児玉末男 衆議院議員
30期国会発言一覧

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児玉末男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは児玉末男衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

児玉末男[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第8号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○兒玉末男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案に対しまして、池田総理並びに河野、田中、早川の各大臣に質問を行なわんとするものであります。  本法律案は昭和三十九年度を初年度とする新道路整備五カ年計画に関連するものであります。その大綱はただいま説明もございましたが、主要拠点都市を相互に結ぶ幹線自動車道路網の整備、地域格差の是正、大都市の交通混雑の緩和、道路交通の安全対策、その他雪害事業拡大強化等がその重点に置かれておるのであります。この法律によって新道路五カ年計画が実施されるわけでございますけれども、この計画遂行にあたりま……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 衆議院本会議 第10号(1965/11/10、30期、日本社会党)

○兒玉末男君 私は、ただいま赤路議員から説明のございました坂川農林大臣不信任の決議案件につきまして、全面的に賛成の意を表しながら質問をいたす次第であります。(拍手)  特に、今国会における重要案件でございます日韓条約の中において、農林大臣の所管に属する漁業関係の協定、すなわち、日本国と大韓民国との間の漁業に関する協定、附属書、さらに、直線基線に関する交換公文、韓国の漁業に関する水域に関する交換公文、日本国と大韓民国との間の漁業に関する協定についての合意された議事録、標識に関する交換公文、漁業協力に関する交換公文、さらに、安全操業に関する往復書簡、討議の記録、その他十三項目にわたる内容が、この漁……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第42号(1966/04/19、30期、日本社会党)

○兒玉末男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました野菜生産出荷安定法案につきまして、佐藤総理及び関係各大臣に質問を行ないたいと思います。  本法案は「野菜農業の健全な発展と国民消費生活の安定に資する」とありますが、まずもって、今日この法案を出すに至った背景、すなわち、戦後の日本経済の高度成長過程において消費者物価の上昇と野菜価格がどのような関係にあるかを検討してみる必要があります。  消費者物価は、いまさら申し上げるまでもなく、歴代政府の失政によって上昇の一途をたどり、いまや国民の日常生活に重大な脅威を与えているのであります。これを数字で申し上げますと、昭和三十五年……

児玉末男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

児玉末男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 建設委員会 第4号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○兒玉委員 法案の改正の中で、第十条の一項で、役員の人数が改正されることになっておりますけれども、この五人を七人にふやすという法的な根拠あるいはその必要性ということはどういうところにあるのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 羽田―横浜間にできる道路ですね、これは出資する団体というのは神奈川県になるのかどうか。どこですか。
【次の発言】 新しくできる高速道路というのはいつから着工する予定でありますか。
【次の発言】 この予定道路の諸計画、すなわち土地の買収とか、そういうことは全部終わっているのかどうか。
【次の発言】 三十七条の四項の改正の項で、「公団に対して資金の貸付けをしている国……

第46回国会 建設委員会 第8号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいまの説明について、解釈の問題点として、大臣と法制局のほうにお伺いをしたいと存じますが、当初の原案の「理事長を通じて」ということが削除されるわけですけれども、この文章をそのとおり読んでまいりますと、理事長または大臣ということになっておりますが、われわれがここで常識論として考えられますことは、監事が大臣に意見を具申する場合、「理事長又は」ということが入っておりますと、やはり情義的にも、一応理事長に意見を申し上げて、そうしてその結果が大臣に上がっていく、こういうふうにわれわれは判断するわけです。そういたしますと、当初の「理事長又は理事長を通じて」というふうなことと、結果的に何ら変わ……

第46回国会 建設委員会 第9号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○兒玉委員 この前の質問に引き続きまして、住宅公団関係について御質問をいたしたいと思います。  この前の質問で、総裁はたいへん力んで答弁されましたが、私は、御年配でありますし、あまり感情的にものを言っているつもりはございませんので、冷静なお気持ちでひとつお聞きとり願いたいと思います。  この前私が御質問した中で、こういう点が特に問題だと思うが、どうかということでございましたが、総裁としては、そのようなことは知らないというふうに言われたわけですけれども、やはり火のないところには煙も立たないということわざもございますが、実は私は質問しました翌日、大阪に参りまして、直接現地には参りませんでしたけれど……

第46回国会 建設委員会 第14号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいまお二人の方から貴重な御意見をお聞かせいただきまして、たいへん感謝いたします。  そこで、私は、今回のこのガソリン税なり軽油引取税の引き上げについて、その衝に当たられました大蔵省の担当者もお見えになっておりますが、私は、ただいまの両者の御意見から判断いたしましても、おおよそ今回の軽油引取税なりガソリン税の増徴は一つの限界に達しておるんじゃないか、同時にまた、道路行政全体の面から判断いたしましても、非常に負担の不公平ではないか、こういう御意見、また金融面における石油販売業者の非常な窮地に立っている実情を私は聞いているわけですが、大蔵省当局が今回の道路整備五カ年計画というものの四……

第46回国会 建設委員会 第16号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 提案をされております公営住宅三カ年計画に対する承認の件につきまして、前田住宅局長に御質問したいと思います。  第一点としてお伺いしたいことは、政府の提案説明にもございますように、これから大体必要とする住宅の戸数というものが七百八十万戸ということを説明されております。それにつきまして、国または地方公共団体が三百戸を建設する、こういう数字から判断いたしますと、ここに提案されております第一種、第二種の公営住宅は、向こう三カ年間に二十万戸という計画でございますならば、一体政府が考えておる住宅不足解消ということは、何年間くらいで解消できるのか、この点についてまずお伺いしたいと思います。

第46回国会 建設委員会 第23号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○兒玉委員 金澤先生に、二、三点でありますが、お伺いしたいのであります。  先ほどの御説明でもございましたけれども、河川工事による損害補償の請求期限が、一年が妥当かどうかという点についても質疑があったのですが、私も、この点については、実は昨年の委員会でも当時の局長に伺ったのですが、一年でもけっこうだ、こういうふうなお答えがあったのですけれども、私も別に統計を持っておるわけではありませんが、現在の河川に関する工事が非常に多い状況から判断いたしまして、特に最近集中豪雨が目立っておるのですが、こういう特殊な事情から判断いたしましても、やはり最低一年半から二年程度の補償請求期限というものが必要ではない……

第46回国会 建設委員会 第24号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に、河川局長にお伺いしたいのですが、いままで多くの先輩が質問しまして、ある程度重複する点もあろうかと思いますが、大体まとめて御質問したいと思います。  第一に、この第二章に、河川管理の原則ということが書いてあるわけですけれども、やはり現在の河川法は、水行政に対する基本法という重要な意味を持つ法律だと思うのですが、現在まで制定されました水に関する法律が相当あるわけです。ですから、管理という概念がどの程度の拘束力と範囲を持つものか。それから、現在まで制定されておる、たとえば工業用水法とか地下水の規制法とか、また多目的ダム法など、多くの関連する法律があるわけですが、これらの関連性から……

第46回国会 建設委員会 第27号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○兒玉委員 本日は、非常に貴重な御意見を聞かしていただきまして、いい勉強になりましたが、土地の問題について二、三お伺いしたいと思うわけです。  今回出されておる土地収用法については、私たちも大体基本的に反対の立場をとっていないわけです。いかに土地収用ということの必要かということは、非常によくわかってきたわけですが、ここで私がお伺いしたいのは、やはり土地の価格の問題でございまして、実はこの前、当委員会において、私が住宅公団の住宅団地の取得に関する問題で質問いたしておりますが、まだ十分な裏づけの資料が入っていないのでありますけれども、関西方面で相当大規模な住宅団地の取得がなされたわけです。ところが……

第46回国会 建設委員会 第28号(1964/05/12、30期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣にもお聞きしたい点がございましたが、時間の関係でできませんでしたので、二、三の点について、局長に御質問したいと思います。  まず第一点としてお聞きしたいことは、それぞれ他の委員からも質問がありましたが、大体この国土開発縦貫自動車道というのがどの程度の展望に立って――この法律改正にも出されておりますとおり、いわゆる北陸、東北、九州、中国、この四つの縦貫自動車道が大かたの目安としてはどのくらいの期間をもって完成しようとしているのか。これは具体的年度は言えないにしても、大かたの目標というのは立てられていると思いますが、どの程度の目安を持っているのか。まず第一点として、局長のお考えをお……

第46回国会 建設委員会 第29号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○兒玉委員 一昨日も道路局長にお尋ねしたのですが、特に高速縦貫自動車道の決定につきましては、地域住民は重大な関心を持っておるわけです。そこで一つの例として、若干お聞きしたいわけですが、たとえば今度の一部改正によって、日田市付近の通過地点が削除されておるというような例等から特に考えられますことは、このはずされた地域住民というものは非常に失望を感ずるわけですが、何と申しましても、やはりその性格上、時間の短縮ということが最大のねらいであろうかと思うのですけれども、この法律の第一条にも明らかにされておるとおり、地域経済の開発ということが明らかにされている以上は、その通過地点にないところの地域の開発とい……

第46回国会 建設委員会 第33号(1964/05/29、30期、日本社会党)

○兒玉委員 時間の制約も受けておりますので、要点をまとめて御質問したいと存じます。  ただいま、辻原委員のほうから大筋としてはほとんどを網羅して質問されましたが、特に第一点として、提案者にお伺いしたいのは、もちろん私たちもこの提案の趣旨には全面的に賛成でございますが、少なくとも戦後すでに二十年、国道の開発ということは政治の中心的課題でなくちゃなりませんし、現在の情勢から判断しますと、まだ大体国道の七割近くが未開発であり、また低開発地域である。そこに住んでいる住民というものは、進歩している今日の政治、経済の分野から遠く離されているわけです。その点から考えます場合に、当初この法律の名称はたしか奥地……

第46回国会 建設委員会 第36号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 冒頭に、私、意見として申し上げたいのは、この法案は、先般決定を見ました道路整備五カ年計画と密接な関係にありますし、特に本会議における質疑の際にも、道路法の改正は特に重要な問題でありますので、大臣に関するものについてはこれを保留しまして、一応それ以外の問題について、局長にお伺いいたしますが、まず第一に、今回一、二級国道の名称を廃して、一般国道としていわゆる統合したわけですが、この一、二級国道の区別を廃止した根本的な理由というものはどこにあるのか、この点、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 一応一級二級国道のいわゆる目的というものがほとんど接近してきた、こういう説明でございますが、……

第46回国会 建設委員会 第38号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○兒玉委員 特に、今回の道路法の改正によりまして、一つの特徴点としてあげられたものは、道路交通の安全と円滑をはかるために、交通安全施設に関して必要な規定の整備を行なう、こういうことが明らかにされておるわけですが、最近における交通事故の実情を見てまいりますと、特に鉄道との関連におきまして、非常に踏切事故が多いということと、もう一つは、道路の施設関係の不備からもたらされるところの交通事故がその大半を占めているということが指摘をされておるわけであります。私の手元に来ております全交運関係の関係者が集まって資料を整備し、さらに交通事故をなくす会の交通事故白書に見ましても、非常に踏切に関する事故が多いわけ……

第46回国会 建設委員会 第40号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、宅地造成のことに関して、局長に二、三お聞きしたいと思います。  昭和三十七年であったかと思いますけれども、世田谷区の船橋町に、現在住宅公団が担当しておりますけれども、約三万坪当たりの宅地造成をやっているんだけれども、その中の一部一万五千坪ほどまだ未買収があり、今日までせっかくの団地造成ができない。これは大体区画整理事業の整理指定地域になっておったやに聞いておったのでありますけれども、貴重な国家投資をしながら、今日まで三年間近くもほったらかしにされている。このことは事前における十分な調査なり計画がずさんであったのではないか。この点、この三月でございましたか、公団総裁にも指摘した……

第46回国会 建設委員会 第44号(1964/10/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 最初、警察庁の片岡課長にお伺いしたいのでありますが、実は先月の委員会の際お伺いするつもりでありましたが、時間の関係で、こういう非常に貴重なときに、せっぱ詰まって申し上げることになりました。  名神高速道路はじめ、首都高速道路公団の運営による高速道路における交通事故は非常に頻発をしている。この点、道路の構造上の問題があり、また条件なり事故の原因というのはいろいろと多面にわたっているかと思うわけです。しかし、私たちがいろいろ仄聞するところによりますと、運転手の無謀な操縦ということが事故の大半の原因じゃないか、こういうことを聞くわけですけれども、この点、特に警察庁のほうにおいては、指導な……

第46回国会 商工委員会 第26号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 昭和三十四年の八月でございましたか、通産省の所管であり、アルコール事業部として経営されてまいりました小林のアルコール工場が払い下げられまして、今日まで四年半たったわけですが、今回通産省から払い下げました工場が、一部の企業の三楽酒造の内部事情によりまして、いわゆる現在まで使用されてまいりましたアルコール部門を解体するという事態が起きておるわけです。この点につきましては、昭和三十四年の五月十九日の衆議院の商工委員会におきましても――当時大半の地元の農民あるいは労働組合等が、あげてこの払い下げに反対したわけです。そのことは、たとえば北海道のアルコール工場等が、払い下げた直後二カ月くらいで……

第46回国会 農林水産委員会 第69号(1964/09/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいま第二部長の答弁に一つ問題点があると思うのですが、この価格の問題について、昭和三十四年にも価格が非常に暴落しておるわけです。イモでん粉のイモの増産ということが大きな原因となって、私は当時の長官に対して、早く支持価格を出せ――出さないでおって、当初大体農林省がイモの植えつけに対する需給関係の見通しというものを立てないで、ただ三十三年にイモがよかったから今度はイモをつくれ、こういうふうな風潮が常にあるわけです。昨年の場合も、砂糖の自由化と全体的なでん粉の需給関係、こういうものに対する積極的な指導がないから、私はこのような結果を招くのだと思う。この点についてまず第一点は、いま農林省……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 建設委員会 第1号(1964/12/02、30期、日本社会党)

○兒玉委員 先般、週刊誌なりあるいは新聞等で問題となりました三宅坂のインターチェンジの建設工事にからむ支給鉄筋の、俗に言う業務上横領といいますか、こういう事件が発生していることを私たちは聞いておるわけです。これは、その筋柄は当然決算委員会等で指摘する問題でございますけれども、特に高速道路であり、しかも重要なインターチェンジにおいて、当初の公団の設計による、支給された鉄材が相当数量横流しされているという事件は、これが単に刑事事件という立場よりも、私たち建設委員会としては、この高速道路の持つ安全性という面から、相当問題が提起されていいかと私は思うわけです。  そこで、この件につきまして、道路公団と……

第47回国会 建設委員会 第2号(1964/12/16、30期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣に対する質問もありますが、これは保留しまして、道路公団関係について御質問したいと思います。  最近いろいろな方面から話を聞いたわけでございますけれども、現在道路公団が行なっている直営の事業の中で、料金収受個所を民間会社もしくはこれに類する個人に委託して業務をやっている、こういうことが私たちの耳に入っておるわけでございます。しかも、この委託の会社というのが、今年度に入ってからなされたということを聞いたわけですが、まず、現在公団が行なっている委託の個所というのはどういうふうになっているか、この点についてお伺いしたいと思います。


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 建設委員会 第3号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○兒玉委員 道路局長にまずお伺いしたいと思います。  先般、大臣の所信表明を読ませていただき、また四十年度の予算も見せていただいたわけでありますが、まず大臣の表明の中にも、今年度の道路整備については、地方の一般の道路の整備ということを十分考慮して予算の決定をした、こういうことを言われておるわけですが、大体今年度の道路整備の予算の配分ということは、どういうことを基準にして決定をされたのか、この基本的な点について、局長の見解を承りたいと思います。
【次の発言】 いまの道路局長の発言、私は非常に重要だと思うのですが、われわれが客観的に見る場合において、さっき、いままでの基準の四つの項目を言われたわけ……

第48回国会 災害対策特別委員会 第4号(1965/03/17、30期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、去る二月二十五日鹿児島市において発生しました火災を中心としまして、その前の、たとえば大島における火災、新潟火災等、現在の消防機構における問題なり、またはこれに関連するところの建設省関係のいわゆる都市計画、または防災建築街区、いわゆる災害対策基本法に明示されました防災計画というものが十分に徹底されておらない、こういうところで、今次の鹿児島における火災はじめ全国各地に発生する火災の被害というものが予想以上に大きな損害を国民大衆に与えているのじゃないか、このような立場から、消防庁はじめ総理府並びに建設省の関係担当者に御質問をしたいと存じます。  質問にあたりまして、先ほどいただきま……

第48回国会 内閣委員会 第44号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○兒玉委員 臼井長官にお伺いしたいのでありますが、すでにこの法案につきましては相当長時間にわたり質問がなされておりますが、私きょう初めて農林水産の立場から、昨日の連合審査会でついに質問の機会を得ませんでしたので、ここに出席してお尋ねしたいのであります。  まず第一に、私はどうしても不可解に思いますことは、この法案の名称は、農地被買収者等に対する給付金の支給に関する法律案ということで題名がつけられておりますが、政府からいただきましたところの提案説明を見てまいりますと、明らかにこれは非常に不可解な表現でありますけれども、「農地改革における農地被買収行の貢献を多とするとともに、その受けた心理的影響を……

第48回国会 農林水産委員会 第5号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣にお伺いしたいと思いますが、まず第一点は、甘味資源関係の中で、特にでん粉の問題についてお伺いいたしたいと思います。  昨年カンショの基準価格が三十円に決定されましたけれども、砂糖相場の暴落なりあるいはでん粉の需給関係等から、極度に暴落をしまして、生産農民に決定的な打撃を与えておるわけですが、大臣としては、三十九年度の甘味資源に対する指貫として、どういうふうな需給計画なり、予算措置等なり、あるいは今後のイモでん粉の価格安定等についての措置をとっていこうとするのか、大臣の御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 大体四十年度の予算における必要な価格というのは、具体的にどういう内容……

第48回国会 農林水産委員会 第8号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣並びに畜産局長に、特に畜産行政に関する問題について、若干御質問をしたいと存じます。  午前中、同僚の卜部君が飼料その他いろいろやりましたが、私も、畜産の中でも、特に生産性の高い養鶏関係について、飼料との関連におきまして御質問したいと存じますが、まず第一点は、大臣にお伺いしたいのは、特に昨年は、鶏卵等の需給関係のバランス問題なりあるいは急激な生産の増加等によって、例を見ない鶏卵価の暴落を来たしまして、十一月でしたか、いわゆる価格安定についての通達を農林省は出しております。そういうふうな情勢を踏まえながら、四十年度における農林省の農業施策の中におきまして、特に多頭羽飼養の推進という……

第48回国会 農林水産委員会 第25号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○兒玉委員 去る二日に、政府のほうから、今年度の予算に計上されている余剰でん粉の中に四万トンの買い上げの発表がなされたわけであります。御承知のとおり、この点は、去る二月の農林水産委員会におきまして、大臣並びに食糧庁長官にも明確にただしたわけでありますけれども、政府の基準価格三十円を基準にして、イモの価格が確定をされてきたわけでございますが、ところが、実際には、ほとんど生産農民の手取りというものは二十円から二十一円ということで、いわゆる砂糖価格の低落によりまして、決定的な打撃が与えられたわけでございます。これによりまして、先般の農林水産委員会における政府の答弁では、基準価格を対象としてでん粉の買……

第48回国会 農林水産委員会 第32号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 ただいま議題となりました芳賀貢君外三十二名提出にかかる甘味資源の生産の振興及び砂糖類の管理に関する法律案及び沖繩産糖の政府買入れに関する特別措置法の一部を改正する法律案につき、提出者を代表してその提案の理由を御説明申し上げます。  わが国における甘味資源としましては、てん菜を原料とする北海道等のてん菜糖、甘蔗を原料とする南西諸島、沖繩の甘庶糖と国内産でん粉を原料とするブドウ糖がございます。これら甘味資源の対策としててん菜生産振興臨時措置法の期限切れに際し、甘味資源の生産の振興、砂糖及びブドウ糖の政府買い入れを行なうことを内容とした甘味資源特別措置法が、第四十三回国会に提出され、第四……

第48回国会 農林水産委員会 第37号(1965/05/15、30期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に、農林大臣にお伺いしたいのでありますが、今回の政府が出されました糖価安定法につきまして、まず、その前提としてお伺いしたいことは、去る三十八年の八月に突如として行なわれました砂糖の自由化が、その後、国際糖価の下落によりまして、特に昨年から今年にかけまして、非常な相場の低落、特に国内甘味資源の農作物等に直接的な影響を受けたわけでありますが、このことは、西欧各国の例を見るまでもなく、特にイタリア等におきましては、十年間そこそこで国内におけるてん菜糖の自給度というものを非常に高めて、それから初めてこのような自由化政策に踏み切ったという例等もあるわけでありますが、この点は、政府の自由化……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 建設委員会 第5号(1965/09/16、30期、日本社会党)

○兒玉委員 いままで池田さんからも意見がありましたが、問題の焦点は霧島を中心にしまして東か西かということでございますけれども、私は多少基本的な問題について大臣の御所見を承りたいと存じます。  昭和三十二年でございましたか、北は青森から南は鹿児島まで国土開発縦貫自動車道建設法ができましたが、今日九州関係については大体どの程度の見通しにおいてこれが完成し、九州関係で大体総額どの程度の予算規模でこれを完成しようと考えているのか、この点についてまずお伺いをいたします。
【次の発言】 得にわれわれ地域住民が考えていることは、やはり早期にこの道路が建設されまして、佐藤総理も言っているような社会開発の意義と……

第49回国会 農林水産委員会 第7号(1965/09/30、30期、日本社会党)

○兒玉委員 食糧庁長官に、昭和四十年度産のカンショやバレイショでん粉等の件につきまして、お伺いしたいのでございますが、この点は、去る十三日、農林大臣に対しまして、社会党の立場から価格決定等に関する諸案件につきまして申し入れをいたしておりますので、その点をまず基本的にただしてまいりたいと思いますが、最初に、本年度のでん粉の需給関係は大体どういうふうな状況になり、見通しはどうか、この需給関係について、まず長官からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いまの長官の説明によりますと、カンショの収穫予想でございますけれども、大体でん粉にした場合に五十五万トンと言われておりますが、長官、非常に控え目な数……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 農林水産委員会 第17号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○兒玉委員 それでは関連しまして、近代化資金制度の問題について、若干御質問をしたいと思います。  時間の制約もあるそうでございますので、簡潔に御質問したいと存じますが、すでにこの制度が制定されてから五年目を迎えておるわけでありますけれども、一体、農業の近代化、いわゆる近代化資金制度というものが、制度においても相当変化が伴っておるわけでありますが、大体、農業基本法が制定された当時のいわゆる専業農家、自立経営、こういうふうな一つのバラ色のビジョンというもの、こういう農業の形態というものは、相当変貌しておるわけでありますけれども、この際、近代化資金制度はあらゆる点において基本的な改革が迫られておる段……

第51回国会 農林水産委員会 第22号(1966/04/05、30期、日本社会党)

○兒玉委員 農林経済局長にお伺いしたいのでありますが、去る二月二十三日の衆議院予算委員会におきまして、時間の制約もありまして、十分ただすことができませんでしたが、関門の商品取引所に関する問題でありまして、現在私の手元にも相当多数の人から被害を受けた――これに対して、特にこの関門商品取引所に関連する仲買い人の商行為というものは、非常に悪らつであり、しかも、このような商品取引に関する無知につけ込んで、私の手元に来ておる損害額は、大体一千五百万をこえる相当な額になっております。この点については、監督官庁である農林省としてどのような処置をとっておるのか、この点について、農林大臣は、定款の改正なり、ある……

第51回国会 農林水産委員会 第42号(1966/05/31、30期、日本社会党)

○兒玉委員 それでは園芸局長にお伺いしたいのでありますが、まず最初に、先ほど倉成委員からも質問がありましたが、日本の主要果樹の栽培面積というこの資料によりますと、大体平均してここ十年間に一九四%という非常な率で面積が伸びております。この内容を見てみますと、たとえばミカン、ナツミカン、ブドウ、桃、クリ、こういうものが二〇〇%以上の伸びを示しておりますが、一体、こういう傾向というものが今後どういうふうな状態を保っていくように判断されているのか。私は、今後の果樹類の需要と供給の関係、さらにまた価格のいわゆる安定という点から、きわめて大事な問題でなかろうかと思いますので、その点についてまず局長の御所見……

第51回国会 農林水産委員会 第43号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○兒玉委員 まだきのうの質問が若干残っておりますので、その点を二、三ただして、最終的に大臣の御所見を承りたいと存じます。  まず第一点は、園芸局長にお伺いしたいのでありますけれども、これからの果樹農業の健全な発展ということを考えますと、何と申しましても、国内における果樹類の消費の拡大ということが、きわめて重要なポイントではなかろうかと考えているわけであります。しかも今回の法案の策定が、いわゆる計画的な生産を通じて安定せさる、こういう点から考えますと、やはり価格の安定ということには、それだけ需要の増大ということがきわめて重要な問題ではなかろうかと私は考えます。いわゆる消費拡大ということについて、……

第51回国会 農林水産委員会 第45号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○兒玉委員 運輸大臣がお見えでございますので、順序は多少前後しますけれども、特に輸送関係について大臣の御所見を承りたいと存じますが、行政管理庁が五月二十七日に出しました「生鮮食料品の生産および流通に関する行政観察の結果」、この文章を見てみましても、昭和三十五年から四十年にかけましての消費者物価の値上がりの中において、特に生鮮食料品の中の野菜は、実に九七%の値上がりを示しております。同時に、先般の中部監察局なりあるいは東京都の追跡調査によりましても、この価格の中に運賃の占める割合というのが非常に高いわけであります。この点、農林のほうとしましても、やはりどうしたならば国民生活に関係の深い生鮮食料品……

第51回国会 農林水産委員会 第46号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○兒玉委員 時間が非常に制限されておりますので、問題点をしぼって御質問したいと思います。  先般の予算委員会並びに本会議で、長官にもお尋ねしましたが、あまり具体的な御答弁をいただくことができないで、たいへん不満に思っておるわけですけれども、今回の野菜法案が提案され、その内容等から判断いたしますと、いま科学技術庁が進めているところのいわゆるコールドチェーンの構想の中で、特に海上輸送分野における問題というのが非常に焦点になっております。この前の長官の答弁では、いつこれが実現するのか、その辺の目安についても、具体的な答弁を引き出すことができなかったわけでございますけれども、今日生鮮食品の中で、特に野……

第51回国会 農林水産委員会 第47号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、ただいま議決されました野菜生産出荷安定法案に対し、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党共同提案による附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  案文を朗読いたします。    野菜生産出荷安定法案に対する附帯決議   政府は、本法の実施にあたり特に次の諸事項の実現を期すべきである。  一、野菜指定産地の指定、生産出荷近代化計画の樹立と実施については、系統農業協同組合の活用をはかるとともに、十分その意見を徴すること。また、本法による「指定野菜」の対象に、六品目に次いで消費量の多いもの及び将来需要の増加が予想されるものを加えること。  二、本法目的達成のための重要な事項である……

第51回国会 農林水産委員会 第52号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○兒玉委員 でん粉に関連する問題で、特にイモ価格その他について御質問をしたいと思います。  岡田第二部長にお伺いしたいのですが、昨年から、でん粉の需給関係が非常にアンバランスになっていると聞いておりますが、ことしのイモでん粉の需給関係は大体どういうふうな状態になっているか、お聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 特にイモの作付が毎年減反の方向にある、こういうことを聞いているわけです。これはもちろん昨年若干の価格の改定を行ないましたが、まだまだその価格でも、特に生産農民として収益性が実質的には低下の傾向にある、こういうことが、私は作付の減る原因ではなかろうかと思うのですが、この辺の状況は食糧……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○兒玉委員 通産省のほうにお聞きしたいのでありますが、電気料金のことについてお伺いしたいわけであります。  御承知のように、電気事業法の第二十三条に、電力会社はやはり地域独占という立場から、消費者に対する不当なる電力料金等については通産省に監督する権限が付与されておるわけですが、一つの例でありますけれども、たとえば関西電力等の場合においては、大口の電力需用者には一キロワット当たり三円四十九銭、ところが、商店等向けはいきなり十円十七銭、一般家庭は十一円十二銭と、非常に大口と一般家庭との差が大き過ぎやしないか。外国の例によりましても、その比率は、大体アメリカの場合が一〇〇に対して五九、イギリスの場……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○兒玉委員 小宮先生にお伺いしたいのです。  一通りちょっと見ただけでよくわからないのでありますけれども、最初のページの2のところに、賃上げ抑制というのがあるわけであります。私は、現在の日本の労働者の賃金構成というものは非常に複雑であり、アメリカ等のいわゆる先進国と比較して、かなり賃金は低いのではないかと思うのですが、大体抑制するラインというものをどの程度のところに置かれて、こういう一つの意見が出されておるのか。  それからもう一つは、一番最後の項でございますけれども、特に、いま伊東先生も言われましたとおり、生鮮食料品の上昇率は、確かに魚類、野菜類、これが双璧であります。この中で、特に農水産物……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 時間もだいぶ経過しておるようでありますから、簡潔にいたします。  まず、長官にお伺いしたいのでありますが、いままで村山議員も言われましたが、昨年の一月、経済閣僚会議が中心となりまして、今後の「物価安定のための総合対策」というのが発表されました。その内容は、大体農業だとかあるいは中小企業の、生産性の低い分野のいわゆる生産性の向上なり、流通機構の合理化、さらにまた野菜、肉など国民生活に関係のある品不足の解消、さらにまた独占禁止法の運用を厳格にすることなど、あるいは地価対策、公共料金等の改定は最小限にこれをとどめるべきだ、こういうふうな六本の柱で対策が立てられて、すでに一年有半を経過しま……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○兒玉委員 経済企画庁長官にまずお伺いしたいのでありますけれども、これは長官の諮問機関でございます物価問題懇談会が、さきに米価問題について意見書を出されたわけであります。この内容を見ておりますと、大体米価問題については、経済全体の立場から考えるべきであって、ただ単に米価だけに物価抑制のほこ先を向けるということは、決して公平妥当じゃないのじゃないか。と申しますのは、今日の物価値上がりの基本的な要因というものを考えてみますと、いままでのこの委員会でもそれぞれ質疑を通じて明らかにされましたが、今日までの経済の高度成長政策そのものに胚胎しており、しかも、過度の設備投資並びにそれに必要な信用通貨の膨張に……

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○兒玉委員 最初に、経済企画庁長官にお伺いしたいのでありますが、現在の消費者物価の中におきまして、特に生鮮食料品をはじめ、国民生活に関係の深いこのような諸物価の中に占める流通、いわゆる生産から流通、消費と、この段階におきまして、特に仲買いから小売り段階における比重が非常に高いわけであります。この点は、何と申しましても流通機構の改革ということが今日きわめて重大な要素を持つものと私は確信をいたします。  四十年の物価上昇の総理府統計局の指数表によりましても、特に特殊分類に分けた指数で見る場合に、主食、生鮮食料品指数は一四八・三となり、三十九年平均に比べ一三・四%の上昇でありまして、他の諸物価の指数……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 農林水産委員会 第2号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○兒玉委員 岡田部長にお聞きしたいのですが、今回の農安法の一部改正に関連しまして、現在のカンショの原料基準価格の公表の期限を十月二十日とすることに改定をしてありますけれども、実際には南九州地区においては、ほとんど九月の下旬から十月の上旬、中旬にかけて四割近くのカンショの生産がなされるわけでありますが、これを十月二十日としたのはどういうふうな根拠に基づくものか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、本年度の米なり麦、なたね等農産物の価価の状況を見てみますと、どの部門においてもある程度の値上げをいたしておるわけです。カンショの場合におきましても、今回の農安法の改正によって、その……

第52回国会 農林水産委員会 第4号(1966/09/10、30期、日本社会党)

○兒玉委員 いま価格の点について芳賀委員からいろいろ質問がありましたが、時間もだいぶ経過しておりますので、二、三の点を御質問申し上げたいと存じます。  先ほど部長の説明がありましたが、特にでん粉の需要状況というのは、昭和三十七年、三十八年、三十九年、四十年と、ずっと増加の傾向にあるわけです。この中で特に全体の供給の大体五〇%近くを占めるカンでんの供給量というのを見ておりますと、三十七年六十四万、三十八年七十五万、三十九年七十九万、四十年度は急激に五十五万六千トンと減った。本年度も、先ほどの説明によりますと、おそらく横ばいか少々上がる状況だと思うのですが、この点は、やはり現在までの価格政策という……


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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○兒玉委員 浜田参考人に二、三お伺いしたいのですが、先ほど浜田さんが要望として三つの点を主張されたのですけれども、その中の二点で指摘された点ですが、漁業権の収用となりますと、その対象が私は非常に不確定過ぎたと思うのです。特に沿岸漁業等の場合は零細な漁民が多いわけですが、浜田さんのお考えとしては、こういうふうな収用される場合、自分の生活権を奪われるわけですが、そういうふうな場合の対象といいますか、交渉をするというのは、たとえば漁業協同組合等がそういう折衝の衝に当たるのか、その辺はどうなっておるか。あるいはまた実際に権益が侵害される場合におそらく組合に加盟してない人もあるんじゃないかと思うのですが……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1964/02/22、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、長官は時間の制約があるということでございますので、最初まず長官にお伺いしたいと存じます。  防衛庁なりあるいは米軍の使用します演習場の関係について、いままで再三問題が起きております。特に私の県内でございますけれども、かつて昭和三十四年二月でございましたか、国分の陸上自衛隊が対戦車砲の実弾射撃の際、約一千町歩の原野と百町歩近くの山林を焼いたという事件等も起きているわけです。そういうような演習場に使用する場合、いろいろな地元との協定なり、あるいはまた事故が発生した場合の賠償等についても、何んとかかんとか言いわけをして、地域住民のほんとうの要望というもの、ほんとうの損害賠償という……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 制限された時間でございますので、端的に問題点を指摘しまして御答弁を願いたいと存じます。  まず第一点は、これは構造改善事業に関する問題でございますけれども、いままでの事業が各地域においていろいろな問題を生じて、当初の農林省の予定がなかなか実行されておらない。そういう点から、具体的に私は申し上げますならば、たとえば千葉県の成田市の例でございます。当初の計画は六百四十町歩を対象としてなされたものが、現実には四十五町歩しかこの事業の遂行の対象とされておらない、また同時に、その所要資金については、十六億円であったものが、現実には三千七百万円という当初計画を大幅に下回る現状にあるわけであり……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○兒玉委員 昭和三十五年に制定されました治山治水緊急措置法の一部改正につきまして、特に治山関係を中心にして御質問したいと思いますが、特に林野庁長官にお伺いしたいのでございますが、いただきました治山事業関係の十カ年計画の進捗表というものを見てまいりますと、事業費の面におきましては、大体進捗率が、前期五カ年計画に対しましては、一一八%という比率を示しておるわけでございますけれども、事業量の面におきましては、わずかに六〇%足らずという状況になっておるわけでございます。これは一体どういうところに、こういうふうな、事業費と事業量との関係において、誤差があるのか、その点お伺いしたいと思います。

第48回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 大臣にお伺いしたいのでございますが、きわめて限定された時間でごごいますので、要点だけをかいつまんで質問しますので、ひとつ明確な御答弁をいただきたいと思います。問題は、国有林の開放の問題と、それから農業後継者対策、さらに農道整備、この三点についてお伺いしたいと存じます。  まず第一点の、国有林の開放の問題でございますが、この点は、昨年の十月でございましたか、農林大臣の諮問機関でございます中央森林審議会から、地元農林業の振興のために、売り払い、貸し付け、部分林の設定など、国有林野を積極的に活用する措置を拡大すべきだ、こういうふうな答申がなされておるわけでございます。確かに今日、国有林……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○兒玉委員 国鉄当局にお伺いしたいのでありますが、今回の運賃法改正による運賃改定につきましては、全国民が非常な関心を持つ課題であります。運輸省の出しました年次報告によりましても、三十九年度における輸送量におきましても、大体旅客数において六十四億という多くの人を運んでおります。また輸送人キロにいたしましても、大体全体に占めるシェアは四六・二%、きわめてその比率は大きいわけでありまして、今回の運賃改定に対する将来への期待といいますか、安全輸送なり、あるいは大都市における輸送量の緩和など、また特に今日、輸送量の増加と相まって、鉄道事故に対してその安全性ということが非常に期待をされておるわけでございま……

第51回国会 逓信委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○兒玉委員 今回の郵便法の一部を改正する法律案につきましては、すでに三月十七日以来十分逓信で審議されておりますが、本日は、特に物価に影響が大きい問題でございますので、郵政大臣並びに経企庁長官にお伺いしたいと思いますが、まず第一点。基本的な問題として、実はこの改正法案は十二月九日の郵政審議会の答申に基づいて策定されておるわけでありますけれども、これは先般の本会議におけるわが党の議員の質問でも明らかにされたわけでありますが、この郵政審議会の答申が出される以前に、いわゆる十一月二十七日の経済政策会議において、郵政大臣は、五カ年計画の収支見通しを立てて、本年の四月から三六・八%の引き上げを言明し、しか……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、事務総長並びに国立国会図書館長に御質問いたしたいと存じますが、まず最初に図書館長にお伺いいたしたいと思います。  五年前にりっぱな図書館ができましたが、昨年からいろいろ新聞雑誌等の報道によりましても、あるいは現在利用している利用者の声を聞きましても、まだ図書館の図書の出し入れ、整理というのが非常に不十分ではないか、こういう意見等が記事に載っております。また、二十数万冊の図書が未整理だというふうに聞かされておりますが、これはどのような現況になっておるか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 この点は、昨年の予算分科会におきましても、わが党の委員が相当長時間にわたり質……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、主として道路の関係と住宅問題について、二、三お伺いしたいと存じます。  最初、住宅局長にお伺いしたいのでありますが、本年度の建設省の重点施策の一つに住宅対策があるわけでありますが、現在全国の公営住宅の設立の進捗状況というのはどうなっておるのか、この点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 一番土地関係の困難である東京都の場合はどういうふうになっておるか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 建設大臣にお伺いしたいのでありますが、いま住宅局長から御説明がありましたけれども、すでに今年度末はあと一カ月で終わるわけであります。全国平均はいいといたしましても、東京都の場合……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 農林水産委員会いも・でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1966/10/05、30期、日本社会党)

○兒玉小委員 まず、統計調査部長にお伺いしたいのでありますが、先ほど御説明をいただきました九月二十日現在のカンショの予想収穫量というのが発表されまして、全国的な県別の予想収量が昨年比で出されておりますが、これによりますと、大体収穫総数量において二十三万六千トンの減となっておりますが、この数字は、毎年の傾向から見て大体どの程度の誤差が収量との間にあろうと推定されるのか、この点まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは長官にお伺いしたいのでありますが、当面のカンショ、バレイショ、でん粉にいたしましても、やはり基準価格の早期決定ということと、今回の農安法の改正によりまして、基準価格は再生産……

第52回国会 農林水産委員会いも・でん粉等価格対策に関する小委員会 第3号(1966/10/14、30期、日本社会党)

○兒玉小委員 いま長官から春植えバレイショの収穫並びに基準価格策定の報告がございましたが、すでに法律で定められました二十日という期限まであと一週間でございますが、農林大臣も昨日帰ってこられたし、作業も鋭意努力中ということでございますが、大体公表できる期日というのは、最大限どの程度までに作業ができるのか、その辺の見通しについて御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 そこで、金額の面もいまは明確に御答弁はできないと思うのですけれども、特に今回の農安法の改正の最大の眼目は、何といいましても再生産を確保するというところに非常に重点が置かれていると思うのであります。そうしますと、統計調査部がこの前八……



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データ更新日:2023/02/05

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