このページでは太田一夫衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○太田一夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました道路交通法の一部を改正する法律案につきまして、総理大臣以下関係大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 まず、総理大臣にお尋ねをいたします。 道交法は、「道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図ること」を目的としまして、昭和三十五年に制定されたものであります。また、道路法は、「道路網の整備を図るため、道路に関して、路線の指定、管理、保全、費用の負担区分に関する事項を定め、もって交通の発達に寄与し、公共の福祉を増進すること」を目的といたしまして、昭和二十七年に制定されました。そのほか、踏切道改良促進法が昭和……
○太田一夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております地方公務員法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行ないます。(拍手) まず私は、本定年制法案に対し、わが党並びに本法に関係する労働者諸君のみならず、国内多数の識者を先頭とする大きな世論の反対があるということを申し上げなければなりません。 日本における労働者の基本権は、まず憲法において、団結権、団体交渉権、団体行動権の保障として明確に定められております。そしてまた、使用者と労働者とは対等の人格であることを出発点として、近代労働法の第一原理は成り立っております。このことを理解せずして民主主義を唱え、民主政治を語……
○太田委員 ただいま御説明のありました踏切事故防止対策の強化についての、四月六日交通対策本部決定の内容について、少し詳しくお尋ねをいたしたいと思います。 まず第一に予算の問題でありますけれども、最初宮崎さんのおっしゃった道路整備特別会計、これは建設省の所管における踏切除却事業費の補助が三十六億四千八百万円、これが四十一年度には三十五億九千六百万円あったわけですね。それがふえたといってもほんのわずかであるという点から、この伸び方というのはまことに少ない。これは除却事業補助に対して熱意がないのではなかろうか、こう思うのですが、そういう点に対する所見、それから運輸省の一般会計における踏切道保安設備……
○太田委員 建設省の道路関係のお方にお尋ねをいたしますが、このたび策定されております第五次道路整備五カ年計画、それに関連をします昭和四十二年の実施計画、この内容でございますが、先回予算委員会におきまして西村大臣は、内容については今後さらに具体化をはかる、急いでおるのであるが、東海道一号線の輸送力増強問題、この拡幅ないしは第二東海道をつくるという件については、実施をするという明確な御答弁があったのであります。したがって、それは相当具体化しておるだろうと考えられるのでありますが、とりあえず第五次五カ年計画の内容のおもなるもの、それからそういう昭和四十二年の計画案のおもなるもの、並びに東海道一号線を……
○太田委員 鈴木局長、警察庁を代表して来ていらしゃるようですから、ちょっとその所感を承りたいのですが、ああいう千葉のような問題を起こした。その後あちらこちらで警察官のいろいろなことが大きく新聞等に載りますと、国民は交通取り締まりの衝に当たる警察官というのは一体はたして信頼をしていいのか、あるいは尊敬していいのかという非常な疑惑に包まれておると思うのですね。私はけさNHKのテレビのスタジオ102ですか、あれをちょっと何げなく見たのですが、千葉県警の態度というものはどうもあまりよくないじゃありませんか。あなたごらんになりましたか。
【次の発言】 私は、鈴木さんあなたを責めるわけじゃないが、国民の信……
○太田委員 時間がないので、大体一時間程度のお尋ねをいたします。
最初に、総理府副長官にお尋ねをいたしますが、ただいま御決意等をお述べになりましたことに関連するのでありますが、春の交通安全運動、これが二十二日から始まったのでございますが、すでに日がたっております。その間、第一日だけでも死者が二十七人も出た、こういうことを聞いておるのでありますが、いままで交通安全運動に入りましてからどのような死傷者の模様であるのか、それは前年に対してどのような状態になっておるのか、おわかりでしたら御発表いただきたいと思います。
【次の発言】 死者の数だけをお話しになりましたが、その他重傷軽傷等あろうと思うので……
○太田委員 ただいま議題になっております昭和四十二年の四月、五月、両月の暫定の、退職手当等にかかる道府県民税及び市町村民税の臨時特例に関する法律案、これに関連をしてお尋ねをいたしますが、しごく簡単な法案でありますから、そう疑義はないのでありますけれども、私ども考えますのに、これは大臣の説明にもありましたが、場合によっては一月から実施してもよろしいというのですが、とりあえず四月、五月分をきめよう、こういうわけです。 退職金に対して住民税を減税したいという気持ちは、私は非常にけっこうだと思うのでありますが、所得税法が変わるから住民税も変えよう、地方税も変えていこう、こういう発想の根拠ですね。これ……
○太田委員 この際、地方税法に関連をしてお尋ねをいたします。 最初にお尋ねしたいのは、住民税の最低課税限度、これに対しまして先般来非常に議論がなされておるのでありますが、四十三万三千五百二十六円、所得税が六十三万一千六百三十四円、その差十九万八千百八円あったというのがいままででございますね。これが今度四十二年度所得税の場合は、課税最低限が七十一万一千八百九十九円、平年度になりますと七十三万九千五百四十六円と相なり、住民税の課税最低限は四十六万七千六百八十三円、平年度四十七万八千百九十二円。こうなりますと、四十二年度におきまして二十四万四千円からの差が出てきますし、平年度二十六万一千円からの差……
○太田委員 ただいま国家公安委員長である藤枝さんから、千葉の警察官の無免許運転に関して、事故を発生したことに対する所信のごあいさつがありました。これは交通安全対策特別委員会でも同様ごあいさつがあったことでありまして、私ども非常に謹聴したわけでありますが、いまのごあいさつはひとつ十分綱紀の上に生かしてくださるようお願いしたいと思うのです。 それでは地方税法の一部改正法律案に対する質疑を行ないますが、私は特にこの際、自治大臣に基本的な考え方を中心にして、ある程度各種税目についてお尋ねしたいと思いますので、私のほうも簡潔にお尋ねしますから、大臣のほうも所信を明らかに、簡潔にお示しいただきたいと思う……
○太田委員 財政局長、いま河上さんの質問の中でどうもわからない点があるので、関連してお尋ねしますけれども、都市下水ですね。下水の関係というのは、緊急整備法等、法体系が整備されてきますと、これは普遍化してまいりまして、事業費なんというのは急にふえることと思うのです。それに対して自治省としては、この事業費に対してどういう割合の想定をしておるか。補助金、自主財源、どうでありましょうか。これは今後都市下水に対してどういう割合を想定して今後交付税というものの算定をするとか、基準財政需要額に繰り入れるとかあるいは起債を考えるとか、そういうことがあるでしょう。ですから基本的な考え方を聞いておきたい。
○太田委員 ちょっと関連しておるようでありますが、二点お尋ねをしたいのです。 先ほどおっしゃった地方道路財源でございますが、揮発油税を移譲してほしいと、こういう話があったのですが、あなたのお考えでは一キロリットルどれくらいという目安がおありですか。 それからもう一つは、いま自主財源七〇%というお話でありますが、たとえば自主財源というと、でき得るならば特定の税目をあなたのほう、市町村税に回したほうがよかろう、新しい税をつくるとすれば別問題でありますが、何か具体的なお考えがありますか。たとえば、現在伸びが著しいのは、自動車の伸びが著しいのであって、それが県税にいっておるから、軽自動車税と同じよ……
○太田委員 私は二点についてお尋ねをしたいのです。第一は、交通安全対策諸施設のために必要とする財源問題、それから第二は、特に最近財政困難を伝えられております大都市の財政強化の問題、この二つについてお尋ねをいたします。
最初、交通安全対策の遂行に伴う地方団体の非常に窮迫せる財源問題、これを自治省としてどう対処をしておられるのか、これは昭和四十一年の、昨年の対策の結果がありますから、ひとつその内容を一度詳しく御報告いただいて、あわせて本年度の財源の手当てについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 四十一年度は、あなたのほうは施設整備の初年度分としてお考えになりました交付税の数字はたしか……
○太田委員 今野先生と山内先生にお答えできましたらお願いしたいと思うのですが、公安委員会のことでございます。今度公安委員会のほうが少し仕事が軽くなると言っちゃ何ですが改正案によりまして、いままで免停三カ月までは大体警視総監ないしは県本部長の専決で免停が行なわれている。今度は三カ月以上のものも公安委員会は県本部長ないし警視総監に処分を移譲することができるということになったわけです。したがって、その権限を移譲いたしますと、三カ月以上の場合、聴聞も行なうわけでありますけれども、公安委員会はお仕事が楽になる。非常勤でございますから、どうしても事案が多いとそういうことになると思うのですが、公安委員会の本……
○太田委員 ただいま大臣の御意見発表がありましたが、それに関連しまして私、一言だけ申し上げておきたいと思うのです。 それは今回、地方公務員等共済組合法の改正に関して長い審議を費やした。その長い審議を費やす間に、大臣はあまりこの席においでにならなかった。そうして次官はよく、われわれの意見を尊重するという、こういうお話はありましたけれども、主として長野局長以下の御答弁でありました。したがって、いまわれわれの同僚からそれぞれ言われました質疑ないしは意見あるいはまた修正を含む附帯決議等の趣旨については、いま明白にされたのでありまして、附帯決議を尊重するとおっしゃった大臣の決意も明らかでありますが、こ……
○太田議員 ただいま議題となりました地方自治法等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 地方自治法附則第八条は、昭和二十二年に同法が制定された当時の暫定規定として、都道府県職員のうち政令で定めるものは当分の間これを官吏とする、と規定しております。このため、都道府県職員のうち、職業安定、社会保険、国民年金の業務に従事する職員、いわゆる国費職員は、同法の規定を受け、国家公務員たる身分のまま今日に至っております。したがいまして、現在、都道府県職員として勤務するものの中には、国家公務員たる身分のものが混在しているわけでありますが、こう……
○太田委員 たいへん質疑は多角形的に行なわれましたから、大体答弁も固まってきておるように思いますけれども、ひとつ私は固まらない答弁と言っちゃ何ですが、そういうような傾向のある内容につきまして、二、三点について念のためにお尋ねしておきたいと思うのです。 一番最初に、これはそれに入る前のことですが、運輸省の自動車局長さんおいでいただいておりますのでお答えをいただけばよろしいのですが、先ほど山口委員から質問のありました例の積載重量計、私はこれはタコメーターと同じように車両構造令ですか、それに必置を義務づけるべきだと思うのです。もしそれをやりませんと、現在のダンプカーの取り締まりなんということはでき……
○太田委員 それでは、たいへん時間が制限されておりますので、うしろの方々も少ないようでありますが、昨晩の房総西線の鉄道線路二カ所の爆破問題につきましてお尋ねをいたします。
昨晩十一時半ごろ、つまり夜中に終列車が五百人くらいのお客さんを乗せて通過をしたほんの二分ぐらい後、二カ所から爆発が起きて線路が破壊されたというニュースがあるのでありますが、これについて警察庁におきまして概要がわかっておりましたら、わかっている限りこの際お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 八両連結の旅客列車ですから、一両六十人くらい乗っていたというのですから、約五百人、かりにそういうことが常習化されてまいりますと……
○太田委員 それでは、さっそくお尋ねします。大臣、うしろで聞いておってちょっと疑問に思ったのですが、林さんのおっしゃったような魂胆がこの台帳の中にあるんですか、ないんですか。
【次の発言】 立案を一番よく知っておる長野局長、あなたも、これがそのような黒い政治の手先となって、変なふうに横歩きしてしまうというような心配は絶対ないと言えますね。どこかに危険性が隠されておりますか。
【次の発言】 いまの二人の発言は、公式に記録にとどめられておりますから、今後この法の適用にあたっては、十分ひとつこれが威力を発揮するように期待します。当然そうあるべきだと思います。
そこで、これはひとつ局長にお尋ねしたい……
○太田委員 いま大臣の御所信がありましたから、それに関連して最初にお尋ねをしますが、東京都の再建計画というのは、骨子としてどういう点に置かれるものと想像されておられますか。
【次の発言】 線路をめくって、そうして運賃を上げて、職員は減ったところはどこかへやる。これは三本の柱です。これは大臣、あなたにお尋ねしたいのですが、都市交通の今後たどるべき道というのは、再建計画という名前のもとにそういう姿になっていくものですか。
【次の発言】 これは細郷さん答えていただきたい。電車は、五年間とにもかくにもまだ残るんだが、それは配置転換される従業員の気持ちも暗いが、残る従業員の気持ちも暗いのです。私は、石炭……
○太田委員 刑法二百十一条の改正に関しまして、一言関係各省にお尋ねをいたしたいと思います。 私は特に道路交通の面からお尋ねをいたしたいと思うのですが、法務省の川井刑事局長さんにお尋ねをいたします。 今度の二百十一条の改正というのは、最近交通事故が多くて、交通事故の大半というのが自動車の運転者だ、だから運転者に対して上限を科すとしても禁錮三年しかないのだから、それじゃ刑が軽過ぎる。だから、この際五年くらいの懲役刑に処するのを妥当とする、こういう点から改正の発議が行なわれたように聞いておるのでございますけれども、三年の禁錮は軽いから五年の懲役に処するというのは、今日の交通事故の現況からかんがみ……
○太田委員 私は、主として交通安全対策についてお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、これは総理府総務長官にお尋ねをいたすのでありますが、昨年、地上では全国で一万三千九百四人の死者を出しております。それから空では、四つの大型旅客機の墜落事故がありまして、三百七十一人の死亡がありました。こういうことは、ともに有史以来の非常に激しい大きな悲しむべき事故記録であると存ずるのであります。そこでことしは、この交通の悲劇を少なくするために、少なくとも人間尊重の政治をやろうということから、総理以下、逐次の所信表明においてそれが表明されておるのでありますけれども、私ども見まするに、予算措置の内容から見ますと……
○太田委員 御報告申し上げます。 地方における交通事情及び交通安全施設等の整備状況調査、通学路に係る交通安全施設等の整備及び踏切道の構造改良等に関する緊急措置法の実施状況調査並びに港内及び狭水道における船舶の交通安全に関する調査のため、八月二十八日から五日間、兵庫、岡山、広島、山口の各県に派遣されました派遣委員を代表しまして、調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、木部佳昭君、河野洋平君、井上泉君、春日一幸君と私であります。そのほか、全行程に参加されました山下榮二君、兵庫県に参加されました堀川恭平君、兵庫、岡山、広島県に参加されました加藤六月君、広島、山口県に参加されました山田耻目君……
○太田委員 最初運輸省にお尋ねをいたします。 十一月四日の日に国道一号線愛知県安城市内におきまして、軽自動車を運転しておりました二十五歳の若いおかあさんが一つ誕生日を過ぎたくらいの子供を連れて乗ってきまして、バスと正面衝突をし、そして二人は焼け死んだ、こういう事故が起きたわけです。その原因を調べてみますと燃料が前部にあったために、衝突のショックで発火、火事になっちゃった。しかも、軽自動車は、普通ドアがあくのですが、閉じ込められてしまって、ドアがあかなかった。一面火の海、バスにまで火は燃え移ったのですけれども、親子二人とも即死です。非常に悲惨なことになったのですが、道路運送車両法並びにその保安……
○太田委員 公安委員長に関連によってひとつお尋ねをいたしますが、きのう佐藤総理は羽田においでになるのに、装甲車に乗ってお出かけになったのですか。
【次の発言】 普通の乗用車というのは、特別につくった防弾用の、狙撃されるおそれもあるから、狙撃されても安全だという構造による自動車、そういうことですか。
【次の発言】 これは、うわさによれば、非常に世論の危険ですか、沸騰というのを気にして、そのためにいかなる事態が起きるかわからないから、生命の危険を感じて、自動車には特殊の改造を加え、かつて池田総理が乗られた、岸さんか、池田総理でありましたか、装甲車にひとしい自動車を持ち出された、こういううわさなんで……
○太田委員 ちょっと関造して。
宮崎さん、別にこれはあなたの資料にけちをつけるわけじゃありませんけれども、これではいまのとおり十分わからないわけです。したがって、この市町村道の内容も要りますね。それから、どれくらいの程度を――閣議決定された事業量の金額ではあるけれども、あとの道路、通学道路の内容がない。そういうものは明らかにして、もう少しこまかいものにしてこの次までに出していただけませんか。ひとつ次回の委員会に御提出をいただきたい。そうしませんと、いまのようにこれは疑問だらけになりまして、たいへん困ると思うのです。
【次の発言】 たいへん時間がおそくなりましたから、井上君のことで関連して質問……
○太田委員 関連して。通産省の田中自動車課長にお尋ねいたしますが、先ほどあなたは、自動車技術協会ですか、技術会ですか、そこで現在事故原因の究明をしておるとかうい話でありましたが、それと、それから自動車何とか安全センターというのがありますね、これはどこがつくっているのですか。
【次の発言】 だから、民間の団体に第一に研究させて、それをセンターの国の機関に集約して、それから云々だなんて、まだるっこいし、そういういささか方便的なことはどうも今日間に合わないし、国の態度としては少し卑怯じゃないかと思う。民間がそんなことをいかに金をかけないでやることができるかというと、それは最もきびしい経済原則によって……
○太田委員 やるつもりでないような顔をしていたから、御指名がなかったのだと思いますが、質疑だけは通告をいたしてあります。一番最後に回しましたのは御協力したいつもりですから、簡明にひとつお尋ねしますから、財政当局も簡明にひとつお答えいただきたいと思います。 私は、最初不交付団体、いわば地方の非常に富裕だといわれる団体に対して、今度ベースアップに要する費用百九十三億、交通安全に対する費用が四十四億、合わせて二百三十七億要るのだ、この補正をしなければならないのでありますけれども、それは収入の増を見積もりまして、さらに約百億の節約をして何とかやっていこう、こういう計画なんであります。それで私は過密過……
○太田委員 私は、消防庁長官の佐久間さんにお尋ねをいたしますが、四十四年前の関東の大震災においては六万五千人の死者を出した。これはもう記録されておりますところの大事件でありましたが、昭和四十一年度の火災によるところの焼死者が千百十一人、そして火事は毎日十一分ごとに一件ずつ発生をし、そうして一日に灰になる財産が一億三千万円、こういうことがいわれておるのです。私も、実際それは過小に見積もった金額だろうと思いますが、そのような中においていよいよ年末を迎えました。たしか、きのうかおととい、東京の消防庁と思いますけれども、高層ビルの避難訓練をやったということが報ぜられております。十七日の日には、池袋の大……
○太田委員 私はきょうは、先回制定されましたダンプ規制法、これに対する問題と、それからまた、先国会以来継続審査対象と相なっておりますむち打ち症に関する問題、この二つを焦点といたしましてお尋ねをいたしたいと思います。
一番最初には、むち打ち症のほうから入っていきたいと思います。これは総理府にお尋ねをいたしますが、追突による事故の死傷者というものは、何かはっきりした数がわかっておるでしょうか。死傷者、特に負傷者――死んだほうは出ておると思いますけれども、負傷者の数というものが記録がありましたら、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 四十二年度一年間に十万件弱、約六十万の負傷者といたしま……
○太田委員 関連して。鈴木局長さん参議院のほうの御用事がおありだそうですから先にということで、ちょっと関連してお尋ねさせていただきます。
ただいま板川、丹羽両委員からお尋ねがあった点に関連するわけですけれども、いまあなたの手元にはおそらくわかっていないと思うのですが、たてまえとして運輸省では、これは陸運局長でもよろしいのですが、運輸省では当該事業者の経営内容、資産内容という現況はキャッチしていらっしゃるのでありますか。ファイルはあるのですか。いかがですか。
【次の発言】 私はいささか疑問に感ずるのでありますけれども、道路運送法第六条には、免許の基準がありますね。これは適正にその事業を遂行する……
○太田委員 私、この間、甲府の韮崎ですか、修学旅行バスに対する大型トラックの衝突事故に関連いたしまして、有限会社三郷運送のことにつきましていささかお尋ねをしてあるわけでありますが、あのときに出ました資料というのはしごく簡単なものでありまして、ほとんど資料らしいものではなかった。きょうの委員会にその資料が何か追加して出されておるかと思ったのですが、それが出ておりません。これはどういうことでございますか。
【次の発言】 先回当委員会にお出しいただきました資料以外にお調べになった資料というものは運輸省にはないのですか。
【次の発言】 したがって、ただいま決議をされて運輸大臣も非常にけっこうな決議だと……
○太田委員 国家公安委員長に一つだけお尋ねをいたしたいことがあるのです。それは警察行政のあり方に関連するのですが、すべてが形式的に流れて実質というものが見のがされておりますと、実は非常に急いでやっておるようでありますが、効果があがらないことが多いわけです。さてとなると、そこで犯罪が起きたり、つまらないトラブルを起こすわけです。一つの実例があるのです。実はいま赤坂宿舎に住んでおりますわが党の議員なのですが、非常な脅迫電話あるいは脅迫文を受けまして、明十五日は命をもらうぞという期限つきなんです。赤坂の宿舎には派出所ですか、巡査が派出されておるわけですね。電話線まで調べておくわけにはいかないでしょう……
○太田委員 地方税法に関するお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、その中に今度特に顕著である、増税項目である自動車取得税、これにつきまして自治省の基本的な考え方を承りたいと思います。自動車取得税というのは、自動車を取得した価格に対して三%の課税をする、その税金を払っていなければ登録ができない、こういうようになっておりますから、これはなかなか抜け道のない、取りはぐれのないところの税金であるように思うのです。これに着目された理由はわからぬわけではありませんけれども、これが日本の国の自動車産業、ないしはまさに向上しつつある、近代的国家に近づきつつある国民生活にどう影響を与えると思うか、伸びつつあ……
○太田委員 関連して……。
【次の発言】 それは、委員長、簡単にやりますけれども、大事な問題を、答え方がなっておらぬから、聞いておったって、こんなつまらぬこと半日やったって意味ないじゃありませんか。何ですか、この質疑応答は。細郷さんも簡単におっしゃればよろしい。たとえば公営企業のバスが動かないならば動くように通路を確保する、交通規制して優先通行をはかるようにしたいと思うといったって、将来の話じゃない。いつでもできる話を、なぜそんなのんきなことを言っておるか。そうしておいて、さあこの、バスはだめだから、赤字のところにおる者は、赤字というその条件に縛られて給与は低くあってしかるべきだ。一般会計から……
○太田委員 関連でお尋ねします。 これは大臣にお尋ねしたいと思うのです。これは昭和四十年三月二十四日の本国会におけるところの農林水産委員会に、当時の吉武自治大臣が御出席になりましての話であるわけですね。それはよもやお忘れではないと思いますが、その自治大臣がおっしゃったことは、これははっきりと、三年後についてはやめたいということをおっしゃりながら、激変緩和の対策をその間に立てるということをおっしゃったのですよ。これはできるだけ早くこれを廃止していきたいという気持ちでございますので、三年後には何とかしたいというようなことに、だんだんと参議院に参りますと吉武大臣の言い方が弱くなってきた。弱くはなっ……
○太田委員 ただいま、いわば地方自治の本旨に基づいての議論が平行線をたどっておるわけでありますが、これは自治大臣も来ていらっしゃいますし、その方面では権威者と見られる長野行政局長も御出席のこの席において、地方自治の本旨が平行線というのは奇怪千万なことだと思うのです。 私は別の角度からちょっとお尋ねしますが、今度かりに、世にうわさされております阪奈和合併、大阪、奈良、和歌山、ないしは東海三県、愛知、岐阜、三重の三県の合併ということが本特例法によって行なわれるとするならば、少なくともその人口は、まことに府県というよりは、はるかにそれを超越した非常に多くの人口を擁することになる。ともに八百万以上の……
○太田委員 時間があまりないようでありますから、なるべく簡潔にお尋ねをいたしておきたいと思いますが、いま聞いておりまして、ずいぶんふしぎなことが考えられておると思うのでありますが、たとえば三県合併をいたしますと――長野局長にお答えいただいてけっこうでありますが、警察本部というのは一つになるわけでございますね。そういうことでございますか。
【次の発言】 そうすると、北海道は広域であるから方面本部をつくっておりますね。方面本部が設置されておりますが、今度三県なり四県なりが合併いたしまして広域になれば、方面本部をつくるということに相なるのか、それはつくられないのか。
○太田委員 長野局長さん、あなたは頭脳明晰にして学識に富み、常に著書をもってわれわれに地方自治の本旨や公務員のあり方等をお示しをいただいておりまして、たいへん敬意を表しておりますが、いまの話などをずっと聞いておりますと、地方自治における民主主義というものはどうもだんだんと形が変わってまいりまして、都市の機能というものも県から独立していったほうがいいのじゃなかろうかというふうに聞こえる。しかし、大都市が県から独立するかしないかということはこの法律の中に書いてないから、いままでどおりでございましょう。今度はいわゆる新都市計画法ができて、県というものがいささか大きく、その県の地域内の都市計画、都市化……
○太田委員 交通安全対策につきまして二、三お尋ねをいたしたいと思いますが、最初に、かつて愛知県の岡崎の警察署長をやっておりました森本さんという方が非常に交通安全に熱心な方でありまして、国道一号線の事故をどうして少なくすることができるかと日夜苦心惨たんをされまして、その過労もたたってか、任半ばにして急逝されたのでありますが、その方がなくなられてしまってそろそろ一年というこの間七月の末に、本人が生前郷土岡崎地区の名産である御影石によって観音像をつくりまして、その観音像を交通安全の祈願の像として国道一号線の交通ラッシュの見えるところに安置をしたいということを言って御注文なさったということが明らかにな……
○太田委員 関連をして二、三点お尋ねをしておきたいと思います。 先ほど来のいろいろの御説明の中に大事なポイントが幾つか隠されておるような気がするのですが、一つ、運輸省の観光部長さんの通達がございますね。これは大臣が御説明なさいましたが二一四号の二、これを見ますと、三台以上のバス旅行を実施する場合には、危険防止のため適切な判断ができる者をバスに添乗させることとあります。これは、適切な判断ができる人をバスに添乗させるというその有資格者はだれかという例について中曽根大臣は、一つの例として警察署長をやった経験のある者という例示をなさいました。これは非常に大事なことでありますが、今後そういうぐあいに警……
○太田委員 私は、この際、飛騨川バスの事故に関するその後の対策並びに交通安全運動をめぐる当局の交通安全対策に関する考え方、こういう点についてお尋ねをいたしたいと思います。 最初に飛騨川のバス転落事故につきましてお尋ねをいたしますが、運輸省の非常な御苦心のあとの見られる自賠法適用という、いわば記録的な処置をなさいまして事態がしごく八方円満におさまりつつあることは、これは私は一つの卓見として喜ばしいことだと考えております。しかし、自賠法を適用するとか、あるいは刑事上の責任について判定を下して異例の書類送検をいたしたとかいうことは、その事故に対するところの処理でありまして、いわばまあうしろ向きのこ……
○太田委員 たいへん長時間お待ちをいただいた方々があるようで、はなはだ恐縮に存じますが、飛騨川バスの転落遭難事故に関係をいたしましてひとわたりお尋ねをしていきたいと思うのです。
大体、九月、今月の末ぐらいには警察庁かどこかでこの責任の所在が明らかになるであろうという想定があるわけなんです。したがって、そういう想定のもとにお尋ねをするわけでありますが、責任の所在は明らかになりつつありますかどうか。これは飛騨川バス遭難対策連絡会議を主宰していらっしゃる総理府のほうからお答えをいただきたい。
【次の発言】 そういう話は、八月十八日事故が起きてから、二十二、三日ごろでございましたか、衆参それぞれの常……
○太田委員 関連して。大臣、基本的な考え方ですからもうちょっと明らかにしてほしいと思うのです。工業用水と上水の関係ですけれども、いまおっしゃったあなたのお考え方は、工業用水は政策的なものであるからこれを安くするのだ、安くしてあるのだ。それから上水のほうは、住民お互いが相談をして、早く言うならば協同組合的な発想から出た仕事であるから、したがってこれは原価にふさわしい料金が妥当である、こういうようなことをおっしゃったのでありますか。
【次の発言】 そうだとすれば、たとえば工業用水というのは、工場が地下水をくみ上げる、この地下水をくみ上げるために地盤沈下が起きた。これはだれの責任かといえば、その工場……
○太田委員 関連して、自動車局長にお尋ねをいたしますが、十一月でしたか、東京陸運局管内は数千台のタクシーを免許をいたしました。この自動車免許の理由、どうしてタクシーの増車を認めたのか、その理由について御説明をいただきたい。
【次の発言】 自動車局長が直接おやりになったことではありませんけれども、私はタクシーの大幅増車問題、これは三千五百台にしても、東京都内ということになるとその中からはるかに数字が減ってくると思いますけれども、いまの混雑して思うように走れないという状態のところへさらに数千台も増車するという、この見識は私は疑われると思う。何かありはしないかと世間の人がつまらぬ憶測をいたしておる。……
○太田委員 関連してちょっと荒木さんにお尋ねをいたしますが、私は、あなたのきょうの就任のごあいさつというものを、プリントを見ないで聞いておりました。そうすると、一番最初のところで、あなたは、責務とおっしゃったのか、義務とおっしゃったのかわからないのでありますが、私は義務と聞きましたが、プリントを見たら責務と書いてある。あなたはどういうふうに御発言になりましたか。
【次の発言】 ひとつ速記録を調べていただきたいと私は思う。私は義務と聞えましたから、これはたいへんな御発言であったなあと思いました。義務と責務とは違う。プリントとあなたのことばが違うということがもし今後もありとすれば、私は、これはどち……
○太田委員 自治省の政務次官、いらっしゃいますようですから、大臣にかわってお答えをいただきたいと思います。きょうは時間がないそうでありますから、重点を特に教育費の問題にしぼりましてお尋ねをいたします。 義務教育は、憲法二十六条の規定によって、これは国民の義務であると同時に、国もまたその教育は無償でなくてはならないという義務づけがあるわけですが、現実には授業料を取らないということ以外に、無償というのは、最近教科書無償が追加された以外に見るべきものがありません。そして校舎は市町村立でございます。そして教職員の身分も、市町村に所属しながら、その給与は都道府県の負担ということになっておるわけです。校……
○太田委員 最初に、総務長官にお尋ねをいたします。
それは、交通安全基本法のことでございますが、本国会の会期というのも余すところわずかになったのでありますが、どういうかげんか、いまだに基本法が提案されてまいりません。昨年の暮れでございましたか、わが党の久保委員から、促進に関する意見等がなされまして、調整をしておるけれども必ず出すからというような御回答であったと思うのです。一向に出ないのはどういうわけか、またどういう点に問題があっておくれておるのか、ひとつ御説明をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 それはいつごろの見通しでございますか。
○太田委員 総理府副長官にお尋ねをいたします。
先回、六十回の臨時会におきまして、当委員会で交通遺児に対する附帯決議がありました。その際に私どもの考え方としては、生徒児童、いわば小中学生にしてかつ生活の資金をかせぐ親を失った場合の援護についての決議をいたしたはずであったが、そういうことについての御認識がなかった。あらためてひとつ御回答いただきたい。
【次の発言】 副長官、それはあなたのおっしゃる気持ちはわからぬわけじゃないですよ。金がないからやれないということでございますけれども、先回の国会の決議というものは書いてあるじゃありませんか。
最近、自動車による交通事故の死傷者は激増しており、……
○太田委員 いよいよ四月になりまして、この間、交通安全施設の整備法も年度内に成立いたしまして、当委員会としては、ずいぶん交通安全施設の整備については熱意を示しておるのでございます。しかし、残念ながら、その具体的な実施というのは、いままで常に効果の見るべきものが少なかったような気がするのです。 私はこの際、最初に警察庁にお尋ねをいたしますが、この間、三月の初めごろでございましたか、十日ごろに警察庁が交通戦争に備えて非常事態宣言を行なったということがあるのであります。それは交通事故多発地点の検問を徹底させる、そして、そのために機動隊員を動員するというのが中心でございまして、これは十日の日に東京で……
○太田委員 最初に警察庁にお尋ねいたしますが、保安課系統のことでございましょう。最近深夜のボーリング場ないしはスケート場等におきますところの徹夜的な営業が、周辺の住民に対しまして一つの非常な不安を与えております。そのために、三月の中ごろ、警察庁は管内の関係団体の代表か何かを呼ばれまして、少年非行の原因になるようなおそれもあるというような、何か自粛を要望されたということも聞いております。しかし、この深夜のボーリング場とかないしはスケート場等の規制をする法律がありませんので、今後この深夜営業について何か規制する法律をつくろうじゃないかというような動きもあるやに聞いております。しかし、実際調べてみま……
○太田委員 あまり長い時間やりませんが、テーマは二つほどございます。 最初に、きょうの私鉄のストライキに関連いたしまして運輸省にお尋ねをいたしますが、東京付近において五百万ないし六百万の通勤客が足を奪われるということになりますと、マイカーないしはタクシー、ハイヤー等では輸送が間に合いません。したがって、きょうのテレビを見ますと、代行輸送はほろをかぶせた大型のトラック等が利用されております。したがって大型のトラックで、許可を受けておると思うのでありますが、これで間に合わせの従業員の輸送をして、それが途中で転覆いたしまして、死傷者が出た場合の自賠法の適用はいかが相なりますか。それをまずお尋ねいた……
○太田委員 交通安全対策基本法案につきまして、関係各省に対しまして逐次お尋ねをいたしたいと思います。 最初は総理府でありますが、最近自動車の数が非常にふえてまいりまして、陸上交通の危険というものは予測のできないほど拡大してまいりました。千三百万台の自動車といえば、これは全く脅威というべき数でありまして、これが国内特に過密地帯を中心として縦横無尽に走っておるのであります。これがいままでに六百五十万人くらいの国民を死傷させておるということについては全くもってわれわれとしてもショックでありまして、やむを得ない事情もあろうかと思いますけれども、道路は無制限に広がるものではありませんから、自動車のみが……
○太田委員 五点についてそれぞれお尋ねしますから、最初問題点とお答えいただく方の名前だけ申し上げておきますから、あと大体簡潔にお答えいただければよろしいと存じます。 第一問は機関車の一人乗務制の問題について角本、清水両氏からお答えいただきたいと思うのです。それは機関車の二人乗務制いわば機関士の助士というものが、今度機関士一人制にして助士を廃止しようという問題が当局側から出されて、それがたいへん天下に議論を巻き起こしておりますが、先ほど来の角本さんの安全性というものは予算、金というものを惜しむべきではないという思想から考えてみても、清水先生のお考えから見ましても、これは安全第一主義ということか……
○太田委員 最初に、これは運輸省にお尋ねいたしますが、二十七日でありましたか、京成電鉄におけるところの追突事故が発生いたしました。これに対しまして、新聞等によりますと、早くいうと、非常にぼんやりした事故であるというようなことが大きく各紙に書かれておりまして、監督官庁の運輸省の責任を問われるような世論がありますが、これに対して、こまかいことはよろしいが、大ざっぱに、何が原因でそういう事故が起きたのか、これを簡明にひとつ御説明をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 その中で大事なものがあろうと思うのですよ。考えてみれば京成電鉄の追突事故というのはしろうと的な事故でありまして、こんなものを新聞等……
○太田委員 自治大臣に対しまして、この間、所信の表明がございましたが、これにつきましてお尋ねをするという約束でございますから、その御所信に関しましてお尋ねをさせていただきます。
十三日にございました御所信の表明は、年末にあなたが大臣として御就任になりましたときの御所信とどこか違っているところがあったのでございましょうか。
【次の発言】 それでは、念のためにお尋ねをしますが、今度の御所信にはこういう長いことばが加わっておりますね。「地方自治行政は、戦後二十余年の間、着々とその歩を進め、地域住民の福祉の向上をはかりつつ、国勢の進展に大きく寄与してまいりました。しかしながら、現状は、地域住民の各種……
○太田委員 荒木国務大臣の所信表明の各項につきましていささかお尋ねをいたします。
最初にお尋ねしたいことは、この間静岡県の袋井市のヤマハレース場におけるところのレーサーの死亡事故、福沢さんという青年が惨死をいたしました事故が起きているのでありますが、こういうものは公安委員長としてあなたはどういうふうに理解をしていらっしゃいますか。一つの事件でございますが、殺人事件であったのか、過失であったのか、何ですか。
【次の発言】 私は、袋井市における磐田署管内でございますか、その事故はまだこの間、ほんの発生したばかりでございますから、それは調査中でいいんです。四十三年、昨年の一月に起きました畑井君とい……
○太田委員 ちょっと関連でお尋ねします。 この提案説明を拝見しますと、五カ年間延長して、さらに復興を進めるんだというのですが、五カ年間で完成できるという見通しはあるのかということ。 それからもう一つお尋ねしたいことがあるのですが、いま非常に島民の生活の苦しいという点がありましたが、しからば生活保護世帯はどれくらい現在あるのが、それから農家所得は一戸平均幾らになっておるのか、いま農家は苦しいとおっしゃったが、幾らになっておるか資料がないのですね。 それからもう一つは、昭和二十九年の十月二十九日の閣議決定というのがあります。これは奄美群島復興事業の基本方針というのが二十九年十月二十九日に閣議……
○太田委員 関連。政務次官、ちょっといまのお話に関連してお尋ねしたいのですが、つむぎの話と観光の話とがすり変わって、質問をされたほうがつむぎの話をして、あなたは観光のほうをおっしゃるけれども、観光もさることながら、海底公園もあるでしょう。そういう観光施設の拡充もさることながら、本来の地場産業であるつむぎ工業というものを少し軽視をしておりはしませんかということを私、苦になってしようがない、先ほどからのお話を承っておりまして。最近六十二億に近い生産をあげておるといわれておるのですから、これに関係して八百何十軒という業者があるし、先ほどの話によると一万四千人近い、そういう労働者が働いておるわけですが……
○太田委員 なるべく短い時間にしたいと思います。 いろいろ同僚議員等かうお尋ねされまして、奄美の新しい振興計画というのは実はたいへんな内容を持っておることを痛感したのですが、そこで具体的な問題をひとつお尋ねをして、ほんとうに偽らざる方向を明らかにしてもらいたい。 それは、林業に対する今度の新たなる復興計画は、事業費およそ十九億七千三百万円、そのような大型の事業費計画をもちまして、そうして林業に対する振興をやろうというのでありますが、すでに十五カ年計画において二十四億円の事業費を投下されておりますから、合わせまして四十五億程度のものが林業開発等振興のために費やされたことになる。しかも林業の関……
○太田委員 ちょっと関連して。
大都市財源の話ですが、自画自賛のように見えますが、道路譲与税を少し補正したからいいじゃないかというお話ですけれども、今度建設省の所管である交通安全施設等整備促進法でしたか、この法律の正確な名前を忘れましたが、今度新たに三カ年計画が立てられるのでありますが、その際に、自動車取得税並びに交通反則金を原資として交通安全施設というものを地方単独でおやりなさい、いわゆる補助対象からはずす、補助事業にはしない、こういうことになりましたね。
これはあなたのほうは御了承済みでございますか。
【次の発言】 歩道をつくるというのは補助事業にしよう。しかしガードレール、それから防護……
○太田委員 大臣にお尋ねいたすところでありますが、きょうは大臣よりもなお詳しい政府委員が御出席になっていらっしゃいますので、この際、地方自治法の一部改正という、いわば住民の基本的権利であり、わが国地方自治の本旨に基づくところの、その基本法である地方自治法の一部改正をなさるというその要点について一、二お尋ねをいたします。 最初にお尋ねいたしたいのは、順序を追ってお尋ねしますが、地方公共団体の処理すべき事務の例示に十七号を加えられまして「消費者の保護及び貯蓄の奨励」というのが入ったわけでありますが、これは一体いかなる所存に基づくものであるのか、何か今日の事態にかんがみまして緊急是正を要する何らか……
○太田議員 地方税法等の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を申し上げます。 ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案について、提案者を代表してその提案の理由と内容の大要を御説明申し上げます。 地方税源とりわけ市町村の税源の充実強化ということは、シャウプ税制以来の課題でありますが、残念ながら今日においては、この問題の解決どころか、逆の方向にあるのであります。 すなわち、市町村税についてみますと、市町村歳入中に占める税収入の割合は、昭和二十六年度の四六%から、四十二年度には三七%に低下している状況にあります。これは主として、市町村税制が税収入の安定に重点が置かれたため、今……
○太田委員 あす財政局長いらっしゃらないようであるし、あすの朝私が質問をする場合の前段の心がまえとしてあなたの見解を一つ二つ聞いておきたいことがあるので、関連でお許しをいただきたいと思います。 それで大臣、あなたから最初ちょっと感想を聞きますが、都道府県、市町村等が予算を編成します場合には、四月の前に編成しなければならぬと書いてあるでしょう。そうすると、そういう場合に地方公共団体の収入は、財政法によりますと、「適実且つ厳正に、これを確保しなければならない。」と第四条にあるわけです。したがって、いまわれわれが審議しております交付税、この中で六百九十億を控えてしまったのですが、こういうことは地方……
○太田委員 交付税法に関し、地方財政計画に関連をいたしましてお尋ねをいたします。
最初に妙な話からいきますが、自治省次官は……。
【次の発言】 それでは佐々木参事官にお尋ねしましょうか。
ちょっと変なことをこのごろ聞いたのですけれども、自治省のある有力なお方が、地方公共団体の長というのは雇われマダムと同じものだ、こういうことをおっしゃったということを聞いたのですが、何かそのようなことをお聞きになったことがございますか。
【次の発言】 それはまたふしぎなことを聞くものでございますね。大蔵省の主計局次長さんがおいでになっていらっしゃいますが、自治省の中に、県知事や市町村長というのは雇われマダム……
○太田委員 国家公安委員長にちょっと関連してお尋ねをいたします。 ただいままでのいろいろのお話を聞いておりますと、いわばけんか両成敗というお答えがあったようであります。どうもそういう感じにとられてしかたがありません。ちょっと具体的に話を聞きますが、これは御存じでございますか、三人が重傷し、十人余りが軽傷を負ったという段階において、一一〇番に急報いたしました。機動隊が参りましたそのときに、機動隊の言うたことは、こういうことを申しておるというのであります。どうせおまえらは反戦でやっておるんじゃないか、それくらいあたりまえじゃないか、こう言ってとめようともしなければ救おうともしない。こういうからか……
○太田委員 長いお尋ねはいたしません。一、二点だけお尋ねをいたしますので、簡明にお答えをいただきたい。 それは先ほどから大出委員と大臣その他政府委員との間の質疑応答を伺っておりますと、どうもこのたびの提案のしかたには、いわば有無を言わさぬという雰囲気が感じられてしようがない。どうも有無を言わずさずこれを出し、有無を言わさずこれを審議させ、有無を言わさずこれを通すのだ。たとえば昨年の三月、昨年度お出しになりました場合には、一応職員団体の意見もお聞きになったとわれわれは聞いております。今度は全然そういうことはない。そういう点につきましても、大出委員が最初申した労使間の信用、信頼なくして将来のいわ……
○太田委員 公安委員長、妙なことをお尋ねするわけでありますが、この前も関連でちょっとお尋ねしたのですが、当時現場にいらっしゃった警察官の方が、社会党の若い者というと、いささか目のかたきにしたような言辞を弄された節があるやに伝えられているわけであります。それで、私は社会党であるから目のかたきにしてけんか両成敗と言ったわけでもなければ、そういう意思があったわけでもないといまおっしゃいましたし、いわばえこひいきした態度はとっておらない、こういうお話でありましたから、公安委員長のあなたの話をそのまま私は信じていきたいと思います。思いますけれども、どうも何か社会党の若い者というのはけしからぬというような……
○太田委員 定年制についてお尋ねをするわけでありますが、その前に、ちょっと私、大臣に少しほかのことでお尋ねしておかなければいかぬような気がしておるのです。 いま交通安全なんとか運動というのがあるのですね。二十日まであるのじゃありませんか。その交通安全運動のさなかに、警察官が無免許、無謀運転、そして通行人殺傷事故、これは即業務上重過失罪を犯したわけでありますが、これに対して荒木国家公案委員長が閣議において最敬礼した、まことに遺憾千万でありましたといって釈明、おわびをなさったという新聞報道がなされておりますが、さもありなんと思うわけです。 そこで、野田大臣にお尋ねをしますが、そういうことがあり……
○太田委員 相済みませんが、五人の方に一つ、二つずつお尋ねをいたしたいと思いますので、順序にお願いを申し上げます。最初一人ずつお尋ねいたしますから、よろしくお願いいたします。 山内教授にお尋ねを申し上げるのですが、地方自治の本旨というたてまえから、定年制をとれないのは違憲の疑いがあるという御議論でございます。それをさらにふえんいたしますと、今後、地方公務員というのは、給与の決定、これも国家公務員に準ずる必要はないのであって、地方で自由にやってやるのが地方本旨に沿う、こういうことに相なろうかと思うのであります。それからもう一つは、公営企業の従業員等の場合も、公営企業は、公営企業法によれば、一応……
○太田委員 関連して。ちょっと議題が公制審ということばが出てまいりましたので、その前に、それに関係する前段の違憲問題、憲法上の権利の保障問題に関連して、私はちょっと法制局長官並びに自治省当局にお尋ねいたします。 まず一点法制局長官にお尋ねしたいことは、山内参考人の違憲論というのは、これは必ずしも当を得ていないという御回答であります。したがって、それは現行法体系をそのまま是認されておりますから、定年制がしかれないということを認めていらっしゃるのでありますから、自治省と同じ見解をとり、自治省の長野局長がおっしゃったように、こういう状態の中で定年制をしこうとすれば、これはその二をつくらなければなら……
○太田委員 それでは最初に今井総裁にお尋ねをいたします。
この芝山町の老人を中心とした決死隊というのが九十三人ぐらい結成されていて、その隊長は七十九歳の、かつて村会議員をおやりになった方がなさっているという話でありますが、その老人の思い詰めた反対というものはその後どうなっておりますか。
【次の発言】 もう少し言ってもらわぬと、さっぱりわからぬ。
【次の発言】 それでは運輸省の村山政務次官、いまのお話で私どもが一番心にかかるのは、その老人たちの思い詰めた反対行動、まあ九十三人という人たちが――みんな六十代から七十代の方でございますね、そういう人がほんとうに決死隊のつもりで反対される、場合によっ……
○太田委員 最初に副総裁にお尋ねをいたしますが、飛行場の敷地にかかる市町村というのはどことどことどこでございますか。
【次の発言】 それぞれの人口とその市町村の財政の規模、お調べになったものがございますか。
【次の発言】 芝山町をどうして抜いたのですか。
【次の発言】 いまは自治省の御答弁でございますけれども、私は公団当局にお尋ねをしておるわけです。公団当局のほうの御答弁がないのが遺憾です。公団当局は自分のところの敷地になるところ、そしてまた、今後関連事業をさせなければならないところの市町村の現況について認識がないということは、私は遺憾だと思う。何も自治省にお尋ねしておるわけじゃない。どうして……
○太田委員 それでは、最初に川上副知事さん、それから藤倉成田市長さん、それからあと小川さんと手島さん、四人に、手続上の問題として先ほど全部おっしゃったことでありますが、小川さんと手島さんとは、下から盛り上がったものでなく押し付けられた飛行場、そういう気持ちの御発言が非常に強くて、それが不満の一番の火元だ、こういう感じをわれわれは受けたのでありますが、そういうことに対して、川上副知事さんとそれから藤倉市長さん、どうお考えになりますか。川上副知事さんは、住民の説得に全力をあげたと最初におっしゃった。どのような方法をおとりになったのか。全力をあげたつもりだが、結果、それは失敗したのであるのかどうか。……
○太田委員 ほんとうは国家公安委員長にお尋ねをしたいところです。私はいまの状態を客観してみますと、梅雨前線の異常な刺激によって豪雨禍が全国的に広がりつつあるときにおいて、一体警察は何をし、各地方の自治体は何を行なったかが重大問題だと思う。いまのお話にありますように、全体で死者五十三名という御報告がありましたけれども、一番多いのは鹿児島県。それで私は特にこの際聞きたいことは、警官延べ七千何百人とかを動員したということもさることながら、一体豪雨の最中においていかなる目ざましい活動がなされたか。警察官として何か人命救助一つぐらいなさったかどうか、あなたは、災害警備活動は現在行なわれておるというのであ……
○太田委員 それでは久保田参考人にお尋ねをいたしますが、復興計画の策定については、都が中心となってやるべきであるという御意見だったと思うのです。私どもそういうふうに思いますし、法のたてまえはああいう表現はしてありますけれども、あくまでも計画をつくるのは都でありますから、この法案が成立しますと、都においてすみやかにこの策定を行なわなければなりませんが、素案というものは、骨組みはできておるんでありましょうか。あるいはこの法案が早々に通ったといたしまして、いつごろまでに都の案はできるのでございましょうか。
【次の発言】 一問一答の形になってはなはだ恐縮でありますが、お許しをいただきたいと思うのです。……
○太田委員 ただいまの御質問に関連して二点だけお尋ねをしたいことがある。最初は騒音の問題でありますから、これは空港公団総裁にお尋ね申し上げます。 この間、参考人として川上副知事がおいでになりまして当委員会におきましてお話しになりました考え方でありますが、それによりますと、六月二十五日に、騒音について、特に超音速旅客機SSTの問題につきましてこうおっしゃった。通常のジェット機並みに下げることができるから心配ないと考えております、それはそのように騒音を消す研究開発がアメリカにおいてなされておるという話でございますから、そう考えておりますというお話でした。したがって、SSTが就航いたしましたときに……
○太田委員 私は主として、中部圏の開発に関する財政上の特別措置法、この法案に関係をして、過疎問題をあわせてお尋ねをいたします。
自治省にお尋ねをいたしますが、本改正案によって、中部圏内のいかなる地域のいかなる事業に対して財政上の援助措置がとられるのであるか、この具体的な内容を総括してお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 さらに自治省にお尋ねをいたしますが、いまお話しになりましたところの県の行ないます対象事業は、公営住宅、改良住宅、道路、港湾、河川、都市公園、漁港等のものであるとおっしゃいました。それから、市町村の行ないますところの対象事業は、道路、下水道、幼稚園、保育所あるいは清掃……
○太田委員 警察のことでお尋ねをいたします。 最初にこれは警察庁にお尋ねをするのでありますが、最近四十五年度の予算編成の時期に差しかかっておりますので、したがってその各種の動きとか計画があるわけで、その中で特に顕著な警察関係の例として、警察官五千人の増員計画というのが伝えられておりますが、そういうのは事実でありますかどうかということと、もしその五千人を増員する計画が素案としてあるならば、いかなる事態を考え、いかなる方向にこれを使わんとするのか、交通であるのか、警備であるのか、防犯であるのか、何であるのか、こういう点についてお尋ねをいたしたいと思います。
○太田委員 最初に道交法に関しまして警察庁にお尋ねをいたします。
伝えられるところによりますと、十月一日を目途にいたしまして反則金制度に関連をいたし、これを点数に換算をいたしまして、それを累積し、ある限度の点数になりますと、その運転者の免許を停止する、こういうことが実施されるやに伝えられておるのでありますが、非常に重大な問題でありますので、もしそういうことが用意されておるとするならば、その概要をこの際明らかにしてほしいと思うのです。
【次の発言】 鈴木交通局長が、四十二年七月十一日に、当委員会におきまして、道交法の一部改正即反則金制度をつくりましたときに、附帯決議を付したことは御承知でござい……
○太田委員 できるだけ協力申し上げます。 先回の委員会におきまして、交通反則金制度に関連する点数制、これは即免停制度につながりますから、反則金制度を四十二年にきめ、このたび政令をもって点数制による免停制度を創設されたことに対して疑惑を感じまして、交通局長にお尋ねをいたしました。その際の御答弁が、四十二年に道交法を改正する当時の警察庁当局、公安委員長の御説明といささか背離いたしておりましたから、公安委員長として正式にあらためて、道交法の改正当時にやらなくて、今回政令でもって点数制を創設し、そして反則金制度と結びつけた理由についてお答えをいただきたいということをお願いしておきました。これについて……
○太田委員 私はきょうは、特に三点にしぼりましてお尋ねをしたい。 一つは過疎地帯と地方財政の問題、それからもう一つはギャンブルと地方財政の問題、その次に交通安全対策予算について、この三つについて、大ざっぱな分け方でありますが、お尋ねをいたしたいと存ずるわけです。 一番最初には過疎地帯の問題、これからお尋ねをいたしますが、経済企画庁のほうに最初にお尋ねをいたします。 政府のほうは最近しばしば過疎地帯の対策に力点を置いているようなお話もありますけれども、具体的にわれわれはこの予算の中からそれをくみ取ることが非常に困難だ。したがいまして、どのような対策が立てられておるのか、政府の過疎地帯の対策……
○太田小委員 佐久間さんにちょっとお尋ねします。 きょうのこれを見ると、別の予算表もそうですが、消防費と基準財政需要額との関係では、一〇〇%以上基準財政需要額で見ておられる。いわば消防費は十分あるというような印象を与える数字が出ておりますが、財政の面から見て、ある程度実態に合っておるかどうかということは、これは数字の上のことですから、私は別に数字は数字で聞きたいと思うのです。 ただ、私が思うことは、現在の東京都の場合でも、品川――あれはあなたのほうの専門でいうと第何区というのだそうですが、品川方面、渋谷、池袋、新宿、江東方面に一たび関東大震災と同じ震度の地震があったときは、何カ所くらいは消……
○太田委員 それでは簡潔にひとつお尋ねをいたしますから、建設大臣のほうもなるべく簡潔にお答えをいただきたいと思います。 まず最初に、国と地方自治体と住民の責務というのが第三条にあるのでありますが、この都市計画というものは、別のことばで言うならば、町づくり、村づくりということだと思うのです。したがって、町づくり、村づくりということは、本来は市町村と住民の仕事であるべきなんです。それが都市計画の本質だというふうに私ども考えておりますが、先ほど大臣は、たしか神田さんの質問に、地方市町村の議会もこの計画にタッチするというふうにお答えになったと思うのですけれども、この法案を見ると、そういうふうに読めな……
○太田小委員 私ども掛け金率の問題についていろいろあるので、見込み額でよろしいが、四十二年度の短期経理の収支の状況というのはわからないでしょうか。およその四十二年度の見込みでいいんです。どんなものでしょう。特に、全部わかればよろしいが、市町村関係なら市町村職員共済だけでもいいですが、およその見込みはわかりませんか。
【次の発言】 それからもう一つお尋ねしておきたいとことは運用金利の問題ですね。いまの実勢は何分何厘になっておるのですか。大ざっぱでいいです。
【次の発言】 いわば結論からいけば、だいぶもうかっているということですね。だからそのもうかった金を何に使うか、いろいろな問題もあるでしょうけ……
○太田分科員 最初に建設省の道路関係についてお尋ねをいたします。大臣もいらっしゃいますけれども、この間の二月二十七日の予算委員会で、私ども社会党の阪上委員が、これは保利建設大臣並びに佐藤総理に対しまして、都市化現象につきまして、地域開発問題と関連をいたしまして、非 常に突っ込んだ質問をいたしました。その際に佐藤総理が、都市化の本質と申しますか、都市化現象についてどう考えておるかということに対しての御意見の御表明がありました。それはこういうことです。「ただいまの都市化現象で一番私どもが困りますものは、一つは、交通問題、もう一つは、公害問題、この二つは目に見えて、今日ほうっておくわけにいかない問……
○太田分科員 運輸省関係の予算についてお尋ねをいたしたいと思いますが、その中で、特に私は重点を予算の説明の鉄道関係の第四にしぼってみます。 第四には、中小私鉄の振興に必要な経費として七千九百六十六万七千円が計上されております。これは地方鉄道軌道の欠損等に対して補助金として交付されるものであり、目的は地方住民のための交通を確保し、民生の安定に寄与することとしておられるのであります。私は、これは振興整備の法律に基づきますところの具体的な措置として逐年行なわれておることでありますから、非常にいいことだと思うのでありますが、まあこの金額の多い少ないということを議論するところに結論がきますけれども、私……
○太田分科員 それでは、私、簡単に一、二点のお尋ねをいたしたいのでありますが、特に大臣に、自治省予算の中の消防関係の予算についてお尋ねをいたします。 私、思いますのに、消防というのは、これは申すまでもなくして、火事があったときにそれを消すということが当面の仕事ではありますけれども、防災ということについても重大な配慮を払わなくてはならない義務があるのでありまして、防災の体制、その内容いかがであるかということは、将来の日本の国民の生命、財産を守るという立場からいいまして重大な問題だと思うのです。 そこで、最初に中央防災会議のことについて大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、中央防災会議は防災……
○太田小委員 消防に関してお尋ねするわけですが、最初に、新しい長官が御着任になりまして以来、施策も積極的なものをお持ちであるように伺っておるのでありますが、ぜひひとつ日本に消防庁ありという、そういう名誉を高めていただきたいことを、特に松島長官に御期待をいたしております。 それで、最初にお尋ねいたしたいことは、足元のことです。この東京都は災害には非常にもろい点をたくさん持っておるのでありますが、特に江東地区の地盤が低い、ゼロメートル地帯といわれているところでありますが、この江東地区ゼロメートル地帯は、水難に非常に心配がある。震災の場合の火事の心配がある。心配だらけのところでございますが、江東に……
○太田分科員 私は、総理府を中心にいたしまして、交通安全対策の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 これは人口二十万以上の大きな都市で行なわれた交通共済の帳じりの話でありますが、四割ぐらいの市民が加入いたしまして、さて一年やってみたらば二千万円をこえる赤字になっちゃったという例があるのです。それはどうしてそんなことになったんだろうと関係者が検討してみたらば、思いがけない事故が多かった。しかも、その事故の中に、負傷者が治療を要する期間が長期間のものが多い。そのために最高の見舞い金をとる。たとえば一年以上十五万とくると、十五万というような見舞い金を出さなければならないのがたくさんあって……
○太田分科員 最初に、これは運輸省にお尋ねをいたしますが、この間、二月の十二日でございましたか、静岡県袋井市のヤマハテストコースにおきまして、テスト中の車を操縦しておりました福沢という青年が二百五十キロの壁に挑戦をして、原因不明のままに惨死をしたという報道がございましたが、この原因というのは、運輸省でございますか、車両基準のたてまえからいいまして運輸大臣のほうで何かお調べになったものがございますか。
【次の発言】 何か、新聞の報道するところによりますと、ばらばらになった標識が散らばっておるような写真が出ていて、車もなければ人もない、警察の鑑識が行ってもどうにもならなかったということが報道されて……
○太田分科員 私どもがいまのいろいろの政府提案の法律、予算等を見ております場合に、気になることがあるのです。それは、とかく金持ちが優遇されて、大衆には重い税金がかけられるという金持ち優遇、大衆重税の傾向というものを、非常にわれわれは気にしておるのであります。そこで、ことしの住民税の減税というのは、課税最低限をわずか九万円何がし引き上げ、所得税との格差がさらに開いていくという残念な結果に相なっております。したがって、われわれが金持ちと思うたとえば数千万円の株式を持って、配当所得が二百万も三百万もあるというような人たち、これはあまり税金がかからない。そして、百万未満のしがない勤労者に、重い税金がか……
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