西中清 衆議院議員
32期国会発言一覧

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西中清[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西中清衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

西中清[衆]本会議発言(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 衆議院本会議 第23号(1970/04/28、32期、公明党)

○西中清君 私は、公明党を代表し、ただいま議題となっております防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、反対の討論をいたします。  佐藤総理は、去る二月の施政方針演説で、「日本は、軍事的手段によって世界政治上の役割りを果たす国ではない」「自由を守り、平和に徹する基本的態度のもと、国力国情に応じて自衛力を整備し、その足らざるところを日米安全保障条約によって補完する」との政策を明らかにされております。この発言は、ここ数年間、日米安保条約のもと、漸増的に自主防衛を強化するという考え方が変化し、逆に、自主防衛を軸として、日米安保を補完的役割りとすることを明らかにしたものであります。すなわち、主客転……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 衆議院本会議 第7号(1971/10/27、32期、公明党)

○西中清君 私は、公明党を代表して、ただいま提案されました福田外務大臣不信任決議案に対し、賛成の討論を行なうものであります。(拍手)  昨日の国連総会において、国連の中国代表権に関するアルバニア決議案が、七十六対三十五の圧倒的多数で可決されました。わき上がる拍手、大歓声は、まさしく新しい世界の歴史の幕あけであり、潮流であります。佐藤総理及び日本外交の最高責任者たる福田外務大臣は、この重大な失態にいかなる責任をとろうとするのでありましょうか。福田外務大臣は、昨日の記者会見で、「敗軍の将、兵を語らず」と言われましたが、一体何に敗れたのでありましょうか。  本来、国連の原加盟国の一つである中国の代表……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 衆議院本会議 第27号(1972/05/11、32期、公明党)

○西中清君 私は、公明党を代表いたしまして、一昨日発表されたニクソン米大統領のベトナム強硬政策に対し、またこれに関する諸問題を含め、総理並びに外務大臣に御質問をいたします。  ニクソン米大統領は、去る八日、北ベトナムの全港湾に対する機雷の敷設と陸上補給を阻止するための砲爆撃の続行をおもな内容とする新たなベトナムへの強硬措置を発表したのであります。米政府のかかる強硬措置は、パリ会談によって平和的解決をすべきであるとの国際世論を全く無視した暴挙というほかありません。さきの爆撃再開に続いて大国主義をむき出しにしたアメリカの強硬手段は、ベトナム戦争をますます拡大させ、その平和的解決を困難にするばかりか……

西中清[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

西中清[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 決算委員会 第16号(1970/05/12、32期、公明党)

○西中委員 最初に大蔵省のほうにお伺いします。  この前の委員会で同僚議員から問題になりました、また官公労でも問題になっておりますが、国家公務員共済組合連合会の理事でありました栗田氏の問題について、前回大蔵大臣にも質問いたしておりますので、事実であれば非常に問題だ、善処するというお話でございましたので、経過と、その後の調査の結果をまず最初にお聞かせを願います。
【次の発言】 そういたしますと、四十一年に刑事事件を起こして、一審、二審とも有罪、四十四年六月には最高裁に上告している、この間、四十一年五月に刑事事件で起訴されたために退職し、翌月非常勤の嘱託、こういう形ですね。そして月額十二万円の手当……

第63回国会 決算委員会 第17号(1970/05/19、32期、公明党)

○西中委員 先ほど丹羽先生からもお話がありました古古米、そして古米の処理については、先ほどから聞いておると、もうひとつすっきりした返事がないし、これは食糧庁また農林省も、その他の関係省庁がもう一つ認識がないんじゃないか、私はそのような気がして聞いておったわけです。先ほど宮木先生からもお話があった話を総合して考えてみますと、このカビのカビ毒というものは、米だけではなくて非常に広範囲な影響を与えるものだ、こういうふうに私は理解をいたしました。さらにガンその他の病気がさまざまの形であらわれておる、こういうことですから、なお一そう農林省だとか厚生省はこのカビについて認識をしていただくように、先ほど宮木……

第63回国会 決算委員会 第18号(1970/06/10、32期、公明党)

○西中委員 専売公社の質問を前回やらしていただきましたが、きょうは引き続いて残された部分をひとつ質問したいと思います。  前回の質問で、外国葉たばこの輸入について質問したわけですが、その検査機関についてこまかくお聞きをしました。いろいろと御説明はいただいたわけですが、十分納得できない点が少なくなかったわけでございます。その後、検査の実地の見学をということでございましたので、私も参りました。しかしその結果、何カ所か行くたびに、やはり問題があるというように私は理解をして帰ってまいりました。その点については、この前もお話をしておりますので、深くは申しませんが、ただ検査機関についてはなお一そうの御検討……

第63回国会 決算委員会 第22号(1970/10/13、32期、公明党)

○西中委員 せんだって、全日空の事故につきましての調査団の結論が出たわけでございますが、原因が不明という結論でありますので、私たちとしても釈然としないものが残っておるわけでございますが、さきの松山沖の問題も十分な原因がわからない、引き続いて、この羽田沖の727の問題も原因不明、こういうように、運航の安全性の問題についての調査結果というものが、どうも私たちの期待に反したことで終わっておるわけでございます。もちろん学者、先生方が一生懸命やられたわけで手抜かりはない、このように思うわけでございますけれども、このように引き続いて原因がはっきりしない。それでなくても、せんだってより交通機関の事故が続発し……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 外務委員会 第6号(1971/03/05、32期、公明党)

○西中委員 私は逐条的に質問をしていきたいと思いますが、まず第一条の(a)、この(a)の中に「(未遂を含む。)」ということがございますが、このハイジャックにおける未遂というものは一体どういうことなのかということがもうひとつはっきりしておらないような気がするのです。これはまあ一般の犯罪におきましても未遂ということは出てくるわけでございますが、これは法務省の関係かと思いますが、たとえば強盗が家へ侵入してくる。これはやはり一人、二人、三人というように何人かでやるという場合は一応談合するでしょう。その時点で発見できる場合と、それから庭に入ってきたとか家の領域内に入った、この時点で発見された。それから戸……

第65回国会 外務委員会 第7号(1971/03/11、32期、公明党)

○西中委員 私は、新聞報道で各紙が報道しております南ベトナムの石油開発につきましての質問をいたしたいと思います。  これによりますと、石油開発公団と民間の八社が海洋石油を設立して、アメリカ国際石油資本と組んで南ベトナム沖の石油開発に乗り出す、こういうことがほぼきまりになったというような報道でございますが、この事実関係はどういうことなのか、簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これも、申すまでもなく、ベトナム戦争は全インドシナ半島に及んでおる状態でございますから、その戦況に対して中国側も何らかの動きをするというような決意を表明するような非常に緊迫したともいえる段階に入っておる国際情勢上……

第65回国会 外務委員会 第8号(1971/03/12、32期、公明党)

○西中委員 前回少し入ったところで終わってしまったわけですが、ハイジャック条約の第一条の(a)の未遂についてその範囲をお聞きしました。そのときの御返事では、この条約でいう未遂は乗降口が閉ざされてから開かれるときまでに限定されていることであって、いわゆるどろぼう等の一般犯罪における未遂の概念とはおのずから違いがあるように御答弁がございましたが、その点は間違いないのか。  それからもう一つは、そこに法的な矛盾というものはないのかどうか、この点について最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 ここでもう一つの問題をこの前お聞きしております。ドアが開かれたまま犯人がハイジャックをしたとき、……

第65回国会 外務委員会 第15号(1971/05/10、32期、公明党)

○西中委員 「日本国の譲許表に掲げる譲許を修正し又は撤回するための第二十八条の規定に基づくアメリカ合衆国との交渉の結果」「第三十八表の変更」ということで出ておりますが、これによりますと、いわゆるチューインガムの関税率の引き上げ五%ということでございますが、この引き上げの理由について最初にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 歴史が浅いということで引き上げる、こういうようなお答えであろうかと思います、おもな理由は。そこで現在の日本の国内におけるチューインガム業者の実態ですね。大手というのは非常に少ないようでございますが、どういう経営状況になっておるか。実際に戦後できたから弱いのか、それと……

第65回国会 外務委員会 第19号(1971/05/21、32期、公明党)

○西中委員 初めに、万国郵便条約について簡単にお伺いしておきたいのですが、この条約の署名国は百二十七カ国、このようになっておるようでありますし、説明書にもそのように書かれておるわけでございますが、いろいろ属領といいますか、また信託統治といいますか、そういう地域を含めて百二十七、こういうような数ではないかと思うのですが、この百二十七カ国としてあるのはどういう考え方によるのか、その辺のところの事情をお知らせ願いたい。
【次の発言】 特別の考え方はあるというわけではないのですか、その点を聞いているのです。
【次の発言】 この条約には中華人民共和国、朝鮮人民民主主義共和国、北ベトナム、東ドイツ、こうい……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 外務委員会 第3号(1971/08/10、32期、公明党)

○西中委員 高野先生にお伺いしたいのですが、いま台湾の帰属未定論についてお話がございましたので了解したわけでございますが、政府はいままでこれは放棄しただけである、連合国とか多数国できめてもらうべき問題であるというようなことを言っておりますが、これは事実上そういうことは国際法上言い得ることなのかどうなのか。具体的にいうと、そういうものが集まって会議をするということは可能ではないんじゃないかと私たち考えておりますが、この点の御見解をお願いしたいということ。  それから国連の代表権につきまして、政府の答弁では、重要事項指定方式の決議というものは、一回やればこれはもう続いて効力があるのだ、こういう回答……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第3号(1971/11/11、32期、公明党)

○西中委員 私は公明党を代表いたしまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  今回の沖繩返還は、長い異民族の支配にありました沖繩県民の長年の悲願であり、同時に全日本国民の大いなる願望でありまして、日本人としてだれ一人この返還を望まない者はないと思います。この協定の批准を前にして、政府は核抜き本土並みというこの返還の内容をうたっておりますが、われわれは、この政府のおっしゃることがほんとうであれば、これはその正しいと信ずるおのおのの政策に従って、核抜き本土並みそのものの論議をいたすわけでございます。わが党は、沖繩の長い御苦労に対しましては、条件つきでない、核のない、基地のない沖繩、少なくとも……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/11/22、32期、公明党)

○西中委員 私は、自民、民社、公明の三党を代表いたしまして、提案の趣旨を説明いたします。  本委員会における協定審議の過程において種々なる問題点が指摘されました経緯にかんがみ、本委員会として次の決議を行なわんとするものであります。  決議案の文案を読み上げます。    非核兵器ならびに沖繩米軍基地縮小に関する決議(案)  一、政府は、核兵器を持たず、作らず、持ち込まさずの非核三原則を遵守するとともに、沖繩返還時に適切なる手段をもつて、核が沖繩に存在しないこと、ならびに返還後も核を持ち込ませないことを明らかにする措置をとるべきである。  一、政府は、沖繩米軍基地についてすみやかな将来の縮小整理の……

第67回国会 外務委員会 第1号(1971/10/22、32期、公明党)

○西中委員 いま戸叶委員から質問があったのですが、私も非常にひっかかるので、一言だけ申しておきたいと思います。  やはりこれはあくまでも施政権の返還であって、何だかこの文章、演説を読んでみますと、アメリカのたいへんな好意によって領土が返されるのだ、これは認識の相違ということは確かにあると思いますけれども、そういうニュアンスが非常に強い。総理演説ですと、幾ぶん御苦労をかけたということが載っておるんですが、外務大臣の演説では、そういう要素は全くなくて、もっぱらアメリカの好意を宣揚しているという、しかも「失われた領土」というような表現が出ておるわけでございますから、これはあくまでも施政権の返還である……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 外務委員会 第4号(1972/03/17、32期、公明党)

○西中委員 いま外務大臣から政府間折衝を考えておるんだ、その前の段階として関連の質問がございましたが、これは中国としてはそれなりの原則というものがあるわけでございまして、先ごろの委員会におきましても領土の問題等がいろいろと論議になりまして、政府は統一見解を出された、こういう経緯があるわけで、はたしてそういう領土の問題なり日華平和条約の問題なりというものが、いまの政府の姿勢で、政府間交渉というものがいきなり行なわれるかどうかということも、これは非常に問題があるわけでございまして、われわれとしては、具体的にどういう接触を行なっておられるか、これが聞きたいわけでございますけれども、おそらく答弁として……

第68回国会 外務委員会 第7号(1972/04/12、32期、公明党)

○西中委員 時間が、午後の審議に差しさわるそうでございますから、質問は途中までになるかわかりませんが、少しやってみたいと思います。  重複するところはできるだけ避けますが、先ほども現在の日本の置かれました状況から、この国際交流基金というものがどういう性格を持つか、こういう問題でわれわれとしては若干の危惧を持つわけであります。先ほど松本委員からも、一方的な目的の中の諸外国の理解を深めるということで論議がありました。この点は私も同じような危惧を持っておるわけでございますが、むしろこういう目的でございますと、将来対外宣伝機関の性格を持ってくるのではないか。先ほども大臣から、修正には賛成だということが……

第68回国会 外務委員会 第11号(1972/04/26、32期、公明党)

○西中委員 沖繩の返還も旬日のうちに迫りましたが、一方ではベトナムにおいて北爆が激化いたしておるわけでございます。こういう背景から、いわゆる沖繩の基地について返還後どういう態様になるかということは非常に国民の不安とするところでございます。従来の政府の答弁は一貫して、日米安保条約及びその関連の取りきめのワク内に入るということでございますが、事実問題として、これは非常な疑点があるということはだれしもが危惧いたしておる重大な問題だろうと思います。したがいまして本来でございますと、返還後の沖繩の問題については、六九年の日米共同声明の第四項の中にあります、いわゆる再協議をするというこの問題について、何ら……

第68回国会 外務委員会 第12号(1972/04/28、32期、公明党)

○西中委員 三木先生、たいへん御苦労さまでございました。  先ほどから委員の方がお聞きになりまして、その意図されているところは非常に敬意を表しておるわけでございます。特に、またたいへんな決意を持って政府与党説得をしていきたいというお考えもうかがわれまして、私たちも先ほど先生のお示しの原則というものについてのお考えは全く同感の立場にいるわけでございます。いま私が聞こうと思っておったことに曽祢先生からもお聞きになりまして、ダブるようでございますが、やはり問題の一つの大きな点は、台湾の問題であろうというように認識をいたしております。こまかい問題になるわけでございますが、先ほど先生おっしゃいました日華……

第68回国会 外務委員会 第13号(1972/05/10、32期、公明党)

○西中委員 先ごろより種々の報道がされております沖繩の那覇空港におけるP3の移転について、本来ですとこれは言うまでもなく沖繩復帰と同時に移転を完了すべきものである、こういうものでございますが、その点についていささかの疑念が出てきたのでございます。この辺の事情はどういうふうになっておるのか、正確に御説明を願います。
【次の発言】 いま理由としてあげられたのは普天間の工事の問題、予算の問題それから新しい事態の変化、大体三つだったと思います。しかしながらこの問題はさきの沖繩国会におきまして政府としては完全返還、こういう目玉商品ともいうべき大宣伝でやられた問題であって、いまさらこういうことでおくれたか……

第68回国会 外務委員会 第14号(1972/05/12、32期、公明党)

○西中委員 五月の十日からバードウイークが始まっているわけでございますが、現在日本の生活環境というものは、御承知のように緑がどんどんと奪われていっている。そうして公害が日本列島に大きく広がっておる。こういう状況の中でこのような条約が結ばれてわけでございますが、このままいきますと、環境庁も熱心にいろいろとやっていただいておるようでございますけれども、公害のほうはむしろ輪をかけておるというのが実情だろうと思います。したがいまして、河川なり海岸線なり海なりまた山なり、こういうところがどんどんと荒らされておる。特に、鳥と密接な関係にある森林というものが非常にこれは減っているという、こういうような現状で……

第68回国会 外務委員会 第15号(1972/05/17、32期、公明党)

○西中委員 御本人にじかにお尋ねします。いままで論議がありましたのでもう一切省略いたしまして、一点だけ聞いておきたいのですが、うそかまことかというのは私個人の考えとしては第二義的な問題で、楢崎君が何回もおっしゃっているように、内容の問題、政策論の問題として重要である。これは大いに論議をしていかなければならぬと思っております。  ただこの問題で先ほどぎりぎりのところまで時間があればやりたいというお話がございました。それはどの程度のものなのかということは、われわれこうして外務委員会で何回も扱っておりますが、依然として進展をしておらないわけであります。さらにそれを繰り返しても意味がないというように私……

第68回国会 外務委員会 第16号(1972/05/19、32期、公明党)

○西中委員 最初に、国際民間航空条約に関する議定書の御質問をいたしたいと思います。  このニューヨークで署名された議定書の問題でございますが、これは一九七一年の三月に招集されておるその会議でこの議定書ができたというふうに書かれております。そのもう一つのウィーンのほうですね。これは一九七一年六月、この間わずか三カ月しかないわけでございますが、定期総会の前の臨時総会が期間的にいって非常に狭まっておるという、この臨時総会はそうすると、定期総会に先がけて急にやられたといいますか、非常に短い期間しかないのにわざわざ開かれたという理由は、特別一体何かあったのでしょうか。その辺はどうでしょうか。

第68回国会 外務委員会 第18号(1972/05/24、32期、公明党)

○西中委員 ベトナム戦争が激化いたしまして、四月上旬以来横須賀の空母コンステレーション出港、その後岩国からの海兵隊及びファントムF4出動、さらにはスカイホークの二個中隊出動、その他米陸軍相模補給廠での戦車の修理、佐世保における駆逐艦の修理補給作業、広の弾薬庫からのベトナムヘの出港、こういうような矢つぎばやの日本本土における在日米軍基地の動きというものは非常にあわただしい状況になっております。先ほど防衛庁長官は、日本の米軍基地は静かである、比較的平静であるなどとおっしゃっておりますが、少なくとも国民は、そうしておのおのの基地においては、非常な不安感を持っていることは疑いのない事実であろうと私は思……

第68回国会 外務委員会 第20号(1972/06/02、32期、公明党)

○西中委員 せんだっての当委員会でも御質問いたしました点について、時間がなかったものですから途中でやめたわけですが、外務大臣は沖繩におけるB52のベトナムに対する爆撃戦闘作戦行動、この往路は地上給油で事前協議である、だが帰路は戦闘作戦行動ではないから事前協議の対象にはならない、こういう解釈がございまして、これは非常に論議がなされましたが、私はいまだに釈然としておらないわけで、そういうことははたして国際的に通ずる問題なのかどうなのか、こういうことが依然として残っているわけでございます。いずれまたいろいろと洗い直しはされるのではないかとは思っておりますけれども、このお考えはいまも変わっておりません……

第68回国会 外務委員会 第21号(1972/06/07、32期、公明党)

○西中委員 先ほどもお話が出ておりましたが、キッシンジャー大統領補佐官が九日に来られるということで、日本側としては米ソ、米中、こういった会談について何らかの報告を受けられると思います。日本側としてはいま問題になっておるのは沖繩基地の態様、日米安保体制、安保条約の洗い直し等の問題があろうかと思います。で、この辺われわれとしてはアジアの情勢の変化、いわゆる緊張緩和ということもございますので、重大な関心を持つわけですが、新聞報道では、佐藤総理が外務委員会で、近く来日するキッシンジャー米大統領補佐官との会談で、日米安保条約のあり方について話し合う。沖繩の米軍基地は施政権返還前とその後で性格が変わるべき……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 外務委員会 第2号(1972/08/10、32期、公明党)

○西中委員 私は、現在急ピッチで進んでおります日中問題について、最初に御質問をいたしたいと思います。  今日の田中内閣の姿勢というものは肯定的で、そしてかなり積極的な面も見えるわけでございまして、これはわれわれとしても当然協力をしていきたいというような気持ちで十分おるわけでございます。これはいささかの懸念でございますが、こういう流れの中で、当然流れとしてもこれは回復までいくものとは私は思っておるわけでございますが、きょうあたりの各紙の報道によりますと、日本の中国接近についてアメリカ側のほうから、ジョンソン次官の発言でございますが、いろいろの発言があるようでございます。要するに、日米が中国と接近……


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各種会議発言一覧(衆議院32期)

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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1970/03/16、32期、公明党)

○西中分科員 山陰本線を中心として、裏日本の輸送について御質問いたします。  現在の国鉄の輸送状況については、いわゆる複線、電化等の種々の投資が必要であろうと思われますが、私は、いわゆる太平洋ベルト地帯というものについての幹線増強は十分進んでおる、ないしは進めようとしておられる、そういう姿勢はわかるわけでありますが、いわゆる裏日本の増強計画がどうもおくれているのじゃないか、このように考えております。このために、いわゆる過疎地帯というものが裏日本には非常に多いわけでございますが、いわゆる人口の減少とともに国鉄の経営が苦しいということで、鉄道網の整備が置き去りにしていかれる。今日に至りましては、地……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1970/03/16、32期、公明党)

○西中分科員 私は、自治大臣及び選挙部長に質問をいたしたいと思います。  ここに時事通信社が発表しました昭和三十八年度及び四十年度の学力調査の資料がございます。これによりますと、文教県として一般に認識されております京都府の学力が全国平均から見て低位に置かれていることがわかります。すなわち、中学三年生における総合学力を見ますと、昭和三十八年、四十年、両年ともに全国四十六都道府県の中で二十八位、六大都市を含む府県でまいりますと、その中で最下位、また進学状況を見ますと、四十三年度の公立高校卒業者の大学進学率は全国平均二一二・八%、京都府は一九・八%、その中で国立大学への進学率は一二・五%、これまた全……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1970/03/16、32期、公明党)

○西中分科員 最近、家庭電器製品ないしはその他の一般家庭用品につきまして、いろいろと欠陥事故が続出しております。すでに一、二質問が出ておるようでありますが、昨年のカドニカかみそり事故、それから欠陥こたつ事故、こういうような問題もございましたし、続いて現在、電子レンジの有害電波漏洩の問題、さらには赤外線ガスストーブの問題というように、いろいろと痛ましい事故も起こっているわけでございます。こうした中で、新しい器具というものが国民生活の中に定着をしてまいりますので、多くの新しい製品に対して、その安全性というものは、あらためて国民の間で大きく問題になっていると思います。  そこで私は、現在問題となって……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1971/02/19、32期、公明党)

○西中委員 昨年の消費者物価の上昇は、たびたびと言われるとおりに、七・七%というまことに重大な、そしてきびしい情勢を迎えました。私ども国民も、物価の上昇に対しての政府の施策というものに対して、たいへんな期待をかけているわけでございます。しかしながら、国民の願いは毎年繰り返されてまいりまして、そのたびに私たちは裏切られてきた、こういうような思いも強く持っておる。これが政治全般への大きな不信になっておるということについて、まことに憂えるものでございます。もちろん政府としましても、数々の施策を実施するように努力をなされてきたということもあるでございましょうけれども、その実効はどうであったかということ……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1971/02/23、32期、公明党)

○西中分科員 近年都市への人口集中による宅地の開発並びにその人口増加、これは教育の面でも、児童の増加ということで非常な問題になっておりますが、これに関連しまして、小中学校の校舎の新築、増築並びに用地取得費等が非常な額に達しております。これが地方公共団体の予算に相当な部分を占めておって、他の福祉行政、一般行政をはなはだしく圧迫するというような現象が生じております。これについては、私も一例をあとであげたいと思うのでございますが、文部省としては、たとえば五〇%前後を占めるような、一般会計予算から教育費がそれほど出ておる。もちろん新築、増築だけではなくて、一切の教育費ではございますが、実際問題としてそ……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1971/02/23、32期、公明党)

○西中分科員 連合審査で物価の問題が討議をされましたが、物価の高騰についてはいろいろの問題があったわけでございます。特に心配なといいますか、今後に残された問題といたしましては、いわゆる野菜の生産量の確保、それから魚等の漁獲高の確保、それに対して消費量はふえるという現在の状況でございます。  それで、最初に大臣に率直にお伺いをしておきますが、本年度は農林省が野菜につきまして種々の試みをされておることは私も承知をいたしております。それがすぐに効果が出るかどうかは、私も専門ではございませんので詳しいところはわかりませんが、庶民として、ことしの冬のように来年もやはり野菜が確保されないのではないか、そし……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第2号(1971/07/23、32期、公明党)

○西中委員 ただいまの各委員の質問に関連いたしまして私も質問をしたいのですが、先ほど大臣も沖繩の基地の地位というか役割りというものが低下した、そういう希望的観測をお述べになったわけです。そういうお立場というものは、私もわからないことはないわけでございますが、一面、午前中の質問でもありましたが、七二年核抜き、本土並みの返還ということについて、先ごろの予算委員会で質問がありまして、政府の答弁が、どうもやはり国民の納得できるそういう線がはっきり出てこない、こういう感じが強いわけでございます。一応いまおっしゃったことをそのまま受け取ったとして、地位の低下というか役割りの低下というか、そういうものは大臣……



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データ更新日:2023/02/05

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