このページでは江藤隆美衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○江藤隆美君 私は、ただいま農林大臣から御説明のありました昭和四十六年度における農業の動向並びに昭和四十七年度において講じようとする農業の施策に関連して、自由民主党を代表して、佐藤総理をはじめ関係大臣に質問を行ないたいと存じます。 政府は、昭和三十六年度から、農業基本法に基づいて年次報告を国会に提出してきたのでありますが、申すまでもなく、農業基本法は、農業と他産業との出産性の格差を是正し、生活水準の均衡をはかる、そして自立経営農家の育成をはかることを目標として、農民に未来の夢を持たせることがその目的であったと言えます。 しかし、現実の姿はどうかというと、この白書が示すとおり、農業と製造業と……
○江藤委員 議事進行に関する動議を提出いたします。 本案に対する質疑は、これにて終了されんことを望みます。
○江藤委員 卸売市場法案につきまして二、三お尋ねをいたしたいと思います。 昨年の十二月十五日の当委員会における参考人の意見、あるいは今年の二月十日に物価問題等に関する特別委員会の参考人の意見等の議事録を読んでみますというと、こういうものがあります。この法案の提出の姿勢は、いずれか申しますと市場サイドないしは消費者サイドの動きに重点が置かれ、産地サイドの動きが十分にはとらえられていないのではないか、こういう意見があります。それから物特のそれでは、いろいろ省きますが、これはすべて生産者側サイドによく、生産者側から考えられた法律で、なるべく高くなるべく高くというのがこのせりという制度ではないか、し……
○江藤委員 今度の国会で、大蔵委員会で関税定率法等の一部を改正する法律案が提案をされまして、来週にでもこれが審議をされようという状況にあります。これはことしの一月十九日に関係閣僚協議会において残存輸入制限品目について自由化をすべく協議が行なわれ、その線に沿って来年度に予定をされておった農畜産物がことしの四月あるいは九月に時期を引き上げられて自由化をされようとし、あるいはまた関税率の改正が行なわれようとしているわけであります。 そこできょうは、当委員会に関係する農畜産物万般について政府の考え方をお尋ねをしたいと考えまして時間をお願いしたのでありますが、わずかに三十分でありまして、大蔵省、経済企……
○江藤委員 きょうは漁業問題について若干の質疑を行なっておきたいと思います。 まず第一番に、大海区制をめぐる問題でありますが、太平洋の中で特に南部沿岸海域及び九州西部海域は、御存じのように、黒潮本流が流れておりますから、全国屈指のいい漁場だとされて、今日まで全国を八海区に分けた、そういう海区制限のもとに漁業資源の涵養を行なってきたのでありますが、来年の夏から、この俗にいう大臣許可漁業、いわゆる指定漁業の許可一斉更新にあたって、大・中型まき網漁業、また沖合い底引き漁業の関連において大海区制がこの地域に行なわれるのではないか、こういうことが心配をされておるのでありますが、水産庁においてそういう検……
○江藤委員 国鉄が昭和四十五年度の純損失が千五百十七億を上回る、累積赤字が、国鉄の資料によると八千百十九億になる。こういうようなことからいろいろ原因はあるにしても、これは借り入れ資金の利子の返済あるいは償却費、そして人件費あるいは社会的な環境についていけなかった国鉄の体質というものが今日の姿を生んで、このままいくと借金は雪だるまのようにふえていって、国鉄財政はやがて破綻をするであろう。こういうことから今回国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案が国会に提出されたわけでありますが、これは直接国民の日常生活に影響することがきわめて大きい、こういうことからひとしく国……
○江藤委員 時間がございませんから、簡単に松岡先生と前田先生に。先ほどの御意見で承っておりますと、一様におっしゃったことは、国の財政援助が足りないんじゃないか、こういうこと。国鉄の赤字の原因は三兆一千億になんなんとする借り入れ金にある。その金利負担が二千億をこえる。こういうものを解消しないと再建はできない。こういう中から、赤字の原因になっておるこの借り入れ金を国が全部肩がわりをすべきだ、こういう意見があったわけでありますが、このことについてお二方はどのようにお考えになるか。三兆円というとこれはたいへんな金額でありまして、下水通の五カ年計画が今度二兆七千億でできました。それから治水五カ年計画が四……
○江藤委員 ただいまの報告につきまして若干質疑を行なってみたいと思います。時間がないことでありますから、大急ぎで、前段を抜きにしまして、そのものずばり質問をしてまいりますので、簡潔に答弁を願いたいと思います。 まず一番先に、神話のふるさとであるといわれる、日本のふるさとといわれる平和な村にこういうふうな鉱害が発生したということでありますから、たいへんな驚きを住民が禁じ得なかったのは当然のことでありますが、したがって、それだけに環境庁が乗り込んでこの調査をされるということについては、非常な関心と期待を持っておった、そういうことがいえると思います。そこで、県の調査はさることながら、環境庁としては……
○江藤委員 漁港法の一部を改正する法律案、中小漁業振興特別措置法の一部を改正する法律案、漁業協同組合整備促進法を廃止する等の法律案、以上三案について、要点のみを質問いたしたいと思います。 まず第一番目に、漁港法の一部を改正する法律案の内容についてでありますが、二、三お伺いをいたします。 今回は、特定第三種漁港の外郭施設及び水域施設の補助率を六〇%から七〇%に上げるというものであります。したがって、この中には漁港と一番関係のある係留施設あるいは水揚げ施設等はこの補助率のアップから除外をされる、こういうことに結果的にはなっておるわけでありますが、これを除いた理由は、その必要がなかったからかどう……
○江藤委員 まず単刀直入に角本公述人にお尋ねをいたします。 先ほど、運賃もさることながら輸送が安定することが国家の長期経済を展望したときに非常に大事なことだとおっしゃいましたが、私は傾聴すべき御意見だと思います。そこで、御意見の中で若干食い違いもあります。地方交通線、地方閑散線等については私なりの考え方もありますけれども、この際は時間もありませんからそれは除くといたしまして、御意見を承りました中に、運賃は毎年見直すべきである、毎年奔走すべきである、こういう御意見がございました。手続としては、御存じのように国鉄運賃は法律改正を要することであります。したがいまして、御意見によりますと、たとえば政……
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