淡谷悠蔵 衆議院議員
31期国会発言一覧

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淡谷悠蔵[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは淡谷悠蔵衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

淡谷悠蔵[衆]本会議発言(全期間)
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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 衆議院本会議 第9号(1967/08/07、31期、日本社会党)

○淡谷悠藏君 私は、日本社会党を代表し、ただいま述べられた川野芳滿委員長の健康保険法の臨時特例に関する法律案外一件につき、衆議院社会労働委員会における審議の経過並びに結果についての報告に対し、質問いたしたいと思います。(拍手)  第一に、ただいまの御報告は、委員会の審議の経過並びに結果の実情を報告されたものか、それとも委員長がかってに創作しての報告なのか、きびしくお伺いいたします。(拍手)  健康保険特例法案は、政府の経済財政政策の失敗と保険行政の怠慢によって生じた政府管掌健康保険七百四十五億の見積もり赤字を解消することを目的として、応急措置をやろうというのがその趣旨でありまするが、こうした政……

淡谷悠蔵[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

淡谷悠蔵[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 社会労働委員会 第11号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○淡谷委員 きょうは、フジ製糖の榊原社長に参考人としておいでを願っておりますが、榊原社長から突如県側あるいは農林省に申し入れられましたフジ製糖の青森県におけるビート工場の閉鎖に伴う波乱が、おそらくは社長が予期された以上に大きく起こっていることを御承知だろうと思うのであります。これは、ただ一工場の閉鎖というだけではなくて、日本の農政並びに労政をめぐる深刻な一つの現実を示しているのであります。二万戸の農民のいままでの傾向を一てきしなければならないという悩み、二百六名という自分で原因をつくらなかった労働者の失職の問題、これは決して一企業の破綻として見過ごしがたいものがあるのであります。むろんこのビー……

第55回国会 社会労働委員会 第17号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○淡谷委員 たいへん小さなことのようですが、この法律が実際に適用されるまでの手続等について、若干質問申し上げたい。たとえば戦傷病者――戦没者も同じですが、まずとこかで調べてこの法律を適用するのか。本人の申請に基づいてやるのか。その最初の段階から法舞の適用を受けるまでの手続をお話し願いたいと思います。
【次の発言】 はっきり公報が入って戦死をしたという人はわかっております。それからけがをした人も、戦場でけがをした者は戦傷者と見られるでしょうけれども、行くえ不明その他で戦死が確認できなかったケースだが、明らかに帰ってこない。戦争へ行ったことはわかっておる。しかも敗戦直前などは、非常に混乱の中に、軍……

第55回国会 社会労働委員会 第19号(1967/06/13、31期、日本社会党)

○淡谷委員 施設庁長官にちょっとお伺いしたいのですが、いま米軍の野戦病院というのが日本にどのくらいできておりますか。
【次の発言】 この野戦病院はだいぶベット数がふえているはずですが、労務者も不足しまして、看護婦などもかなり雇用されているようでございますが、この野戦病院の看護婦というのは、一般駐留軍の労務者と同じように政府が雇用してその役務を提供しておるのか、あるいはまた労働省があっせんしておるのか、どちらなんです。
【次の発言】 一体、戦場という概念はどうなんですか。野戦病院があり、武器の修理をし、補給をする。これは一体戦場の中に入っているのか入っていないのか。いま、まっすぐにベトナムの戦線……

第55回国会 社会労働委員会 第24号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○淡谷委員 このたびの健康保険の法案が非常に重大な意義を持っておることは、この間やり直しをされました厚生大臣の提案理由の説明を聞いて特にその感を深くしたのであります。この提案理由の説明の中で、厚生大臣は、「特に政府管掌健康保険及び船員保険においては、深刻な財政危機に直面しており、このまま推移すれば、制度の崩壊すらおそれられる事態に立ち至っております。」ということを前提にしまして、「医療保険制度については、将来にわたる安定と発展の基盤を築くため、各制度全般を通じた抜本的な対策を講ずることが必要であり、政府はつとにその検討を進めてまいったのでありますが、諸般の事情により、いまだ成案を得るに至ってい……

第55回国会 社会労働委員会 第26号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○淡谷委員 関連。厚生大臣にお尋ねしておきますが、いまの質疑応答の中に聞かれたように、数字の違いだけじゃなくて、答弁の違いもやはり発見されたのであります。この数字の違いを生じた原因について答弁が非常に違ってきておる。しかも、ことしは七百四十五億円という大きな赤字見通しを根底にしておる。応急措置として国民に大きな負担を増すような法令改正が行われようとしておる。この基礎になる七百四十五億円という見込みが大きく違ってまいりますと、ただ見込み違いで済むだけじゃなくて、国民は仮想の根拠に立った不当なる負担の増を背負なければならぬのであります。これは私、厚生当局にお聞きしたいと思いますが、大臣その点で重要……

第55回国会 内閣委員会 第29号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○淡谷委員 ちょっと長官にお尋ねいたしたいのですが、昨日の当委員会で受田委員からの質問に対して、国連監視団に非軍事的なものであれば参加してもいいというお答えがありました。前回の外務大臣の答弁とはかなりに違った答弁がなされております。その違いをいろいろお尋ねすることはあと回しにしまして、外務省に自衛官が出向しておるということは明らかになっておるのでありまするが、こうした出向の事実は一体どれくらいあるのか、詳細に承りたいと思うのであります。これは重大でございますので、長官からひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 私の質問がちょっとことば足らずだったので、長官誤解されておるようですが、私は……

第55回国会 内閣委員会 第30号(1967/07/10、31期、日本社会党)

○淡谷委員 先般、私、六日の夜に増田防衛庁長官に非常に低姿勢でおわびを言われましたけれども、これは審議打ち切りの前提ではないでしょうなという質問を発してから、何が何だか、たいへん混乱しまして、さっぱり長官の答弁が聞き取れなかったのであります。あらためてそれに対する答弁から始めたいと思いますから、長官から御答弁願います。
【次の発言】 これは委員長の権限で、何か御承知されたようですが、これは別に理事会のあれもございましょうから触れませんが、増田長官としては、あそこで打ち切る、打ち切りたいという御意思はなかったのでしょうな。
【次の発言】 それでは御質問いたしますが、お願いしておりましたアメリカに……

第55回国会 農林水産委員会 第19号(1967/06/08、31期、日本社会党)

○淡谷委員 ちょっと質問に入る前に委員長からお計らい願いたいのですが、実は、この問題は非常に大きな問題で、単に山梨県だけじゃなくて、大阪、石川、山形、その他数県にわたる大被害が起こった問題でありますので、参考人の方にはたいへんお忙しい中を恐縮とは思いますけれども、参考人の御意見を聞く前に若干農林省の基本的な問題に対するお考えを聞いておきたいと思うのでございます。参考人に差しつかえがないかどうか、委員長からお聞きを願いたいと思います。
【次の発言】 農林省の方はどなたが答弁していただけますか。
【次の発言】 本日議題になっております山梨県下のブドウの被害並びにこれと同じような性格を持った各地の被……

第55回国会 農林水産委員会 第37号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○淡谷委員 先般、山梨県のブドウに対するジベレリン剤の被害に関して、いろいろ質問申し上げましたが、いわゆる武田薬品のジベラ錠の成分について、まだ分析が十分やっていないので、あとで分析の結果を出すというお約束でございましたが、いまの段階でどの程度明らかになったのか、お尋ね申します。
【次の発言】 概略お答え願いましたけれども、検査をしたのは山梨県の検査施設なんですか。農林省自体はお持ちになってないのですか。それから、概略聞きましたけれども、成分の数字等出ておりましたらお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、ジベレリンは四十一年度の一一二・四から一〇八・五に減っておりますね。それ……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/04/26、31期、日本社会党)

○淡谷委員 質問に入るに先立ちまして、総理に御相談申し上げたいのですが、特に御出席願ったので、できるだけ簡潔に質問したいと思います。それで、あとまた関連しまして運輸大臣や防衛庁の長官にお聞きしたいこともありますけれども、これはあと回しにしまして、できるだけ総理から御答弁願いたいことをまとめて最初にやりたいと思っております。総理もそのおつもりで、あとの人に答弁はお命じにならぬように、もしもやることがございましたら保留しておきますから、そのつもりでお願いしたいと思います。  第一に、この間いろいろ問題になっておりました武器輸出の問題ですが、これは総理が決算委員会でわが党の華山委員にお答えがあった当……

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/04/27、31期、日本社会党)

○淡谷委員 総理にお尋ねいたしますが、昨日の御答弁によりますと、大体武器の輸出はすると。するが、自衛隊が使っている武器、防御用の武器の生産面で余裕のあったもの、受注のあったものは輸出するんだと、こういう御答弁のように承りましたが、そうしますと、いま輸出しております武器というのは、自衛隊がかって使った武器か、あるいは現在使いつつある武器というふうに理解するのが当然だと思うのでございます。その点をひとつ確実に御答弁願いたいと思うのであります。
【次の発言】 どうも、大体と申しますと、中には自衛隊が使っていない武器も入っているというふうに理解してよろしゅうございますか。


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○淡谷委員 二階堂長官に、閣僚の一人として責任のある御答弁をいただきたいのですが、最近の政府の諸般のやり方を見ておりますと、非常に憂うべき独裁的な傾向をあらわしてきております。この問題で三つ私は例をあげたい。  一つは、国土縦貫道路の建設にあたりまして、当初の設計がいつの間にか変わって、山ぎわを行くべき道路が非常に豊かな農村地帯を走りますので、福島県の郡山付近の農民がまさに一揆暴動のような騒ぎをしているのが一つの事実であります。もう一つは、三里塚の問題であります。富里あたりで失敗しましたものを抜き打ちに閣議決定をやって、しゃにむに、地元の農民の気持ちを考えないで、空港建設に邁進しようというのが……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 内閣委員会 第1号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○淡谷委員 先般、十月の二十日ですか、北富士の演習場で米軍が、演習地内で仕事をしておりました北富士のおかみさんたちにたいへんな暴行を働いたという事件がございましたが、私、現地でこれをいろいろ調査してまいりました。これはいま楢崎さんの言ったとおり、沖繩の伊江島で起こったような事件にさらに輪をかけたような悪質なものでございます。これは十月二十日ですから、もう長官に報告がないはずはないと思う。長官はどのような報告を受けておりますか、お答え願いたい。長官にそういう報告があったかなかったかまで、長官にお聞きしたい。これは重大な問題ですから、全然長官の耳に入れないでおるとすれば当局の怠慢と習わざるを得ない……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 外務委員会 第21号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○淡谷委員 増田長官にまず劈頭お伺いしたいのは、米軍が日本から提供されております基地を返還する場合の事務的な正当な手続をひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 これはいま問題になっております沖繩もしくは小笠原と離れてお聞きしておるわけなんですが、国内では、提供しました米軍の基地が相当多数返されているようです。その場合に、一体土地はどういう形になるのか、その後の使用はどういうふうになるのか、そういう点で、もう従来例はございましょうけれども、これは法令的にも事務的にもはっきりした線をお出し願いたい。私があえてこう言うのは、数年前からしばしばお伺いしておりましたが、成規な返還の手続をしないうちに、いつ……

第58回国会 災害対策特別委員会 第9号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○淡谷委員 本部長も副本部長も現地の御調査をいただきましたので、十分実情はおわかりだろうと思うのであります。私も、地震の発生しました十六日に現地へ参りまして、最も被害の激しかった八戸の市役所の二階で説明を聞いている間に、余震の中では最も強いといわれました四度のあの余震にぶつかりました。電灯は消え、ガラスは割れるといったような、四度でさえもあれだけのひどい状態でございましたので、実際本震の場合は想像するに余りあるものがあったと思うのであります。なお、豊間内、豊崎、志斗岸といったような非常にたくさんの人命を失いましたあの地帯も全く、何とも言えない悲惨な気がいたしまして、ことばも出せないような不安の……

第58回国会 災害対策特別委員会 第10号(1968/05/27、31期、日本社会党)

○淡谷委員 きょう私は最後の質問だそうですから、いままで各同僚委員から熱心に青森、北海道の災害について御質問がありましたが、その締めくくりをつけたいと思うのであります。これはやはり国会答弁でずるずるどちらにもとれるような御答弁ではなかなか満足できない。端的にできるならできる、できないならできないとはっきり言っていただかないと非常に人心を惑わすと思うのです。  まっ先に国鉄の関係の方に御答弁願いたい。この災害地でたいへん御苦労なされまして復旧を急がれたことに対しては大いに感謝しているが、さっき特に大畑―むつ市間の鉄道なども早期に回復するだろうという御答弁があったまではこれは上等です。しかし、その……

第58回国会 災害対策特別委員会 第13号(1968/07/18、31期、日本社会党)

○淡谷委員 具体的に質問申し上げますが、十勝沖地震の災害の重点地区になりました青森県の歳入欠陥の起債を認めるかどうかという点です。これは災害対策基本法の第百二条の第一項に基づく適用条件があります。この中には公共土木施設、公立学校施設、農地農業用施設、林道の激甚災害復旧事業費の合計額が、当該地方公共団体の標準税収をこえる団体で、歳入欠陥債と災害対策債の合計額が起債の限度をこえる団体、こう規定されております。これについて問題点となりますのは、激甚災害復旧事業費の合計額に、激甚法の政令指定をなされていない公共土木施設は算入されないとする自治省の見解が出されており、この見解によれば、県及び市町村の災害……

第58回国会 地方行政委員会 第7号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○淡谷委員 いま木原委員に対する御答弁を聞いて非常に意外に思ったのは、最高の責任者である公安委員長の答弁と警備局長の答弁が食い違う。さらに、現場でわれわれがはっきり聞き取りましたこの行動の指揮に当たった千葉県の県警本部長の答弁とは全然違っておる。これは私は非常に重要な点だと思うのです。一体どっちが取り消しますか。公安委員長が取り消しますか。本部長がうそを言ったのですか。どっちです。これは明瞭にしておきませんと重大な問題が出ると思います。
【次の発言】 同じ席上で答弁が二つ違うという手はない。公安委員長、さっきあなたは、明らかに、昼の間暴動行為があったのだからこれを逮捕すべきが当然だと言ったじゃ……

第58回国会 内閣委員会 第17号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○淡谷委員 今井公団総裁にお伺いしたいのですが、この成田空港は計画以来いろいろな事件が発生いたしまして、全国的に注目を集めるような大きな犠牲を払ってまいりました。この後のやり方いかんによってはますます不慮のできごとが深刻になるような傾向がございますので、この際、大臣もおいでの前であなたの見解をはっきりさせておきたいのです。  この成田空港ができます前に富里の空港が計画されまして、それがいつの間にかなくなってしまったといういきさつがありますが、富里の案は一体どうして遂行できなかったか。総裁のお考えを聞かしていただきたい。
【次の発言】 今井公団総裁も直接この衝には当たらなかったというし、中曽根運……

第58回国会 内閣委員会 第22号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○淡谷委員 まず、大臣にお聞きしたいのですが、日本の食糧の自給を何%に押える方向だといまお考えになっておりますか。
【次の発言】 正確に言っていただきたい、大臣の答弁ですから。
【次の発言】 九五%という自給率は何年度ですか。
【次の発言】 麦はどうですか。麦並びに飼料の自給率ですね。特にいまの大臣の御答弁ではっきりしましたが、日本の食生活の内容がだいぶ変わってきている。これは、ハンとかあるいは畜産物の食糧がずっとふえてきておるということは常識でございますが、米が九五%――これは問題がありますけれども、九五%で押えているとしても、一体麦の自給率はどうなっておるか。それから、畜産物のための特にえ……

第58回国会 内閣委員会 第23号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○淡谷委員 大臣、この間、実は本会議の関係で時間が足らなかったものですから、だいぶ質問を残しましたので、きょうはまた継続したいと思いますが、その前にちょっと伺っておきたいことがあるのです。  昭和四十二年の八月二十二日の農林省決定の「構造政策の基本方針」という書類がありますが、これはその後変更になっていないでしょうね。これをもとにして質問を展開しましても的はずれにはならぬでしょうね。
【次の発言】 大臣、きょうはひとつできるだけ大臣に御答弁願いたいと思うのは、この農林省の設置法案に関連しまして、一局削減による機構改革などもだいぶあるようですが、これはやはり一局削減の方針が出たからそれに合わせて……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/09/06、31期、日本社会党)

○淡谷委員 建設大臣にひとつお尋ねいたしますが、今度の特に東北の豪雨の被害ですが、前の十勝沖地震に続きまして、まあダブルパンチを受けたようなものである。前回の地震の災害のあと始末が全くできないうちに、今度また豪雨に見舞われましたので、被害の状況が重なりあって非常にひどくなった例が出てまいっております。特に農村地帯が多いものでございますから、ほとんどが農村部の被害が大体調査の上に浮かんできております。まあ災害の出方も、大都会の災害のようにたいへん刺激の強い、はっきり目に見える災害、たいへんダイナミックな形の被害もございますが、農村のこういう災害のあらわれ方というのは、そうしたおそろしさにおいて一……

第59回国会 内閣委員会 第4号(1968/08/23、31期、日本社会党)

○淡谷委員 さっき浜田委員の質問に答えて増田防衛庁長官は、基地ということばを全般的に使うのが適当だと思うと言われましたね。一体、長官の頭の中にはどういう基地が思い浮かばれていますか。どんなのを基地としていて、どんなのを基地としていないのか、具体的にお聞かせ願いたい。私のこれからの質問に関係がありますから。
【次の発言】 これはときどき間違うことですけれども、明敏な長官がまだ頭が固まっていないと言うのですから、しばらく現在使っておることばに従って基地ということばを用いてかまいませんね。  それでは、現在日本における米軍の基地として使えるものはどれくらいの数になって、そのうち、自衛隊が共同使用ある……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 災害対策特別委員会 第2号(1969/02/06、31期、日本社会党)

○淡谷委員 委員会に配られております青森県下の被害調書、ここに一つの非常に注目すべき事例があがっておるのであります。三ページの「人的被害」のところであります。二名の死亡者と十三名の負傷者を出しておる。この死亡者が、屋根雪おろしの作業中に転落して死んだという事例が、二つともそうなのであります。しかもそのほかに、負傷者の中にも屋根から落ちてけがをしたというのは三人ございます。これは今日道路上の豪雪がたいへん問題になっていると同じように、道路の上の屋根の雪の始末が非常に緊急な問題になっている明確な証拠でございますし、特にさっき気象庁からお話しがありましたとおり、最近の雪というのは、ドカ雪とかいうこと……

第61回国会 災害対策特別委員会 第12号(1969/09/02、31期、日本社会党)

○淡谷委員 先ほどから調査の報告を聞き、また池田委員の質問を聞いておりましても、大体この災害に対する問題点はほとんど同じになっているようであります。特に今回の九号台風による集中豪雨というのですが、その集中された青森県の実情というものはほとんどその問題を代表的にあらわしていると思うのであります。  一つには、今回の集中豪雨でまことにかつて見ないほどの大きな被害を受けている現状、特に死者二名を出しておる現状等々を見てみました場合に、予報の措置に若干の欠陥があったのじゃないかと思うのであります。地元では鉄砲水と言っておりますが、鉄砲水と言うほど急激に増水しておる。そのために家具なりその他のものを持ち……

第61回国会 社会労働委員会 第8号(1969/04/08、31期、日本社会党)

○淡谷委員 最初に、基準局のほうにお聞きしますけれども、今度のリングビームの工法というのは、あなたのほうの基準から、いくと危険作業になるのですか、危険作業にならないのですか。
【次の発言】 労働基準法の第五章の「安全及び衛生」というところにあります「危険業務の就業制限」その他の項目を見ますと、工法自体を基準局が危険と認定するような条文が見当たらない。全体の工法を危険として認める条項が見当たらない。これは今後やると申しますけれども、この基準法でやっていきますか。
【次の発言】 今後、しばしば起こると思いますが、やはり工法全体が危険でないかということは、今度のような事故を防止するためたいへん重要だ……

第61回国会 地方行政委員会 第45号(1969/06/27、31期、日本社会党)

○淡谷委員 大蔵省見えておりますか。
【次の発言】 これはこの前の内閣委員会で宮内庁法の一部改正のときにも触れましたけれども、群馬県の妙義山で数年前――まだ朝鮮戦争のころですから、だいぶ昔の話になりますが、ロッククライミングの米軍の演習場をつくるという名目で国がだいぶ土地を買収した事実がございます。その後朝鮮戦争が終結いたしまして、この演習場は取りやめになったわけです。これは施設庁と思っておりますが、一体買った土地はその後どうなっているか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 一応は国有地になったと思いますがね。買収した総反別並びに買収単価の御報告を願いたい。

第61回国会 地方行政委員会 第49号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○淡谷委員 たいへんだびたび地方行政委員会の席をおかりしまして申しわけないのでありますが、国際空港の建設は日本としても非常に大がかりなことで、従来政府のやった仕事の中で、閣議決定をして一押しに押していって、途中でどうしてもそれまでやった仕事が全部むだになったという例が幾多見られるのでありまして、もしこの空港がそういうことになりますと、これは多分に国損を招くことになる。今井総裁は、反対者がいるからできないのだということをたびたびおっしゃいますけれども、反対者が出るような欠点がどこかにある、反対者が出なければならないような反省すべき点がやはり政府のほうにもあったと思う。これは、今井総裁、あなたも政……

第61回国会 内閣委員会 第5号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○淡谷委員 愛知大臣にじっくりお聞き願いたいのですが、実はブラジルの農業移民の問題についてひとつ実情を、私のほうでも若干資料を持っておりますので、お聞かせ願いたいと思います。  これはずっと前に、戦後またブラジル移民が始まりましたときに、この所管を外務省でやるか農林省でやるか、だいぶ問題のあったことなんですが、どうも外務省自体が、農業移民について万全のお世話をしているだろうと思いますが、職掌柄若干問題が出るだろうということは予想しておりました。実は私の友人で青森県の県会議員をやっております工藤一成君というのが海外移住事業団の地方の仕事をしておりまして、熱心な男なんですが、ブラジルに行ってまいり……

第61回国会 内閣委員会 第7号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○淡谷委員 まず今井総裁にお聞きしたいのですけれども、実は宮内庁法の一部を改正する法律案の中に「現在、下総御料牧場は千葉県成田市三里塚地区に所在いたしますが、昭和四十一年七月の閣議決定により新東京国際空港が同地区に建設されることになったため、同牧場は栃木県に移転することとなりました。これに伴いまして下総御料牧場の名称を『御料牧場』に、位置を『栃木県』に改めようとするものであります。」というのが大体この法案の骨子なんですが、その中に「なお、新牧場の建設業務は、新東京国際空港公団によって進められており、」という一項があるのであります。もうすでにこの仕事が始まっておりますかどうか、総裁にお伺いしたい……

第61回国会 内閣委員会 第11号(1969/04/03、31期、日本社会党)

○淡谷委員 大臣困った顔をされますと、たいへん質問ができなくなってしまうのですが、いまもグローバルな態度で貿易を進めるという、ここが非常に大事な点だろうと思うのです。いろいろ同僚議員からも詳しく御質問ございましたけれども、少し困ってくると、大臣特有の、にこっと笑って困られると、あとは質問が続かなくなりますので、たいへん大事な点に質問が入っていかないと思うのです。さっきからお話がございましたとおり、ベトナムあるいはドイツ、中国、それから朝鮮と、こう申しますと、これははっきり二つの政権ができた国々で、貿易が一番これは困難なんです。ドイツのことはあまり問題になっておりませんけれども、中国にいたしまし……

第61回国会 内閣委員会 第13号(1969/04/08、31期、日本社会党)

○淡谷委員 総務長官と農林大臣に出席を要求してありますが……。  非常に重大な法案の審議でございますので、私も終始この論議の過程を聞いておりましたが、ぜひ床次総務長官及び荒木行政管理庁長官にお聞きを願いたいことがあるのであります。  何か総理の答弁でも、行政簡素化のためにこの法案は出すのだということをおっしゃっている。簡素化はけっこうですけれども、どういうふうに簡素化するかが根本の問題だと思うのであります。ただ簡素化簡素化でいいならば、ムッソリーニのように、あるいは東条軍閥総理のように、佐藤総理が各省を全部兼任したほうが簡素化でありますけれども、これはおそらくいまの政治では許すべからざることで……

第61回国会 内閣委員会 第16号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○淡谷委員 この法案は非常に簡単な法案のように見えておりますけれども、内容をしさいに検討いたしますと実に多くの問題をかかえております。これは先般強行採決をされました総定員法の場合の質疑でも申し上げましたけれども、農地法の今後のあり方、それから法律と法令との関係等はむろん非常に重大な今後の国会運営の問題点であります。特にこの法案が提出されましたおもなる動機は、新国際空港の建設に伴なうものであるだけに、この新国際空港の性格、意義というものがこの際鮮明にされませんと根本的に根底が狂ってくるような重大な意義を含んでいるのであります。先般いま少し私徹底して質問申し上げたかったのですけれども、委員長の強行……

第61回国会 内閣委員会 第17号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○淡谷委員 いろいろお調べにお手数をかけましたけれども、その三里塚の宮内庁の牧場を新しい国際空港の滑走路につぶすという、宮内庁にとっては非常に気の毒な原因となりましたのは、何といっても羽田が狭いということです。羽田が狭いということは、何といっても発着回数と重要な関係があるのです。二百機も間違っておったことはどこに原因があったかは別といたしまして、たいへんなミスだと私は思うのです。いつから間違っておったのですか。ずっと前から間違っておったのですか。
【次の発言】 これは三月十四日の丸居説明員の説明にも、同じ間違った数が出ている。国際線が三万三千五百十四回、国内線が七万七千七百四十回、合計いたしま……

第61回国会 内閣委員会 第19号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○淡谷委員 さっき大出委員から質問ございました日本社会党本部の襲撃事件につきまして少しお聞きしておきたいのですが、実は私もきのうちょうど院内で執行委員会を開いておったときにあの事件が起こったらしく、事後に聞きました。かけつけて、けがをした本人たちとも会って状況をいろいろ確かめてまいりました。一、二の新聞では鼻血程度なんていって軽くあしらっておりますけれども、鼻血程度じゃありません。三人負傷いたしまして、私の担当の機関紙局の局員が、しかも三人まで通りかかったのにやられております。そのうちの一番ひどくやられておりますのは笠原君という十八歳のアルバイトの少年なんであります。これももうずいぶんひどい、……

第61回国会 内閣委員会 第20号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○淡谷委員 外務大臣にお忙しいところをお出ましを願いましたのは、実はこの委員会で宮内庁設置法の一部改正の法案が出ておりまして、これは御承知の千葉県の下総の御料牧場と栃木県の新しい牧場とに関するものであります。この下総の御料牧場というのは成田空港の敷地にするつもりで、特に農地法の規則改正まで行ないまして、この法案がかかっております。この法案の審議の途中で、前中曽根運輸大臣と、現原田運輸大臣と、軍事使用を拒否し得るか拒否し得ないかという点について、食い違いがあるという指摘がなされまして、いろいろ食い違うような食い違わないような微妙な段階に立っているわけなんです。これはひとつ専門家の愛知外務大臣に御……

第61回国会 内閣委員会 第21号(1969/05/06、31期、日本社会党)

○淡谷委員 きょうは大臣がお見えになりませんので、次官からひとつ日ごろ関連の農業について若干の御答弁を願いたいと思います。  だいぶ前ですが、内閣委員長がまだ農林関係におられましたときに、ちょうど農基法などの問題もございまして、いまの大蔵大臣の福田赳夫さんが農林大臣のときに、日本の農業が曲がりかどに立っているということがもっぱら言われておりましたので、一体どっちへ曲がるつもりかということを御質問しましたら、福田農林大臣首をかしげながら、日本の農業はいま曲がりかどに立っている、どっちへ曲がろうかと思案の最中だと答弁されたのです。この間同じような質問が本会議で出ました。農林大臣と大蔵大臣と地位は違……

第61回国会 内閣委員会 第22号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○淡谷委員 たいへん私の質問が長くなりましたがいろいろその間やっかいな資料などの御提出を願って恐縮に存じております。ただ、この間公団から提出されました「国有財産売払い及び購入契約書」並びに立ち木の払い下げの状況をいろいろ見てまいりました。これによりますと、この間の御答弁と違っているようですね。宮内庁から払い下げた場合と、地元へ売り渡した場合の価格は、ともに二千万円くらいというお話がございましたが、この書類によりますとちょっと違っているようです。これは速記録の関係もございますので、この席上でひとつ違っておりましたら違っているように御訂正願いたいと思います。

第61回国会 内閣委員会 第25号(1969/05/15、31期、日本社会党)

○淡谷委員 農林大臣にひとつお聞き願いたいと思うのですが、どうもこの間から宮内庁法その他審議しておりますと、国有財産に対する取り扱いが非常に粗末な気がするのであります。特に、農林省は大きな国有林を持っておりますので、このやり方については慎重にやらないと、これは国民の前に相すまない結果が生まれると思うのでありますが、たまたま佐藤総理が国有林を地方団体に貸し付けるといったような声明をしたという新聞記事を読んだのですが、これはうそでしょうな。やはりほんとうにやったのですか。
【次の発言】 ところがこの記事は少しそれとはまたニュアンスの違った記事なんですね。あまり大きく扱っておりませんので、大臣お見落……

第61回国会 内閣委員会 第29号(1969/06/10、31期、日本社会党)

○淡谷委員 はい、けっこうです。  非常に原則的な質問になりますけれども、恩給法の今度の改正の第三点として、支給条件の緩和というのがありますね。支給されてからの内容をいろいろお話を承っていましたが、この支給条件について、「恩給ヲ受クルノ権利ハ総理府恩給局長之ヲ裁定ス」と書いてありますが、これについて戦傷病者戦没者遺族等援護法と恩給法との関係、特にこの受給資格を決定する場合に、片一方は年金で片一方は恩給ですけれども、これは所管が違うか同じか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 それでは旧軍人の恩給関係のほうはあなたのほうで決定する、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。――それでは……

第61回国会 内閣委員会 第32号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○淡谷委員 質疑に入るに前にひとつ有田長官にお願いがあるのです。この間来、長官の御答弁を伺っておりますと、どうも声が低過ぎる。これは私は近いから聞こえますがね。ただし、この委員会には赤城、伊能とあなたの前先輩もおるわけですから、委員会に答えるつもりで、はなはだ御苦労ながら大きい声で御答弁願いたいと思います。私が聞くだけじゃしようがありませんから、その点をひとつお願いしたいのですが、いかがでありますか。
【次の発言】 ありがとうございました。  それでは質疑に入りますが、この間の予算委員会の第二分科会で、ことしの二月二十八日ですが、有田長官は久保三郎委員、米内山義一郎委員の質問に答えまして、水戸……

第61回国会 内閣委員会 第33号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○淡谷委員 林野庁長官見えていますか。――実はこの前の質疑で保留されているのが二点ほどございますので、その点を明らかにしたいと思うのです。  北海道の長沼における例の聴聞会のその後の経過並びに施設がその後どうなっておるか、経過を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ずいぶんむずかしい聴聞会だったのですね。この前の委員会では、ここで当時議長をされた方から様子を伺いまして、また私のほうにあります当日の手控えに応じて、大体これでいいのかということで半日くらい――半日もかかりませんが、ついえちゃった。しかしあれからもう何日になりますかね。だいぶたっておるでしょう。 そんなに長文の議事録でもないと思……

第61回国会 内閣委員会 第36号(1969/06/26、31期、日本社会党)

○淡谷委員 総理にぜひお伺いしたいのは、この防衛二法案の審議を通じて、従来の審議とはきわ立って違っている点が一点あるのであります。これは従来総理の御答弁の中には共同防衛あるいは集団防衛ということが非常に重要視されて答弁されたのに、今回は自主防衛ということがたいへん強調されたことであります。特に、有田長官はかなり強い姿勢でこの自主防衛の隘路になっておるものまでも指摘された。たまたま数日前に、総理は、銀行大会でやはり自主防衛の線を引くことをはっきりされたようであります。こういう点について端的に自主防衛に対する総理のお考えを伺いたい。
【次の発言】 有田長官は日本の自主防衛を完ぺきなものにするために……

第61回国会 内閣委員会 第37号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○淡谷委員 運輸大臣に一つお伺いしたいことがあるのです。だいぶ前にローカル線の廃止をするかのごときうわさが立ちました。あのうわさが全国に与えたショックは非常に大きい。これはどこから出たものか、どういうふうな段階になっておるのかはっきりしないままに、もう全く想像もつかぬような騒ぎが各ローカル線のところでは起こっているのでありまして、引き続きその廃止に反対する陳情が全国から巻き起こっております。この陳情のための費用でも地方の経済にかなり大きなマイナスを来たしていると思うのであります。この際、そのうわさがどういうふうにして出たものか、現在その実態は一体どうなっておるのか、ひとつ詳細に御答弁を願いたい……

第61回国会 内閣委員会 第41号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○淡谷委員 防衛庁のほうにちょっとお聞きしたいのですが、この間、天ケ森の射爆場についていろいろ質問しました。その後また射爆場へ行く途中で実弾を落としたという事件が起こっておるようですね。これは県内ではありません。どこか別なほうから天ケ森に行く途中で落とした事件が起こりました。ひとつ詳しく御報告願いたいと思います。
【次の発言】 有田長官お見えになりましたので、お忙しいようですから端的にお尋ねします。  この間この委員会で例の水戸射爆場の移転について新島を考慮中で三沢については考えていないということを二度ほど確言されております。その翌日か翌々日あたりの新聞に新島はもうだめなんだ、また三沢に持って……

第61回国会 内閣委員会 第44号(1969/08/26、31期、日本社会党)

○淡谷委員 北海道の長沼の例の施設について、当委員会でもしばしば論議になったのでありますが、あの聴聞会その他の状態にかんがみて、また事の性質にかんがみて、やめたほうがいいではないだろうかと、しばしばわれわれ申し上げたのですが、やはりこれを強引に押し切りまして、農林省に保安林の解除をさしたのですが、この訴訟にあたりまして、今度執行停止の命令が出た。またこの命令の理由が、自衛隊の本質に関し、また戦力に関する憲法に関連のあるような理由があったのであります。容易ならない問題であります。前の砂川の問題あるいはまた恵庭の問題で、自衛隊の違憲性があらためて問題にされるような事態になっているのであります。まだ……

第61回国会 内閣委員会 第45号(1969/09/09、31期、日本社会党)

○淡谷委員 有田長官が所用のために退席されましたことをたいへん残念に思います。ちょうど長沼の保安林の解除に関する裁判の判決があり、その理由の中に自衛隊と憲法の問題が入っております。これは、具体的に憲法の問題が論ぜられますのは個々の問題が起こったときに限られております。これは非常に重要な今後の防衛問題に展開していくと思うのであります。この問題もぜひ有田長官御出席のときには詰めていきたいと思っております。きょうは時間もないようでございますから、その点割愛いたします。  さっき大出委員の質問の中で、自衛隊の治安出動の問題がございました。これは長官の御答弁も至って抽象的な御答弁だったので、はっきりした……

第61回国会 内閣委員会 第46号(1969/10/08、31期、日本社会党)

○淡谷委員 本日朝以来の各委員の質問を聞いておりましてもわかるとおり、在日米軍がその定員を削減することというのは、すでにもう始まっておりました米軍基地の撤退が予想されるのであります。当然予想される形として、そのあとに自衛隊の基地の問題が出てくるのですが、私本委員会でしばしば取り上げましたこの自衛隊と米軍との関係ですが、これはどうもまだ明確な御答弁をいただいていない。特に共同使用と米軍が撤退したあとの自衛隊への移行措置などについては、まだ相当疑問点が残っているのであります。きょうはその点について明確な御答弁をいただきたいと思うのですが、第一に、先般委員長はじめ皆さんに御苦労願いまして、私の県の三……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1967/04/24、31期、日本社会党)

○淡谷分科員 去る三月十日にフジ製糖が、青森県につくっておりましたてん菜工場を突如操業中止をするという通告をしましてから以来、地元が非常に混乱し、かつまた困却いたしまして、再三農林大臣にも関係四県の知事や農業会から陳情したはずでございますし、また、参議院の農林水産委員会あるいは当分科会等においていろいろ質問もあったようでありますから、概略は大臣もすでにおわかりだろうと思います。ただ、基本になりますのは、今後どのような施策をするにつきましても、国のてん菜生産に関する基本的な方針がきまっておりませんと、今後の処置についていろいろ動揺があると思います。このフジ製糖の工場の閉鎖に伴って、別段てん菜糖の……



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データ更新日:2023/02/05

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