このページでは村山達雄衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○村山委員長代理 宮井君。
【次の発言】 ただいま議題となりましたタクシー業務適正化臨時措置法案について、提案理由の説明並びに法案を通読いたしますと、道路運送法上、現在運転者の違反に関する有効なる行政処分の規定を欠いている。同時にまた、運転者の資質向上、この二つをねらいまして、一つは、登録制度を実施し、違反があれば、場合によればその登録を取り消す、また二年間の再登録禁止の期間を設けることができることにし、登録されない運転者については、事業者が乗務をさしてはならないという義務をこの法によって一方において課していこう、同時にまた、運転者の資質向上のために、街頭指導あるいは研修、さらには共同施設、も……
○村山委員 ただいま参考人から詳細なる御説明、ありがとうございました。 この法律は、現在道路資本が極度に払底しておるという客観条件、それからタクシー運賃が消費者物価抑制の見地から、どちらかと申しますと抑制ぎみにやられておるというその中におきまして、主として利用者の便益をはかるために必要な措置をとられたことは御承知のとおりでございます。そしてその中身は、運転者に対しまして登録制度を設け、違反がある場合には強い規制を今度やっていく、同時に、事業者側に対しましては、適正化事業を強力に推進するために必要な仕事をやっていただき、それに必要な財源を出していただくということが中心であるのでございます。 ……
○村山委員長代理 米田東吾君。
○村山委員長代理 松本委員にお答えいたします。
その件につきましては、あらためて理事会にはかった上できめてまいりたいと思います。
【次の発言】 渡辺武三君。
○村山委員長代理 ほかに質疑はありませんか。―なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。 この際、午後一時三十分から再開することとし暫時休憩いたします。 午後零時二十一時休
○村山委員長代理 ほかに質疑はありませんか。――なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 次に、港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。小此木彦三郎君
○村山委員 自動車の交通安全の問題に関連いたしまして、自動車の検査並びに整備の体制の確立が急がれていることは御承知のとおりでございます。
そこで、ひとつお伺いしたいのは、軽自動車に対する検査体制がいつごろから行なわれる見込みでございますか、自動車局長からでけっこうでございますが、ひとつ……。
【次の発言】 できるだけ急いでいただくことを希望いたします。
なお、整備並びに検査の体制につきまして、今回資本の効率化あるいは人員の効率化の点から、道路運送車両法におきまして、共同検査場あるいは検査員の兼任制度が新たに設けられたのでございますが、今回の改正では、なお整備事業をやる者が同時に検査事業をや……
○村山説明員 最近の社会情勢のもとで、いろいろな過激団体が法秩序を破るような、ただいま出ましたようないろいろな事案が出ておりますことは、まことに遺憾に存じているわけでございます。われわれ法務省といたしましては、法秩序の維持に万全の措置を講じたいと思っているわけでございます。 ただいま御質疑のありましたその点について法改正の必要があるかどうか、それぞれの法案につきましては関係の当局の御意向にまちたいと思いますが、いま法務省のほうでは一般的に現在の罰金、これが戦前の罰金になっておる、これの改正をいま検討しているところでございます。ただ何ぶんにも非常に広範な問題にわたるわけでございますので、この点……
○村山説明員 そのことに直接お答えする前に、一般的なことを若干述べることを許していただきたいと思うのでございます。 御承知のように、戦後わが国の制度で基本的人権の擁護ということが非常な大きな礎石になっているわけでございます。そしてその精神は、おそらく各制度にわたって具体的に法律制度としてでき上がっておることと思うのでございます。法務省におきましては人権擁護局というのがございまして、職員が全体で二百人足らずでございます。そして人権擁護委員は市町村からの推薦に基づきまして約九千名、法務大臣が任命をしておりまして、これが一般的に申しますと、人権擁護の重要性についてのPR、これを第一に受け持っておる……
○村山政府委員 沖本委員からだんだんと大事な点を御指摘いただきまして、私自身非常に勉強になりまして、ありがとうございました。 御承知のように、外国人の往来の人数がたいへんな数でございまして、おそらく年率二割か二割五分ずつぐらい伸びて、いまでは百万ぐらいになっておるわけでございます。二十年ぐらい前までは五万といわれたものがそれぐらいになっておるのでございます。入国管理局としては全力をあげてやっておるわけでございますが、おっしゃるように、税関の事務を含めまして日本の入出国の所要時間が、他国に比べてやはり少し長過ぎるというふうにわれわれは伺っておるわけでございます。その辺のことを十分わきまえて、た……
○村山政府委員 私が承知している限りでは、当初これは閣議で問題になりまして、その必要性が問題にされたそうでございますが、その後それを受けて政府のほうで、特に政府提案として検討したということはございませんで、党のほうから、こういう情勢であるから何らかの措置をやはり必要とするが、ついては法務省のほうの意見も聞かしてくれ、こういうことがございまして、若干の意見を申し上げて、それがだんだん自民党のほうといたしまして、できれば議員立法というようなことで各党のほうに呼びかけておられるのではないか、かように了承しているわけでございます。
【次の発言】 最近、沖繩国会のさなかに過激派学生による火炎びんの使用、……
○村山政府委員 ただいま民事局長並びに第一課長がお答えしておりますので、その点は至急調査いたしまして御報告申し上げます。もし非違の点があったら、是正させたいと思っておるわけでございます。
【次の発言】 いまお答え申し上げたとおりでございますが、国費で備品を買って、それを協会にただでやるというようなことは、もうあり得ないことだと常識上思うわけでございまして、ただ、国の備品をそこへ派出している職員が事実上使っている、役所の備品をそこの職場で使うということは、これはあり得ることだと思うわけでございます。しかし、先生の御指摘でございますので、慎重を期すためによく調査をいたしまして、後刻御報告申し上げた……
○村山政府委員 昭和四十四年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。 法務省主管の歳入につきましては、当初予算額は二百六十一億五千五百九十八万円余であり、これに予算補正追加額二十三億六千五百十六万円余が増加されましたので、歳入予算額は二百八十五億二千百十五万円余となっております。 これに対しまして収納済み歳入額は二百八十八億一千九百八十万円余であり、歳入予算額に比べると二億九千八百六十五万円余の増加となっております。この増加しましたおもなものは、刑務所作業収入の二億八千二百四十六万円余等であります。 次に法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は八百二十二億五千八百……
○村山政府委員 お答え申し上げます。
沖繩復帰に伴う恩赦をやるかどうか、またその範囲をどうするかというような問題については、まだ法務省としては具体的検討に着手はしておりません。したがって、いま答えられる段階にはありません。
ただ、一般的に申しまして、恩赦は何ぶんにも裁判の効果を変更する結果を伴うわけでございますので、各方面から見て慎重に取り扱わなければならぬ、かように考えている次第でございます。
【次の発言】 ただいま羽田野委員のおっしゃいましたことは、私たちも新聞記事を通して拝見しているわけでございますが、総理から別段指示があったわけでもございませんし、法務省自体といたしましても、新聞記……
○村山政府委員 非常な精緻な議論が展開されまして、私が答えるのが適当かどうかわかりませんが、一般論といたしまして、もとより法治国でございますから、その法秩序が破られるあるいは国民の権利が不当に侵害されるというようなことはあり得べからざることだということは、まさにそのとおりだろうと思うわけでございます。 ただ、いまのお話を聞いておって、私しろうとながら非常にむずかしいところだなと思ったのは、いまの地位協定の関係に伴う問題、それと賃借権の問題でございますが、おそらく米軍に使わしているのは、別に日本と米軍との間に賃貸借契約を結ばしているわけではなくて、まさしく協定で結ばしておるわけでございます。そ……
○村山政府委員 横路委員のおっしゃることもよくわかるわけでございますが、いま局長が言われましたように、個々の人の意見をそのままストレートに出す必要があるといたしましても、やはり場面によるのではないかと私は常識的に考えるわけでございます。数多くの政府の審議会がございます。もとより、その論議の過程あるいはそれの発想の基礎になった考え方、こういったものはおそらく全部出ていると思うのでございますが、一人一人の委員がどういう発言をしたか、まあ横路委員のように高い見識を持っており、そしてまたそういう制度的に見る人ばかりがおるわけではございませんので、やはりその辺のことは、その場面、場面に応じていくほうがい……
○村山政府委員 国選弁護人の能力、そういうものを評価して報酬をどの線にきめるべきかということは、非常にむずかしい問題だと思うのでございます。一方、極端なことを言えば、社会奉仕でただでもいいのではないかという考えもありましょうし、また逆の考えを言えば非常に高い地位だから出す報酬もできるだけ手厚いほうがいいという考えもあると思いますけれども、やはりそれは実際の経験に徴して、一般の弁護士報酬がどの程度になっておるかという平均的なものによるより以外、なかなかいい知恵が出ないのではなかろうかというような感じがしておるわけでございます。
【次の発言】 だんだんお話がございまして、私、全くしろうとでございま……
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