このページでは堂森芳夫衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○堂森委員 外務大臣に私は対米繊維輸出規制の問題について、時間がありませんから二、三の点を質問をしたいと思うのです。 すでに両院の本会議でも質問がございまして、総理大臣以下関係大臣の答弁もありました。また予算委員会でも各党の同僚議員が質問をしております。いままでにいろいろ解明されてきた点もありますが、また私は理解できない点もあるのであります。特に昨日帰国をしておりました吉野公使が帰任をいたしました。そうしてきょうの新聞を見ましても、あるいは昨日の予算委員会において足立議員でありますか、一般質問で聞いておられました。吉野公使が帰任の際に、今後の新しい段階としての対米交渉の訓令を何か与えて帰任を……
○堂森委員 外務大臣に、対米繊維輸出規制の問題について、お尋ねをしたいと思います。 三月六日の本委員会で、吉野公使が帰りまして、吉野公使を招致した理由等についてのいろいろ説明がありました。それから五日に帰任するときに、政府の当時の態度等についても口頭をもって訓令を与えておる。そして、六日には電報をもって大使館のほうに訓令を送って、アメリカ政府のほうに当時の政府の態度であるということについての通告――通告といいますか、申し入れといいますか、返答といいますか、そういうものとして文書をもって政府側に返答をしろと、こういうことをただいまおそらく電信で打ったところではないかと思うというような意味の答弁……
○堂森委員 時間がございませんので二、三の点について外務大臣にお尋ねしたいと思います。
さっき戸叶さんの質問中、いろいろの点に答えられまして外務大臣は、先般発表されましたアメリカ上院の小委員会におけるジョンソン国務次官の答弁の内容については、日本政府の考え方と一緒である、変わらぬ、こういう御答弁であります。私はことばじりをとらえるわけではありませんが、ほんとうに変わらぬのでありましょうか。もう一ぺん御答弁を願いまして、その点について質問を展開したいと思います。
【次の発言】 従来から政府は、総理大臣も外務大臣もこういう説明をしてこられました。日米共同声明以後も日米安全保障条約の性格は変わって……
○堂森委員 外務大臣に、以前の外務委員会等でもただたび日米間の繊維自主規制の問題について質問をいたしてまいりました。きょうは通産大臣の出席も要求しておきましたが、どうしても都合で出られないという連絡であります。まことに遺憾だと思うのであります。国会軽視もはなはだしい、こう思うのでありますが、主として外務大臣にこの問題について、二十分しかございませんので、二、三の点についてお尋ねしておきたいと思います。 まず十月の二十四日にニクソン・佐藤会談が行なわれて繊維輸出自主規制の問題については早期に妥結をはかるという意味で合意に達した、こう新聞にも報道されております。それからあなたはお留守であったよう……
○堂森委員 時間がございませんので、ただ一点だげ伺っておきたい、こう思うのであります。御答弁は谷口さんと宮崎さんにお願いしたい、こう思うのであります。 ちょうど吉野公使が帰国しまして、新しい政府の訓令を持ってワシントンに帰った日でありました。私が外務委員会で愛知外務大臣に質問をいたしまして、政府が新しい訓令を与えて吉野公使を帰したいきさつ等について詳細な答弁をしております。そのときに私はこういう提言をしたのであります。政府が出先の下田大使を通じ、あるいは吉野公使を通じて、アメリカ政府といろいろ交渉してきたのであるが、また、わが国内においては、もちろん外務省当局がアメリカの駐日大使館との接触で……
○堂森委員 限られた時間でありますので、私は、日米繊維交渉に限って、質問を許された時間やりたいと思うのであります。 外務大臣御承知のように、この日米繊維交渉が始まったのはすでに昨年の五月であることは御承知のとおりであります。すなわちスタンズ商務長官一行が来まして、わが国に対して繊維自主規制について二国間の交渉をと、こういうことでありました。もっとも正式に具体的にアメリカ側から交渉のあったのは昨年の十月、アメリカ政府から吉野公使に申し出があった、こういう経過でございまして、ことしの六月に一たん決裂しまして、そうしてまた今日の新聞の報道で伝えられておるような状態になっておるのであります。この長い……
○堂森委員 これより会議を開きます。
私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま梶山静六君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、渡部一郎君が委員長に御当選になりました。(拍手)
委員長渡部一郎君に本席を譲ります。
○堂森委員 昨日、長官が述べられました政府としての科学技術振興体制に対する所信の表明に関連しまして、科学技術の基本的な問題について二、三の点をただしてみたい、こう思うのであります。 最初に、先刻も木野委員からいろいろ御質問がありまして、重複する点もあるかと存じますが、お尋ねのしかたを変えましてお尋ねをしてみたい、こう思うのであります。先刻もわが国の技術促進、革新の形は何か導入型であった、こういうようなお話もございました。それからまた民間の先導型であった、こういうふうなことも言っておられました。私たちは常にGNPの少なくとも二%半ぐらいのお金が科学技術の改革、革新といいますか、そういう科学技術……
○堂森委員 本日は原子力関係の法案の日でございます。この二つの法案についての質問と直接関係はございませんが、原子力、核燃料に関する基本的な二、三の問題につきまして承っておきたい、こう思うのであります。 政府からいただいておりますところの資料を見ておりますと、「核燃料政策について 昭和四十三年六月二十日決定」とこう書いてあります。 その一に、「海外ウラン資源の確保については、原則として民間企業を中心としてこれを推進することとし、国は探鉱開発等に関する必要な助成および誘導措置を講ずる。なお、今後の海外ウラン資源確保の進展状況によっては、上記諸施策の強化等について、再検討を行なうものとする。」、……
○堂森委員 ただいま上程されております二つの法案につきまして若干の質問をいたしたい、こう思うのでありますが、まず賠償法の法律に関連してであります。この法律が制定されましたのは三十六年のたしか五月かに衆議院の本委員会を通過いたしまして決定されているのでありますが、私当時の速記録を少しく調べてみたのであります。そうしますると、本委員会でもこの法案が通過いたします際に幾つかの附帯決議が付されておるのであります。この附帯決議が付されました際に、当時の国務大臣でありますところの池田正之輔さんは、これらの決議の案の趣旨はもっともなものでございまして、われわれも決してこれは等閑視しているわけではございません……
○堂森委員 愛知外務大臣に中国に対する佐藤内閣の態度、政策の基本問題について一、二の点について伺っておきたい、こう思うのであります。 前週の外務委員会以来一週間を経過したわけでありますが、この一週間に新聞を見ておりますと二つの国が新しく中国を承認する、こういう方向で政府がそれぞれその対策を急いでおる、こういうふうに報道されておるのであります。たとえば十八日に、アメリカの極東政策に全く同じように非常に協調的な態度をとっており、またベトナムには現在も地上部隊を六千名くらい送っておる、こういわれておる国であります濠州では、野党の労働党の議員の質問に答えまして、外務大臣が、前向きの態度であらためて濠……
○堂森委員 まず私は、本条約の、ただいま理事会でいろいろと論議をされておった問題でありますところのタイトルの訳語についてお聞きしたい、こう思っておりましたが、後ほど曽祢委員等から御質問になるようでございますので、私はまずこのタイトルの点について政府に強く再考をしてもらうように、この訳語についての再考を特に要望しておきまして、私の次の質問に入っていきたい、こう思うのであります。 一九五九年でありますか、南極条約ができました。それからその次には一九六三年でありますか、部分核実験禁止条約あるいは宇宙天体の条約、その後核拡散防止条約、そして今度のこの海底軍事利用禁止条約というふうに、一連の核禁止の条……
○堂森委員 十月の二十一日に私は福井県大飯郡大飯町本郷における永谷君からの依頼によりまして、大飯町における原子力発電所工事を中止をしてくれ、地域の住民諸君の納得し得るまで、条件が熟するまで延期をしてもらいたい、こういう意味の請願の依頼を受けまして、提案をいたしたのでありますが、本日の当委員会の理事会で、その取り扱いにつきましてそれぞれの党の理事からいろいろ主張がなされまして、残念ながら意見の一致を見ることができませんでした。 私は、そこで発言を求めまして、政府に要求をいたしまして、なるべく早い機会に大飯町本郷における原子力発電所建設についての現在の状況と、地元の住民たちとの間に大きな意見の相……
○堂森委員 時間がたいへん短うございますので、主として田中通産大臣に二、三の点について質問を申し上げたい、こう思うのであります。またほかの人がやりますから……。 そこでこの繊維問題は、過去の経緯を考えますると、大体足かけ三年間の経過をたどってきたことは御承知のとおりでありますが、先般田中通産大臣が了解覚書にサインをされまして、今回いよいよこれが実施されるという段階を迎えておるのでありますが、七月一日から業界が自主規制をした、政府はこれを大いに歓迎する、あなたも幹事長時代に、党を代表した立場でこれに賛成しておられた。また、大臣になられてからもこの立場をずっと継承してこられた。また、九月のワシン……
○堂森委員 科学技術庁長官の木内さんを中心にしまして、今回、世界で現在運転をやっておる原子力発電所では最大のもので、まだ運転しておられないような百十七万五千キロワットという超大型の原子力発電所が福井県の大飯町に、大島半島という若狭湾の中心部にありますところの半島の突端に、一号炉、二号炉合わせますと二百三十五万キロワットくらいの発電キャパシティを持つような超大型の原子力発電所を建設することを、安全専門審査会はこれは安全であるという断定を下されました。いよいよ九日に原子力委員会が開かれて、これが決定されるならば、新聞が報じておるところによりますと、五十一年あるいは五十二年にはこの二つの百十七万キロ……
○堂森委員 長官が一時までだそうでありますので、五、六分で終わりますから、関連して伺います。 ただいまも近江委員から御質問がございまして、PCBはじめ、こうした公害に関連した問題について科学技術庁長官としてのお考えを伺いたい。 そこで、このPCBに関する研究調査について、三千七百万円を技術庁のほうから予算を出されました。調査研究をやってくれる、これは当然のことでありますが、科学技術庁長官というものは一体何をする国務大臣なのかということを、私、いまも質疑応答を通じて考えておったのです。そうしますと、科学技術庁設置法を見ますると、「科学技術庁は、科学技術の振興を図り、国民経済の発展に寄与するた……
○堂森委員 私、他の委員会に出席しておりまして、途中から出席したものですから、参考人の皆さんの御発言を聞き違えておるあるいは聞き漏らしておる点があると存じますが、二、三の点について、しろうとでありますので、簡単な質問をして御答弁を願いたい、こう思うのであります。 われわれの若いときよりも、戦後、特に近年、ガンの死亡率が非常に高いようにわれわれしろうとは思うのでありますが、それはガンにも、いろいろな場所によって違うでありましょうけれども、たとえばわれわれ若いころには肺ガンというようなことはあまり聞かなかったのです。しかし、このごろ、よく年配者の人で、肺ガンで死んだ、つい最近まで元気でおった人が……
○堂森委員 時間があまりありませんので、簡略に質問を申し上げまして答弁を願いたいと思います。 福井県の美浜の原電で、十四日、放射能を含んだ一次系の水漏れが発見されまして、同日の午後八時、一号炉の運転休止を決定した。そして、十五日の午前零時過ぎから運転休止をして点検作業に入った。事故や事故のおそれが生じたため原子炉の運転休止をするのは、美浜原電では開始以来これで四回目であります。それで、この美浜原電の再開までには少なくとも一週間あるいは二週間ぐらいかかるのではないか、こういうふうにいわれておるのであります。 この事情につきまして、詳細に、この事故が起きてきた実情等につきましてまず説明をしても……
○堂森委員 ただいま上程されております外務公務員法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、外務省の公務員諸君は重要な外交の仕事に専念してもらっておるのでありますが、私はこの法律案の改正に関連をして、わが国の外務省の公務員諸君の姿勢といいますか、そういうものについて若干の質問をしまして、外務大臣から答弁を願いたい、こう思うのであります。 私は、一昨年以来、たとえばわが国とアメリカとの間の繊維交渉の経過をずっと見てきまして、そして昨年の十月のああいうような結果になったのでありますが、私は率直に申しまして、国民の間から、一体わが国に外交というものがあるのだろうか、あの繊維交渉の経過だけ見ておっ……
○堂森委員 大臣の時間の制限が非常にあるようでありますので、二、三の点についてまず大臣にこの国際交流基金法案に関連して質疑をしたい、こう思うのであります。 私は、今回この国際交流基金法案を出されるについて、あの予算編成当時の外務大臣の非常な努力を非常に多とするものでありまして、まず大臣が大いにがんばられたということについては私は大いに認めていいことだ、こういうふうに、私は別にあなたにおべっかを言うつもりはないのだが、ほんとうにそう思っておるのであります。 そこで大臣に伺いたいのですが、すでに石井さんが御質問になった点でありますが、この法案をお出しになったその着想の基盤というものをあなたはも……
○堂森委員 外務大臣に、時間がわずかしかありませんので、端的になるべく短く質問いたしまして、なるべく短く御答弁を願いたい、こう思うのであります。 新聞を見ておりますと、大統領補佐官のキッシンジャー氏が日本に九日に来まして十二日まで四日間おる。そしてもちろん政府与党あるいは財界の代表的な人たちとも懇談をする。そしていろいろなことが想像されますが、私は何といってもニクソン大統領が中国を訪問して中国とアメリカとの間の共存の橋をかけるような外交を展開しておる。それからまた、さきにソ連を訪問しまして、ある意味では米ソの平和共存の基礎がいよいよ固まってきた、こういうふうに概略して言えると、こう思うのであ……
○堂森委員 外務大臣に対しまして、時間が十五分しか割り当てられておりませんので、日中国方回復の問題につきまして主要な二、三点について伺っていきたい、こう思うのであります。もちろん事は外交関係の重要な問題でありますから、国会の席といえども、いろいろ表現等につきましてお答えにくい点もあるかと思いますけれども、せっかくの外務委員会でありますので、外務大臣もできるだけ率直にお答え願いたい、こう思うのであります。 まず第一に、日中両国の国交回復について、これからの政府、特に外務大臣である大平さんが持っておられるスケジュールの構想というものがあると思うのでありますが、相手のあることでありますから、こうこ……
○堂森委員 時間がきわめて制限されておりますので、参考人の三氏の方々に具体的に数点について伺ってみたい、こう思うのであります。 午前中の参考人の中で、東大の助手の宇井純氏からも発言がございました。通生省は近くPCBの生産を中止させるということを通産大臣が先般国会でも発言しておるわけです。そして科学の進歩があるのであるから、代用品、代製品というものの開発が不可能なんということはないのだ、そして無害なものにかえていくということにするのだと、わりあい簡単な答弁をしておられるが、学者としてどうか、こういう質問もしておられます。そうすると、宇井参考人は、私の考えでは、代製品を使っていくということもきわ……
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