塩崎潤 衆議院議員
36期国会発言一覧

塩崎潤[衆]在籍期 : 32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期
塩崎潤[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは塩崎潤衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

塩崎潤[衆]本会議発言(全期間)
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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 衆議院本会議 第6号(1982/12/14、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(塩崎潤君) 伊藤議員にお答え申し上げます。  お尋ねの新しい経済五カ年計画は、現在、経済審議会におきまして、各界多数の有識者に御参集していただき、鋭意検討中のところでございます。  この新しい経済計画の骨格は、現行の新経済社会七カ年計画について、これが昭和五十四年八月に策定されました後に生じた顕著な経済的、社会的変化を取り入れて、全面的に見直そうとするものでございます。  顕著な変化とは、第一に、第二次石油危機の影響または世界経済の予想外の低迷によって、世界貿易や経済成長率が計画の想定を下回っていることでございます。第二は、エレクトロニクスの技術を中心としました技術革新の進展でござ……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 衆議院本会議 第2号(1983/01/24、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(塩崎潤君) わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方について所信を申し述べます。  戦後三十余年、わが国経済は、幾多の困難と試練を乗り越えて、目覚ましい発展を遂げ、早くも一兆ドル経済の規模に達し、世界経済のほぼ一〇%のシェアを占めるに至っております。さらに、二度にわたる石油危機の後にも、欧米諸国に比べて、高く、安定的な成長を遂げ、失業率、物価、国際収支のいずれの点においても、際立って良好なパフォーマンスを示していると言えましょう。  しかし、このようなわが国経済も、世界の同時不況の影響を受け、輸出の減少等により、景気の回復は緩慢となり、経済の現状は厳しい状況にあります。財……

第98回国会 衆議院本会議 第7号(1983/02/18、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(塩崎潤君) 私も、経済企画庁長官として、上田議員にお答え申し上げたいと思います。  まず第一は、所得税減税と経済効果との関係でございます。  確かに所得税減税は、消費及び貯蓄の増加をもたらして、経済にいい影響をもたらすことは当然でございます。しかし、それがかわり財源いかんによっては、たとえば消費の増加を抑制したり、あるいは貯蓄の増加を相殺したり、このような効果がございますので、一概にはその経済効果はかわり財源との関係で申すことはむずかしいと思うのでございます。  第二は、大型間接税の問題でございます。  これは、ただいま大蔵大臣も御答弁がございましたが、まだ決定をしたわけでもござい……

第98回国会 衆議院本会議 第8号(1983/02/22、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(塩崎潤君) 草野議員にお答えいたします。  まず、昭和五十八年度の経済成長率実質三・四%が達成できるかどうかという問題でございます。  この点につきましては、現在の安定した物価のもとで、在庫調整も五十七年度中に円滑に進んでまいりました。一方、わが国経済の今回の低迷の原因となりましたアメリカを初めとする世界経済の回復も見込まれますので、わが国経済は、この程度、つまり三・四%程度の成長率は達成できるものと考えております。  また、人事院勧告の問題につきまして御心配がございましたが、ただいまのところ、国民総生産の過半を占めます個人消費につきましては、特に消費者物価が継続して安定しておりま……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 衆議院本会議 第5号(1983/09/13、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(塩崎潤君) 竹本議員にお答えいたします。  御質問の趣旨は、先般私どもが閣議決定いたしました「一九八〇年代経済社会の展望と指針」の中で年平均実質成長率を四%と決めたことに対しまして、潜在成長率五%から見たら低いのではないか、あるいは根拠に乏しいのではないかという御趣旨でございました。  四%にいたしましたのは、御案内のように、一九八〇年代に入りましてからここ三年間ばかり三%台に下がっているのでございますが、これを引き上げて四%にしたのでございます。しかもまだ、それは足して二で割るといった妥協的な方法でございません。私どもはあとう限りの各種の要因を基礎としながら客観的に見込んだつもり……

塩崎潤[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

塩崎潤[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1980/11/05、36期、自由民主党)

○塩崎委員 自治大臣が十一時十五分までしか御出席をいただけないそうでございますので、自治大臣を中心といたしまして四十五分間ばかり質問をさせていただきたいと思います。  先般、私は、自治大臣の御説明、御答弁を聞いておりまして大変感心したのでございます。自治大臣の哲学からにじみ出たような政治資金規正法の改正案についての御説明、並びにその基本的な考え方について本当に私どもを説得するような御説明がございまして、私は、どうしてもこの法案は早く通過させなければ、そして成立させて政治浄化に役立てなければならない、こんなふうに思ったところでございます。  きょう、続きまして、ひとつ三点ばかり自治大臣に御質問を……

第93回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1980/11/10、36期、自由民主党)

○塩崎委員 きわめて政治的に問題の多い政治資金規正法の改正案について、私は実質上の提案者とも申したらいいと思うのでございますが、鈴木総理大臣の御出席を得て、しかもまた討論、採決の前にいろいろと総理のお考え方を聞かしていただくことに対しまして、まず感謝の意をささげたいと思うのでございます。  そこで、大変時間がございませんので、一、二点総理大臣にお伺いしたいと思います。  まず第一点は、この改正案は、御承知のように、廃案となりましたが、ともかくも大平内閣のときに、前通常国会に提案されたものでございます。それをそのまま、しかも継続審議となった法案を中心とするこのきわめて時間の少ない臨時国会に、どう……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1981/02/18、36期、自由民主党)

○塩崎委員 この際、理事会を開いていただくようお願いいたします。

第94回国会 法務委員会 第9号(1981/04/28、36期、自由民主党)

○塩崎委員 商法の一部を改正する法律案について御質問を、与党でありますけれども、させていただきたいと思います。  今度の法案は、まず第一に伺いたいのは、これまで全面改正を企図されておりました法務省が、急遽、一月二十六日に審議会の答申をいただいて、そして三月二十四日ですか、国会に提案するような、大変急いだ御提案だったと思うのですね。私は、政党政治のもとで、この商法についても自由民主党の中で十分な論議を与えていただける機会があると思っておったのですが、そんな機会もなくして突如として国会に出て、そして私どもがここで質問して皆様方と討議をしなきゃならぬということになったわけでございます。与党で質問する……

第94回国会 予算委員会 第19号(1981/03/05、36期、自由民主党)

○塩崎委員 第二分科会の審査の経過について御報告いたします。  本分科会の審査の対象は、昭和五十六年度総予算中外務省、大蔵省及び文部省所管のものでありまして、二月二十七日から三月三日までの四日間にわたり、慎重かつ真剣な審査が行われました。  質疑の内容は広範多岐にわたっておりますので、その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。  まず、外務省関係では、首相、外相の訪米予定と会談内容、在日米軍のアフガンへのかかわり、冷え切った日ソ関係の打開、わが国の対外経済協力のあり方等について質疑が行われました。大蔵省関係では、除雪費に対する減税措置、所得減税の有無、離婚による財産分与の場合の課税の……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1982/07/30、36期、自由民主党)

○塩崎委員 公選法の一部改正法律案につきまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、参議院の本会議中にもかかわりませず、御出席いただきました提案者の金丸先生、降矢先生、その他の方々にまず感謝を申し上げたいと思います。  このような国会議員同士の対話が法案の審議に関して行われること、これは本当に国会らしい気がするわけでございます。まずこの議員立法の形によるところの公選法の提案を高く評価申し上げたいところでございます。そして私は、いろいろの理論的な根処もございますけれども、この法案に対しては、私の身近な体験からぜひともこの法案を成立さして、そして全国区をこの法案の企図するような形で一刻も早……

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1982/08/06、36期、自由民主党)【議会役職】

○塩崎委員長代理 松浦功君、簡潔に答弁をお願いします。
【次の発言】 菅直人君、質疑時間は終了いたしておりますので、簡潔に願います。
【次の発言】 以上で菅直人君の質疑は終了いたしました。  次に、沢田広君。
【次の発言】 理事会で相談いたしたいと思います。

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1982/08/12、36期、自由民主党)

○塩崎委員 派遣委員を代表して、団長にかわり、私から概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、久野忠治委員長を団長として、竹下登君、堀昌雄君、石田幸四郎君、中井洽君、安藤巖君、石原健太郎君と私塩崎潤の八名でありました。  会議は、八月九日午後一時より大阪市にあります大阪社会福祉指導センターにおいて開催し、まず団長から派遣委員及び意見陳述者の紹介並びに議事運営の順序等を含めてあいさつを行った後、意見陳述者から意見を聴取し、これに対して各委員から熱心な質疑が行われました。  意見陳述者は、大阪商工会議所会頭古川進君、九州大学教授杣正夫君、同志社大学教授山本浩三君、大阪地方同盟副書記長・政治部長岡田……


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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 商工委員会 第1号(1982/12/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 私は、今般経済企画庁長官を拝命いたしました塩崎潤でございます。  山中通産大臣はあのようなゆとりのあるごあいさつをされましたけれども、私は新米でございますので、特に平身低頭いたしまして御指導のほどを心からお願い申し上げたいと思います。私も、商工委員会で皆様方に御指導を賜ったおかげで企画庁長官を拝命したような気持ちで一生懸命がんばりたいと思うところでございます。  世界経済も大変厳しい状況でございます。日本もその余波を受けまして大変むずかしい状況でございまするけれども、これまでの日本経済のたくましさ、世界の経済の倍ぐらいのスピードで走ってまいりまして今日まで力強さをためております……

第97回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1982/12/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 私は、今般、中曽根内閣の成立に伴いまして、経済企画庁長官を拝命いたしました塩崎潤でございます。何分浅学非才でございますし、ふなれでございます。物特委員の先生方の御指導によって、大過なく務めさせていただきたいと思います。  物価の安定こそ国民生活の基本だと思います。わが国の物価は、御案内のように大変安定しているところでございまして、他の諸外国のように、インフレ対策というような大変強い政策をやる必要がないことを大変幸せに思うわけでございますが、それでも、いま申しました観点から見て、常に私どもは物価の安定に意を用いたいと思うところでございます。  今後とも御指導のほどをお願いいたしま……

第97回国会 予算委員会 第1号(1982/12/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  先般十月八日に、今年度の見通しを五・二%から三・四%に修正したことは御案内のとおりでございます。しかしながら、あのとき決めていただきました総合経済対策、二兆七百億円の公共事業を中心といたしますところの経済の再活性化の政策によって、私どもは現在のところ三・四%程度の成長率は達成可能と考えまして、全力を挙げてこの方向に進みたい、こういうふうに見ております。
【次の発言】 私どもは、経済はこれから回復の方向にだんだん向かってくる、こんなふうに見ております。
【次の発言】 確かに経済は、いま足踏み的な状態にあることは御指摘のとおりでございます。しかしながら、だん……

第97回国会 予算委員会 第4号(1982/12/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 御指摘のように、十月八日の閣議決定におきまして、五十七年度の経済見通し五・二%を三・四%に下方修正したところでございます。この方向は、御案内のように、二兆七百億円の公共事業を中心といたしますところの総合経済対策を着実に実施する、これを推進することによって実現可能と考えているところでございます。  なおまた、最近の事情では、御案内のように、長期金利の引き下げ、あるいはアメリカの金利の引き下げ、円レートの好転、こんなような事情もございますので、私どもは、この見通しは可能と考えております。
【次の発言】 確かに債務負担行為と予算の現実の支払いのある場合とで経済的な効果の差は若干はある……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 決算委員会 第2号(1983/03/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 昭和五十四年度における経済企画庁の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  経済企画庁の歳出予算現額は九十七億一千四百五十八万円余でありまして、支出済み歳出額は九十四億九千三十七万円余であります。  この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと二億二千四百二十一万円余の差額を生じますが、これは不用となった額であります。  歳出予算現額につきましては、当初予算額が百二十二億一千四百五十一万円余でありましたが、関係各省所管へ移しかえた額二十四億四千百八十六万円余と予算補正修正減少額六千三百五十七万円余を差し引き、関係各省所管から移しかえられた額五百五十二万円を加えまし……

第98回国会 決算委員会 第6号(1983/05/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 この点につきましてもたびたび申し上げましたが、私どもはこの夏を目標に経済審議会の皆様方に御検討をお願いしているところでございます。
【次の発言】 国際経済の均衡ある発展のためには発展途上国の成長の確保が不可欠であることにかんがみ、海外経済協力基金の資金の充実については、御決議の趣旨に沿うよう努めてまいります。

第98回国会 商工委員会 第1号(1983/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。  わが国経済は、二度にわたる石油危機の後にも、欧米諸国に比べて高く、かつ安定的な成長を遂げ、失業率、物価、国際収支のいずれの点においても、際立って良好なパフォーマンスを示してまいりました。しかし、このようなわが国経済も、世界同時不況の影響を受け、輸出の減少等により景気の回復は緩慢となり、経済の現状は厳しい状況にあります。  世界経済は、第二次石油危機後、その後遺症としての長期間にわ……

第98回国会 商工委員会 第2号(1983/02/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 まず最初に、予算委員会の藤田委員の御質問が十分ばかり長引きましたので、この商工委員会に到着することがおくれましたことをおわび申し上げたいと思います。  さて、いま後藤委員から御発言がございましたのは、経済企画庁が大変重視いたしておりますところのいわゆる経済計画、経済運営の指針といったものがどのように評価され、どのようになっていくかという問題であろうかと思います。  私どもは、計画経済社会ではございません。したがって、そこでつくられました数字にやみくもに引っ張られていくような経済運営ができないことはもちろんでございます。しかしながら、経済が将来に持つところの目標と申しますか、一つ……

第98回国会 商工委員会 第3号(1983/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 いま中野委員の、ここ数年の経済の動き、成長率等から見まして、御指摘の点があったことは事実でございます。  しかしながら、最近の第二次石油ショックの影響、さらにまた世界経済の予想外の低迷、このようなことで経済成長率が大幅に低下をした。これは多分に循環的な要因もあるかと思いますけれども、もう少し、やはり低成長時代に入った一つの証左ということも言えるかと思います。まだまだ世界経済恐慌がまた来るのではないかというような論説が見られるように、この点も私どもは大変心配な要素ではありますけれども、私どもの見るところは、やはり循環的な第二次石油ショックを完全に克服できないところが大きな原因とな……

第98回国会 商工委員会 第12号(1983/04/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 ただいま議題となりました外国事業者による型式承認等の取得の円滑化のための関係法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、国際社会におきましては、保護貿易主義の高まりが見られ、戦後の世界経済の発展を支えてきた自由貿易体制の存続が危ぶまれるに至っております。  このような情勢のもとで、政府としては、自由貿易体制を維持強化し、貿易の拡大均衡による世界経済の発展を図るため、一連の市場開放措置を講じてきたところであります。  その一環として、政府は、さきにわが国の基準・認証制度等について抜本的見直しを行い、包括的な改善策を講ずることを……

第98回国会 商工委員会 第13号(1983/04/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 昨日も私から提案理由で御説明申し上げたところでございますけれども、この法案の一つの基本理念は、外国の製造業者にも国内の製造業者と同じように型式取得についての法的地位を与える、これが趣旨でございます。  すでに十六本の法律の中に、内国の製造業者につきましては登録等についての法的な地位の規定がございますが、今回はこの十六本法を通じていま申しましたような基本原理を貫くために一本の法律にした、こういうことでございます。
【次の発言】 お尋ねのとおり、私どもは、国会におきまして常任委員会という専門的な制度を尊重すべきものだと考えるものでございます。したがいまして、本来ならば十六の法律につ……

第98回国会 商工委員会 第14号(1983/05/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 ただいま小川委員御指摘の基準・認証問題はこの法案の形になったわけでございまするけれども、いかなる理由に基づくものかという御質問だと思います。  御案内のように、戦後どこの国でも、ことに西側の諸国は貿易の拡大を念願してまいりました。戦前はブロック経済というような形で関税障壁によって張りめぐらされました貿易があったために、毎年毎年の貿易の伸びは一%足らずのような状態でございました。戦後は、御案内のようにもう一〇%近く貿易が伸びたわけでございますが、それはまず第一に、一九六〇年から始まりました例のケネディ・ラウンド、そしてまたこれに引き続きます東京ラウンドで、いわゆる関税障壁はなくし……

第98回国会 商工委員会 第16号(1983/05/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 私も長田委員御指摘のように、不必要な設備投資は、公益会社でありますところの電力会社はやるべきではないと思います。  いま御指摘の資本費の増勢の傾向は、言うまでもなく、まず第一に、これまでの省エネ、代替エネルギー開発のための投資が大きな原因でもあったということもあります。それからまた第二には、予想外の不況によって電力の供給力にゆとりが出てきた。このような状況で、新しく設備投資の問題は当然考え直さなければいけませんし、電力会社もそのような投資は差し控えていると私は考えるわけでございます。したがいまして、電力料金につきましては、原油の値下げのこの際、設備投資の必要性、さらにまた電力料……

第98回国会 大蔵委員会 第5号(1983/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 税収見積もりの方法、大分忘れかかりまして答えることが大変むずかしいような気がいたすわけでございますが、せっかく私の恩師でございます堀先生が御質問でございますので、三十年来の御恩顧にこたえて、私の知れる範囲の御答弁をさせていただきたい。  主税局から提出されました「税制改正の要綱 租税及び印紙収入予算の説明」の十一ページの現行法の見積もりを見ていただきますれば、おっしゃるとおり、まず鉱工業生産の四%が基準になり、それに物価の一%、これも卸売物価が中心だと思います。そしてその相乗積で五%を見た。これを前年税額に所得率による調整を一〇〇%に見て五、こういうふうな計算をして出しているの……

第98回国会 大蔵委員会 第16号(1983/04/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 名前はこれから御検討していただいて決めていただくつもりでございます。
【次の発言】 私の理解が不十分かもしれませんけれども、これまでの計画という名称を使ってまいりました、企画庁が常に作成いたしておりますところの、何と申しますか、将来の展望と同時にまた経済運営の指針といったものだと思いますが、計画という言葉が、これまで往々にいたしまして拘束的、固定的にとらえたような点もあった。二百四十兆円の公共投資計画が決まりますれば、これはもう絶対に動かないようなものだというような観点からいろいろ予算上の要求ができたり、経済事情が変わりましてもこれを基礎にいろいろの判断を下したりするようなこと……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1983/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 私は、昨年十一月二十六日に企画庁長官を拝命いたしました塩崎潤でございます。浅学非才な者でございますが、御指導のほど、心からお願い申し上げたいと思います。  早速ごあいさつをさせていただきたいと思います。  わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。  わが国経済は、二度にわたる石油危機の後にも、欧米諸国に比べて、高く、安定的な成長を遂げ、失業率、物価、国際収支のいずれの点においても、際立って良好なパフォーマンスを示してまいり……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1983/03/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 まず第一点の、物価問題の重要性の認識の問題でございます。  当然のことながら、企画庁長官は、何と申しましても物価問題の主管大臣でございますし、私は、何といってもまず第一に、国民生活の観点から、物価問題は大変重要なものだと考えます。さらにまた、産業的、経済的に見まして円レートの安定、これも物価が基礎になる問題でございますので、そういった観点からも物価問題は重視していきたいと考えております。  第二は、原油の値下がりに対する何と申しましょうか、根本的な取り組み方という御質問であったと思いますが、オイルショックで十年間私どもは大変苦しんでまいりました。しかし、やっと国民の努力で、大体……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1983/04/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 けさほど経済対策閣僚会議を開いていただきまして、総合経済対策等についてというタイトルで、今後の景気対策を含みますところの一つの経済政策の指針を決めたばかりでございます。引き続きまして閣議でも決定されたわけでございますが、その中で最も特徴的なことは、狩野委員が御指摘になりました原油の値下がりの活用でございます。これを前文に書きまして、原油値下げの活用を大いに進め、国民経済の中に浸透することによって各種の政策をやっていきたい。たとえば公共投資の前倒しあるいは金融政策の機動的運営、このような項目を八つばかり当面の対策として並べ、三つばかり経済協力を含めて今後の宿題、課題をその中に盛り……

第98回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1983/05/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 五十嵐委員御指摘のように、電力料金の基礎となる原価は、燃料費を含め、そしてまたこれは希望が多分に入りますけれども、円レートの関係を通じて、私も低下の傾向にあると判断せざるを得ないと思っております。そこで、これが基礎となりますところの料金をどうするか、これは多分に二つの方向があると言われておる。これまで多年収益の関係からおくれておりました修繕の問題を含めての設備投資の問題。しかしながら一方、これは電力供給量を増大しない範囲においての設備投資に限られるべきかどうかといった問題もございます。もう一つは、単純に消費者に還元する、産業用の電力料金を含めての引き下げの問題。このいずれを選ぶ……

第98回国会 予算委員会 第3号(1983/02/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  平林委員のおっしゃるように、五十八年度の経済運営の基本的な方針は内需の拡大によって経済の安定的な持続的な成長を図ることでございます。しかしまた、これも御指摘のように、財政が非常に困難な状況でございますので、財政面からそのことが期待できません。  しかしながら、内需拡大の大きな方向といたしまして三つ私どもは考えております。その基本的な方向は、言うまでもなく、世界経済の回復に伴いますところの日本経済もまた回復の過程に乗るという大きな前提がございます。それに基づきまして民間の最終消費が伸びていく、これが三・九%程度寄与する。そして、その次は、民間住宅投資が二・……

第98回国会 予算委員会 第5号(1983/02/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  三・四%の成長率の根拠は、根本的には、五十八年度において日本経済が、世界経済の回復の基調に応じて回復のペースに乗っていく、こういう考え方に立ちます。したがいまして、経済活動が五十七年度に比べまして活発になっていく。その一つとして、民間消費支出が三・九%、民間住宅投資が二・六%、そしてまた民間企業設備が二・九%。これら内需によりまして、三・四%のうち二・八%は内需によって占める、こういう計算でございます。

第98回国会 予算委員会 第6号(1983/02/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  世界経済の回復に応じて日本経済が回復過程を歩んでいくということに対しまして、現実に三・四%の成長率が果たして達成されるかという疑問、たくさんの方が出されることも私も十分存じております。しかし、民間研究機関が最近立てました予測では四・一%から一・八%まで。このような傾向が示しておりますように、どんな研究機関でも世界経済は回復過程に入るであろう。OECDは、一九八二年はマイナスでございましたが、一九八三年はアメリカほどではないにいたしましても一・五%の成長率はある。それからアメリカは、レーガンがこれからは息の長い回復過程の一年目になるんだというふうに国会で教……

第98回国会 予算委員会 第7号(1983/02/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  臨時国会におきまして、正木委員からただいま御指摘のような五十七年度の成長率について達成可能かどうか、非常に鋭い御質問がございまして、私は、厳しいながらも達成できると申し上げました。そのときの達成率は三・四%でございましたが、おっしゃるように、五十八年度の予算と常に一体といたしまして見通しを立てます際に、五十六年度、五十七年度の経済成長の実態を最近の数字で明らかにしたため、単に数字的な修正でございまするけれども、三・四%が三・一%になりました。この点は、実は五十六年度の経済成長を二・八%と低目に見ておりましたものが、逆にそのときの最近の数字を使いますと三・……

第98回国会 予算委員会 第8号(1983/02/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 この点につきましても、新経済社会七カ年計画を今般新しい観点から、経済運営の指針という形で新しい答申を求めているところの中で、私はその点を変えるべきである、こういうふうに考えているところでございます。  御案内のように、五十四年の八月にでき上がりました新経済計画、おっしゃるように直ちに第二次石油ショックの影響を受けまして、おっしゃるように五十四年、五十五年、五十六年、フォローアップしたところでございます。五十七年に、いまおっしゃったような数字を含めて全般的にフォローアップするという意味で、鈴木内閣のもとで五十七年の七月に諮問をいたして、新しい五カ年計画をつくってくれ、こういうこと……

第98回国会 予算委員会 第11号(1983/02/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  逆オイルショックの影響につきましては企画庁でいろいろと研究をしておりますが、最近の数字に基づいてたとえば成長率にどのように影響するか、これはまだまだこれからの状況でございますが、一般的に申せば、もう言うまでもなく、国際収支面、さらにまた企業面、家計面、さらにまた物価面において、オイルショックと逆の良好な状態を生ずるかと思います。  これは古いモデルでございまするけれども、一九七八年までのデータに基づいて作成しましたシミュレーションでは、御案内のように、これはいま直ちに当てはまるとも思いませんが、当時の状況で想定いたしますと、たとえばGNPが一年目には〇・……

第98回国会 予算委員会 第12号(1983/02/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 景気対策という、あるいは景気の刺激という大変企画庁長官には魅力のあるお誘いで、私も所得税減税についてはもう大変な関心を持っております。しかし、この問題を、私は、景気対策といった観点よりも、むしろ五年間減税をしなかった、収入に応ずる分以上に税がふえたという、サラリーマンを中心とする、所得税に対する何と申しますか、いらいら、これからきたところの政治問題であると考えているわけでございます。  減税が景気に対してどういうふうに影響をするかということを言えば、それも財源いかんによる。いま藤田委員のおっしゃったように五十兆の中で解決すれば別でございましょうけれども、その財源を、たとえば歳出……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 一般消費税あるいは大型消費税については政府は導入の考えもありませんし、また具体的に検討の指示もしていないということでございますので、私どもも具体的にその及ぼす経済的な影響等についてはまだ検討はいたしておりません。私がときどきいろいろ新聞記者等に聞かれまして申し上げるのは、日本では税制の経済に対する影響の議論がきわめて少ない。歳入歳出の均衡とかあるいは直接税、間接税の分類とかその性格というような議論が多過ぎて、経済影響は少ないというふうに私は考える。外国のようにもう少し経済影響は考えていただかなければならないと思うわけでございます。  ただ、一般消費税あるいは大型間接税がどのよう……

第98回国会 予算委員会 第15号(1983/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 大蔵大臣が大変むずかしいと言われるぐらいでございますから、企画庁長官ももうひとつむずかしいぐらいな、大変歯切れが悪くて申しわけございませんが、私はこの問題を、幾らになれば景気浮揚に役立つということはなかなか言えないかと思います。  ここで申し上げましたことは、確かに所得税減税ということは、素直に考えますれば、景気の現状から見て、景気浮揚の点で大変魅力のある、企画庁長官は本当に誘惑に駆られるような政策であるということを申し上げましたが、しかし、それは長年国会で御苦労されましたところの財源いかんによるということで、財源いかんによってはその景気浮揚効果も削減されることがあるから、この……

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 五十七年、五十八年の経済見通し、それからまた景気浮揚に関しての責任問題が恐らく中心の御質問であったように思いますが、確かに見通しの改定は、しかも下方修正で大幅の改定は、本当に残念なことでございます。しかしながら、これはもうどこの国でも生じました大きな世界経済不況、そうしてまた、それに伴いますところのアメリカの高金利、インフレ対策、この影響が三転、四転した、そのためにこのような結果が起こったわけでございます。  前内閣でつくりました見通しがこの内閣で変わりましたことについても、大変申しわけなく思っておるところでございますけれども、今後とも私どもは実現可能な見通しを立てて努力をして……

第98回国会 予算委員会 第18号(1983/03/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  まず第一の、諮問をいたしました新しい経済展望あるいはその経済運営の指針がいつでき上がるかという問題でございますが、経済審議会の委員の任期が四月末でございます。私ども、任期までにはぜひともつくっていただきたい、こう言っておりますけれども、いま作業が進行中でございます。鋭意努力していただいている最中だ、こう考えております。  第二に、いま資金の問題が取り上げられまして、もちろん資金も当然考えるべきだというお話、これもごもっともでございます。戦後保守党内閣におきましても十本ぐらいの経済計画がつくられました。大きな指針でございましたが、いずれも三年間ぐらいしか寿……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/09/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  景気の問題につきましては、この九月に発表いたしました御案内の国民所得統計速報、その中にありますように、〇・九%の成長が四―六月に見られた。しかし、その内訳は、御案内のように外需が〇・五で内需が〇・四、こんなふうな内訳になっておりますことからおわかりのとおり、私どもは、去る四月五日に決定いたしました今後の経済対策の中での当面の八項目、その中には御案内のように公共投資の前倒し施行あるいは金融政策の機動的運営等がございますが、これを着実に実施を見守りながら推進していく、同時にまた、検討課題でございました所得税の減税についてもひとつ検討していく、こんなことを進め……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/09/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  小杉委員御指摘のように、今回の「展望と指針」では、これまでの経済計画の将来の租税負担率等の予測と違いまして、数字の展望は示しておりません。しかしながら、私どもは、ヨーロッパ諸国の負担よりもかなり低いところにとどまることが望ましい、こういうふうに述べているところでございます。
【次の発言】 最終の見通しにつきましては、ヨーロッパ諸国よりかなり低目のところと言っただけでございまして、それ以上詳細に私どもは述べていないところでございます。  しかしながら、先ほど厚生大臣も言われましたが、GNP、国民所得の増加に応じて、現行税制をそのまま据え置いても税収はGNP……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1983/09/29、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げたいと思います。  「新経済社会七カ年計画」が、御案内のように、高度成長から低成長へ移りまして、成長率の見通し等について大変なそごがございました。そんなような観点から、新しい角度の経済計画が求められたわけでございます。そして今回の「展望と指針」は、このような新しい情勢のもとで、「七カ年計画」にございましたところのあの定量的な、つまり詳細な分野にまでの計数で示されましたところのいわば計画的な考え方を今回は転換いたしまして、より長期間にわたって、そしてまたより弾力的な、柔軟な態度の、ソフトと申しますか、そのような観点からのいわゆる経済計画、それを「展望と指針」という形……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1983/09/30、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 多分に法律的な問題でもございます。先ほども中曽根総理が申されましたように、企画庁設置法の三条の第一号に企画庁の任務といたしまして「長期経済計画の策定」という法律的な表現がございます。私は、今度の「展望と指針」もこの法律上の「長期経済計画」と同じものだと考えているのでございます。言うまでもなく、私どもは法律に忠実でなければなりませんし、そして、この長期経済計画の策定は企画庁の大きな任務でございます。  そのような観点から経済審議会に諮問いたしまして、今回「経済計画」という法律的な用語に該当いたしますところのものを「展望と指針」という名前で表現したわけでございます。それは、先ほど後……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  経済企画庁といたしましては、いわばマクロ経済的な観点から総合交通体系、交通ネットワークの形成を考えているところでございまして、去る八月十二日の閣議決定をいただきました「展望と指針」の中には、その点が明瞭に指示されているところでございます。最近の各交通機関の利用状況等を勘案しながら、今後の国鉄貨物の輸送の状況等を見通しまして、たとえば拠点間直行輸送体制の確立というような、国鉄の貨物が効率的に利用される方向の交通体系をマクロ的な観点から打ち出しているところでございまして、個々の問題といたしましては、各省がこれらの方針の中で実効のある交通政策を進めていただける……

第100回国会 商工委員会 第1号(1983/10/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  いま宇野通産大臣が詳細に申されましたので、それに尽きるかと思うのでございますが、これからの経済政策の大きな目標は何としても貿易摩擦の回避にあろうかと私は思うのでございます。  そのためには、いま長田委員御指摘のように、一番無理なく経常収支の黒字あるいは貿易収支の黒字が解消できますのは、何といっても内需拡大であることは言うまでもございません。私どもは内需拡大の方向を、去る四月五日に決定いたしたものから、さらにまた最近の情勢で見直して、新しい形の内需拡大も考えていかなければならぬと思っているところでございます。  それからまた第二には、何としてもまだまだいろ……

第100回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1983/10/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 ただいま石油価格については通産省の方から御説明がございましたが、私も石油の価格につきましては、事実といたしましておっしゃられたような方向で動いている、こういうように見ているところでございます。  あのとき私どもは、原油一バレル五ドルの引き下げは、御案内のように一兆四、五千億のGNPの増加要因となるというようなことを申し上げました。そして、そのような傾向がいま各方面にあらわれて、いい影響を来していると私は思うのでございます。特に卸売物価は、御案内のように四月―六月でもう前年同期比でマイナス二%、七月、八月も依然として低下傾向でございまして、二・四、二・九とマイナスでございます。 ……

第100回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1983/10/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 私は、きのうの御質問にお答えしまして、石油の価格はしばらく安定していくであろう、しかし、何かいろいろ情報があるから、おまえはそんな情報の話をしろというような委員長の御命令で、私はびっくりして立ち上がってお話をしたわけでございますが、日本の新聞にも出ておりましたけれども、たとえばホルムズ海峡が封鎖されるならば、石油の値段は九十ドルから何百ドルに上がるであろうというようなことを心配したような記事が、アメリカでも言われ、そしてそれが日本の新聞に出たことは御案内のとおりでございます。  そして、もうたびたびOPECの諸国の人たちは、いまの二十九ドルという価格では開発費がなかなか出ないか……

第100回国会 予算委員会 第1号(1983/09/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  経済の現状についての御認識、私は、いま大出委員が、去る九月十六日に発表いたしました国民所得統計速報から示されたところであると思います。〇・九%、前期に対しまして成長いたしましたけれども、そのうちの〇・五%というものは外需である、内需によるところの寄与度は〇・四であるということは、私は将来の経済政策のあり方を物語っていると思います。  しかし、これは去る四月五日決定いたしました「今後の経済対策」という内需拡大を中心といたしますところの政策を着実に実行する、そして、その効果をもう一遍十分な検討をしていく、さらにまた最近の現象を織り込みまして、これから対外経済……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 お答え申し上げます。  先般企画庁から例の景気動向指数の発表をいたしましたときに、そのようにとられたような節がございました。私どもは、先行指標、一致指標、この二つが二月で五〇%を割りましたけれども、その以降すべて五〇%を超えるような状態であった。したがって、ことしの二月が一応景気の谷である、こういうふうに判断いたしましてそのような発表をいたしたわけでございます。それが底離れととられて、これが大変景気が上昇しつつあるような印象を与えたようでございますが、いつも私どもが申しておりますように、また先般のQEが示しておりますように、内需は盛り上がりを欠く、こういった状態はいまのところ続……


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各種会議発言一覧(衆議院36期)

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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1981/02/27、36期、自由民主党)【議会役職】

○塩崎主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願いいたします。  本分科会は、外務省、大蔵省及び文部省所管につきまして審査を行うこととなっております。  なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。  昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算及び昭和五十六年度政府関係機関予算中外務省所管について、政府から説明を聴取いたします。伊東外務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  ただいま伊東外務大臣から申し出がありましたとおり、外務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1981/02/28、36期、自由民主党)【議会役職】

○塩崎主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算及び昭和五十六年度政府関係機関予算中大蔵省所管について政府から説明を聴取いたします。渡辺大蔵大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  ただいま渡辺大蔵大臣から申し出がありましたとおり、大蔵省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 以上をもちまして大蔵省所管についての説明は終わりました。

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、自由民主党)【議会役職】

○塩崎主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算及び昭和五十六年度政府関係機関予算中文部省所管について、政府から説明を聴取いたします。田中文部大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  ただいま田中文部大臣から申し出がありましたとおり、文部省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 以上をもちまして文部省所管についての説明は終わりました。

第94回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1981/03/03、36期、自由民主党)【議会役職】

○塩崎主査 これにて田中昭二君の質疑は終わりました。  次に、渡辺貢君。
【次の発言】 これにて渡辺貴君の質疑は終わりました。  次に、中村茂君。
【次の発言】 これにて中村茂君の質疑は終わりました。  次に、河上民雄君。
【次の発言】 時間が経過しておりますので、簡潔に願います。
【次の発言】 時間が経過しておりますので、簡潔に願います。
【次の発言】 これにて河上民雄君の質疑は終わりました。  午後二時に再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  文部省所管について質疑を続行いたします。大久保直彦君。


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1983/03/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○塩崎国務大臣 昭和五十八年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、百十五億三千四百万円となっており、これは前年度補正後予算額に比べて六千八百万円の増額であります。  また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として、二千九百四億円を予定しております。  以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます。  第一に、新経済計画の積極的推進等に必要な経費として、十二億五千二百万円を計上しております。  この内訳といたしましては、新しい経済計画の策定とその推進を図るため……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

塩崎潤[衆]在籍期 : 32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期
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