中村梅吉 衆議院議員
27期国会発言一覧

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中村梅吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中村梅吉衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

中村梅吉[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第3号(1955/03/22、27期、日本民主党)

○中村梅吉君 ただいま議題となりました衆議院規則の一部を改正する規則案について、提案の理由を御説明申し上げます。  議院規則は、申し上げるまでもなく、憲法によって付与せられました自律権の一つとしての規則制定権に基いて制定されるものでありまして、その規定するところは、議院の会議その他の手続及び内部の規律に関する法規でありますが、この規則は国会法と相並んで議院運営の根幹をなすものでありますから、本規則の規定内容のいかんはまことに重要なものであることは、ここに申し上げるまでもございません。  しこうして、本規則改正案は、第二十一回国会において、いわゆる自粛三法の一環として成立を見ました国会法の一部改……

第22回国会 衆議院本会議 第45号(1955/07/22、27期、日本民主党)

○中村梅吉君 ただいま議題となりました衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案につきまして、提案の理由を簡単に御説明申し上げます。  規定案の本文は、主事及び常任委員会専門員の定員改正でございまして、速記者要員を十人増員いたしますため主事の定員を四百四十四人から四百五十四人に、また、国会法改正による常任委員会専門員制度の改革に伴い、常任委員会専門員の定員を四十人から十四人に、それぞれ改正をいたそうとするむのでございます。  次に本規程案の附則でございますが、第二項は、常任委員会専門員を除く衆議院事務局職員の定員減による整理に関する規定でございます。これら職員の定員は、事務総長の定める定員……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第6号(1957/02/06、27期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(中村梅吉君) 青少年犯罪に関する野田君の御質問にお答えいたします。  御指摘の通り、青少年犯罪について世界各国悩みを持っておりますことは同様でありますが、ことに、わが国は、敗戦というできごとによって、戦後激動する生活環境の中に成長いたしました現在の青少年犯罪、これは非常に意を用いて対処しなければならない事柄であると思います。よって来たる原因はいろいろございますので、ここに詳しく述べますことを省略さしていただきたいと思いますが、ただ、現在、青少年犯罪のうちで、年少少年とわれわれ俗に申しておりますが、満十八才未満の少年の場合と、年長少年といわれておる満十八才をこえた少年……、(「それは……

第26回国会 衆議院本会議 第7号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(中村梅吉君) ただいま受田議員から御質問のございました事件については、私といたしましても衷心遺憾の意を表する次第でございます。先ほど岸首相代理からも申し上げましたように、人格、人命を尊重すべきことは、自衛隊といえども、いかなる場所といえども、これは当然であると思います。ただ、本件につきましては、法務当局として真相をまだ十分に把握をいたしておりませんので、御指摘の点につきましては慎重に検討をいたしたいと考えますので、どうぞ御了承を願います。(拍手)   〔「再質問、再質問」と呼び、その   他発言する者多し〕

第26回国会 衆議院本会議 第17号(1957/03/08、27期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(中村梅吉君) ただいま議題となりました裁判所法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  御承知の通り、日本国憲法の施行とともに、わが国の司法制度は、旧憲法時代とは異なった新しい構想のもとに発足いたしたのであります。特に最高裁判所は、違憲審査を行う権限を有する終審裁判所とされましたばかりでなく、訴訟手続その他に関する規則の制定及び下級裁判所の裁判官の指名というような重要な権限をも与えられ、旧大審院とは、これらの点において著しく趣きを異にしているのでありまして、その重大な職責にかんがみ、最高裁判所は、識見の高い、法律の素養のある十五人の裁判官をもって構成される……

中村梅吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

中村梅吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 議院運営委員会 第1号(1955/03/22、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  ちょっとごあいさつ申し上げます。先刻の本会議において、私がはからずも議院運営委員長に就任することに相なりました。私はまことに不敏でございますが、委員の皆様の御協力をお願い申し上げまして、委員長の職務に精励いたしたいと存じます。何とぞよろしく御指導、御鞭撻をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 まず理事の互選を行う順序でありますが、各委員会の理事の数との関係がありますので、各委員会の数を御協議願います関係とにらみ合せて、理事の数の決定をそのとき一緒にいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

第22回国会 議院運営委員会 第2号(1955/03/23、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  法務大臣と刑事局長が御出席になっておりますから、この際逮捕されておる議員の釈放に関する問題について法務当局にいろいろお尋ねがあると思いますので、その方を先にやりたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 それではさようにいたします。  そこで、事柄が議員の身上に関する問題でありますので、秘密会にした方がいいのではないかと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは秘密会とすることにいたします。議員の方と事務当局、それから政府関係者以外の方の御退席を願います。
【次の発言】 それでは秘密会を閉じまして、公開いたします。  ただいまの問……

第22回国会 議院運営委員会 第3号(1955/03/24、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより委員会を開会いたします。  国会法第五十五条二の規定によります議院運営小委員の員数及び選任の件についてお諮りをいたします。これについては、昨日御協議を願いました通り、従前の例に従いまして、その員数を理事の数と同数といたしまして、小委員には理事が当ることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。
【次の発言】 次に、各小委員会の設置の件についてお諮りいたします。昨日理事会を開きまして御相談を願いました結果、意見の一致を見ました通り、図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会、庶務小委員会、以上三つの小委……

第22回国会 議院運営委員会 第4号(1955/03/25、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより本委員会を開きます。  まず、理事の辞任に伴う補欠選任の件についてお諮りいたしたいと思います。大橋武夫君より委員辞任の申し出がありましたので、これを許可することにいたしまして、その補欠選任については、委員長において御指名申し上げることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたしまして、補欠の理事を御指名申し上げます。荒舩清十郎君を御指名いたします。
【次の発言】 次に、土地調整委員会委員任命につき事後承認の件及び文化財保護委員会委員任命につき同意の件、これについてお諮りをいたします。事務総長より本件についての御説明を願いま……

第22回国会 議院運営委員会 第5号(1955/03/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  まず第一に、本日の日程について御協議願います前に、本会議で決定せらるべき事項についてお諮りいたします。  中央選挙管理会委員及び同予備委員指名の件、これは社会党右派から出ておられた荘原達君が辞任されましたので、その補欠として山崎広君、それから山崎広君は予備委員でありましたので、予備委員の補欠として藤牧新平君を御指名申し上げようという点ですが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めて、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、この前申し上げました土地調整委員会委員の任命につき事後承認を求めるの件、これは津田広君……

第22回国会 議院運営委員会 第6号(1955/03/30、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより会議を開きます。  まず第一に、事務総長辞職願い出の件についてお諮りいたします。去る三月二十五日の運営委員会理事会において、議長から、大池事務総長の辞職願い出の件を委員会の議題にするようにとのお申し出がありまして、当日の理事会において協議をいたし、さらに本日の理事会においても協議をいたしました結果、本件は、これを議長に一任することに理事会といたしましては決定いたした次第であります。つきましては本委員会においても、本件を議長に一任することにいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 満場御異議ないようでございますからさよう決定いたします。

第22回国会 議院運営委員会 第7号(1955/03/31、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  まず、昨日延ばしてございました緊急質問の件を議題にいたします。
【次の発言】 ただいま椎熊君からお話がありましたように、先ほど理事会でいろいろ意見を交換しました結果、この緊急質問の一と三と五、これだけについてやる、質問時間は十分以内、そうして答弁に立つ国務大臣については、ただいま椎熊さんのお話しの通り、こういうことで意見の一致を見ましたが、その通り決定してよろしゅうございますか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
【次の発言】 次に、参議院から議決になって送付されて参りました町村合併促進法の一部を改正する法律案、それから地方公共団体の議会の……

第22回国会 議院運営委員会 第8号(1955/04/02、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより委員会を開会いたします。  かねて御協議をいたしておりましたインドネシア国バンドンで開催されますアジア・アフリカ会議に本院から二名の議員を派遣することにいたしまして、その人選は議長に一任する、こういうことを本会議で議決する運びにいたしたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。  どうも長い間御苦労さまでございました。
【次の発言】 その問題の御相談を願いたいと思います。
【次の発言】 十五日に予算が出るとしますと、十三日か十四日に議運を開かなければ……。

第22回国会 議院運営委員会 第9号(1955/04/15、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより委員会を開会いたします。  本日は、開会式の日取り等を御協議願う予定であったのでありますが、政府の予算がまだきまらないように聞いておりますので、先ほど理事会でも御相談をいたしまして、この機会に官房長官から予算の状態について聞いてみよう、こういうことになりましたから、官房長官の御出席を求めました。
【次の発言】 それでは官房長官御苦労さまでした。
【次の発言】 そこで御相談いたしますが、次会の議運をいつ開くかということと、開会式のめどをどの辺にするか、実際開会式の確定の日は、まだ今の状況ではきめられぬと思いますが、大体のめどをつけておきませんと、地方選挙には各党とも重要な活……

第22回国会 議院運営委員会 第10号(1955/04/23、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより委員会を開会いたします。  まず第一に、開会式の日取りについてお諮りいたします。先刻衆参両院の議運の合同理事会で、開会式は二十五日午前十時挙行ということに話がまとまりましたが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 それでは皆さん御異議がないようでございますから、さよう決定いたします。  次に、式辞についてお諮りいたします。事務総長から朗読願います。
【次の発言】 開会式式辞の案文は、ただいま事務総長が朗読いたしました通り、先刻の議運の合同理事会で意見が一致いたしたのでありますが、御異議ありませんか。

第22回国会 議院運営委員会 第11号(1955/04/25、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより議運の委員会を開きます。  一昨日の議連の委員会で、政府の施政方針演説、それから質疑などについても議事の運び方についてきめましたから、それを事務総長から御報告願います。
【次の発言】 それではちょっと懇談にいたします。速記をやめて下さい。
【次の発言】 それでは懇談を閉じます。速記を始めて下さい。
【次の発言】 きょうは中継放送の関係がありまして、放送関係の方からも、ぜひ一つ何とか午後一時定刻に開会を願えないかという要望もありますので、いかがでしょう、定刻にするということで……。
【次の発言】 それでは定刻振鈴でよろしゅうございますね。

第22回国会 議院運営委員会 第12号(1955/04/27、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれから議院運営委員会を開会いたします。  国務大臣の演説に対する質疑者は、お手元に配付されておる通りでございます。そこで開会の時刻ですが、まだ参議院の方の予定がつきませんから、こういうきめ方でいかがでしょうか。参議院の終了直後ということにしておいて、三十分ぐらいの食事の時間を見てあげる。
【次の発言】 それでは参議院の本会議終了後三十分を経過して本会議を開く、大体見込みは二時半、こういうことでよろしゅうございますか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。  それから高碕経審長官が先ほど羽田に帰ったらしいのですが、長途の旅で、帰国早々で非常に疲れておるので……

第22回国会 議院運営委員会 第13号(1955/04/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議運の委員会を開会いたします。  きょうは格別ございませんが、昨日に引き続いて、お手元にあります表の通り、自由党の田中伊三次君、左派の成田知巳君、右派の中崎敏君、この御三方の質疑でございます。  そこで問題は、開会時間だけですね。何時に開会いたしますか。先ほど事務総長から御報告の通り、大体参議院はきょうは一時には終るだろうという予定だそうでありますが、場合によっては一時半になるかもしれません。ですから、開会時刻を何時ぐらいにいたしますか。
【次の発言】 二時でよろしゅうございますか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、それでは開会時刻は二時にいたします。  ほ……

第22回国会 議院運営委員会 第14号(1955/04/30、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより委員会を開会いたします。  まず第一に、農林水産委員会から、九州の災害について委員派遣承認の件が求められてきておりますが、いかが取り扱いましょうか。
【次の発言】 それでは農林水産委員会から各党一名ずつ、そのほかに団長が一名で、結局民主党は二名ということに内定してきておりますから……。
【次の発言】 それではこの点は、農林水産委員会の方に全員四名ということで……。
【次の発言】 それではただいまの九州の災害に対する農林水産委員会からの委員派遣承認の件は、ちょうど本会議が当分開会の見込みのない時期だから、特別のケースとしてこれを承認する、なお派遣人員は四名として、民……

第22回国会 議院運営委員会 第15号(1955/05/11、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより議運の委員会を開会いたします。  まずこの際お諮りいたしたいと思いまするのは、小委員の補欠選任の件であります。委員の方々の異動に伴いまして小委員がだいぶ欠員になっております、すなわち図書館運営小委員が三名、院内の警察及び秩序に関する小委員が六名、庶務小委員が一名おのおの欠員になっておりますので、これは先例に従いまして、委員長において補欠指名をいたしまして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。  それでは御指名を申し上げます。図書館運営小委員には    松澤 雄藏君  田中伊三次君    池田 禎治君 院内の警察及び秩序に……

第22回国会 議院運営委員会 第16号(1955/05/12、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。  まず第一に、昨日本委員会で承認いたしました運輸委員会の紫雲丸沈没慰問並びに調査出張の件ですが、きょう本会議が終りましてから、夕刻に日航機で大阪まで行きたい、こういう手順になっておりますが、飛行機で行く場合には議運の承認が要るそうですから、出張の許否については議長に御一任の決議をいただきましたけれども、これにつけ加えて、飛行機で大阪まで行かれるという御承認を必要とするわけでございます。これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。
【次の発言】 次に、昨日保留になりました外務委員の富士山麓実弾……

第22回国会 議院運営委員会 第17号(1955/05/17、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。  順次お諮りいたしますが、まず第一に、文教委員会、内閣委員会、商工委員会から、委員の調査派遣の申請が出ておりますので、これを議題に供します。事務総長から一応案件を申し上げます。
【次の発言】 以上の委員派遣三件の問題は、どうも開会中における委員派遣の先例に合致しないと思われますので、これを否決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでございますから、否決することに決定いたします。
【次の発言】 次に、特別委員会設置の件を議題に供します。これは先般の本委員会で設置することに決定をした問題でありますが、本日の本会議に……

第22回国会 議院運営委員会 第18号(1955/05/19、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議院運営委員会を開会いたします。  政府から、米価審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、本院議員安藤覺君外五名の議決を求める件が出ておりますが、これを本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、かつて御協議を願いました補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案が政府から提案になりましたので、この特別委員会を本日の本会議で設置することにいたしますかどうかについてお諮りいたします。設置することに御異議ありませんか。

第22回国会 議院運営委員会 第19号(1955/05/26、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは委員会を開会いたします。  まず議長から報告事項として申し出を受けております事項を申し上げます。愛知県第四区から繰り上げ当選として小林かなえ君が当選をされましたが、小林君は従来議員に出ておられましたから、本会議場では新規の場合しか議長が報告をいたしません。従って、委員会に小林かなえ君が繰り上げ当選で来られたということを御報告するだけでいいのだそうであります。その報告がありましたから、申し上げます。
【次の発言】 次に、ブラジル重工業視察団一行の来訪の件、このうち、団長、上院議員、労働商工大臣ナポレオン・アレンカストロ・ギマランエス氏、この方が三時五十分ごろ本会議場においで……

第22回国会 議院運営委員会 第20号(1955/05/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより委員会を開会いたします。  本日の案件は、海岸砂地地帯農業振興対策審議会委員指名の件、それから飼料需給安定審議会委員指名の件、紫雲丸遭難事件に関する運輸委員会の調査報告の件、緊急上程の件、緊急質問の取扱いの件、本会議において法案の趣旨説明を聴取する件、以上でございます。  逐次お諮りを申し上げます、海岸砂地地帯農業振興対策審議会委員並びに飼料需給安定審議会委員、これは本会議で選挙することになっておるそうでございますが、任期の満了しました委員について、各党とも前の委員を再任しようという申し出が議長の手元にきておりますので、選挙を省略して、それぞれ議長指名に願うことに……

第22回国会 議院運営委員会 第21号(1955/05/31、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議運の委員会を開会いたします。  まずお諮りいたします。本日の日程は、公報に掲載してある通りでありますが、そのほかに、きょうは前会から延期されております紫雲丸遭難事件に関する調査報告を、運輸委員長の原健三郎君から報告していただくことにしてはどうかと思いますが、この点いかがでしょう。
【次の発言】 御異議ないようですから、さように決定いたします。  次に、前回の議運で、日本住宅公団法案と自作農維持創設資金融通法案、この趣旨説明を本会議で聞きまして、各党の質疑を行う、それを本日実施しようということになっておりましたが、あいにく参議院の方が、本日の午後二時ごろから暫定予算の討論……

第22回国会 議院運営委員会 第22号(1955/06/02、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは委員会を開会いたします。  まず第一にお諮りいたしますが、社会労働委員会から、けい肺関係の法律案につきまして公聴会開会の承認要求が出ております。その取扱いについてお諮りいたします、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がありませんから、さように決定いたします。
【次の発言】 次に、日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件が政府から出されております。この取扱いについて御協議願います。
【次の発言】 それでは山本君の御発議のようにお持ち帰りを願いまして、各党の態度を御決定の上、次会にきめるということに御異議ありませんか。

第22回国会 議院運営委員会 第23号(1955/06/04、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより委員会を開会いたします。  本日の本会議におきましては、岩手県第一区から山本猛夫君が繰り上げ当選になりましたので、議長から本会議場において紹介がございます。  次に、日本放送協会経営委員会委員任命の件について先般の委員会でお諮りいたしまして、各党持ち帰って本日決定しようという予定でございましたが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 それでは各党御異議がないことが明確になりました場合には、本日の本会議で議長から諮っていただく、もし何か御支障がありましたら次会に繰り述べる、こういうお含みで御決定願っておきたいと思います。

第22回国会 議院運営委員会 第24号(1955/06/07、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議運の委員会を開会いたします。  山下栄二君外三名提出にかかる一萬田大蔵大臣戒告決議案が提出されておりますが、その取扱いについて、まずお諮りいたします。
【次の発言】 それではお諮りいたします。一萬田大蔵大臣戒告決議案はあと回しにして、予算の緊急上程をして審議を行う、こういう椎熊君の御発言に対して賛成の諸君の挙手を願います。
【次の発言】 賛成多数。従いまして椎熊君御発議のように、大蔵大臣の戒告決議案はあと回しにして、予算案を緊急上程することに決定いたします。
【次の発言】 予算委員会は終ったそうですから、それでは予算の緊急上程をいたしまするについて、その関係事項をお諮り……

第22回国会 議院運営委員会 第25号(1955/06/07、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議院運営委員会を開会いたします。  先刻牧野予算委員長の委員長報告がごらんのような問題になりましたので、牧野予算委員長より委員長辞任の届出がございました。これに対して……。
【次の発言】 それでは本会議において辞任申し入れ許可の件、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございますから、さように決定いたします。
【次の発言】 次に、先刻の予算委員長報告は、中途半端のままであのような状況になりましたので、この中途までいきました委員長報告の取扱いについてお諮りいたしたいと思いますが、中途半端の報告でありますから、全文を議長において取り消しの手続をしていただくことに……

第22回国会 議院運営委員会 第26号(1955/06/09、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは委員会を開会いたします。  前回の委員会にお諮りをいたしました米価審議会委員任命について国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、それと運輸審議会委員任命について同意を求めるの件、この二件については、前回の委員会でお諮りをいたしまして、各党お持ち帰り願った次第でございますが、本日同意をするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に本日の本会議でございますが、公報に掲載してあります通り、日程第一、千九百三十六年の危険薬品の不正取引の防止に関する条約の批准について承認を求めるの件、これは外務委員会から……

第22回国会 議院運営委員会 第27号(1955/06/11、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  積雪寒冷単作地帯振興対策審議会委員、湿田単作地域農業改良促進対策審議会委員、おのおの五名ずつ本院の議員がなっているわけですが、前の方は六月の二十日、あとの方は六月の二十四日にそれぞれ任期が満了いたします。そこで、任期満了に引き続き本院で指名することになりますので、各党どなたか御推薦を願うことになりますが、それを次回の委員会までに、お持ち帰り願って御推薦を願いたいと思うのです。御了承願いたいと思います。
【次の発言】 次に、本日の議事について御相談を申し上げます。本日の公報に掲載してございますように、日程第一より第六まで各委員会から上って……

第22回国会 議院運営委員会 第28号(1955/06/14、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは委員会を開会いたします。  本日の議事は日程公報に掲載してあります通りですが、この日程第一から第十二までのほかに、地方行政委員会から入場譲与税法の一部を改正する法律案が満場一致で上って参りました。それからもう一つは、建設委員会から水防法の一部を改正する法律案が、これまた満場一致で上って参りました。そこで、日程のほかにこの地方行政委員会と建設委員会の二件を緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。  次に、日程第一、第二について一応事務総長から御説明を願います。

第22回国会 議院運営委員会 第29号(1955/06/16、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは開会いたします。  議員請暇の件が出ております。社会党右の松本七郎君から、欧州各国における政治経済状況調査視察のため、六月二十日から本会期中、海外出張したいという請暇の申請が出ております。これを認めるに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、政府から、国家公安委員会委員任命について同意を求めるの件、人は永野重雄君で、青木均一君が六月三十日で任期満了いたしますので、その後任でございます。この件は、お持ち帰りを願いまして、明日の議運で決定するようにいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。

第22回国会 議院運営委員会 第30号(1955/06/17、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは委員会を開会いたします。  まず第一に、昨日の委員会でお諮りをいたしましてお持ち帰りを願いました国家公安委員会委員任命につき同意を求めるの件で、政府から永野重雄君の同意を求めてきておりますが、この件はいかがでございましょうか。
【次の発言】 今ちょうど官房長官が見えられたので、官房長官に申し上げますが、実は国家公安委員会委員の永野重雄君任命同意の件ですが、社会党左派の山本君から御意見がありました。それは、事前に、幾日か前にすでに新聞に発表があった、永野重雄君の履歴までも載せて公表されていた、こういうようねことは、どこから漏れたわからぬけれども、人事の問題について事前に漏れ……

第22回国会 議院運営委員会 第31号(1955/06/21、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは委員会を開会いたします。  前回の委員会で、官房長官に対して、国会の同意を求める各種委員会委員の氏名及び任期の一覧表を出すようにという御要求がございましたので、政府から持って参りましたから、皆さんのお手元に配付いたしました。ごらんを願います。
【次の発言】 そういう境目のものは、若干あるかもしれません。
【次の発言】 なお政府から、更生保護事業審議会委員任命について国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件として、本院議員高橋禎一君、参議院議員宮城タマヨ君、御両君の同意の議決を求めてきております。これはお持ち帰りを願いまして、次回の委員会でおきめ願いたいと思います。……

第22回国会 議院運営委員会 第32号(1955/06/23、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議院運営委員会を開きます。お手元に配付してございます案件の順庁に従いまして御相談願います。第一には、議員星島二郎君から台湾、フィリピン国におけるMRA大会に出席並びに政情視察のため、六月二十二日から本会期中海外出張いたしたいという請暇の申請が出ております。これを認めるに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、前回の委員会にお諮りいたしまして、各党お持ち帰りを願いました更生保護事業審議会委員任命について国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、本院議員高橋禎一君、参議院議員宮城タマヨ君、これに御異……

第22回国会 議院運営委員会 第33号(1955/06/25、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それではこれより議院運営委員会の会議を開きます。  まず第一に、政府から日本国有鉄道経営委員会委員任命について同意を求めるの件が提出されております。佐々木義彦君が昭和三十年五月二十四日任期満了につき再任をいたしたい、村田省藏君を委員の欠員補充にいたしたい、こういう件であります。履歴書が添付してございますからお持ち帰りを願いまして、次回の本委員会で御決定願うようにお願いをいたします。
【次の発言】 次に、参議院回付案の取扱いについてお諮りをいたします。中小企業信用保険法の一部を改正する法律案、これは第八条などの一部分を修正してこられましたが、この修正通り再議決するに御異議ありません……

第22回国会 議院運営委員会 第34号(1955/06/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより委員会を開会いたします。  この際理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。山本幸一君が去る二十三日委員を辞任され、去る二十四日再び本委員に選任されました。その結果、理事が欠員になっておりますので、理事の補欠選任を行いたいと思いますが、先例によりまして委員長において御指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。  理事の補欠には山本幸一君を御指名申し上げます。
【次の発言】 それでは官房長官が見えておりますから、官房長官に対する御質疑があれば順次伺います。

第22回国会 議院運営委員会 第35号(1955/06/29、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議院運営委員会を開きます。  議長から発言を求められております。
【次の発言】 ただいまお聞き及びの通り、議長から、会期延長の可否及びその期間について諮問がございましたので、会期延長の可否、及び期間をどの程度にすべきかについてお諮りをいたします。  なお、私から御報告を申し上げますが、ただいま議長の御発言中にもございましたように、本日午前十時半から常任委員長会議が招集されました。先例によりまして本委員会の委員長でございます不当私が座長の任に当りまして、各常任委員長の意見を伺ったのでありますが、その結果大体総合して申し上げますと、民主党及び自由党出身の各常任委員長各位は、延……

第22回国会 議院運営委員会 第36号(1955/07/01、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議院運営委員会の会議を開きます。  まず第一に、理事の補欠、及び院内の警察及び秩序に関する小委員長補欠選任の件についてお諮りをいたします。一昨日の本委員会で都合によりまして山村新治郎君が委員を辞任いたされましたために、理事一名の欠員、及び院内の警察及び秩序に関する小委員長が欠員になっております。山村君は本委員会の委員に再任をいたしましたので、皆さんにお諮りいたしますが、この欠員の理事及び警察小委員長の選任は委員長におまかせ願いまして、委員長から指名いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、さように決定いた……

第22回国会 議院運営委員会 第37号(1955/07/05、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議院運営委員会を開きます。  まず第一に、前回の本委員会から懸案になっております委員派遣承認申請の件についてお諮りいたします。これは農林水産委員長からの申し出でございます。愛知用水公団法案の審査のため、名古屋市東方平野及び知多半島一帯の農業水利その他の立地条件、愛知用水事業計画並びに本事業に伴う利害関係等に関する現地調査をいたしたい、派遣地域は愛知県、岐阜県、長野県の三県にわたっております。日数は七月七日から五日間派遣をいたしたい、人員は農林水産委員長の申し出では九名でございます。この取扱いについてお諮りいたします。

第22回国会 議院運営委員会 第39号(1955/07/07、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは、議院運営委員会の会議を開きます。  お手元に配付してございます議院運営委員会案件の記載の順序によりまして、御審議を願います。  まず第一に、委員派遣承認申請が三件出てきております。事務総長から一応御説明願います。
【次の発言】 ただいま事務総長から御説明申し上げました委員派遣承認申請の件の取扱いについてお諮りいたします。各件とも、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。
【次の発言】 次に、懲罰動議の取扱いについてお諮りいたします。
【次の発言】 山本君からの懲罰動議は、本日の本会議に付議するようにとい……

第22回国会 議院運営委員会 第40号(1955/07/08、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより議院運営委員会を開きます。  政府から、公正取引委員会委員任命について同意を求めるの件が出てきております。盧野弘君を任期満了に際して再任をいたしたいという申し出でございますが、履歴書をお配りしてございますから、お持ち帰り願いまして、次会に御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 次に、緊急質問の取扱いについてお諮りをいたします。
【次の発言】 いかがでしょう。両論に話が分れておるので、取扱いが非常に困難ですが、できましたら近々のうちに委員会等で十分究明をしていただいて、なおその上で必要性があれば御相談を願うということにして、しばらく保留して、委員会等でとりあえず十分な究……

第22回国会 議院運営委員会 第41号(1955/07/12、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより委員会を開きます。  先日及び本日の理事会において協議をいたしました、せんだっての並木芳雄君のラジオ放送の件につきまして、理事会で大体の結論を得ましたので、後刻並木君から発言があると思います。
【次の発言】 お聞き及びの通りですから、どうぞ皆さん御了承を願います。
【次の発言】 次に公正取引委員会委員任命について政府から同意を求められております。廬野弘君を任期満了につき再任をいたしたい、こういうことでございますが、これを本日の本会議に上程して同意するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございますから、さように決定いたします。

第22回国会 議院運営委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。中曽根康弘君、前田正男君、志村茂治君、松前重義君、以上四名の方から、ジュネーヴにおいて開催される原子力国際会議に参加いたしたいから承認を願いたいとの申請がございます。これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。
【次の発言】 次に、鉄道建設審議会委員の任命について、政府から同意を求める件が出ております。これはお手元に氏名を記載した書面が配付してございますが、履歴書をお持ち帰り願いまして、次回の委員会のときに御決定を願いたいと思います。

第22回国会 議院運営委員会 第45号(1955/07/21、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは、これより議院運営委員会の会議を開きます。  まず第一にお諮りをいたしますが、前回の本委員会で履歴書を配付してお持ち帰りを願いました鉄道建設審議会委員任命について同意を求めるの件であります。これは本日本会議で承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、承認することに決定いたします。
【次の発言】 次に、衆議院事務局職員定員規程の一部改正の件についてお諮りいたします。事務総長から大要御説明願います。
【次の発言】 ただいま事務総長が御説明申し上げましたように、この規程案通り決定するに御異議ありませんか。

第22回国会 議院運営委員会 第46号(1955/07/22、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより議院運営委員会を開きます。  少年院法の一部を改正する法律案が参議院から回付されてきております。この改正要点はわずかなところのようですが、もう皆さん御存じと思いますが、必要がありましたら御説明申し上げます。これは承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めて、との回付案の通り承認するに決しました。
【次の発言】 次に、緊急質問の取扱いについてお諮りいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて懇談にいたします。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは、緊急質問は保留することに御異議ありませんか。

第22回国会 議院運営委員会 第47号(1955/07/25、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより委員会を開きます。  お手元に配付されております案件の順序に従って、まず少年院法の一部を改正する法律案、参議院回付案の取扱いについてお諮りいたします。
【次の発言】 各党それでよろしゅうございますか。――それでは本案は衆議院議決の通り再議決するということに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さように取り計らうことにいたします。
【次の発言】 次に、杉原国務大臣不信任決議案、これを本日上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。  なお、これに関しまして討論の通告がございます。趣旨弁明は社……

第22回国会 議院運営委員会 第48号(1955/07/26、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 それでは議院運営委員会の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております通りでありますが……。
【次の発言】 それでは官房長官が見えておりますから、官房長官に対する質疑をお願いいたします。
【次の発言】 それはあなたの方の希望意見であったというわけですね。それでは官房長官から御説明を願います。
【次の発言】 今椎熊君も言われたように、目下のところこの会期は延長しない方がいい、しかし最終段階として、衆議院が送りつけた法案について参議院がまる半日とか、まる一日とかあればいいというような事情ができた場合、それを含めてもいかぬということは、議院運営委員会としてきめかねるという趣……

第22回国会 議院運営委員会 第50号(1955/07/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより議院運営委員会の会議を開きます。  お手元に配付してございます案件の表の順序によりまして御相談を願います。  畑地農業改良促進対策審議会委員指名の件でありますが、来たる八月十二日に任期満了になる委員がありますので、その補欠選任を本会議できめておかなければならない人事の件であります。これは各党推薦の人事でありますが、一応慎重を期するために、本日はこれをお持ち帰り願いまして、明日の本委員会で御決定願えるようにお願いしたいと思いまます。
【次の発言】 次に、参議院回付案の取扱いについてお諮りいたします。石油資源開発株式会社法案、石油及び可燃性天然ガス資源開発法の一部を改正する法……

第22回国会 議院運営委員会 第51号(1955/07/29、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより委員会を開会いたします。  昨日お諮りをしてお持ち帰りを願いました畑地農業改良促進対策審議会委員指名の件、これはこのまま承認することにして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。
【次の発言】 次に、輸出入取引法の一部を改正する法律案につきまして参議院から回付案がきております。この取扱いについてお諮りいたします。
【次の発言】 社会党の方は……。
【次の発言】 それでは参議院回付案を承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。

第22回国会 議院運営委員会 第52号(1955/07/30、27期、日本民主党)【議会役職】

○中村委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。  まずお諮りいたしますが、現在、法案で委員会の審議を終了してきておりますものは、昨日大蔵委員会の審査を終了いたしました補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律案でございます。これは委員会は全会一致の法案でもありますから、早く参議院に送付した方がよかろうと思います。そこでいかがでしょうか、本日の本会議は、午前中これから一回開きまして、これらの諸案件を解決して、午後適当な時間に、もう二回くらい開かねばならぬことになるのじゃないかと思います。それらの点について御協議願います。
【次の発言】 午前の会議は、満場一致の大蔵委員会の補助金等に係る……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 議院運営委員会 第15号(1956/12/06、27期、自由民主党)

○中村梅吉君 当時、両党の国会対策で話し合いをいたしました際に、会期も議運の御相談で、二十五日ということに話し合いがつきました。その際、社会党の方から、会期は延長しないようにという御意見もありましたので、私どもとしては、当時、衆参両院を通じてすべての議事が平静に取り運ばれるならば、われわれの方としては目下会期延長の意図はありません、こういうお答えをいたしまして、御了承願って参ったのであります。
【次の発言】 スト規制法を委員会付託にするに際しまして、当院の議長のごあっせんがございまして、その当時私どもとしましては、両院の審議日程が確約できるならば委員会付託に応じてもいい、こういう態度をとって、……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 運輸委員会 第23号(1957/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 この第五北川丸の沈没いたしました事件は、非常に遺憾のできごとでございまして、この責任者である船長を検察当局が逮捕して取調べをしておる。これには今まで御意見のありましたように、いろいろ問題の点があると思います。第一に海難審判所の審理が先行すべきであるということも拝聴いたしましたが、問題は、海難の場合には海難のよって生ずる状態が、やはり専門の人でないと明確な判定がつかない。従って海難審判所という専門の機関において、その海難のあり方を明確にする、こういうことが重大なポイントであると思うのであります。従いまして、そういうような原則が今までも打ち立てられてきておると思うのでありますが、本……

第26回国会 外務委員会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 私どもは外国人登録法に基きまして所要の指紋をとっておるのであります。今のお話は、日本政府が公務を帯びて入国するものとして公務員として入国を認めた場合には、国際慣例に基いて外交官並びにそういう公務員に対しては指紋をとっておりませんが、その他の人たちに対してはいかなる国の人に対しても指紋をとっておりますので、従って中共の場合においても、中共から通商代表部の人たちが来るようなことになって、来た場合に、日本政府が公務員としての入国を承認した場合以外は、指紋をとらなければならないのである、こういう趣旨のことを、新聞記者会見のときに質問を受けましたので私答えたのでございます。それが多分その……

第26回国会 外務委員会 第24号(1957/05/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 田中委員からのせっかくの御質疑でございますし、去る四月十九日当委員会における藤井長官の発言が言葉が足らなくて徹底を欠いた点があり、あるいは一問一答の結果、誤解を生じておる向きもあるようでございますから、この機会に私から一応私どもの考え方を釈明申し上げておきたいと思います。  ちょうどその日は菊池委員から、今年の三月ごろ、ジャパン・タイムスに、ソ連や中共からの赤化工作がだんだんひどくなって、昨年、赤化工作のために日本に入った金が七百二十億にもなっておるということである、こういうことがアメリカ大使館から発表されたということになっておるが、こういうことについて調べたことがあるか、こう……

第26回国会 決算委員会 第7号(1957/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 事件の概要は、ただいま淡谷委員御指摘の通りでございますが、この事件は贈賄及び背任等にからんでおる事件でございますので、事件の内容が非常に微妙でございます。すでに公判は百回も開かれまして、検察側としては一応実証段階を終って、これから被告人本人の尋問その他、被告人側の実証段階と、こういうことに審理過程はなっておるのでございますから、その間、その関係帳簿を検察庁で押収をして持っておりますことは、なるほど会計検査院の検査職務の遂行上、非常に支障を来たしておられることと思うのであります。そこで、その後いろいろ協議をいたしまして、検察庁の記録の閲覧室で、一応その記録を出しまして必要な調査を……

第26回国会 決算委員会 第9号(1957/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 捜査中の案件につきましては、いろいろ及ぼす関係もございますから、吉田委員も御存じの通りそう何もかも洗いざらい御説明していいかどうかについては、事件々々によってそれぞれケースが違うと思うのでありますが、ことさらに国会の審議に際して内容を隠蔽するような意図は毛頭持っておりません。むしろ差しつかえのない範囲において事態を明瞭にいたしまして、われわれとしては国政審議に協力すべきである、かように考えております。  なおこの種一件につきましては、法務当局といたしましては、あくまで厳正に世間の疑惑の残らないような捜査完了をすることが任務でございますから、今御指摘にもございましたように、あるい……

第26回国会 決算委員会 第24号(1957/04/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 全購連の事件の概況を説明しろという吉田委員からのお話でありますから、この機会に全購連の事件に関する概略を申し上げたいと思います。  お尋ねの件につきましては現在東京地検におきまして捜査中でございますが、現在まで判明いたしておる捜査の経過並びに事案の概要は大体次の通りであります。この事件は、警視庁捜査第二課において、かねて全国購買農業協同組合連合会経理部主計課員河村秀郎というものが多額の預金を持っており、また芸者を身受けしておるというような事実等を探知いたしまして、内偵中のところ、河村の不正の容疑が濃厚となってきましたので、本年の三月二日河村本人に任意出頭を求めて取り調べましたと……

第26回国会 決算委員会 第36号(1957/05/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 突然のことで、決算委員の方々の氏名も、私どなたとどなたが決行委員であるかはっきりわかりませんから、今の御質問の点はいずれ十分調査をいたしませんと、お答えをいたしかねるのでございます。  なお申し加えますが、かりに調査の結果、決算委員の中にそういう人があるとかないとか結論がはっきりしましても、まだ捜査の過程にある段階でございますから、私どもからそういうことを申し上げることは時期として適当でない、かように実は考えるのであります。  なお仮定の話としてお聞き取り願いたいのでありますが、かりに金銭の授受がありましても、これに犯罪要素があるかないか、政治論と犯罪構成要素とはおのずから異な……

第26回国会 大蔵委員会 第21号(1957/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 実は私就任以来、政府としての責任もありますから、陳情書、あるいは請願書等には署名をしないように秘書官等にもよく言いつけてございます。先刻、春日委員のこういう質問があるという趣旨を事前に同僚の議員から承わりましたので、自分としては署名した記憶も全然ございませんが、それとも秘書官あたりがやっておる事実があるかどうかと思いまして、さっそく秘書官を出先から探して確かめましたところが、大臣就任以来、そういう署名をした覚えが全然ない、こういうことでございました。さらに私は、議員秘書をしております男にも、この事実を確かめましたところが、ガソリン税値上げ反対に署名したのは、昨年の秋ごろそういう……

第26回国会 内閣委員会 第3号(1957/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 かような事態の起きましたことを、まことに遺憾しごくに存じます。これは日米両国の親善関係の上にも障害になるような、国民感情の伴う問題でありますので、今大久保国務大臣が述べましたように、事態の究明を十分にいたしまして、厳正適切な処置を講じたい、かように存じております。
【次の発言】 昨日の新聞に出ておりました記事は、日本の政府並びに政府機関に連絡の上で発表したものでないことは事実でございます。ただそれが報道機関が探訪したのに対して言うたものか、あるいは新聞の記事を見ますと、新聞によってはアメリカ軍の現地部隊の責任者が声明を出したかのようにとれる部分も、確かに私ども新聞を読んで感じた……

第26回国会 内閣委員会 第5号(1957/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 これは結論的には外務大臣が申したことと同一なことになるのでありますが、ただ私は各条文を今の御質問に応じて参照して検討しておったのですが、外交文書はもちろん外務省が解釈するのが一番適切だと思いますけれども、私の見るところによりますと、この行政協定ができました日と岡崎・ラスク会談の交換文書の日とは同時でございます。すなわち一九五二年二月二十八日であります。そこでこの行政協定の文書を見ますと、第二条にこう書いてあります。「この協定の効力発生の日までになお両政府が合意に達していないときは、この協定の第二十六条に定める合同委員会を通じて両政府が締結しなければならない。」ですから同日になぜ……

第26回国会 内閣委員会 第43号(1957/05/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 相馬ケ原事件の裁判管轄の問題につきましては、日本側は非公務中の事件であるとして、日本側に裁判管轄権がある、こういう主張をかねてから堅持して参りました。アメリカ側は期間をかけましていろいろな関係方面と研究協議をされてきたのでありますが、結局するに公務中の事件であるという主張を維持いたしまして、結局その点についての意見の一致点を見なかったわけであります。しかし事件が起りましてから非常に日子も経過をいたしましたので、アメリカ側といたしましても、日本でそういう強い主張をされるならば、裁判権を行使しないでよろしい、日本側の裁判権に服する、こういう結論になりました。従って過程としては相互に……

第26回国会 法務委員会 第1号(1957/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 中村でございます。旧臘石橋内閣の組閣に当りまして、はからずもきわめて微力短才の不肖私が法務大臣の職を汚すことになりました。この重責を果すことについてまことにじくじたるものがあります。どうか一つ法務委員各位の御指導、御鞭撻を賜わりまして大過なくその職責を果したい、かように考えておりますので、よろしくお願いいたします。  法務行政は、御存じの通り、月々年々に目先の変る行政と違いまして、きわめてじみな行政でございます。私といたしましては、前牧野法務大臣のやって参られた法務行政についておおむねその方針を踏襲して進めて参りたい、かように考えております。  ただ、特に私ども考えますのに、き……

第26回国会 法務委員会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 先般委員会の第一回委員会と申しますか先日の委員会でごあいさつをいたしました際に申し述べましたように、私といたしましては、法務行政を担当する上において前牧野大臣の方針を大体において踏襲して参りたいということを申し述べたのでございます。本日さらに委員長から法務行政に関する基本的な所信を述べろという御内意もございましたので、ここに要領をかいつまんで申し述べたいと思います。  御承知の通り、法務省所管の業務は、検察関係を主軸といたしまして、刑務所、少年院等の矯正及び保護関係の業務、登記、戸籍、供託等の法務局関係、それに破防法に基く公安調査関係、出入国管理、民事、刑事等の実体法及び訴訟法……

第26回国会 法務委員会 第3号(1957/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 池田委員御指摘の相馬ケ原における坂井なかさんの射殺事件は、まことに遺憾きわまりないできごとでございまして、私どもも、ただいま池田委員御指摘のお言葉と全く同じような感じを持っておる次第でございます。  なお、本演習場の歴史及び経過等につきましては、私から申し上げますよりは、むしろ政府委員から申し上げた方が詳細であり、かつ的確を期することができると思いますので、政府委員からお答えをいたします。
【次の発言】 お説の通り、だんだんと掘り下げて参りますと、そういう不明確な点が確かにあるように思います。また、聞くところによりますと、その演習場の地元の警察及び検察庁あたりでは、たまを撃って……

第26回国会 法務委員会 第4号(1957/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 こういうふうにお考え願うといいと思うのです。行政協定の第二条によりますと、行政協定の日までになお両国政府が合意に達しないときは、こうあるのです。その日までというのは、その日が入ることだと思うのです。そこで、その岡崎・ラスク交換公文というのはいつかといいますと、行政協定のできた日である一九五二年八月二十八日でございます。同日なんです。同日に交換公文ができて、その交換公文ではどういうことを書いてあるかといいますと、占領中占領軍が使用していた地域及び旅一段は継続して使用するに同意をする、こういう交換公文になっているようですね。そうすると、その交換公文は一九五二年八月二十八日に行われ、……

第26回国会 法務委員会 第5号(1957/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 御指摘のように、抵当証券法が昭和六年施行されまして以来、あまり活用を見ておらないのが現状でございます。私も、お話がございましたので、その施行以来の活用状況等を調べてみますと、昭和六年の八十三件、七年の四十三件、昭和二十九年の七十五件、ここらが大体最高でございまして、年によりまして全然この抵当証券法が活用されていない、ゼロの年も二、三ございます。これはどういうことから来ておるかということをいろいろ検討してみますと、土地にせよ建物にせよ、不動産が証券の面だけで価値を十分に判断することができないのが日本の社会情勢になっておる結果ではないかと思うのであります。また、この土地、建物等の不……

第26回国会 法務委員会 第7号(1957/02/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案について提案の理由を御説明いたします。  現行制度のもとにおきましては、同一の財産に対しては滞納処分と強制執行または競売との手続を重複して行うことは許されないというのが従来の一般の解釈とされておりまして、そういう取扱いになっておりますが、しかしながら、一方の手続が開始されるとその財産について他方の手続が行い得ないということは、いろいろな不合理な結果を生ずる場合があるのであります。すなわち、従来は、滞納処分が先に行われた場合には一般の債権者は滞納処分による差し押えの解除を待って強制執行を始めるほかはないのでありますが、目的たる財産が……

第26回国会 法務委員会 第10号(1957/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 古島さんから非常に詳細な点にわたって御指摘がございました。なるほど、民事訴訟法においてもあるいは国税徴収法においても、一方からすでに差し押えの行われているものについて、他方から差し押えをしてはならぬという禁止の規定もございませんし、一応可能なように見えるのであります。しかし、これが明治以来一方の差し押えのある場合には二重の差し押えができないという解釈をそれぞれとって参りましたのは、結局するのに、それが競合した場合における調整の方法がない、調整規定がどこにも設けられていない、それだからこれはやはりしないのが正しいんだ、こういう解釈に立脚して今日に至っておるものと思うのであります。……

第26回国会 法務委員会 第11号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 ここに表に現われております一般強制競売の件数等から見まして、租税の滞納処分と競合いたしまするような、ちょうど本件の法律の適用を受けまするような事案というのは、明確な比率を出すことは困難でありますが、全体の強制執行に関する手続全体から見ましたら、ごくわずかなものだと考えられますので、現在各地方裁判所に強制執行に関する手続について配置されております裁判所の人員をもってして処理し得るであろうと考えておるのでございます。かような見解に立っておりますが、将来実施した暁におきまして、もしそれがために手続の事務分量が増加等を来たしましたために万一裁判事務に支障がありまする場合には、直ちに考慮……

第26回国会 法務委員会 第12号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 ただいま議題になりました裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律家について、その趣旨を便宜一括して御説明します。  政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の俸給制度の改正を行い、これに伴って給与について必要な調整措置を講ずることとし、会に一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を提出し御審議を仰いでおりますことは、御承知の通りであります。この両法律案は、一般の政府職員の例にならい、裁判官及び検察官の報酬または俸給の額等を改正しようとするものであります。以下簡単に改正の要点を御説明申し上げます。  ……

第26回国会 法務委員会 第13号(1957/03/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 ただいま議題となりました裁判所法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明します。  御承知の通り、日本国憲法の施行とともに、わが国の司法制度は、旧憲法時代とは異なりまして、新しい構想のもとに発足いたしたのであります。特に、最高裁判所は、違憲審査を行う権限を有する終審裁判所とされましたばかりでなく、訴訟手続その他に関する規則の制定及び下級裁判所の裁判官の指名というような重要な権限をも与えられ、旧大審院とはこれらの点において著しく趣きを異にいたしているのでありまして、その重大な職責にかんがみ、最高裁判所は、識見の高い法律の素養のある十五人の裁判官をもって構成されることにな……

第26回国会 法務委員会 第14号(1957/03/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 ただいま政府委員から、この法案を立案するに至るまでの諸般の経過について詳細に御説明を申し上げたのでありますが、御承知の通り現在の最高裁判所の制度が事件の積滞その他の点において非常な行き詰まりを来しておりまして、国会におきましても、数年前からお取り上げになりまして、小委員会等を設けられて種々御検討をいただいておりましたのですが、法務当局といたしましても、法制審議会で、ただいま政府委員から御説明申し上げましたような経過をたどりまして、いろいろな検討を続けて参ったのでございます。  この間いろいろ意見がありまして、ただいまお手元に配付されております資料にも明瞭でございますように、単純……

第26回国会 法務委員会 第15号(1957/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、最近における市町村の廃置分合等に伴いまして、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律に所要の改正を加えようとするものであります。以下簡単に今回の改正の要点を申し上げます。  第一は簡易裁判所の名称の変更であります。すなわち、簡易裁判所の名称で所在地の市町村の名称を冠しておるものは、市町村の廃置分合またはその名称変更に伴い、これを改める必要がありますので、三重県多気郡三瀬谷町の廃止、大台町の設置に伴い、三瀬谷簡易裁判所の名称を大台簡易裁判所に変更し、青森県三本木市……

第26回国会 法務委員会 第16号(1957/03/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 訴訟がはなはだしく遅延をいたしておりまする点は、御指摘のように私も考えております。そこで、現在の最高裁判所における事件の積滞状態でございますが、これは、最高裁判所の裁判官がその道のトップ・レベルの第一流の人をもって当てなければならない性質にかんがみまして、現在の上告の件数等から見まして、私は、人の問題よりはむしろ機構について改善すべきではないか、かように考えるのであります。それと、最高裁判所に上告事件として持ち込まれますものが、ごく高度のものから、ほんとうに訴訟の遅延のみを目的としたものから、いろいろ内容種類が雑多でありますから、この天下第一流の人材をもってこれらのものをことご……

第26回国会 法務委員会 第17号(1957/03/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 御質問の中には、警察担当の大臣からお答えを申した方がよろしいと思います点もございますが、私どもの所管に関することを申し上げます。  実は、この事件につきましては、いろいろ被告からも抗弁が出ております。法務当局といたしましては事件の真相を、たといどういうことがあろうとも、できるだけ明確にすることが法務当局の任務であると心得ております。かような観点から実はすでに御承知のことと思いますが、この事件当時大分県の警備部長をいたしておりました小林という警備部長を検察官から証人に申請いたしまして、この二十五日の公判にこの小林警備部長が証人として取調べを受けることになっております。なお、問題の……

第26回国会 法務委員会 第18号(1957/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 猪俣さん御指摘の通り、学者の間にもいろいろ議論のあるところであります。最高裁判所は、憲法第七十六条の定むるところによりまして、あくまで司法裁判所である、かような見解に立っておる次第であります。そこで、しからば一般事件についてすべて最高裁判所が終審裁判所でなければならないのではないかという議論も出てくるわけでありますが、しかし、私は、憲法第七十六条の、最高裁判所が司法裁判所であるという基本に立ちましても、あらゆる事件全部の終審裁判は最高裁判所でしなければならないと解釈する必要はないと思うのであります。要するに、違憲関係その他判例の統一等につきまして、最も重要な事項について終審裁判……

第26回国会 法務委員会 第19号(1957/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 判事補の職権の特例等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明します。  この法律案は、第一審の充実強化を円滑に行うようにするため、当分の間の措置といたしまして、判事補としての職権の制限を受けないいわゆる職権特例判事補に高等裁判所の判事の職務を行わせることができるようにしようとするものであります。  裁判の適正と迅速をはかり国民の信頼にこたえますためには、何よりも、下級審、ことに第一審を充実強化することが必要であることは、異論のないところと存ずるのであります。御承知の通り、判事補の職権の特例等に関する法律によりまして、判事補ですでに判事補、検察官、弁護士等とし……

第26回国会 法務委員会 第20号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 実は、今朝の朝日新聞に報道されました記事に関連いたしまして私の立場として釈明いたしておきたいと思い、発言を求めた次第でございます。  朝日新聞の記事によりますと、二十七日午後、豊島区椎名町五丁目の西村甲子蔵という人の葬儀に私の花輪が出ておった、――この西村甲子蔵という人は、新聞の記事によると、博徒の幸平一家の子分で、何か博徒仲間の争いから起った事件で殺された人間のようであります。そういう葬儀に法務大臣たる私の花輪が出たことは非常に穏やかでない、こういう趣旨が新聞の記事でございます。実は、昨晩、豊島区の弁護士会の会合がございまして、私もその席へ出るためにちょうどそこへ参りましたら……

第26回国会 法務委員会 第21号(1957/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 御承知の通り、売春防止関係の経費が十分でないという御指摘の点は、私どもも十分でないことを認めざるを得ないのであります。ただ、昭和三十二年四月からの施行と、それから、法務省の所管をいたします刑罰関係の実施は昭和三十三年の四月ということになっておりますので、法務省といたしましては、この刑罰関係を実施いたしまするに必要な研究及び打ち合せの会議をいたしまする等の経費を昭和三十二年度の予算案に計上いたしておる次第でございます。  法務省の関係から先に申しますと、法務省といたしましては、三十三年四月から刑罰関係の部分が施行になりますので、これに備える諸般の準備を目下いたしておるのでございま……

第26回国会 法務委員会 第22号(1957/04/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 ただいまの点についてお答えいたします。  もし最高裁判所が抽象的に、国会で議決をいたしました法律等についてその違法性を判断し、根本的に無効たらしめることができるような解釈をいたしますと、これは結局憲法第四十一条の精神と大きな抵触を来たしてくるのじゃないかと私ども考えるのであります。憲法の四十一条は、国会は国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関であるということを定めておるのでありまして、これは要するに、国会というものの権威を強調し、国会の本質を明記した条文であると思うのでありますが、同時に、人民主権の国家の性質から見ましても、ほんとうに主権者である人民から直接選挙によって選ば……

第26回国会 法務委員会 第25号(1957/04/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村法務大臣 国際海上物品運送法案について提案の理由を御説明いたします。  この法律案は、一九二四年八月二十五日にブラッセルで署名された船荷証券に関するある規則の統一のための国際条約の批准に伴い、これを国内法として立法化しようとするものであります。この条約は、国際的海上運送における船主と荷主との利益を調整するため船荷証券に関する各国法制の統一をはかることを目的とするものでありますが、一九三〇年ベルギーの批准以来、世界主要国の大部分が批准または加入いたしまして、今日では、国際的海上物品運送契約は、おおむねこの条約に基いて締結されている実情にあります。ところが、わが商法は、条約に比べまして、重い……

第26回国会 法務委員会 第26号(1957/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 沖縄の現状は、なるほど領土については日本に潜在主権があると申しながら、そこに日本民族が生活をしておるのでございますから、今御指摘のように、いろいろむずかしい問題が多々あることを、私どももかねがね考えております。人権擁護の問題につきましても、施政権がアメリカ側にある現段階におきましては、かつて牧野法務大臣の時代に、在外の邦人に対しては外交保護権があるのだ、こういうことを言われたことがありますが、なるほど、基本権としてはそういうことは当然あるわけであると思います。しかしながら、それを行使するにつきましては、なかなか容易ならない事情にあると思います。従いまして、両国間の今後の外交関係……

第26回国会 法務委員会 第28号(1957/04/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 法務省関係といたしましては、すでに法務省所管の給与総額の範囲内においてまかない得る程度でございますので、予算には格別影響はございませんから、その旨を申し上げておきます。
【次の発言】 政府といたしましては、ただいま正鬼上最高裁判所事務総長から述べられました趣旨を体しまして、今後裁判官の報酬等に関する法律を改正する機会におきまして十分検訂して参りたいと考えます。

第26回国会 法務委員会 第32号(1957/05/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 お尋ねの点は、政府といたしましてはまだ格別の方針を考えておりません。ただ、最近春季闘争等の形で定期的に反復される現状にかんがみまして、一般の国民の間にも、これによって第三者である国民が迷惑を受けておるこの事態に対処するため、現在のような行政処分以外に方法のない法律制度を改め、ただいま猪俣委員御指摘のように刑事罰の制度を設けるべきではないかというような意向が一部にあるようでございます。政府といたしましては、この点につきまして慎重に研究いたして参りたいと思いますので、現在のところまだそういうような処置についての方針は何らきめておらない次第であります。

第26回国会 法務委員会 第33号(1957/05/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 私どもといたしましては、そのような事件が捜査に着手をされております以上は、あくまで厳正に捜査を遂行いたしましてその結論を得ることを期待いたしておるものであります。  なお、いろいろお話がございましたか、たといどういう新聞記事が出ておるにいたしましても、自民あるいは社会両党の国会関係から政治的圧力等が加わっておる事実は私ども全然ないと思います。少くとも私どもの承知しておる範囲においてはさようなことはございません。なお、こうした事犯を捜査いたしますと、結局金銭の授受等があっても犯罪になるものとならないものといろいろあるかと思いますが、果して、これらの捜査が終了いたしまして適正な時期……

第26回国会 法務委員会 第34号(1957/05/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 今日に至るまで、法務当局並びに裁判所関係といたしましては、法制審議会の審議及び調査立案の過程におきまして、諸外国の立法例等につきましては、できるだけいろいろな資料を収集いたしまして、参考として参っておるつもりでございますが、ただ、ただいま御指摘のように、裁判の制度というのは、法律並びに制度の文章化したものだけを見ても、実態をほんとうに把握することは至難であろうと私どもも存じます。従来、渡航の制約等もございましたので、各国の裁判制度、ことに最高裁判機関の制度並びに運営の実情というようなものについて、親しく海外に渡りまして調査をしておらないのでありますが、私どもといたしましては、こ……

第26回国会 予算委員会 第2号(1957/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 御指摘の通り、裁判がなかなか迅速に参りませんことについては、私どもも憂瞬いたしておるものでございますが、昭和電工の事件が大へん長くかかっております。私どもも実はその点どういう事情で長くかかっておるかを調べてみたのでありますが、この事件は審理の過程を見ますと、大体こういうようなことになっております。起訴が行われましたのが昭和二十三年の十二月でございます。一審判決が二十七年の十月にありましたが、第一審判決に至るまでの公判開廷回数が、総計して二百九十二回に及んでおります。なお、その間取り調べました証人の数が四百七十三人、第二審に移りましたのが昭和二十九年一月からで、現在に及んでおりま……

第26回国会 予算委員会 第4号(1957/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 突然の御質問で失礼しましたが、お答えをいたします。  行政協定に基く刑事特別法第六条を見ますと、「合衆国軍隊の機密を、合衆国軍隊の安全を害すべき用途に供する目的をもって、又は不当な方法で、探知し、又は収集した者は」処罰をする、こういうことに相なっております。
【次の発言】 お答えいたします。  これは明らかに合衆国軍隊の安全を害する目的ということがございます。この目的がなければ、そういう意図をもってやらない者については処罰するということにはなっておりません。なお第二項におきましては「合衆国軍隊の機密.で、通常不当な方法によらなければ探知し、文は収拾することができないようなものを……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 お答えいたします。日本の政府としては、外国人登録制度によりまして、諸外国の外国人すべて同一に指紋の制度をしいておるわけでございますから、かねがね議論もあるようでございますが、かりに中国の通商機関のようなものが日本の国内に設けられた場合に、中国について特別の計らいをするということは、これはとうていできないことであります。もし一国についてのみ特別の取り計らいをするということになりますと、現在の統一ある外国人登録制度というものは遂行できませんから、これだけは私どもとしてはあくまでも貫いて参りたい、かように考えております。  御承知の通り、外交機関及び公務を帯びて入国することを日本政府……

第26回国会 予算委員会 第11号(1957/03/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 お答えいたします。ただいま犯罪の件数の非常に多いことについて御指摘がございましたが一千万件というのは、何か統計の間違いじゃないかと思います。私どもで調べましたところでは、昭和三十一年度中における全国の犯罪件数は大体三百万件でございます。人間にして三百万人になります。この増加傾向を見ますと、三十年に比しまして三十一年が約四十四万人ふえておるのでありますが、このうち一番多くふえておりますのは、交通関係でございまして、道路交通取締法関係の事案が二百一万名に達しておるのでありまして、約四十六万人ほど増加いたしております。その他の犯罪につきましても若干の増加傾向があり、あるいは減少したも……

第26回国会 予算委員会 第12号(1957/03/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 お答えします。選挙の公正を期することの必要でありますことは申すまでもございません。選挙の事前運動の制限、これらにつきましては、かつて選挙法の改正に当りまして、島上委員も熱心に各党の選ばれた小委員として御検討になりまして、その後百九十九条の二あるいは百九十九条の三を設けまして、寄付行為の制限等、立法措置等も十分講じてあるのでありますから、われわれといたしましては、これらの法条に照らしまして、努めて選挙の公正を期するために、事前運動等についても適切な取締りをするように、今後一そうの努力をいたしたいと思います。  なお、川口市で起きました事柄につきましては、法務省の刑事局におきまして……

第26回国会 予算委員会 第14号(1957/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 お答えいたします。お話のように台湾関係、朝鮮半島人関係の人たちは他の外国人とはなるほど歴史は異なっておりますが、終戦後日本の領土から独立をして分離をいたしましたので、従って本質的に外国人であることは御異論がないと思うのであります。かような前提に立ちまして、昭和二十二年に御承知の通り外国人登録令がしかれ、さらに昭和二十七年講和条約の発効の際に、国会の議決を経て外国人登録法が制定されまして、この法律の運用に基いて登録制度をいたしておるのでございますから、多少歴史の上に移動はございましても、外国人登録を実施いたしておりまする以上は、これに対して特殊の例外を設けるということはかえって取……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 お答えいたします。治安対策の強化という言葉が当るかどうかわかりませんが、日ソの国交調整に伴いまして、その他の諸外国との関係も逐次国交が回復されて参りますと、これに伴います為替関係あるいは出入国の関係等が、まさしく増大をいたして参りますので、日本の治安関係につきましては、十分それらの点に留意をいたしまして、十分警戒をして、治安の確保をはかっていくということは当然必要であるかと考えております。
【次の発言】 思想の点につきましては、御承知の通り日本の国は自由主義、民主主義をとっておる国でありますから、それと異なった外国との国交が調整されることは、日本の国際社会に立っていく上において……

第26回国会 予算委員会 第24号(1957/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 御承知の通り、全購連関係の事件は、警視庁及び検察当局相連携をいたしまして、目下捜査中でございますから、その捜査の段階で、われわれがたといある程度承知しておりますことでも、申し上げることは差し控えたいと思っております。ただ新聞紙に、今朝の朝日新聞でありますか、全購連関係の事件に関した記事が出ておったようであります。私も見まして実は驚いたのでありますが、どこからそういう取材をされたのか私どもにもわかりませんし、その内容がどういうものであるか、果して真か疑かも私どもにはよくわかりません。ただ問題は、事件の関係は政治論と違い幸して、同じ金銭の遺贈等がありましても、それが犯罪的性格がある……


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第26回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第1号(1957/06/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 実は、暴力関係の立法措置につきましては、前牧野大臣のころから一つの懸案になりまして、その当時法務当局の専門家の間におきましてはいろいろな検討を重ねて参ったのであります。その当時の大体の考え方といたしましては、現行の刑法等の諸法律に改正を加えるという角度でいろいろ検討いたしましたが、刑法それ自体、目下刑法調査会を作りまして全面的な改正を急いでおる段階でございますので、その一部分に部分的な改正を加えるということが非常に至難であるということ、もう一つは、言われるような事柄は大体現在の警察法規あるいは府県条例等によって解決が可能であろう、問題は、暴力がなかなか絶えないということは、訴訟……

第26回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第2号(1957/07/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 事柄は、国会に議席を持っておる人の名誉に関することでありますと同町に、また若干国会の審議にも関係のある手柄のようでありますから、最も慎重に事件を処理すべきであると思います。従いまして、私どもといたしましては、できるだけ迅速に適正な新論を得るように、問題のあり方を明確にするように関係当局にできるだけ指示をいたしたいと思います。なお、いろ、いろお話によりますと、検察及び警察関係の処置に人権じゅうりんのかどがだいぶあるようなお説も承わりましたが、人権じゅうりんはいやしくもあってはならないことでありますから、今後かようなことのないように十分注意をいたします。  それから、捜査についても……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○中村国務大臣 御指摘の点、私どもも御同様憂慮いたしておるところでございます。現在その立場の人たちで在日いたします人が、台湾関係で八十四名、韓国関係で六十五名おられるわけであります。いろいろこの点については、政府としても配慮いたしておるのでありますが、私の記憶いたしておりますところでは、さきに、これらの人たちの住居の安定、職業を得せしめるというようなことのために、台湾関係、韓国関係別々の財団法人を組織せしめまして、その財団法人に、せんだっても予算委員会で申し上げましたように・それぞれ三百万円ずつ、計六百万円を入れまして、なおその後厚生省所管で、この人たちの生活更生のために約三百万円ほどの経費を……



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データ更新日:2023/02/05

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