岡本隆一 衆議院議員
31期国会発言一覧

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岡本隆一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは岡本隆一衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

岡本隆一[衆]本会議発言(全期間)
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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第60号(1969/07/12、31期、日本社会党)

○岡本隆一君 私は、ただいま議題となっております厚生大臣不信任案に対し、わが国医療の前途に横たわっておりますいろいろな重要課題についての厚生大臣の怠慢を指摘しつつ、提案者の御意見を承りたいと思うのであります。  まず第一に、今日全国に広がっておりまする大学医学部の紛争と全国医療機関に蔓延しつつあるところの深刻な医師不足に関し、厚生大臣の責任をお尋ねいたしたいと思います。  国民皆保険のもと、保険料を払いながら医療を受けることのできない無医地域が全国に三千カ所もあるということは、すでに本年の厚生白書にも明らかにされているところであります。しかも、それがインターン問題に端を発した大学紛争とともに、……

岡本隆一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

岡本隆一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 建設委員会 第2号(1967/03/23、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 議事進行。委員長、きょうは委員会の第一日ですよ。総選挙が終わって、その第一日の委員会で与党は委員長を含めて五名です。野党は九名いるんですよ、ちゃんと。これではあまり与党はふまじめですよ。だから、きょうは人数が足りませんから、これで散会してください。

第55回国会 建設委員会 第5号(1967/05/08、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 この前の委員会で井上君が入札の問題についてお尋ねをいたしたのでございますが、そしてまた、大業者の間でジョイントベンチャーが行なわれておるが、しかしながら、どうも談合的なにおいが強いというようなことで大臣にお尋ねをいたしました。大臣のほうからも、今後しかしそういうことについては公正な入札ということをやらせるように十分注意していきたいというふうなお答えがございました。その後、私のほうへ早明浦ダムの入札の問題をめぐり、どうも不明朗なことが多い、こういうようなことを言ってまいった人がございますので、ひとつそれについてきょうはお尋ねをさしていただいて、その間の誤解を私はこの際建設省のた……

第55回国会 建設委員会 第6号(1967/05/10、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 けさ毎日新聞を見て、私びっくりしているのでございますが、建設省所管の国土地理院が、日本でアメリカ軍に頼まれて軍用地図をつくって提供しておる、こういうふうな新聞記事が出ておりますので、あまりのことに驚いておるのでございます。一体どのような地図を米軍の委嘱によって提供されましたのか、国土地理院から御報告願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、提供されておるところの地図は、一般に提供されておる五万分の一の地図あるいは二万五千分の一の地図、あなたのほうで発行しておられます、日本国内で広く頒布しておられる地図がございますが、それと全く同じものでございますか。それとも違った内容……

第55回国会 建設委員会 第7号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 いまそういうふうな局長の御意見でありますと、昨年の国会で日本勤労者住宅協会法というのが成立いたしておりますね。そして労働金庫の連合会のような形のものとして労働金庫が融資し、それでもって家を建てる。それに対して、それと同じような業務を勤住協というのがやることになりましたが、それが今度入ってないのはどういうわけですか。うっかりして抜けたのですか、それとも何か特別の理由ではずしてあるのですか。
【次の発言】 第二十三条で、協会は「一 勤労者のための住宅の建設、賃貸その他の管理及び譲渡を行なうこと。」となっておりまして、この譲渡というのは、やはり長期分譲でございますから、したがって、……

第55回国会 建設委員会 第8号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 日本の下水道事業が非常におくれておりますので、いろいろな水質問題についての大きな公害が出てまいっております。したがって、これを緊急に整備したいというので、今回の法律改正となり、同時にまた一面緊急措置法が提案されてまいったということでございますので、その趣旨は非常にけっこうだと思うのでございますが、しかしながらこの緊急措置法につきましては、やはり何と言ってもそれに伴うところの五カ年計画の内容が一番大切であると思うのです。したがいまして、この法案提出と一緒に、五カ年計画というものをわれわれのほうへ示していただかなければならぬと思うのでございますが、まだお示しいただいておりません。……

第55回国会 建設委員会 第10号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 私は、自民、社会、民主、公明の四党を代表いたしまして、ただいま可決されました下水道法の一部を改正する法律案に対し附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず案文を朗読いたします。     下水道法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、下流に大都市を有する河川の水質保全を図るため、特に緊急に整備することを要する公共下水道に対する国庫補助については、特段の措置を講ずべきである。   右決議する。  次にその理由でありますが、わが国の公共投資の著しくおくれていることは周知の事実であり、中でも公共下水道のおくれはその最たるものであります。都市におけるし尿処……

第55回国会 建設委員会 第11号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 関連。この二十億の工事のうち一部分を大林組が下請しているというふうに聞いておりますが、それは一体どういうものを――金額にしてどの程度を請け負っておるのかということです。
【次の発言】 それでは、たとえ半分でも三分の一でも、一緒に競争入札に参加しておりながら、競争入札に敗れたら、今度はその工事を他の工事人との間で山分けして分け合うというようなことが行なわれているとすれば、それは明らかに談合的なにおいが強いと思うのですが、そういうことがもしあったとしたら取り消されますか。
【次の発言】 私は、いまどういう意味で答えられたか知りませんが、八社が競争入札した。そうすると、下請に出すの……

第55回国会 建設委員会 第18号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 きょう総理にお出まし願いましたのは、御承知のとおり、土地収用法は地価問題と非常に関係の深い法律案でございます。同時にまた、地価が暴騰いたしておりますのは、国民の住生活を脅かすだけでなしに、国民経済全般に非常な影響を及ぼしておりますので、昭和三十九年に、衆議院では地価安定施策の強化に関する決議をいたしました。  それは、土地収用法によって土地の収用権を強化することは公共の福祉のために必要なものであればよろしい。しかしながら収用された隣地がどんどん上がっていくようでは、収用された者はばかを見るだけではないか。同時にまた収用権を強化するというふうなことの前には、収用権を強化すること……

第55回国会 建設委員会 第21号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 実は私、このダムが決壊いたします約一時間半前に現地を通っております。行きがけは由良川のダムのところをずっと通りました。帰りにその反対側を通って国道九号線に出たものでありますから……。この事故は、帰りのときにはもう起こっておったのです。私、所用があって橋立へ参りまして、ダムのところを通って、十一時十五分、ちょうど決壊した時間に橋立に着いているのです。だから、帰りにもと来た道を通れば、その決壊の事故を見て帰っているのですけれども、そのまま私、東京へ帰りましたので、東京でこの事故を聞いて、私も非常な驚きを感じた。その一番の理由は、これは船井郡和知町でありますが、ちょうどそのあたりは……

第55回国会 建設委員会 第22号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 近畿圏は御承知のように、ことに和歌山、京都あるいは奈良というところは台風の常襲地帯でございまして、今度も兵庫県に大きな災害が出ております。またけさのテレビによりますと、きょうも近畿圏は相当な雨が降り続いておるというふうなことを報道いたしております。したがって私は今度の災害の発生にかんがみまして、まず災害の対策から大臣にお伺いいたしたいと思います。  昨年山梨県で大災害がございました。一昨年はたしか山陰にあったと思います。ことしはかなり広範な災害が西日本に発生いたしておりますが、しかしここ二、三年の災害は従前とその性格が非常に変わってきているということが言われております。そこで……

第55回国会 建設委員会 第23号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 先日由良川の和知ダムの決壊に関しまして本委員会から調査団に調査をお願いいたしました。私も現地参加の形でもってその調査に加わったのでありますが、その調査報告が先日の委員会で文書でもって提出されたのでございますが、その調査報告を見ますと、私から言わすならば少し隔靴掻痒の感がありますので、きょう少し和知ダムの決壊問題についてお尋ねをいたしたいと思うのです。  参りまして和知ダムの決壊の模様を見ました第一の印象は、これはやっぱりいわゆる技術を信頼し過ぎた。ゲートは、アームとピンとのつなぎ目のところで十本ほどのナットで締めつけられておりますが、その左右両方のアームともがその接合部てもっ……

第55回国会 建設委員会 第24号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 宅地建物の売買ないしは貸借をめぐっていろいろな紛争が起こっておる。そしてまた悪質業者が故意にやるところの不正行為を規制するために今般法律がこうして提案されたことはまことにけっこうでございますが、しかし最初にこういうふうな法律をいま持ち出してこなければならないという日本の今日の住宅事情について、私は政府のほうにやはり反省がなければならぬと思うのです。言いかえますと、住宅事情がよければこんな不正行為は生まれてまいりませんし、こんな法律は必要ない。だからこの法律案というものは、その実態は、ごみ箱をちっとも掃除しないでハエたたきでハエ殺せ、こう言っているのと同じだと思います。環境衛生……

第55回国会 建設委員会 第25号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 東京の外郭環状線の建設の問題についてお伺いいたしたいと思います。  先般来、私のほうの党内の東京都内の議員諸君から、どうも歴代の建設大臣は国会の意見を少し軽視し過ぎているのではないか、少し国会をなめ過ぎているというふうな不服の声が出ております。というのは、この外郭環状線は、昨年も国会でもってずいぶん問題になっております。そこで瀬戸山建設大臣の時分に、その建設についての計画決定については十分検討したい、こういうようなことを国会で意思表示をしておきながら、もうやめるときに、ばっと計画決定をして瀬戸山さんはおやめになった。今度も今国会で、衆議院の予算委員会で帆足君、あるいは参議院の……

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/04/03、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 最初に厚生大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、インターンの問題であります。経済の成長と一緒に、また同時に医学知識の普及と相まちまして、医療需要は非常に増大いたしております。したがって、たださえ医師不足で困っておるという現状で、本年は三千百名のインターン諸君のその八〇%以上が国家試験を受けなかった。したがって、ことしはお医者ができないことになってまいります。そのために非常な医師不足が起こってくるのではないか、こういうふうに思うのでございますが、厚生省はそれに対してどう対処しようとお考えになっていらっしゃいますか、まずお伺いしたいと思います。


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 建設委員会 第3号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 先ごろ建設省は新治水五カ年計画を発表されました。それを見ますと、従来の五カ年計画でもって八千五百億であったところの治水事業費が、二兆一千億に伸びるということでございます。まことにけっこうでありますが、同時にまた、これが多少圧縮されるといたしましても、治水事業が大きく進展するということ、これは非常に喜ばしいことと歓迎する次第でございますけれども、この治水事業の五カ年計画の内容を見せていただきますと、ことに昭和四十三年から六十年に至る間の十八年間の治水長期計画というものも同時に発表しておられます。この長期計画というのは、昭和三十八年に発表されました八兆三千億の治水水系計画、これに……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 建設委員会 第5号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 この間予算委員会で、道路の問題について建設大臣の御意見をいろいろ承りたいと考えておったのでございますけれども、時間がございませんでしたので、きょうは補足的に質問をきせていただきたいと思います。  最初に、建設大臣にお尋ねいたしたいと思うのでございますが、日本の道路行政というのは曲がりかどにいま来ているんじゃないか。それはどういうことかと申しますと、国土縦貫自動車道の建設が非常に促進される気配が出てまいった。そこをたすきをかけるような横断自動車道の路線が決定いたしております。また、それをずっと結びつけるところの、たとえていえば東名道路、あるいは山陽道路といったものも建設の計画が……

第58回国会 建設委員会 第8号(1968/03/22、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 先日、予算委員会の一般質問のときに、この都市計画法の問題に少し触れたのでございまするが、あのときには、何しろ時間の制約がございましたので、落ちついてお尋ねすることができませんでした。きょうは大体総論的なことを大臣に、少し重複するかもしれませんが、できるだけ重複を避けつつお尋ねさしていただきたいと思います。  最初にお尋ねいたしたいのでございますが、都市計画法を今般提案されてこられました意義、どういう目的で都市計画法を提案されてまいりましたか、建設省としてはどういう考え方を持っておられるのか、それをまずお尋ねいたしておきたいと思います。

第58回国会 建設委員会 第9号(1968/03/27、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 前回の委員会で都市計画法の総論的なところを少しお尋ねいたしたのでございますが、きょうはその続きをお尋ねいたしたいと思います。  この前の委員会で、都市計画法が現在の形のままで裸で成立いたしまして、それがそのまま実施されるということになってまいりますと、市街化区域の地価が暴騰するのではないか。それに対するところの歯どめは税制の改革にたよる以外にない、こういうことでございました。しかしながら、私どもといたしましては、とにかく明らかに地価の暴騰を招くことが予想されるこういう法律案をそのままでもって成立させるということでは、これは党としては困る、やはりこれについては何らかの地価暴騰が……

第58回国会 建設委員会 第10号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 関連して――いまのことが問題なんですね。私もこの前そういうこともお尋ねしたいと思っていて、時間がなかったのですが……。  都市計画をやる場合には、やはりその都市の将来の理想像――というと語弊かありますが、三十年、五十年という遠い展望に立った都市計画を立てなければいかぬと思います。また立てるべきだと思うのです。ところが、その都市計画と、当面行なうところの都市計画事業、その都市計画事業というものは、十年を目途として、市街化されるであろう地域を市街化区域として指定するでしょう。だから、都市計画の計画そのものとその市街化区域の指定ということとは別ものなんです。そしてその市街化区域の指……

第58回国会 建設委員会 第12号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 答弁の前にちょっと関連して。  大臣、都市三法といわれている基準法と計画法と再開発法とあって、そして都市計画法で市街化区域と調整区域ときめまして、建築規制を許可制にしてやりましても、不法建築がどんどんいまのように行なわれておったのでは、都市計画法はもう空文に帰するでしょう。だから、都市計画法を実際にやっていくのに最低限必要なものだけでも一ほかのいろいろ問題のある部分については改正しなくてもいいですよ。しかし、この都市計画法に関連して、どうしてもそれがついてこなければ都市計画が実行できない、そういう部分だけでも改正案をまとめて出してこられるべきなんです。それがなければ、一体とし……

第58回国会 建設委員会 第14号(1968/04/11、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 最初に磯村先生に伺います。  先生のお話の中の一番最後の、国土はだれのものかというおことばでございましたが、私どもは、今度の都市計画法が出てまいりました一番中心の命題はそれであった、こういうふうに理解をいたしております。  それで、いまだんだんと田村君からもお話がございましたが、農地はどんどん工場や住宅にスプロールされていっている。まあ東海道沿線あたりでありますと、坪一万円以下の田んぼはない。そういうことでありますと、もう農業の経営基盤が成り立たない。そういう意味でも、農地は確保して、農業地域として、工場や住宅のスプロールは許さない。同時にまた、それじゃ今度は、その市街化地域……

第58回国会 建設委員会 第17号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 いよいよきょうで都市計画法案についての審査を終わる段階になったのでございますが、この法律案は、単に建設省だけでなしに、他の各省とも非常に関連の深い法律案でございますので、きょうは総理にお出ましを願いまして、いろいろ総理からお約束をしておいていただかなければならないことがたくさんありますので、お忙しい中を来ていただたのでございますが、これは単に社会党だけではございませんで、本日は社会党、民社党、公明党三党を代表して私が総理に御質問を申し上げる、こういうことになっております。  この都市計画法案の提案されてまいりました経緯につきましては、総理もすでに御承知であろうと思うのでござい……

第58回国会 建設委員会 第18号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 昨年の十一月十日の本委員会におきまして、私は、国道二十四号線の、最近とみに激しくなってまいりました交通麻痺の状況につきまして、この委員会に警察庁並びに運輸省からも当局の方に出てきていただきまして、いろいろ意見の交換をやったのであります。その節、当初あまり交通がひんぱんでなかったために問題になっておらなかったような交差点でありますが、しかしながら、その後とみに交通量が増し、都市が著しく発展してきて、そのためにいろいろな支障が出てまいっておるような地域につきましては、それに即応したところの措置をとってもらわなければならない。私が指摘いたしておりますのは、国道二十四号線と京阪電車の……

第58回国会 建設委員会 第20号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 水資源公団法の採決を前にいたしまして、附帯決議をめぐってまだもう少し与野党で話し合いの必要がある模様でありますので、その間の時間を利用いたしまして、当面の建設行政の問題点につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  政務次官と計画局長に来ていただいておりますが、最初にお尋ねいたしたいと思いますのは、宅地建物取引業法ができた基本的な精神、考え方はどこにあるか、一応御説明願いたいと思うのであります。
【次の発言】 これは大体宅地建物の取引をする人の、ことに利用者側の保護が目的であるということでございますが、しからば、そのために取り締まりの対象になっておる業者とは、いかなるものを業……

第58回国会 建設委員会 第21号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 議事進行。――先ほど来から自民党の委員諸君の出席が非常に悪い。私ども野党の委員諸君はほとんど出ておるのに、自民党の委員は数名より出ておらぬというふうなことで、定足はあっても、ほとんど野党委員によって定足数が満たされておるというふうなことでは、委員会の審議に応じられぬ。与党がそういうふまじめなことでは困るということで、たいへんな突き上げを私は受けておるのです。したがって、ちょうどいまは自民党委員がようやく過半数の十名に達しましたから、委員会は続けてやっていただきますが、しかしながら、途中で自民党委員諸君が十名を切る、半数を切るというふうなことがあったら、野党は退出して委員会が流……

第58回国会 建設委員会 第24号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 きょうは、水資源開発促進法の改正のときにお尋ねをいたしておきたいと思っておったのでありますが、法案の成立を急がれたのでちょっと問題を私残しておりますから、まず最初に、水の問題についてお尋ねさせていただきたいと思います。  河川法の第二条に、「流水は、私権の目的となることができない。」ということが規定してございますが、この流水とはどういうことをさすのか。もう少し端的に申しますと、ダムにたくわえられておる水は、流水なのか流水でないのか。それから、ダムから放流されてくる水は、流水なのか流水でないのか。流水ということばの解釈でございますが、それを最初にお尋ねしたい。

第58回国会 社会労働委員会 第7号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 いまから十年ほど前、園田厚生大臣が社会労働委員長であった時分に、私はこの委員会に所属しておりまして、きょうは久しぶりでこの委員会に出てまいりまして、何か水の中へ帰った魚のような気がいたすのでございます。  事は、私も医者でございますので、われわれの後輩に関する身分上の重要な問題でございます。またこのインターン問題についての紛争がすでに十年近くなって、次第にそれが激化いたしてまいっております。したがいまして、これは日本の医制の上でもって放置できない重大問題にまで立ち至っておりますので、今国会をもって何とか円満な解決をしていただきまして、日本の医療行政がうまく進むようにしていただ……

第58回国会 商工委員会 第29号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 砂利採取法がいろいろ公害の発生やその他諸般の状況に基づいていよいよ実現の運びになりましたが、この砂利採取法の改正のねらいはどこにあるか。こういう点について通産省の御理解をこの際ひとつ明確にしておいていただきたいと思うのでございます。
【次の発言】 従来の砂利採取法がどちらかといえば業者の保護あるいは奨励といった形をとっておりましたのに対しまして、今度は災害防止、したがって国土保全の形でもってこの砂利採取の問題と取り組みたい、こういうような御意向のように思います。したがいまして、今度は相当、いわば奨励法から取り締まり法に性格が変わる、こういうふうに理解すべきであると思うのでござ……

第58回国会 予算委員会 第7号(1968/02/27、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 いまちょうど都市計画法の話が出てまいりました。都市計画法が今国会に提案された理由は、一つには土地の合理的な利用というものをこれから制度化していくということもございますが、もう一つには、地価の安定ということが大きな目的であったはずであります。地価の安定につきましては、昭和三十九年の国会におきまして、地価安定施策の強化に関する決議を四党共同で提案いたしまして、可決され、院議になっておる。それ以来、政府は地価安定施策を進めなければならないのに、何らそれをとってまいりませんでした。そこで、われわれから強い要求をいたしまして、ことに土地収用法が強化され、土地収用権を強化するなら地価の安……

第58回国会 予算委員会 第14号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 先日の予算委員会で、地価問題につきまして総理から、地価の抑制のためには私権の制限もやむを得ない、また同時に、建設大臣から、土地利用計画を策定するだけでは地価は押えられない、むしろ暴騰する地価を抑制するためには他の適切な手段が必要である、税制改革が必要である、こういうふうな御答弁がございました。そういう前提に立ちましてきょうお尋ねをするのでありますが、とにかく地価の抑制問題というのは、昭和三十九年に国会で地価抑制の施策を強化せよということを院議できめまして以来すでに四年になるわけであります。したがって、政府といたしましても、当然何らかの地価抑制についてのプログラムが立っていなけ……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 建設委員会 第2号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 来年の予算の編成の準備もだんだん進んでまいっておりますから、その過程の中でやはり私はある程度建設省並びに大蔵省のほうでも心がまえを持っておいていただきたいと思う事柄に関しましてきょうはお尋ねをいたしておきたいと思います。  その第一の問題は、都市計画法の成立に関係した問題です。都市計画法では、八十五条でもって修正を加えまして、とにかく地価安定のための税制の改正をやれ、こういうことを法律の中にきちっと織り込んでおるわけです。したがって、都市計画法が成立いたしましたなれば、それに伴うところの法制の改正の準備をしていただかなければならないと思うのでございますが、それに対しましてどう……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 建設委員会 第1号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 大臣にはこのたび非常に重要な地位についていただきまして、まことにおめでとうございます。長らく福井の市長もしておられまして、福井市はあの当時としては下水道計画であるとか相当りっぱな都市計画を進めてまいっておられました。したがいまして、そういうふうな、非常に先のよく見える、何と申しますか、先行的な識見を豊富に持っておられる大臣のことでございますから、大いに私ども期待いたしておりますので、ひとつがんばってやっていただきたいと思う次第であります。  きょうは、先ほど大臣から建設行政の基本的な考え方について御説明をちょうだいいたしましたが、それにつきまして、前の保利建設大臣時代からいろ……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 建設委員会 第5号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 ちょっと関連して。都市再開発法の問題について、従来から、暮れの建設委員会でも新大臣にお願いをしておいたと思うし、それから保利さんの時分にもお願いをしておいたのでありますが、この前提案された再開発法については、再開発組合に住宅提供の義務を負わせてない、したがって、業務用の面開発がどんどん進んで、そのために人口のドーナツ化現象がより一そう促進される、そういう非常な欠点を持っておるから、今度はその再開発組合にも――御承知のように、再開発事業は公的団体もやれるし、また私的の民間のデベロッパーが再開発組合をつくって再開発をすることもできるということになっておりますが、公的な再開発事業は……

第61回国会 建設委員会 第11号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 しばらく病気をいたしておりまして、久しぶりに委員会に出席さしていただきましたのですが、その間、皆さん方からいろいろお励ましのことばをちょうだいいたしましたことを、この機会に厚くお礼を申し上げる次第でございます。  きょうは、社会党のほうからも公営住宅法等の一部を改正する法律案を提案いたしており、今月初めの委員会で提案理由の説明が井上委員からございましたが、なお私はそれを少しふえんしてその考え方を説明しつつ、政府提案の公営住宅法の一部改、正案について質問をいたしてまいりたいと思うのでございます。
【次の発言】 まず最初に大臣にお伺いいたしたいのば、戦後すでに二十四年もたっておる……

第61回国会 建設委員会 第13号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 政府は地価対策の一環として地価公示法案を出してこられましたが、昨年の十一月に、地価対策閣僚協議会が、「地価対策について」ということで一応決定事項をつくっておられます。それにつきまして、私はきょうはそれを主体として大臣並びにその他関係各省の御意向をお伺いいたしたいと思うのでございますが、その前文の中で、非常に暴騰しておるところの地価は「住宅難をはじめとして国民生活、産業経済の両面にわたって深刻な問題を惹起しており、」こういうふうなことが冒頭に書いてございますが、もちろん、住宅難については、これはきわめてわかりやすい問題でございますが、産業経済面に地価がどのような影響を与えておる……

第61回国会 建設委員会 第17号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 新しい委員会室での建設委員会の第一陣を承って、非常に光栄です。  都市再開発法を提案してこられましたが、その第一条にうたわれておる目的でありますが、非常に抽象的で、あいまいにより読み取れないのでありますが、まず第一に、そのいうところの「土地の合理的かつ健全な高度利用」とはいかなることを意味するのか、また、都市機能を更新するということはいかなることを意味するのか。現在進みつつあるところの再開発は、企業ベースで進められております。したがって、企業の業務用のスペースはどんどん開発されていきますが、居住用のスペースはだんだん少なくなる、そのために、都心の人口がどんどん郊外へ出てまいり……

第61回国会 建設委員会 第25号(1969/06/12、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 最初に日笠先生にお伺いいたしたいと思います。  先生は、都市計画の専門家でいらっしゃると承りました。私もまた、昨年成立いたしました都市計画法の中で国会で真剣に取り組んでまいった者の一人でございます。  そこで、その都市計画法を補完する法律として、建築基準法やあるいは都市再開発法が今般今国会に提案されてきた、こういうふうに理解しておるのでありますが、都市計画というものは都市区域を平面的に計画を立てていく、それを立体的にどのようなものにしていくかというふうなことを一なるほど、先生は先ほど、理想的なものを基準法によって求めることはできない、こうおっしゃいました。私もそれは存じており……

第61回国会 予算委員会 第10号(1969/02/13、31期、日本社会党)

○岡本(隆)委員 昭和三十六年、所得倍増計画とともに住宅建設十カ年計画、一世帯一住宅の計画が、第一次五カ年、第二次五カ年の二回にわたって行なわれてまいりましたが、昭和四十四年度は、十カ年計画から申しますなれば九年目、後期五カ年計画の第四年でございますが、先般の阪上委員への建設大臣の御答弁の中で、大体その目標は達成された、こういうふうな御答弁がございました。なるほど一世帯一住宅、一千万戸建設、こういうふうな戸数におけるところの目標は達成されましたけれども、しかしながら、国民の中にほうはいとして広がっておる住宅窮乏感、ことに勤労者が狭い一間きりのアパートにひしめくような姿で暮らしておるというところ……


岡本隆一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○岡本(隆)分科員 最近、病院におきまして赤ん坊を取り違えたとか、あるいはまた赤ん坊が盗まれたとか、また赤ちゃんの未熟児室で火事がいったとか、いろいろそうした事件が相次いで起こってまいりまして、新聞紙上でも非常に大きくそれが問題視されるようになってまいっております。これは日本の看護制度の中に根本的ないろいろ重要な問題があるから起こってきた問題である、こういうふうに私は思っておりますし、私自身医療機関を運営しておるものでありますから、医療機関を運営しておるもの、あるいはまた多くの看護婦の諸君に接しておるもの、そういった立場からこの問題を少し掘り下げて、この機会に厚生大臣並びに関係当局の方々と検討……



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データ更新日:2023/02/05

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