このページでは赤沢正道衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○赤澤委員長代理 この際、参考人出頭要求の件についてお諮りいたします。すなわち、ただいま本委員会で審査中の核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案及びコールダーホール型原子炉設置について参考人より意見を聴取いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、参考人の人選、出頭の日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑を継続いたします。松前君。
○赤澤政府委員 私、はからずもこのたび労働政務次官に任命されました。私も実は労働法規に通暁しておるわけでもありませんし、また労働政策等につきまして、知識、経験を特に持っておるわけでもありません。しかし長く国会におりますし、また皆さんとも大へん日ごろ親しくしていただいておるわけでございますが、この国会の審議を通じまして、お互いに全国民のために何をやろうかと考えております。その目的に至りましては、私ども皆さんと立場は同じであると思います。ただ、やり方につきまして多少の意見の相違はあろうかと思いますが、皆さん方のお気持というものをよく了察もいたしまして、それを十分国政の面に反映をいたしまして、そして……
○赤澤政府委員 過般来、当委員会で八木委員から、失業保険給付の待期日数を撤廃してほしいという提案がされておりました。私もその直後、ILO百二号条約ないしはILO事務局の見解等の検討もいたしますし、また欧米各国の立法例も実は調べてみたわけでございます。政府としては、長期休業者に限定して待期を廃止する旨の修正案については、失業保険において待期制度が設けられておる本来の趣旨から見て賛成はしがたいのでありますが、こういう緊急の際でもありまするし、全会一致の御意見を尊重いたしまして善処いたしたいと思います。(拍手)
○赤澤政府委員 私も単に国会から見ているというだけでなくして、実は現在でも石炭に関連のある産業を営んでおって、今日の石炭業界の実態というものはかねて予見もいたしておりましたし、当然のことがきた、しかもただいま齋藤委員が言われました通りに、これは将来大きな希望が持てない非常に暗い運命だと私どもは考えております。国内に各職種から出ました失業者というものが相当な数に上っておりまするけれども、私どもは特にこの石炭の離職者で現在滞留いたしております者、また新しく出ると予想されます人たちに対して特別の措置をしなければならぬと考えまして、この立法をした次第でございます。数字はあとで安定局長の方から述べさせま……
○赤澤政府委員 予算のことでございますので、ここで私が一存でどうというわけに参りませんが、よく協議しておきます。
【次の発言】 滝井委員の言われること、全く同感であって、今日炭鉱が不況だといわれましても、やはり事実年間五万ないし七万の人の動きはあるわけであります。片一方で失業者がたくさん出る状態であるのに、なお年間五万ないし七万の新規雇い入れも事実あるわけであります。そこで、私どもといたしましても、今滝井委員が言われました通りに、この六条をもっと強い形で義務づけたかったわけで、そういう方針でずいぶんわれわれもこの立法に当たったわけでございますけれども、しかし、法制局その他をまじえて検討いたしま……
○赤澤政府委員 昭和三十二年度決算検査報告におきまして、労働省が御指摘を受けました事項は、一般会計におきましては、失業対策事業費補助金にかかる経理が当を得ないこと、及び事業計画が適正を欠いていることについてであります。これらは、いずれも会計検査院の御指摘の通りでありまして、まことに遺憾に存ずる次第であります。補助金の効率的使用、適正な経理及び作業能率の向上等につきましては、常に留意し、鋭意これが改善に努力いたしているところであります。従いまして、指摘事項の改善諸施策の一環といたしまして、昭和三十二年度におきましては、補助金等にかかる予算の執行の適正化に関する法律に基づき、市町村が事業主体となる……
○赤澤政府委員 二十八円の賃上げは、微力にして恐縮でありますが、とにかく一生懸命でやった結果こういうことになった。われわれとしてはもっと多くの要望を大蔵省にいたしましたけれども、思っただけの結果が得られなかったわけであります。ただいま大原委員のお述べになりましたことは、大へん申しわけないのですが私も十分研究いたしておりません。しかしながら、ただいま局長にただしましたところ、やはりそういうような問題について社会保障制度審議会で目下考究中であるからということでございます。私も早急に勉強いたしまして、もし不合理と考えられる場合には、思い切って御期待に沿うような措置を進めて参りたいと考えております。
○赤澤政府委員 今回起こりました事件はまことに痛ましいことであって、私もあの朝新聞を見て、実に胸を打たれたわけでございます。こういう貧しい家庭の、しかもわずか十一才、年端もいかない子供が、学費を得るために、あるいはお小づかいを得るために働かなければならぬということは、まさに政治の貧困といえばいえると思います。実は私どもといたしましても、一日も早く念願の福祉国家を実現したいと思って努力はいたしております。社会党の皆さんには、まだテンポがおそくてお気に入らぬかもわかりませんが、少なくとも善意を持ってその実現を期しておるわけでございますけれども、やはり法に許されない、こういうことを知ってか知らずでか……
○赤澤政府委員 実は私も労働省に入って気がついたのですけれども、不完全就労の実態というものは十分な調査ができていないということは事実なんです。特に身体障害者の中できわめて不利な雇用条件で今おられる方々が中小企業、零細企業よりは大企業の方へ転職したい、もっと労働条件のいいところへ行きたいという希望を持たれるのは当然だと思うのです。そこで局長の方でその調査ができておると思いますから、局長から数字の御説明を申し上げます。
○赤澤政府委員 今の計画はとりあえず三月三十一日まででございますが、明年以降のことは今考えておりません。
【次の発言】 現地の状況は、実は私どもよく聞いておるわけですが、今おっしゃることを聞いておりますと、失業者が被災地でもずいぶんあふれて、一般失対で十分吸収する用意があるかどうかというふうに伺ったわけですけれども、実際私が知る範囲では、人が足りなくて千円以上の日当になっておる事実を知っておるわけでございます。そこで、それが四百八円で、一般失対で、その地区で一家がまかなえるかと言われますと、私どもノーといわざるを得ぬわけでありますけれども、事実私もしさいには、現地に行ってみたわけではありません……
○赤澤政府委員 こういう災害でございますので、被災者の方々にはできるだけあたたかい配慮が必要であり、政府としてはいろいろな措置を考えなければならぬ、これは言うまでもないところでございまして、実は皆さんから御提案になっておりますこの待期日数の短縮の問題であるとか、あるいは交通途絶の、今もおっしゃるような場合をどういうふうに扱うかということについては、きのうも実はお話を承ったあとで部内と協議をいたしました。きょうもお昼の時間をかなり費しまして、大臣とこの局長も交えて実は協議をしたわけでございます。決してなおざりにしておるわけでもございません。この交通途絶の場合についての根本的な考え方は、私も多少主……
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