阿部未喜男 衆議院議員
32期国会発言一覧

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阿部未喜男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは阿部未喜男衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

阿部未喜男[衆]本会議発言(全期間)
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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 衆議院本会議 第7号(1971/02/16、32期、日本社会党)

○阿部未喜男君 私は、日本社会党を代表して、ただいま郵政大臣より趣旨説明のありました郵便法の一部を改正する法律案について、佐藤総理並びに関係大臣に対し、次の諸点について質問をいたしたいと思いますが、この法律案は、最近の諸物価急騰の中で、政府が公共料金値上げの先がけとして提案したものでありますから、全国民が深い関心を持ってその審議を見守っていることを肝に銘じて、明確な答弁をいただきたいと思います。(拍手)  まずお伺いをしたいのは、政府の物価抑制に対する政治姿勢であります。  昨年十二月一日、佐藤総理は、主婦連など消費者五団体の代表に対して、「郵便料金については、一般への影響の大きい封書やはがき……

阿部未喜男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

阿部未喜男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 逓信委員会 第5号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 実は大臣、私も新米の委員でございますから、当を得ない質問がありましたら御指摘を願いたいと思います。  先般の大臣の所管事項の説明の中で、昭和四十五年度における郵政事業特別会計の歳入歳出につきましては百三十二億八千四百万円の歳出の超過という、いわゆる赤字予算を組まざるを得なかった、こういう御説明でございまして、私の記憶では、郵政事業特別会計で赤字予算を組んだのは、昭和四十年度におけるたしか六十億余りの赤字を組んだことがあったと記憶します。決算で二十八億程度の赤字であったように覚えておりますけれども、これ以外には、まだ郵政事業特別会計が赤字を組んだというようなことは記憶にないわけ……

第63回国会 逓信委員会 第6号(1970/03/25、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 大臣があとで出席されるそうですし、人事局長もまだお見えになっていません。したがって私、さしむき事務的な問題について、経理局長にちょっとお伺いしたいのです。  先ほど御説明の中で、一局当たり簡易局の場合には月額六千円とかの欠損だというお話がございましたが、ずばり言って、五千局の簡易局を置いた場合に、郵政予算での収支は年間どういう赤字の累計になりますか、ちょっとお知らせ願いたい。
【次の発言】 そこで、実は経理局長の計算のしかたについてもう一つお伺いしたいのですが、この月額手数料の予算の額は、昭和四十五年度においては、大体月額一局当たり二万八千三百五十七円、こういう手数料が支払わ……

第63回国会 逓信委員会 第11号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 関連。関連の質問に入ります前に、実は先般来当委員会でしばしば問題になりました郵政省内における労使の紛争の問題につきまして、今朝の新聞によりますと、大臣の英知と決断によって、組合側もそれを了承して紛争が解決をしたやに承っておりますが、その間における大臣の御労苦に心から敬意を表します。どうかできることなら、今後大臣のお気持ちが下部まで十分行き渡るような御指導を、あわせてお願いしたいと思います。  そこで、先ほど林委員のほうからもお話がございましたが、現行の電波法によりますと、免許を与えるまでにはかなり郵政省が強い基準を定めておるようでございますけれども、一ぺん免許を与えますと、三……

第63回国会 逓信委員会 第12号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 私ども社会党も、この法案に賛成をするという立場を明らかにいたしまして、なお二、三の点について御見解を承りたいと思います。  まず、売りさばき手数料の関係でございますけれども、本来この手数料が率をもって定められておるようでございますが、実は私のうちも、竹下局長好んで使われるいなかの辺陬の地でこの売りさばき所をやっておるわけでございまして、私ども子供のころからお店の手伝いをしながら、一銭五厘のはがきや三銭の切手を売った記憶がございます。そのころよく父が、間違っても切手を破ってはいけぬぞ、一枚破ればもうけはないのだら、よくそういう冗談を言っておりましたので、私、父に、そんなものを扱……

第63回国会 逓信委員会 第13号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 私はまず冒頭に、先般来の大臣のたいへんなお骨折りで、社会の注目しておりました郵政の労使の紛争が片がついたことにつきまして、非常に感謝をしておりますが、先ほど土橋委員からもちょっと質問がありましたが、先般、五月二日でしたか、この闘争に参加をしたというゆえをもって、四千十九名の職員が処分をされておるわけでございます。  実は私、あの話し合いの中から察知をいたしましたのに、郵政省側にもやはり行き過ぎというものがあるのではないか、そういうことも大臣お考えになって、それを直してもらいたいという職員の切なる願いから出た行動として、妥結をみた以上は、この際はこういう処分をせずに、お互いに反……

第63回国会 逓信委員会 第15号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 大臣がまだお見えにならないそうでございますから、後刻、大臣がお見えになりましてから二、三の点について質問をすることにいたしまして、貯金局長にお伺いをしたいと思います。  六月二十七日の朝日新聞に、「脱税すすめる郵便貯金 大蔵省、勧誘方法におきゅう 架空名義許すな 預金限度も示せ」こういう見出しで記事が出ておりますが、ごらんになったと思いますけれども、こういう事実があったかどうか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私も、それぞれの独立官庁が、片方の官庁からおきゅうを据えられるというような、上下があるというようなことがあってはたいへんだと思っていたのであります。  続……

第63回国会 逓信委員会 第16号(1970/09/11、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 大臣にお伺いしたいのでございますけれども、郵政事業の公社化の問題につきましては、昨年の十月に郵政審議会の公社化に対する答申がございまして、それを受けて、郵政省内でも公社化対策の特別委員会などを設けて鋭意検討なさって、先般の大臣の御答弁にも、まあ八月の終わりごろまでにはいずれかの結論を見出したいものだ、そういうお話でございましたが、先般郵政省の発表によりますと、公社化については、さらに検討を加えながらも、さしむき、公社化しなくともできる改革について手を打っていきたい、まあそういう内容の発表であったように思われますが、言うならば、非常に歯切れが悪い、やる気かやらない気か、端的に言……

第63回国会 逓信委員会 第18号(1970/11/11、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 本日は、大臣も出席されてないようでございますから、政治的な判断を要する問題につきましては質問を保留しまして、郵政省が計画をしております昭和四十六年度における重要施策の内容について質問をいたします。  第一点目に、昭和四十六年度、郵政省が重要施策として計画をしておるものの中に、組織改正の問題が出されておりますが、特に電気通信局を設置して管理体制を整備をするという方針のようでございますけれども、その内容をもう少し具体的に説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 大体企図しておる計画の内容は了解ができますけれども、まず、最近における電気通信業務が特に大衆化といいますか、統制の……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 逓信委員会 第2号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 大臣にお伺いしたいのですけれども、先ほど森さんのほうからも出ておりましたが、いま郵政省は、労使の紛争をめぐって世の中からはそっぽを向かれ、さらに経営の内容は膨大な赤字をかかえて、料金の値上げを迫られるという、いわば郵政事業の危機に立っておると思うのでございますけれども、とりわけ労使の紛争が、本年の四月九日に、先ほど大臣がおっしゃるとおり、大臣と全逓の宝樹委員長との間で話し合いがつき、円満妥結をした。当時私は、大臣の英断と御労苦に心からお礼を申し上げた記憶がまだ新しいのでございます。もちろん、そのとき大臣は、これは非常に根の深い問題だから、時間をかしてもらいたいというお話もござ……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1971/03/09、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 水産庁の長官にお伺いをしたいのですけれども、もうすでに御存じと思いますが、大分県の臼杵の公有水面の埋め立ての問題でございますが、この埋め立てをする際のいわゆる法的な手続、漁業権の一部の喪失とか漁業権の免許の取り消し、抹消ですね、こういうものの法的な根拠をちょっと説明をしてもらいたいのです。
【次の発言】 臼杵の場合は、いわゆる農林大臣の許可が出ておるようでございますが、四五水港六四一五号、昭和四十五年十二月二十一日、これはそちらでお持ちでしょうか。
【次の発言】 この埋め立ての認可の文書によりますと、「このことについては、本日付け別途認可されたが、上浦(臼杵)漁港の埋立護岸お……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1971/03/26、32期、日本社会党)

○阿部(未)議員 ただいま議題となりました環境保全基本法案、公害に係る被害の救済に関する特別措置法案、並びに公害紛争処理法案、以上の三件を一括いたしまして日本社会党、公明党、民社党の三党を代表して、提案の理由とその内容の概要を説明申し上げます。  今日まで、わが国は、高い経済成長を遂げてまいりましたが、その反面で、広範かつ深刻な公害の発生をもたらしたことは、すでに御承知のとおりでございます。さればこそ、昨年末の臨時国会におきまして、十四件の公害関連の法律が成立をいたしました。  もとよりこれは、社会党、公明党、民社党の野党三党の共同提案による環境保全基本法案の精神に比べますならば、まだまだ不十……

第65回国会 産業公害対策特別委員会 第17号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 まず、小手川参考人にお伺いしたいのですけれども、非常に限られた時間ですから、ことばの足らないところは推測をしてお答え願いたいと思います。  先般の国会の連合審査におきまして、佐藤総理は、特に工場誘致にあたっては地元の住民の皆さんと十分話し合うことがきわめて大切だということを強調されておるわけでございまして、これは今日日本の行政の基本的な姿勢であるというふうに理解をしておりますが、先ほど小手川参考人のお話では、市民を全然無視して、しかも議会にはかる前にすでに土地の購入を行なわれておって、協定を締結するまで市民は全然知らなかった、何かそういう意味のお話のようでございましたが、その……

第65回国会 逓信委員会 第4号(1971/02/17、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 けさ私、この会議場に参りましたときに、大臣とあと二、三の人だけが出席されておったようでございますが、大臣の熱心な態度に私は敬意を表したいと思っております。  さて、郵便法の一部を改正する法律案につきましては、昨日の本会議におきまして大綱については大臣から御説明を承ったのでございますけれども、なお納得のいかない幾つかの問題について、十分に審議をさせていただきたいと思いますし、特にこの改正案のよって立つところが、郵政審議会の答申を基本に置いておるようでございますし、その郵政審議会でも、この料金改正が国民各層に与える影響にかんがみて十分理解を得るようにということでございますので、こ……

第65回国会 逓信委員会 第10号(1971/03/17、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 大臣が出席されていないようですから、次官にお伺いをいたしますが、放送法三十八条によりますと、業務報告書を、前年度の分を決算後二カ月以内に郵政省に提出をする、さらにまた四十条によりますと、財産目録、貸借対照表及び損益計算書等について郵政省に提出をしたものを、内閣は会計検査院の検査を受けて国会に提出をする、こういう規定になっておるようでございますが、まだ今日、四十四年度のこれら業務報告なり決算の三表がわれわれの手元に届いておりませんが、どうなっておりますか、ちょっとお伺いしたいわけです。
【次の発言】 手続がいまそういう段階にあることは了解ができますけれども、しかし少なくとも四十……

第65回国会 逓信委員会 第11号(1971/03/18、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件につき、これに承認を与えるに賛成の意を表するものであります。  この議案の内容をなす昭和四十六年度のNHK収支予算等は、情報化時代に処するNHKの施策を示すものとして、注目されるところでありますが、わが党はこの点に着目をし、先日来の委員会において収支予算や事業計画の内容はもちろん、その背景にわたっても詳細な質疑を行なったわけでございますが、その質疑を通じて、わが党としては、この収支予算等は、NHKの使命や放送界におけるNHKの役割り等に照らして、おおむね妥当と判断し、……

第65回国会 逓信委員会 第15号(1971/04/14、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 データ通信をめぐって非常に次元の高い議論のあとですが、私は少しどろくさいかもしれませんけれども、収支の関係を中心に少しお伺いしたいと思います。  まず、電電公社の予算の関係でございますが、いわゆる事業収支の関係とそれから建設勘定の関係になりますけれども、たとえば設備料などについては建設勘定のほうに入っておる。この仕訳といいましょうか、どういう意味で設備料が建設勘定に入らなければならないのか、そういう点について内容を少し説明していただきたいと思います。
【次の発言】 いまのお話ですけれども、資産の一部を形成するものであるから損益勘定ではなく建設勘定だというそういう理屈も一つある……

第65回国会 逓信委員会 第18号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 私は、この郵便貯金法の一部を改正する法律案並びに簡易生命保険法の一部を改正する法律案の二つの法案については、原則的に賛成をする立場を明らかにしながら、なお幾つかの点について政府の考えを聞きたいと思います。  具体的な内容の質問に先立ちまして、法案審議に対する政府の姿勢でございますけれども、特に大臣にお伺いしたいのですが、先般この委員会で栗山委員からも御質問がありましたが、そのとき大臣は、やはり政府としては原案のまま通したいのだ、そういう意欲があるという御答弁がございました。その気持ちがわからないわけではないのですけれども、しかし、全国民的な視野に立って、原案よりもすぐれた意見……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 公害対策特別委員会 第3号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 大臣、環境庁の長官に就任されて、先般所信のほどもお伺いしたわけでございますけれども、特に私は、長官に次の点についてお考えを承っておきたいと思うのでございます。  本委員会におきまして環境保全宣言が行なわれました。その宣言の中で、特に、「長期的な視野の下に、現在及び将来の国民のために、国をあげての努力により良好な環境が確保されなければならない。」こううたわれておりますし、「政府は、今後公害対策の一層の推進を図るとともに、さらにひろく人間の環境保全のための諸施策を講ずべきである。」こういうふうに決議をされておるのでございますけれども、当然政府はこの宣言を行政の上に生かしていくのだ……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 逓信委員会 第1号(1971/11/11、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 私は、NHK昭和四十四年度の決算の財務諸表についての質問に入ります前に、きわめて緊要な問題だと思いますので会長の所見を承りたいのでございますけれども、NHKの受信料の問題でございますが、先般の新聞によりますと、大阪国際空港の飛行機の騒音によってNHKの受信が非常に困難であり、あるいはフラッター現象等が起こるというふうな観点から、伊丹の市議会が受信料不払いの決議をする、そういう新聞の報道があり、あわせて、仄聞するところでは、本日の市議会でこれが決定されるのではないか。これは、地方自治体がNHKの受信料の不払いを決議をするということはゆゆしい問題でございますし、基本的にはNHKの……

第67回国会 逓信委員会 第2号(1971/12/01、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 私は先般の委員会でも、NHKの決算につきましてはかなりの時間をいただいて質問をいたしておりますので、なお時間切れで質問のできなかった決算に関係をする二、三の問題についてお伺いをしたいと思います。  受信料の未収あるいは不払いの問題については、いま樋上委員からかなり突っ込んだ質問もございましたので、重複を避けますけれども、先ほど前田会長もおっしゃいましたように、今日ほどあらゆる角度、あらゆる観点からNHKの受信料の問題が議論を呼んでおるときはないのではなかろうか、私どももそういうふうに考えますが、いろいろ議論をされておりますけれども、そういう社会情勢であるだけに、いま一回NHK……

第67回国会 逓信委員会 第3号(1971/12/02、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 先ほど、同僚の米田委員からも質問がございましたが、大臣も御承知のように、いま国鉄当局がマル生運動なるものを起こして、それが労働組合に対する組織介入、あるいは人事差別とか、労働組合無視とか、人権問題等に発展をして、今日社会的な問題になっておる。これはすでに大臣も御存じだろうと思いますけれども、郵政の労使問題につきましても、最近郵政省のマル生であるとか、いやマル生運動は郵政省のほうが御本家なんだ、こういうようないろいろな取りざたがありまして、国鉄の労使問題と並んで、いま郵政省の労使の問題が非常に社会的な議論を生んでおる。とりわけ、大臣も御承知のように、いま郵政省は来年の一月一日に……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 大臣が予算委員会においでになるそうですから、休廃止鉱山の中でも、特に先般来この委員会で問題になってまいりました宮崎県の土呂久の鉱害の問題につきまして、御承知のように議論もしてまいりましたし、また参考人の出席を求めましていろいろ調査をしたところですが、その後、環境庁のほうで把握をされておる経過と対策について大臣からお伺いしておきたい。
【次の発言】 それが進んで、この原因が明らかになった時点では、環境庁のほうとして十分な措置をとるようにお考えでございますか。
【次の発言】 もう一点、所管の問題ですけれども、たとえば土呂久の鉱害の場合でも、通産省が監督指導しなければならない分野が……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1972/04/07、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 次官にお伺いしたいのですけれども、日米間で条約の締結が行なわれて、それが近く批准をされる状態である。そういうことはよくわかるのですけれども、だからといって、日本政府が直ちにこの国会で、この特殊鳥類の譲渡等の規制を行なう法律を提案をしなければならないという緊急な問題点があったのか、または条約でそういう拘束を受けておるのか、その辺御説明願いたいと思います。
【次の発言】 緊急やむを得ないのではなくて、条約を結んだから、当然こういう法律を出さなければならぬのだというおことばのようですが、私もう一つお伺いしたいのは、この法律をつくらなければアメリカとの条約の中で抵触をするような部分が……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1972/04/11、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 通産省見えておりますか。――通産省にお伺いしますが、大分県に出香町という町がありますけれども、ここに馬上金山と呼ばれる鉱山がありまして、幾つかの休廃坑があるのでございますが、この馬上鉱山の沿革のポイントだけ、ちょっと知らしてもらいたいと思います。
【次の発言】 そこで、この馬上鉱山の休廃坑からきわめて高い濃度の砒素等が検出をされておるやに聞いておりますが、この通産省の調査で馬上鉱山の坑口といいますか、鉱業権は幾つくらいに分かれておりますか。そして幾つくらいの個所で採掘されておると把握されておりますか。
【次の発言】 通産省に申し上げておきますが、私どもの調査では最低十二の坑口……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号(1972/04/18、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表いたしまして、内閣提出、公害等調整委員会設置法に対する附帯決議を付すべしとの動議について御設明いたします。  まず、案文を朗読いたします。    公害等調整委員会設置法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行にあたり、次の事項について積極的に対処し、公害紛争処理制度の実効性の確保に努めるべきである。  一、公害紛争の迅速かつ適正な処理の必要性にかんがみ、調査体制の充実等につき万全を期すること。  二、いわゆる基地公害については、なお問題が存すると認められるので、次の諸点につき、検討を加え早急に結論を出すよう努めること……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1972/05/17、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 先ほど来先生方の御意見を承りまして、島津先生を除いて他の先生方は、この法案が不完全なものであるという点では意見が一致をされておったように承りました。たまたま我妻先生の御意見が他の先生と少し違います点は、不満ではあるけれども、一歩前進だから、この法律は一応出発をさして、 これを起点にして新しいものを積み上げていくべきだ、こういう我妻先生の御意見のように承ったのですけれども、これから私ども法案を審議するわけでございますので、端的にお伺いしたい。  たとえば、因果関係の推定の規定はこの法案に入れるべきであるのか、入れなくてもいいのか、そういう点では、先生の御意見は、入れるべきである……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第18号(1972/05/19、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 質問に入ります前に、委員長にちょっと教えてもらいたいのですが、この委員会は特段、委員何名出席しなければ成立しないという、そういうものはないのでございますか。
【次の発言】 私はその慣例もわからないわけではありませんけれども、やはり国会の委員会の権威を守る上からも――大体二つ以上の委員を兼務するという場合は少ないと思います。したがって半数に近い者が出席できるのではなかろうか、そういう気もいたしますが、委員長の御指示ですからこれから質問をさしてもらいますけれども、委員会の運営についてはお互いが配意する点ではないかということを感じましたのでお伺いいたしました。たいへん失礼いたしまし……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第27号(1972/06/13、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 まず長官にお伺いしたいのですけれども、この法案の審議を求むる政府の姿勢に問題があるのではないかという気がいたします。自然環境保全法の要綱につきましては、かねてわれわれも検討を加えたところですけれども、いま成案を得た自然環境保全法は、実はこの委員会の部屋に入ってやっといただいたわけでございます。直ちにこれを審議せよと言われましても、前の要綱に比べてずいぶん変わっておるところがあるようでございます。いまこの場でこれを審議しようとすることは、私はこれは物理的に困難な問題だと思うのですけれども、こういう提案のしかた、取り扱いについて、長官はどうお考えでございましょうか。

第68回国会 逓信委員会 第1号(1972/03/08、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 佐藤内閣の閣僚の中では環境庁長官と並んで輝ける大臣といわれる郵政大臣の所管事項の説明をただいま承りまして、たいへん御苦労だと思っております。それだけに、私はやはり大臣の権威にかけても、本委員会の権威にかけても、大臣所管事項の説明は明確なものでなければならないと思うのでありますが、まず二ページ目ですが、これはどなたが起案をしたのか知りませんが、私は日本語にあまり詳しくはありませんが、この中で特に重要施策の項ですけれども、これをすなおに読みますと、「郵便送達速度の安定向上のための諸施策、すなわち」云々とありまして、郵便貯金や簡易保険の増強まで郵便送達の安定のための施策の中に入って……

第68回国会 逓信委員会 第2号(1972/03/09、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 会長にちょっと伺いしたいのですけれども、先般、ニクソン大統領が中国を訪問されまして、衛星中継でテレビを見せてもらいましたけれども、NHKが中国に記者を派遣していないというのを聞いて、私、びっくりしたのですが、他の新聞社、一般にいう商業新聞でも記者が派遣されておるのに、NHKが中国に記者を派遣しない理由は一体何なのか、お知らせを願いたいと思うんです。
【次の発言】 私聞いたところも大体そういう内容のようですが、会長のお考えは私理解ができます。ただ、努力をされておるとおっしゃっておられますけれども、きょういま、具体的にどういうことをやったかということを聞くつもりはありませんが、先……

第68回国会 逓信委員会 第3号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 ただいま参考人の前田会長から、先般の委員会における参考人としての意見の中に、穏当を欠くものがあったので、しかるべき措置を願いたいというお話がございました。会長御自身の自発的な意思に基づくものと、私は理解いたしますが、参考人としてこの委員会で何人にもとらわれない正しい意見を述べることは、私は妥当なことだと考えております。ただ、自発的に、その中で妥当を欠くものがあるとおっしゃるならば、私はそのことに触れる意思はありませんが、もしそうだとすれば、そのときの委員会で、郵政大臣の御答弁の中にも――いま記録を読み上げますと、「まあこういうことを申し上げてはどうかと思いますけれども、自民党……

第68回国会 逓信委員会 第6号(1972/04/06、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 私は、この簡易生命保険法の一部を改正する法律案については賛成をする立場を明らかにしながら、なお幾つかの点について質問をいたしたいと思います。  大臣にお伺いしたいのですけれども、今回この最高制限額を二百万から三百万円に引き上げるという法改正の内容でございますけれども、これは一体いかなる理由によるものか、まずその点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体お考えはわかりましたけれども、私ども仄聞するところでは、郵政省としては当初、今回の引き上げを四百万円と予定されておったやに聞いております。したがって、それが三百万円になれば、いま大臣のおっしゃったような趣旨から考えますと、……

第68回国会 逓信委員会 第11号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 ちょっと大臣にお伺いしたいのですが、拡充法の質問をいたします前に、先ほど衆議院の公害対策並びに環境保全の特別委員会におきましてポリ塩化ビフェニール、いわゆるPCB汚染に関する対策の決議を行なったわけでございます。仄聞するところでは、郵政省の所有する油の中にはPCBを使用した製品が非常に多いように聞いておりますし、電電公社のほうも電気の絶縁体等でかなりPCBの製品が多いようですが、この決議は明らかに関係の責任者において回収をするという方向を示しておるわけでございますが、郵政省並びに電電公社が、いま社会問題になっておるPCB汚染の問題の対策についてどう考えておるか。先にちょっとお……

第68回国会 逓信委員会 第13号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 この法案に特段反対する考えはございませんけれども、なお幾つかの不明の点について質問させてもらいたいと思います。  まず第一点は、この郵便切手類の模造を取り締まるというその趣旨はここに書かれておりますけれども、趣旨は了解はできますけれども、この時期にこれを出さなければならなかった必要性について、ひとつ御説明を願いたいのでございます。
【次の発言】 一つは、現行郵便法八十三条の料金減脱の関係がございます。それからもう一つは偽造の関係がございますけれども、この八十三条の郵便料金減脱なり八十四条の偽造禁止の法律によってなお取り締まり得ないところはどういうところですか。

第68回国会 逓信委員会 第16号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 最初に、定義の関係でちょっと用語をお伺いしておきたいのですけれども、「有線テレビジョン放送施設者」、それから「有線テレビジョン放送事業者」、それから「有線テレビジョン放送施設者たる放送事業者」というふうな、三つほど同じようなことばが出てくるのですが、わかりやすくちょっと説明を加えてもらいたいと思います。
【次の発言】 重ねてお伺いしますが、いわゆる「有線テレビジョン放送施設者」なるものは、施設を許可してもらうと同時に、放送の業務も行なうものである。それから、「有線テレビジョン放送事業者」というのは単に放送の事業だけを行なうものであって、必ずしも施設を持っておることが条件ではな……

第68回国会 逓信委員会 第17号(1972/05/23、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 たいへん先生方御苦労でございます。  いま基本的な問題につきましては水野さんのほうから御質問がありましたので、若干具体的な問題について御意見を聞かしていただきたいと思いますが、第一点は、協会の野村、それから新聞協会の小川両先生から、特にこの法案の中では省令、規則に委任する部分が非常に多いから、第三者機関と申しますか、たとえばCATVの審議会というふうなものを設けて慎重に行なうべきではないか、こういう御意見がございました。そのほかの方々で、いわゆる第三者の機関を置くという点について何か御意見のある方があればお伺いをしたいのでございますが……。どなたでもけっこうでございます。

第68回国会 逓信委員会 第20号(1972/05/31、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 有線テレビジョン放送法案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     有線テレビジョン放送法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行にあたり次の各項に十分留意すべきである。  一、憲法及び放送法等に規定する言論の自由及び政治的中立の確保を徹底し並びに独占による弊害を防止するとともに、有線放送審議会の構成にあたっては、中立的かつ民主的に運営できるよう配慮すること。  一、情報化の急速な進展に伴い、情報に関する基本法を早急に策定し、情報通信における民主的管理、生活優先及びプライバシーの保護などの諸原則を確立すること。  一、本法は……

第68回国会 逓信委員会 第21号(1972/06/08、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 大臣にお伺いいたしますけれども、郵便貯金の預金者に貸し付けをすることを目的とする郵便貯金法の一部改正については、かねてからその趣旨に賛同をしていたところでございますけれども、新聞等の報道するところによりますと、郵政大臣がこの預金者貸し付けの制度を設けるために郵便貯金の預金の金利引き下げに同意をした。いわゆる裏取引が行なわれた、こういう報道がなされておるようでありまするが、そういう事実があったのかどうか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 庶民金融が、特に今回大臣の発想で国内に伝えられてからというものは、国民の多数の方々が、私、新聞の切り抜きも持っておりますけれども、こ……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1972/09/12、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 小山長官、初めてあなたに質問する機会を持ったわけです。したがいまして、長官の公害並びに環境保全等に取り組む基本的なお考えを承りたいのですけれども、蛇足になりますが、戦後の日本が工業優先で政治を進めてきた、その結果、国民総生産は世界二位とか三位とかいっておりますけれども、しかし、そのために大気が汚染をされ、海水が汚濁をされ、山が破壊されて自然がこわされ、いまやそれが人体の被害にまで及ぶという状態になりました。政治の中にも公害対策や環境保全の特別の措置を講じなければならない時期になっておりまして、非常に不人気な佐藤内閣の中では、前の環境庁長官の大石さんは、国民の期待を集められまし……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 逓信委員会放送に関する小委員会 第1号(1970/12/10、32期、日本社会党)

○阿部(未)小委員 参考人の金山さん、田中さんからたいへん御指摘を受けましてありがとうございます。先ほども樋上先生から申されましたように、初めての試みですので、まだ私どもも不勉強でございますが、二、三点について聞かしていただきたいと思います。  この調査の対象は、地婦連の場合も視聴者会議の場合もそれぞれ数についてお伺いしたわけですけれども、その地域的な分布と申しましょうか、たとえば九州のほうではどのくらいとか、いろいろな関係があろうと思いますが、その対象にされた地域的な分布がもしわかればお伺いしたいと思うのです。実は私、九州の大分県なんですが、私のほうの場合には民放が二局ございます。ございます……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1971/02/19、32期、日本社会党)

○阿部(未)分科員 私の質問は、きわめて一般的な、電話がなぜつかないのだろうかという問題についてでありますけれども、それは、御承知のとおり、今日電話をつけてもらいたいという国民的な願望、特に国民生活の手段として欠くことのできない生活必需品となっている電話の問題です。おそらく米澤総裁は、それは耳にたこができたと言うかもわかりませんけれども、この委員会では、ひとつもっと真摯な気持ちで、何とかほかに方法がないかどうかについて前向きで検討願いたい、そういう意味から質問させてもらいたいと思います。  原則的な問題ですけれども、いま、一般加入電話のうちの住宅電話がなかなかつかない。申し込んでも二年三年かか……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会法務委員会文教委員会社会労働委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1971/12/10、32期、日本社会党)

○阿部(未)委員 私は、逓信行政を中心にする具体的な二、三の問題について質問をさしてもらいたいと思います。  まず、総理にお伺いをしたいのでございますけれども、今日までの国会の議論の経過を顧みますと、政府の沖繩復帰に伴う行政の姿勢としては、本土並みということを原則にしながらも、なお沖繩の置かれておる今日的な事情、沖繩の今日までの歴史的な経過、そういうものを勘案をして、特別措置法を設けて、たとえばこの沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案であるとか、ボイス・オブ・アメリカの中継局の継続使用であるとか、あるいは外国企業の取り扱いに関する愛知書簡、こういう措置を例外的なものとしてとろうとなさっ……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 逓信委員会放送に関する小委員会 第1号(1972/05/23、32期、日本社会党)

○阿部(未)小委員 先生方どうも御苦労さまでございます。  ただいま四人の先生方から、それぞれの立場でのポルノについての御意見を聞かしていただきましたけれども、現行のポルノの番組がそれで非常にけっこうだという御意見は、志賀先生も含めてなかったというふうに私は理解をしております。どの先生も、このままではよくないのではないか。ただしかし、どうするかということについては、いま最後に金山先生から若干の御意見があった程度で、抽象的で、何とかしなければならないが、このままでは困るが、何とかするにはなかなか方法がないのだ、そういうような御意見のようでございます。しかし、その中で、たとえば高田先生の場合には、……

第68回国会 逓信委員会放送に関する小委員会 第2号(1972/06/06、32期、日本社会党)

○阿部(未)小委員 参考人の皆さん、御多用のところたいへん恐縮でございます。しかも、意見の開陳をしていただく時間が比較的短くて、意を尽くさなかったのではないかという気もするのでございますけれども、そういうことを十分に理解をしながら二、三点質問をさしていただきたいと思います。  まず、日本テレビの松本さんにお伺いしたいのですけれども、番組のよしあしということを判断するのは非常にむずかしい、とりわけ価値判断というものは何を基準にするのか、きわめて困難な問題であるという御意見でございましたし、私どもも全くそのとおりだろうと思います。ただ、映画の場合にも映倫がございます。したがって、テレビの場合にも、……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○阿部(未)分科員 長官にお伺いしたいのですけれども、去る三月三日だったと思いますが、環境庁はこの大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案の要綱なるものを御発表になりました。この要綱によりますと、無過失責任を明文化して因果関係の推定の規定が設けられ、複数原因者の責任規定も設けられておったようでございます。今日法律案として提案をされようとしておるものにはこの因果関係の推定規定がなくなっておるようでございますけれども、これはなぜ削除をしたのか、その間の事情を少しお聞きしたいと思います。
【次の発言】 長官、公害の場合に、原因者の立場と被害者の立場は明らかに相反するものだと私は思うので……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○阿部(未)分科員 大臣にお伺いしますが、航空機工業振興の目的をもって昭和三十三年に航空機工業振興法が制定をされまして、翌昭和三十四年には輸送用の航空機の国産化を進めるために日本航空機製造株式会社を設立するように法の改正が行なわれまして、この会社は政府が四十二億円の出資をし、通商産業大臣のきわめて大きい権限のもとに監督されて運営されてき、航空機の産業開発に当たってきたようでございます。  ところで、この日航製、いわゆる日本航空機製造株式会社がYS11の開発をずっと行なってまいりまして、おおむね百八十機を生産してきたようでございますが、この間に膨大な赤字を発生させておる、こういうふうに承っており……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○阿部(未)分科員 大臣、どうもおそくまで御苦労さんです。  私は、郵便貯金預金者貸し付け制度についてお伺いしたいと思いますが、郵政省はかねて、預金者が病気や入学などのために当座の生活資金を必要とするようなときには、預金を担保にして簡易な手続で貸し付けをする制度、俗に庶民金融などと呼ばれておりますけれども、こういう法律をつくりたいということを提案しておるということを聞いておりますけれども、この郵政省の構想に対して大臣はどのようにお考えになっておるのか、大臣のお考えを少し詳細に承りたいわけでございます。
【次の発言】 少し具体的になりますが、いま大臣のお話の中で、本来の本旨と少し異なるのではない……



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データ更新日:2023/02/05

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