎重審議いたしておりますので、内容そのものについては、これは審議会の審議におまかせをすることとして、その結論が出たときに当委員会に法案として提案になるので、それについてしさいに御質問をいたしたいと思います。したがって、それは別として、この著作権法の取り扱いそのものについて大臣のお考えを主としてお聞きしておきたいと思うわけであります。  これは実は昭和三十七年に著作権法を根本的に改正するということを前提として審議しておる閥に、著作権者が死後三十年を経て、そうして未一人あるいは子供が、具体的……

第48回国会 文教委員会 第21号(1965/05/17、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 すでに会期があときょうを含んで三日であります。会期延長その他は見通しはつかないままでありますけれども、一応会期延長はないものとして、きょう、あす、あさってのうちに、議員立法も数個提案をしておりますし、その他懸案事項もありますので、それについての処理をしてこの国会は委員会は終わらなければならぬと思います。ところが大臣は、きょうも午後国会に関係のない仕事で御出張のようであります。明日は参議院の文教委員会その他の関係でまた御出席願えるかどうかも保障しがたいという状況である。あさっての一日は、これは万難を排してほかの日程ははぶいても、大臣はやはり責任を持って国会に御出席をなさって、そ……

第48回国会 文教委員会 第22号(1965/05/18、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 特に御質問を申し上げる重要な事項というわけではないのですが、たしかこの会期中に大臣に御質問をしたことを、重ねて御質問をすることになると思いますけれども、国立養成所に奨学資金を適用するということについて、国立だけを前提としておることについて差別的な待遇ではないかと、たしか御質問を申し上げた記憶があるのです。県立の養護教諭養成所に適用するというふうなことが、この法律ではできないけれども、将来そういう方向に御検討願えるかどうか、あるいは御検討されておるかどうかを念を押しておきたいと思います。
【次の発言】 あと一点だけですが、教育者希望に対しては、さらに特別の育英制度の配慮が必要で……


■ページ上部へ

第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 文教委員会 第1号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 初めて大臣に御質問申し上げるのに、もっと前向きの質問をするのが自分の本旨ですけれども、こういう学力テストで大臣に質問を申し上げるのは、私はまことに遺憾に思うのですが、しかし上村委員の言うように非常に重要な問題でありますから、端的にお伺いしたいと思います。  福岡県の学力調査不実施についての大臣談話は、これは愛知大臣の時代ですか、中村大臣の時代ですか、どちらの時代ですか。
【次の発言】 何日目でございますか。
【次の発言】 大臣が勧告を出すというふうなことは、これは上村委員も言ったように、まことに重大な問題であります。したがって、就任早々、まだ十分に日本の教育行政の実態を御存じ……

第49回国会 文教委員会 第2号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 お三人の最初の御意見をお聞きしたり御答弁をお聞きして、学力テストに対するいろいろなお考えがあるにしても、真剣に教育行政を守るために努力されておることに非常に敬意を表したいと思うのです。私ば県の教育長を七年経験しておるものですから、困難な教育行政に努力しておられる三人の先生方にまず敬意を表したいと思います。  私のお聞きしたいのは、こういう地方の教育行政機関が独立の機関として設定をされておる日本の教育行政組織そのものを守っていきたいという立場で、重大な問題であると思うのでお聞きしておるわけであります。というのは、いろいろの御事情によって苦心惨たんをし、実施するしないにかかわらず……

第49回国会 文教委員会 第3号(1965/10/04、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 定刻十時から委員会が開会をされる予定であるのに、一時間も大臣がおくれられる、そういう怠慢では困るのです。委員長から警告を発してください。
【次の発言】 明日から国会が開会されるのでございますけれども、いろいろと難問題がたくさんあって、文教委員会が行なわれるのはあるいは十日もあとになるおそれがあるので、特に大臣に僻地教育を中心としてお聞きいたしたいと思うのです。  特に私御質問申し上げるのは、参議院選挙の前に佐藤内閣総理大臣が僻地の多い岩手の盛岡に参って、僻地学校給食については完全給食を国の責任において実施する。そういう発言を県民にされた。さらに中村文部大臣が青森に来られて、特……


■ページ上部へ

第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 文教委員会 第28号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 今回提案になりました教職員免許法一部改正について、主として大臣に質問申し上げまして、細部の問題については、今後の審議に展開すると思いますので、お聞きしたいと思います。  この免許制度の改正というのは日本の教育制度の基本問題であるので、重要な問題として審議をしなければならない。政府においても、一たん提案をしたからといって、審議の中で思わしくないというふうなものが出たときに、ただメンツだけで押し通すというようなお考え方は去っていただきたい。また、私のほうでは免許制度そのものの重要性を考えて真剣に御質疑をいたしますから、模範的な審議の中で処理してもらいたいと思います。  私の考えで……

第51回国会 文教委員会 第29号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 四人の先生からいろいろ御意見を伺いまして、その点お礼を申し上げたいと思います。私たち、この免許法の改正法案については、日本の教育制度の基本にかかわるものですから、軽率に審議すべきものでない、慎重に審議をして、将来禍根を残さないようにしていきたいというふうに考えて、与野党真剣に質疑をいたしておるのであります。そういう立場で、私の悩みを含んでお聞きしたいと思うのです。  私は、免許制度というものの終着駅はどこかということを見きわめておかないと、部分的にこういう改正をしていくということは非常に危険である。まずそれが第一に頭にある。ところが、免許制度を決定するのには、先ほど先生方みな……

第51回国会 予算委員会 第11号(1966/02/11、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 私は、教育政策を中心として、主として総理大臣に質問を申し上げる予定でございますが、まず第一に、政治と教育の問題についての基本的なお考え方と、現在、あらゆる教育制度の中でひずみが生じて、あらゆる点にアンバランスが生じておりますが、その中で特に私立学校の問題、青少年の問題、父母負担の不公平、その他の問題についてお聞きいたしたいと思いますので、事、教育に対する問題でございますから、私もあまり誇張しないで、民族の未来に関する重要な問題と考えてお聞きをいたしますので、総理を中心として、国民に安心できるようなお答えを願い、足らない部分は各閣僚からお答え願いたい、こういうように思うのであり……

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/03/05、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題とされました昭和四十一年度総予算につき撤回のうえ経済財政政策を転換し編成替えすることを求めるの動議につき、その趣旨及び理由を御説明申し上げます。  まず、本動議の主文は、昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算及び昭和四十一年度政府関係機関予算については、政府はこれを撤回し、政府の経済財政政策を左記要綱により根本的に転換し、その上に立って編成替えすることを要求するというものであります。  政府は、今回の予算編成にあたりまして、今日の深刻な不況と物価高によって国民生活を不安に追い込んでいるみずからの経済財政政策破綻の責任を忘……


■ページ上部へ

第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 文教委員会 第3号(1966/11/11、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 先ほどの同僚の質問の件に関連してですが、最初後藤課長に聞きたいのです。  一つの法律を適用する場合には、やはりそれを適用するについての価値判断があると思うのです。そこで、今度の教員の十月二十一日の半日休暇という問題について、政府のほうで完全実施をしないという法適用をする場合の前提条件に一つの欠点があることは間違いない。しかも、数年間完全実施を一回もしていない。そこでしびれを切らしてこういう挙に出たという、この法適用の場合には価値判断があると思うのです。そこで、捜査の方針に、これは行き過ぎがあってはならない、公正な立場でやれという方針を出すか、あるいは、少し行き過ぎても徹底的に……


山中吾郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-29期-|30期|-31期-32期-33期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院30期)

山中吾郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-29期-|30期|-31期-32期-33期
第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 大蔵委員会文教委員会連合審査会 第1号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 もう時間がありませんが、いま川崎委員から質疑をいたしまして、この中でこの法案に対する一つの疑問、あるいは今後かえって大学側にとって不利になるかという疑問がまだ残っておるようでありますので、端的にお聞きいたしますので、文部大臣と大蔵大臣から簡潔にお答えしていただきたいと思うのです。  この法案の問題点は私は二つあると思うのです。その一つは、この特別会計制度をつくることによって、大学の自治というものがあるいは薄くなるのではないかという疑問がどうも大学側にあるようであります。第二は、いろいろ理屈は言っても、財政的にかえって不利になるのではないか、その二つの点に要約されると思うので、……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 文教委員会体育振興に関する特別委員会連合審査会 第1号(1965/03/29、30期、日本社会党)

○山中(吾)委員 大蔵省、それから建設省の方々にどうしても聞いておいていただきたいと思います。  きょうの読売新聞の社説の中で、「オリンピックを記念しての「青少年総合センター」に充当することに決まっていた東京・代々木の女子選手村跡が一部、税務職員のアパートに転用されていることがわかった。ツンボさじきにおかれている国民にとっては〃寝耳に水〃のおどろきだが、すでに二百人が住みこみ今月中には、千二百人が入居するという。」こういう書き出しで国民の批判が出ておるのですが、いま二百人入っておって、三月中に千二百人が入居することになっている、これは大蔵省事実ですか。

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○山中(吾)分科員 長時間にわたっての質疑なので、大臣も飽かれたようですから、一問一答で、あとは文教委員会に残したいと思います。  第一点は、学園都市の建設について、野原委員のほうから御質問があったときに、東京教育大学などは移転に適当であると考えて内々計画をしておるという御答弁があったのです。単に移転をするというふうなことでは、これはあそこの関係者も賛成はしないでしょうし、何か前進する中身がないと、私はこういうものは解決しないと思う。それと同時に、私の考えでは、教育大学というものは単科大学という考えでは間違いだと思うので、広い学問的な、総合的な学問の研究という雰囲気の中で、識見の高い教育者が生……


■ページ上部へ

第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○山中(吾)分科員 関連をして。私も主査に善処方を要望したいと思うのでありますが、各大臣がここに出席をして予算説明をされておるのですが、これは常任委員会においても大臣が説明をされておる。代理をよこさないで国会において予算の説明をしておるのに、ここにある皇室経済、それから国会事務局、それから国会図書館、これは一回限りの説明の機会なんです。それが代理を出してくるということは、国民の税金を使うという意識が抜けておるからこういう代理を簡単によこすという考えが出ているのじゃないか。非常に危険な思想がこの辺から出てくるので、現象的には国会軽視だけれども、本質的には国民の税金を何億と使うために国会に承認を得……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○山中(吾)分科員 総理府長官にお尋ねいたします。  午前中に田口委員から青少年問題で質問をされておったのですが、それに関連をしてまず質問したいと思います。  総理府において青少年問題協議会を設置して、この青少年問題を推進する最初の出発点は、各省の事務に分化しておるので、調整統合するという趣旨であったと思います。そういうこですから、したがって、予算執行権というのか、そういうふうな部面はみな各省でやるという関係で、実際は油断をすると有名無実の行政になるということが性格上出ると思うのです。そういうことを考えながら予算面を見るときに、他の予算面と違って、非常に疑問が出たり、これでうまくいくであろうか……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○山中(吾)分科員 関連して。文部大臣に念のためにお聞きしておきたいのですが、先ほど小川分科員が文化財保護で文部大臣にお聞きになったのですが、現在の組織上からいえば、文化財保護に対する文部大臣の責任が非常に不明なわけなんです。国会で、あの京都の地域の保存についてここで文部大臣がお答えになったが、その責任はほんとうに持っているかどうか、疑問なわけです。その点については、そこに事務局長がおりますけれども、責任者は委員長である。委員長は政府委員でない。これはいつも私、問題にするのですけれども、きょうの質疑応答の中にも国家行政組織法上からいうと非常に矛盾があるわけなんです。何か検討しなければならぬじゃ……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○山中(吾)分科員 最後の質問でございますが、二日間いろいろの角度から質疑が行なわれまして、誠意のある文部省の答弁に感謝をいたしたいと思うのですが、いろいろの質問の中で、参考になるもの、あるいは政府当局のほうでは蛇足になる質問もあったかもしれませんけれども、いずれにしても五千四百二十六億の、国民が額に汗をして働いた税金を一年使う権限を承認される問題でありますから、もし儀式とすれば最高の儀式だと思うので、やはりばかばかしいとか、あるいは当然わかったことだというふうな考えをお持ちにならないで、今後ともこういう国会の中における審議を誠意をもって聞いていただくし、また反映する努力をしてもらいたいと思う……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○山中(吾)分科員 参議院の方に言っておきますが、この分科会の審査の最初に、予算の提出の責任者はみな出席するということで、議事進行において主査のほうから特に注意することに決定してあるわけです。それでその当時、皇室関係と衆参両院の代理者だけが来ておった。図書館も副館長であった。しかし、これは国民が額に汗をしてそしてつくった税金を、一年間何十億、何百億という金を使うための審議ですから、代理者でやるべきものじゃない。総理大臣も各大臣もここへ来るのですよ。したがって、必ず責任者が来なければ――午後総長が来なければ審議をいたしません。これは分科会の約束ですから。  それから、あなたの答弁は、いままでの各……



山中吾郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-29期-|30期|-31期-32期-33期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

山中吾郎[衆]在籍期 : 28期-29期-|30期|-31期-32期-33期
山中吾郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 30期在籍の他の議員はこちら→30期衆議院議員(五十音順) 30期衆議院議員(選挙区順) 30期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。