貝沼次郎 衆議院議員
34期国会発言一覧

貝沼次郎[衆]在籍期 : 32期-|34期|-35期-37期-38期-39期-40期
貝沼次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは貝沼次郎衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

貝沼次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第14号(1977/03/25、34期、公明党・国民会議)

○貝沼次郎君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案に反対の討論を行うものであります。(拍手)  今日ほど、税制の思い切った改正により国民本位の経済運営の実現を待ち望んでいるときはありません。国民が税制改正に対し強く要望することは、大幅所得税減税と同時に税の不公平を解消することであります。  また、わが国の厳しい財政難は、五十二年度だけを見ても、赤字国債の発行を四兆五百億円も予定していることに明らかであり、国民の要望に沿った赤字補てんのための税制改革は急務であります。  しかも、この租税特別措置法は、大衆……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 衆議院本会議 第27号(1979/05/22、34期、公明党・国民会議)

○貝沼次郎君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました日本専売公社法等の一部を改正する法律案並びに同修正案について、反対の態度を表明し、討論を行うものであります。(拍手)  まず、反対する理由の第一は、政府が、当面の経済運営について物価の安定を主な課題としながらも、その責任を民間や国民生活に転嫁しようとしていることであります。  最近の物価動向は、改めて指摘するまでもなく、昨年十一月以来の卸売物価の連騰、高水準で推移するマネーサプライ、加えて急激な円安傾向、地価の急騰などから、その先行きが大いに懸念されております。そのために、政府も、物価安定を図る意味も含めて公定歩合の引き上……

貝沼次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

貝沼次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/03/10、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は、大臣の所信に対しまして二、三質問をいたしたいと思います。  科学技術振興対策特別委員会には私は前にも所属したことはありますけれども、一回も質問する時間がなくて解散になりましてできませんでした。したがって、今回が実は第一回目になるわけであります。したがって、いろいろな細かい問題をたくさんただしておかなければなりませんが、今回は全般的な、基本的な問題について大臣の所信を伺っておきたい、こういうふうに考えるわけでございます。  そこで、きょう午前中からずっといろいろな問題につきまして議論がございましたけれども、私の頭のすみでどうしてもひっかかる問題、それは何かというと、日本の国には……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1977/04/07、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 現在、再処理問題が非常に重大な問題になっておりますが、この再処理問題そのものにつきましてはまた後日討議をする時間があるやに承っておりますので、それのたとえば安全性であるとかそういった問題については後日に譲って、本日は、この再処理問題に対する外交、このやり方、こういうものについて質疑をしてまいりたい、こう思っておるわけであります。  そこで、再処理問題の外交にかかわらずいろいろな外交が行われるたびにやはり私どもは思うことは、外交する以上は自分たちの意思を通さなければならないというのが当然でございます。相手のあることでありますから、これはそれなりの態勢を構えてやらなければなりません。そ……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1977/04/27、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 御苦労さまでございます。きょうずっといろいろな御意見を伺っておりましたが、こういうごりっぱな先生方が賛成やら注意しなければならないという御意見やら、実際問題として一体どっちの方向に進んだらいいのかという非常に際どいところにいま政治家は立たされていると思うわけでございます。そこで、進めた方がいいとか悪いとかということよりも、私はきょうは両方の御意見をいろいろなテーマについて伺っておきたいと思うわけでございます。  初めに、先ほどエネルギーの問題がございましたので、このエネルギー問題につきましてもうちょっとだけ実は伺っておきたいのであります。  要するに、いままでのいきさつはございます……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1977/05/12、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は初めに、先般ロンドンで行われました先進国首脳会談の内容について二、三お尋ねをしておきたいと思います。それからさらにその後、そういう首脳会談なりあるいは不拡散条約なり、また日米原子力協定というものを踏まえて具体的にどのような交渉が行われておるのかという問題、そしてその後、時間があれば、現在の原子力発電の可能性の問題を少し伺っておきたいと思います。  初めに、大臣にお伺いいたしますが、今回の先進国首脳会談、これに対して大臣は総理大臣に、この会議におけるエネルギー政策の討論の模様、経過、わが国の主張、こういったことについてお尋ねになられたかどうか、この点を伺いたいと思います。

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1977/05/25、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 原子力基本法等の一部を改正する法律案、これについて質問をいたします。  この五月十一日の提案理由の説明をもう一度私は読んでみまして、この文章の中に、「今後とも原子力開発利用を円滑に推進していくためには、原子力に対する国民の信頼を確保し、国民の理解と協力を得るために、さらに万全の努力を払うことが必要であります。」こうあるわけであります。  そこで、これは非常に条件になりますので、この考え方の具体的な問題について一、二伺っておきたいと思いますが、この国民的な理解と協力を得るために一体何が必要かということであります。  その前に、「資源の乏しいわが国において、将来にわたってエネルギーの安……

第80回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1977/07/13、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 午前中も話題になっておりましたけれども、今回行われました日米合同専門家調査団の調査の結果、記者会見がなされております。その声明をもとにして質問を若干いたしたいと思います。  それで、この問題に非常にかかわってくるのでありますが、その前提といたしまして一言聞いておきたいと思いますのは、この日米原子力協定の第八条C項の解釈であります。ことに、合意がなされなければならないわけでありますが、合意がなされるための条件、これはどのような法的解釈になっておるのでしょうか、事務当局にお尋ねいたします。
【次の発言】 そういう趣旨はわかりますが、その合意がなされるために、たとえば日本国と米国との間で……

第80回国会 大蔵委員会 第6号(1977/03/02、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 きのう、きょうと政府答弁を聞いておりましたが、私はまだ納得のいかない点が実はたくさんございます。そういう点で問題もダブりますけれども、ひとつ誠意ある答弁をしていただきたいと存じます。  そこで、大臣の提案理由の説明の中で、ただいまもお話がありましたけれども、「最近における財政・経済事情等に顧み、」というくだりがございまして、これの認識の問題なんですけれども、いままでの話ですと、今年に限り判断をし、それによって見解を述べられたような気がいたします。  ところが、総理大臣のあの所信表明演説などを聞きましても、先ほどからお話がありますように、資源有限という言葉が何回も出てくる。これは政府……

第80回国会 大蔵委員会 第8号(1977/03/11、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は初めに大蔵大臣に一言お尋ねをしたいと思います。  今回のこの保革伯仲下の国会におきまして、予算の修正という厳しい国会の状況というものが見えたわけでございますが、こういうようなことが現実に起こった現在、こういう事実というものを大臣はどのように認識されておるのか、そしてさらにこの事実というものを今後の大蔵省のいろいろな法案の立案その他に対してどのように生かしていこうとお考えなのか、この点についての御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 それでは、登録免許税法に入りたいと思います。  この提案理由の説明の中に、「現行の登録免許税の定額税率は、昭和四十二年に設定されたものであります……

第80回国会 大蔵委員会 第13号(1977/03/23、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は、租税特別措置法及びその他につきまして質疑を二、三行いたいと思います。  そこで、税の問題と言えばやはり一番関心があるのは、その税制が公平になっておるか、あるいは不公平になっておるか、こういう点だと思います、一それでいろいろな調査の結果、アンケートその他出ておるものをながめましても、現在の税制に対しては非常に不公平であるという批判が高いわけでございます。こういったところから、この不公平税制をどのようにして改めるかということが、実は私ども大蔵委員に課せられた重大な問題だと思うわけでありますが、先般の予算委員会におきましても、三月九日の与野党合意のもとにあの修正が行われ、そのときに……

第80回国会 大蔵委員会 第18号(1977/04/06、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 大臣、大変お疲れのところ御苦労さまでございます。  私は、昭和五十二年度の公債の発行の特例に関する法律案について質疑を行います。  そこで初めに、三月四日の衆議院本会議におきまして公明党・国民会議を代表して谷口議員が代表質問を行いました。私そのときの議事録を読みまして非常にびっくりしたわけでございます。大臣は全部答えたと思っておりましたらずいぶん答えてないところがございます。そこで、この議事録によって主張されておりますことは、政府の財政再建に取り組む基本的姿勢及び財政再建の見通しとその具体的方途についてであったわけであります。その方法として、現行の不公平税制を是正して歳入を確保し、……

第80回国会 大蔵委員会 第22号(1977/04/20、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年分所得税の特別減税の実施のための財政処理の特別措置に関する法律案について反対の討論を行うものであります。  以下、主な理由を述べます。  その第一は、本法案が三千億円の減税上積みについての与野党間、幹事長・書記長会談の合意事項の基本的認識を逸脱していることであります。  つまり、さきの合意事項は、減税方式については、税額控除方式として議員立法で定め、財源については、政府に一任というものであったのであります。この財源について政府に一任という項目は、福田総理が今国会の本会議や予算委員会で、減税するために赤字国債の増額……

第80回国会 大蔵委員会 第23号(1977/04/22、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 航空運送貨物の税関手続の特例等に関する法律案につきましてお尋ねいたします。大体三点ぐらいにわたって簡単にお尋ねをしてまいりたいと思います。  その一つは、今回コンピューターのシステムが導入されて、先ほどからもいろいろお話がありましたけれども、話の都合としてどういう点が意義があるのかという点、それからもう一つは、業務上の問題、それからさらに、そういったことが完璧に行われた場合にさらに問題はないか、こういった大体三点になるかと思いますが、初めにこういうシステム導入について、先ほどからるるお話がありますが、もう少し簡単にひとつそのメリットといいますかまだ手の届かないところ、こういったとこ……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/10/25、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 この前この委員会で質問をいたしましてから、その後日米の交渉その他ありまして、大臣はわざわざアメリカまでお越しになったようでございます。大変御苦労さまでございます。  そこで、あのときはまだ日米の交渉が非常に微妙な段階でありましたので、私の質問に対して、私は的確な答弁をどうも聞けなかったという感じがございます。大体第一段階できたようでありますから、この辺で大臣の口から公式にその経過その他について伺っておきたいと思います。  まず、大ざっぱに核燃料サイクルという観点から、核燃料サイクルは何も再処理に限るわけではありませんけれども、しかし重要な部分であることは間違いありません。そういうと……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1977/10/27、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案並びにそれに対する修正案の両案に対し、一括して反対の討論を行うものであります。  以下、その主な理由の一端を申し述べます。  その第一は、この法律は、本来、原子力船「むつ」が完成するための期間を推定して時限立法として立法されたものであります。しかるに、その結果、原子力船「むつ」に欠陥が認められ、時限を延長し、さらに再延長せんとしておるのであります。われわれはこのような場当たり的な対処に強く不満を持つものであり、将来のわが国の科学技術振興を憂慮し、賛成することはできないのでありま……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1977/11/17、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 原子力の問題がずっと一年間議論されてまいりましたけれども、やはり国民の率直な疑問と言いますか、はっきりしてもらいたい点は何点かあると思うのです。そのうちでも特によく聞く意見としては、細かいことはよろしい、要は日本の原子力発電あるいは原子力エネルギーの対制というものは成り立つのかどうか、こういう疑問であります。  その具体的な問題としては、ウランの資源は本当に確保できますかということ、それから安全性の問題は、あれだけ一生懸命安全性を言っているのだからまあある程度はあるんだろう。それで問題は、その使用済み燃料あるいは廃棄物といったものはどうなるんだろうか。さらにもう一点は、いま使ってお……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1977/11/24、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は、本日は原子力基本法等の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。  なお、この基本法の問題点は非常にたくさんありまして、きょう三十分ばかりの質問ではとても尽くせません。そういう観点から、恐らくこれは継続審議になるだろうと私は予測いたしますが、その問題点を一応指摘いたしまして、そして今後これを具体的に議論してまいりたい、こう思います。  その第一点は、何といっても安全委員会の設置の問題であります。これは現在諮問委員会となっておりますけれども、これでよいのかどうか、行政委員会にすべきではないかという一点があります。それからもう一点は、原子力委員会と安全委員会が異なった結論……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1978/02/16、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 「第八十四回国会における科学技術庁長官所信表明」について質問をしたいと思います。  この長官の表明を私は何回か読みまして、そして去年の宇野長官の所信と比べてみました。そうすると、ほとんど内容は変わってないわけですね。言葉が幾つか違っているとか、並べ方がちょっと変わっている程度で、ほとんど変わっておりません。国の施策として変わっていない連続性を見るということもあるいは当然のことかもしれませんが、しかし時代は変わっておるわけでありますから、そこに科学技術庁として、やはり新しい時代に対してこういう考えを持って、ことしこそこういうことをやりたいという、そういうところが一向にうかがえないので……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1978/03/22、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 午前中からいろいろな御意見を聞かしていただいたわけでございますが、やはりこういう専門的な予知の問題、これは私たちは専門家である先生方の御意見を十分聞いていかなければならぬと思いますし、そしてそれを今度は政治の面でどうカバーし、生かしていくか、こういうことが非常に大事なんではないかと思っているわけであります。そういう観点から少しばかりお尋ねをしてみたいと思います。  一つは、先ほどからいろいろお話がありまして、たとえば力武先生の方からは、本部のようなものをつくって、そしてなるべく多くの情報が交換でき、対応できるようにした方がいいというようなお話もありました。私はこれは確かに必要だと思……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1978/03/23、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 原子力基本法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  初めに、参考として聞きたいわけでありますか、現行の原子力委員会の設置に際して、当時の模様でありますが、私が聞いた範囲によりますと、当初の意見というのは、いわゆる行政委員会でかなりコンセンサスが得られておった。それが土壇場になって諮問委員会にひっくり返ったというようないきさつがどうもあったようでございますけれども、これはどういう理由によってそうなったのか、この点について伺っておきたいと思います。  また、あわせて、行政委員会であった場合にデメリットというのは一体何であったのか、またある程度コンセンサスが得られておったとい……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1978/03/29、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 きょうは、一般質問でありますので、原子力衛星の問題、それから先般地震の予知の問題につきまして参考人から意見を聴取いたしておりますので、それについての当局の見解、それを伺っておきたいと思います。なお、それにつけ加えて防災の立場から二つばかりただしておきたい、こう思っております。  初めに、午前中原子力衛星の問題、ずいぶんいろいろな角度から議論がございましたが、外国でもって飛ばしておる原子力衛星でありますので、日本としては、とる対策というのは非常にむずかしいと私は思いますが、まず初めに、けさのNHKのニュースによりますと、AP共同として、国連の宇宙空間平和利用委員会の年次会議に提出する……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1978/04/12、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 大臣にお尋ねいたしますが、いままで大臣の答弁を聞いておりまして、非常に微妙ないろいろな発言がなされておるようでありますが、いま、体制の問題でありますが、体制もさることながら、運輸省自体がこの問題をどのように深刻に受けとめておるかということがまず第一の問題だろうと私は考えております。  そこで、現在、原子力船「むつ」が実際研究開発段階でありますので科技庁に所属するわけでありますけれども、あえてこれを権限を三分して、そして運輸省にその許認可権を持っていかなければならないという、その理由についてはどのようにお考えですか。
【次の発言】 私の質問は十一時五分まででありますから、いままでダブ……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1978/04/13、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 基本法の一部改正につきましては何回も質問をしてまいりましたが、いままでの質疑を通じて疑問に思う点は、安全委員会それから原子力委員会、この二つの委員会の独立性と中立性、それからさらに安全委員会の審査能力、こういったものが本当に確保されるかどうかという点であります。当局の答弁によりますと、それは必ず確保されるという確信ある答弁であったと思いますが、私どもはこういうような点から、行政委員会というものを実は主張してきたわけでありますけれども、やはり制度そのものもそういう問題があると同時に、その制度が生かされるかどうかということはその運用にかかわっておる問題でありまして、どういう人を人選する……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1978/04/19、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 貴重な御意見をありがとうございます。  まず有澤参考人と小野参考人にお尋ねしたいと思いますが、私どもこうして委員会が開かれるごとに安全性の問題を議論しているわけであります。議論すればするほど、この安全性というものは何をもって判断すべきかということが非常にむずかしくなってまいりました。そこで端的にお伺いしたいと思いますが、安全であるかないかという判断、これはどういうことを基準にして判断すべきなんでしょうか、この点についてのお考えがありましたら……。
【次の発言】 質問の仕方がちょっとまずかったのでございますが、有澤先生に重ねてお伺いいたしますけれども、要するにパブリックアクセプタンス……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1978/04/27、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○貝沼委員長代理 次に、安島友義君。
【次の発言】 本会議散会後再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  原子力船「むつ」に関する問題調査のため、本日、参考人として日本原子力船開発事業団専務理事倉本昌昭君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑を続行いたします。古寺宏君。
【次の発言】 次に、小宮武喜君。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1978/05/10、34期、公明党・国民会議)【議会役職】

○貝沼委員長代理 次に、小宮武喜君。

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1978/05/25、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案について質疑をいたします。もう何人もの委員の方からこの法律のバックグラウンドにつきましてはずいぶん議論が出ておりますので、私はむしろ法律について一つ一つ確認なり質問をしてまいりたい、こう思っております。そこで、今回のこの法律案は再処理の民営化ということが一つの山になっておりますが、この法律改正の目的というのは一体どこにあるのか、この点についてまずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 民営化とそれから第二再処理工場をつくるということだと思いますが、この両方考えた場合に、民営化ということに力がかかっておるの……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1978/05/31、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 朝から参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。  いまわが国のエネルギー事情は非常に大切なときになっておる。先般衆議院におきましては原子力基本法が通過いたしまして、いま参議院に行っておるわけでありますが、こういうようなときにまず何が一番問題になってくるのかということであります。私は、制度あるいは行政の体制、こういったことはいつも議論になり、またそれはチェックしておるわけでありますが、どのようにりっぱな体制をつくろうとも、それを運用する者、あるいは特に今回の基本法によりまして実用炉につきましては通産省というふうになりまして、また業界の責任も非常に重くなってきておる。そして、現在……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1978/06/01、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 時間がないようでございますので、河村参考人に簡単にお伺いいたします。  トリウム・ウランサイクルとウラン・プルトニウムサイクルのお話があったわけでございます。それで、トリウム・ウランサイクルの方もこれから考えていかなければならないし、また将来はウラン・プルトニウムサイクルと逆転するのじゃないかという趣旨のお話だったと思いますが、技術的に見た場合、私はトリウム・ウランサイクルの方はよくわからないのですけれども、どちらがむずかしいのかということを一点お尋ねしたいと思います。  もう一点は、日本の第二再処理工場が実際に稼働するのは十数年先の話だと言われております。ところが、この法律が通り……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1978/06/08、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 きのう現場の視察に行ってまいりまして、いろいろ具体的なところを見させてもらったわけでございます。そこで、時間もありませんので、ごく簡単に二、三点だけ伺っておきたいと思います。  まず初めに、この再処理工場の工程の中で、再処理が行われ、ウランの精製が行われ、ウランの濃縮、脱硝が行われる、これがUO3となって貯蔵される。それからもう一方は、プルトニウムの精製、そしてプルトニウム濃縮がなされて硝酸プルトニウムとして貯蔵される、こういう図をいただいておるわけです。  そこで、私がこれから申し上げますのは、第二再処理工場ができた場合の話をするわけでありますが、第二再処理工場で再処理で出てきた……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1978/06/14、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 きょうは、先般の一九七八年宮城県沖地震の一部の問題、それから最後に、もう一点は海洋開発の問題について質疑をいたしたいと思います。  そこで、十二日に起きた一九七八年宮城県沖地震、これは想像以上の惨事が出たわけでございます。そこで、当委員会といたしましても、地震の予知問題につきましては何回となく議論がなされておるわけでありますが、果たしてこの地震について予知というものがどれだけの効果があったのか、この点について私は伺っておきたいと思いますが、どれだけの予知ができたのですか。気象庁からお答えを願いたい。
【次の発言】 大きな地震なんですが、それが予知できなかった。これは、やはり日本の予……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1978/08/10、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 大体二つぐらいの問題についてお尋ねをいたします。  まず第一番目は、本日の委員会で真っ先に同僚委員から質問がございましたが、原子力委員会の人事の問題でございます。これは、大臣、原子力委員長でございますから、大臣にお尋ねいたしますが、要するにあの質問のところで、今月中に何とかしなければならない、理論的には十月の四日までなんだが今月中に何とかという答えがあったと思います。  そこでお尋ねいたしますが、これは原子力委員会並びに安全委員会、両方の人事の問題でありますけれども、この人事の考え方について一体どうなのか。前の原子力委員、これは前の体制のもとにおける原子力委員であったわけであります……

第84回国会 大蔵委員会 第6号(1978/02/17、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 大臣、連日御苦労さまでございます。関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対しまして質問をいたします。  まずこの内容に入ります前に、私は一言企画庁にお尋ねをしておきたいと思いますが、関税前倒しの問題と物価との関係でございます。  端的に申しまして、今後こういうような前倒しをやった場合に、その追跡調査をしておかないと、ただやればいいというものではないと思うのですね。関税引き下げが行われても、たとえば円高問題のときに経企庁が実施いたしました輸入品の価格動向調査、こういうものでも、円高差益が消費者にほとんど還元されていない、こういう実態が明らかになっておるわけであります。そ……

第84回国会 大蔵委員会 第8号(1978/02/28、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 有価証券取引税法の一部を改正する法律案について質問いたします。  私は、この法律を読んでみまして、二十六条までしかありませんね、あとは附則。非常に短い法律でありましたので、本来なら逐条解釈していくのが本当かもしれませんが、時間がありませんのでそれはやりませんが、つらつら読んでみて思うことは、この法律はちょっと時代おくれのところがあるのじゃないかという感じなんですね。  と申しますのは、第一条「有価証券取引税の課税」というところがありますが、「この法律の施行地において有価証券の譲渡が行われたときは、この法律により、有価証券取引税を課する。」となっております。私の感じでは、「施行地」と……

第84回国会 大蔵委員会 第10号(1978/03/03、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案について質問をいたします。  順序はちょっと不同になりますけれども、中小企業庁に入っていただいておりますので、初めに租税特別措置法の中小企業関係の部分を先にさせていただきます。それからその後、国税収納金整理資金について質問をいたします。その後もう一度租税特別措置法の方に戻りまして、タックスヘーブンの部分について確認なりをしておきたい。それで大体時間がなくなると思うのですが、時間があれば今度は税制一般について。  そこで、初めにこの中小企業対策でございますが、先般の税制小委員会におきまして、私はこのことを主税局長に……

第84回国会 大蔵委員会 第17号(1978/03/28、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 石油税法につきまして質問いたします。  初めに、提案理由の説明を先般大臣がなさいましたが、この説明の中に、要綱もすべてこの言葉が入っておるのでありますが、「今後予想される石油対策に係る財政需要に配意して、」こういうふうになっておるわけであります。 これは「予想される」というふうになっておりますから、かなりはっきり予想されるのだろうと私は考えるわけでありますが、これは一体何を意味するものなんでしょうか。
【次の発言】 私がお尋ねしておるのは、「今後予想される石油対策」の予想される内容ですね、たとえばこういったことが予想されるので、石油の備蓄なりいろいろなことが必要であるというふうにな……

第84回国会 大蔵委員会 第26号(1978/04/19、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 昭和五十三年度における財政処理のための公債の発行及び専売納付金の納付の特例に関する法律案、これについて質問いたします。  この要綱に従って私はやりたいと思いますが、専売納付金の納付のことで初めにお伺いしたいと思います。  そこで、ただいまもいろいろ議論があったようでありますが、私ちょっと中座しておりましたので、よく聞き取れなかったのでありますが、今回のこの特例ということですね、たとえば特例国債、特例納付金というふうに、特例という言葉が非常に政府はお好きなようでありますけれども、この特例というのはどういうことを意味するのでしょうか。

第84回国会 大蔵委員会 第28号(1978/05/09、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 国民金融公庫法及び沖繩振興開発今融公庫法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  先ほどから質問の様子を聞かしていただいているわけでございますが、この法律を私ずっと見まして思うことは、一体この法律はだれのためにつくったものだろうかというふうに思うわけであります。これは一体だれのためにつくったものなんでしょうか。
【次の発言】 文部省はいらっしゃいますか。――文部省にお尋ねいたしますが、今回のこの制度は、非常に変わった経緯を持っておりまして、大体普通こういった問題が出てくるのは、文部省から一生懸命大蔵省に頼んで、それで何回もけられてけられてやっとでき上がる、これがいままで多……

第84回国会 大蔵委員会 第30号(1978/06/14、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は、今国会で一般質問をやるのはきょうが初めてでございまして、大臣に二、三お尋ねをしたいと思っております。  初めに、景気の問題でございます。景気の問題に入る前に一言だけ伺っておきたいと思いますが、いま政府の方は、景気がかなり順調にいっておるという感触のようでありますけれども、私がはだで感じておるところでは、必ずしもそうではないのじゃないかという感じがするわけであります。そうなってくると、今回のいわゆる十五ヵ月予算というものまでつくってやってきたところから考えると、目的達成は非常にむずかしいというようなところから、場合によってはあるいは補正予算も考える必要があるのではないか、こうい……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は、大体二つのことについて質問したいと思いますが、その前に、ちょっと気がかりなことがございますので、大臣に伺っておきたいと思います。  それは十月十三日一参議院の科技特の質疑でありますが、わが党の塩出委員が核融合の実用化の見通しを取り上げて質問をいたしました。これは新聞の記事で言っておりますので、あるいは間違いがあるかもしれませんが、その見通しにういて経済性などをただしたのに対して、長官は、技術的能力の条件ができていれば研究開発費が実用化時期を左右する重要な要素である、技術的に予見される困難性は何もない、こういうふうに答弁なさっておるようでありますが、この核融合の実用化は、そんな……

第85回国会 大蔵委員会 第2号(1978/10/13、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 初め大臣にお尋ねいたしますが、政府が九月の十八日の臨時閣議で、補正予算を中心とする総合経済対策の効果を織り込んだ五十三年度政府改定経済見通し、経済企画庁改定試算でありますが、これを了承し、そして補正予算が組まれ、それが国会を通過した、こういうふうになっておるわけでございますが、それにしても、円高による輸出の落ち込み分を総合経済対策によって内需の拡大で補って、当初見通しと同じ名目一二%、実質七%の経済成長を達成する、こういうわけでありますが、この企画庁の改定試算が出なければならないということ、これは一体何を物語っておるわけでございますか。


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1979/02/22、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 いよいよ規制法の終局の段階に来まして、総理大臣に出席をいただきまして何点か確認をしておきたいというところから今回の設定がなされたと私は思っております。  そこで、この法律の特徴といたしまして、今回もしこの法律が通ったといたしまして、再処理工場をつくることが決まったといたしましても、実際に工場が運転を始めるのは十年先のことでありますので、そこに非常に特殊性があると私は思っております。ところが、日本の再処理を中心とする原子力の考え方、これからの方向があると思いますが、諸外国の様子を見てみますと、いろいろな議論がありまして、その国、その国の特徴があらわれておると思います。  そこで、わが……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1979/03/22、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 原賠法の改正に当たりまして、この法律は私ども賛成法案でありますので、簡単に若干の点について質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、原賠法の目的は被害者保護、それから原子力事業の健全な発達、こうなっておりますか、この被害者保護の内容というものはどういうふうに考えておられますか。
【次の発言】 内容はわかるのです。わかりますが、私は、この被害者保護という精神に立つならば、今回の法律だけでは足りない部分があるのではないか、あるいはこの法律の裏となるものが必要ではないか、こう考えておるわけであります。  つまり、今回の法律あるいは被害者保護という面には二つの局面があるのではない……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1979/04/11、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 きょうは午前中からずっとスリーマイルアイランド原子力発電所の事故のことでやっておりまして、大体論点は出たように私は思っております。したがいまして、ダブるところはなるべくやらずに、何点か確認をして終わりたい、こう思っております。  まず第一番目に大臣に伺っておきたいと思います。それから安全委員長にも伺いたいし、田島先生の方にも伺いたいと思います。これは同じ安全委員会でありますけれども、田島先生の方はちょうどそのころ米国にいらした関係から伺いますが、その問題は、今回のアメリカの事故でありますけれども、この事故でわが国は一体どういう教訓を得ただろうかということなのであります。もちろんこう……

第87回国会 大蔵委員会 第3号(1979/02/13、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 関税暫定措置法の一部を改正する法律案について質問いたします。  私この法律案をずっと読んでみまして、まず関税率の改正、関税率の引き下げ引き上げ、それからその他除虫菊の問題、それから暫定税率の適用期限の延長、減税還付制度の改正とかありますが、大体においてよろしいのではないか、こう思うわけであります。  そうすると質問することがないようでありますけれども、その背景になります問題、それから、こういう関税率を云々する場合こういうことも考えておく必要があるのではないかというような観点から、二、三総論的なことをお伺いしておきたいと思います。  そこで、この提案理由の説明の中に、「最近における内……

第87回国会 大蔵委員会 第5号(1979/02/21、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 租税特別措置法の一部を改正する法律案について質問をいたします。先ほどから議論を聞いておりまして、大臣の言われることで二、三私ひっかかる点がございますので、初めにそれを伺っておきたいと思います。  それは、医師優遇税制といわれるいわゆる社会保険診療報酬課税の特例の是正の問題でありますが、これは答申にも述べられておりますように、「社会保険診療報酬課税の特例については、当調査会としては既に累次にわたる答申においてその是正を強く要請してきたが、今日まで何ら是正措置が講じられなかったことは誠に遺憾である。」答申にもこう書いてある。確かに私も前から答申を見まして、そうであったことはわかります。……

第87回国会 大蔵委員会 第7号(1979/02/28、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 先ほどから有意義な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  そこで初めに、先ほどから一般消費税の話が出ておりますので、三人の参考人の方にお伺いしたいと思います。  第一点は、先般、たしかNHKであったと思いますが、一般消費税に対するアンケート調査の結果を発表しておりました。それによりますと、私詳しい数字はいま覚えておりませんが、七十数%の導入反対の意思表示があったと思います。政府並びに税調の方は、財源難を理由にして、また社会的なサービスをする上において、どうしてもこの一般消費税は避けられないという立場をとっておりますけれども、それならばそれで、政府あるいは税調、こう……

第87回国会 大蔵委員会 第9号(1979/03/06、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、反対の態度を表明し、討論を行うものであります。  以下、その理由を要約して申し述べます。  まず第一は、政府の税制改正に対する基本姿勢であります。すなわち、不公平税制の是正はびほう的な処置で済ませながら、逆に、大衆課税の増強にある点であります。  これは租税特別措置法の改正を見ても、大衆課税とも言える揮発油税の引き上げによる増収が二千三百億円であるのに他の整理合理化が千九百二十億円であることや、所得減税の見送り、たばこの定価の値上げ、一般消費税の導入決定をしていることから明白であり……

第87回国会 大蔵委員会 第14号(1979/03/20、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 大体問題点はいままでの質疑の中でほとんど出たように私は思っております。しかし党の立場もありますので、だいぶダブると思いますが、何点かお尋ねをしてまいりたいと思います。  国債の大量発行はいまさら言うまでもないわけでありますが、これはたくさんの問題を含んでおるわけでありまして、一つは、国債費の増大による財政の硬直化を来す、それから財政支出の膨張、放漫化を引き起こすという問題、それから赤字国債は世代間における負担の不公平を招来するのではないか、それからインフレーションになる危惧があるのではないか、これは先ほどから何回も言われております。われわれは赤字国債を発行することは、オール・オア・……

第87回国会 大蔵委員会 第17号(1979/04/25、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 今回の質問に入るに当たりまして、初めに確認をしておきたいと思いますが、この改正案は、十二月十二日に出されました専売事業審議会の答申を全面的に取り入れた形になっておるものでしょうか、その点について伺っておきたいと思います。
【次の発言】 若干シビアな点というところを説明してください。
【次の発言】 それで、法定制の緩和が初めに問題になると思いますが、これをいま急にやらなければならないという理由は一体どこにあるわけですか。
【次の発言】 お話を聞いておりまして、いろいろ説明も受けましたが、私は結局、これは財政確保というものが先走った大蔵省や専売公社の勝手なやり方ではないかという感じがし……

第87回国会 大蔵委員会 第20号(1979/05/08、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました日本専売公社法等の一部を改正する法律案及び同修正案に対し、反対の態度を表明し討論を行うものであります。  まず反対する理由の第一は、政府が、当面の経済運営について、物価の安定を主な課題としながらも、その責任を民間や国民生活に転嫁しようとしていることであります。  最近の物価動向は、改めて指摘するまでもなく、昨年十一月以来の卸売物価の連騰、高水準で推移するマネーサプライ、加えて、急激な円安傾向、地価の急騰などから、その先行きが大いに懸念されております。  そのために政府も、物価安定を図る意味も含めて、公定歩合の引き上げに踏み切……

第87回国会 大蔵委員会 第22号(1979/05/23、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案につきまして、若干の確認なり質問をしてまいりたいと思います。  まず初めに、先ほどもお話しになっておりましたけれども、国民の率直な考え方であります。今回外為法の一部改正によって、かつて外為法違反でいろいろな問題が問われたわけでありますけれども、こういうようなことが今後は緩くなるのではないかというような率直な心配がございます。そしてこの改正案がややもすると、そういう犯罪を見逃す穴になりはしないかというような心配もありますので伺っておきたいと思います。  いままで外為法違反で挙げられたことは幾つかあると思いますが、大体外為法のどの条項に違……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 運輸委員会大蔵委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1977/05/18、34期、公明党・国民会議)

○貝沼委員 私は、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。  この法律案は非常に問題が多いのでありますけれども、今回の法定制緩和法案がもし成立するようなことがありますと、本年から五十四年度まで三年間、毎年最低二〇%前後の値上げがされることは必然であります。四十九年以来六年連続の値上げで国民生活が非常に圧迫されておる、こういう事例はたくさんあるわけでありますが、国民生活が非常に苦しくなっておるという現状にかんがみて、果たしてこういう安易な値上げというものが許されてよいものかどうか、私は非常に疑問を持つものであります。したがって、このような運賃値上げの恒……

第80回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1977/03/14、34期、公明党・国民会議)

○貝沼分科員 私は、今回、コンビナートの防災対策並びに瀬戸内の山火事の問題に関する件、そういうことにつきまして、二、三お尋ねをしたいと思います。  まず、コンビナートの防災の件でございますが、私は、たしか昭和四十六年だったと思いますが、当分科会におきまして、このコンビナート防災が非常に重大な意味を持ってくる時代が来るのではないかということで、実は問題提起をいたしました。その後各所におきましてコンビナートの事故が続発いたしまして、そして昭和五十年、石油コンビナート等災害防止法が成立をしたわけでございます。こういういきさつを考えるにつけて、私はあのときに分科会で発言したことが本当によかったといまも……


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1977/09/02、34期、公明党・国民会議)

○貝沼小委員 大変御苦労さまでございます。少ない時間でありますので、一言だけお尋ねをしたいと思います。  今回の中期税制のあり方についての税調の審議でございますが、これは、たとえば政府の財政収支試算というものを基準にして、そして税制のあり方というものを御検討になっておられるのか、それともさらに別の基準があって審議がなされておられるのかという点について実はお尋ねをしたいわけであります。たとえば税調会長自体もたしか、財政の中期見通しがあいまいではとても論議ができないというようなお話もどこかでなさったように伺っておりますが、この基本的な考え方というものはどの辺に置いていらっしゃるのでしょうか。


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1977/11/17、34期、公明党・国民会議)

○貝沼小委員 時間が余りありませんので、端的に何点かお尋ねをしたいと思います。  そこで、初めに主税局長にお尋ねをいたしますが、きょうの新聞あるいはテレビ、ラジオ等で歳入欠陥の問題が大きく報道されております。そこで、この文章によりますと、「大蔵省の大倉主税局長は、十六日、自民党本部に大平幹事長を訪ね、今年度と来年度の税収見通しを説明した。この中で同局長は、「今年度税収は補正後の十七兆九千四百億円より不足するのは確実だ」と歳入欠陥が避けられないことを明らかにした。」こういうふうに括弧つきで報道されております。  これは自民党の方に行って説明をなされたのでしょうけれども、やはりこういうことは五十三……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1978/06/08、34期、公明党・国民会議)

○貝沼小委員 きょうは税制調査会の会長さんに出席をいただいておりますので、いよいよ始まった今回の税制調査会の基本的な考え方といいますか、そういうことについて二、三お尋ねをしたいと思います。  その前に、一言だけ私、確認をしておきたいのですけれども、先ほども税調のあり方という質問が真っ先にございましたが、税制調査会は総理大臣の諮問機関である、それで、税制調査会と大蔵省というのはどういう関係になるわけですか、これは大蔵省から答弁をいただきたい。
【次の発言】 どうも私はその辺がしっくりしない感じがするわけです。と申しますのは、やはり税調というのは、これからの日本の税制のあり方を独自の立場で高い立場……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1978/02/27、34期、公明党・国民会議)

○貝沼分科員 私は、これから大体四、五点につきましてお伺いをしていきたいと思います。  その第一点は、身体障害者の有料道路通行料金の減免の問題であります。これはかなり有名な問題になっておりますので当局はよく御存じだろうと思います。  先般、私は、岡山で行われた身障者の会合に出席をする機会がありました。そのとき、私は自分でいつも運転をしておるものですから車で行って、そして会場に入って、日程の都合で途中で出ようと思ったら、車が中に入ってしまってなかなか出られないということがありました。大体車には全部キーがついておりますので、動かそうと思ったのですけれども、これが身障者の車でありますのでわれわれ動か……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/02/27、34期、公明党・国民会議)

○貝沼分科員 厚生大臣出席のもとで質問できるというのは私はめったにございませんので、私はほとんど大蔵委員会の方へ行っておるものですから、きょうは絶好のチャンスと思って質問をさせていただきたいと思います。  初めに、最近問題になってきております排卵誘発剤の使用の問題でございます。もう新聞等で、四つ子が生まれた、あるいは五つ子であるとか六つ子であるとか、日本人の歴史からながめて恐らくこういうことはいままでそうあったものではないと思うのですね。こういったところから、子供に恵まれない方々からはコウノトリ的な存在として受け取られておるわけでありますが、一方、この問題はさまざまな検討事項を実は与えておるの……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1979/08/08、34期、公明党・国民会議)

○貝沼小委員 質問に入ります前に、きょうの委員会がこういう形で開かれたということは私は非常に残念だと思います。国会法というのは何のためにあるのかということを改めて考えさせられた事件だと思っております。委員長、今後はそういう点をよく注意をしてやっていただきたい。私は賛成ではありませんでしたけれども皆さんがやるようですからやるようになりましたけれども、やはり国法というものはきちんと守っていかないと、何のための法律かということになってくると思う。  それで、税調会長の方も大分お忙しいようでありますので、簡単にはしょってお尋ねをしたいと思います。  大平総理大臣が七月十日、内外問題研究会におきまして、……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1979/02/27、34期、公明党・国民会議)

○貝沼分科員 質問の前段といたしまして、私のところに意見書がありますので、その一部分を読んでおきたいと思います。  「太平洋戦争直前、戦傷兵の外科手術に際し、負傷部位の血行障害状況を調べる手段として、旧陸海軍が、X線造影剤「トロトラスト」の注射を行なった患者の実数は、三万人に及ぶと推定されている。「トロトラスト」の注射は、これにより外科手術の作業を容易ならしめた利点があったことは確かであるが、反面次に述べる致命的な一大欠陥を包蔵していたことに対しては、当時の医学的知識水準では、これを殆ど無害と看做し、回復し得ない恐るべき薬害の存在についての適切な配慮を全く欠いていたことは、かえすがえすも遺憾な……



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データ更新日:2023/02/05

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