このページでは塩崎潤衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○塩崎潤君 私は、自由民主党を代表いたしまして、このたびの国立学校設置法等の一部を改正する法律案に賛成の討論をいたすものであります。(拍手) 「歴史上一国が栄えたとき、そこには世界の先端を行くすぐれた大学があった」、これはかつてカリフォルニア大学の名総長とうたわれた、クラーク・カー氏の名言であります。大学こそは一国の未来の象徴であり、文化の反映にほかならないのであります。(拍手)海外の諸国において、激動する時代の要請にこたえ、激しい大学紛争の試練を生かして大学改革のための真剣な努力が重ねられ、新構想の大学が次々と生み出されている状況を見るとき、この名言を想起せざるを得ないのであります。(拍手……
○塩崎委員 参考人の方々に質問を許させていただきたいと思います。 たいへんお忙しいところ貴重な時間をさいていだだきまして、私どもに有益な御意見を賜わりましたことをまっ先に御礼を申し上げる次第でございます。 さてそこで、時間もございませんので、まっ先に中内日本チェーンストア協会会長さんに質問を二つばかりさしていただきたいと思います。 私は、中内会長が大型スーパーの開発者として、わずか十数年で日本一の小売商を築き上げられたあのバイタリティー、あの意欲にはたいへん敬意を表するものでございますし、中内商法もずいぶん勉強させていただきまして、私もいろいろ参考になったわけでございますが、きょうのお話……
○塩崎委員 ただいま議題となりましたいわゆる大規模小売店舗法案につきまして、御質問申し上げたいと思います。 御承知のように、旧百貨店法は、百四十万人の小売業者が、長い歴史の中でみずからの力で戦い取った自衛の武器だといわれておるわけでございます。この法案を小売業者は、バイブルのようにたいへん大事にしてまいりました。しかし、新しい時代の装いといたしましてはどうもぴったりこない。大型スーパー等の進出によりまして、このバイブルがたいへんあぶなくなってきたことは御承知のとおりで、ございます。やっと今回政府から改正案が出されたわけでございますが、このようないきさつから見ますと、何としてもこの法案は早く成……
○塩崎委員 義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案につきまして、若干の御質問を大臣並びに政府委員に申し上げたいと思います。 まず第一に、この法律の内容は、もら非常に簡単な内容でございまして、私自身この内容について異議はないところでございますが、しかし、まず第一に、いろいろとこの改正によってまだまだ取り残された問題がたくさんあるような気がするわけであります。それから第二は、この問題の背後にありますところの教育関係環境の整備について、いろいろと今後大臣の御努力をわずらわしていただきたいと思う点があるわけでございますので、これらの問題について御質問申し上げたいと思うのでございます。 ……
○塩崎委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となっております義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案に対する修正案について御説明を申し上げます。 案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。 修正案の趣旨は、本案の施行期日はすでに経過しておりますので、これを公布の日から施行し、昭和四十八年四月一日から適用することに改めようとするものであります。 何とぞ委員各位の御賛成をお願いいたします。
○塩崎委員 大学の進学率が四〇%にも達する見込みがあるわけでございます。そしてまた高等教育の大衆化がますます進んで、社会の声を聞く大学がたいへん要請されている今日であります。そのような今日に、国立学校設置法の一部改正が提案されたことは、私はたいへん意義が深いと思うのでございます。しかし、それだけに、この法案については問題点があり、さらにまた批判があるわけでございます。 奥野文部大臣、本会議でたいへん詳細な御答弁もございましたが、きょうからひとつこの委員会で、この法案のねらい、内容について、ほんとうに国民が納得できるような御答弁をぜひともお願いしたいわけでございます。 私は、序論的な意味で三……
○塩崎委員長代理 静粛にお願いします。 嶋崎君、もう一ぺん。嶋崎君。
○塩崎委員 参考人の皆さん御苦労さまでございます。福田参考人が早目に退席されますので、私、与えられた時間内で若干の御質問を申し上げたいのでございます。 まず第一は、ただいま証人喚問までというようなお話がございました、昨日の東京タイムズの筑波大人事の問題でございます。私は、いま福田先生が自分の本意でないことがあらわれているというふうに言われましたので安心したわけでございます。そしてまた奥野大臣も、私の質問に対しまして、たびたび、大学の人事について権力を持つ文部省に拒否権はないということを答えられたわけでございまして、このような新聞記事が出る理由が私はどうもよくわからないのです。そして、その背景……
○塩崎委員長代理 速記を始めて。 山原君。
○塩崎委員長代理 午後三時に再開することとし、この際、休憩いたします。 午後零時十七分休憩
○塩崎委員 ただいま議題となりましたいわゆる人材確保法案につきまして、少し質問を申し上げたいと思うのでございます。 前回わが党の森委員から、非常に格調の高い、高度の政治的な観点からの質問がありまして、野党委員の方々を含めまして、私どもはこの法案の緊要性をあらためて認識したわけでございます。私はきょうはこのような政治的な高度な観点がどうして実現されるか、つまりどんな法的な形態で、そしてまた国家組織の中でどんなような形態で、さらにまた予算の上においてはどのような方法で行なわれるかという、おおむね法律的な観点から、この法案について御質問を申し上げたいと思うわけでございます。 と申しますのは、この……
○塩崎委員 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、時間がたいへん限定されておりますけれども、二、三御質問を申し上げたいと思います。 まず、総務長官にお伺いをいたしたいと思いますが、この法案をいまごろ、つまり、年度末に提案した理由は何か。そして一月にさかのぼってこれを支給することにしておる理由は何か。つまり、この改正の動機ですね。たいへん期待の大きい法律でございますけれども、いつもの人事院勧告に基づく給与法の改正は、大体、人事院勧告が夏出て、そして秋行なわれるにもかかわりませず、その慣行と違って、いまこの法律の改正をされる趣旨は何かという問題なんです。 総務長官、……
○塩崎委員 時間も非常に制限されましたし、あとで受田先生からの御質問があるようでございますので、私は二問ばかり、主として大臣に学校教育法の一部改正法律案につきまして御質問申し上げたいと思います。 いわゆる教頭法、つまりこの学校教育法の一部を改正する法律案につきましては、もうすでに私どもの党の同僚の山崎委員あるいは楢崎委員から、特に山崎委員から二回にわたりまして非常に広範な、深い、そしてまた同時に鋭い御質問がありまして、私は、その審議によって、この法案についての疑問点はほとんど解明されたと思うわけでございます。大臣からも岩間局長からも、たいへん御丁重な答弁があったわけでございます。しかし、何と……
○塩崎委員 ただいま受田議員からいろいろ御意見が出たわけでございますが、その中で、ほんとうに二十二日は不明朗、不愉快な気持ちになったと言われましたが、私も受田委員以上にほんとうに不明朗な不愉快な気持ちになった者の一人でございます。私は、そういった意味で、被害を受けた者の一人としてあなたに御質問をしたいと思うのです。 私は、当日自由民主党の一人としてこの大事な教頭法について質問をすることになり、いろいろと同僚議員、あるいは受田先生とも質問の手はずをきめて臨んだわけでございます。その質問の途中で、委員の差しかえができないということを聞いて、議場がざわざわしたわけでございます。あんなような中で質問……
○塩崎委員 関連質問をお願いいたします。 ただいまの受田委員の御提案、そしてまた御質問の趣旨には私はたいへん賛成するものでございます。実は私は二十二日の本法案に対する質問の際にも受田委員と同じようなことを申し上げたわけでございますが、残念なことに委員差しかえの大事件のために、ざわざわして、ほんとうの質疑もできなかった。そしてまた適当な御答弁で逃げられたような気がするので、どうしてももう一ぺん持ち出したい。 あのときに、私は、この二十八条の第四項を、「教頭は、校長を助け、校務を整理」する。特別の場合に限って「児童の教育をつかさどる。」こういうような提案をしたら、岩間局長は、やはりざわざわの影……
○塩崎委員 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部改正法律案につきまして、先般の上田委員の質問に続きまして、私から若干の質問を申し上げたいと思います。 質問の要旨は、三点ばかりしたいと思うのでございますが、一つは、第三条の学級編制基準の問題、第二は小規模中学校における免許外教科担当教員の解消の問題、第三は事務職員の問題、九条でございます。私は、この法案は過疎地域の定数に重点を置き、さらにまた事務職員と養護教員に重点を置いた改正といたしまして大きな進歩だと思うわけでございますが、しかしまだまだ不十分だと思うわけであります。そして、もう少し本質的な、中核的な点をつい……
○塩崎委員 いわゆる定数法につきまして、前回に引き続きまして御質問申し上げたいと思います。 前回は時間が制限されまして、質問を留保したわけでございますが、前回の質疑応答でたいへん私は勉強になったのでございます。大臣あるいは岩間局長の御答弁で、法律に書いてないようなこと、あるいはまた政令というようなことも口ずさまれましたが、その中でもなかなか明確でないことが多かったわけでございますが、私は御説明でほんとうによくわかりかかっておるところでございますが、しかし何としても審議はこのように詳細にやはりやっていくことが非常にいいことだと思うわけでございます。久しぶりにきょうは野党の方々の御出席も得て質問……
○塩崎委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の五党を代表して、ただいまの法律案に対し附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 学校教育における教育内容の理解と教育水準の向上が一層期待されていること等にかえりみ、政府は、左記の事項について検討し、すみやかにその実現に努力すべきである。 一 一学級定数四十五人の学級編制の標準を、例えば四十人以下に引下げるとともに、複式学級を解消すること。 二 現在、四十五……
○塩崎委員長代理 本日はこれにて散会いたします。 午後四時三分散会
○塩崎委員 私は独占禁止法につきまして、若干の御質問を申し上げたいと思います。 今回の改正案につきましては、これまでワンラウンドの質疑が終わったと言われておりますけれども、何といたしましてもこの独占禁止法はいわゆる経済憲法と言われる重要な法律でございます。そして、今回の改正案は、御承知のように独禁法のこれまでの流れを変えたという一つの大きな評価があるわけです。このような流れの方向、あるいはアメリカから移植されました植物がまた別な形で移植された、このようなことを非常に重要に考えるものでございますので、若干の質問を申し上げたいと思います。 まず、総理府総務長官に、この独禁法に取り組む基本的な姿……
○塩崎委員 大変お疲れのところを申しわけございませんが、あと三十分間ぐらい自民党にもいろいろお教えをいただきたいと思うのでございます。きょうはたくさん参考人の方が来ておられますけれども、ひとつ法律学者を代表いたしまして實方先生にお教えをいただきたいと思いますので、どうかひとつ御意見を承らしていただきたいと思います。 ただいままで大変長らく独禁法の改正についてお教えをいただいたわけでございます。しかし、皆さん方大分言われました中で、どうも今回の改正はむしろ改悪ではないか、こういう御意見を非常に強く承ったような気が私はいたすわけでございます。しかも、消費者団体の女性の方々まで含めまして異口同音に……
○塩崎委員 ただいまの三塚委員と長官並びに人事院総裁とのやりとりを伺っておりまして、大変わからなくなってきたわけであります。私も大蔵省におりましたし、国会でもいろいろと議論を聞いてまいりましたが、長官、七百七十九億の予算を計上して、人事院勧告が出て、それに基づいた計算では五百四十七億しか要らない、二百三十二億は、これは半額国庫負担のものでございますけれども、こんな大きな金額が、予算が施行される前に不用になるというようなことがいままであったでしょうか。 私、これは長官に伺いたいが、つまり予算というものは、いま法制局の味村部長が言われましたが、私は、単に歳出権限を国に対して付与する、どんなに大き……
○塩崎委員 本日の文教委員会の開催の趣旨に従いまして、第一次人事院勧告、それに基づく給与法、それと人確法及び予算との関係等について文部大臣、人事院総裁、それから内閣法制局、さらにまた大蔵省、自治省に御質問をしたいと思うのでございます。 ただいま山原先生もるる強調されました。その前の木島先生も鋭い質問をされていろいろと主張されておったのでございます。しかしこの委員会だけではなくして、先般三月二十五日でございますか、私が内閣委員会に参りましてこの問題について御質問をした際に、与野党一致して不思議に人事院勧告に対して攻撃的であった、大変心配しておった、不安がある、こんなことを感じ取ったわけでござい……
○塩崎委員長代理 小林信一君。
○塩崎委員 ただいまの有島委員の御質問の中で、二つの問題に関連いたしまして御質問を申し上げたいと思うのでございます。 一つは、いま有島委員はこの問題については何か恨みだけが残っておる、法律が済んだ後いま恨みが残っておるだけで、本当につまらぬではないかというようなお感じの御質問がございました。これが第一点。 それから第二の関連する問題は、七%の資料を出せ、こう言われましたが、これについては私はいろいろと議論をしなければならぬと思うのでございますが、関連質問でございますので、簡単にこの二つの点に関連して御質問したいのです。 そこでまず第一は、委員長に対して御質問しては恐縮なんですけれども、大……
○塩崎議員 ただいま議題となりました私立学校振興助成法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 周知のように昭和三十年代の後半から、わが国の高度経済成長に伴って学校教育に対する国民の需要ば急激に増大してきましたが、その需要の大部分の充足は、私立学校の教育に依存してまいりました。その結果として、たとえば、昭和四十九年度においては大学の学生数の七九%、幼稚園の幼児数の七六%は私立学校に依存しており、高等学校ですら三一%という高い数字を示すようになったのであります。 このような学校教育における私立学校依存の傾向にもかかわらず、また、昭和四十五年度から予算補助という形態で始めた……
○塩崎委員長代理 栗田翠君。
○塩崎政府委員 私は、昨年の十二月二十六日に外務政務次官を拝命いたしました。 全く浅学非才の者でございますが、今後御指導、御鞭撻のほどを心からお願い申し上げます。(拍手)
○塩崎政府委員 原子力資材の輸出に関する秘密協定があるのではないかという新聞報道についてのお尋ねでございます。 私どもは、まず第一に、協定あるいは条約といったものはございませんということを申し上げたいのでございます。御承知のように、NPTの再検討会議後、核拡散防止については国際協力が進んでまいったのでございますが、原子力資材の輸出の可能な国が集まりまして、輸出について現行法令のもとでどのようなことができるか、この措置について相互に通報し合う、このことを協議したわけでございます。その内容を言っておるのではないかと思うのでございますが、それは現行法令のもとでの措置でございますので、条約あるいは協……
○塩崎政府委員 ただいま議題となりました日本国とハンガリー人民共和国との間の通商航海条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。 昭和四十一年二月、ハンガリー側より、わが国との間に通商航海条約の締結を希望する旨の提案が行われ、政府は、昭和四十四年十一月に東京において、交渉を行いましたが、当時ハンガリーはガットの加盟国でなかったため、条約案文中のガット、国際通貨基金との関係に関する規定の取り扱い等をめぐり合意に達することができませんでした。しかるに昭和四十八年九月にハンガリーのガット加盟が実現いたしましたので、その後ハンガリー側より交渉を再開したい旨申し入れがあり……
○塩崎政府委員 ただいま河上委員御指摘のように、ニクソン・ショックに対するわが日本の対応について、いま考えてみますと、いろいろ反省すべき点があったことも事実でございます。しかし、わが国は何といたしましても国際金融の協定と申しますか、IMF体制に忠実であった、そうしてやはり円の切り上げを避けたかった、こんなような理由から固定相場に固執したことも事実でございます。しかし、世界の大勢に対しましては、御指摘のように、私どももこれに適応しなければならぬことも事実でございまして、現在のフロート制、これをいま実行しているわけでございますが、今度の改正は、確かに御指摘のように、これが絶対唯一のものと思いません……
○塩崎政府委員 土井委員の御指摘のとおり、私どもは、すずの生産国、その中にASEAN諸国があるために、この拠出は大変重要な問題だと考えております。ただ、大蔵省の中でそのような議論があり得るということは、私も大蔵省出身でございますので、当然考える。またそういうふうな考え方が出ていいのじゃないでしょうか。つまり、なかなか財政がつらい。このすず価格の安定によって受益するのは業界である。これが国民経済的なよほどの影響がございますれば、これは税金、つまり一般会計から拠出することが適当ということは言えると思うのですけれども、業界が受益する、まず第一次的には業界受益というような面を強調いたしますれば、業界の……
○塩崎説明員 お答え申し上げます。
日中共同声明の精神に基づきまして、日中間の諸問題について私どもはその精神を実現すべく努力中であることはもう御存じのとおりでございます。
先般の登記問題につきましては、法務省からもお答えがあったと思いますが、私どもはこれは国内の刑事問題として考えているわけでございまして、刑事問題こそ優先的に解決さるべき問題であって、日中友好問題とは直接の関係はない、こんなふうに考えております。
【次の発言】 自国の国民がいかなる理由であるにいたしましても逮捕されるような場合に、その国の代表あるいはその国自身は当然関心を示すと思うわけでございます。それがいかなる事件であって……
○塩崎委員 ただいま瀬戸山理事から、大変次元の高い政治、道義的な観点からの御質問がございました。いわゆる灰色高官の問題にまで及んだわけでございますが、私は少し角度を変えまして、具体的な事例から、中間報告の焦点でございます灰色高官の問題について触れてみたいと思うわけでございます。 その具体的な事例と申しますのは、中間報告の発表された十月十五日の翌日の十六日、山形ホテルで稻葉法務大臣が記者会見されましたあの記事でございます。総理、これは灰色高官をどう考えるかという問題ですから、眠らないでよく聞いていただきたいと思います。そしてこれは真意をぜひともお伺いしたいのです。こんなことが書いてあります。稻……
○塩崎委員 稻葉法務大臣にいわゆる灰色高官の問題についてお尋ねしたいと思います。 去る十月十五日並びに十月二十日に法務大臣にここにおいでをいただきまして、私どもはいろいろとロッキード事件の経過について伺い、そのときに灰色高官の問題についても若干の質疑をいたしたわけでございます。ところが、その後の法務大臣の各方面におけるところの発言がいろいろと疑惑、疑問、あるいは混迷、こんなような事態を生んでいるような気がしてならないわけでございます。そこで、この問題に関するところの法務大臣の発言を中心として、私は法務大臣の真意をぜひとも伺いたいと思うのです。多分にこれは新聞紙上にあらわれました法務大臣の発言……
○塩崎委員 日韓大陸棚協定について若干の質問をさせていただきたいと思います。 この大陸棚協定が国会にかけられましてから二年半を経過いたしたのでございます。審議もだんだん進んでまいりましたが、まだ衆議院さえ通過していない状況を大変私どもは憂慮するものでございます。 石油資源の安定的な確保は、わが国の当面の大きな課題でございます。最近また石油危機の到来があるのではないかというふうに心配されています今日だけに、どうしてもこの協定は今国会において成立させたいという気持ちでいっぱいでございます。 これまでの審議の経過をずっと私も見てまいったのでございますが、この協定は本来経済的な側面を持ったものだ……
○塩崎委員長代理 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸だな棚(だな)の北部の境界画定に関する協定及び日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚(だな)の南部の共同開発に関する協定の締結について承認を求めるの件審査のため、本日、国際協力事業団総裁法眼晋作君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行いますので、さよう御了承願います。
小林進君。
○塩崎委員 消費者物価は絶えず上昇するが卸売物価は安定という日本経済の特徴は、四十八年に至りまして一変したわけでございます。卸売物価が急上昇し、インフレ問題は絶えず国民の台所にまで忍び込んでたいへんな危機感をあおっておることは、御承知のとおりでございます。政府は、先般来公定歩合の引き上げ、預金準備率の引き上げなどの一連の金融施策から始まりまして、今回の買占め売惜しみに対する緊急措置法律案を出しまして、これに対処しようとしているわけでございますが、しかし、この事態はたいへんむずかしい、また予断を許さないと思うのでございます。世界各国の状況を見ましても、たとえばイギリスでは、去年の十二月からインフ……
○塩崎小委員長 これより文化財保護に関する小委員会を開会いたします。 このたび私が小委員長に選任されました。御協力のほどをよろしくお願いいたします。(拍手) 文化財保護法は、二十年間大きな改正はなく、社会の現状に即しない点が多々あるやに見受けられます。これらの点について専門的見地から御審議をわずらわすべく本小委員会が設けられたものと考えられますが、本日は若干の資料を配付してございますので、小委員各位の御検討を期待いたします。 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後一時七分散会
○塩崎小委員長 これより文化財保護に関する小委員会を開会いたします。
文化財保護に関する件について調査を進めます。
この際、文化財保護制度の現状と問題点について政府より説明を聴取いたします。文化庁長官安達健二君。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。本日は、これにて散会いたします。
午後四時二十一分散会
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。