このページでは村山達雄衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○村山(達)委員 私は、本日、地方税法の改正につきまして、ごく概括的な事項につきまして重点的にお聞きしてみたいと思います。
その第一は、今次の改正は、その規模におきまして、内容におきまして、地方税の改正の歴史中画期的な地位を占めておると私は考えるのでございますが、政府当局において、今度の減税の重点的事項及びそのねらいについて、まず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 二十五年のシャウプ税制以来、地方税の減税が三十八年度までで幾らになっておるか、それから今度の分を合わせて幾らになっておるかということはおわかりでございますか。私の記憶によりますと、二十五年、六年がちょっとわからなくて、たしか……
○村山(達)委員 ただいまは三参考人の方から、それぞれのお立場で非常に実感のこもった御所見を承りまして、まことにありがとうございました。私は一つだけ、固定資産税の今度の調整が暫定措置でありますので、利害関係のある固定資産の所有者が、将来の調整について非常な不安感を持っておるように思われますので、その点について三人の参考人の方に少しお聞きいたしておきたいと思います。 最初に、今度の固定資産税の新評価制度は、言うまでもなく従来各種の固定資産の間における評価のはなはだしい不均衡、あるいは同一資産でありましても地域による非常な不均衡、それが形式的に税律が一・四というふうになっておっても、実質的に非常……
○村山(達)委員 私は自由民主党を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案と、市町村民税減税補てん債償還費に係る財政上の特別措置に関する法律案の両案につきまして、自由民主党から提案をされました修正案と、同修正案にかかる修正部分を除く政府原案に対し賛成、日本社会党より提案されました修正案に対し反対の討論を行なわんとするものであります。 私が政府原案に対し賛成する点は、要約すれば次の三点であります。その一つは減税規模であり、その二つは改正の内容であり、その三つは減収補てんの措置であります。 まず減税規模について見ますと、その額は、一般減税において平年度八百八十億円、初……
○村山(達)委員 ちょっと関連して御要望申し上げておきます。 私は今度の新潟震災につきまして、新潟市並びに周辺の市町村をずっと見て回った一人でございますが、特に感づきましたのは、今度の災害におきまして政府の打ちました手は、いまだかつてない非常な迅速な手を打たれたと思います。この点は非常に御同慶にたえないわけでありますが、ただ、末端に行きますと、一つは市町村当局並びに住民の方々は、政府の打たれた手がよくわからないのでございます。このことは非常に重大な問題だと思いまして、ラジオその他でもってどんどん放送しておりますが、それがなかなか実際に被害者に徹底していないということでございます。たとえば住宅……
○村山(達)委員 ただいま議題となりました修正案について、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。 修正案の案文は、お手元にお配りしてございますので、朗読は省略させていただきます。 修正のおもな内容は次の二点でございます。 第一に、ただいま同僚の渡辺委員からも問題になっておりました長期譲渡所得に対する政府原案でございます。ただいま渡辺君からも詳細にその点をついたのでございますが、第一に、これがはたして地価対策上意味があるのか。従来引き続き持っているものにつきまして、かりにいかなる原因によって値上がりしたからといっても、それに対して課税するということは、地価対策上意味があるかという点で……
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