このページでは塩崎潤衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○塩崎委員 お許しを得まして、本四連絡橋公団法案及び地方道路公社法案につきまして御質疑をさせていただきたいと思います。これまでの何回かの質疑応答の中でいろいろと問題点が明らかにされたのでございますが、なおできる限り重複を避けながら、私どもの知りたい点について、大臣をはじめ建設省当局にお尋ねしたいと思います。 これまでの質疑応答から明らかになった点が四点ばかりあると思うのでございます。もちろん、本法案におきまして明らかになった点があり、これによって本四連絡橋公団は一歩進んだわけでございますが、法案にあらわれていないところで質疑の中であらわれた点が四つばかりあると思うのでございますが、まずこの点……
○塩崎委員 関連でございますので、御礼その他を省略いたしまして、大臣に簡単に御質問させていただきたいと思います。 私は、この災害の問題は、激甚災害の指定ができるかできないか、この問題が、災害を受けた方方並びに県あるいは市町村当局者の最大の念願だと思うのでございます。伺っておりますところ、大臣のあたたかいお気持ちがわかりまして、私も安心いたしたのでございますが、ただ御発言の中で二つ、ちょっと私にとりまして不吉に聞こえた点がございます。これは私だけにとって不吉であればいいのですけれども、これがほんとうになったらたいへんだと思います。 その一つは、大臣は基準があるということを言われた。それからも……
○塩崎委員 中原先生に一点だけお尋ねしたいと思います。 先生の思い切った御意見を承りまして、ほんとうに参考になりましたことを最初に御礼申し上げたいと思います。その先生の御発言の中に、補助金は大きな総合大学はもらえるけれども、小さな大学は幾らももらえない、こんなようなことで文部省の干渉が強くなるということは好ましくないという御発言があったのでございます。私は、この補助金の配分方法について、先生の御意見を承りたいと思うのであります。先生の御発言が、もしもほんとうにそういう事実がありといたしますれば、私学の大きな存在理由は何といっても個性のある教育だと思うのでございますが、そういった見地から心配で……
○塩崎委員 私学振興財団法につきまして、御質疑を申し上げたいと思います。この法案につきましては、もうすでに何回か審議が繰り返されまして、いろいろと文部当局の御意向あるいは立法理由等明らかになりつつあるところでありますが、まだまだ附則の十三条関係を中心といたしまして、私学その他に不安、疑念、いろいろ問題があるわけでございます。私も附則第十三条を中心といたしまして、三点ばかり大臣をはじめ文部当局、さらには内閣の法制局の方々に御質問を申し上げたいと思います。 まず、附則十三条関係でございますが、もうこの問題、この条項につきましては、まず第一に附則でこのような規定を置いていいのかどうかという問題、第……
○塩崎委員 ただいま坂田大臣から、三つの方策さらにまた八つの問題点の検討という、非常にすばらしい構想が、医学部の設置、拡充について示されたわけでございます。確かに、阪大の不正入試問題くらい、私ども並びに社会に大きなショックを与えたものはないわけでございますが、大臣のおっしゃいますように、この災いを転じて福となすような医師養成教育を進めてまいりたい、この大臣の意欲をほんとうに評価するものでございます。昨年以来、この問題につきましては、当委員会におきましても多数の方々の御質問があり、私もその速記録を全部読んでまいりましたし、ことしももうすでに阪大入試事件以来質問も相当ございましたが、私はひとつ角度……
○塩崎委員 教員の給与改善が最良の教育改革といわれております今日、この教特法案といわれる法律案が提出されておりますことはほんとうに意義が深いと思うのでございます。しかし、これに対しましては、期待が大きい一方、同時にいろいろと不安があるといわれ、さらにまた問題点が指摘されておるようでございます。これまで当委員会ではすでに谷川さらにまた山中両委員がいろいろと御質問されまして、問題点がだいぶ明らかになった。特に佐藤総裁、自信満々ですという名答弁、あるいは自信のほどを見せておられましたので私どもも安心したわけでございますが、なお今後の給与のあり方、あるいは今後のこの法律の行くえ、これらの観点から少し御……
○塩崎委員 いま御質問のありました医学部の定員の問題で、私も一つ関連質問をさしていただきたいのでございます。 総定員法の目的は何かということにも関連いたしますが、関連質問でございますので、そういった根本論は別といたしまして、私は、総定員法で役人の数が限定されておる大きな趣旨は、その収入源泉がやはり税金であるということだと思うんです。したがって、公務員の与えるサービスと、そして支払われる報酬との間の関係が往々にして明白でない、そのために無制限にふえる傾向がある、あるいはまた、基準のない定員、これをひとつ現状でとめようということから起こってきておると思うんです。 そういうふうな考え方かどうか知……
○塩崎委員 割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げたいと思います。 だいぶ議論が出尽くしましたので、私は改正法律案の第三条第一項第四号にしぼりまして御質問を申し上げたいと思います。消費者主権と申しますか、消費者の利益の保護、特に経済に未知な消費者でございますので、いろいろと消費者保護のための法律の保護、これはもうたいへん大事なことだと思うわけでございます。そういった意味で、この法律案の全体の精神には賛成するものでございますが、しかしその法律のねらいからはずれまして、まず第一に中小企業者にむだな負担をかけたり、あるいは苦痛を与えたりすることがあってはならないと思うわけでご……
○塩崎委員 もう時間がありませんので、大臣だけに御質問申し上げたいと思います。 いま橋口委員からお話がございましたように、この提案について私は田中大臣の御意図をたいへん多とするものでございますが、どうもいまお聞きしておりますと、ときどき田中大臣らしくないような御答弁があってたいへん私も心配するわけです。私の抱いておる田中イメージというものは、もう少し官僚的慎重さのない勇猛果敢、大胆な提案をされる大臣だというふうに考えておったわけでございます。しかも私も、いつも大臣が指摘されますところの地域開発その他の開発計画の実際を見ておりますと、どうも大臣がいま御答弁になっただんだんというようなことでは、……
○塩崎委員 ただいま大臣が提案理由をお読みになられました国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をさせていただきたいと思います。 ただいま大臣がいろいろと改正法律案の内容についてお述べになったのでございますが、その項目は確かにそのとおりでございます。しかし、それは現象形態と申しますか、個別的な事象のあらわれでございまして、私は文教問題にこれまで精魂を込められた高見大臣でございますし、これからもたいへん精魂を込められるという大臣でございますので、こういった表面は非常に技術的に見える改正の中に、いろいろ深い意味がおありになるんじゃないかと思うのであります。私は、いまたくさんの……
○塩崎委員 簡単に私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして質問申し上げたいと思います。 教育改革の目標にいろいろございますが、私は国公私立間の格差の是正、この問題はたいへん大事な問題だと思うわけでございます。しかもまた、私立学校の中でも格差の是正の問題が私は多分にあると思うのです。この格差の是正というのは、単に物的な施設だけではないと思うのですね。教育でございますから、教育を行なう人に対するいろいろの国が報いることにおいての格差の是正の問題は大事だと思うのでございます。 そこで文部省は、この私立学校教職員共済組合制度の今度の国庫負担率の引き上げ等を行なっておるわけでござ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。