このページでは中村梅吉衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○議長(中村梅吉君) 諸君の御推挙により、衆議院議長の重職につくことになりました。まことに光栄の至りに存じます。
いまやわが国は、内外ともに複雑かつ困難な課題に直面し、国会に課せられた責務はますます重きを加えております。
私は、議会人として新たな決意のもとに、誠意をもって議院の運営にあたり、もって国会の権威を一そう高め、国民の期待にこたえるよう最善の努力を尽くす覚悟でございます。(拍手)
ここに、就任に際し、諸君の御協力と御支援を切にお願い申し上げて、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 この際、千葉三郎君から発言を求められております。これを許します。千葉三郎君。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一に入ります。
すでに選任されました議院運営委員を除き、その他の常任委員の選任を行ないます。
衆議院規則第三十七条により、議長において、各会派から申し出のとおり指名いたします。
内閣委員
赤城 宗徳君 越智 伊平君
大石 千八君 加藤 陽三君
近藤 鉄雄君 坂村 吉正君
竹中 修一君 中馬 辰猪君
中山 正暉君 丹羽喬四郎君
野呂 恭一君 長谷川 峻君
旗野 進一君 三原 朝雄君
三塚 博君 箕……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 内閣総理大臣から施政方針に関する演説、外務大臣から外交に関する演説、大蔵大臣から財政に関する演説、小坂国務大臣から経済に関する演説のため、発言を求められております。順次これを許します。内閣総理大臣田中角榮君。
【次の発言】 外務大臣大平正芳君。
【次の発言】 大蔵大臣愛知揆一君。
【次の発言】 国務大臣小坂善太郎君。
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午後二時五十一分散会
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 これより国務大臣の演説に対する質疑に入ります。石橋政嗣君。
【次の発言】 倉石忠雄君。
【次の発言】 辻原弘市君。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 おはかりいたします。本院議員として在職二十五年に達せられました赤城宗徳君、江崎真澄君及び早川崇君に対し、先例により、院議をもってその功労を表彰いたしたいと存じます。表彰文は議長に一任せられたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
表彰文を朗読いたします。
議員赤城宗徳君は衆議院議員に当選すること十一回在職二十五年に及び常に憲政のために尽くし民意の伸張に努められたよって衆議院は君が永年の功労を多とし特に院議をもつてこれを表彰する
…………………………………
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件につきおはかりいたします。
石田博英君から、海外旅行のため、二月二十日から三月十二日まで二十一日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 大蔵大臣から、国際通貨情勢に関して発言を求められております。これを許します。大蔵大臣愛知揆一君。
【次の発言】 ただいまの発言に対して質疑の通告があります。順次これを許します。前尾繁三郎君。
【次の発言】 広瀬秀吉君。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 内閣提出、資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置に関する法律案、所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、及び租税特別措置法の一部を改正する法律案について、趣旨の説明を求めます。大蔵大臣愛知揆一君。
【次の発言】 ただいまの趣旨の説明に対して質疑の通告があります。順次これを許します。高沢寅男君。
【次の発言】 塚田庄平君。
【次の発言】 増本一彦君。
【次の発言】 高橋繁君。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 おはかりいたします。
内閣から、人事官に島田巽君を、宇宙開発委員会委員に山縣昌夫君及び吉識雅夫君を、中央社会保険医療協議会委員に圓城寺次郎君及び土屋清君を、労働保険審査会委員に三浦義男君を任命したいので、それぞれ本院の同意を得たいとの申し出があります。
まず、人事官、宇宙開発委員会委員及び中央社会保険医療協議会委員の任命について申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、いずれも同意を与えるに決しました。
次に、労働保険審査会委員の任命について申し出のとおり同意を与えるに御異議あり……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件につきおはかりいたします。
水田三喜男君から、海外旅行のため、三月七日から十人目まで十二日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 この際、昭和四十八年度地方財政計画についての自治大臣の発言を許し、あわせて、内閣提出、地方税法の一部を改正する法律案、及び地方交付税法の一部を改正する法律案について、趣旨の説明を求めます。自治大臣江崎真澄君。
【次の発言】 ただいまの地方財政計画についての発言及び二法律案の趣旨の説明に……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
まず、渡辺美智雄君提出「最近における商品騰貴、株式、土地投機に関する緊急質問を許可いたします。渡辺美智雄君。
【次の発言】 渡辺君、申し合わせの時間が過ぎましたから、なるべく簡潔に願います。
【次の発言】 次に、中村重光君提出、最近における買い占めなどに見られる商品投機等に関する緊急質問を許可いたします。中村重光君。
【次の発言】 次に、小林政子君提出、商品投機など最近の異常な物価高騰に関する緊急質問を許可いたします。小林……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 おはかりいたします。
内閣から、鉄道建設審議会委員に荒木茂久二君、五島昇君、駒井健一郎君、日向方齊君、西村健次郎君、田實渉君、麻生平八郎君及び片岡文重君を任命したいので、本院の同意を得たいとの申し出があります。右申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、同意を与えるに決しました。
【次の発言】 日程第一、国家公務員の寒冷地手当に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。内閣委員長三原朝雄君。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件についておはかりいたします。
渡部一郎君から、海外旅行のため、三月十二日から四月二十日まで四十日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しましだ。
【次の発言】 北海道開発審議会委員の選挙を行ないます。
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
議長は、北海道開発審議会委員に芳賀貢君を指名いたします。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 内閣提出、国土総合開発庁設置法案について、趣旨の説明を求めます。国務大臣坪川信三君。
【次の発言】 ただいまの趣旨の説明に対して質疑の通告があります。これを許します。坂本恭一君。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後一時四十分散会
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
昭和四十八年度一般会計予算、昭和四十八年度特別会計予算、昭和四十八年度政府関係機関予算、右三件を一括して議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。予算委員長根本龍太郎君。
【次の発言】 昭和四十八年度一般会計予算外二件に対しては、堀昌雄君外二十四名から、三件につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議が提出されております。
【次の発言】 この際、その趣旨弁明を許します。堀昌雄君。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。大蔵委員長鴨田宗一君。
【次の発言】 採決いたします。本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
【次の発言】 日程第二、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。逓信委員長久保田円次君。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、沖繩国際海洋博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。外務委員長藤井勝志君。
【次の発言】 採決いたします。
本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
【次の発言】 日程第二、金属鉱物探鉱促進事業団法の一部を改正する法律案、日程第三、金属鉱業等鉱害対策特別措置法案、右両案を一括して議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。商工委員長浦野幸男君。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件につきおはかりいたします。
川崎寛治君から、海外旅行のため、四月三日から二十二日まで二十日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
昭和四十八年度一般会計暫定予算、昭和四十八年度特別会計暫定予算、昭和四十八年度政府関係機関暫定予算、右三件を一括して議題といたします。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。社会労働委員長田川誠一君。
【次の発言】 採決いたします。
本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
【次の発言】 内閣提出、生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律案、及び松浦利尚君外三名提出……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。内閣委員長三原朝雄君。
【次の発言】 採決いたします。
本案の委員長の報告は修正であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。
【次の発言】 内閣提出、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案、及び山口鶴男君外十九名提出、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案について、趣旨の説明を順次求めます。自治……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件につきおはかりいたします。
田澤吉郎君から、海外旅行のため、四月十二日から二十七日まで十六日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 おはかりいたします。
参議院から、内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案、及び所得税法の一部を改正する法律案が回付されました。この際、議事日程に追加して、右両回付案を順次議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件につきおはかりいたします。
江田三郎君から、海外旅行のため、四月十一日から二十六日まで十六日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 日程第一、義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。文教委員長田中正巳君。
【次の発言】 採決いたします。
本案の委員長の報告は修正であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
国会議員互助年金法の一部を改正する法律案、国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。
【次の発言】 委員長の趣旨弁明を許します。議院運営委員会理事中川一郎君。
【次の発言】 これより採決に入ります。
まず、国会議員互助年金法の一部を改正する法律案につき採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は可決いたしました。
次に、……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 おはかりいたします。
内閣から、日本銀行政策委員会委員に武田満作君を任命したいので、本院の同意を得たいとの申し出があります。右申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、同意を与えるに決しました。
【次の発言】 日程第一、石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。石炭対策特別委員長田代文久君。
【次の発言】 採決いたします。本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、港湾法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。運輸委員長井原岸高君。
【次の発言】 討論の通告があります。これを許します。金瀬俊雄君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
採決いたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
【次の発言】 日程第二、農林省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、消費生活用製品安全法案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。商工委員会理事稻村左近四郎君。
【次の発言】 採決いたします。
本案は委員長報告のとおり決する御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
【次の発言】 日程第二、北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法及び南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。農林水産委員長佐々木義武君。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 議員請暇の件につきおはかりいたします。
塚本三郎君から、海外旅行のため、五月一日から十一日まで十一日間、請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。地方行政委員長上村千一郎君。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 おはかりいたします。
参議院から、内閣提出、住宅金融公庫法の一部を改正する法律案が回付されております。この際、議事日程に追加して、右回付案を議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
住宅金融公庫法の一部を改正する法律案の参議院回付案を議題といたします。
【次の発言】 採決いたします。
本案の参議院の修正に同意するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、参議院の修正に同意するに決しました。
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 おはかりいたします。
元自由民主党総裁、前議員石橋湛山君は、去る四月二十五日逝去せられました。まことに哀悼痛惜の至りにたえません。
つきましては、同君に対し、弔詞を贈呈いたしたいと存じます。弔詞は議長に一任せられたいと存じます。これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
弔詞を朗読いたします。
元自由民主党総裁前衆議院議員従二位勲一等石橋湛山君は多年憲政のために尽力しさきに内閣総理大臣の重責につきまたしばしば国務大臣の重任にあたり戦後の多難な国民生活の安定に力をいたされさ……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 木部佳昭君外六名から、成規の賛成を得て、議員小林政子君を懲罰委員会に付するの動議が提出されております。右動議を議題といたします。
提出者の趣旨弁明を許します。大村襄治君。
【次の発言】 この際、小林政子君から弁明をいたしたいとの申し出があります。これを許します。小林政子君。
【次の発言】 懲罰の動議は討論を用いないで採決することとなっております。よって、直ちに採決いたします。
この採決は記名投票をもって行ないます。木部佳昭君外六名提出、議員小林政子君を懲罰委員会に付するの動議に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参せられんこと……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。
日程第一、通商産業省設置法の一部を改正する法律案、恩給法等の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。
【次の発言】 委員長の報告を求めます。内閣委員長三原朝雄君。
【次の発言】 これより採決に入ります。
まず、日程第一につき採決いたします。
本案の委員長の報告は修正であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり決しました……
○議長(中村梅吉君) これより会議を開きます。
【次の発言】 日程第一、会期延長の件につきおはかりいたします。
本国会の会期を七月二十四日まで六十五日間延長いたしたいと存じ、これを発議いたします。
採決いたします。
会期を七月二十四日まで六十五日間延長するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、会期は六十五日間延長するに決しました。(拍手)
【次の発言】 中山正暉君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午後五時四分散会
○中村議長 一言ごあいさつを申し上げます。 私、このたび皆さま方の御推挙によりまして、はからずも議長の要職につくことに相なりました。まことに光栄に存ずる次第でございます。 新たな民意の反映された今国会に臨むにあたりまして、国会運営の責任者として私に課せられた責務の重大さを痛感する次第であります。 一たん議長の職につきましたからには、国会の正常かつ円満な運営をはかるため、最善の努力を払ってまいりたい所存でございます。 議事運営につきましては、全くふなれでございますが、この重大な職責達成のためには、ひとえに練達たんのう、経験豊かな皆さま方の絶大なる御支援を待たなければなりません。 何とぞ……
○中村前議長 お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび議長を辞任させていただきましたが、先般来、皆さまに種々御苦心をおかけいたしまして、まことに恐縮に存じます。 また、在任中何かと皆さま方からお示しいただきました御支援、御協力に対しまして、この際深く感謝の意を表する次第であります。今後とも相変わらず御厚情をお願いいたします。 はなはだ簡単ではございますが、一言ごあいさつといたします。(拍手)
○中村国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案の改正点の第一は、東京法務局に、民事行政部にかえて民事行政第一部及び民事行政第二部を設置しようとするものであります。 法務局の民事行政部では、登記、戸籍、国籍、供託等の事務を所掌しておりますが、近時の社会経済情勢を反映して、登記事務をはじめこれらの事務は増大し、かつ、複雑多様化しております。これに対処し、事務処理体制を整備するため、特にこの傾向の著しい東京法務局について、民事行政部の事務を二つの部に分割して所掌させようとするものであります。 なお、民事行政第一部においては、登記等の事務……
○中村国務大臣 事柄がスポーツでございますから、私どももそういう点を踏まえて、今後検討いたしたいと思っておりますが、まだ入国申請書等は具体的に出ておりません。出ました暁で、関係省ともよく相談をいたしまして結論を出したい、かように思っております。
【次の発言】 ただいまお話しの点につきましては、まだ十分に部内の相談もできておりませんので、専門に取り扱っております入管局長がおりますから、答えさせます。
【次の発言】 大出先生もいろいろ慎重な御発言をしていただいておるようですが、私ども、実は政治的な立場から考えております基本を申し上げますと、韓国と北朝鮮のように国境がはっきりしておるところは、かりに……
○中村国務大臣 お答え申し上げますが、大体、四十九年度は、どこらを候補庁にしておるかというものは持っておるはずでございます。ただ、実際にこれを円満にやっていくのには、前後したり、いろいろな変化があろうかと思いますが、その点をお含みいただきまして、候補庁の数字は、追って資料をつくりまして、お届けしてもけっこうでございます。
【次の発言】 お説のとおり住民と非常に密着した問題でございますから、最大の注意を払って、御期待に沿うように努力をしてまいりたいと思います。
【次の発言】 確かに、お説のとおりと私も思います。戦後、税務署から図面を引き継ぎまして、古いものに至っては、明治の初年からのものがあると……
○中村国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重し、御趣旨に沿いまするよう一そう努力をいたしたいと思っております。
○中村国務大臣 ごあいさつ申し上げます。 私は、わが国内外にわたってきわめてきびしい問題が山積しておりますこの時期に際し、法務大臣に就任し、法務行政を担当することに相なりました。私は、その職責のきわめて重大であることを痛感いたしておる次第であります。願わくば、委員各位の御理解と御協力を賜わりまして、法務行政の運用に遺憾なきを期してまいりたいと存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 つきましては、この機会に法務行政に対する私の基本的な心がまえを簡単に申し上げたいと存じます。 法務行政の使命は、何よりも増して、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。民主主義が確立され……
○中村国務大臣 確かに登記事務が非常にふえておることと、人員増が、例年若干ずつやっておりますが、なかなか思うように進展をしないというようなことで、お説のような事態が起こり、間違いが起こり、いろいろしておると思います。そこで私どもとしましては、来年度予算編成を通しまして人員増については最大限の努力をいたしたい、目下こう考えておるわけでございます。ただ総定員との関係がありますので、なかなか行管のほうが渋くて、毎年これは苦しんでおるところでございますが、本年はひとつ行管の長官はじめ関係者にも陳情いたしまして、できるだけ増員が達成できるように最大の努力を払いたい、かように思っております。
○中村国務大臣 委員各位におかれましては、平素から法務行政について格別の御理解と御尽力をくだされ、厚く御礼を申し上げます。 それでは、第七十二回国会における当委員会の御審議に先立ちまして、法務行政に関する所信の一端を申し述べたいと存じます。 現下、わが国の社会情勢は、いわゆる石油危機をはじめ、諸物価の高騰、公害その他種々の深刻かつ重要な問題をかかえ、きわめてきびしい情勢下にあります。 このような情勢のもとにおいて、法秩序の維持と国民の権利の保全という法務行政に課せられた使命は、まことに重大というべく、私は、昨年十一月法務大臣に就任以来、常にこのことを念頭におき、所管する行政の各般にわたり……
○中村国務大臣 これは御承知のとおり、経済秩序維持のためにはいろいろな立法がございますが、これらの法律にかんがみて、まず第一には警察当局が違法行為に対しては捜査をして事件の送致をされますから、そういう送致を受ける際、あるいは税務当局の告発その他そういう告発の要件になっておりまするような犯罪について告発がありましたような場合には、できるだけ検察当局としては関係法令を常時しっかり勉強をして、そして法秩序維持のために万全を期する、こういう体制を常に整えて準備をしてまいるということを意味しておる次第でございます。
【次の発言】 確かに、調査査察部長も申し上げましたように、大きな機構の会社になりますと、……
○中村国務大臣 当委員会の附帯決議の御趣旨の点はとくと承知いたしておりますので、この点に沿うように微力を尽くしておるような次第でございます。 ただ、問題は、御指摘のとおり事件の遅滞がございますので、特に東京高等裁判所におきましては、学生事件等の集団的な事件が多く係属いたしておりますので、遅滞をいたしておる状況が一そう強いわけでございます。 そこで、増員についても、政府としては、また最高裁としても努力をしておるところでございますが、定員の問題は、なかなか行管をはじめやかましい点がありまして、今回提案を申し上げておりますように、判事補の増員その他若干の増員を見ていただきました程度でございますが……
○中村国務大臣 司法試験管理委員会ができておりまして、そこで試験の方針をきめて試験をなさるわけで、たぶん、何点までを合格にしようということをきめてかかるわけだと思うのですが、確かにきっと一点違ったらたいへんな人数が違うだろうと私どもも思います。しかし、司法官、弁護士というのは昔から厳格な試験制度できておるものですから、試験委員の方々や管理委員会の人たちもその点はきっと厳正にやっておることと思います。なかなか点数を下げるということは、そう人間の素養に差しつかえないように思いますけれども、また専門的に考えれば相当に開きが出てくるので、厳格な制度でやっておるんだ、かように思っております。
○中村国務大臣 卓球連盟の問題は、昨日ですか一昨日ですか、横浜市長が二階堂官房長官のところへ陳情ですか要求ですか、行かれたように新聞で拝見いたしました。実はその前からこの卓球の話がありまして、どう処理するか、入管では慎重に検討しておるところでございます。そこで私ども協議いたしまして、まず第一に、朝鮮人民民主主義共和国の平壌の市長が、来年平壌が主催国になる予定なんだそうで、来年主催をするについて、横浜の主催する卓球大会というものを一応見学したり勉強しておきたいという趣旨で、正式にはまだ書類が出ておりませんが、入国の話があるそうでございます。それについては、未承認国であっても、そういうスポーツの関……
○中村国務大臣 裁判官というものは、これは国民の信頼を必要といたしますから、できるだけいずれにも偏しない存在でなければならないと思います。ただ、司法部というのは最高裁判所が独立してやっておられますので、われわれがかれこれどうも私見を差しはさむことはいかがかと思いますが、ただ、抽象的な考え方としましては、裁判官というものはいずれにも偏しない公正な立場であってほしいものだ、こう私どもは考えております。
【次の発言】 どうもなかなかむずかしい問題で、第一、左とか右とか、それ自体がわからないのですよ。実際、どこで判断すべきものか。要するに問題は、ただ言えることは、裁判所といえども憲法のもとにあるわけで……
○中村国務大臣 全くごもっともだと思います。特に家裁の状況なんか、私どももある程度知っておりますが、非常に女子の調査官の方が多いし、また女子でなければ母親のような気持ちで非行少年を扱うこともできない現状にありますから、御指摘の点につきましては私どもとしましてもできるだけの努力はいたしたい、かように思っております。
【次の発言】 御指摘のとおり、確かに法案については法務省が責任を負いますが、ただ政府委員室としましては、おそらく法務省の政府委員室へこうして最高裁の方々も国会がありますと呼び出しを受けて大ぜい来ますから、たまりが一緒になるということは、いまあなたおっしゃったように、見方によっては弊害……
○中村国務大臣 沖本委員が非常に公害問題に御熱心なことは、心から敬意を表します。何といいましても日本の国は国土が非常に狭い状況にありますから、公害についてはよその国よりもっと敏感であり、熱心に対策を進めるべきである、かように基本的には考えております。 そこで問題は農薬の問題でございますが、これは一体輸入しておる国が何の必要があってDDTやBHCを輸入しておられるのか、輸出するほうもするほうですが、買うほうも買うほうだという気が私どもはいたしますが、これらの点につきましては、使用の用途その他よくわかりませんので、こういう点につきまして今後農薬等を担当しております農林省とも十分協議いたしまして最……
○中村国務大臣 お話の点は私も全く同感のような気がいたします。いままで五十八条というのは、せっかくありましてもあまり運用されたことがないようでございます。しかし企業の倫理性ということは最も大事なことでございまして、最近どうもそういう倫理性というものが乱れておるように私も感じます。しだがいまして、乱用することはもちろん慎むべきでございますが、慎重にこれは考慮をして、お話しのような線に今後努力すべきではないか、私もさように考えます。
○中村国務大臣 御承知のとおり世の中は非常な速度で進歩したり、変化をいたしております。したがいまして、今回このような商法改正を提案いたしまして御審議をいただいておりますが、さらにわれわれといたしましては全般について検討を続けたい、かような意味で申し上げたのでございます。
【次の発言】 今回の改正は主として経理及び監査の面で改正をいたしておりますので、まだほかにも問題点は確かにございます。
たとえば五十八条のように非常に厳重な規定があるにかかわらず運用されていないものもございます。これらの点につきましては今後とも引き続いて検討を続けたい、かような意味でございます。
○中村国務大臣 この国政調査権の問題は、立法の精神がどういうふうであるか、条文だけでは明確な判断もいたしかねる点もあろうと思います。したがって、立法府である衆議院の法制局長に解釈論を聞いていただけば一番これは間違いないと思うのです。われわれは推測だけでございますが、なるほど、よく読んでみますと、いま刑事局長がお答え申し上げましたように、国政調査権のほうと一般民事あるいは刑事の訴訟法の規定とは若干の差があるように思いますが、総理がどういう場面でどういう動機でそう答えたのか、なかなか総理は記憶力のいい人ですから、立法当時のことでも覚えていて答えたのかわかりませんが、私どもとしてはどうも刑事局長や法……
○中村国務大臣 これは一般の商人及び商行為についての規律を定めたものと思います。あまり問題が大き過ぎてどうお答えしていいかわかりませんが、まあそんなように考えております。
【次の発言】 この間うちの事態を見ますと、どちらかというとカルテルを結んだり便乗値上げをしたり、主として会社の利益をよけいにあげようという方向に動いておるように思います。したがって、株主の立場からいえば、会社に利益がよけいあがることが望ましいので、モラルということよりはそのほうが優先するような気がいたします。ですから、株主総会がああいう問題を取り上げるより、やはり国会がああして集中審議をやられたことは非常によかったのだ、私は……
○中村国務大臣 私どもも考えまして、附帯決議第一項というのは、まことにごもっともに思います。非常に大規模な企業、小規模のもの、これは一本の商法で運営しようということ自体に無理がありますので、おのずから企業の社会的責任もありますし、そういうすべてを入れて再検討をする必要があろうかと思っております。したがいまして、この附帯決議の趣旨に沿いまして、法務省としましてもさらに検討を続けていく考えでおりますので、さようにおくみ取りいただきたいと思います。
【次の発言】 この点はごもっともな向きもありますが、ただ今回の改正にあたりましては、法制審議会が会計鑑査人は取締役会で選任するようにという答申でございま……
○中村国務大臣 この三者問題につきましては、法制審議会も今度のこの臨時調停制度審議会も、それぞれ日弁連に委員の選出方をお願いして、日弁連の代表といいますか、日弁連から出していただいた方々に委員になっていただいておる。これが一つの非常に緊密な連絡の機関ではございますが、おそらく附帯決議の御趣旨は、もっと根本的に三者が平素から協議会か何かのような機関を持って、一体になってやるべきである、こういう御趣旨だろうと私どもも思います。さて、その問題、連絡しておるわけでございますが、なかなか機が熟さないといいますか、まだ三者協議会というものをつくるまでには至っておりませんが、できるだけ緊密な連絡をとりまして……
○中村国務大臣 実は先日、日弁連の会長と副会長ですから、東弁や一弁、二弁の弁護士会の会長さんと御一緒に会いまして、いろいろ御意見拝聴いたしました。 いまお話しのとおり、非常勤公務員にすることは調停委員制度の官僚化じゃないかという疑念があるようでございます。この点につきましては、私からも御説明をしたわけでございますが、たとえば一般の審議会の委員とかにいたしましても非常勤公務員でございます。それから従来の調停委員でございましても、調停委員候補者という制度でありましたが、一たび裁判所からこの事件を担当して委員になってもらいたいという連絡がありますと、同時にその期間非常勤公務員になるわけでございます……
○中村国務大臣 刑務所の仕事というのは非常に大事な仕事でございまして、いま局長から申し上げましたように、できるだけ一般の環境に合ったような方法で改善をしていく必要があると思います。特に最近暴力団の事件がしばしばございまして、先ほど局長からも申し上げましたように、暴力団のパーセンテージが二〇%にも当たるというような現状にかんがみまして、今後一そうこの方面に最善を尽くしていかなければならない、かように考えております。
【次の発言】 御指摘のように暴力団の排除ということは、これは社会的に非常に大きな問題でございます。したがいまして、法務省としては警察当局と十分な連携をとりましてこの撲滅といいますか、……
○中村国務大臣 従来は御承知のとおり事件担当時だけが非常勤公務員、事件を担当していない場合には調停委員候補者ということであったわけでございますが、今度は常時非常勤公務員ということになりますから、調停委員をなすっている方々は、おそらく調停委員候補者であった従来の制度でも、一般人よりは何か自分は調停委員をやっているんだという自覚と責任感はおありであったと思いますが、今度はそれが常時非常勤公務員ということになりますと、なおその責任感が若干強くなるのではないかという感じはいたします。 ただ、考えてみますと、政府でつくりますいろいろな審議会の委員それから調査会の委員、これらの方々も非常勤公務員でござい……
○中村国務大臣 今回の場合でも、臨時調停制度審議会をつくるにあたりまして、弁護士会の日弁連に依頼をされて、委員の方々及び幹事になる方々、日弁連からの御推薦でやったようでございますが、あるいはこれについても人数等その他十分でない点があったかもしれません。今後につきましては法曹三者の連絡を緊密にするようにわれわれも最善の努力をしてつとめてまいりたい、かように思っております。
【次の発言】 保護司につきましても、保護行政の重要性にかんがみましてできるだけ改善の措置をとるべきであり、われわれも最善の努力を尽くしてまいりたいと思いますが、ただ問題は、保護司の場合には奉仕の観念というものを基礎にして、ほん……
○中村国務大臣 お説のとおりたいへん込み入っておるようでございますが、この点につきましては、専門的に担当しておる人事課を中心によく研究をさせたいと思います。
【次の発言】 法制審議会の審議を見ておりますと、やはり専門家が中心の集まりでございますから、最高裁の判例にこういう判例があった、だからその部分はこう直すべきであるとか、判例にこうあるからもう今後それでいけばいいとか、いろいろそういう点を煮詰めてきておるようでございます。しかし一般的に見ると、一般人はそう判例を詳しく知っておるわけでもありませんから、法制審議会の答申は基本としては尊重するにしてもいろいろ手直しをすべき点があるのではないかとい……
○中村国務大臣 御承知のとおり、刑法改正問題は、かねてから法制審議会に諮問をいたしまして、刑事法特別部会、それも済みまして、いま総会で逐条的に審議を進めておりますので、この答申をまって、法務省としては、現在の社会情勢に照らして最も適切な改正を行ないたいという考え方でおりますので、まだ法制審議会の結論が出ません今日、私どもとしてはかれこれ申しかねるわけでございますが、この審議会には、御承知のとおり、各界の学識経験者がそれぞれ集まりまして、かなり専門的な知識も持っておられますし、十分に論議をかわしていただいておるというのが現段階でございます。
○中村国務大臣 日立の問題は訴訟になっておりますそうで、近く判決がありそうな傾向のようでございますから、具体的な事例としては触れがたいのでありますが、一般的にわれわれ人権擁護を担当しておる者からいえば、いやしくも日本人である以上はすべて平等であるべきで、それに差別をつけたり、いろいろそういう人事の上で格差をつけることは絶対に許しがたいことで、あってはならないことだと思っております。ただ外国人の場合は、日本人と外国人の習慣あるいは能力等も違う点がありますから、これは別であるかもしれませんけれども、少なくとも韓国人関係、台湾人関係というのは、もとは日本人であったわけですから、これについては私はやは……
○中村国務大臣 大平外務大臣が出そうとしていた談話の要旨がどうも抜かれたということで、外務省は一時どこかで漏れたに違いないというのでだいぶ力んでおったようですが、どうも私どもにも実態がよくわからないわけです。私は私なりにその後関係のところに当たってみましたが、どうも漏れたのか漏れないのか、コピーを出したわけでないものだからわからないわけで、どうも事実がわからない。判明していない以上は、われわれとしても何ともお答えのしようがない。何かこうこうこういう経過でこうなっておるという事実がはっきりしておれば、それに対する法務省としての見解も述べられますけれども、事実がまだ何もはっきりしておりませんのでお……
○中村国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して説明いたします。 政府は、昭和四十九年五月三十日に行なわれた人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改定する措置を講ずる必要があると認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしました。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員と同様の措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、改正の内容は、次のとおりであります。 すなわち、裁判官の報酬及び検察官の俸給につきましては、従来、……
○中村国務大臣 きょうは人権宣言の日と心得ております。
【次の発言】 お説のとおり、北朝鮮が列国議会同盟に加入いたしましたことは、そのとおりでございます。したがいまして、今後の出入国につきましては、十分慎重にこれから配慮してまいりたい、かように思います。
【次の発言】 これは、ただ、北朝鮮が日本とはまだ国交を開かれていない国でございますから、そういうことも考慮に入れて、しかし、一方また、列国議会同盟に加入している国でもありますから、ケース・バイ・ケースで慎重に考慮をいたしたい、かように思います。
【次の発言】 お説のとおりでございます。
○中村国務大臣 法務省としましては、税務当局から告発のあった事件を厳正に審査をして、裁判所に提訴するという手続をとっておりますので、こちらとして、どの事件がどういう性格があるかというところまでは、手も行き届きませんし、制度的にも、それぞれの事案が告発される、告発されたものについて厳正な審査をするというたてまえをとっておりますので、その点御了承願いたいと思います。
○中村国務大臣 いま御質問があったようでございますが、意味がはっきりわかりませんが、たぶん御質問の趣旨は、安宅産業の社員が子会社の印鑑その他預かっておって、子会社の手形を振り出したという事案のように思います。 そこで、問題はどういうことになりますか。その手形、小切手が不渡りになった場合にどうなるかという御質問じゃないかと思うのですが、そういう場合には、もし最初から不渡りになることを知って発行したような事実があれば、これは、あるいは詐欺とかあるいは背任とかいう余地があるかもしれませんが、そうでない場合には、これは安宅産業の社員が子会社の責任者にかわって代行しているだけで、別段法律問題は起こらな……
○中村国務大臣 最近、この真正なる登記名義の回復という所有権移転の手続がございまして、私も詳しく存じておりませんので、いろいろ問いただしましたところが、まだ最高裁の制度ができる前の大審院の時代から、ずっとそういうような判例が続いてきまして、その結果、法務省としましては、昭和三十九年の何月かに省内でいろいろ検討した結果、そういうような事態については、真正なる登記名義の回復という付記をして所有権移転登記手続をするということになったようでございます。 この問題については、なお別途御質問があればお答えいたしますが、そういうように承知いたしております。
○中村国務大臣 研修生として入国申請のありましたものにつきましては、その研修の具体的な必要性とか、あるいは具体的な研修の設備、あるいは来る者の研修能力、こちらの指導能力、そういうようなことを厳重に審査をいたしまして許否を決定いたしておりますが、こまかいことは、入管の局長が来ておりますから、必要に応じて御説明させますが、昭和四十八年度の現在では、入国申請が総数四百五件、人数にして二千七十七名、それから許可をいたしました件数はそのうちの三百二十五件、千六百八名、こういうことになっております。
【次の発言】 お説のように、IPUの総会という特殊の事情がありますから、お話しの点につきましては、十分善処……
○中村国務大臣 ただいまの点につきましては、御承知のとおり、昨日告発を受けたばかりでございまして、これからの手順をどうするかということを、検察当局は検討しておると思います。
もちろん、御指摘をまつまでもなく、検察当局としては厳正な調査をして、適切な結論を得ることにつとめまして、遺憾なきを期したい、かように思っております。
【次の発言】 私は存じておりません。告発の事実のあったことだけは報告を受けて知っておりますが、記者会見をしたかどうか、承知いたしておりません。
【次の発言】 いま事務当局に連絡いたしましたが、すぐに調べてお答えします。
○中村国務大臣 こういうような社会情勢にありますから、検察当局としましては、あらわれてきたあらゆる事案について、最も厳正、適切な、国民が納得するような捜査を断行すべきであるという考えを私は持っておりまして、昨日の各地検の次席検事会同でその趣旨を申し述べたような次第で、私といたしましては、検察当局としては、あくまで厳正な態度で臨むべきである、かように思っております。
【次の発言】 お答えを申し上げます。
実は、一昨日、すでに公表されておりますように、公取委員会から告発がありまして、検察当局といたしましては、着々捜査の打ち合わせ、準備を遂げておる段階でございます。
そこで、昨日相談をしまして、……
○中村国務大臣 検察当局といたしましては、厳正公平に事態を処理しておると思います。
ただ、現在の刑事訴訟法は、なかなか立証のむずかしいことになっておりますので、そういう点を配慮しての結果であろうと思います。
こまかいことがありましたら、事務当局からお答えをさせます。
【次の発言】 法務省といたしましては、人権擁護局を中心に、同和対策事業特別措置法の精神に従いまして、今後とも万全を期してまいりたいと思っております。
○中村国務大臣 ただいま可罰性があるとかないとかということでございますが、いやしくも検察当局が、予断を持ってさようなことを言うはずは絶体ないと思います。また、私ども全然聞いておりません。それから、けさは、検察庁としまして、告発事件について、六十五カ所ほど強制捜索を行なっております。かような発動から見ましても、さようなことは絶対にあり得ないことだ、私はさように思っております。
【次の発言】 御承知のとおり、現在商法改正案を御審議中でございますが、この内容は、企業の経理の適正化をはかることが目的でございますが、御指摘の点につきましては、今回の改正によって、純然たる第三者である会計監査人の監査によっ……
○中村国務大臣 昭和四十九年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。 昭和四十九年度の予定経費要求額は一千七百六億八千三百四十六万四千円であります。前年度予算額千五百二十九億九千四百十七万七千円と比較しますと、百七十六億八千九百二十八万七千円の増額となっております。 増減の詳細は別途の資料により御承知を願いたいのでありますが、その内容を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増百三十九億四千五百四十一万九千円であります。 これは、公務員給与ベースの改定等に伴う増額分、昇給等の原資としての職員基本給及び退職手当等の増額分がおもなものでありますが、そのほ……
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