このページでは阿部未喜男衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○阿部未喜男君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました議院運営委員長中西啓介君の解任決議案について、提案理由を説明いたします。(拍手) 主文、 本院は、議院運営委員長中西啓介君を解任する。 以下、その理由を申し上げます。 議院運営委員長は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である国会の議院の運営に関する委員会の最高責任者として、その責任は極めて重大であり、議院の運営に当たっては、慎重かつ公正でなければなりません。 しかるに、議院運営委員長中西啓介君は、全会一致を基本とする委員会運営のまさによき慣行を全く無視し、自民党と一部の政党によって、我が党の要求……
○阿部(未)委員 これより会議を開きます。
委員長が選任されるまで、年長者として私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの亀井善之君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、山下徳夫君が委員長に御当選になりました。
委員長山下徳夫君に本席を譲ります。
○阿部(未)委員 質問の重複があるのではないかと懸念をいたしておりますけれども、その点はひとつお許しをいただきたいと思います。
まず、労働大臣にお伺いをいたしますが、大臣は我が国の労働時間についてどういう認識を持っておられるのか。先進諸国に比較をして我が国の労働時間が年間の総労働時間で非常に短いのか、適当であるとお考えか、あるいは非常に長いというふうに理解をしておられるのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 労働省がかねてから労働時間の短縮に向けて非常に努力をしておられることを私も承知しておりますし、今また千八百時間という目標を掲げてさらに努力されておることを多といたしますが、大体……
○阿部(未)委員 質疑に先立ちまして、急ぐ閣僚は帰ってください。用事のない人は。――ほかの人は帰りましたが、郵政大臣、閣僚の一人としてまず冒頭にお伺いしておきたいのですけれども、本日、この郵政省所管の決算の審査に当たりまして、他の省庁に関係する部分もありますから他の国務大臣の出席を求めたのですが、何か対応する省庁以外は大臣は出ないのだという申し合わせがあるのでございますか。
【次の発言】 それでは参考までに、大臣、私から申し上げておきます。
正確を期するために憲法を読み上げますが、憲法の第六十六条に内閣の規定があります。「内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の……
○阿部(未)委員 官房長官、お伺いしますが、確かに予算書ができて、印刷に回して、かなりの日数が必要である、そのことについては私どもも理解をしております。しかし、今委員長が今回の国会法の改正の趣旨について申し述べましたように、なるべく予算の審議の日程の時間をたくさんとりたい、そういう趣旨が改正の大きな項目でございます。したがって、少なくとも今までよりも早く、今官房長官は二十五日以前には出せないのだ、こういう趣旨の御発言でございましたが、それでは、従来どおりではこの改正の意味が半減されますから、少なくとも私どもは一月の中旬という言葉を入れたかったのです。しかし、それでは縛り過ぎるだろうということで……
○阿部(未)委員 甚だ僭越でございますが、委員各位のお許しを得まして、一同を代表し、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。 森前委員長は、本年一月に委員長に御就任以来、その円満なるお人柄と強い信念を持って、当委員会の円満なる運営と国会の権威の向上に努力されてこられました。特に、当委員会並びに議会制度に関する協議会の長年の懸案事項でありました社会労働委員会の厚生委員会及び労働委員会への分割、常会の一月召集、安全保障特別委員会の常任委員会への移行のための国会法の改正を実現するとともに、国会審議テレビ中継の推進等国会改革に大変努力されてこられました。その御労苦に対し、我……
○阿部(未)委員 まず最初に、大臣、使用総調書の内容の質問に入る前に、内閣の国会に対する責任のあり方についてお伺いをしたいと思います。 本来ならば、これは内閣官房長官がすぐれて所管をする事項と思いますけれども、きょうはその官房長官も委員会に出席をしていない、大蔵大臣がすべて責任を持って答弁をする、こういうことでございましたが、この使用調書は昭和六十三年の下期、いわゆる(その2)から平成二年の上期に至る二カ年間にわたる予備費使用の内容のものであり、各省庁それぞれその予備費を使用した、いわゆる執行に当たっておる。 そこで、私がお伺いしたいのは、憲法の第六十六条「内閣は、行政権の行使について、国……
○阿部(未)委員 今、与謝野先生から非常に含蓄のあるお話を承りまして、非常に同意する点が多いのでございますが、まず私は、議院運営委員会の任務というものは、議長を補佐しながら諸法令にのっとって国会の運営を円滑に進めていく、これが政党政派を超えて議院運営委員会が求めなければならない姿勢であると思っております。しかし、今日なお、国会の中で相当な改革は行ってきましたが、まだ多くの課題があり、改めなければならないもの、明確でないもの、そういうものについてやはり提案をしていきたいと思います。 第一点は、今、与謝野さんからもお話がございましたけれども、これはもう憲法で明確なように、国会は国権の最高機関であ……
○阿部(未)委員 まず、委員長が理事会にも申し合わせのないことを、いきなり各党一名ずっというふうに限定をして、そのことについて、私は理事会では、せめて我が党二、三名の発言は許してもらいたい、これは極めて重要な議院運営委員会であるからということを申し上げてあります。 そのとき委員長は、状況を見て判断をします、そうおっしゃったはずでございます。どこか何か大変な状況がありますか。 重要な委員会にみんなが傍聴に来たからといって、異常な状況でも何でもないじゃありませんか。PKOの委員会でも、あれだけの傍聴の中で堂々と議論が進められたじゃないですか。 まず、一名ずっというのを訂正をしてもらいたい、こ……
○阿部(未)委員 日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党を代表して、政治倫理審査会規程の改正案第二十三条、議員の傍聴について意見を申し上げます。 現行規程では、議員は原則として傍聴できることになっているのに、改正案では、議員の傍聴は、原則認められておらず、審査会の決議により許可することになっております。これは、議員の傍聴 だけに関しては、規定上、大変厳しくなるわけです。議員から傍聴の申し出があったときは、これを尊重して審査会を運営されるよう、この際、与党に特段の配慮をお願いしておきたいと思います。
○阿部(未)委員 山花貞夫君外二名の提出になる議員竹下登君の議員辞職勧告に関する決議案の取り扱いにつきまして、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党の三党を代表して、一言申し上げたいと思います。 先般来の理事会におきまして、本日の委員会で決議案の趣旨の説明を聴取するよう強く三党が求めてまいったのでありますが、自由民主党から反対があり、協議が調わずに、審査に入ることができないのであります。まことに遺憾であります。 ここに、抗議の意を込めて、強く申し上げておきたいと思います。
○阿部(未)委員 総理、御案内のように、きょうは理事会の計らいで、政府に対して質問をし、あるいは意見をお伺いをする時間をつくっていただきましたので、御出席を願いまして、お疲れのところを恐縮ですが、御協力を願いたいと思います。 まず、本題に入ります前に、せっかくの機会ですから、きのうの本会議、そしてきょう、先ほど奥野先生からも、総理がおいでになった日米首脳会談についての御質問がございましたが、もう少しできるならば具体的に国民の前に明らかにしてもらいたい、そういう趣旨で具体的にひとつ質問させてもらいます。 まず第一点は、クリントン大統領は円高を通じての不均衡是正策が極めて有効であると述べた、こ……
○阿部(未)委員 大臣は二度目の入閣で、おめでとうございます。私は、まず最初に大臣に対して、就任以来の大臣の一連の言動並びに先般の所信の表明等についてお考えを承りたいと思います。
まず第一点は、三権の分立、とりわけ立法府と行政府とのかかわりについて、大臣がどうお考えになっておるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 私は、立法府と行政府のかかわりは、憲法六十六条に規定されておる「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。」これが立法府と行政府のかかわりだと思っておりますが、違いますか。
【次の発言】 したがって、大臣のおっしゃる、立法府と行政府は互いに切磋琢磨してとか、そ……
○阿部(未)委員 きょう私は、特に国際放送のあり方について具体的に、郵政省並びにNHKの見解を承りたいと思います。 NHKが国際放送を行う法的な根拠は、一つには、放送法第九条のNHKの「業務」として「国際放送を行うこと。」になっております。もう一つは、放送法第三十三条、いわゆる「国際放送実施の命令等」、「郵政大臣は、放送区域、放送事項その他必要な事項を指定して、協会に国際放送を行うべきことを命ずることができる。」この三十三条の政府の命令による放送、その二つが国際放送をNHKがやっておる、やらなければならない法的な根拠だというふうに考えます。 さて、先ほど来議論がありましたように、今日、国際……
○阿部(未)委員 先ほど速記をとめて委員長には趣旨を申し上げましたが、大蔵政務次官、お見えになったようですから改めて申し上げますけれども、本日のこの委員会の審査は、郵便貯金法の一部を改正する法律案の審査であり、とりわけその中で定額貯金の金利の決定にかかわる部分が主要な議題になっております。金利の決定はいわば大蔵大臣と郵政大臣の実質的な共管を持ったような性格を持っておりますから、大蔵省は深くこれにかかわっておる。したがって、憲法の内閣連帯の責任、あるいは国会法あるいは国家行政組織法等に照らして、大蔵大臣の出席を要求し、あわせて政府委員としての銀行局長の出席を要求をいたしました。 大蔵省政府委員……
○阿部(未)委員 きょうは簡易保険法関係の三法案一括審議ということでございますから、私も各法案ごとに区切らずに、内容的には一括した質問になろうかと思いますので、あらかじめ了承を願っておきたいと思います。 それから、本日は委員長を通じて大蔵大臣の出席を要請いたしまして、大蔵大臣はきょうはちょうど補正予算の審議がありますのでこれはそちらにおいでになるのは当然だと思いますが、そうなれば、大臣にかわる人として政務次官をというお願いをしたのですけれども、これも何かよんどころのないつかえがあって出てこれない。それから、政府委員の方は御出席をいただくということになっておりますが、お見えになっておりましょう……
○阿部(未)委員 大臣、きょうはゆっくりいきましょう。
二つの法案があるようですけれども、本日私は郵便切手の売りさばきの法律関係の方でひとつ質問をさせてもらいたいと思います。
その切手ですが、あれはなぜ四角なのでしょうか。
【次の発言】 日本の切手はミシン目が入っておって裏にのりがついておるのですね。外国の切手は必ずしもそうじゃないのです。なめられるものだから四角にしておけということで、なめられないように四角にしたのだそうですが。
午前中の質問にあったかと思いますが、大臣、今新聞等で郵便料金の改定の問題がかなり具体的な日程に上っておるようですが、どういうお考えですか。
○阿部(未)分科員 官房長官、どうも御苦労さまです。
私は、かねてからあなたの試案な人柄を尊敬しておるものの一人でございますが、きょうは、内閣の中枢にある官房長官として、実は私は、三権の分立、とりわけ立法府と行政府、いわゆる国会と内閣とのあり方についてどういうふうにお考えか、まず官房長官のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 今、お答えいただきましたが、憲法の六十六条あるいは内閣法の二条、それから国家行政組織法等を見るまでもなく、いわゆる「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。」こう定められておりますが、この「連帯して責任を負ふ。」ということをどういうふうに解釈さ……
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