このページでは貝沼次郎衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○貝沼次郎君 私は、公明党を代表して、ただいま趣旨説明のありました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、問題点を提起し、政府の税制に対する基本的見解について、総理並びに関係大臣に対し若干の質問をいたすものであります。 まず第一に明らかにしていただきたいことは、今後のわが国の財政の方向についてであります。 新経済社会発展計画には、「所得水準の上昇に応じて租税負担や社会保険負担をある程度高め、それによって高い福祉を実現し、」と述べ、七〇年代の財政が、高福祉高負担を指向することを明らかにしております。 私は、高福祉を実……
○貝沼委員 私は今回初めてこの委員会において発言をするわけでありますけれども、何ぶんにもしろうとでありますから、ひとつ答弁の場合はだれにもわかるように答弁をしていただきたいと思います。これをまっ先にまずお願いしておきたいと思います。 そこで、六十一国会におきましてこの法案はかなり審議されましたけれども、しかし実際は参議院のほうで廃案になっておりますので、本来ならば今国会においては初めから審議をし直すのが当然であると思うわけでありますけれども、いろいろな都合もあると思いますので、私は初めからやるということはやりません。そこで、なるべく議事録等も全部読んでみまして整理をしてみたわけであります。し……
○貝沼委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国税通則法の一部を改正する法律案について、反対の討論を行なうものであります。 今回の国税通則法の一部を改正する法律案につきましては、前国会においても大いに議論を尽くしたところでありますが、現在の協議団制度より一歩前進させて、真に納税者のための権利救済をはかろうとするものであるとの政府の最初のお考えとはうらはらに、結局は、国税庁の範囲内の付属機関としての改正にとどまってしまったのであります。これは従来の基本的な多くの欠陥を解決せずに、かえって徴税強化の措置であるとの感を深くするものであります。 政府が真に納税者の権利救済をは……
○貝沼委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十五年度の税制改正に関する暫定措置法案に対して、反対の討論を行なうものであります。 第一に、この法律案は、四十五年度税制改正による所得税の負担軽減を、四十五年四月一日から同月三十日までの間に支払われる給与所得及び退職所得に及ぼそうということ、また、四十五年三月三十一日に期限の到来する租税特別措置につき、その適用期限を同年四月三十日まで延長しようとする内容のものでありますが、これはあとで審議することとなっている所得税法等の国会審議を拘束するきらいがあるということは明らかであります。 さらに、従来は、このような措置を講ずる場……
○貝沼委員 造幣局特別会計法の一部を改正する法律案について質問をいたします。非常に次元の低い質問で恐縮なんでありますけれども、二、三お伺いいたします。 初めにこの法案の「理由」というところがございますが、この「理由」というところに「毎会計年度末における補助貨幣回収準備資金のうち補助貨幣の発行現在額をこえる部分に相当する金額を一般会計の歳入に繰り入れることとする必要がある。」こういうふうにありますが、この「必要がある。」ということについて、この前の提案理由の説明においてはたしか入れたほうがいいというふうな意味の内容であったと思いますが、「必要がある。」ということはどういう意味でしょうか。
○貝沼委員 物品税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について質問をいたします。 まず初めに、物品税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案の要綱の中で、「物品税の暫定的軽減」等と書いてありますが、二行目のところに、これらの物品の「生産及び取引の状況等にかえりみ、」こういう条件がついておるわけでありますが、この段を読みますと、かなりの調査がなされたのではないかと思うわけであります。たとえば年度別に生産が、下に書いてある品目についてどれくらい伸びたとか、あるいは普及がどれくらいの度合いでなされているとか、それから量に比べて価格がそれぞれ変動した、いろいろ調べたと思うのですね。諸……
○貝沼委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案について、反対の討論を行なうものであります。 まず、所得税につきましては、今国会にて終始主張してまいりましたように、このたびの改正案は、昭和四十三年七月の税調長期答申の完全実施であり、史上最大の減税であるとうたっておりますが、その中身は、最近の平均世帯構成が夫婦子二人であることと、税調答申より二年間の実施のズレから見て、その間の物価高騰を考えますと、大幅減税とはいうものの、実質的には何ら中身のないものとなるのであります。 それは、減……
○貝沼委員 簡単なことだけですけれども、まず初めに大蔵省に聞いておきたいのですが、この特別会計の歳入不足を埋めるために一般会計からの繰り入れ金は私は当然だと思うのです。しかし、この返済のめどの問題、いまも出ておりましたけれども、この法案では一般会計に繰り戻すのは後日決算上剰余が生じた場合、こうなっておりますが、こういうような出世払い的な返済方法というものが適当であるのかどうか、その考え方について伺っておきたいと思います。
【次の発言】 将来戻してもらうということなんですけれども、どうも私どもから考えると、何か返ってこないのじゃないかという気がするのです。これからだんだん議論してまいりますけれど……
○貝沼委員 最近非常に問題になっております一般会計の予備費につきまして質問いたします。
初めに、この予備費が一千百億から現在どれぐらい残が残っているか。これについて主計局からお願いいたします。
【次の発言】 この九百億円の残の中でいろいろ予想されるものが支払われていかなければならないわけでありますけれども、ざっと私が計算したところでは非常にこれが問題あるのではないかと思うわけであります。そこで項目だけを見ましても、たとえば人事院勧告によるベースアップの問題、それからあとは農林省関係の良質米奨励金等の問題、それから品種改良に対する奨励金の問題とかあるいは米産調整奨励金であるとか、そのほか食管関……
○貝沼委員 先ほどからずっとビールの値上げが問題となって、こうして各党から質問が出ておるわけでありますが、その答弁をずっと聞いておりますと、あたかも気の抜けたビールのような感じがしないでもないわけであります。そこで私もずっと先ほどからの事項については尋ねなければならない点ばかりでありますけれども、時間が非常に微々たる時間でありますので、二、三点ここでお尋ねをしたいと思います。 そこでまず、初めに朝日麦酒の社長さんにお尋ねするわけでありますが、ただいまも質問がありましたように、朝日麦酒だけが値上げをしても、はたしてその値上げというものが実現できる可能性があったのかどうか。この点は、いま非常に不……
○貝沼委員 時間がもう四分ぐらいしかありませんので、きょうは国民金融公庫副総裁にも来ていただいているわけでありますが、時間がない関係上、この国民金融公庫が行なう恩給担保金融に関する法律の件について議論をしておきたいと思います。 最近、私が相当多くの方々と話し合った結果、この法律が昭和二十九年にできて以来二回にわたって改正が行なわれ、そして、昭和四十年に現制度に改正されておるわけでありますが、この当時の、たとえば物価の問題あるいはまた公務員の平均給与の問題、こういうようなことといろいろ比較をいたしますと、現在、四十年当時の一人につき三十万円以内という金額は非常に少ないものではないか。これをさら……
○貝沼委員 特別国会を終わってからずっと日本のあちこちを歩きまして、現在の日本の公害の進行というものがあまりにもひどいということを私はこの目で見てまいりました。そして同時に感じたことは、いままで公害に対してあまりにも政府の態度というものがなまぬるかった、これは緊急に対策を講じなければならない、そういう立場から私どもも臨時国会というものを盛んに主張をしてまいったわけでありますが、今回こうして臨時国会が開かれまして、そして各党から公害の議論が続出しておる。私は一日本人としてほんとうにこれはうれしいことだと思うのです。しかしながら、先日以来あの連合審査あるいは各大臣の答弁等を聞いておりまして、ほんと……
○貝沼委員 本日はどうも御苦労さまでございます。
まず初めに、直接関係のない話でありますけれども、現在公害の臨時国会でありますので、そのことにちょっと触れたいと思うのですが、現在、弘済会とかあるいはその辺で、プラスチックに入ったお酒とか、そういうものがちょっと出回っているように私は見ておるわけでありますが、初めに牧原参考人に、こういう容器に入ったお酒というものが、現在売れ行き状況が伸びつつあるのか。今後の見通しになりますけれども、そういった方向の考え方、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 今後の売れ行きが少しずつでもとにかくふえていくということでありますが、現在のビールならビール、ある……
○貝沼委員 私も、低気圧による島根、鳥取、また北陸方面のこの災害について、これから質問をいたします。 質問に先立ちまして、今回おなくなりになった方々に対しましては、衷心より哀悼の意を表するものであります。なお、被害にあった方々に対しましては、心からお見舞いを申し上げるものであります。 さて、副長官が時間の都合で長くおられないようでありますので、初めに二点だけ伺っておきたいと思います。 その一点は、個人に対する救済の問題でありますが、現在、個人に対する救済法というものがないのであります。そこで、前国会から、各党の委員が集まりまして、そうして個人救済法をつくることを検討されたと思うのでありま……
○貝沼委員 まず、質問に入る前に、先日アメリカのロサンゼルスにおきまして災害にあわれた方に対して、心からのお見舞いを申し上げるものであります。 さて、ただいままでたくさんの非常に大事な御意見、あるいはいままでの結果等の報告等がありまして、非常に参考になったわけでありますが、私も二、三の点について伺っておきたいと思います。 まず第一点は、河角先生にお伺いしたいわけでありますが、地震の話をする場合には、まずたいていの場合、地震は周期的である、こういうことが大前提になっているようでありますけれども、この周期性というものが、はたしてこれが正しいのかどうか、この辺についてのお話を伺いたいと思います。
○貝沼委員 私は、個人災害共済制度の問題とそれから防災体制の全般の問題につきまして、二、三の質問をいたしたいと思います。 個人災害共済制度につきましては、先ほど奥田委員のほうから質問がありましたので、その重複するところは省きたいと思います。 そこで、先ほど総理府のほうで発表いたしましたが、その結果、非常に望んでいる人が多いという数字は出ておるわけなんですね。しかしながら、地方自治体としてやるという段になると非常に問題がありそうだ。災害が起こった場合に、一ぺんで財源がなくなりそうだというふうな結論が出ていたと思うのです。そうしますと、やはりこれは、国として積極的に考えなければならないという方……
○貝沼委員 ただいま報告がありました呉市の山林火災について質問させていただきたいと思いますが、それに先立ちまして、先日殉職されました十八名の方々に対しましては、心から哀悼の意を表するものであります。
まず第一番は、山林火災につきましての消防体制でありますけれども、私も現地に行ってみまして、徳川時代とあまり変わってないんじゃないかという感じがしたわけでございます。そこで、この山林火災の現代的な意味というのは、昔とすいぶん違っていると思うのですが、どのようにこれを感じられているのか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 私はその認識の中に、どうしても一つつけ加えていただきたいことがあるのです……
○貝沼委員 午前中の審議におきましていろいろ根本的な問題が出ておりますが、私は証券取引法の一部を改正する法律案の審議をいたしたいと思います。 初めに、午前中の最後のところで、答申をそのまま入れて今度の改正を行なっていくというふうな答弁がありましたけれども、今度の取引法の改正というものが投資者保護という考え方を根本にしてやっているという観点から、私は二、三伺っておきたいと思います。 まず、株価操作を行なう場合、いままでは届け出だけであったわけでありますが、午前中の話ですと、これは届け出のあったものは、今度は変わって、そして記載をしなければならない、目論見書に記載をする、こういうふうに変わって……
○貝沼委員 入場税とそれから相続税、贈与税、それについて基礎的なことを質問いたします。 初めに入場税の問題でありますが、入場税がわが国で採用されてからいろんな歴史をたどっていると思うわけであります。私が調べた範囲では、たとえば昭和十三年ごろからずっとあるようでありますが、二十五年ないし三十七年のころには、たとえば芸術的価値の高いものには軽減税率にしたそうであります。そういうところから見れば、レジャー的なものに課税してきたとも考えられないわけでもない。そうして現在は一律一〇%になったところを見ると、これは消費支出のあるところに担税力ありとして、その担税力に課税をしておる、こういうふうにも考えら……
○貝沼委員 所得税法並びに租税特別措置法につきまして若干の質問をいたします。
初めに今回の所得税の減税につきましてでありますが、たとえばこの減税は大幅なものであるとか、あるいはミニであるとか、あまり意味があるとかないとかいろいろ議論のあるところでありますが、主税当局といたしましては、この減税についてどういう認識を持っておられるか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 必要である、必要でないということは非常に意味が広いと思うのでございますけれども、現在、物価の上昇並びに自然増収が非常にふえておる。こういうようなところから、また国民一人一人の生計という問題から見ましても、非常に苦しい生活をやってお……
○貝沼委員 初めに高橋参考人にお伺いいたしますが、今年はミニ減税であるといわれておるわけでありますが、こういうミニ減税であるとかないとか、この減税の幅というものを議論する場合には何をもとにして議論するのが正しいと思われるのかということが一点でございます。
それからさらにもう一点は、先ほど東畑先生のお答えは聞いたわけでありますが、今後の日本の税制のあり方として、付加価値税導入論というものがかなり出ておるわけでありますけれども、こういう考え方について先生はどのようにお考えであられるか、その二点についてお伺いいたします。
【次の発言】 次に、所得税の課税最低限についてお伺いいたします。
これは東……
○貝沼委員 食糧庁がまだ入っていないそうですので、大蔵省関係からやれということでございます。
政務次官、まっ先にお尋ねいたしますが、この特別会計繰り入れをするということは、端的にいうと私どもの税金を入れるということになるわけであります。私は、現在の政府の農業政策の不備から、そのしわ寄せを国民に押しつけるという行き方については非常に不満を持っております。国民の税金をこれから繰り入れるということについて政務次官はどのようにお考えなのか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 申しわけないということは、失敗であったということを認めるわけですか、その点お尋ねいたします。
○貝沼委員 先ほど大臣から六項目についてお話がありましたけれども、この六項目の中の一つに、経済協力の質的な改善という項目がありました。日本の場合よく見てみますと、質の面から見ると確かに悪いと思うのです。これはもう私がくどくどと説明するまでもなく大臣よく御存じのことでありますけれども、たとえば低利な政府資金の比率というものを見ましても、他のアメリカあるいはフランス、先進国の平均等から見ましても、これが三四・五%というふうに非常に低いわけであります。また円借款の平均金利はきわめて高いとか、あるいは返済期間の問題にしましても先進国よりも約八年も短いとか、あるいは贈与率にしても、六九年度のものを見ます……
○貝沼委員 時間があと四分しかありませんから、主税局長にお願いいたします。
この徴税機構は絶対に問題はありませんか。簡単に答えてください。
【次の発言】 ないようにということでありますが、これは十六日の報道によりますと「デタラメ車検」という記事で、茨城県の車検の実態というものがずいぶんでたらめであったという行政監察局の記事が載っております。私は、車検だけでもこのようなでたらめが行なわれているのに、今後の徴税について、はたして安心してこれをまかせることができるのかどうか、この辺は非常に疑問だと思います。したがって、これからさらに指導するとか、あるいはこれは車検の検査項目が多過ぎて完全にチェック……
○貝沼委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました自動車重量税法案につきまして、反対の討論を行なうものであります。 現在自動車は大衆化しており、現行の自動車諸税においてすら自動車保有者の税負担は過重になっているのであります。自家用乗用車の保有状況を見ましても、実に現在四世帯に一台の割合で普及しており、さらにその保有者の所得階層を見ても、年間所得百五十万円以下の者が七十数%を占めております。一方購入価格五十万円の大衆車を五年間保有すると、購入価格にも匹敵するくらいの税負担になっており、その上現今の物価高の影響で維持費もかなり増加しております。また今回のガソリンの値上げ等も考え合わせる……
○貝沼委員 年末もだんだん近づいてきたわけでありますが、最近はボーナス論議がずいぶんあちこちで聞かれるようになりました。今回の所得税の減税につきましても、週刊誌等で、これは国からのボーナスだといっているけれども、いうほどのことはないというような議論がかなり出ております。私は、国ではこれは減税だというし、受け取るほうはそんなものは減税のうちに入らないというし、この辺の考え方の食い違いがあると思うのです。
そこで、大蔵当局としては、減税というのはどういう定義を下しているのか、その点を聞いておきたい。
【次の発言】 そうしますと、たとえば現行税制でもってやっていくならば、当然このくらいになるという……
○貝沼委員 私は、公明党を代表し、今回提出された所得税法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なうものであります。 ドル・ショックに伴い、わが国経済は、変動相場制を採用し、そしていまや円の切り上げが必至となり、不況の長期化と深刻化が避けられ雇い状態となっており、国民の間には、生活への不安感が充満しております。中でも最も大きな被害を受けるのは、これまで、政府の高度経済成長政策の犠牲となってきた中小零細企業、並びに低所得者層であります。 国民は、不況の中の物価高という重圧を受けて、従来政府のとってきた高額所得者優遇、産業優先の財政政策を抜本的に転換することを強く求めているのであります。こ……
○貝沼委員 先般北海道方面の冷害をずっと見てきたわけでありますけれども、この冷害を見て私が思うことは、単なる冷害だけではなく、もっともっと大きな問題が政治的な問題としてそのバックにあるのではないか、こういうことであります。 そこで、地元の意見としてもいろいろ具体的な問題が出されておりましたけれども、中でも岩見沢の測候所を気象台に昇格してもらいたい、こういう意見がありました。これは政府の方針として、気象台をつくる場合は、どこかの気象台をつぶさなければできないそうでありますけれども、こういうことではいつになっても日本の気象観測並びに予報というものが的確にな行われるかどうか非常に疑問であります。こ……
○貝沼委員 初めに、基本的なことで政務次官にお尋ねいたします。 それは、先日の本会議におきまして佐藤総理大臣が、輸出重点主義という考え方は今後発想の転換をする必要があるという意味の答弁をしております。そこで、この内容は大蔵官僚ではちょっと大き過ぎる問題でありますから、政務次官としては、その発想の転換というのはどういう評価をされておるのかということですね。それは、ただ、いままでの状況がこうだったから、これからはこうというようなものではなくて、もっと具体的に、たとえば対米輸出とほかの国との輸出の問題、あるいは国内経済の発展と輸出の関連性の問題、さらに外貨準備高というものは今後どういうふうに考えて……
○貝沼委員 通産省がまだ入っておらないそうですから、大蔵関係から始めます。
要綱によりますと、特別措置の対象とする中小企業者の項で、青色申告書を提出している個人または法人となっております。この対象になる人は、すべて青色申告をしている方ばかりですか。
【次の発言】 実際に白色というのは大体どれくらいの率ですか。
【次の発言】 帳簿がないので、欠損金の繰り戻しによる還付制度ができないというわけでありますけれども、この白色の人は、それならばこのショックで困らないでしょうか。
【次の発言】 飛び飛びになりますけれども、同じく要綱の三番目のところ、事業転換の場合の償却の特例のところでございますが、事業……
○貝沼委員 いままでいろいろな見解をずっと聞いておったわけでありますが、初めに平山先生にお伺いいたしますが、この第一図のところで、十九歳とか二十歳とか書いてありますけれども、これで若いときから吸った人が非常に多いという結論になっておるわけでありますが、このことについて、若いときからずっと吸ってくれば期間が長くなるからしたがって多いということになるのか、それとも若いとき吸ったからこれが影響が大きいのか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 単発的に聞きますが、それから、たばこは害があるのではないかと私は思います。実は私もずっとたばこを吸おうと思って一生懸命練習しました。しかし、とうとう……
○貝沼委員 時間が二十分でありますので、こちらのほうも簡潔に聞きますから、あなたの答弁も簡単に願います。 初めに、先ほどからずっと出ておりますけれども、今回の円切り上げの問題全般につきましての政府の認識というものについて、私は非常に不満であります。昨日のあの本会議における総理大臣をはじめとする各大臣の答弁は、質問に答えているのか、答えていないのかわからないような、いわばばく然とした答弁に終わっておる。これは非常にわれわれとしても残念であると思うのです。 そこで、この円切り上げは、アメリカの外圧もさることながら、いわば一切の政策努力を輸出指向型の高度成長政策に集中してきた当然の結果であった、……
○貝沼委員 初めに定数是正の問題についてお伺いしたいと思います。また時間があればその後恩赦の問題や、また政治資金規正法の問題にまで触れたいと思いますけれども、初めに定数是正について、自治大臣は現在の定数は非常に妥当だとお考えですか。
【次の発言】 私もこの定数の問題は非常に重大な問題だと思います。分科会のときも自治大臣にこのことについて伺ったわけでありますけれども、時間の関係で実は詳しく議論することができなかったのです。そこで、今回はそれについて少し議論してみたいと思うのですけれども、この定数の是正という問題は、自治大臣の感触としてはすぐにやらなければならないものという感じですか。それともこれ……
○貝沼委員 私は、この災害の問題につきまして質問をする前に、まず、この災害によってなくなられた方々に対して、心から御冥福を祈るものであります。また、被害にあわれた方々に対しましては、心からお見舞いを申し上げるものであります。 まず質問の第一点でございますが、ただいま報告がございましたけれども、この報告によっていろいろ数字を見てみますと、思いのほかこの被害は大きかった、こう思うのです。 それで、私もこの雨のあと岡山のほうに行きまして、具体的にどういうふうになったかということを実は見てまいりました。その結果、たとえば、ほかの県と違うような問題が起こっております。それは岡山県は大体災害のないとこ……
○貝沼委員 初めに、航空燃料税の問題について議論したいと思います。
この航空燃料税というのは、現在の航空の実態から見まして、私は当然これはかけるべきだと思いますが、まず初めに、なぜこういう新税というものを新設しなければならなかったかというその理由、並びに、いままでガソリンについては租税特別措置でもって特別な措置が講ぜられておったわけでありますが、これをそのまま残すというのはどういう考え方によるものであるか、この点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、いまの説明によりますと、従来は保護育成のためであった。それで、今回大きくなってきたので、あるいはその実態から考えて、燃料に課税……
○貝沼委員 大臣に二、三お尋ねいたします。
きょう考えておりました問題のほかに、初め、ちょっとお伺いしたいと思うのですけれども、きのうの大臣の答弁の中で、景気回復がおくれれば所得税の年内減税も辞さないというような発言があったようでありますけれども、これについて考え方をもう一度お伺いいたします。
【次の発言】 後半に上向くだろうということは、これは大蔵大臣としてはいまのところ言わなければならぬと思うのですけれども、しかしながら、本会議において、大蔵大臣、総理大臣両方とも、われわれがいま減税をすべきではないか、最も景気浮揚の即効性のあるのは減税ではないかということでずいぶん質問したときに、政府の……
○貝沼委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案及び同修正案について反対の討論を行なうものであります。 反対の理由の第一は、租税特別措置は、そのときの政策目標によって、税の公平の原則をも犠牲にして行なったものであります。したがって、政策目標が達成された暁には、すみやかに改廃されねばならないものであります。しかるに、すでに目標を達成したものが数多くいまだに存続していることは、税の公平という根本理念を無視するものであるからであります。 第二は、総理並びに大蔵大臣は、本会議及び委員会におきまして、再三にわたって租税特別措置の整理縮小を約束しておきな……
○貝沼委員 私は、今回のこの特別会計の問題に関しまして、労働者災害補償保険事業及び失業保険事業につきまして、とありますので、そのことにつきまして質疑をしたいと思います。
まず初めに、この保険料の徴収の一元化ということが実施されることになったわけでありますけれども、この一元化ということは、将来ほかの保険料の徴収の場合も一元化するという考え方のもとに立っての一環としての一元化でしょうか、それともこれだけにとどまるという考え方の一元化でしょうか、この点をお聞きします。
【次の発言】 それでは、第六十二国会において失業保険法及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律というものが成立をいたしまして、……
○貝沼委員 運輸省にお伺いいたします。
第一点は、管制体制の問題ですけれども、現在ACCは日本列島全体で何カ所くらいありますか。
【次の発言】 それで、東京ACCそれから福岡ACC、それから札幌ACCですね、これは全部フルに活動しておるわけですか。
【次の発言】 それじゃ、日本列島の上を飛ぶ飛行機は、すべてが現在レーダーでキャッチできますか。
【次の発言】 私もそうだと思うのです。全部管制塔のところに行きましてレーダーを見まして、大体見たところ富士山までは映っておりますね、羽田のところでは。それから北のほうに行きますとかなり狭まっておりまして、ということは岩手県であるとかあるいは裏日本のほう……
○貝沼委員 私が聞きたいと思っていたことが、いままでかなり出ておりますので、なるべく重複を避けていきたいと思いますが、質疑をしていく関係上、一部ダブる点もあると思いますけれども、よろしくお願いいたします。 そこで、この日本開発銀行法の一部を改正する法律案でありますが、第一条で、目的の一部が変わったのでなくて、目的がほとんど変わってしまったというかっこうになるわけですけれども、こういう場合、私は、法律の一部が変わるということよりも法律自体が変わってしまうのではないかという感じを受けておりますけれども、どうしてこれを「一部を改正する法律案」としなければならなかったのか。むしろ、たとえば、この改正……
○貝沼委員 総理大臣にお伺いいたします。 納税者にとって税金がどのように使われるかということは一番関心を持つところでありますけれども、最近いろいろとニュースなどを見ておりますと、どうも税金がある意味においてはむだ使いの危険性があるのではないか、こういうふうにずいぶん言われております。そういうところから、もしこういうような税金のむだ使いに似たようなことがあり、いわゆる失敗が起こった場合、一体この失敗の責任というのはだれがとられるのか。さらにまた、その原因はどこにあったということを釈明されるのは一体だれなのか。そしてまた、将来それに対してどういうような具体策をとると説明されるのは一体だれなのか。……
○貝沼委員 東畑先生にお願いいたします。
一般減税についてできるだけ早い時期に政府が適切な判断をすべきであるというふうにおっしゃったと思いますけれども、このできるだけ早い時期ということについて、私は先ほど内田先生の意見なども考えますと、やはり税制を考えていく時期というところから考えて、ある程度の時期というものが考えられるのではないかと思いますけれども、大体何月ごろをお考えでしょうか。
【次の発言】 初めに内田先生にお尋ねをいたします。
先ほどのお話の中で、景気動向を見るのに政府のみでなく民間でも見る体制が必要である、その結果は公表されるべきであるというような話があったと思いますけれども、こ……
○貝沼委員 二、三質問したいと思います。 まず第一点は、たばこ耕作に関する問題であります。先日、私はたばこを耕作しているところをずっと回りまして、そして実際つくっている人たちの声なり、あるいはやっている姿あるいはその状態、それらをずっと見てきましたけれども、その中でどうしても納得のいかない点が幾つかありました。そういうところを中心にして、実は総裁の見解あるいは考え方というものを聞いてまいりたいと思うのです。 まず第一点は、最近、実際畑に行ってみますと、たばこをつくっているわきがずいぶんあいております。どうしてあの畑はあいているのかと聞きますと、以前はたばこを耕作しておったけれども、いまはど……
○貝沼委員 午前中からずっと質疑を聞いて勉強しておったわけでありますけれども、やはりこの問題、つまり円切りの非常に危険性があるという問題の根本ですね、この根本問題は一体どこからくるのか、こういうことが私はやっぱり大事であろうと思います。ただ、ドルがたまったからというのは結果であって、これはたまるべくしてたまったのであって、ただ集まったわけではないわけです。したがって、その根本的な要因というか、その分析というものは事務当局としてはどのように考えておられるのか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 こういう経済状態に追い込まれた原因というのは、どういうふうにお考えですか。
○貝沼委員 私は、これから原油値上げの問題それから、ただいまも議論のありました管理価格の問題、場合によっては物価指数の問題にも言及したいと思いますが一これは、これからの日本の経済というものを考えて、やはり私たちは前向きの姿勢で真剣に取り組まなければならない。ことに、今回の物価の上昇という問題は、各党とも大きな物価対策を掲げているにもかかわらず、物価のほうはどんどんどんどん上がっていく。そして今回のこの物価の連合審査が行なわれているわけであります。私は、こういうような審査が行なわれたことに対してこたえるためにも、真剣に討議をしてまいりたいと思いますし、また答弁の側も、ひとつ真剣にお答えを願いたい……
○貝沼分科員 最近日本の工業力の発達に伴いまして、各所に石油コンビナートなどがたくさんつくられているわけであります。これも先日行なわれた公害の問題についてはまた大きな役割りも果たしているわけでありますが、一方、私たちの生活に必要な製品をつくっているということもまた事実でございます。
そこで初めに、現在日本の石油コンビナートといわれるものがどれくらいあるのか、大きなものから順に、できれば出荷額等も添えて答弁をお願いしたいと思います。自治省お願いします。
【次の発言】 詳しいことは後日でもけっこうですけれども、特に大きなものといわれるものはどの辺にございますか。
○貝沼分科員 私は、今日巷間においてずいぶん興味を引かれております特恵関税の問題、並びにその特恵関税によってかなりの影響があると思われますのでその影響、そしてその対策、この三点についてお伺いしたいと思います。 初めに、わが国が発展途上国に対しましていろいろの特恵供与をやっておるわけでありますけれども、たとえばその特恵の品目についてもいろいろ問題のあるところでありますが、それは今回は別といたしまして、この日本からの特恵供与によりまして、日本の国内の一次産業あるいは軽工業に対しましてどれくらいの影響が考えられるのか、こういう点につきまして大臣の御見解を承りたいと思います。
○貝沼委員 初めに、政管健保の赤字の要因でありますけれども、いままでいろいろ報道等においてもいわれておりますし、また社会労働委員会の議事録などを見ましても、いろいろいわれておるわけでありますけれども、いまひとつすっきりとした理由ということには、私は納得がいきません。
そういうところからお尋ねするわけでありますが、まず厚生大臣、この政管健保の赤字の要因というのは、具体的にどういうことが要因とお考えですか。このあと大蔵大臣にも聞きますから……。
【次の発言】 大蔵大臣は、どうお考えですか。
【次の発言】 収入が少なくて、そしてかかる金が多いということだろうと思うのですけれども、私はそれだけではな……
○貝沼委員 午前中からずっと物価の根本問題につきまして議論がなされましたけれども、私が政府の答弁を聞いてきた範囲におきましては、はっきりとこれだけの効果があらわれておるんだ、だから政府がきちっとやっていることは明らかではないか、こういうような感じのする答弁は全然なかったと思うんです。私は、この点は非常に残念だと思います。 そこで、時間があれば、もっと掘り下げていろいろな問題をやりたいわけでありますけれども、限られた時間でありますので、二、三の例をあげて、そして今後の対策をどうすべきであるか、この点について議論をしたいと思います。 まず初めに、先ほどからの議論で、どうも根本的に食い違っている……
○貝沼分科員 私は、瀬戸内海の汚染の問題につきまして二、三お伺いしたいと思います。
環境庁では瀬戸内海環境保全対策推進会議というものを持ちまして、各分科会の中間報告が去年の暮れ出たようでありますけれども、これをずっと私も何回か読んでみました。しかしながら、確かに問題があるところは指摘はしておるようでありますけれども、具体的にどうするかという段になりますと非常にたよりないという感じがするわけであります。この報告を読まれまして、長官はどういうお考をお持ちでしょうか。
【次の発言】 また具体的な問題につきましてはお尋ねいたしますけれども、この瀬戸内海はいわば日本の重要な財産でもありますし、環境庁長……
○貝沼分科員 初めに自治大臣にお伺いいたします。衆議院の定数是正の問題についてお伺いいたします。
御承知のように、定数の不均衡については世論にも強い不満があるわけでありますが、御存じのように、たとえば兵庫五区の人口十一万人、これに対しまして大阪三区は五十四万人、一対五。国民の声を国会に反映させようとするならば、その発言権は、大阪の場合にはずいぶん封じられておる、こういうような関係になると思うので、これは非常にアンバランスであります。こういうところから、自治大臣はこれについてどのようにお考えか伺います。
【次の発言】 ただいまお話がありました第七次選挙制度審議会、この委員の間では、この定数是正……
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