このページでは鈴切康雄衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○鈴切康雄君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、反対の討論を行なうものであります。(拍手) 世界の平和と安全を確保し、すべての人類が社会の繁栄を享受し、幸福な生活を営むために、正しい世界秩序を確立し、平和な理想社会の建設を願わない者はないのであります。 しかし、今日の国際情勢を見ますと、まことに遺憾なことではありますが、中東紛争はいまだ完全な解決を見ず、また、悲惨なベトナム紛争は、いつ果てるとも知れない状況であります。さらに中共の水爆実験等の成功、米軍の極東戦略体制の強化などにより、極東の緊張緩和への道は、け……
○鈴切康雄君 私は、公明党を代表して、ただいま趣旨の説明がありました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案外四件について、その内容と、それに関連する諸問題に対し、総理大臣、大蔵大臣、総務長官に質問をいたします。 そもそも、国家行政の根幹をささえるものは公務員であります。その制度の適否、優劣は、国家の命運、国民の福祉に大いなる影響を与えることは、ここにあえて申すまでもございません。公務員は、国民全体の奉仕者としての自覚に立ち、新憲法下の公僕としての地位と責任を十分果たすよう努力せねばならない立場であります。しかし、公務員をして後顧の憂いなく職務に全うせしめるためには、その献身と……
○鈴切康雄君 私は、公明党を代表して、今回発生した十勝沖地震による被害に関し、政府の基本的方針及び具体的対策を、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 わが党は、昨日、直ちに党本部から、北海道並びに東北両被災地にそれぞれ調査団を派遣しましたが、現地からの報告によりますと、被災者の打撃もきわめて深刻であり、緊急にその対策を必要とするものであります。四十数年前の関東大震災に次ぐ大規模な、しかも、広域にわたる被害を及ぼした今回の地震は、わが国の歴史上における最大の悲劇の一つでもあります。 まず、質問に先立って、災害のためにとうとい人命を失われた方々に対し、衷心より哀悼の意を表するとともに、罹災さ……
○鈴切康雄君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております行政機関の職員の定員に関する法律案に対し、反対の討論を行ないます。 行政機構の合理的な簡素化と能率向上は、長年にわたる国民の強い要請であり、この実現は政府に課せられた責任であります。しかるに、佐藤総理は、総理就任以来、機会あるごとに行政改革の実現を国民に公約し続けてまいりましたが、その実態は、官僚政治の悪弊を改善する努力と意欲を全く欠き、いたずらに各省庁のセクショナリズムにまかせ、行政機構の膨大化、複雑化をただ傍観していたにすぎません。このことは、佐藤内閣の本質ともいうべき公約の不履行、国民不在の政治姿勢を明らかに示し……
○鈴切康雄君 先ほど報告のありました太平洋諸島信託統治地域に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定に対し、私は、公明党を代表して、北澤委員長及び総理並びに関係大臣に質問するものであります。 外務委員長北澤君は、就任以来、その豊富なる外交問題に関する経歴を生かし、その温和な人柄と相まって、委員会運営に大過なきを得られたのでありまして、私どもも、同僚議員の一人として心から喜んでいたのであります。 しかるに、北澤委員長は、二十八日、理事会での話し合いを一方的に問答無用と打ち切り、突然、計画的かつ犯罪的な質疑打ち切りを行なったのであります。委員会の開会中、質疑の通告をしていた公明党の伊藤委員を指……
○鈴切委員 私は、家庭生活問題審議会について少々塚原総務長官にお伺いしたいと思ったのですが、いま御用でちょっとお席をはずしておられるようでありますので、もし御答弁があとで願えればお願いしたい、そのように思います。 まず第一に、家庭生活問題審議会のそもそもの発足につきまして調査いたしましたところが、四十年の佐藤首相の年頭のことばで、明るい住みよい健全な家庭、社会づくりというキャッチフレーズから端を発して、いわゆる家庭憲章ともいうべきビジョンを打ち出そうというのがねらいでありますが、この審議会が昭和四十年六月に設置されながら、審議会の委員が人選され任命されたのが九月、審議会に諮問されたのは十一月……
○鈴切委員 運輸大臣、四月十九日の佐藤総理と石坂経団連会長の会談の内容を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 少なくともこの問題については大きな政治問題に発展しておるにもかかわらず、大臣が全然知らないということはどういうわけですか。
【次の発言】 閣議後の記者会見で、航空界の再編成はこの際根本的に再検討する必要があると発言したが、その内容についてお願いいたします。
【次の発言】 閣議後の記者会見で、航空界の再編成はこの際根本的に再検討する必要があると発言をされたが、その内容についてはどういうことでありますか。
【次の発言】 運輸大臣は、全日空に要望した中に、経営規模縮小もやむを得……
○鈴切委員 関連。三十四年度から今日まで長い間未確認事項があるということは、これは問題だと思うのですよ。それで三十四年度あるいは三十五年度の国民所得に占めるところのパーセントというものは、かなり大きいものがある。それをそのまま今日まで未確認事項としておるということに対して、長官はどういう態度で今後お臨みになるつもりなんですか。その点。 それからもう一つ、次期の戦闘機をきめるのに、長官は、他国に脅威を与えないような機種を選ぶと、こういうふうなお話であったのですが、まるっきり脅威を与えないような戦闘機がはたしてあるであろうか。脅威を与えるのと抑止力とは、どういう関係があるのか。その点長官に伺いた……
○鈴切委員 六月三十日の本委員会の席上、浜田委員の基地問題に対し、住民の経済発展、各地域の安定、人命の尊重という観点から、どのような態度で基地取りきめをするのかとの質問に対し、長官は、それぞれの地域住民の福祉に寄与するため、基地の存在する場所についてはきめこまかな配慮をする必要がある。米軍基地に対しては、日米安保の基地貸与協定に基づくものであるが、地域住民の納得と協力を得て弾薬庫、基地を得ることはできるのであると答弁されましたが、非常に大切な問題でありますので、確認のため、もう一度政府の基地に対する基本方針をお伺いしたいのであります。
○鈴切委員 非常に審議の時間がないので、もう少し時間をほしいのですが、その点は一応お話し合いになっておりますので、簡単に総務長官からお聞きしたいと思います。
戦後二十二年、政府は戦後処理として幾つかの施策を講じてきているわけでありますが、いわゆる戦争犠牲者への措置に対しては、どのような基本的態度で今日まで臨んでこられたか。それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その中でも、いわゆる政府が戦争犠牲者の範囲をどの程度まで考えておられるか、具体的に御答弁願いたいと思います。そしていままで講じてこられた処置についてお伺いしたい。
【次の発言】 戦災者並びに強制疎開者、これは、私の考えでは中途は……
○鈴切委員 国民は今回の事件で豚肉の食用にたいへん恐怖を抱いていると同時に、現在非常に不安な状態に置かれているということは事実であります。食べたくても食べられないという状況のもとに、しかも食肉店などは、売り上げに響いて、現在は半分以下の売り上げしかないというところもあるそうであります。政府はこれに対してどのような対策を施していかれるかについてお伺いしたいのであります。
【次の発言】 JASの内容認定法について御説明願いたいと思います。また、今回問題になったハム、ソーセージについての実際は規定どおり検査をしておったかどうかという問題、これについてお伺いいたします。
○鈴切委員 先程から話がありましたとおり、九州、四国の干ばつは筆舌に尽くしがたいわけであります。すでに百日になんなんとする日照りで飲み水はかれてしまい、全国的に見ると大鵬作であると報ぜられているだけに、干害を受けた農家、地方公共団体は想像に絶するものがあります。そこで、人心を安定し、具体的な措置を適切に講ずることは急を要する問題であるがゆえに、大臣の発言はまとにこ意義があるわけであります。 先ほど天災融資法、激甚地の指定については、大臣は、調査に基づいてなるべく早くするという答弁から、さらに十月二十日までに出す、そのように言われましたが、いま一度大臣の御決意のほどをお伺いしたい。
○鈴切委員 人事院の総裁にお伺いしたいわけですが、今回の勧告で人事院が特に留意をされた点は何でありますか、お伺いいたします。
【次の発言】 公務員試験の受験者が、昨年は一昨年より五・六%も減少しているわけです。また医師などは、民間流出も非常に多い。今回の勧告で初任給の引き上げや医師の給与改善が重視されたが、まだ不十分ではないかというふうに言われているわけですが、その点についてお伺いしたい。
【次の発言】 いま総裁からお話がありました今度の勧告の中でも、手当としての特色の都市手当の性格についてお伺いいたします。
【次の発言】 都市手当はかつて問題になっておりました地域手当の復活であるというふうに……
○鈴切委員 時間の制約もありますので、簡便に御質問申し上げますから、答弁のほうも実のある答弁をお願いしておきます。 近年のわが国の建設投資の伸長は著しいものがあります。これらの公共投資額の伸長増大はわが国の道路、港湾、公共住宅等の充実あるいは災害に対する国土保全等に資するものでありますが、それに伴い土地価格、特に市街地の土地価格はウナギ登りになっているために、これらの投資額のうち、用地取得費の占める比重は年々大きくなっているわけであります。たとえば道路投資では、この用地関係費のウエートは逐年に大きくなり、四十年度においては二〇%以上になろうとしているわけであります。このことは、公共投資額の名……
○鈴切委員 四十年度の会計検査院から出されている決算報告書の中に、防衛庁関係の未確認事項が出されているが、昭和三十四年から毎年非常に大きな金額が未精算、未納入となっておるが、なぜこのような大きな金額が未確認になっているかといういきさつについて、また内容について、検査院のほうから御説明を願いたい。
【次の発言】 三十四年から四十年までの年度別の精算書の未着件数、金額、物品はどういうものであるか、お答え願いたい。
【次の発言】 それでは物品未納入の件数、金額、物品名。
【次の発言】 それでは精算手続中のものはどれだけあるか。
【次の発言】 クレームの未解決の分はどうなっておりますか。
○鈴切委員 いま、大出さんのほうから詳しくいろいろありましたので、公務員給与の改定にあたって、基本的な考え、姿勢について簡単にお伺いしたいと思います。 まず、過日、本会議で佐藤総理は、答弁で、本年は八月実施をしたので、一歩前進である、誠意をくんでもらいたいというふうなお話がありましたが、人事院勧告の完全実施をたてまえとするならば、総理の答弁の「誠意」は、私は非常に疑義があると思うわけです。財源がないから実施できないとするのじゃなくて、完全実施するには、前提としてどのように財源を捻出すべきであるかということについて、田中総務長官にお伺いします。
○鈴切委員 これは、海外移住事業団から出されておりますところのパンフレットであります。その概要を見ますと、第一ページに「海外移住政策の基礎となるべき理念は、国民に日本とは事情を異にする海外における創造的活動の場を与え、これを通じて、直接、間接に国民の具有する潜在的能力をフロンティアにおいて開発しその結果相手国への開発協力と世界福祉に対する貢献となって、日本および日本人の国際的評価を高めることにならなければならない。」「当事業団は、この答申に従い制定された海外移住事業団法に基づき、移住者の援助および指導その他海外移住の振興に必要な業務を国の内外を通じて効率的に行なうことを目的とする。」とこのよう……
○鈴切委員 公害問題でその名を知れわたっておりますところの三重県四日市市に、恐怖の日永肝炎が発生しているというこの事実につきまして、その経緯をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 原因不明のままになっている間にすでに二十名余の人々が犠牲になっているわけでありますけれども、この病気についての経過、そして並びにこの種の病気の発生した分布状況はどのようになっておりましょうか。
【次の発言】 私の調査によれば、昨年の十一月中旬市立病院に入院あるいは通院している肝臓疾患の大部分が日永と四郷地区の人たちであることから疑いが持たれて、直ちにその患者百三名について調査をした結果、市内の人が八十五人、うち日永……
○鈴切委員 大蔵大臣も時間がおありでありますので、大蔵大臣に早いところ質問をしていきたいと思います。 私は、去る四月二十二日の外務省の所管のときにはもっぱら移住事業のことについてだけ質問させていただきました。また他の同僚議員によって経済協力及び技術協力の一部が質問されましたが、私としては、この重要な経済協力という問題についてこの程度の政府の説明においてはどうも納得できないものがあるわけであります。そこで、幸いにしてただいま昭和四十二年度の前期の予備費の使用にあたりインドネシア共和国経済協力に必要な経費及び総理のたびたびの東南アジア及び大洋州諸国訪問についての国費支出についての報告がありますの……
○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書外三件、昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書外三件について、いずれも承諾できないことを申し述べたいと存じます。 十三日予定されている総理の出席のとき明らかにしておきたいと思っておりましたが、予定が変更されましたので、討論の中に織り込んでその反対の理由にもいたします。 その理由といたしましては、まず第一に、予備費の使用なるものは緊急やむを得ないものに限られるべきでありまして、それ以外のものは既定経費として計上すべきものであります。 申すまでもなく、予算は、国会の議決を得て使用されるべきものでありまして、これ……
○鈴切委員 同僚議員からいま質問がありましたが、事が重大な問題でありますので、四十年度決算の総括に先立ち総理に質問をいたしますが、米原潜ソードフィッシュの周辺で、異常放射能値の原因が、米原潜による放射能汚染の疑いが濃いという科学技術庁の調査団からの報告が報道されております。三十九年八月アメリカから口上書で、周辺の一般的な自然放射能に測定し得る程度の増加をもたらす放出水その他の廃棄物は軍艦から排出されないとの約束であったが、今度の場合原潜による汚染だとすれば、政府はどのような処置をとるか、総理にまずお伺いいたします。
【次の発言】 原因を追求するのはもちろんのことであります。しかし、こういう問題……
○鈴切委員 現在法務省設置法の中に旭川刑務所の移転の問題がありますが、現在刑務所の移転、改築等がだいぶ計画されているようですけれども、その計画についてお伺いしたいのです。
【次の発言】 旭川刑務所について、完成時期、建築費用、それから矯正施設は必ず地元との間に問題があるわけですが、その地元対策の有無について、状況についてお伺いしたい。
【次の発言】 旭川刑務所の建築費用の一部が東京拘置所の一部から振りかえられているわけだが、そのいきさつについて……。
【次の発言】 東京拘置所の巣鴨から小菅への移転はいつできるのか。そのあと地利用計画はどうなっているのか。
○鈴切委員 民間企業においては、災害補償制度は労災法が適用されているが、炭鉱災害やその他の例に見られるごとく労災法の補償とは別に団体交渉権によって会社が被災者に弔慰金を支給する場合が多いし、またそのとおりになっておると思うのです。しかし公務員の場合は災害補償法に規定する補償のみで、その災害形態に応じて別途他の手当てがされる道は制度上、法制上全然考えられていない。労災法と災害補償法はその給付水準が同様であるので、公務員は民間の労働者と比較して民間の最低の補償のみしか受けていないことになるわけです。先ほど受田同僚議員から、すなわち災害においては、民間給与との比較で給与をきめるような形でなくして、国……
○鈴切委員 本日は運輸大臣も朝から引き続いて、まことに御苦労さまでございます。
私が最後でありますので、もうしばらくごしんぼうのほどをお願いしたいと思います。
そこで、新島に射爆場ができると仮定したときに、想定される種々の問題というものが私はあると思いますが、たとえば航路についてお伺いをしたいと思います。定期旅客船用航路が、常時制限水域、使用時制限水域にかかると思いますが、その状況はどのようでございましょうか。
【次の発言】 使用時制限水域にかかる航路はいかがですか。常時でなくて、使用時。
【次の発言】 私がおたくからいただいておる資料もここにございますが、この資料から申し上げますと、あな……
○鈴切委員 きょうは一省一局削減について問題がしぼられておりますし、問題点があまりにもはっきりしておりますので、論議が重複する点もあろうと思いますけれども、その点は了承していただきたいと思います。
行政機構の簡素化及び能率化という観点から、総理はみずから一省一局削減としてのショック療法を打ち出されました。局の所掌事務そのものの整理を含んでいないので、簡素化あるいは能率化がはかられるということは、どういう理由からでありましょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 総理が、要するに行政改革はこれからだ。前向きの姿勢を示されるとするならば、当然具体的に行政機構の簡素化の腹案かあるいは計画がなくては……
○鈴切委員 一省一局削減に関連しまして今日までいろいろ議論がかわされてまいりましたが、総括にあたりまして、行政改革の推進に当たる長官に行政改革に対する姿勢と考え方について少々お伺いいたします。
ずばり言って、何が行政改革を難事中の難事にしているかという原因について、まずお伺いいたします。
【次の発言】 確かにいま行政管理庁長官の言われたのもその一因と思うのでありますが、私は私なりのやはり考えがあるわけであります。
まず、私はいまの時点におけるところの考え方としては、長官自体の指導性のなさということを思うのであります。その例としては、行政機構の簡素化等のための総理府設置法等の一部を改正する法……
○鈴切委員 先般提案理由の説明がありました許可、認可等の整理に関する法律案、その内容においては「第一に、許可、認可等による規制を継続する必要性が認められないものにつきましてはこれを廃止し、第二に、規制の方法または手続の簡素化をはかる要があるものにつきましては規制を緩和し、第三に、下部機関において迅速かつ能率的に処理を要するものにつきましては処分権限を下部機関に委譲し、第四に、統一的に処理を要するものにつきましては許認可等を統合」したとありますが、これは非常にわかりにくいと思うのです。提案理由を見ましても、非常にわかりにくいわけであります。整理をした理由について、もっと明確に、国民にわかるように……
○鈴切委員 動物性たん白が乏しい国民生活の中で食肉という問題はまことに重要な問題であります。その意味において、供給と需要のバランスをとるために畜産振興事業団の存在はまことに大きな意義があると思うのですが、その趣旨及びその業務の態様について御説明願いたい。
【次の発言】 畜産物の価格の安定ということは、私の考え方では、主たる目的はいま申されましたとおり、消費者保護の物価安定と、もう一つは生産者の価格安定による保護との両面が含まれていると、かように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 指定食肉である豚肉の価格の安定をはかるために、事業団としては安定基準価格と、それから安定上位価格とを設け……
○鈴切委員 ただいま大出委員から長時間にわたってきめのこまかい質問をされましたので、その質問に重複する点はあろうと思いますが、それだけにやはり公務員給与の問題は公務員の死活の問題でもあります。いままでの惰性ということからもそれを打ち破らなくちゃなりませんし、また念を押す意味において、さらに質問を申し上げたいと思います。 佐藤人事院総裁は、国家公務員に対する給与改定の勧告、いわゆる人事院勧告の時期についての見通しを例年どおり八月十五日前後と、このように記者会見で発表されておりますけれども、すでに調査の集計の検討も最終段階であると思うが、ことしの春闘の高額ベースアップ及び三公社五現業の大幅賃上げ……
○鈴切委員 一昨二十七日の報道によれば、北朝鮮側地域に米軍が、武装人員が三十八度線を越境したと報じられているが、このような問題が、三十八度線で紛争がしばしば起こっている、そのように聞いておりますが、その状態についてお伺いしたい。
【次の発言】 紛争が、です。
【次の発言】 そこで総理、いいですか、このような極東情勢の緊迫した状態を総理はどのように判断されているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 そこで、このような紛争をはらんでいる朝鮮の問題についてお伺いいたします。
まず、朝鮮に対する国連軍はどのような性格を持ち、現在の配備状況についてどのようになっているか、お伺いいたします。
○鈴切委員 時間の制約もありますので、簡単に御質問を申し上げます。 住宅対策費の推移を見ますと、昭和四十一年度は四百三十七億七千二百万円で、三十五年度に比較をすれば約三・七倍となっております。一方、建設戸数は七万七千百十二月で、三十五年度の戸数に比較すれば約一・四倍であります。これは住宅一戸当たりの規模、構造等の改良による一戸当たりの単価増にもよりますけれども、その間の用地の値上がり、労務費の値上がりによる単価増も無視することができない問題であります。また、これらの値上がりは民間住宅建設のネックともなるが、建設省は、住宅行政の上からもこの面の物価安定に対してどのような施策を実行されておるか、……
○鈴切委員 四十一年度の税務行政について昭和三十年と比較をしてみますと、たとえば法人数では四十九万が九十万に大幅に伸びております。それから申告所得税のほうでは二百四十万人が三百二十万人に増加して、さらにさらにこれから増加の一途をたどり、質的にも納税者の経済活動が大規模化かつ複雑化しておる。税務調査においては非常に困難の度を加えているのであります。事務の効率化、調査の重点化をはかって補っているようではありますけれども、これにもやはり限度があるのではないか。来年度の予算編成にあたって低所得者の切り捨てを実施すべきと考えられますが、そのためには給与所得控除の大幅な引き上げ並びに課税最低限の引き上げと……
○鈴切委員 われわれが常に心配をしていた問題が、沖繩の嘉手納基地でB52戦略爆撃機が大爆発をするという事故となってあらわれましたけれども、そもそも本年の二月の初めにB52がグアム島から沖繩の基地に何のために移駐されたか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 それでは、沖繩基地にいるB52は常駐であるか、一時的な移駐であるか、その点についてお伺いします。
【次の発言】 従来はグアム島から北爆をしていたのを、極東情勢の、あなたが言うベトナムの緊迫ということから、B52が移駐をされたというようなお話でありますけれども、現在においては、B52が移駐をされるに必要な、要するにベトナムの緊迫感というものに……
○鈴切委員 きょうは幸いにしてしばらくぶりの雨に見舞われまして、長官も安堵の胸をおろされておるのじゃないかと思いますけれども、つい最近までは、東京においてはついに雨なしの新聞記録を出してしまいました。現在は異常乾燥という、まことに火災発生を起こしやすい状況下、時期を迎えて、消防の強化はまことに必要性があると思いますが、昭和四十三年度において、現在までの火災の概況について、また損害について御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 まず一般の火災もさることながら、最近における高層建物及び地下街などの増加でありますが、これら諸施設に一たび火災が起こった場合、一般の建築物とは違った消防活動が必要になる……
○鈴切委員 主計局次長にお伺いします。これは一問でいいと思いますが、大型景気空前の持続ということで、企業のふところが岩戸景気のときの連続七期を上回る増収、増益が見込まれるのは確実であるといわれております。経企庁の見通しによると、国民所得の計算による本年度の民間設備投資は、年度当初の政府見通しである七兆九千億を上回る八兆三千億円にふくらみ、税の自然増収も相当見込まれているということでありますけれども、本年度の税収の見込みはどれくらいですか、お伺いします。
【次の発言】 経企庁の見通しは、かなり大幅な自然増収があるというふうに言っているわけでありますが、そのことについて、どこまでも見込みであります……
○鈴切委員 政府は、三十日の閣議で、人事院勧告による国家公務員の給与改定について、勧告のアップについては八%引き上げることとし、実施時期についてはまたもや不完全実施の八月一日からと決定をしたが、なぜ勧告どおり完全実施を閣議で決定できなかったか、その理由についてお伺いいたします。
【次の発言】 給与担当大臣として田中総務長官は、給与をきめる七人委員会においてどのような発言をされ、またそれが実際においてどのような反対の意見があったかということについて、その内容についてお伺いいたします。
【次の発言】 これはたしか参議院の予算委員会であったと思いますけれども、木村禧八郎君から質疑があったとき、水田大……
○鈴切委員 公務員の統一ストがあすに控えております。政府は、最悪の事態に対してそれを収拾するのに何か具体的な解決策を考えておられるかどうか。またどのように話し合いをされておられたかどうか。またさらに話し合いを進めていくつもりであるかどうか。その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 スト権や交渉権の剥奪されておるところの公務員があえて実力行使をせねばならないという、そういう事態に追い込ましたのは、私は政府の責任であると思います。一方、公社並びに現業に対する仲裁裁定の実施経費は約八百二十六億円と推定されておりますが、それは補正なしで四月から完全実施をされております。なぜ一般公務員を差別扱いを……
○鈴切委員 先ほど同僚議員から非常に重要な質問がなされたわけであります。それは防衛庁が一日、航空自衛隊の次期主力戦闘機を、米国のダグラス社のF4Eファントムを採用するに決定をした、そのようにいわれたわけでありますが、これは防衛庁の決定であって、どこまでも内定であります。ゆえにその後来るものはやはり何といっても国防会議を経てそしてさらに閣議決定ということによって初めて正式決定というふうになると私は思うのですが、その点について国防会議にかけないという、そういうことは私にはどうしてもふしぎでならないわけですが、その点についてもう一度明確な答弁をお願いいたします。
○鈴切委員 総務長官にお伺いいたしますが、私どもはどこまでも人事院勧告の完全実施をやるのはこれは当然の政府の責任である、このように主張しているものでありますけれども、一昨日以来、当委員会、国対のいろいろの折衝の過程を重ねて、八月実施という政府から提案されたことに対しての前進の意味をもっての話し合いがなされている。その結果、心配された十八日の公務員共闘会議の第二波、実力行使が回避されたということは国民としてまことに喜ばしい次第だと思うわけでありますが、それだけに、いよいよ来年は完全実施するに対しては見通しも非常に明るくなってきたんではないかと思うのです。来年度において、政府は人事院からの勧告が出……
○鈴切委員 新潟の水害といえば近年宿命的でありまして、昭和四十一年の七・一七、翌四十二年の八・二八水害、そして過日の八月九日未明の集中豪雨と、連続水害は実に集中豪雨による河川のはんらん、決壊という事態を招いておりますが、六月の新潟の気象台の発表によりますと、七月の後半に日本海方面に大雨が降る、水害発生のおそれがあるとの長期予報を発表しております。気象庁にお尋ねしたいことは、ここ数年来というものは非常に集中豪雨が全国的に襲いかかっておりまして、各地に非常に災害をもたらしているわけでありますが、こういう最近の集中豪雨というものは、これは一時的な天候異変によるものであるか、あるいは将来もこういうふう……
○鈴切委員 大臣にお聞きしたいことがあるのですが、一九五〇年の十月十七日のいわゆる三十八度線突破決議と国連軍の問題について少々お伺いいたします。
一九五〇年の六月二十七日、安保理事会決議の勧告決議は、国連憲章第四十二条によるいわゆる制裁措置、すなわち軍事的措置をとるという決議であると思いますが、その点間違いありませんか。
【次の発言】 国連憲章第四十二条によるいわゆる制裁措置、これに対してはどうですか、お聞きしておきます。
【次の発言】 それでは、この決議の国連加盟国に対する拘束力はどういうことになりますか。
【次の発言】 それであるならば、結局、結論というのは、義務的であり、勧告決議は強制……
○鈴切委員 たいへんごりっぱである。あなたは、さすがにそういう道義の世界に生きてこられただけに、率先垂範しておられる。あなたのような閣僚ばかりであるならば、日本の政治はとっくに切り変わっておるはずだ。現状はまことにきびしい。天国と地獄の住宅事情である。あなたはそれを閣内においても、人にこういうことは押しつけてもいいと思う。閣内で、お互いは別荘を幾つもつくるようなことは遠慮して、庶民の家をつくろうじゃないか。あなたによって閣内がチェンジできると思います。政治家がチェンジし、あなた一人が閣内で主張されることによって、そういういい空気ができる。こういうことで頭の下がるあなたのような方々がすべての閣僚……
○鈴切委員 二日の午後、北海道の赤平市茂尻の雄別炭鉱茂尻鉱でガス爆発がありました。大きな事故であると報道されております。犠牲者が出るたびに、炭鉱の爆発といえばまたかと、そのように痛ましい思いがするわけでありますが、またそういうことが二度とあってはならないという観点から御質問をいたします。
まず、その事故の概要についてお伺いいたします。
【次の発言】 炭鉱の中にはガスの事故を起こしやすい山があると通産省でも言っておったようでありますけれども、この茂尻鉱では昭和二十五年、二十六年に相次いでガス、炭じん爆発を起こしたのに引き続いて、三十年十一月一日には六十人が死亡する爆発事故を起こしているわけであ……
○鈴切委員 時間の関係上、端的に質問をいたしますので、総理も答弁は簡明にお願いをしたいと思います。
まず総定員法の三年五%削減方式は全体の公務員数をふやさずに行政需要の消長に対処するためのものである、そのようにいわれておりますけれども、これが各省設置法ではできないとする理由について、総理からその考え方をお伺いいたします。
【次の発言】 現行の各省設置法方式では減員は行なわれずに増員のみが行なわれ、結局公務員の数はふえる一方だといわれておるけれども、それは政府の行政上の責任を一方的に国会に押しつけることになると思うが、総理の考え方をお伺いします。
○鈴切委員 今度提出された厚生省設置法等の一部を改正する法律案の中で、厚生省の付属機関としての児童手当審議会を設置することについて、政府はなぜその設置期限を昭和四十六年三月末までの二年間にしたか、その理由について。
【次の発言】 すでに児童手当懇談会においては昭和四十二年十一月、厚生大臣からの児童手当制度の構想について二十三回の会合を重ね、慎重に審議をされ、関連制度との調整、制度の細目については検討する事項が残されているとはいえ、制度の構想、基本的方向は明らかになっているわけであります。とすると、政府は審議会を二年間にされたということは、明らかに答申がおくれたという理由を隠れみのにして、そして……
○鈴切委員 先般、下総の御料牧場と高根沢の御料牧場を視察をしてきたわけでありますが、下総のほうは、御存じのとおり事情がありまして、つまびらかには見ることができなかったわけであります。その上において、きょうは総務長官並びに宮内庁の関係の方に御質問を申し上げたいと思いますが、まず第一に、下総を廃止して高根沢を選定するまでの経緯を御説明願います。
【次の発言】 高根沢のほうに取得をする経緯は一応御説明願ったわけでありますが、この経費関係については非常に複雑な経緯をたどっておるように思いますが、昭和四十二年及び四十三年の予算において国庫債務負担行為等を含めていろいろの経緯をたどって今日にきているわけで……
○鈴切委員 中国の食肉の輸入についての今日までの一切の経緯がどういうふうになっておるか、その点をお話し願いたい。
【次の発言】 いま三回の調査報告に基づいてというふうにお話しになりましたけれども、その三回の調査報告の具体的な点についてもう少し説明していただきたいと思います。
【次の発言】 わが国が、中国食肉の輸入問題が起こってから、農林省と連絡の上専門調査団、あなたがおっしゃるとおりに昭和三十一年、四十年、四十一年に中国を訪問し、家畜防疫衛生状況を調査しましたですね。
そこで、四十一年に訪中した田中良男という、これは元農林省の衛生課長だと思うのですが、中国の家畜衛生管理、防疫体制はすべて非常……
○鈴切委員 すでに同僚委員からいろいろ質問をされておりますので、簡明に御質問を申し上げたいと思います。
今回の恩給年額の増額についてまずお伺いいたします。昭和四十年十月改定時の恩給に四四・八%の数値を改定の率としておりますが、これは単に物価上昇を考慮した数値にすぎないわけであります。恩給審議会の答申においても、公務員給与との格差を調整する必要があると述べているにもかかわらず、物価だけにした理由はどこにあるのか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 恩給法の第二条ノ二には「国民ノ生活水準、国家公務員ノ給与、物価其ノ他ノ諸事情ニ」というふうになっておりますが、第一に質問したいのは、国民……
○鈴切委員 防衛施設庁長官にお伺いいたします。 昨年十二月の本会議において、わが党の矢野書記長の質問に対して、総理大臣は、この基地は、日本の安全に直接寄与し、極東の安全に重要な役割りを果たしていると述べられておりますが、しかし、整理、縮小、返還を具体的に推進するため、わが党は、すでに基地の総点検を行ないました。さらに、意識調査を含めての具体的な問題を取り上げました。わが党の米軍基地実態調査によると、米軍基地が存在することによって、全基地の三五・二%、すなわち五十一基地の住民が何らかの被害をこうむっており、しかも市街地に多い飛行場の周辺では、医療施設などの約三分の二の多数のものが被害を受けてお……
○鈴切委員 長官、いま人事局長からそのように人事管理の問題でお話がありましたので、これ以上追求するつもりはありません。しかし、一言だけ所信を伺っておきたいと思いますが、防衛庁より提出していただきました資料は、四十二年度において原因別隊員死亡者数が三度まで食い違いがあり、さらに三回目の数も訂正しなければならないということは、これは人事管理の問題であり人命の問題であるがゆえに、私はほんとうにほっておくべき問題でない、そのように思うのです。そこで、少なくともあなたの最も愛し、たよりにされているところの自衛官が死亡されました。それはたとえ公務上であろうとも公務外であろうとも、その遺家族の悲しみというも……
○鈴切委員 私は、公明党を代表いたしまして、今回提案された防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論をするものであります。 一九六九年、本年は第二次世界大戦の戦火がやんで四分の一世紀を経過し、政治、経済、外交、教育、文化等、あらゆる分野において過去の権威が失墜して、新しい建設を迎えようとしており、まさに国内、国際情勢に一大転換を迎えようとしている年であります。 世界情勢を見ますと、ヨーロッパではNATO体制、ワルシャワ体制の再編成がもくろまれており、アジアにおいても英国の退潮、アメリカのアジア政策の失敗と太平洋国家への固執、中国の核武装、ソ連の極東への関心の増大……
○鈴切委員 このたび運輸省設置法の一部を改正する法律案が提案されておりますが、この設置法改正の目的はまず何であるか、その点について運輸大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 計画官を八名置くことになっておりまして、課の廃止がされるようになっておりますが、整理によって課が廃止される具体的内容、そして廃止されることによって労働強化になるのではないか、また仕事がおろそかになることも十分考えられるけれども、その点についてどのようにお考えになるか。
【次の発言】 たとえば鉄監局の民鉄部電気課の廃止は、現在私鉄の事故が非常に多くなっているわけです。その意味においては当然強化指導しなければならないのに、廃止……
○鈴切委員 本案の具体的内容については、各行政機関を通じて廃止するものが十二、規制の緩和をはかるものが十、権限を委譲するもの十四、統合するもの一、計三十七、関係法律にして十九法律の中で整理するということでありますが、これらは一件一件しごく当然の整理対象と思いますが、何ゆえこのようなしろうと目にもわかるような不必要なものの整理が今日までできなかったのか、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 行政監理委員会としても、国民に無用な過大な負担をかけるばかりでなく、行政を複雑化し、各省庁の定員増加を招き、国民の負担を増大させることも少なくないとはっきり明言しているわけでありますから、そういう点……
○鈴切委員 人事院は、例年どおり国家公務員の給与を五月一日にさかのぼって改定するよう勧告し、引き上げ率は一〇・二%、すなわち五千六百六十円とされたが、問題の焦点は何といっても勧告どおり完全実施をするということが私は一番大きな焦点ではないかと思うのです。そこで、人事院から公務員給与に関して本年の勧告を含め二十一回の勧告が行なわれたにもかかわらず、実施時期を含め完全実施されていない状態であります。なお特に人事院は、昭和三十五年の勧告以来五月一日実施を勧告しながらも、また九回政府は無視をして今日まできました。これらに対して、勧告をした立場である人事院総裁としてどのようにお考えになっているか、この点に……
○鈴切委員 先ほど受田議員から基地の問題についていろいろ質問がありました。私は具体的な問題として、きょうは立川の基地についてちょっとお尋ねいたします。
在日米大使館が、三日外務省に通告してきたところによれば、立川基地が近いうちに飛行停止をすると発表されたが、そのいきさつについてまずお伺いします。
【次の発言】 防衛施設庁では、立川基地の返還を促進するために、日米合同委員会でこの問題を取り上げる考えはないか。また、具体的にはどのような点を基本的な構想として折衝をされるつもりでいるか。また、日米合同委員会で折衝されるとするならば、いつこれを問題提起をされるのか。また、話のぐあいによって、いよいよ……
○鈴切委員 時間がございませんので、それじゃ質問いたしますが、ことしはボーナス月の六月実施ということに十一月の十一日閣議決定がなされましたけれども、十月二十八日日経新聞によりますと、四十四年度の自然増収は千三百億円程度見込まれるとありますが、完全実施をするには私は十分の財源があると、そういうふうに判断をしております。政府がその気でやるならば来年といわずことしの完全実施というのは踏み切ることができる、そのように思っておるのですが、その点についてまず第一点と、それから四十五年度には、いかなる困難があろうともそのことについては完全実施をするというふうに、総務長官あるいは保利官房長官が給与関係閣僚会議……
○鈴切分科員 行政をささえるものは、究極においては人であります。公務員のあり方については、今日までいろいろ問題視されておるわけでありますが、一つは国民大衆の側に立った場合、また二つには管理者の立場に立った場合の公務員の見方、また公務員自体の側から見たところの、その三者三様の考え方があると思うわけであります。そこで公務員としてどのようにあるべきか、その基本的な問題について簡明に所信をお聞きしたいと思うのであります。
【次の発言】 そこで私は、公務員が公務に専念できる基盤の整備と社会的地位の向上をはかるとともに、服務規律を厳正に維持し、国民の信頼にこたえる公務員制度の確立をはからねばならないと思い……
○鈴切分科員 行政機構のあり方という観点から木村長官にお伺いします。 首相が訪米前に宿題を残しました一省一局削減は、非常に大きな話題を呼び、その答案は注目に値していたことは事実であります。ところが、ショック療法はむしろ行政改革のほうよりも、これを期待しておった国民の受けたショックのほうが大きいと思うのでありますが、これは期待はずれという一言に尽きるのではないか。行政機構の簡素化及び能率をはかるという観点から、すでに総理府設置法等の一部を改正する法律案が国会に提出されましたが、一局削減が局の所掌事務そのものの整理を含んでいないのに、簡素化、能率化がはかれるという理由は何であるか。
○鈴切分科員 長官、きょうは私は自衛隊員の行くえ不明、すなわち蒸発の実態についてお伺いをしたいと思います。
昨年十一月、米航空母艦イントレピット号の水兵四人が横須賀に停泊中脱走、ソ連定期客船バイカル号で国外に脱出したことは記憶に新しいことであり、大きな社会問題を提起しましたが、わが国では自衛隊員の行くえ不明の実情はどうか、お伺いします。
【次の発言】 ちょっと待ってください。要領の得ない話をされても困りますので、時間が非常に短いので、私のほうから申し上げます。
自衛隊の発足したのは昭和二十九年、それ以来自衛隊員が今日まで二十日間以上行くえ不明になった数の累計、発見された数、未発見の数、所在……
○鈴切分科員 会計検査院長は予算の分科会の審議のときは通常おいでにならないのが慣例であったというふうに聞いておりますが、私は、会計検査院が非常に重要だという観点から、きょうあえて出席を願ったことに対しては感謝をしております。 そこで、きょうは日本住宅公団の問題からいろいろお話を承りたいと思うわけですが、日本住宅公団は、もうすでに御承知のとおり、全国には五百六カ所というマンモス団地を持っておるわけです。いま保谷並びに田無を中心にしているところのひばりケ丘団地をはじめとして東久留米の四団地その他の団地で、共益費の値上げの問題で公団側と自治会との間で話し合いがつかないで、いま社会問題になっておると……
○鈴切分科員 水戸射爆場の新島移転の問題についてお伺いをいたしたいと思います。
水戸射爆場の、講和発効時より現在に至るまでの航空機の墜落事故、模擬弾の落下事故、薬きょうの落下事故、機銃弾の誤射、その他試射範囲等についてお伺いをいたします。
【次の発言】 茨城県の地元における誤射爆被害調査は、それをはるかに上回っておるわけであります。事故の件数は三百六十六件、そして死者二十名、本年に入っての事故は二回ということでありますけれども、それに対して、どちらが確実性があるかということになりますれば、これは茨城県の地元のほうが確実性があると私は思います。それはなぜかといえば、本年に入っても、実はいままで……
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