児玉末男 衆議院議員
29期国会発言一覧

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児玉末男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは児玉末男衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

児玉末男[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第44号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○兒玉末男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました会期延長の案件に対し、絶対反対の立場から討論を行なわんとするものであります。(拍手)  そもそも、通常会の会期は、国会法に示されてあります通り、百五十日ときめられておるのであります。この間に天変地異や重大な突発事件でも起これば別でございますが、今国会のように、常に日本社会党は国会の正常化を叫び、しかも、平穏無事な今次国会において、政府・与党が、法案の審議に対し、その熱意と誠意を持ち、また、法案提出の時期等に対して十分なる考慮を行ないますならば、この期間というものは十分過ぎる期間でありまして、会期延長を行なわなければならない……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第9号(1962/02/06、29期、日本社会党)

○兒玉末男君 私は、ただいまの新産業都市建設促進法案の趣旨説明に対し、日本社会党を代表いたしまして、十六点につきまして質問をいたさんとするものであります。  ただいま提案説明におきましても明らかにされました通り、最近の大都市における人口の急増はきわめて憂慮すべき段階に立ち至っておるのであります。現在に至ってようやくこの法案が提案されましたことは、明らかに、自由民主党政府のとった大企業中心の高度経済成長政策によって生じた経済力の格差、人口、産業、文化の大都市への集中、後進地域の公共施設の立ちおくれ、雇用の不安定等々の幾多の失政によるものであり、池田内閣の重大なる責任といわざるを得ないのであります……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第16号(1963/03/22、29期、日本社会党)

○兒玉末男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、去る三月二日早朝発生しました航空自衛隊第五航空団所属のジェット戦闘機の墜落事故、並びに三月十六日香川県下において発生しましたヘリコプターの墜落事故等、最近頻発する自衛隊機の墜落事故に関しまして、総理大臣並びに関係各大臣に対しまして質問を行なわんとするものであります。(拍手)  ジェット機の事故は、去る三月二日午前八時四十分ころ、航空自衛隊新田原基地、宮崎県新富町の第五航空団所属のF86Fジェット戦闘機が、日向灘沖での射撃訓練目的で離陸、寝崎市の上空で大爆音とともに火を吹いて空中分解、搭乗員一名が即死し、墜落機の火が付近の雑木林に燃え移りまして、……

第43回国会 衆議院本会議 第37号(1963/06/22、29期、日本社会党)

○兒玉末男君 私は、ただいまの河野正議員の労働大臣不信任決議案の趣旨説明に対しまして、若干不明確な点がありますので、三、四の点について質問をいたしたいと思います。  まず第一点といたしまして、この二、三年来の異常な物価騰貴は、池田内閣の独占資本本位の高度経済成長政策の失敗に基因するものでありまして、かつて大橋労働大臣の答弁によりましても、賃金の上昇が出産性を上回り、その結果、物価の上昇を来たしているということを申しておりますが、これは明らかな誤りであります。わが国のような低貸金構造のもとにおける企業規模間、産業間、地域間の賃金格差の存在する現状におきましては、賃金の上昇が直ちにコスト・インフレ……

第43回国会 衆議院本会議 第44号(1963/06/30、29期、日本社会党)

○兒玉末男君 私は、ただいま議題となりました建設省設置法の一部改正案に対しまして、日本社会党を代表し、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  まず第一に、私は、先ほど内閣委員長解任決議案に対するわが党の質問なり、また討論の過程、先ほどのわが党の岡本議員の質疑の中にも明らかにされましたが、この法案が本会議の議題とされるに至りました経過につきまして、まことに不明朗であり、およそ民主主義と議会政治をじゅうりんするものであったことに心から憤りを禁じ得ないのであります。(拍手)議会というものは、国民の信託を受け、国民の意とするところを与党、野党がそれぞれの責任をもって十分慎重に審議すべき神……

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委員会発言一覧(衆議院29期)

児玉末男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会 第8号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○兒玉委員 気象庁長官にお伺いいたしたいと存じますが、御承知のように、二月二十七日の午前三時十一分に日向灘において地震が発生いたしまして、死者二、重傷者七、それに家屋の倒壊損害百七十余戸という甚大な被害が発生しておるわけであります。特に私もちょうどこのとき帰省しておったのでありますが、全く予告なしの地震にみんな驚愕いたしたわけでありますけれども、地震課長等の談話によりますと、地震の予測ということはほとんど不可能に近い、こういうことを言われておるわけでありますし、さらにまた一面においては、今度の地震は偶発的なものだ、こういうこと等も言われておるわけであります。これはほかの災害と違いまして予測なし……

第38回国会 運輸委員会 第18号(1961/03/28、29期、日本社会党)

○兒玉委員 最初、気象庁の方にお伺いしたいと思うのです。  今月の三日にも、気象庁長官に地震に関しましていろいろと質問いたしましたが、現在の時点においては、地震等の予測ということはほとんど不可能だ、こういう御答弁をいただいたわけでありますけれども、二月二十七日に日向灘の地震が発生いたしましてから、特に九州地方におきましては、数回にわたり地震の発生を見ておるわけであります。その原因は、いろいろと気象庁の方にもお考えがあると思うのですが、三十四年の二月十七日に霧島の新燃岳が突然爆発をいたしまして、宮崎県下におきましても、十億円の損害を受けたわけであります。気象庁においては、その後出先からどういう報……

第38回国会 議院運営委員会 第27号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は今の佐々木さんの意見はうのみできないのですけれども、この特別委員会設置の根拠になっておるのは、自民党さんの方は関連法案を一緒に審議するというのがねらいだと思うのですが、私どもの記憶では、たしか三十四年だったと思うのですが、労働問題懇談会ですか、労、使、公益、三者の構成する労懇の結論として、八十七号条約を批准する、その前提としては、公労法の四条三項と地公労法の五条三項を削除すべし、その際、国家公務員法や地方公務員法の改正は必要ない、こういうような意味の答申がなされて、政府としても、この点については答申を尊重する、こういう声明を出したと私は思うのです。そういうような立場から、一番基……

第38回国会 議院運営委員会 第41号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間もあまりないようでございますので、二、三点質問しておきたいと思う。  御承知のように六月には総会もあるわけですが、与党の方においては今まで盛んに特別委員会を固執しておられるのでありますけれども、答申の内容から考えましても、明確に表現されておることは、この前のときにも申し上げたのですが、すみやかに批准すべきだということ、それから、関係法の、いわゆる公労法四条三項、地公労法五条三項は廃止しなければいけない、そうしてまた、ILO条約の労使相互の不介入の原則を日本の労使間においてもこの際確立されるよう再検討をすべきだ、こういうことが表現されておるのでありまして、具体的な答申の表現という……

第38回国会 建設委員会 第1号(1960/12/26、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間がございませんので、簡潔に二点だけ住宅局長にお伺いしたいのであります。  第一点は、この前の国会で消防法の改正がありまして、設備の基準が非常にきびしくなったわけです。ところが、地方の零細な業者としては、住宅金融公庫等の融資を受けなければ、新しく改正されました消防法の基準による設備の改善は不可能だ。こういうことで、全国的に非常に大きな問題になっておるわけです。でありますので、消防法の改正もけっこうですけれども、そういうふうな中以下の企業者の生活を守るという立場から、大幅な融資の増加ということを期待しておるわけです。この点について、局長はどのような見解をお持ちか。  もう一つは、最……

第38回国会 建設委員会 第7号(1961/02/22、29期、日本社会党)

○兒玉委員 最初、道路関係について道路局長並びに石井民鉄部長にお伺いしたいと思います。  この前、新道路整備五カ年計画の構想について説明がされましたが、その六項におきまして、「最近における鉄道の踏み切り事故頻発の情勢にかんがみ各道路種別を通じ交通量の多い踏み切りについては、立体交差等の踏み切り除去事業を推進」する、こういうことを御説明になっておるわけであります。御承知の通り、昨年末から本年にかけまして、ダンプ・カー等による非常に大きな踏み切り事故が頻発をいたしているわけであります。これの原因については、すでに私がここでるる述べる必要はないと思うのでございますけれども、最近とみに増加しました自動……

第38回国会 建設委員会 第9号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○兒玉委員 治水関係の質問に入る前に、ただいま河川局長並びに住宅局長から、日向灘地震についての災害状況の御報告がございましたが、実は私も帰っておりまして、けさ帰って参ったわけでありますけれども、幸いに、先ほど河川局長が説明されましたように、地震発生の時期が満潮時の前であったために、非常に低位にある宮崎市の高潮からの被害がまぬがれまして、これは不幸中の幸いだというわけでございます。  この日向灘地震に関連しまして、きのうでございましたか、気象庁の広野地震課長の発表によりますと、今度の地震は予想された地震じゃなくて、偶発的な地震である、こういうことを指摘されておるわけでございますが、最近の情勢、特……

第38回国会 建設委員会 第20号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○兒玉委員 今回の処分の問題について二、三お尋ねをいたしたいと思います。  先ほど官房長並びに大田から、今度の処分についての理由が詳細に述べられましたが、一体、処分する法的な根拠は何によってやったのか、その点を明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 国家公務員法といえども、その条文構成はものすごく多いわけでありまして、具体的に何条によってやったのか、その点を明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 私は、戦後十五年ほど組合運動をやってきまして、いろいろと感ずるわけですが、今回の全建労の処分については、組合員全体の立場から考えましても、あるいはまた先ほど説明のございました、職場大会等の行……

第38回国会 建設委員会 第21号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は去る四月四日、運輸、農林水産、建設の三委員会合同で行なわれました静岡県由比町寺尾地内に起こりました地すべりの現地調査に参加いたしましたので、調査の概要につき御報告いたします。  本調査班は、当委員会からは私のほかに二階堂進君、運輸委員会からは細田吉藏君、肥田次郎君、農林水産委員会から丹羽兵助君、内海清君が参加せられ、調査はわずか一日でありましたが、現地において詳細に実情を調査して参ったのであります。  本地域は、古来よりしばしば山くずれ、地すべりが繰り返され、近時においては、昭和十六年の豪雨、二十三年のアイオン台風により山腹の崩落を起こし、国鉄、国道の一時途絶したこともあり、こ……

第38回国会 建設委員会 第28号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は防災建築街区造成法案について、二、三住宅局長にお伺いしたいと思います。  この法律と密接な関係にあります昭和二十七年五月三十一日の法一六〇号においてできました耐火建築促進法というのが、防災建築街区造成法の附則の三号によって廃止されることになるわけです。これと密接不可分の関係にある耐火建築促進法の目的とこの造成法の目的はほぼ同一であるわけでございますが、一体この耐火建築促進法にどういう欠陥があってそれは廃止することになるのか。その点について局長の見解をお伺いしたい。
【次の発言】 大体、今までの耐火建築促進法による防火建築帯の指定等もなかなか思うようにいかなかったという御説明であ……

第38回国会 建設委員会 第33号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○兒玉委員 計画局長にお伺いしたいと思います。  今回出されております法案の中で、特に公共川地取得制度調査会の答申によりますと、その内容において道路の幅とかそういうふうな具体的なことが詳細に書かれておりますけれども、この法案においては、そういうような内容については政令によって定めるというふうに、調査会の答申と法案の内容に若干の相違があるわけでございますが、どういう理由でこれを政令で定めるというふうに変更したのか、その理由についてお伺いしたい。
【次の発言】 そこで、政令で定める重要な区域だとかあるいは施設だとか、こういうものは具体的に大体どんなものを想定しておるのか。また、このような事業を起こ……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会 第11号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○兒玉委員 今まで勝澤さんと吉村さんが質問されましたが、私はまず国鉄経営の基本的な問題、それに当面している工場の機構縮小なりあるいは廃止の問題等について二、三質問いたしたいと思っております。  私は昨年の五月十三日、衆議院の運輸委員会で国鉄経営の基本的な問題等につきまして副総裁あるいは担当理事、運輸大臣に質問を行ないました。中村さんもその際御出席されておられるわけでありますが、今度の大崎、大宮の被服工場廃止等の問題について、昭和三十年十一月七日と昭和三十三年四月八日に行政管理庁から勧告が出されておるわけであります。その中身についても私たちは検討を加えておるわけでありますが、昭和三十年十一月七日……

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○兒玉委員 ほとんど法案についての問題点は質疑がなされておるわけでありますが、基本的な問題と具体的な問題について疑問となっている点、あるいは現実に発生している問題等を含めて御質問いたしたいと存じます。  まず第一に、経済企画庁の方にお伺いしたいのは、この開発促進法の第二条におきまして、基本計画の設定の前提となる基礎調査を行なうことが義務づけられておるわけであります。しかし、この開発促進法案なりあるいは公団法案の提案されるまでの与党政府内における審議の過程、あるいは関係省間の所管争い、こういうような非常に困難な過程を経て、この法案がようやく先国会に上程される運びになったわけであります。そこで、問……

第39回国会 建設委員会 第10号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○兒玉委員 まず道路局長にお伺いしたいと思いますが、昨日午後三時、大分県大分市―別府間において、集中豪雨によりまして、約七十数名の乗客を乗せた大分交通の電車に、死者三十一名、負傷者三十六名という重大な事故が発生をいたしておるわけであります。しかも、最近の情勢等から判断いたしますならば、このような重大な死傷者を出すということはあまり予想されない問題であり、大分―別府という観光都市問の、しかも道路のかなりよく整備された区間において発生したことでありまして、これは技術上の問題あるいは路線の補修の問題等において相当な手抜かりがあったのではないかということが、予想されるわけでございますが、今度の不祥事故……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 運輸委員会 第19号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間の制約を受けておりますので、簡潔に御質問したいと思っております。  実は最近非常に重大事故が発生しておるわけでありますが、総裁のところにも報告してきておると思うのですが、二月の中旬、日豊線の直川駅における二両重連の貨物列車が、砂盛り線を突破して田んぼの中に突っ込んだという事故が起きております。それから一昨日の十時十五分ごろ山陽本線の海田市と安芸中野の中間におい七、上りの特急列車「はやぶさ」が踏切事故を起こしまして、五人乗りの三輪車が下敷きになって、列車脱線、現場に約五時間二十分停車という事故が起きておるわけであります。この二つの事故について、まず副総裁にお伺いしたいのは、事故が……

第40回国会 議院運営委員会 第29号(1962/04/05、29期、日本社会党)

○兒玉委員 委員長、一音だけ、大きな問題だから、私、佐々木さんにお伺いしたいのですが、おそらくこの動議がきょう可決されるということは、これはないことはわかっているわけですが、かりに仮定に立って、可決されたと仮定した場合においては、ここに民社党が明確に規定しているこの三項については、当然内閣としてはこれを忠実に実行する義務が生ずると私は思うのですが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そこでもう一点だけ……。それほど大事な内容を持つ動議であれば、国会法第五十七条による議案等に対する修正動議以上に、その動議の提案についても、いま少し厳格な規制があってしかるべきじゃないか、私はそういうふうに判断を……

第40回国会 議院運営委員会 第34号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○兒玉委員 今度、安里積千代さんですか、参議院の全国区に立候補するのですね。これとの関係等も十分関連してみなくちゃいけないじゃないかと思うのですがね。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 持っているのです。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 ずっとこっちへ来て……。

第40回国会 建設委員会 第8号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は日本社会党を代表いたしまして、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案に対し、若干希望を申し述べて、賛成の意思を表明しようとするものであります。  今回の改正案は、その内容におきまして、住宅金融公庫の業務の範囲及びその権能を一部拡大いたしております。すなわち、住宅部分を有する家屋の用に供する土地について、宅地造成等規制法による勧告または命令を受けて宅地防災工事を行なう者に対し、必要な資金を貸し付けることができるものとし、また防災建築物に対する貸付金額の限度を高め、中高層耐火建築等のうち、防災建築物にあっては現行法の住宅部分と非住宅部分と同面積までを非住宅部分の貸付対象としているの……

第40回国会 建設委員会 第9号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間がございませんので、一括して御質問したいと思います。  まず第一点は、大林参考人にお伺いしたいのでございます。今資材の問題等についても若干の説明をいただいたのでありますが、建設業協会から出されておる主要な建設資材の価格の推移表を見ますと、大体今お話がありました骨材のセメント、砂利等は別といたしまして、他の木材とかあるいは鋼材は、ほとんど昨年の十月あたりを契機として価格が安定し、もしくは低下の傾向をたどっておるわけであります。そういう点から考えますならば、先ほど三宅先生からも質問がありましたように、特に骨材の中心をなすセメント等については、通産省等の資料によりましても、その需要供……

第40回国会 建設委員会 第21号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○兒玉委員 時間が非常に迫っておるということでございますので、基本的な問題点を一、二、それから経過措置として学校関係の問題が出されておりますので、この点について二、三点お伺いしたいと思います。  まず第一は、この法律の基本となるところの首都圏整備法が制定されてからすでに六年間たっておりますが、この法律の中におきまして、整備委員会なりあるいはこの諮問機関としての首都圏審議会の審議委員こういうものによって、この法律によって規制されておるところの首都圏の基本計画なりあるいは整備事業計画が制定されて、その実行状況については第十五条によって国会に報告する、こういうように非常に厳格な規制がなされておるわけ……

第40回国会 逓信委員会 第12号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、今回郵政当局の行ないました年末の大量処分の問題について、二、三点お伺いしたいと思いますが、特に私の出身地である都城地区におきましては、最高の免職を含めて相当多数の処分者が出まして、ようやく年末の年賀状配達等も円滑に終わったそのやさきに、このような大量処分が起きたために、再び当局側との間に非常な混乱が起きておるわけであります。  そこで、まず第一点として、今回の処分の法的な根拠は何によってやったのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 特に、私たちが今までの折衝の過程で聞き及んだところによりますと、郵政当局の首脳部が――免職ということは、これは死刑にもひとしい基本的人権に関……

第40回国会 内閣委員会 第23号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○兒玉委員 川島長官と、それから原田監察局長に対しましてお伺いしたいと思います。実は二月の半ばだと思いますが、特に九州監察局の管内におきまして、豚を中心としましたところの食肉行政について、生産、流通、消費、この三段階におきまして非常に大きな政治的課題となりました食肉行政に対する調査をまとめて、流通機構に対する勧告を行なう、こういうことが一部の新聞でも発表されました。特に私は九州の出身でございますけれども、一つの単位農協等におきまして、このような古いしきたりにおける流通機構の弊害によって、一つの小さな単位農協でも二千万近くの損失を出しまして、農協長をやめるというような事件、あるいは豚を養ったため……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 建設委員会 第4号(1962/09/04、29期、日本社会党)

○兒玉委員 大臣がお帰りになりましたので、特に今年度の建設行政の重点施策の一つである住宅政策の問題で二、三点、それから住宅公団の関係で御質問をしたいと思います。  特に住宅政策の重点項目として、住宅の質の向上ということが表明されております。第二点は都市計画との関連、第三が地域的な重点配分、第四点が農漁村住宅対策といたしまして、今までほとんど放置されておりました農漁村の個人に対しまして住宅の増改築に融資制度を設けるという、これは画期的なやり方だと私は非常に関心を持っておるわけであります。  第一の、大臣の所信表明の中にも明らかにされました住宅の質の向上ということは、これは今日多くの人が望んでいる……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 建設委員会 第5号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○兒玉委員 道路局長に資料の提出をお願いしたいと思うのですが、一つは、現在の雪害によって不通個所となっている一、二級国道と主要地方道の状況、それから二点は、三十七年度の年度末までにおいて、一、二級国道と主要地方道の全国平均の改良と舗装の進捗状況というのを、資料として御提出願いたいと思います。

第43回国会 建設委員会 第8号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、この前提案されました区画整理に関連する法案について、御質問を申し上げたいと思います。  まず第一点にお伺いしたいことは、現在の区画整理事業はどういうふうな状況にあるのか、大体の概況についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 今回の法律で改正されまして、土地区画整理法の四十三条の第二項が削除されることになるわけですけれども、その理由としては、県を通じて関係の組合に貸し付けるからその四十三条二項を削除するのだということを説明されておりますけれども、実質的にはやはり国の資金を組合が直接借りることと何ら変わりはないのではないか。そういう点から考えますならばこの四十三条の第二項を……

第43回国会 建設委員会 第9号(1963/03/08、29期、日本社会党)

○兒玉委員 今回提案されております住宅金融公庫法及び住宅公団法の一部改正法案につきましては、前回の委員会においても若干の質問がなされておりますが、本日は大臣も御出席でございますので、一番基本的な問題である貸付の金利の問題について特に大臣の御所見を承りたいと思うわけでございます。  現行の住宅金融公庫法の第二十一条によりますと、いずれの構造の建物におきましてもすべて――これは新築の場合でありますが、その区分は別といたしまして、全部年利率は五分五厘に規定されておるわけでございます。しかし、改修と申しましても、実質的には改修に要する材料等の原価というものは、新築の場合と何ら変わりないわけでありまして……

第43回国会 建設委員会 第17号(1963/05/24、29期、日本社会党)

○兒玉委員 それでは、先般提案の御説明をお受けしましたが、若干の点につきまして質問をいたしたいと思います。  まず、この新住宅市街地開発法の精神に基づきまして都市計画の基準というものが第四条において明らかにされておりますが、この基準の一、二、三号を見てまいりますと、かなり厳格な基準が設定されておるわけでございますが、この法律の趣旨につきましては、われわれも全面的に賛意を表するものでございますけれども、りっぱな法律ができましても、これの実施にあたりまして、特に私権の制限ということがかなり強くうたわれております関係から、特に都市計画の基準について、これが設定の上において相当困難が予想されるわけであ……

第43回国会 建設委員会 第28号(1963/06/26、29期、日本社会党)

○兒玉委員 私は、まず大臣に四、五点基本的な問題点についてお伺いしたいと存じます。特にいままでの提案説明なりあるいは質疑応答の中で、若干重復する面もあろうかと存じますが、特に明治二十九年制定以来何ら抜本的な改正のないこの河川法が、今回いわゆる国民の要望にこたえる画期的な改正案ということを言われておるわけでございますけれども、その盛られておる法案の内容を見てまいりますと、かなり問題点が多いように考えるわけでございますが、特に大臣がこの新河川法のいわゆる抜本的な改正に踏み切ったその努力に対しましては敬意を表するわけでございます。しかし、現在までの河川法は、この長い間やはり地域住民の福利と結びついて……

第43回国会 建設委員会 第29号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○兒玉委員 建築基準法というのは専門的な用語が多くて、その実態の把握ということはなかなか困難でありますけれども、若干の点につきまして御質問を申し上げたいと思います。  今回の建築基準法の改正によりまして、現在までの制限されました建築物の高層化ということが当然問題になってこようかと思うわけです。もちろんこの基準法改正の趣旨にはわれわれは賛成するものでございますが、この高層建築物ができる過程、並びにその後における問題点について御質問するわけでございますけれども、特に日本は地震の多い国である。このことは私は最も重視しなければいけない問題ではなかろうかと考えるわけでございます。  そこで、まず第一点と……

第43回国会 災害対策特別委員会 第4号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○兒玉委員 大へん応問が経過しておりますので、問題点を二、三についてしぼって御質問並びに御要望を申し上げたいと思います。  御承知の通り、私は九州の出身でありますけれども、今度の雪の被害につきましては、今ここに出されております農林省の豪雪等による被害状況の概況報告によりましても、九州地区における被害額というものが全体の相当なパーセントを占めているわけですが、この数で若干私がふに落ちないのは、二月七日現在となっておりますが、私たちは先般党を代表しまして九州地区の調査に参ったのであります。熊本、大分、鹿児島、宮崎、この四県のうちで、宮崎県は全然あがっていない。それから鹿児島県の場合は、県当局の詳細……


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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○兒玉分科員 最近、生鮮食料品の生産者価格が、消費者価格に比して非常に不安定でありまして、特に私の出身地である九州地区におきましては、豚を初めとする肉類が非常に下がっておるわけであります。生産者の価格は暴落しましても、都会地なり消費地における消費者価格は全然下がらない。こういうようなきわめて重大な問題につきまして、それぞれの部門に分類し、かつまた、現在問題となっております流通機構の改革について、関係局長の率直な御意見と、今後の対策についてお伺いしたいと存じます。割り当てられた時間が、三十分という限定された時間でございますので、簡潔に申し上げますが、農林省当局としては、特に国民の四割を占める、最……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○兒玉分科員 私は、主として現在非常に問題となっております東京、大阪を中心とする大都市の交通緩和対策について、特に建設省の所管する事項が大へん多いようでございます。実は昨日、社会党の交通緩和対策の特別委員会の一人として、第一、第二京浜国道、最も交通の多いといわれております蒲田駅の踏み切り、それから甲州街道等の特に白ナンバーの砂利トラが非常に交通難に拍手をかけている、こういう地点をつぶさに視察をいたしました。そういう結果も含めて御質問をいたしたいと思います。特に最近の交通量の増加は、現在のバスあるいはトラック、一般自動車等の生産量にもそれが明らかに示されておりますけれども、昭和三十四年に二十九万……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○兒玉分科員 きわめて時間が限定されておりますので、要点だけを御質問申し上げたいと思います。  最初に行政管理庁の方にお伺いをしたいのでございますが、一昨年の群れ九州監察局から行政管理庁に対しまして食肉行政に関するところの監査結果報告書が出されておりますが、私の調査したところによりますと、九州管区の監察局の分は昭和三十六年の十月十六日、長崎地方局は同じく三十六年の十月四日、鹿児島地方局は同じく三十六年の十月九日に、行政監理庁の本庁において受理していることになっておりますが、この点は相違ないかどうか、まずお伺いしたいと存じます。
【次の発言】 監察局長が途中で交代されておりますが、特に食肉行政に……



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データ更新日:2023/02/05

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