このページでは江藤隆美衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○江藤隆美君 私は、自由民主党を代表し、ただいま提案理由の説明のありました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の両案について、総理をはじめ関係閣僚に対し質問を行ないます。(拍手) まず、総理にお伺いいたしたいと思いますことは、明治以来、国鉄百年の歴史は、文字どおりわが国交通の大動脈として、近代社会の建設の原動力でもあり、栄光に満ちた輝かしい歴史そのものでありたといえます。それだけに、このたびの両案の審議にあたっては、ただ単に国の助成をふやし、そして運賃改定による増収をはかり、また、人員整理をすることによって収支のつじつまを合わせるという、ただ単なる赤字論争に終わってはならず、……
○江藤委員 国鉄は去年一年間でサボタージュと名のつく闘争を数限りなくやってきました。いわく、ダイヤ改正反対、運賃値上げ反対、合理化反対、組合員逮捕抗議、新賃金要求、合理化反対、逮捕抗議、仲裁裁定完全実施、同じく仲裁裁定の完全実施、組合員逮捕抗議、処分反対、ダイヤ改正反対、ベトナム反戦、合理化反対、スト権奪還、これで去年一年間旅客で運休したものは一万八千六百七十四本であり、貨物で運休したものは船を合めて四万三千二百九十七本、六万二千本にのぼる国民の足を奪っておるということになっておるわけであります。にもかかわらず、まだこの年じゅう行事化した順法と名のつくこのストを、サボタージュをことしも加えて、……
○江藤委員 本日皆さん方にはお忙しい中をありがとうございました。ちょうど質問者と答弁者の時間合わせて、これは申し合わせの時間が三十分でございまして、私も端的にお尋ねしていきますが、ひとつ恐縮でありますけれども、率直にそのままのお気持ちで御意見を聞かしていただくとたいへんありがたいと、こういうふうに思います。 御存じのように国鉄が一兆二千億の赤字をかかえておる、三兆八千億の借金をかかえてもう民間会社ならとっくの昔につぶれてなくなっておる。そうしながらもまだこうして営業が続けられておる。これがいまの国鉄で、まさに国鉄は危急存亡のときにあります。ですから私どもは、いろいろ御意見ありましたように、物……
○江藤委員 私は自由民主党を代表いたし、本修正案について、その趣旨を御説明申し上げます。 修正案の案文はお手元の印刷物のとおりでございまして、修正の趣旨は、原案附則第一項の本法の施行期日、本年「四月一日」はすでに経過しておりますので、これを「公布の日」に改めることといたしますが、第一条の国有鉄道運賃法の一部改正の規定につきましては、鉄道営業法の公告の関係上、これを「公布の旧の翌日」とし、これに伴い附則第五項の郵便法の一部改正の規定につきましても「公布の日の翌日」に改めるものであります。 何とぞ御賛成くださいますようお願い申し上げます。
○江藤委員 議事進行について。 私は午前中から藤尾委員の質問を実は傾聴しておったわけであります。この質問はいままで与野党の質問を通じてなかった外交の基本理念に触れる問題が非常に多い。そういうことを実は耳を傾けて拝聴しておったわけであります。私は、せっかく水野政務次官が御出席で獅子奮迅の御努力でありますから、政務次官をどうこうというのではありません。しかし本日の委員会はふだんの委員会とは違います。これは六十五日の延長国会をやって、これがしょっぱなの委員会です。言うならば、自由民主党が、国民に責任を果たそうとするための責任与党として、大事な委員会をきょうは開こうというその第一日目であります。その……
○江藤委員 私は、きょうは酪農の問題、それから豚肉の問題等について、若干ただしておきたいと思います。 乳製品の不足払い法及び畜安法で畜産振興事業団が、指定乳製品の一元輸入を定めて、そして国内の価格の安定あるいは業界の振興というのをはかっておるわけでありますけれども、最近、ながめておりますと、こうした規制の網を巧妙にくぐって擬装乳製品というものが大量に輸入をされてくる、そしてその結果、国内の酪農というものに多大の影響を及ぼしつつあるという現状を見過すわけにいかないのであります。 そこで、私は、時間もないことですから、端的にお尋ねをしておきます。 擬装乳製品として考えられるのは、ココア調整品……
○江藤委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、本案に対し賛成の討論を行なうものであります。 わが国の民間航空は、昭和二十九年に再開されましてから約二十年を経過いたしたのでありますが、今日、その発展は、経済の伸長と国民生活の向上によりまことにめざましいものがあり、国際的には、世界の航空交通の要衝としての地位を確保するとともに、国内的には、昭和四十七年度の国内線の利用乗客総数が一千八百八十三万人にものぼり、航空はいまや国民生活上欠くべからざる交通手段となっております。 このような航空の急速な発達、特に昭和三十四年のジェット機の導入及びその後の機種の大型化、高速化はようやく空港周辺住民に対し航……
○江藤委員 私は、自由民主党を代表して、本案に対し賛成の討論を行ないます。 本案は、現在昭和五十年三月三十一日までとなっております本法の有効期間を、国際海運に従事し得る船舶の建造の需給の動向等に照らして、船舶の建造調整を行なわなくともわが国の国際海運の健全な発展に支障を生じないと認められる状態になるまで延長しようとするものであり、私は、本案に対し賛成の意見を表明しようとするものであります。 賛成の理由は、わが国の海運及び造船の現状を見るとき、本法の船舶建造調整の必要性がここしばらくの間、いまだ存続するものと判断されるからであります。 申すまでもなく、本法は、臨時法として昭和二十八年制定さ……
○江藤委員 今回の航空法の一部改正は、昭和四十六年七月に岩手県の雫石上空で起こった全日空機と自衛隊機の衝突事故が契機となって改正が企図されたものでありますが、四十七年の三月二十二日第六十八回国会に提出をされて以来、六十九国会、七十国会、それぞれ継続審議になり、特に七十回の国会では審議未了で廃案になりました。今度再度提案されて今回審議をするに至ったわけでありますが、すでに提案をされておおよそ二年と五カ月がたっておるというたいへん長いものであります。 そこで、まずお尋ねしておきたいと思いますが、この雫石の事故が発生して以来、運輸省としては、航空機の衝突事故を防止し、航空交通の安全を確保するために……
○江藤政府委員 このたび安倍農林大臣のもとに政務次官を拝命いたしました。
もとより浅学非才でございますが、委員各位のあたたかい御指導と御鞭撻を賜わりまして大臣の補佐の任を全うし、当面しておるわが国の農林水産業の発展のためにいささかなりとも全力をあげてまいりたい所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 御存じのように、農林省の行なっている同和対策は、同和対策事業特別措置法及び同和対策長期計画に基づく政府の同和対策の一環として実施しておるものでございます。地区住民との緊密な調和を保ち、それぞれの地区の実情に即応して行なわれるものでありますが、同時に、また、関係地……
○江藤政府委員 農林省関係の昭和五十年度防災関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 五十年度の農林省防災関係予算は、総額二千九百二億円で、その内訳は、科学技術の研究四億円、災害予防十三億円、国土保全一千百三億円、災害復旧等一千七百八十二億円となっております。このほか、農林漁業金融公庫の災害関係資金として百八十三億円の貸付計画額を計上いたしております。 以下、その概要について御説明を申し上げます。 まず、科学技術の研究といたしまして、国及び都道府県の試験研究機関において農作物の冷害、干害等の災害防止、漁船の事故防止、治山技術の確立等、各種災害の防止に関する研究等を進めることとして……
○江藤政府委員 員外利用は五分の一でございます。
【次の発言】 今回の法律の改正に当たりまして、国会の諸先生から熱心な御審議をいただき、数々の御指摘もいただいたわけでございますから、今後私どもといたしましては十分改正の趣旨にのっとって、国会の御意思等も十分体しながら、今後の運営の万全を図ってまいりたいと存じております。
○江藤政府委員 昭和五十年度農林関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 昭和五十年度一般会計における農林関係予算の総額は、総理府など他省所管の関係予算を含めて二兆一千七百六十八億円であり、前年度の当初予算額と此較して一一九%、三千四百七十九億円の増加となっております。 以下、予算の重点事項について御説明いたします。 第一に、国民食糧の安定的確保に関する予算について申し上げます。 最近における農産物の国際需給の動向にかんがみ、国民食糧の安定的な供給確保を基本とした諸施策の積極的な展開が重要であります。このため、まず、国内で生産可能なものについては、生産性を高めながらできるだけ国……
○江藤政府委員 いま、今井委員から、農民の心にペンペン草が生えておるというお話しと、それから、価格決定その他について、政府のとってきた態度に誤りがあったのではないかというふうな御指摘がありまして、それがこれからの農政を進めていくための一番基本的な認識であるという意味の御説がありましたが、私もそのように思います。 御案内のように、大臣が就任をされましてまず申されたことは、守りの農政から攻めの農政に転じていこう、積極的に農村と農民の心の中に触れ合うような農政を求めて、これから国会の皆さん方の御叱正も賜りながら役所の総力を挙げて取り組んでいこう、と、こういうことでまず姿勢を示されたわけであります。……
○江藤政府委員 先ほど次長がお答えいたしましたように、原則としては原因者であります三菱石油が当然これは負担をすべきものであると考えております。ただ、御存じのように、今回の予算に計上されておりますところの、いわゆる原因者不明によるそういう漁場の汚染についての予算をただいま御審議中でありまして、これが被害漁業者の救済金、油の防除あるいは清掃費というものに使われることになっておりまして、まあ、来年の予算はわかりませんけれども、二年間でおよそ十億近くのものを造成しようということで、国と経済界とでこれをいま準備中でありますから、それをもう少し予算をふやしてでも、この地域について、失対事業といいますか、そ……
○江藤政府委員 ちょうど十七日から国連海洋法会議が始まるということでありまして、おおよそ領海十二海里、経済水域二百海里がもう世界の大勢でありまして、これは八八%賛成、あとは条件つき賛成、反対しておるのは日本だけという現状でありますから、決まることはほとんど間違いないであろうと、こういう前提の上に立っての御質問であろうと思います。 御存じのように、実は、六十年度を目標に水産物を千二百万トンと見込んでおりまして、過大ではないかという御意見が国会の内外にもあることも事実でございます。しかしながら、ちょうど海洋法会議等を控えたさなかにおいて、もう想定して、そういうものが全く取れないのだという計画を出……
○江藤政府委員 沖繩のパインの問題については、私どももよく内容を承知いたしておりまして、特産物であるだけに、この問題については農林省としても非常に心配をして対策を考えてきたところでございます。 いま御意見のありました下期の割り当てについても、たな上げしてもいいのではないかという御意見でありますが、私どもとしては、できることならばぜひそうしたいと思っております。昨年二月一日に四万トンの牛肉の割り当てのたな上げをした前例もございますし、特に、パイン業界がこれほど困っておるときですから、ぜひともそういう線に沿って、関係各省の了解を得ながら、私どもはそういう方向で何とか処置したいという希望をもって、……
○江藤政府委員 ソ連の船団のお話しがございましたが、わが国は、近海の資源保護のために沿岸漁民が長年努力をしてまいっております。ソ連のトロール漁業というのは根こそぎこれを持っていくわけでありますから、これらの漁船団が食糧の積みかえあるいは石油の積みかえ、あるいはまたその他休養のために上陸をしたい――これは仮にでありますけれども、そういうことのための寄港の要請があったらどうするかといいますと、それはもちろんお断りをいたします。それが基本方針であります。 それから、韓国の問題につきましては私どもも大変心配をいたしまして、政府間でも交渉させ、業界ベースでもただいま交渉させておりますが、私自身も近く商……
○江藤政府委員 北海道の御提案は傾聴すべきものであろうと私は思います。ただ、先ほど局長が申し上げましたように、これから八十六万ヘクタールを開発していく、造成していくということは大変なことでありまして、それにはそれ相応の財源の確保ということが第一番になりますけれども、それには並行して綿密な計画が必要になってくるのはもちろん当然のことであります。 百万町歩がいいかどうかということについては、私どももこれは一つの提言として厳に検討する必要があると思います。ただ、先生も御存じのように、北海道は、たとえば牧草地にしますというと、せっかくつくりましても二、三年でその機能を全く半減するか、あるいはそれ以下……
○江藤政府委員 ただいまの制度では、御存じのように、その償還延期期間の金利の免除という制度はとっておりません。しかしながら、いま審議官から御答弁がありましたように、天災融資法の天災資金の貸し付け、あるいは併用、同時に償還期限の延長、その他条件緩和等を含めてそれらの問題が十分にカバーできるように運用してまいりたい、と、このように考えております。
【次の発言】 ただいまの御質問でありますが、御存じのように、天災資金というのは農業の経営資金を融通するということが実はたてまえで、これは法律に基づいて決められておる制度でございます。したがって、農業生産に必要な現金経営費の動向を調査してこれを決めるという……
○江藤政府委員 農林年金制度は、当初厚生年金から分離いたしますときから、そもそもこの制度を農林漁業団体の職員については特別によくしたいという念願のもとに実は発足したいきさつがございます。そこで、ただいまお尋ねのように、厚生年金あるいは国家公務員の共済等についても最近改正の話があることは私どももよく存じておりますので、本来の趣旨からして、これらの制度に劣ることのないようにこれから先も十分そういう動き等も勘案しながら改善の方向に向かって努力をする、と、こういうことにいたしておるところでございます。
【次の発言】 先ほどは失礼いたしました。精神をお話し申し上げたわけでありまして、いい点と悪い点がある……
○江藤政府委員 政府の価格の算定の仕方がことごとく誤っておったというふうに聞き取れるわけですけれども、私はそうは思ってないのです。昨年は、御存じのように、生産者団体の要求はトン当たり一万五千円でした。そこで、一万五千円をまるまるのもうではないかといって一万五千円にしたわけです。北海道は、御案内のように、十勝地方が天候その他の関係で残念ながら反別が減りまして、価格だけではなかなか増反はできないものだという一つの教訓を私どもは与えられたと思っております。しかし、御存じのように、サトウキビにおいては、鹿児島県は作付反別は六%伸びておるわけです。沖繩県では一八%伸びておるわけでありまして、私どもは、昨……
○江藤政府委員 私も、余り米という考え方は余り賛成じゃないわけでありまして、本当から言うとことしのは豊作米でありまして、天候に恵まれ、これはまさに天の恵みでありますから、先ほど次長が申し上げましたように大変結構なことであります。 しかしながら、御存じのように米が過剰傾向にあるということから考えると、なかなか、いろいろ問題がある、こういうことになろうかと思います。 しかしながら、私は、やはりこれだけの狭い国で、一億の国民を養って、なおかつ食糧が十分それを満たして余りあるというぐらいの日本の農民のエネルギーというものは、これは諸外国に見ない、高く評価すべきものであろうと思っておるのです。したが……
○江藤政府委員 カメムシの被害については、私どもも心痛をいたしておりまして、これが撲滅について、足らざる点はあるかと思いますが、まことにけしからぬ虫でありますが、なかなか容易にこれをとつつかまえて全滅するというふうにはまいらないわけであります。したがって、これから先も御指摘のようなことを十分踏まえまして、これが防除対策について十分に取り組んでまいりたい。例年のことでありますので、一刻も猶予できないことだと思います。 なお、検査規格に書いてあって、片方ではやらぬじゃないか、こういうことでありますが、検査規格は、御存じのようにこれはその他万般の検査の標準を定めたものでありまして、片方で消費者もお……
○江藤委員 この際、根室本線の脱線事故と、それに伴う諸問題についてお尋ねをしてみたいと思います。 本日は、長い間委員会が空白を続けておりまして、そのさなかのこの委員会でありますが、本日は半日の拠点ストが行われるということであり、これはその前日の事故であります。しかも、また、近くは七十二時間のストをやろうという計画もあるかに聞いておるわけでありますが、こういう問題が重なるというと、最も安全であるべき国鉄の事故というものが頻発をして、信頼を受けるべき国鉄が非常な不信感を安全性の上から招くと同時に、われわれは運輸委員会の委員としてこの席を汚す者として、今後このような事故がないように――事故があるた……
○江藤委員長代理 石田幸四郎君。
○江藤委員長代理 加藤六月君。
○江藤委員長代理 だれに答えさせますか。
【次の発言】 次回は、来る二十四日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開くこととし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時一分散会
○江藤委員 二つだけお尋ねします。 まず、大蔵大臣に伺いますが、運輸大臣は、二カ月なら何とかやっていけるが、後はどうにもならないということであります。大蔵大臣の御意見を承っておりますと、運賃値上げの見込みが立たぬ限りは、これは国民のお金でありますから、返すめどの立たないものは貸せないということであります。 そこで、二カ月というと八月一日実施ということでありますが、八月一日になっても運賃値上げの見込みが立たないときには、そのときも依然として、運輸大臣からいかなる協議があろうとも国鉄に融資をすることはならないということでありましょうか。
○江藤政府委員 天野国土庁長官のもとで政務次官を拝命いたしました江藤隆美でございます。 幸い、大臣がこうした行政には非常に堪能な方でございますので、大臣のもとで、委員長初め委員の皆さんの御指導をいただきながら職務の完遂に邁進いたしたいと思っておりますので、よろしく御指導と御鞭撻をお願い申し上げます。(拍手)
○江藤政府委員 御答弁に先立ちまして、ごあいさつを一言この機会にさせていただきたいと思います。 国土庁の政務次官を拝命いたしまして、中央防災会議の事務局長をも来任することになりました江藤でございます。 よろしくお願いいたします。 ただいま松本委員から御質問がありました激甚災の指定につきましては、先ほど現地視察の報告にありましたように、被災地の強い熱望でもございます。ただいま各省において鋭意この集計といわゆる調整を進めておるところでありますが、一刻も早くいたしたい、こう考えております。ただ、中小企業関係の集計がまとまりますのが十月の四日と聞いております。通産省でも非常に急いでおるわけですけ……
○江藤政府委員 大村先生からただいまこうした台風災害の経験にかんがみて御質問をいただきましたわけでありますが、台風並びに集中豪雨の災害の発生が予想されておるときには、これは測候所が精力的に動いてこの情報を伝達するということは当然のことでありまして、関係機関がそれに対する対応策を実は考えるのですが、今回は非常に特異な形の台風であった、あるいは雨量であったというために、思わぬところに災害が発生をいたし、その範囲もきわめて広いものがございました。 そこで、こうした情報の伝達及び警戒態勢を確立するために、一体今後どうしたらいいかということが議論をされるところでありますが、現在、実はまだ県と市町村との……
○江藤政府委員 本日の閣議でもって激甚法の指定をするということに実はいたしておるわけでありますが、公布が十二日の予定でございます。これに伴いまして、天災融資法の適用を十七号については二十日前後を目途にただいま準備を進めておる、こういう段階であります。 それから、特定地方公共団体の地域指定はいつにするか、こういうお尋ねでありますが、災害復旧の地元負担の額その他がわかりますのが年度末でありますから、年度末までに指定はする、こういうことになります。ただその場合に、御心配の向きは、早くやってくれぬと困るではないか、こういう御心配だろうと思うのですが、そのことについては、これはもう災害復旧費の前払い制……
○江藤分科員 この機会に、登記所の廃止統合問題についてお尋ねをし、またいろいろと御要望も申し上げておきたい、こう思います。 もう釈迦に説法でありますけれども、登記事務というのは住民に密着しておる、こういうことから、戦前この登記所をつくるときには、地元が土地を提供しあるいはまた建物を提供しておる。現に、最近になって、こうした国の事務施設等に対して地元負担をしてはならないという財政法の改正があっても、依然としてそれらのものが続けられておる面もあるということは、それだけにやはりこの事務が非常に大事だという歴史的な背景を持っておる、こういうことだろうと私は思います。 ところが、最近になりまして、い……
○江藤委員 日中国交回復以来懸案でありました日中航空協定が締結をされましたことは、田中総理をはじめ外務大臣の、あるいは運輸大臣のなみなみならぬ御努力のたまものであるとまず深く敬意を表したいと存じます。 しかしながら、国益を大きく左右する問題であるだけに、その締結の内容あるいは経過等について、この際、後世に憂いのないよう問題を明らかにしておくこともきわめて大事なことである、こう考えまして、ただいまから質問を申し上げたいと存じます。 事務次官の出席を求めておりましたが、不幸にして御出席がありませんから、まず外務大臣に当初お尋ねをいたしたいと思います。 けさ、わが党の交通部会を開きましてこの問……
○江藤政府委員 大臣を差しおいてお答えするのは大変僣越でありますけれども、せっかくのお名指しでありますからお許しをいただきたいと存じます。 二月二十一日にソ連大使を農林省に呼ばれまして、実は大臣からきつい抗議がありまして、翌日は土曜日でありましたが、大臣が北海道に飛ばれたわけであります。そして、昨日はまた船団が南下しておるということでありますから、おまえが行ってこいということで、私が命を受けて実は大島方面に向けて参りました。 きのう報道されましたように、新島の南方五マイル付近に約二十隻、大型の冷凍母船、これは大変大きなものであります。それから大型、中型のトロール船約十八隻、二千五、六百トン……
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