このページでは田代文久衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○田代文久君 現在、いわゆる高度成長政策の中で、失業あるいは就職問題、特に中高年齢者に対するこれらの方々の就職並びに失業問題は、重大なる社会問題となりつつあるのでありますが、私は、日本共産党を代表して、ただいま趣旨説明のありました中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法案につきまして、総理並びに労働大臣に質問いたします。 第一は、この法案の目的と意図についてであります。 政府は、この法案の目的として、中高年齢者の就職の促進をあげ、いかにも失業した中高年齢者のために、就職を促進するかのように装っておりますけれども、重大なることは、この法案の附則第二条において、現行の失業対策事業を残すのは、……
○田代文久君 私は、日本共産党を代表して、国鉄運賃法等改正案について、総理並びに関係閣僚に質問いたします。 今回の国鉄運賃の値上げは、政府こそが物価値上げの元凶であると、みずから認めたものといわざるを得ないのであります。政府統計によりましても、昭和四十六年の消費者物価の指数は、四十年に比べ一三八・六%も上がっておりますが、国鉄旅客運賃はさらにそれを上回る一六七・二%の上昇となっておるのであります。しかも今回の値上げを加えますと、旅客運賃は四十年の実に二倍となるのであります。 国鉄旅客運賃の値上げは、私鉄をはじめ他の輸送料金をこれに同調させるばかりか、諸物価の高騰を誘発し、国民生活を破壊する……
○田代委員 総裁にまずお尋ねしたいのですが、戦後最大の土地収用といわれたそういうことが、多くの地元農民の方々の意思に反して強行されようとしているのですね。そこで、この立ち入り調査をされたことは知っておりますが、これは完了しましたか、どうですか。
【次の発言】 残っているところはないですか。全部完全にそれは調査していますか。内容はどうです。
【次の発言】 十一カ所についてはということですか。
【次の発言】 その立ち入り調査は正当なものであるというふうに判断されていますか。
【次の発言】 そうしますと、土地収用法の第三十七条にはちゃんといろいろのことが書いてありますね。平面図がはっきりするとか、所……
○田代委員 まず大臣にお尋ねしますが、例の十カ年の再建計画は、これは非常に重大内容を含んでおりますし、いろいろ問題点が多いので、これは他日十分質問して真意を明らかにしていただきたいと思うのですが、この再建計画と、それから新線計画、この関係、先ほど御答弁が一部ありましたけれども、私たちが心配する点は例の新線計画ですね。これが再建計画が出たために後退するのじゃないか。しかもこの新線計画の中には、地域住民の非常に熱心な希望がたくさんあるわけですね。これが後退するということになると困るわけなんで、たとえば、事実この再建計画が優先するような現象があらわれているということを実際に私たちはつかんでおるわけで……
○田代委員 いまの久保委員の質問と関連するわけなんですが、大臣おられないですね。それで、ひとつ次官に確かめておきたいのですが、港湾法は、港湾の管理、それから運営権というのが地方自治体にあって、そして都道府県と該当する市などが管理者組織をつくって主体的に運営しておる。国は、こうした港湾の開発などに関しては、地方自治体の財政を不当に圧迫しないようにするために、必要な経費の分担と補助を行なうものとするという、この港湾法の精神は、いささかも曲げられずにおるのかどうか、その点をまず次官から御答弁を願いたいと思うのです。
【次の発言】 港湾法に規定している原則は、いささかも水増しになっておるわけでもなけれ……
○田代委員 船員の安全と生活条件の向上ということを目ざしておる点で、この法案に賛成でございますが、いままでの質疑の中でなおどうして本納得させていただきたいという点で二、三質問いたします。 それは、これは結局事業量がふえるが、これを執行する機構あるいは人員というのがほんとうに適正かどうかという問題ですね。具体的に申しますと、たとえば九州の海運局は十六人の船舶労務官がおって、そうして昭和四十三年度には千五百隻以上の船を扱っておる。かりにこれを二人で調べるといたしましても、二百隻以上受け持たなければならない、こういう計算になるわけです。政府の説明でも、法の適用を受けておる船舶の検査というのは、全国……
○田代委員 大臣にまず伺いたいのですが、今度の事件の場合、機長の責任並びに権限、これが大体これまでの国際的な常識あるいは昨年十二月に追加されました航空規定、これが厳密に守られておるということになれば、幾日間も国民やあるいは当事者の方々に不安を与えるというようなことが少なくて済んだのじゃないかという点が、非常に重要な私どもの関心になっているわけです。そういう意味で、機長の責任と権限が十分こういう国際常識あるいは航空規定にのっとって守られたかどうか、再度御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 ではお尋ねしますが、この事件が発生した後に、先ほどの答弁によりますと、機長は燃料の問題、これは当然正しい……
○田代委員 大臣にお尋ねしますが、先ほど来同僚委員の質問に対して、この法律の目的は、運輸労働者、当面これはタクシー運転者、そういう諸君を保護するということが一つの目的であり、同時にまた、これは人間の教育ですね。そうして好ましくない運転者を登録制で排除する、その他いろいろおっしゃられておりますが、そういうことがこの法案の目的である、それに間違いありませんか。
【次の発言】 いまの御答弁ですけれども、先ほどの松本委員、それから和田同僚委員の二人に対するあれでは、一方においてはとにかくこれは非常にけっこうなことである、ぜひそうしてもらわなければならぬけれども、これを保護するという目的を持っている。一……
○田代委員 時間の制限がありますので、四点ばかり質問いたします。 第一は、提案者に対してですけれども、この法案は最初、共産党を除いた野党、与党を含めての共同提案になるんだというようなことが発表されておりました。また、そういう形で進んでおったようでもあります。それから、その案の中には別表がついておったというようなことで進められておりました。ところが、これも取りはずされるというようなことになって、結局は自民党、与党の提案になった。そういう経過も関連すると思うのですが、どうもこの法案に対しては、われわれはいろいろの点で納得ができない。先ほどからも御質問が出ておりましたけれども、なぜ政府提案でない、……
○田代委員 簡単に二、三質問いたします。
この事件の事後報告書、これはできておるのか、またいつごろできるのか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 次に、四月二日付で日本航空の機長会の古谷野会長から運輸大臣あてに要望書が出ておるはずですね。これは当局としては受け取っておられると思うのでございますが、その内容、またその要望書に対してどのような回答をなさっておるか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それでは、去る十二月一日に、日本航空はいわゆるハイジャッキング対策としてパイロットに指令を出しましたね。この指示というものは、当然運輸省が認めたところですけれども、これはそのまま生かしてお……
○田代委員 大臣がおらないので、次官にお尋ねします。 第一は、私鉄運賃の値上げですが、国会が終わったら、また公共料金の重要な内容をなす私鉄運賃が値上げされるんじゃないか。それは現在審議会の答申を受けた上で、これが認可をするというような話も出ておるわけですが、大体政府の意向はどうかということなんです。私は、これは絶対にすべきじゃない、私鉄の運賃の値上げは。その理由は、現在大手の私鉄の十四社が百三十五億円以上の利益をすでにあげている。バス路線なんかは赤字だというようなことを説明している会社もありますけれども、バスで六十三億円、それから兼業では二百十一億円以上の純益を計上しております。そればかりで……
○田代委員 時間がないそうですから、簡潔に質問します。 先ほど運輸省当局は、私鉄運賃の値上げ問題について、鉄道部門が赤字である、ところが、その部門を、同じ私鉄会社がやっておる、関連した黒字を出しておるところからこれを補って、そしてその赤字を押えるというようなことは疑問だ、こういう答弁をされておる。したがって、結論から申しますと、現在私鉄大手を先頭に運賃の値上げを申請し、またこれをやろうとしておることに対して、裏からそれは賛成だといわぬばかりの答弁で、われわれとしましては、このように物価がどんどん上がっている中でそういう答弁をされることは、はなはだ疑問であるし、おかしいと考えざるを得ないわけな……
○田代委員 まず、防衛庁にお尋ねしたいのです。
戦時中の落とし子といわれておる機雷ですね。これが戦争が終わって四分の一世紀もたっておるのに、依然として機雷による災害が発生して、あとを絶たずにおるというような事情でありますが、大体第二次大戦中に米軍がわが国の海峡とかあるいは港湾、そういう付近に投下した機雷あるいは爆発性の危険物ですね、どれくらいあるのか。また、すでにそれの廃棄処分というものがされておるこの実態、なお、それが取り除かれておらずに海中にあるというような数量がどのくらいあるかということをまず御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 掃海の面積など九三%もやられているとかいうことで、……
○田代委員 運輸省にお尋ねしますが、九月の十日付で国鉄の運転規則に大きな変更を加えられておるが、それは車両の検査、修繕などについて周期を延期するというふうな内容ですが、われわれ国民としては、現在運輸、鉄道関係の事故というものは、実際においてはわれわれが安心をするような状態までなっておらない。したがって、そういう状況の中でこういう運転規則を変えて、そうして車両の検査あるいは修繕の周期を延ばすというような方向をとられていくことは、国民としては非常に不安を感じるわけです。 ですから、それをそういうふうに改正をされた根拠ですね、これをまず御説明願いたいと思います。
○田代委員 まず、国鉄当局にお尋ねします。
今月の七日、八日と続いて新幹線の保守工事の事故が続いた。大体この新幹線は、非常に事故が少ないということを看板にしてやっているんだから、こういうのが続きますと非常に不安である。ですから、これは国鉄当局としても十分その原因なり、今後これをどのようにして防止するかという方策ができていると思うのですが、その点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いまの御説明では、運営上の事故ではないということで簡単に言い切られましたけれども、私どもやはりそうは考えないのです。これはもう少し大きな観点から考えますならば、現在のダイヤが非常に過密で、実際にもう最大……
○田代委員 私は、最近続発している炭鉱災害について質問したいと思うのでありますが、これは炭鉱労働者のみならず、日本の全労働者また労働者でないわれわれにとりましても、これはあまりにひどいというふうな気がいたします。この二日に夕張の清水沢の災害が起こって、その翌日また起こっているんですよ、これは一人ですけれどもね。そうして一月二十七日に同じこの北炭夕張で一あの災害が起こって四十日余り、三月に同じ炭鉱でまた事故が起こって、翌日また一人起こっている。単に私北炭のあれだけを言ったんじゃないですけれども、これは御承知のようにことしの一月から見ただけでも――これはあとから通産省は資料をひとつ出してください。……
○田代委員 委員長はじめ政府委員の方々も空腹でがんばっていられるのに全く敬意を表しますけれども、私も実はめしを食っておらぬので、その点はお互いに、私が最後ですから、簡潔に質問しますから御答弁願いたいと思います。 私たちがこのなだれ閉山の中で一番憂慮しておりますのは、炭鉱を離職される労働者の離職状態、それからその後どうなっておられるかという問題です。これは最近における北海道あるいは全国の状態だけではなくて、過去からずっと続いているわけです。これは非常に大ざっぱな質問ですが、離職者対策なり合理化についての労働者のその後における状況は、きょうの質疑応答を聞いておりますと、相当順調にいっているかのよ……
○田代委員 私は、質問に入る前に、現在、公害に対しましては、今度公害国会でいろいろの法案が出て可決されると、これは解決できるんだというような期待をもって全国民が見ているわけですね。したがって、そういう意味でこれは非常に慎重審議しなければならないけれども、この委員会でも……。
【次の発言】 まだ参考人を呼ぶというようなこともとられておりませんが、そういう意味で、参考人を呼ぶとかいうことで手を尽くして慎重にやって、そうしてりっぱな法律にして、公害をなくするということをやるべきだということを、まず要望しまして質問に入りたいと思うのです。
第一番は、造船所から排出されておる工場排水は、水質汚濁防止法……
○田代委員 私は日本共産党を代表して、政府提案に対する本法についての修正案を提出いたしますとともに、趣旨説明を行なうものであります。 修正案につきましては、すでに委員各位にお配りしておりますので、簡単に趣旨説明の内容を申し上げます。 一、特定施設の設置または構造変革等についての届け出制を都道府県知事の許可制とすること。 また、この許可制の基準については、 一、当該特定事業場からの排出水が排出基準に適合していることはもちろんのこと、排出水の量を考慮し、さらに当該特定施設からの排出水が加わることによっても、なお人の健康を保護または生活環境を保全する上で十分なるものであることが認められること……
○田代委員 時間がありませんので、稲葉参考人にただ一点だけお尋ねしたいのですが、昨日から本日、なお継続しております北海道の砂川の大災害の問題ですね。ことしは、北海道は正月早々から夕張に大きな災害があって、引き続きこの暮れの迫った現在、こういう大災害が起きている。私ども国民の代表として、この点は全く憂慮にたえない問題で、政府に対しましても、こういう大事故が起こるたびごとに、この次には絶対起こらないか、絶対起こさないという保障のもとに、政策を立てているかどうかということはいつも聞きまして、そういう方針を立てている、いつもそういう回答はありますけれども、実際においては何らこれは役立っておらない。そし……
○田代委員 まず大臣に、基本的なことですからお伺いいたします。
鉄道を敷設する場合に、その交通の安全についての責任は当然敷設者、したがって鉄道事業者が全責任を持つべきじゃないかというふうに考えていいですか。
【次の発言】 しかし、原則的に敷設者、事業者が、鉄道が通っていることによってそこに交通の不安なり問題なりが起こるわけですから、当然それについての責任を持つという基本的な姿勢かなければならないと思うのです。その観点から一安全のための施設なども、いまお話がありましたけれども、これは基本的に、原則的に当然それを設置する義務があるというこの姿勢、この観点に立ってもらわなければ、やはりこの安全の問……
○田代委員 第四次五カ年計画が閣議決定して示されましたが、いま井野委員のいろいろの質問に対する御当局の御答弁を聞いておりまして、一向すっきり頭にこないのですね。 そこで、実際にこれはその一例としてお尋ねしますが、周防灘の大規模工業開発計画、これが地元の構想によると三万五千ヘクタールというような実に膨大な地域を対象にしておる。これは実際はどうなっておるか知りませんけれども、とにかくこういう膨大なプランですね。したがって、こういう周防灘計画について、なぜまたこういう大計画を必要とするのか、これは一応大臣も御答弁されておりましたけれども、その点。それから、実際においてこういう計画が実現可能かどうか……
○田代委員 まず大臣にお伺いします。 富士急行のあの大惨事に対しまして、あの会社の堀内社長が、その直後に新聞記者会見で、原因は偶発的なことが重なっておって、当社も被害者の立場ですというようなことを発言しておるですね。これは御存じですか。いろいろ原因が究明されておるし、それから先ほど来伺っておりまして、ブレーキさえ片づけば大体こういう災害はなくなるんだと言わぬばかりの答弁です。必ずしもそういう意味で答弁なさっているとは私は思いませんけれども、とにかく一貫してブレーキの問題に問題がかかっております。もちろんブレーキの問題も重大でありますけれども、そういうことではこういう災害を食いとめることはでき……
○田代委員 まず、営業保証金の性格ですね、これは大体どういう性格を持っているか。 それで第一は、この金額を法定事項から省令事項になぜしたかという問題、これはいろいろ質問に出たと思いますけれども、非常に重要なことですから、明確な御答弁をお願いしたい。それでこのことは、いよいよ今日はこの観光事業が全般的に大きくなって非常に発展するというような状況のもとで、国会におけるわれわれの審議権が、これは非常に薄められるというようなことになるんじゃないかということをおそれるわけであります。したがって、この営業保証金の法定をなぜはずして省令にしたかという点、この点をまず明らかにしていただきたい。
○田代委員 国鉄当局にお尋ねしますが、国鉄というのは国民のものであるし、国民の福祉増進ということを目的としてできておるわけで、したがって、輸送の安全については万全を期さなければならない。そういう安全輸送を確保するためには、当然その基本的な条件として、労使関係の正常化ということが常に保たれておらなければ、これは非常に危険だと思います。そういう点で、国鉄当局がこの労使関係の正常化について、特に十分努力をしておられるかどうか、簡潔に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 いま抽象的に、正常化に国鉄当局は十分努力をしておるという御答弁ですけれども、具体的な事実は正常化に反する、むしろ正常化を破壊する……
○田代委員 時間がありませんので、三点だけ簡潔に御答弁願いたいと思います。 私どもは、この事件がわれわれ国民としては、人命上の問題からいいましても、実にたいへんな問題だということで、これが報道されると同時に、党としても調査に参りました。そして現実の問題は、六十八人の犠牲者が出ている、これはもう動かすことのできない事実ですね。こういう犠牲者が出ている問題について私どもは重大な責任を感ずるわけですが、大体この責任はだれがとるのであるか。端的に申しますと、私どもは、これは政府並びに企業がとるべきであるということは、もうはっきりしていると考えます。 しかし、本日の大臣並びに運輸省当局の答弁の中では……
○田代委員 時間がないそうですから、一点だけ質問いたします。 一点と申しますが、まず第一は、いまの御答弁を聞いておりますと、常磐と高松炭礦、これは当面の重大問題ですが、これを通産当局、したがって宮澤通産大臣は、この閉山を認められる腹なのかどうか。それから、常磐と高松のこの閉山の方向について、これは同様な形で見ておられるのかどうかという点です。それが第一点です。 これと関連して、これは仮定の問題ですけれども、かりにこの二つの大きな炭鉱が閉山になるということになりました場合、これは常磐、高松をあわせて、社外鉱員あるいは臨時鉱員を含めまして、約八千人近い、膨大な失業者がここに路頭に迷うという事態……
○田代委員 時間がありませんから、簡潔に御答弁を願いたいと思います。 まず、この法案が、十年間延長されるということにきまりますと、特別会計がどうなるかという問題です。というのは、原油の値上がりですね。これの関税でこれがまかなわれてきておる、これが一部では関税を値下げしなければならない、そうなってくると、石炭の特別会計に回される資金がなくなるのじゃないかというような問題も起きて、もしこれが実際において延長されるということになっても、重油なり石油の値上がり、たとえば関税の切り下げというようなことがはね返ってきますと、実際に十年延長された特別会計がどのように、とにかくこれが続けられるかという見通し……
○田代委員 まず大臣にお尋ねしますが、石特は、先ほど来お話がありましたけれども、何だか葬式みたいだ、石炭部長なんか葬式屋の親分だ、こういうお話でございましたが、非常に不景気な話ですけれども、私どもは、基本的にそういうふうな考え方は正しくないとずっと思っているわけです。特に、現在政府が出しておる新全総、あるいは今度の十カ年これを延長するという法案の関係などから、もう少し政府自身の基本的な姿勢を明らかにしていただきたいのです。そういうことを明らかにするために、現在日本における石炭の埋蔵量、それから可採炭量、それが原料炭あるいは一般炭などの区別、それからアメリカやソ連なんかは依然として石炭の増産計画……
○田代委員 二点だけ大臣にお尋ねします。
第一点は、石炭鉱業審議会が、四十六年度に三千四百万トン計画で実施をするということなんですね。政府としてはそういう方針で、しかも、それは労働の生産性としては六十トンから六十五トンに引き上げるというような中で、そういう形で進めるというような方針が出ているようですが、これを実行される御意図でございますか。その点ひとつ……。
【次の発言】 その三千四百万トンというのを大体ベースにされた根拠、どういう根拠でこういう数字が出ておるのかということをお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 その御説明は先ほどもお聞きしたのですが、結局それであるなら、それは計画でも何……
○田代委員 時間がありませんから、二点ばかりお尋ねいたします。
まず最初に、これは時間の関係からですが、国鉄の四十五年度の決算書ができておるかどうか、できておれば、これはひとつ出していただきたい一と思うのですが、この点どうですか。
【次の発言】 できましたら、これはすぐ出していただきたいと思います。
では、さっそく大臣にお伺いいたしますが、先ほど同僚議員から航空料金の値上げの質問がありました。そのときに公共料金の抑制については十分考えておるというようなお話がございましたが、あまりはっきりしないのです。政府自体としては、現在非常に公害とともに物価高が焦点になっておるのですが、この高物価の抑制……
○田代委員 私は、常磐線の国鉄と営団地下鉄の乗り入れ問題に限って質問いたしたいと思います。 実は一昨日、特に地元亀有とか金町あるいは綾瀬その他、いままで非常にこの常磐線を利用されておった方々の代表が、この問題はたいへんだということで利用者の連合会をたくさんの団体でつくられて、そしていろいろ苦しい形で陳情その他もとのようになりたいというようなことで運動をされておりまして、そういう方々が陳情に見えましたし、それからきょうまた、あなた方の手にも渡ったかもしれませんけれども、「発言する常磐線」というような、これはやはり相当金のかかることと思いますけれども、こういうものまで出して運動をされておるという……
○田代委員 通産大臣に質問いたしますが、先ほどから御意見を伺っておりまして、大体大臣は石炭政策については相当積極的な意欲を持っておられるというような感じがいたしましたが、実際において、現在の石炭事情から、もう石炭産業はどうせつぶれるんだ、だから、この石炭対策特別委員会なども、国会の中にこういう委員会を持つ必要はないんじゃないかというような意見を一部聞いたようなこともあるんですね。しかし私どもは、この石炭産業というものは、これは米などの食糧なんかの問題と同様に、日本のエネルギー資源としてはきわめて重要な、大事な資源である。しかもこれは埋蔵量が非常に豊富にたくさんある。これは通産省も認めておられま……
○田代委員 時間がございませんので二点だけ質問いたします。 今度の事故は全く重大な事故ですね。大体こういう事故に対する予知、予見、これは政府としては十分――現在におきまして政府のいういわゆる高度経済成長政策あるいはエネルギー政策のもとに、重油の輸入というのは想像に絶するような量にふえておるわけですね。ですから、政府としては当然それに対する基本的な安全対策を講ずべきである。ところが、現実においてはこういう被害が起きておるわけですね。しかもまた、われわれがたいへんだと思っているきのう、これは少量といわれるかもしれないけれども、少量では済まされない、神戸沖でまたタンカーの事故が起こっておる。こうい……
○田代委員 予算編成期に当面して、特に通産当局、それから大蔵当局に、この石炭産業に関する予算との関係での基本的な考えをまずお伺いしたいと思うのです。 というのは、石炭産業は、御承知のように、いわゆる高度経済成長の、終戦後における基礎的な産業として出発したわけですね。現在の高度成長に到達するしょっぱなからの国の経済に対する貢献というものは、ばく大なものがあると思うのです。それが現在の実情はどうであるか、これは申し上げるまでもないのであります。特にドル・ショック、それから円の切り上げという問題に当面して、現在政府が予算を組む、あるいは、もちろんまだ確定しておるわけではありませんけれども、大体景気……
○田代委員 自治省と厚生省に質問したいのですが、申し上げるまでもなく、地方自治体のあり方なんですが、これは、官僚的な中央が、これをじかに中央の意のままに動かすというようなことはやってはならないということは当然のことなんですね。そういう地方自治体の運営というものは、財政面から申しましても、基本的な姿勢から申しましても、完全に民主的に運営しなければならないというのは当然でございますが、現在の現実の地方自治体の行政は必らずしもそういっていない。非常にすぐれた民主的な運営のされ方をしておる自治体があることは御承知のとおりでありますけれども、全くそれに反する、異常なまでに官僚的な、頭ごなしな、中央の言う……
○田代委員 まず第一に大臣にお伺いしたいのですが、国鉄運賃法の改定の問題、それと同時に財政再建促進問題について、私どもはこれは反対ですけれども、新聞などで政府は今度これを出す、大体運賃の値上げ幅などもすでに新聞などに書かれているわけです。大体これを出される腹かどうか、もし出されるとすればいつごろこれは国会に出されるか、ひとつ簡単に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 これは大体今月の中ごろに出されろということですか。
【次の発言】 すでにこれとの関係で今月の十五日からダイヤ改正が行なわれる。もうすでに私はいただいて、時刻表にもちゃんと(「関係ないよ」と呼ぶ者あり)ありますよ、これは。出てお……
○田代委員 では、次官と国鉄総裁がおられるはずでしたが、おられない、副総裁が来られるということ、ですからお答え願いたいのですが、今度船橋で起きましたあの大事故というのは、特に大都市における交通問題に対しての不安をかり立てておりますし、大体現在の状態ではああいう事故が再発しないという保証はない気がするわけです。私は、これはやはり政府並びに国鉄における運輸政策の根本的な考え方、政策が間違っているのじゃないかと思うわけなんです。ですから、その点でまず、これは次官おられますが、政府のこういう輸送に対する基本的な政策、考え方、これを聞かしていただきたいと思います。 それから国鉄も聞かしていただきたいと……
○田代委員 大臣にお伺いします。一分間でやれと言っていますが、そんなことは……。大臣、御多忙のようでございますので、いずれ他の機会にこの法案の詳細につきましては御質問いたしたいと思いますが、一点だけ大臣に所見を伺いたいと思います。 最近でも船橋の大事故が起こりまして、単にあれだけではなくて、現在、都市交通というのは、これはどこから見てもにっちもさっちもいかなくなっているという実情で、これはよほど政府としては思い切った政策なり手を打たなければ、とてもこれは解決しないのじゃないか。そういう意味で現在提案されている法案、これによってこの都市交通対策が相当の効果をあげるなどは、これはいささかも私ども……
○田代委員 まず、大臣にお伺いいたしますが、経団連が、私鉄関係の予算が編成される前に、私どもはこういうことを伺っておるわけです。それは経団連から次のような要求があったということであります。 その第一は、私鉄の工事に地下鉄並みの援助をすべきである。第二は、公共企業体による新線建設をやめて、そうしてまず私鉄の在来線を改良さすべきだということ。第三は、私鉄のいわゆる近代化投資の三分の一を政府補助とすべきである、踏切改良工事の援助のワクを拡大してほしい、それから地方の民鉄の経営の援助をふやせ、こういうような要望があったということを私どもは聞いておるわけです。 それで、私どもは、この法案を見ました場……
○田代委員 まず大臣に質問いたしたいのですが、今度軽自動車検査協会がこの法律によってできるということについて、いろいろ巷間、好ましくないかどうかわかりませんか、そういううわさが立っております。つまりそれはこの協会の常勤役員の問題です。 昨日来、これは非常に重大だということで質問があっていたようですが、なお確かめておきたいのですが、現在本省で勤務し仕事しておられるそういうメンバーがこの協会の設立と同時にそこに横すべりされるというようなことがあるのかないのか、それはまた、すべきかすべきでないかという、基本的な見解をひとつ明らかにしていただきたい。
○田代委員 ただいまお聞きのように時間がないから十分間でというようなことですから、端的にまず松岡さんに御質問申し上げます。 この国鉄の赤字の根本原因について、政府もまたこの案をつくる基本の中にも非常に大きくうたっておるのは、人件費が多過ぎるという提起なんですね。この問題について非常に私は誤った方向での政府並びに国鉄の宣伝がなされておるんじゃないかというふうにも思いますし、先ほどの御意見を承る中でもいろいろ疑問の点がありますので、質問いたしたいと思うのでありますが、大体私どもは、現在国鉄が赤字だ赤字だと言っている問題は、人件費が非常に多い、あるいはもう一つ言っているのは輸送量の伸びが不十分だと……
○田代委員 まず岡野参考人に一言だけ質問いたしますが、先ほど、今度の法案の内容になっておりますけれども、貨物の集約化という問題はこれは正しいのだ、これは支持すべきであるという御説明がありました。この点が、国鉄法の第一条、いわゆる公共性の問題、福祉の増進というそういう観点から見まして非常に疑問に思うわけなんで、この貨物の集約化によって国民全体としてこれはプラスになるのだということをお話しになりましたですね。どうもその点が理解できないので、たとえば再三問題になっておりますけれども、中小の荷主ですね、ただいまお話がありました、そういう集約化によって荷主なりが非常にこれは値段も高くつくし時間もかかる、……
○田代委員 まず大臣にお尋ねしますが、この提出されている法案は、いわゆる国鉄法それから国鉄運賃法の基本原則、これをいささかもゆがめないという立場でつくられておるのかどうか。私自身が理解するところでは、どうもその点が非常に怪しいという疑問を持つので、いわゆる国鉄法あるいは運賃法、これの原則をいささかもゆがめないという立場でこれがつくられておるのか、またそういうあれでこれが実行されるのかどうかという点を御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この国鉄法でいっているいわゆる公共の福祉優先という問題の公共性とは一体どういうことか。これはいろいろ公述人や何かの御意見、また政府の答弁を聞き……
○田代委員 佐藤総理に、時間がないそうですから簡潔に質問いたします。 第一は、国鉄法第一条が明らかにしておるように、公共の福祉の優先ということ、それからまた国鉄運賃法の中で、先ほども出ておりましたけれども、公正妥当とかあるいは賃金及び物価の安定に寄与するというようなことが明確にうたわれておるのですね。実際においてはそれは空洞化している、それは無視されているといっても過言ではないのじゃないか。たとえば、黒字を出しておる旅客に対して二十数%の値上げをするというようなことは、全くこれは公正妥当なものでもないし、あるいはまた公共性にも反するのですね。その他農産物などに対する輸送費を上げるとかあるいは……
○田代委員 まず次官に御質問いたしますが、日本の船舶造船群業というのは現在世第一位になっている。しかもこれが将来としては世界のそういう業界から日本の国際的な面から見て、この占めるシェアというのはおそらく日本が世界を独占するのじゃないか。現在過半数ということになっているんだけれども、それが六〇%あるいは七〇%、八〇%というふうになるのじゃないかという国際的な疑惑、これはよしあしは別として、とにかくそういうところまで発展してきているわけですね。そういう発展の原因はどこにあるかということをまずお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 これは私どもの見解は非常に違っておりまして、たとえば技術が非常……
○田代委員 現在アメリカのノースウエストやパンアメリカン航空で、そこで働いている日本人の労働者の労働条件、賃金その他の問題が非常に難航している。先ほど海員のストライキも非常に難航しているという問題もありましたが、航空のノースウエストやパンアメリカンなどでもそういう賃金交渉などが難航して、そしてそれがますます強化されるというような状況にあると思うのですが、私どもが大体調べたところでは、これはやはり争議をやらざるを得ないというような、特にノースウエストにつきましては、労働条件が悪いというふうに私たちも見ておるわけなんですが、運輸省並びに労働省関係は、このノースウエストやパンアメリカンなどの賃金、い……
○田代委員 大臣がおればぐあいがいいのですけれども、大臣がいまいないようですから、局長がおられるので、石炭の基本政策については十分通産省で討議されておりましょうし、おわかりになる範囲内で質問したいと思います。 私どもは、政府の石炭政策をずっと見ておりますと、実際に政府は石炭政策を持っておるかどうかということに疑問を感ずるのですね。端的に単純な言い方をしますと、政府は石炭政策なんか持たない、全くその日暮らしにすぎないというような印象しか受けないですね。たとえば、宮澤前通産大臣は、結局、石炭について、ユーザーあっての石炭産業だというようなことを言い放しで消えていったのですね。結局、ユーザーと生産……
○田代委員 十分間でやれと言っていますけれども、とてもこんなことはむちゃな話なんですが、とにかく新しい労働大臣、大いに御本人も張り切っておられますし、期待するわけです。今度の第五次案によりますと、大体二千万トンというところへワクを設けているわけですね。現在すでに非常に縮小して二千七百万トン見当ですね。少なくともこの計画の中では七百万トンの減ということが大体見通されているのです。そうすると、七百万トンの減ということは、労働者としてはどれくらい縮小されることになるのか、これをまずひとつ数字でお答え願いたいと思うのです。
【次の発言】 非常に大臣はこの第五次答申案を評価されておりますが、私は簡単にそ……
○田代委員 ただいま通産大臣が部局の統合のことを御答弁なさったのですが、それに関連してまず第一番にお尋ねしたいのですが、大体四十八年度中にエネルギー部門を一本化するというその具体策として、エネルギー庁というようなものの構想があるやに聞いておりますが、そういうことになるのでありますか。
【次の発言】 そうしますと、このエネルギー庁なるものはまだ確定的なものではないという御答弁ですが、とにかくそういうことが一本化する方向でいるということで私どもが危惧するのは、そういう場合に、石油とかその他原子力とかいろいろエネルギーが統合的にされる場合に、石炭がその中にまま子扱いされるのじゃないかといういわば心配……
○田代委員 まず、大臣がおられませんが、政府並びに国鉄に伺いたいのですが、今度の事件について磯崎総裁は、国鉄側の一〇〇%のミスだというようなことを言われたということが出ております。もしそれが一〇〇%のミスだということになりますと、これは非常に責任の所在をはっきりされたということはわかるのですが、きわめてこれは重大で、その責任をどうとられるかという問題とからんでくるわけなんですが、実はこの運輸行政に対して、ことしの三月に総武線のあの大事故が起こりましたときに、私は佐藤総理あるいは当時の丹羽大臣に対して、こういう事故は国民としては実際にはたえられない、国鉄は輸送安全に対して、また運輸行政としてはこ……
○田代委員 先ほど根本建設大臣から、公団をつくってこの事業を完成させるためには、当然漁業権の補償とかあるいは土地の買収とか、こういう関係者の方々の意見を十分聞いてやらなければ、この問題は解決しないということを言われたわけですが、これは当然のことですね。それを私どもは文字どおり実行していただきたいのですが、その点について簡潔に御答弁願いたいのです。そういう観点から、実際にそれをやるためには、地元関係者の代表から民主的に選ばれた代表とかあるいは学識経験者、そういう人々をもって構成された審議会、こういうものをつくって、そして意見を十分聞くというような処置をとられるかどうか、そういう点をとってもらいた……
○田代分科員 運輸大臣に質問いたしますが、この再建計画について、先ほど、赤字だからという点を非常に宣伝されているけれども、必ずしもそうではない、これは内容として、近代化とそれからスピード化ということが非常に重要なウエートを占めているのだということを理解してもらわなければ困る、こういうお話でございました。それは一般的にそうでなくちゃならないでしょうが、大体過去の、昨年の運賃値上げのときも、国鉄当局は赤字だ、赤字だ、どうにもこうにも赤字で国鉄は全く破産するのだというようなことで、値上げ理由を全国民に宣伝いたしました。そしてこれを押し切ったわけですが、今度のいわゆる再建十カ年計画の中には、その間二回……
○田代委員 まず大蔵大臣にお聞きしたいのですけれども、あとからということですから運輸大臣にお尋ねいたします。 すでにこれは一般に危惧されておるように、この自動車新税の及ぼす影響から流通経費が非常に高騰するのではないか。すでに一部のトラックとかあるいは内航海運その他、運輸料金の値上げを運輸省は認めているわけですね。そういう点から流通経費の高騰を招く、実際において招いておるんだというようなことが非常に批判が強い。私たちが非常におそれ、また現在国民が非常におそれておるのは、現在のとどまるところを知らない物価高の中でこういう税金をかけられたのでは、また税金が全部にはね返って高くなるのじゃないかという……
○田代分科員 運輸大臣に質問いたしますが、現在、過疎過密の関係で交通事情が非常に片寄って、全体の国家的な見地からいいましても、非常に地域住民などにとって納得ができないという事情があるわけなんです。そういう点で、国家的な交通運輸政策から申しますならば、そういう基本的な観点に立って、ただ採算とかいうようなことのみに基礎を置いて処すべきじゃない、このように考えるわけでありますが、運輸大臣として、過疎地帯における交通の問題、過密地帯における交通問題との関係、その基本的な考え方をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、基本的な計画は、この秋を待つまで全国的な広域的な関係においてはまだ……
○田代委員 公述人の方々には、長い間はなはだお気の毒でございますが、私が最後でございますから、ひとつ二十分ばかりごしんぼう願いたいと思います。 まず清水公述人にお伺いしたいのでございますが、御承知のようにまた政府発表によりましても、昭和三十九年からいわゆる――私どもこれはいわゆると思うのですけれども、いわゆる国鉄財政が急激に赤字になっているという説明を政府からも聞きますし、そういうように書かておるわけなんですけれども、これはいわゆる政府当局が説明しているような形で赤字が出た、いわゆる人件費がかさんだとか、あるいは輸送量が思うようにいかなかった、そういう点もありましょうけれども、もう少し大きな……
○田代委員 通産大臣に質問いたしますが、きょうも同僚議員からいろいろ国土開発につきまして疑問点が出されましたが、いままで新産都市計画から拠点開発方式、そして新全総までいっておるわけですね。今度のこの工業再配置促進なんという法案と特に新全総、この関係はどうかということをお尋ねしたいわけです。というのは、私が疑問に思うのは、この新全総とこの工業再配置が両立するかどうかという非常に疑問を持つわけです。そうすると大臣としては両立する、双方ともこれは全力を尽くしてその政策は実行するんだということになるのかならないのか、その点をお聞かせ願いたいと思います。
○田代分科員 運輸大臣に質問いたしますが、三月一日に、諮問機関の都市交通審議会が答申して、これは一面評価すべき点もありますけれども、また非常に矛盾を残しておると思うわけなんです。それは、このドーナツ圏に居住しておられる住民が生活型の輸送を非常に希望されている。それが十分に行なえるかどうかが一つのポイントだと思うのですが、とりあえずそういう点を明らかにしていくために、そういう答申による構想から来る地下鉄は、全体としてどのような事業体がこれに当たり、また建設費はだれが持ち、どのようにやるんだという点をまずお答え願いたいと思います。
【次の発言】 いま非常に問題になっている点を質問いたします。いわゆ……
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