このページでは鈴切康雄衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○鈴切委員 選挙の執行経費基準法の積算単価や積算方法は、何よりも実情に即して合理的でかつ能率的なものでなければ選挙の円滑な管理、執行は望まれないと私は思っておりますけれども、この意味で、現在なお検討すべき問題も多々あろうかと思いますので、その点について具体的にお伺いいたしておきたいと思います。 まず選挙の、選任した投票管理者や投票立会人は午前七時から午後六時半まで、投票管理のため朝は六時三十分ぐらいからですから、都合大体十四時間近く拘束をされ、しかも、現在では名誉職的な意味もほとんどなくなってきております。そのため費用弁償も、一人一日管理者五千六百円、立会人四千五百円の支給はいかにも実情に即……
○鈴切委員 大来外務大臣、あなた訪米されまして、大変にお疲れのところ矢継ぎ早に、時の人というわけではないけれども、実際そういう意味においては御苦労だと思います。 わが党は、防衛力増強という問題については考え方を異にいたしております。防衛力を増強することによって国民生活が圧迫をされる。あるいはまた安全保障というものは何も軍事力だけではない。外交、経済、教育あるいは文化、そしてそれに加えて軍事力という、そういう総合的な観点に立ったときに、私は安全保障という問題についてはやはり考え方を異にするわけであります。しかし、そういう立場でお話を申し上げますと、なかなか質問がかみ合わないという問題もございま……
○鈴切委員 農林水産省設置法の一部改正の質問の最後のバッターになったわけでありますが、初めに大臣の見解をお伺いしておきたい問題があります。 それは、三月二十八日の閣議で政府は行政改革の一環として三十五ブロック機関の統廃合を決め、ほとんどの省庁が五十五年度末をめどとして具体的な地名を挙げられましたけれども、農林水産省だけが整理する具体的な地名を確定できないままに、昭和五十九年度までに一局統廃合というような後退した内容が一部伝えられております。 その後、自民党内におきまして営林局の統合問題に異論が出されたとかいうような問題もあり、農林水産省は行政改革に非常に消極的ではないか、こういうような国民……
○鈴切委員 行政改革は財政再建の一つの大きな柱として、今回ほど国民の支持を受けて、行政改革を断行できるという環境にあるということは私は非常に大きな成果である、そのように思うわけであります。しかし、行政改革というのは、こういう形でKDDの問題が出た、あるいは政財界癒着の問題等が出たからといって、そのときばかりで済まされる問題ではない。すなわちそれは、たゆまず努力をしながら、常に肥大化する行政組織に対して適切なメスを入れて、そして改善をしていかなければならないということは政府に課せられた大きな問題であろうかと私は思うわけであります。 そういう中にあって、今回行政管理庁設置法の一部を改正する法律案……
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