赤沢正道 衆議院議員
31期国会発言一覧

赤沢正道[衆]在籍期 : 26期-27期-28期-29期-30期-|31期|-32期-33期
赤沢正道[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは赤沢正道衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

赤沢正道[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第28号(1967/06/22、31期、自由民主党)

○赤澤正道君 私は、自由民主党を代表して、今回提案になりました政治資金規正法に対し、内閣総理大臣をはじめ関係各大臣に若干の質疑を試みんとするものであります。  この法案は、近来まれに見る世評騒然たる中に策定せられました選挙制度審議会の答申を受けて、これを尊重しながら法文化せられたものでありますが、この法律は、言うまでもなく、わが国民主政治、政党政治の将来にきわめて重大な影響を持つものであります。しこうして、近く改正される選挙制度全般の一環をなすものでありますが、これら一連の法律の施行によって、わが国政党政治を正しい軌道に乗せ、議会政治の健全なる発展と、政党政治への信用を回復しなければならないこ……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 衆議院本会議 第4号(1967/12/08、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) 地方税につきましてですが、ここ数年来、住民税また事業税の各種控除額を引き上げるなど、負担の軽減につとめてまいっております。  給与所得者の場合でございますが、これは所得税における給与所得控除の引き上げに伴いまして、毎年減税を行なってまいっております。ただ、住民税の課税最低限の引き上げを中心として非常に要請が強いので、今後もできるだけ税負担の軽減、合理化をはかっていきたいと考えております。  明年の地方税制の改正につきましては、現在税制調査会の審議をわずらわしておる最中でございますが、地方財政全般の状況を考慮いたしまして、住民負担の軽減、合理化について、特に努力してまい……

第57回国会 衆議院本会議 第5号(1967/12/12、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) お答えいたします。  地方公務員の給与改定につきましては、国家公務員に準じて実施することとされておりますので、国が明年度給与改定所要財源をあらかじめ当初予算に計上することとなれば、当然地方公務員につきましても、その所要財源々地方財政計画に計上して、所要の財源措置を講ずる必要が先ずるものと考えております。  明年度は、かりに災害が発生いたしました場合、国は予備費から災害復旧費、補助金を支出することになると考えられますが、その地方負担額につきましては地方債を充当することとし、また、応急対策に要する経費につきましては、特別交付税によって措置する予定でございます。  なお、災……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第9号(1968/03/07、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) 昭和四十三年度の地方財政計画の概要並びに地方交付税法の一部を改正する法律案、及び地方税法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  昭和四十三年度におきましては、内外のきびしい経済情勢及び国、地方を通ずる財政環境にかんがみ、地方財政においても、国と同一の基調により、行政経費使用の重点化に徹し、節度ある行財政運営を行なう必要があります。  昭和四十三年度の地方財政計画は、このような考え方で策定いたしたのでありますが、まず、子の策定の方針及び特徴などについて御説明申し上げます。  第一は、地方税負担の現状にかんがみ、個人の住民税、個人の事業税等につい……

第58回国会 衆議院本会議 第10号(1968/03/12、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) 私の所管について申し上げます。  自治省は、事務の内容だとかその分量などを考えまして、結局選挙局を行政局に統合することにいたしました。御指摘のとおりに、いま政治資金規正法の改正、参議院議員の選挙の執行など、重要な事務が予定されておる段階でございますので、特に他の省庁と区別して、期日について八月一日から施行することといたしました。選挙局が当面しておりますそれらの事務の円滑な執行に支障がないように、十分配慮をいたしてあります。  次に、警察庁でございますが、警察庁は、いまの国内の治安情勢、また各局の業務量などを検討した結果、保安局をやめまして、これを刑事局に統合することと……

第58回国会 衆議院本会議 第15号(1968/03/26、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) お答えいたします。  地方財政の面では、公費負担の増加額につきまして、交付税の基準財政需要額の算定に取り入れまして、財源の裏づけをしております。したがいまして、市町村が公費負担患者の治療を打ち切るなどということは考えられません。(拍手)

第58回国会 衆議院本会議 第19号(1968/04/02、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) お答えいたします。  原爆被爆者対策は、事柄の性質上、国の施策によって的確に措置されることを期待しておりますが、地方団体でもこれが円滑に実施されますよう、ただいま山田さんから強い御要望もありましたが、積極的に配慮してまいりたいと考えております。(拍手)

第58回国会 衆議院本会議 第24号(1968/04/16、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) 固定資産税についてのお尋ねがありましたので、お答えします。  現在、農地以外の土地については、負担調整の措置を講じながら、昭和三十九年度に行なったいわゆる新評価による負担額に漸次近づけようといたしておりますが、特に農地につきましては、農業の本質にかんがみまして、その税負担を従前の税額どおりに据え置くことといたしております。したがいまして、今回の農地法の改正によりまして、直ちに固定資産税の負担が増加することはないと考えますので、御了承をお願いいたします。(拍手)

第58回国会 衆議院本会議 第26号(1968/04/19、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) お答えいたします。  この地域は、過去の歴史的ないきさつからいいまして、その復興と開発につきましては、国に大きな責任があると考えておりますので、この地域には特に国の総合事務所を設置するなど、若干特殊な制度を定めました。それは決して、御心配のように、東京都知事の権限を取り上げようなどというものではなくて、逆に、都も国も密接に協力して、一日も早くこの地域の復興をはかっていくためのものでございます。  それから、島々を全面的に同時に開発したらどうかということでございました。これも総合的な計画に基づいて行なっていくものでありまして、・御存じのように、どの島の現状も非常に異って……

第58回国会 衆議院本会議 第28号(1968/04/25、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) 地方公務員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  第一は、職員の身分変動の重要な態様である離職につきまして、従来地方公務員法の中に統一的な規定がないため、その運用に関して疑義もありましたので、今回職員の離職に関する規定を整備することとしたものであります。すなわち、職員の離職の態様として分限免職、懲戒免職、失職、定年退職、任期満了退職及び辞職があることを明らかにするとともに、職員の離職の事由、手続及び効果については、法律に特別の定めがある場合のほか、条例で定めることとするものであります。  昭和二十五年に地方公務員法が制定される以前には、相当……

第58回国会 衆議院本会議 第29号(1968/04/26、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) お答えいたします。  政治資金規正法の立案についての態度と申しますか、全体の考え方は、ただいま総理が申しましたとおりでございます。ただ、この前の国会での審議の経過は、議論がまとまりませんで、非常に苦渋をなめたわけでございますが、われわれといたしましては、答申の精神を生かしながら、一歩でも前進できる実現可能な案を得るために、目下鋭意調整中でございます。  案の内容につきましては、いろいろ意見もございますので、目下その調整に努力しておりますが、会社、労働組合その他の団体の献金の限度につきましても、分相応の範囲内で、弾力的な要素を加味する合理的な基準を検討したいと考えており……

第58回国会 衆議院本会議 第30号(1968/05/07、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) 森林火災の原因は、理論的には自然発火もありましょうけれども、実際は大部分たばこの吸いがら、また、たき火のあと始末にあるわけでございます。林野においての火気取り扱いの注意につきましては、積極的な広報、また火災発生のおそれがある気象時では、火の使用の制限並びに警戒態勢をとるなどの、出火防止対策について指導はいたしております。  警防対策としては、迅速な通報連絡の確保、消火活動に必要な資機材の整備なども指導しております。また、これに対処するため、多数の消防要員の計画的な出動、また指揮体制の確立などをはかる必要がありますので、市町村消防計画、地域防災計画にこれを盛り込んで、関……

第58回国会 衆議院本会議 第31号(1968/05/09、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) 地方財政法第三十条の二の規定に基づき、地方財政の状況を御報告申し上げます。  まず、昭和四十一年度の地方財政のうち、普通会計の決算について申し上げますと、決算規模は、歳入五兆千七百七十七億円、歳出五兆二百六十二億円でありまして、前年度に比べますと、歳入において六千九百九十七億円、一五・六%、歳出において六千六百十一億円、一五・一%それぞれ増加しております。  収支状況について見ますと、全体では七百五十七億円の黒字でありますが、その内訳は、黒字団体は三千八十三団体で、その黒字額は千六十二億円、赤字団体は三百十二団体で、その赤字額は三百五億円であります。  昭和四十一年度……

第58回国会 衆議院本会議 第33号(1968/05/14、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) 政治資金規正法及び公職選挙法の一部を改正する法律案について、その趣旨とその内容の概略を御説明申し上げます。  昨年政府は、第五次選挙制度審議会の答申に基づいて、政治資金規正法及び公職選挙法に所要の改正を行なうため、政治資金規正法及び公職選挙法の一部を改正する法律案を提案いたしましたが、審議未了となったことは、御承知のとおりであります。  政府といたしましては、選挙制度審議会の答申の趣旨並びにさきの国会における論議の経緯等にもかんがみ、現実に即しつつ政治資金の規正の改善をはかるため、引き続き検討を重ねてまいりましたが、このたび成案を得てこの法律案を提出した次第であります……

第58回国会 衆議院本会議 第35号(1968/05/17、31期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員会委員長】

○国務大臣(赤澤正道君) お答えいたします。  こういう際に先立つものは、何と申しましても金でございます。公共施設の災害復旧事業の財源につきましては、これは関係各省の国庫補助の決定と並行いたしまして、私どものほうでは、地方債をもって措置いたしますし、また必要に応じまして、ただいま御指摘になりました地方交付税の繰り上げ交付及び特別交付税の優先配分などを行なうことにしております。  こういう際によく問題になりますけれども、こういう火急の際に、とりあえず金を使っていいものかどうかということでございまして、ただいまそういうことから、兒玉さんは、自治体が特別措置をとれるような大幅な権限を与えるべきである……

赤沢正道[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

赤沢正道[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1967/04/05、31期、自由民主党)

○赤澤委員 委員長、特に野党の皆さんにもお願いしておきたいと思うのです。いままでいろいろな法案を審議いたします際に、委員会では、政府対野党の対決というような形で論戦が戦わされてきておりますけれども、公職選挙法、またただいま問題になろうとしております選挙資金に関する問題等は、これは各党関係のあることですから、与党側も十分議論を尽くしたいと考えておるのです。と申しますことは、私も総選挙が終わりましてから後審議会の委員に指名をされまして出たので、いま堀さんからおほめのことばをいただいたのですが、毎回時間どおりに出たといってもたしか四回出たきりでして、あなたはベテランですからずっと古くからお出かけにな……

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1967/05/31、31期、自由民主党)

○赤澤委員 けさ読売新聞を見られた方は、少なくとも国会でこの問題の審議に携わっている人はびっくりされたと思うのです。新聞は、言うまでもなく社会の公器でして、真実を報道することを使命としていると思うのです。ですから、新聞に出ましたものは、一般大衆は事実とじて受け取るのは私は当然だと思うのです。ところが、私の知る限りでは、まだこの法案に対する要綱というものは最終的に確定しておらぬと考えております。ただ、野党側からは早く法案を提出せいという御要求があることはわかっておるけれども、何せ全国民に関係のある重大な法案だから、与党内でも意見の調整もはかり、いろいろ党議をまとめることに努力をしながら、いま答申……

第55回国会 予算委員会 第1号(1967/02/21、31期、自由民主党)

○赤澤委員 この際、動議を提出いたします。  理事の数は九人とし、委員長において指名されんことを望みます。

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/03/28、31期、自由民主党)【議会役職】

○赤澤委員長代理 内閣法制局長官が特に発言を求めておりますので、これを許します。高辻君。
【次の発言】 長官は席へお帰りください。
【次の発言】 これにて猪俣君の質疑は終了いたしました。  次に山中吾郎君。(「定足数がない」「休憩しろ」と呼び、その他発言する者あり)山中君質疑を始めてください。――山中君。
【次の発言】 ええ、お約束のとおりどうぞ。


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 地方行政委員会 第6号(1967/11/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 このたび、はからずも再度自治大臣の重職をになうことになりました。前回もいろいろ皆さま方の御高説を拝聴したり意見を申し述べましたことを、そのまま覚えておるわけでございますが、やはり私どもお互いに住みよい地域社会をつくり上げること、また住民の負担を軽減するなどのことにつきましては、思いは同じでございまして、皆さんの御協力を得て少しでもこらいった面に貢献することができれば、はなはだしあわせと考えております。今後皆さんといろいろ質疑応答をいたしますこと、たいへん楽しみにいたしておるわけであります。私もざっくばらんにものを申しますが、まあとにかく皆さんのほうでも、そういった考え方を持って……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 決算委員会 第8号(1967/12/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 昭和四十年度における自治省所管歳出の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  一般会計におきましては、歳出予算現額は当初予算額七千三百三億四千三百万円、奄美群島振興に必要な経費の補正追加額三百万円、既定の予算の不用額を修正減少する等の補正修正減少額一億九千万円、総理府所管から移しかえを受けた額九百万円、前年度繰り越し額一千八百万円、予備費使用額一億四千九百万円、合計七千三百三億三千二百万円であり、これに対する支出済み歳出額は七千三百億九千七百万円でありまして、その差額二億三千五百万円は不用額となっております。  以下おもなものにつきまして、その概要を御説明申し上げます……

第57回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1967/12/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 私は、先般の内閣改造に際し、自治大臣兼国家公安委員長に就任いたしたのでありますが、選挙制度の問題につきましては、かねてから格別の御高配にあずかり厚く御礼申し上げます。  御承知のように、今日、選挙制度につきましては、各方面から金のかかる選挙の実態に対して強い批判があるところでありますが、これを打破するためには、今後とも政党の近代化、組織化及び国民の政治意識の高揚につとめるとともに、個人本位の選挙から政党本位、政策本位の選挙に転換することが要請されているところであります。  政府は、これらの諸問題を解決するため、さきに選挙制度審議会に対して、選挙区制その他選挙制度の根本的改善をは……

第57回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1967/12/20、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 堀委員も審議会の委員でございましたから御承知のとおりに、やはり同士打ちの選挙は避けるべきであるという意見が非常に強くて、同士打ちの選挙を避けるのにはどういう方法があるかという議論が、結局単純小選挙区のほうへ向かっていきましたけれども、いまの段階ですぐ単純小選挙区制に踏み切るには、御案内のとおりいろいろまずい面もありますので、何回かこれに手を加えるという議論がずっと進行してまいりました。結果は、一つにはしぼりませんでしたけれども、方向は、私は小選挙区のほうへ向かって答申があったものと理解をいたしております。
【次の発言】 諮問を読みますと、「選挙区制その他選挙制度の根本的改善をは……

第57回国会 地方行政委員会 第1号(1967/12/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 私は、このたび自治大臣兼国家公安委員長を命ぜられました。所管行政の各般にわたり複雑多様な問題をかかえております時期にあたって、その責務の重大さを痛感いたしております。この機会に地方行財政と治安行政の当面する問題について所懐の一端を申し述べ、各位の御理解と格別の御協力を賜わりたいと存ずるものであります。  現行地方自治制度も、本年をもって施行以来満二十年を迎え、地方自治もようやく地についたものになってまいりました。しかしながら、近時、国政の進展とともに地方自治行政を取りまく環境は、急速に変化し、地方行政に対する各種の要請はとみに強まり、地方行政のあり方は、その質と量の両面において……

第57回国会 地方行政委員会 第2号(1967/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 国の繁栄の度が急速に進みますと、大都会、俗に不交付団体といっておりますけれども、こういう一応富裕と見られておりますところでも、新しい行政需要が続々と出てくるわけでございまして、そういうものをこの団体だけで十分解決いたしたいと思いましても、いまの財源でなかなかまかない切れるものではありませんが、しかし、国全体から見ました場合にも、やはり不十分ながらこういうことが日ごとに年ごとに進んできつつあるわけでございますので、財政需要があまり高まり過ぎればその団体でまかない切れぬことはあたりまえでございますので、先ほど局長が中しましたように、やはり税収の増加と見合った程度でいろいろな企画をや……

第57回国会 地方行政委員会 第4号(1967/12/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 たいへんありがとうございました。附帯決議の御趣旨は十分尊重いたしたいと思います。

第57回国会 地方行政委員会 第5号(1967/12/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 自治省といたしましては、医療法による医療水準が低下しないようにということ、それからまた、地方団体の関係省として公営企業の全般についていろいろ指導もいたしておりますので、そういった立場からいたしますと、この前、議論になりました病院の給食の一部委託と申しますか、こういう主として厚生行政、労働行政に関する御議論でございましたので、自治省としてはいろいろお答えいたしかねる点があったので、三省と申しますよりは、むしろ質問の内容からして厚生、労働両省でいろいろ御検討願ったわけでございます。きょうはそれぞれ関係各省の方が見えておりますので、自治省よりは、むしろ、この前の質問の内容に照らしまし……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 誤解が誤解を呼んでおるような状態でございますので、私から一言、発言の内容並びに立場について申し上げておきたいと思います。  事の起こりは、私が先般、四月ばかり前に与党代表の質疑をいたしまして、これが非常になまなましくて皆さんの御記憶にあるわけでございます。その中でいろいろ私が指摘いたしましたことは、決してこの政治資金規正法に反対ではない。ただ、島上さんも御承知のとおりに、私はやはり委員をいたしまして、同じことを一貫してこの委員会で述べてまいりましたけれども、しかしながら御採用にならなかった。政治資金を規制いたします上において、やはり別の角度からの考え方があるということを私はいま……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 自治省は届け出を受け付けておりますが、その団体がだれと結びついておるかなどということにつきましては調査いたしておりません。(「所在地は、代表者は」と呼ぶ者あり)何せ広範なものでありまするので、官報に書いてあるとおりでございます。
【次の発言】 先ほど申しましたように、非常に膨大な数のものを届け出を受けておりますので、ただいま申されました所在地等につきましては、私のほうでさらに調査をいたしました上でお答えいたします。
【次の発言】 政治資金規正法を議論いたしました間、一貫しておりましたことは、政治資金というものは公開の原則に立たねばならぬということ、骨だとかなんとか、骨抜きだとか……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 私は、差しつかえないと思います。
【次の発言】 公害基本法によりまして、公害防止計画の策定は都道府県知事がやるわけでございますので、自治省といたしましてはやはりその指導を十分にいたしたいと思います。指定された地域内において、工場地帯をどうするとか、それに対して住宅地帯はどうであるとか、こういうことを盛り込むわけでございますが、将来のこういう公害が人心に及ぼす被害というものをよく勘案いたしまして、十分な措置をいたしますとともに、もし起こりました場合には、やはりいろんな措置が必要になってまいりますが、とにかく災害も含めておっしゃいましたけれども、それに対処いたしますためには自治省と……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1968/03/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 私は、国家公安委員会委員長として、所管する警察行政における交通安全対策につきまして所信の一端を申し述べ、各位の御理解と格別の御協力を賜わりたいと存ずるものであります。  御承知のとおり、交通事故の発生は依然として増加の一途をたどり、昭和四十二年中における交通事故死傷者数はこれまでの最高を記録するに至ったのでありますが、本年に入りましても著しい増加を続けているのであります。  一方におきまして、大都市及び主要幹線道路における交通渋滞も次第に深刻化し、かつ慢性化の傾向を示しているところであります。  このような憂慮すべき道路交通事情に対処するため、私は、交通事故による死傷者数の増加……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1968/04/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 総務長官同様、数字のことはいま持ち合わせをしておりませんが、しかし民間設備投資が計画以上に伸びて、そのために日本の経済に非常にまずい影響を与えておる。計画いたしましたより、毎年、予想外に伸びておるわけでございます。ところが公共投資の面も、やはり社会資本の蓄積がたいへん不足しておりますので……。
【次の発言】 数字のことは、いま申しましたとおり、手持ちがございませんので、大体の感じを申し上げておるので、大蔵省かあるいは企画庁のほうに御質問をお願いいたします。
【次の発言】 これは何も自民党にだけ名案があるわけではございませんので、ですからこの歩通安全、混雑緩和などにつきましても超……

第58回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1968/02/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 ただいま議題となりました国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を説明申し上げます。  この改正法案は、国会議員の選挙等の執行について、国が負担する経費で地方公共団体に交付するものの現行の基準が実情に即さないものになりましたので、今回これに所要の改定を加えようとするものであります。すなわち、最近における公務員の給与の改定、賃金の変動、旅客運賃、郵便料金の改正及び選挙事務執行の実情等にかんがみまして、執行経費の基準を改正し、もって国会議員の選挙等の執行に遺憾のないようにしたいと存ずるものであります。  次に、この法律案……

第58回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1968/03/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 一省庁一局の削減ということは、御案内のとおりに、総理が外遊される直前に宿題として出されて、例のアメリカ訪問中にそれぞれ担当大臣が持ち帰って検討いたしました。私が自治大臣になりましたときには、大体総理の期待に応ずるとすると、どうしても自治省としては選挙局しか考えられないという結論が出ておったわけであります。御案内のとおりに自治省はたった四局でありまして、他の省とは違ういわば小世帯でございますし、しかも行政局、財政局、税務局いずれもやめるというわけにいかない。そこで、前大臣もいろいろ苦慮して、削減するとしたら選挙局という結論をお出しになっておるそうです。私の場合でありましても、どう……

第58回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1968/03/13、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 政治の姿勢を正す、あるいは政界を粛正するということは、現下の政界の状況からいたしましてみなひとしく考えておるところであります。総理もそのことはたびたび口にされまして、また党に対して、そういう強い御要求もあっておるわけでございます。今度、選挙制度審議会の一環としての特別委員会で資金規制ということで一つの答申が行なわれまして、それをもとにいたしまして前々国会で政府としては一つの提案を試みましたけれども、不幸にしてそれが廃案になってしまった。しかし、自後引き続いて、やはりこの答申の線に沿うて、そうして政界の粛正を目ざして政府のほうでは成案を得るべく急いでおりますけれども、いろいろ大体……

第58回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1968/03/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 いろいろ検討の対象にはいたしております。
【次の発言】 ごもっとものことでございますので、そういう方向で検討をしておるということでございます。
【次の発言】 先ほど申しましたように、そういう方法は合理的だと思いますので、その方向で検討はしておりまするけれども、事務当局でもなかなかやっかいな面もありまするので、いろいろ苦慮いたしておりまするけれども、そういう方向で努力を続けていくつもりでございます。
【次の発言】 一応の基準を示して、かなり弾力的な運用ができるようにしてありますけれども、にもかかわらず、やはりいろいろな事情で足りないところも出てくると思います。ですから、実情に即し……

第58回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1968/04/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案について、その提案理由と内容の概略を御説明申し上げます。  一昨年実施されました永久選挙人名簿制度の運営の実態及び最近行なわれました選挙の執行の状況にかんがみ、来たる参議院議員の通常選挙に備え、取り急ぎ改正を必要とする項目について、公職選挙法に所要の改正を行なうため、この法律案を提出した次第であります。  次に、この法律案の内容について御説明申し上げます。  第一に、選挙権を有する者の選挙人名簿への登録の時期は、現行制度では三月及び九月の二回でありますが、これに六月及び十二月の二回を加え、年四回に増加することといたしました……

第58回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1968/05/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案について、その提案理由とその内容の概略を御説明申し上げます。  御承知のとおり、選挙制度審議会は、昨年十一月、選挙区制その他選挙制度の根本的改善策が実現されるまでの間、さしあたって現行選挙制度の改善に関し講ずることが適当な措置について、政府に答申をいたしました。政府といたしましては、この答申にかんがみ、かつ、最近の選挙の実態をも考慮して、公職選挙法に所要の改正を行なうため、この法律案を提出した次第であります。  次に、この法律案の内容について御説明申し上げます。  第一に、立候補制度について、最近の選挙の実態にかんがみ、立……

第58回国会 大蔵委員会 第28号(1968/04/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 別に呼応したというわけではありませんけれども、毎年時期が来ると、同じようにベースアップのために予算補正をしているのが例になっております。今度は国では総合予算主義をとるというたてまえでございますので、われわれといたしましても、一般行政経費の中の現年災に必要なものも含めまして、八百五十億円を一応計上いたしております。
【次の発言】 地方財政計画に予備費なんという便利なものはございませんので、国庫負担を伴わない経費をもって八百五十億あげております。
【次の発言】 定年制は、自治省では一律に年齢を定めてやるわけではありませんので、一定の年齢以上の人を離職させる道をそれぞれ地方公共団体が……

第58回国会 地方行政委員会 第2号(1968/02/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 委員各位には、平素から地方自治及び治安行政の問題につきまして御尽力をいただいているところでありますが、この機会に所管行政の当面する問題につきまして、所懐の一端を申し述べ、各位の御理解と格別の御協力を賜わりたいと存ずるものであります。  近年、国政の進展とともに地方自治行政を取り巻く環境は急速に変化し、地方行政に対する各種の要請はとみに強まり、地方行政のあり方は、その質と量の両面において大きな変貌を遂げつつあります。私は、このように変貌する地方行政の現実に対処し、社会経済的諸条件の変動に即応するため、すみやかに適切な措置を講じ、地方自治の伸展と国民福祉の向上に万全を期してまいる所……

第58回国会 地方行政委員会 第4号(1968/03/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 私が過剰警備ではなかったということを申し上げたら、たいへん皆さんの非難を受けたわけでございますが、これは私が個人的に感じを申し上げたわけじゃ決してございませんので、警察は御案内のとおりに国家公安委員会が掌握しております。私の役割りは、やはり国家公安委員会が正しく警察署を管理する、こういうことについては重大な責任がありまするので、こういう際にも、始終公安委員会とは連絡をとって、報告も聞いて、その結果をまた内閣にも反映し、また、政府の御希望があればそれを公安委員会に伝えます。しかし、これは総理大臣が命令することも何もできぬことは御案内のとおりでございまして、政府がもっと警備をやれと……

第58回国会 地方行政委員会 第5号(1968/03/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 ただいま議題となりました都道府県合併特例法案について、提案理由とその要旨を御説明申し上げます。  最近における社会、経済の発展に伴って、都道府県の区域を越える広域にわたる行政の合理的かつ効果的な処理と広域の地方公共団体としての都道府県の能力の充実強化の必要性は、ますます増大しつつあります。政府は、このような情勢に対処するため、さきに地方制度調査会に対し府県の合併に関し諮問し、その答申を得たのであります。この法案は、この答申の趣旨に従い、都道府県の自主的な合併が容易に行なわれ得るようにするため、所要の特例措置を定めようとするものであります。  次に、この法律案の要旨について御説明……

第58回国会 地方行政委員会 第6号(1968/03/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 このたび、昭和四十三年度の地方財政計画を策定いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。  昭和四十三年度におきましては、内外のきびしい経済情勢及び国、地方を通ずる財政環境にかんがみ、地方財政においても、国と同一の基調により行政経費使用の重点化に徹し、節度ある行財政運営を行なう必要があります。  地方財政については、かねてからその構造を改善し、地方行政水準を向上させるため諸般の措置を講じてまいったところでありますが、明年度の地方財政につきましては、住民負担の軽減合理化をはかりつつ地方行政水準の向上を促進し、将来にわたる財政の健全性を確保するため所要の措置を講ずることといたし……

第58回国会 地方行政委員会 第7号(1968/03/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 最近集団暴力事犯が続発しておるのはたいへん残念でございます。いま何か両者が正面衝突しておるような表現もお使いになりました。そういう感じを私受けたわけなんですけれども、私、よほど違うと思います。警察官の使命というのは、御案内のとおりに、まず国民の人権だとか、いろいろな国民の立場はもちろん、社会秩序、法秩序を守るという使命を持っておりまして、これは警察法にはっきりいわれてある。ですから、あくまでこの犯罪行為を取り締まるとか、制圧するとか、そういうことのためにやっておるわけでございます。それで、警察官が――もちろん拳銃は持たしてありません、不必要ですから。警棒を使っちゃいかぬというこ……

第58回国会 地方行政委員会 第8号(1968/03/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 地方自治は、言うまでもなく、住民が自分の住んでおる地域をみずからおさめるということが本旨でございます。これが地方自治ですが、その内容につきましては、憲法を受けて、地方自治法で、地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保をはかるとともに、地方公共団体の健全な発達を保障することを目的とするというように書いてあるわけでございまして、そういう住民自治ということから考えますと、御指摘のとおりに、かなり国の政策に左右される面がある一面、やはりその必要がある面もあるけれども、あまり中央の地方に対する関与が大幅になるということは最も戒むべきことであると思う。このこと自体が地方自治という……

第58回国会 地方行政委員会 第12号(1968/03/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 予算委員会が開かれておりまして、一番大事なこの税法がかかっております委員会に欠席をいたしまして、まことに相すまぬことであります。  この自動車取得税は、御承知のとおりに五十五国会で当委員会が税法の一部改正に関する法律案に附帯決議をおつけになりました。その中に、例の住民税の課税最低限のことと、もう一つは、地方道路財源特に市町村の道路財源の充実をはかるため必要な財源措置を講じなさい、こういう附帯決議があった。参議院のほうは、各最低控除額などの金額の記載までありませんけれども、もう少し幅広く決議をされておりますが、やっぱり同じ意味のものでございます。  そこで、国のほうでは、道路の五……

第58回国会 地方行政委員会 第13号(1968/03/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 こういう調査を始めましたもとは、言うまでもなく、前から超過負担分がありますので、地方団体が非常に迷惑をしておった。迷惑しておったと申しましても、それに見合う資本の蓄積がその場でできておるとは言い条、やはりその間負担区分で、国と地方との財政秩序と申しますか、国が当然持たなければならぬものをかわりに地方に持たせるということはまことに相すまぬことでございまするので、この調査にかかりまして、さっきの六事業だけより出したものがやっと結論を得た。 その中には一部地方として負担すべきものもはっきりしてまいりましたし、また国の持つべき部分は、お手元に数字がありまするとおりに、国のほうでいまから……

第58回国会 地方行政委員会 第14号(1968/03/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 ただいま御議決になりました事項はいずれも重要な事項でございますので、御趣旨を尊重いたしまして、引き続き検討を加え、善処いたしたいと存じます。ありがとうございました。

第58回国会 地方行政委員会 第17号(1968/04/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 八百五十億円全部が地方公務員の給与増額分の引き当てということではないわけでございまして、これは御承知のとおりに今年度の不時の災害に備えまして緊急を要するいろいろな事業費などがどのくらいかかるかということもこの中に入っておるわけでございまして、どこまでが給与に充てられるものだということのけじめはございません。しかし御案内のとおりに、地方財政面では国庫みたいに予備金なんて便利な制度がないわけでございまするので、毎年人事院から給与の改定について勧告がありました際に、そのつど補正を組まぬといたしますならば、やはりわれわれといたしましてはそのときの心がまえが必要でございまして、それにはあ……

第58回国会 地方行政委員会 第18号(1968/04/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 今年度の地方交付税は、御案内のとおりに、四百五十億円を減額いたしましたことにつきまして、いろいろ御議論があるのでございますけれども、その減額とさらに二百五十億円、これは過年度の災害債をある年限までのものを切りまして、一応繰り上げ償還して財源に充てるということ、いま一つは、特別事業債の分としまして九十億円を計上して、合わせて一兆一千百十三億円ですか、ということにいたしておりますが、ただいま申しましたこの三点につきましは、いろいろいままで審議の過程を通じて御議論がありまして、たびたび申し上げておる次第でございます。
【次の発言】 一言と言われるとなかなかむずかしいですけれども、事の……

第58回国会 地方行政委員会 第20号(1968/04/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 まあ水は天与の資源であって、人間の生活には言うまでもなく欠くことのできないものであります。普通飲用水は、これもやはり望むべくは、日本は水のいい国ですから、ただで飲んでいただきたいのはやまやまですけれども、やはりそれには施設に費用がかかりますので、住民としては水道の水を飲むからには何がしかの負担がかかることは、これはやむを得ないことであると考えます。工業用水の場合は、国の産業政策全体から割り出されてあることでございますので、いま受益者負担という話も出ましたけれども、そういう大局的な見地からの一つのにらみ合わせもあるものでございますから、これは特に自治当局でどうこうと一がいに言える……

第58回国会 地方行政委員会 第21号(1968/04/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 戦後特に人口の移動が激しくなりました。そのことは当然理由があるわけでございまして、大都市が比較的収入を得る道が多いということ、また施設が整っておって、文化生活が享有できるとか、いろいろ生活環境また収入等の上からみなそういった方面へ集まるということは自然の勢いであろうと思うのです。それで、こういう片寄った地域の繁栄ということは正しくないという考え方から、国でもいろいろ今日の事態を分析し、検討いたしまして、まず第一には、産業の分散をはかるということで、新産都市あるいは工特地域あるいは低開発地域工業開発特別措置といったようないろいろな制度をつくりまして、産業の分散の道を開いたわけでご……

第58回国会 地方行政委員会 第22号(1968/04/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 おそらく画一的にやろうという考え方で通達は出したものじゃないと思いますが、きたない話になりますけれども、大体し尿処理あるいはじんかいなどの終末処理は、こういうものの処理が全体を通じてわりあいにスムーズにやられておるところと事故を起こしておるところとがある。おっしゃるのを聞いていると、役人がやればいいようなふうにも聞こえぬこともありませんが、しかし、こういうことはやはり自由に競争させて、そうしてサービスのいいものを採用してやらせる。それがまた事故を起こしたら別に変えるといったようなフリーな考え方があってもいいのじゃないか。必ず役人をして肥くみをさせなければならぬことはないと思う。……

第58回国会 地方行政委員会 第23号(1968/04/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 国際的にも、国内的にも、経済というものは始終変動を重ねておりますので、どういう事態が起こるか、それは確かにわかりません。絶対に起こらぬということは言えないわけでございまするけれども、私どもいろいろ長期の展望ではありませんが、大体四十三年度の国の内外の情勢その他推移をいろいろ検討いたしまして、まず大きな変動はないという考え方に立っておるわけでございます。
【次の発言】 先ほど申しましたように、経済の大幅な変動が絶対ないとは言い切れないと思います。しかし、むしろ大きな変動があって補正でも組むというようなことになれば、補正は増にきまったわけではございませんので、かえって補正減などにな……

第58回国会 地方行政委員会 第24号(1968/04/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 住民の生活に、文化的と申すことばは当たらぬかもわかりませんが、密接な関係もあることでございますので、御指摘を待つまでもなく、前向きに検討を加え、かつ、いろいろな予算的な面におきましても要求もいたしたいと考えております。
【次の発言】 そういう事情を十分承知の上で、なかなか申す段階ではございませんけれども、御指摘のような、ちょっと見ると不合理な点がやはりあると私も考えております。しかし大都市の交通は、やはり根本的に考え直さなければならぬ時期に来ておる。来ておると言いながら、交通安全その他に追いまくられて、そういった根本的な対策がまだ進みかねておることは、私ども全く残念に思っておる……

第58回国会 地方行政委員会 第25号(1968/05/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十二年度における地方公務員等共済組合法の規定による年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案の理由とその概要を御説明申し上げます。  政府は、恩給の年額を増額するため、恩給法等の一部を改正する法律案を今国会に提出し、御審議を願っておりますが、これに伴い地方公務員の退職年金制度についても、恩給法等の改正内容に準じて所要の措置を講ずる必要があります。このほか、退職年金条例等の適用を受けた組合員の退職年金の受給資格の特例につき所要の改善措置を講ずる等の必要があります。これがこの法律案を提出する理由であります。  次に、この法律……

第58回国会 地方行政委員会 第26号(1968/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 変わったという意味は、その必要性がますます強まっているという方向へ変わった、こういう考え方でございます。
【次の発言】 地方行政連絡会議の九ブロックのそれぞれ代表者の方々と総理を囲んで懇談がありまして、私もその席におったわけですけれども、総理が明治百年記念で都道府県の合併をやるんだといったようなことばはなかったと記憶しております。あるいは何かの話のついでにちらっと出たかもしれませんけれども、記念事業としてやるんだという認識は総理は持っておらぬと私は判断しております。
【次の発言】 それはおそらく総理の申した速記ではないと思いますが、えてしてそういう記事が外へ流れますので、私ども……

第58回国会 地方行政委員会 第27号(1968/05/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 これはきわめて基本的なことについての御質問ですが、私どもは、憲法は言うまでもなく国の政治形態だとか、あるいは国民の基本的権利義務、その他政治全体の運営についての根本を定めてある。それに従っていろいろな法律が、地方自治法ほか全部あるわけでございます。私たちといたしましては、地方自治の本旨というものは、きのうも御質疑にございましたとおりに、やはり住民の考え方というものが一番基本になる。だからあなたは、いま住民投票に問うべきかどうかということを中心に、いろいろ憲法違反じゃないかというような御議論があるようですが、それについていま行政局長がるる御説明申し上げました。私は、このこと自体は……

第58回国会 地方行政委員会 第28号(1968/05/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 ただいま議題になりました地方公務員法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。第一は、職員の離職に関する規定を整備するものであります。職員の身分変動の最も重要な態様である離職につきましては、従来地方公務員法の中に統一的な規定がなく、その運用に関しての疑義もありましたので、今回その整備をはかったものであります。すなわち、職員は、分限免職、懲戒免職、失職、定年退職、任期満了退職及び辞職によって離職するものとし、離職の態様を明らかにするとともに、この離職の事由、手続及び効果については、その重要性にかんがみ、法律に特別の定めがある場合を除き、……

第58回国会 地方行政委員会 第29号(1968/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 この二条についての質疑応答が繰り返されておりますが、二条には、言うまでもなく、ここにありますように、つまり将来一体性のある区域として発展の可能性のある区域をばらばらにしておくよりか、一体化して行政運営をやったほうが地域住民の福祉につながるという考え方であります。しかしながら、一方、合併にあたっては、格差の是正に寄与することができるように配慮すべきである、そういうようなつけ足りがついておることは、私はあるべき姿であると思うのです。  そこで、先ほどから、一体格差とはどういうものをさしていうか、列挙せよというようなお話もございますけれども、列挙すれば切りのないことだと思います。おっ……

第58回国会 地方行政委員会 第30号(1968/05/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 府県その他地方公共団体の学問的な定義は、学者が一ぱいおりますので、そのほうでお聞き取りを願いたいと思いますが、ただいま行政局長が申しましたとおりに、何も市町村の上にこういう中間的な公共団体があるわけではございませんので、言う人によっては、都道府県なんか全廃して市町村と国とを直結したらいいじゃないかという人もあるし、でなくて、ブロックみたいなものをつくったほうが賢明であるという、道州制を主張する人もあるし、いろいろでございます。しかし、いま都道府県というものの果たしております役割りと申しますものは、ただいま行政局長が申しましたとおりに、国と市町村じかではやはりいろいろまずい、行き……

第58回国会 地方行政委員会 第32号(1968/05/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 柴田さんはこの道の専門家であるということを承っております。私も戦争に二回応召した間で、地場で警防団長を長くやりました。実際その衝に当ったものでございますが、この間の地震、その前に大臣をいたしましたときに新潟の地震に際会いたしまして、平時の防災計画がいかに大事かということをいまさらながら痛感したわけでございます。  災害基本法では、やはり平時から地域の防災計画を立てておくべきものである、各都道府県、市町村にあるはずであると私は一応考えておるわけですけれども、きのうの全国の消防長会議に出まして、そういうようなものは皆さんのところでつくってあると思うけれども、一ぺんその中身を拝見した……

第58回国会 地方行政委員会 第33号(1968/05/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 ただいまの御決議の趣旨は、十分検討いたしたいと考えます。(「善処するのじゃないのか」と呼ぶ者あり)善処いたします。
【次の発言】 ただいまの御決議は、一々ごもっともだと思いますので、御趣旨につきましては、十分検討の上、御期待に沿うよう善処いたしたいと思います。

第58回国会 内閣委員会 第16号(1968/04/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 決して自治省の発意ではございません。
【次の発言】 少し詳しく申し上げなければなりませんが、御案内のとおりに、総理が、一つの姿勢として行政の簡素化に踏み切るのだ、ついてはぜひ各省庁一局削減の準備をしてほしいということで、あれはアメリカに出発されるときでしたが、言い残して行かれたようでございます。私、その後自治大臣に就任した次第ですけれども、たまたま選挙制度審議会に出席しておりまして、制度改正の一番重要な時点でもあるし、ぜひ自治省だけはごかんべん願いたいと言ったのです。なぜかと申しますと、自治省はたった四局しかないのです。しかも一局削減ということになりますと、どうしても行政局、財……

第58回国会 内閣委員会 第19号(1968/04/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 今回の一省庁一局削減につきまして、それぞれ関係全部の省庁から大臣が出てきて立場を述べたと思いますが、総理が、去年の秋外遊される前にそういう構想を出されまして、私まだそのときは自治省におりませんでしたけれども、たいへんだなという印象を持って聞いておったわけです。しかし、その後私国務大臣をお引き受けいたしまして、いよいよ実際化することになりました際に、私が非常に強く反対いたしましたゆえんのものは、四局のうちで、やっぱり行政局、財政局、税務局、これは各局のバランスの上から言いましても、事務内容から申しましても、とうていつぶせる性質のものではございませんので、勢い補助体である選挙局を選……

第58回国会 農林水産委員会 第17号(1968/04/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 関係地方公共団体の指導につきましては、了承いたしました。
【次の発言】 農林水産委員会のほうでもいろいろ御検討の上、こうした一つの結論が出ておるようでございまするので、その線に沿うて善処いたしたいと考えております。
【次の発言】 われわれは、公営競技調査会の答申を尊重する立場に立っておるわけでございますが、内心を申せば、当農林水産委員会での発言はまだいたしておりませんけれども、私、同じことを他の委員会でも繰り返しておるわけでございます。私自身の考え方は変わりませんけれども、しかし、いろいろ御事情もあることも承知をいたしておりまするし、この財政問題につきましても、せっかくいろいろ……

第58回国会 文教委員会 第17号(1968/05/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 御指摘のものにはついております。
【次の発言】 地方財政計画上では六%でございます。
【次の発言】 地方公務員と申しますのは、御案内のとおりに仕事の内容というものが実に種々雑多でございまして、その中でも学校の教員諸君の場合は、教職を私どもはたいへん神聖なものとも考えておりますので、別に考えるということには賛成の意をかねて表しておるものでございますが、私ども経験から申しますと、月給を払ったことはありますけれども役人になったことはない。大体ベルトコンベヤーなんかで流れる作業の場合には超勤なんか簡単に計算できますけれども、仕事の内容によりましては、これを合理的にそろばんをはじくことは……

第58回国会 予算委員会 第6号(1968/02/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 決してそういうことはございません。ただいま厚生大臣が申したとおりでございます。
【次の発言】 もちろん治外法権ではございませんので、そういう事実があれば厳重に取り締まりをいたします。

第58回国会 予算委員会 第7号(1968/02/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 例の四百五十億円につきましては、前国会でもずいぶん論争がございました例の出世払いという表現の四百八十二億の部分であろうということでございましたが、ただいま阪上委員は国へ貸したのだろうとおっしゃいましたけれども、そういうつもりはございません。地方財政法にも、やはり地方財政も国の政策に反しないようにということをちゃんときめられてあるわけでございまして、ことしはことに経済的にきびしい国際環境でもありますし、国が抑制型の予算を組みます以上は、私どもとしてもやはり協力をしなければならぬ立場にあるわけでございまして、貸したということばでなくて自発的に減額したというふうにひとつおくみ取りをお……

第58回国会 予算委員会 第9号(1968/02/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 手元に資料は持っておりません。これは御案内のとおりに、それぞれの政治結社から届け出のありましたものを受理いたしまして、官報に掲載することになっておりまするので、官報の写しであれば、そのとおりでございますと申し上げるほかございません。

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 もちろん国民のためにあるわけでございまして、先ほどから何か警察官の人権侵犯的なことばが述べられておりますけれども、警察法第二条には、警察の責務が第一項にきめられております。公共の安全と秩序の維持に当たることもその責務の一つ。第二項のほうに、「いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあってはならない。」ということが明確にきめてありまして、警察といたしましては、始終厳重に教育もいたしますし、最近は教養水準も高まりまして、こういう事故の絶滅を期しておる次第でございます。
【次の発言】 異議の陳述は内閣総理大臣がするわけでございます。

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/03/02、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 警察の出動は警察法によってきめられてあるわけでございまして、いずれにいたしましても、天災の多い国ですが、人災と申しますか、少なくとも暴力がふるわれる場合においては、それがどういうものであれ、われわれはそれを制止し、そして社会不安を与えないということを常がね考えておりまするので、そういった意味でいろいろな取り締まり出動をいたすわけでございます。
【次の発言】 大体警察法にきめてあります緊急事態の布告は、これは国家公安委員会の勧告によって総理大臣が行なうわけでございますが、しかしながら、常時いろいろな治安関係の機関とは密に連絡をすることになっております。ただ、そういう緊急事態が起こ……

第58回国会 予算委員会 第13号(1968/03/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 お答えいたします。都の特別区は法律的には独立の法人格を認められておりますけれども、同時に、これは二十三区の存する地域全体にわたる大都市行政を行なっている東京都という市の性格を持っております地方公共団体の一部を形成しておるわけでございまして、この点につきましては、普通の地方公共団体、いわゆる憲法九十三条二項にいうものとは違っておることは御承知のとおりでございます。ただ現在の、ただいま御指摘になりました区長の選任の方法につきましては、必ずしもうまくいっておりません。そういうことから、数区にわたっていまだに区長ができないところがありますことは、まことに遺憾千万なことでございます。しか……

第58回国会 予算委員会 第14号(1968/03/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 私の役所の宮澤官房長のことに触れられましたが、言うまでもなく、秀才ですから、この問題にも非常に執心いたしまして、グループをつくって研究したものを発表いたしたようでございます。私も知っております。ただいまお読みになりましたパンフレットも十日ばかり前に私のところにも参りまして、興味深く読んだわけでございます。この土地制度の問題は、私たちも重大関心を持っておりますが、政府与党だけの問題でもありませんし、こういう問題こそ皆さん方とも議論をし尽くして、名案を考えていく筋合いのものだと思います。  さっき固定資産税のことがちょっと出ましたので、それは私の所管でございますが、この面から考えま……

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/03/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 同和対策につきましては、言うまでもなく、最終的には地方公共団体がそれぞれお世話をしておるわけでございまして、最近、御案内のとおりに、事業になりましたものにつきまして地方公共団体負担分は財源的には十分な措置をしてまいっておるつもりでございます。ただ、いまおっしゃいますように、交付税に一つのワクをつくれとおっしゃいましても、これは制度そのものの根本に触れることでありまして、大体この交付税制度と申すものは、言うまでもなく一般財源を対象としておるわけでございまして、なかなかこの制度自体に手をつけるということは簡単なことではございません。まず不可能ではないか。ただ、ただいま申しましたよう……

第58回国会 予算委員会 第16号(1968/03/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 警察当局がとりました措置につきましては、その後しさいに検討いたしました。いずれにいたしましても、警察当局といたしましては、犯罪の捜査をいたすにあたりまして、日本人であると外国人であるとの区別はいたしておりません。米軍関係者だとて一点仮借はいたしませんので、厳正公平な態度で臨んでおる次第でございます。  具体的な事情に致りましては、先ほど事務当局が申し述べましたことで御理解いただきたいと思いますが、今後もこの基本方針は変えないつもりでございます。
【次の発言】 十分考慮しております。これにつきましては、本人の身柄の扱いにつきましては、所轄警察署長と米軍の責任者の間で十分話し合いを……

第58回国会 予算委員会 第19号(1968/03/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 島田小委員会は、おととしの十二月からでしょう、去年の三月にかけて十回くらいじゃないかと思いますが、会議が開かれました。まあとにかくおととし非常に不愉快な事件が起こりました。だから、選挙制度審議会が結論を出すべき本来の問題を一時離れて、この資金の問題をまず扱おうということで数回会議を開かれまして、そうして一つの結論が出たわけでございます。もちろんこれにはまだいろいろ議論すべきものが残っておったとは思いまするけれども、とにかくあれだけの方々が熱心に御審議になりました結論が答申されたわけでございまするので、自治大臣といたしましては、十分この答申を尊重して、そうしてしかるべき成案を得た……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1968/08/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 七月七日に行なわれました参議院議員通常選挙の結果につきまして、その概要を御報告申し上げます。  今回の選挙は、第八回目の参議院議員通常選挙でありまして、改選議員の数は、全国区は補欠議員一人を加えて五十一人、地方区は七十五人の合計百二十六人であります。  選挙当日の有権者数は、陽子三千百七十一万人、女子三千四百十八万人、合計六千五百八十九万人で、前回の通常選挙より六百三十四万人増加いたしております。  投票の状況について申し上げます。  七月七日の投票当日は、裏日本の一部及び九州南部を除いては、全国的な好天に恵まれたこともありまして、午前中から有権者の出足はよく、その投票率は、前……

第59回国会 地方行政委員会 第1号(1968/08/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 こういう都民全部が飲む水の料金ということになりますと、非常に重大な問題でございまするので、最近資本費が非常に増高して、それが料金にはね返っているという実情になっておることは承知しております。ですから、そういった面はできるだけはね返りがないようにということにつきましては、私どもは憂慮をもってみております。補助も厚生省から何がしか出ておるようでございますが、それは総体に大きな影響のあるほどのものではありません。しかしいずれにいたしましても、公営企業と申しますのは、やはり東京都民が自分たちの飲む水を自分たちの計画に従って開発していっておられまするので、水道料金にいたしましても、東京都……

第59回国会 地方行政委員会 第2号(1968/08/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 各閣僚とも同じように、こういう中立機関である人事院から勧告されたものは完全実施したいという考え方は、一様に持っておると思います。それに類する発言もありました。しかし、きょうの六人委員会では、まだこれをどうするかという結論は出ておりませんので、こういった問題をめぐりましてなお数回検討のための会議がある予定になっております。
【次の発言】 先ほども申しましたように、私もやはり一日も早く人事院の勧告を完全実施するようにいたしたいと考えればこそ、やはり行政改革と取まなければならぬという考え方から、鋭意御承知の作業を進めてまいりました。きょう閣議でも発表いたしましたけれども、これをやるこ……

第59回国会 地方行政委員会 第3号(1968/09/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 閣議決定を持っておりますけれども、これを全部読み上げるのもいかがかと思いますが、簡単ですから読み上げましょうか。
【次の発言】 「一般職の職員の給与に関する法律の適用を受ける国家公務員の給与については、さる八月十六日に行なわれた人事院勧告どおり、俸給表等の改定を行なうものとする。」これは前提になっております。「なお、寒冷地手当についても、同日行なわれた人事院の勧告どおり改定を行なうものとする。」  その次は、「特別職の国家公務員の給与については、おおむね上記の人事院勧告の趣旨に沿って、その改定を行なうものとする。」  その次に、「上記の改定は、昭和四十三年八月一日から適用するこ……

第59回国会 地方行政委員会 第4号(1968/10/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 公正中立というものの考え方ですけれども、地方団体における戦後の労使関係のあり方を見ますと、なかなか労働者側、職員側は労働関係の法規を御研究であって、またILOなどでいろいろな勧告あるいは条約等ができますと、またそれをずいぶん勉強しておられます。ところが、使用者側のほうは、案外のほほんとしておられるのが多いものですから、一時は異常と思われるような労使交渉が至るところであったわけです。私どもといたしましては、やはり両方とも公正な立場でいろんな話し合い等をしてもらわなければ困るので、そこで、あまりおくれをとっておるところへは、こういう方法もあるんだよくらいなことは言いましても、公正を……

第59回国会 地方行政委員会 第5号(1968/11/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 公害問題が全国至るところに発生しつつありますが、これは地域住民の健康にとりまして一番大切な大きな影響があることでもあります。そこで国のほうでも公害対策基本法の策定をいたしたわけですけれども、まだ関連法が形がついておらぬわけでございまして、私どもは一日も早く日の目を見るようにしなければならぬと考えておりますが、ただいまも林さん御指摘のとおりに、こういった点で全的に地方住民の責任を持つのは何といっても地方団体でございます。そこでやはりこういう対策を講じます際におきましても、都道府県あるいは市町村にその権限を一元化いたしませんと、国がやるやると申しましても、なかなかかゆいところに手が……

第59回国会 内閣委員会 第5号(1968/09/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 再建計画をそれぞれ立てさせて、自治省との間に十分検討をして、その方針で経営を進めてもらっております。大部分の企業はそれぞれ目的を果たしたと申しますか、再建計画に沿って、それから多少また国のほうで応援といいますか、多少話し合って運営が滞りなく行なわれるような措置はそれぞれしております。しかし究極私の見るところでは、どういう優秀な経営者があらわれても、これ以上の経営の合理化あるいは企業努力によって生み出すものを生み出せといいましても、それぞれ限界に近づいておることは私もよくわかるのでありまして、たびたび関係の諸君と話し合いも進めております。  きょうも閣議で国鉄の再建問題をめぐって……

第59回国会 予算委員会 第1号(1968/08/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 御指摘のとおりに、公選法百九十九条、政治資金規正法二十二条に規定がありますが、自治省は、届け出られたものを正確に国民の前に官報を通じて公表するという機関でございまして、それ以上、違法で、また、これが犯罪を構成するかどうかといった問題につきましては、赤間法務大臣の回答で御了承をお願いいたします。自治省は、届け出を調べまして逐一皆さんに御報告するという機関でもないわけでございます。官報でちゃんと全部発表しております。
【次の発言】 この事件は御指摘のとおりに目下兵庫県警察で取り調べております。御要求のとおりに厳正な態度であくまでこれを糾明いたしたいと考えております。


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会 第16号(1969/03/01、31期、自由民主党)

○赤澤委員 第三分科会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  本分科会の審査の対象は、昭和四十四年度総予算中、厚生省、労働省及び自治省所管でありまして、去る二月二十四日より昨二月二十八日まで五日間にわたり連日慎重に審査を行ないました。その間、質疑者数延べ五十七名、質疑時間通算約三十二時間に及びましたが、各分科員の御協力により終始円滑に審査を行なうことができました。  質疑応答の内容は、きわめて広範多岐にわたりますので、その詳細については会議録をごらん願うことといたします。  おもな質疑について項目をあげれば、保育所増設対策、薬事行政のあり方、ハンセン氏病患者及び進行性筋ジ……


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各種会議発言一覧(衆議院31期)

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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会公聴会 第2号(1967/04/18、31期、自由民主党)【議会役職】

○赤澤委員長代理 次は田畑金光君。
【次の発言】 以上をもちまして、両公述人に対する質疑は終了いたしました。  青葉、力石両公述人には、御多用中のところ、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。  以上をもちまして公聴会は終了いたしました。  明十九日から、昭和四十二年度総予算について分科会の審査に入ることといたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後二時五十三分散会


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○赤澤国務大臣 ただいま参議院の本会議に出て、行政改革を議題として同じ質問に答えてまいったわけでございますが、総理大臣が、今回の一省庁一局削減の効果ということについて述べておられました。初めてというわけではありませんが、聞いたのですけれども、一省庁一局削減するという第一の効果は、いままで国会を重ねるたびに局部課がふえて困った、しかし、今度に限っては一つもそういうことを言い出す者がなかったということが一点。それから外部のいろいろな公団、公社等の要求が激しくて困るけれども、それが一つもなかった、これが消極的な効果であった、こういうことを言われておりました。私ども、いま中村先生の御指摘のとおり、地方……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/02/24、31期、自由民主党)【議会役職】

○赤澤主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  私が第三分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしくお願い申し上げます。  本分科会は、昭和四十四年度一般会計予算中、厚生省、労働省及び自治省、並びに昭和四十四年度特別会計予算中、厚生省、労働省及び自治省所管について審査を行なうことになっております。  本分科会の審査日程につきましては、お手元に配付いたしました日程表により審査を進めてまいりたいと存じますので、御了承願います。  昭和四十四年度一般会計予算及び昭和四十四年度特別会計予算中、厚生省所管を議題といたします。  政府から説明を求めます。斎藤厚生大臣。

第61回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1969/02/25、31期、自由民主党)【議会役職】

○赤澤主査 島上善五郎君。
【次の発言】 島上君、それで質問は終わりですか。もう時間です。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 内藤良平君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 樋上新一君。
【次の発言】 次回は、明二十六日午前十時から開会し、厚生省、労働省及び自治省所管を一括して審査することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時七分散会

第61回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1969/02/26、31期、自由民主党)【議会役職】

○赤澤主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  昭和四十四年度一般会計予算及び昭和四十四年度特別会計予算中、厚生省、労働省及び自治省所管を一括して議題といたします。  厚生省及び労働省所管につきましては、すでに説明を聴取いたしておりますので、この際自治省所管について説明を聴取いたします。野田自治大臣。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間は一人三十分程度におとどめ願うことになっておりますので、御協力をお願いいたします。なお、政府当局におかれましても、答弁は簡単明瞭にお願いいたします。  質疑の申し出がありますの……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1969/02/27、31期、自由民主党)【議会役職】

○赤澤主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  昭和四十四年度一般会計予算及び昭和四十四年度特別会計予算中、自治省所管を議題といたします。  この際、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間は一人三十分程度におとどめ願うこととしておりまするので、御協力をお願いいたします。なお、政府当局におかれましても、答弁は簡単明瞭にお願いいたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。太田一夫君。
【次の発言】 太田君、時間が過ぎておりますから、一問に願います。
【次の発言】 華山親義君。
【次の発言】 大蔵省の税制第一課長、国税庁の調査課長、見えておるようですから、御意見があった……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1969/02/28、31期、自由民主党)【議会役職】

○赤澤主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  昭和四十四年度一般会計予算及び昭和四十四年度特別会計予算中、厚生省所管を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、これを許します。井上泉君。
【次の発言】 二十五分に来るという約束です。ちょっと待ちましょう。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 あと二人お待ちですから、質問は一問にしてください。
【次の発言】 重要でも公党の約束です。
【次の発言】 だれとの約束ですか。
【次の発言】 一問にとどめてください。
【次の発言】 折小野良一君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。内藤良平……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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