金丸信 衆議院議員
33期国会発言一覧

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このページでは金丸信衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

金丸信[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第10号(1973/02/23、33期、自由民主党)【政府役職:建設大臣・近畿圏整備長官・中部圏開発整備長官・首都圏整備委員会委員長】

○国務大臣(金丸信君) お答えいたします。  五カ年計画がネコの目のように目まぐるしく変わるという、これは国民のために非常に迷惑だというような御質問でございましたが、経済伸展が非常に加速度的に進んでおりますので、むしろこの五カ年計画を縮めて改定することが国民のためになる、こういう考えでおるわけでございます。  また、三井不動産の江戸さんの問題につきましては、一月二十二日に東京会館で会合をいたしたわけでございますが、これは恒例の会合でございまして、そのとき線引きの問題が云々されたというお話でございますが、線引きの問題については、その話はありません。私は、この土地の状況のときでありましたから、土地……

第71回国会 衆議院本会議 第11号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職:建設大臣・近畿圏整備長官・中部圏開発整備長官・首都圏整備委員会委員長】

○国務大臣(金丸信君) 第七次道路整備五カ年計画における整備方針といたしましては、幹線道路網の整備のほかに、特に地方の生活圏内の交通幹線網を形成する道路など地方道の整備に重点を置いて実施したいと考えております。  このため、市町村道については都市と農山村とを一体とした整備を行ない、住みよい生活圏の形成をはかるのに必要な日常生活の基盤となる幹線市町村道の整備を強力に進める所存であります。  新五カ年計画の市町村道整備事業費については、現在検討中であるが、その大幅な拡大をはかる所存であります。  なお、第七次五カ年計画の初年度である昭和四十八年度の市町村道事業については五百六億四千五百万円と、前年……

第71回国会 衆議院本会議 第22号(1973/04/05、33期、自由民主党)【政府役職:建設大臣・近畿圏整備長官・中部圏開発整備長官・首都圏整備委員会委員長】

○国務大臣(金丸信君) 御指摘のありましたイギリス交通省から発表の二つのレポートは、都市環境と自動車交通の調和をはかり、また都市内における道路の有効利用をはかるためのすぐれた提案であると私たちは思っておるわけでございまして、この提案に基づきますとともに、これを生かして、建設省はこれを現在取り入れてやっておるわけですが、今後とも十分に検討して全きを期してまいりたい、こう考えております。(拍手)

第71回国会 衆議院本会議 第25号(1973/04/12、33期、自由民主党)【政府役職:建設大臣・近畿圏整備長官・中部圏開発整備長官・首都圏整備委員会委員長】

○国務大臣(金丸信君) 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、わが国においては、全国的な乱開発が進行しており、特に都市地域につきましては、地方の中小都市の地域も含め、生活環境が一そう悪化し、計画的な市街地の開発が著しく阻害されております。このような現状にかんがみ、開発行為の適正化をはかり、良好な都市環境を確保するとともに、大規模ないわゆる面開発事業の施行の円滑化をはかることが強く要請されるに至っております。  このため、開発許可の対象区域の拡大、許可基準の整備等現行の開発許可制度を拡充強化し、また、新たに市街地開発事業等予定区域を創……

第71回国会 衆議院本会議 第28号(1973/04/19、33期、自由民主党)【政府役職:建設大臣・近畿圏整備長官・中部圏開発整備長官・首都圏整備委員会委員長】

○国務大臣(金丸信君) 浦井さんにお答えいたします。  大企業に対する土地の質問でございますが、国民に対し居住環境の良好な住宅用地の供給をはかるため、必要な要件を備えた土地については、地方公共団体等の公的機関において新住宅市街地開発法等の活用によって計画的な開発を行なうよう指導してまいりたいと思います。  この場合、土地の取得については、大企業の保有する土地であろうともいなとも、必要に応じていわゆる収用権を発動いたします。(拍手)
【次の発言】 お答えいたします。  昭和四十八年度における建設省関係事業に伴う地方負担額は一兆一千七百六十四億円と見込まれ、その増加率は三六・五%となっているが、地……

金丸信[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

金丸信[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 建設委員会 第2号(1973/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 このたび、田中内閣の組閣にあたりまして、建設大臣を拝命いたしました金丸信でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  建設行政の基本的な方針について、私の所信を申し述べたいと存じます。  わが国経済の急激な成長と都市化、工業化の進展に伴い、過密、過疎の進行、生活環境の悪化等、国土利用と国民生活をめぐる種々のひずみが顕著になっております。これらの問題に対処し、国土の秩序ある総合開発を行ない、豊かな住みよい国土を建設することが目下の内政最大の課題であると考えます。  建設行政は、国土総合開発の中核的役割りをになうものであり、大いにその推進をはかってまいらねばならぬと存じます。……

第71回国会 建設委員会 第3号(1973/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 遷都論問題につきましては、私は正月元旦、宮中の参賀に参るわけでございますが、そのたびごとに思いますことは、正月元旦は東京からいなかに帰る人もあるでしょうし、あるいは旅行に出る方もありましょうし、あるいは家族ぐるみ東京を離れて正月を過ごす、温泉というようなことも考えられまして、その人口というものは大体三、四百万じゃないかという感じが私はいたすわけでございます。その元旦の朝の状況を見ますと、私は高いところに住んでおるものですから、東京におりましても富士山がその日くっきりと見える。これはまさに空気が非常に清浄化されておる姿だという感じがいたします。また宮城へ参る途中、自動車で参りまし……

第71回国会 建設委員会 第4号(1973/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 北側先生のおっしゃっている問題につきましては線引きという問題もあろうと思いますが、私は、この線引きの問題は各市町村からあるいは県から、それを踏まえまして建設省がこの線引きというものをいたしたわけでありますから、この線引きというものは相当権威あるものでなくてはならない、こう考えておるわけでございます。しかし住宅、宅地等の問題あるいは公共用地等の問題で、公共機関がどうしても必要だ、線引きが調整地域でも必要だという状況ならば、その地域の状況も十分に把握して検討して、慎重にこれを許可すべきものである、こういうように私は考えております。

第71回国会 建設委員会 第5号(1973/03/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま議題となりました住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  住宅金融公庫は、昭和二十五年設立以来国民大衆の住宅建設に必要な資金を融通することにより、国民の住生活の安定と社会福祉の増進に寄与してまいったところでありますが、さらに、良好な居住環境の確保と個人の持ち家取得の負担の軽減をはかることは、現下の急務であります。  この法律案は、以上のような観点から、公庫の業務範囲を拡大するとともに、貸し付け条件の改善等を行なおうとするものであります。  次にその要旨を申し上げます。  まず第一に、公庫の貸し付ける関連利便施設建設……

第71回国会 建設委員会 第7号(1973/03/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま議題になりました道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  過密過疎を解消し、豊かな国土を創造するために、人口、産業の地方分散を進めることは、当面最も重要な課題となっていますが、そのためには、高速自動車国道から市町村道に至るまでの道路網の整備を緊急に進めることが必要不可欠であることは申すまでもありません。  政府としては、現行の道路整備緊急措置法に基づきまして、昭和四十五年度を初年度とする第六次道路整備五カ年計画を策定し、これにより道路整備事業を推進し、今日まで相当の成果をあげてまいりましたことは御承知のとおり……

第71回国会 建設委員会 第8号(1973/03/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 セメントの問題はいま非常な世論の問題でございますが、ことに災害の問題につきましては、出水期までには完全に間に合わせなくてはならぬというところに非常な問題点がある。そこで御指摘の点もあろうと思うわけでございますが、必ず間に合わせるようにいま最善の努力をいたしておるわけでございますけれども、私も、間に合わせますと、ここではっきり答え切れない。それは私がセメントの経営をやっておるわけじゃなし、そういうことでなかなか言いにくいわけですが、懸命な努力をしてその対策に対処していくことだけはお約束できると思います。
【次の発言】 ただいま御指摘がありましたように、公共事業を一時待たしてもやる……

第71回国会 建設委員会 第9号(1973/04/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 御審議を願っている五カ年計画というものはまことに権威あるものだということは当然のことであります。しかし、日本総合開発と申しますか、この時点におきましては、いわゆる都市の再開発あるいは地方の開発、これを並行して、いわゆる格差のない豊かなる地域社会をつくる、過疎をなくするというようなことで、道路というものはその基盤になるということを考えるわけでございます。そういう意味で、先生いま御指摘の東京の、あるいは都会地の道路ということばかりでなくて、市町村道というようなものに力点を入れていくというようなことも考えなければ受け皿ができ上がらないというような考え方、こういうような意味で緊急にこの……

第71回国会 建設委員会 第10号(1973/04/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 その問題につきましては、先般渡辺先生からも強いお話がありまして、私の考え方を申し上げたわけでございますが、長文な判決文でございますから、現在道路局長のところで詳細に検討しております。いま新井先生が大筋はわかっておるじゃないか、こういうお話もあります。確かに大筋は私にもわからぬわけじゃありません。しかし、道路局の立場としては詳細にこれを調査するということが立場であろうと私は思います。その局長の詳細な調査の結果を待ちまして判断をいたしたい。先般お話いたしましたように、私も人の子であります。政治家であります。そういう考え方でこの問題には対処してまいりたい、こういう考えでございます。

第71回国会 建設委員会 第11号(1973/04/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 その内容にもよると思いますが、内容いかんによっては事重大だと私も思います。
【次の発言】 当委員会で局長がお約束したという、そういう問題は、その内容を私はまだ詳細にお聞きしないからわからないわけでございますが、そういう場合、委員会で約束した以上はそれを実行しなければ政治になりません。そういう意味で、この一事をもって万事に通ずるということになったら政治不信で、何の審議もできないということになるわけですから、当然この問題につきましては私の責任において今後速急に解決をいたしたい、こう思います。
【次の発言】 ただいまの先生のお話を承っておれば、まことに委員会を無視した行為だ、こういう……

第71回国会 建設委員会 第12号(1973/04/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま議題となりました公有水面埋立法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。  政府におきましては、近年における社会経済環境の変化にかんがみ、公有水面の適正かつ合理的な利用に資するため、その埋め立ての適正化につとめてまいったところでありますが、特に自然環境の保全、公害の防止、埋め立て地の権利移転または利用の適正化等の見地から、公有水面埋立法の規定が不十分である旨、関係各方面からの指摘もなされているところであります。  現行の公有水面埋立法は、大正十年に制定されて以来、今日まで実質的な改正は一度も行なわれていないため、最近のように、埋め立……

第71回国会 建設委員会 第13号(1973/04/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 本法案の御審議をお願いして以来、本委員会においては熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。  審議中における委員各位の御高見につきましては、今後その趣旨を生かすようつとめるとともに、ただいま議決になりました附帯決議につきましても、その趣旨を十分に体して努力する所存でございます。  ここに、本法案の審議を終わるに際し、委員長をはじめ委員各位の御指導、御協力に対し、深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)

第71回国会 建設委員会 第14号(1973/04/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 地価の高騰は目に余るものがあるということは御指摘のとおりでありまして、これは昨年の金融緩和というものも大きく影響しておるのではないかという感じもいたしますし、一億国民が土地に対して投機的な考えになっているというような考え方も、これは少しオーバーな言い方かもしれませんが、そういうところにも一つの土地の値上げブームをつくっているとも考えられると思います。私は、この地価公示法というものは公共事業を推進する上の一つの規準にもなりますし、あるいは一般国民の目安になるということで、必要であることは言をまたない、このように考えております。

第71回国会 建設委員会 第15号(1973/05/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 お答えいたします。  実は四月十五日に参りまして――かねてから大沢くずれを見たいということで、ちょうど機会がありましたので行ってまいりました。私、大沢くずれを初めて見まして、その下流地帯、潤井川――さいの川原というものはこういうものだという感じがしたわけでありますが、この川の下に富士宮市があるわけですが、もしこれがいま少し大きく洪水でも出たらどうなるんだろう、下に住む人たちの気持ちははかり知れないほどの心配があるだろうという感じがいたしました。また、これをこのままでおくなら、富士山というものは、何百年後であるか千年後であるか知らぬけれども、あの富士の霊峰というものは、谷間ができ……

第71回国会 建設委員会 第16号(1973/05/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま議題となりました屋外広告物法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  屋外広告物行政は、屋外広告物法に基づき、都道府県及び指定都市の事務として条例で定めるところにより行なわれているところでありますが、近年、国民の生活環境に対する関心は急速に高まりつつあり、都市の美観、風致の維持をはかるため、より積極的な行政が要請されるに至っております。  わが国における屋外広告物の規制の実情を顧みますと、屋外広告物の許可件数は年々上昇の一途をたどっている一方、条例に違反した屋外広告物もあとを断たない現状でございます。  このため、これら違反広告物……

第71回国会 建設委員会 第17号(1973/05/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 昨年の暮れの金融の緩和とか、土地の投機的なものに相当走ったというようなことがその原因をなしておるのじゃないかと私は考えております。
【次の発言】 よく、日本列島改造という問題が出たからその後土地の問題が非常にやかましくなってきたのだ、こうおっしゃられる方もおるようでございますが、私は、日本列島改造論と土地の値上がりの問題とは、全然関係のないものであるとは申し上げかねますが、しかしこれがその中心をなしておるものだという考え方は持っておりません。
【次の発言】 ただいま局長からお話がありましたように、水の問題などで、あるいは東京を中心にした埼玉、神奈川、千葉、こういう県でなかなか受……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/06/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 五月三十日の衆議院建設委員会における各委員の発言の御趣旨は総理大臣に十分お伝えいたしました。その際、公営、公団住宅の払い下げに関する五月二十五日の物価対策閣僚協議会における総理大臣の指示の真意は次のようなものであることを確認いたしましたので、御報告をいたします。  「私はかねてから、公営及び公団賃貸住宅について、入居者に払い下げられるものがあれば払い下げるべきではないかと考えていたところ、五月二十五日の物価対策閣僚協議会において、物価問題の討議に関連して、いまの国民一般の不満はマイホームがなかなか手に入らないことに起因しているのではないかとの意見が出され、住宅政策の推進について……

第71回国会 建設委員会 第19号(1973/06/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 人口が都会に集中いたしまして、昭和六十年になると全人口の七割が都会に集中するというようなことになってきておる。あるいは土地の騰貴というようなことから土地の細分化というような問題になってくる。そういうようなことが非常に緑地をなくしておるというのはいなめない事実でありまして、自然環境保全法というような、いろいろの風致地区に対する法律等もあるわけだけれども、たすきには長し帯には短しというような法律で、都会に緑地を残すということができ得ない。緑地のないところに人間の生存はでき得ないということを考えてみますと、河川敷公園にいたしましてもあるいは都市計画公園にいたしましても、あるいは道路の……

第71回国会 建設委員会 第20号(1973/06/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 広大な領土を持っておる日本でありますならば埋め立てをする必要もないわけでございますが、まことに領土の少ない、ことに最近土地という問題が非常にかまびすしくなってきておる状況を見ますと、埋め立てをして、環境を保全する上に非常に阻害をする面もあろうと思います。そういうことについては十分な配慮をしなければならぬけれども、それにも増してやらなければならぬというのが今日の事態であろうと私は認識をしております。
【次の発言】 無過失責任補償の問題につきましてはいろいろ問題があると思います。しかし十分各官庁と連絡をとりまして、その万全を期していきたいと思います。

第71回国会 建設委員会 第21号(1973/06/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 お答えいたします。  公有水面埋立法の法律は、御案内のように大正十年に制定されたもので、かたかなで書いてある法文でございまして、いまの時代からいえばまことに陳腐な法律であると私も思います。私も全面的に改正すべきだという考え方を持つ一人でございますが、これが全面的に改正でき得なかったところには、共管であるということと、いろいろ埋め立て許可権の問題等について合意に至らないという面もありまして、全面改正ができ得ない。そこで私は、この法案については今回の国会に提案することを差し控えようかと考えたわけでございます。しかし、一歩前進だという意味で出したほうがよろしいという考え方を持たれる方……

第71回国会 建設委員会 第22号(1973/06/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 私はその詳細の内容はわかりませんが、先生のおっしゃられている限りにおいては、借りておったほうが得だという感じがいたします。そういうことはまことに当を得ていないというような感じもすることになるわけでございますが、そういう意味でこういうものはできるだけ早い機会に是正すべきである、こう私は思います。
【次の発言】 私は、この法案の改正につきましてはぬるま湯に入っておるようだという形容をいたしたわけでございまして、そのように抜本的でないわけでございます。また公有地の問題につきましての御意見も傾聴に値する意見だと思いますし、土地は国民の共有する領土だという解釈もあると私は思います。そうい……

第71回国会 建設委員会 第23号(1973/06/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 先生のいまのお話は一つの提言だと思います。十分研究さしていただきたいと思います。
【次の発言】 いろいろ先生のお話を承っておったわけでございますが、いま、環境保全という問題あるいは公害防除という問題、これは一番の政治的課題だと思います。そういう意味で、国が環境庁というものをつくったということを考えてみましても、これに準拠して各官庁が協力していくことは当然だと私は考えております。今回の法改正につきまして環境の保全の問題を大きくうたったのもその辺にあると私は考えております。その意味で新全総のあり方も変わってしかるべきだと思っております。

第71回国会 建設委員会 第24号(1973/06/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま議題となりました水源地域対策特別措置法案につきまして、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府におきましては、水資源の開発及び国土の保全をはかるため多目的ダム等の建設をつとに推進してまいったところでありますが、最近における産業の発展、生活水準の向上等に伴い、ダム及び湖沼水位調節施設の建設を一そう促進する必要があります。  しかしながら、ダム及び湖沼水位調節施設の建設は、その周辺地域の生産機能、生活環境等に著しい影響を与え、関係住民の生活水準の維持等に支障を及ぼすおそれもあります。  これに対処するため、従来から、水源地域の整備、関係住民の生活再建等について……

第71回国会 建設委員会 第25号(1973/07/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 当委員会は非常に熱心に各委員の御討議をいただきまして、いままで拒否をいただいたようなことは一度もなかったということは、私がいつも感謝をいたしている次第でございます。

第71回国会 建設委員会 第26号(1973/07/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 筑波学園都市の第三セクターの問題につきましては、私の知る範囲においては入っておることはありませんし、また政府といたしましても、第三セクターの入る余地はない、こう考えております。
【次の発言】 第三セクターの計画がある、申請があるのですが、それは検討中でありまして、商社やそういうものは介在して入ってくるということはない、こう申し上げたわけでございます。
【次の発言】 失礼いたしました。建設省にはその話は来ておりません。茨城県だけの話のようでございます。
【次の発言】 第三セクターの件につきましては、わが省といたしましてはいままでも十分指導してまいったところでありますが、先生の御指……

第71回国会 建設委員会 第27号(1973/07/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいまの、高速道路だけつくればいいということではございませんが、高速道路の問題も、これは必要があってつくることでありますが、住宅問題等につきましては、たびたび申し上げておりますように、用地の取得の問題や、また各公共団体の拒絶反応等があるためになかなかっくれないという問題もあるわけでありまして、先生の御指摘の高速道路だけをつくるというようなことを考えておるわけではございません。
【次の発言】 人間の生命を維持する水というものは大切だと私は思います。そういう意味で、工業用水が先か人間が使う水が先かということになると、まず人間の使う水が先だということは言える、こう私も思います。

第71回国会 建設委員会 第28号(1973/07/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま先生と局長のお話を聞いておったわけでございますが、私も他意がないと思うわけでございますが、他意がないといいましても、法律で出る以上は他意がないとは言っておられない。しかし、事ここまで来ておる現時点におきまして、ひとつ御理解をいただきたいと思うわけでございます。行政の指導等を徹底的にいたしまして、通達等によりまして先生のお考えの趣旨を徹底さしていきたい、こう考えております。
【次の発言】 削るというような問題につきましては、事務当局とすればこれ以上の答弁はできないと私は思うわけでありまして、それ以上の問題につきましては委員会におまかせいたしますから、しかるべく……。

第71回国会 建設委員会 第29号(1973/07/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 表現の自由ということが守られなければならぬことは当然でありますし、先ほど来からお話がありますが、美観という問題も維持しなければならない。そこに調和ある行政が行なわれなければならないと思うわけでございます。いま一、二を限ってのお話がありますので、そういう問題につきましては十分ひとつ検討さしていただきたいと思うわけでございますが、条例の関係でございますから十分検討してみたいと思います。
【次の発言】 ただいまの先生のお話を承りまして、私も、この法律が言論、表現の自由を抑圧するということになっては困るということ、事務当局からこの法案を提出するにつきまして説明を受けながら、その考え方が……

第71回国会 建設委員会 第30号(1973/08/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 憲法二十一条によりまして表現の自由は当然基本的人権である、こういうことでございます。
【次の発言】 国会は最高の権威であります。国民の代表でもあります。そういう意味で、いろいろいままでのやりとりを聞いておりまして、先生のおっしゃられることは私はもっともだ、こう思っております。
【次の発言】 表現の自由、またそれは思想にもつながる。そうして心の中で思っているということでなくて、それを思っていることを自由に表現するという、これが広告物にも当たると思うわけでございますが、私はただいまのお話を承りまして、それは民主主義の基本であろうと考えております。

第71回国会 建設委員会 第31号(1973/08/31、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 今回御提案し、御審議願っております法律につきまして、全き法律でないとおっしゃられる。また私も、この水源地の生活環境が変わり、あるいはその犠牲にならなくちゃならない、こういうような方々に対しては、いままでのあり方につきましてもこれは大いに反省しなくちゃならぬし、今後のまた日本全体の水という問題を考えてみましても、大きく水の要求を迫られておる、そういうことを考えてみますと、ダムをつくらなくちゃならない。しかし、ダムをつくるのにいままでのような考え方でいいのかということになりますと、いままでのような考え方でいったのでは、この水需要にこたえることはできないし、また水没する地域の人たちの……

第71回国会 建設委員会 第32号(1973/09/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま、公共事業を推進する上についての基本的人権というようなことについての御質問のようにとるわけでございますが、ただいまダムの問題が提案されておりますので、その件に関して考え方を申し上げたいと思うわけでございます。  大規模のダムを建設するということは、その周辺の基礎条件に著しい変化を来たすと思うわけでありまして、また関係住民の生活環境が変わってきたり、生活水準が維持できなくなってみたりすることもありますし、また、いままでダムをつくるということによって、その周辺地域、水没される地域の住民というものがその利益の効果を得るというものは少なく、むしろほとんど下流にあるというようなこ……

第71回国会 建設委員会 第33号(1973/09/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ことしは異常渇水で、非常に建設省といたしましてもこの問題につきましては考えさせられるいろいろな問題点があったわけでございます。たとえていえば、香川県が非常に渇水をいたしまして、成田委員長から私に、どうしてくれるのだ、何とか考えてくれというようなことで、いろいろその場面をしのぐような方策は講じたわけでございますが、幸い雨が降っていただきまして、(「天然現象じゃないか」と呼ぶ者あり)天然現象で済んだわけでございますが、そのような問題に遭遇いたしまして、行政の指針として渇水期のあり方というものについては何か考えなければいけない、しっかりしたものを今後つくってまいりたい、こう考えており……

第71回国会 建設委員会 第34号(1973/09/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 首都移転の問題はまことに重大な問題であろうと思いますし、また先生の御質問も前の委員会でもあったわけでございますが、この問題につきましては、国民の合意なくしてやるわけにはいかないということがまず前提であります。そういう意味で、国民の合意という点から一つの動向を見るということで、総理府にお願いをいたしましてそのアンケートをとっていただくということにしたわけでございますが、ただいまそのアンケートが集計中のようであります。早晩その結果が出てくると思うわけでございますが、国会あるいは行政機関あるいは司法、そういうようなものが移転するということになりますと、首都の東京はそのあとどういうこと……

第71回国会 建設委員会 第35号(1973/09/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 今国会において御審議をお願いいたしまして以来、長期間にわたり熱心な御討議をいただきましたことを深く感謝申し上げます。  委員長をはじめ、委員各位の御指導、御協力に対し、心から敬意を表し、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)

第71回国会 建設委員会 第36号(1973/11/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 大手不動産業者、七五%というただいま御指摘のお話は、そのような状況であるわけでございますが、その中には市街化調整区域がほとんどであるというような状況もあるわけでございます。そういうことでございますから、ただいまおっしゃられるように、右から左にこれを宅地に供給することができ得ないというようなこともありますし、また水の問題、あるいは交通の問題等を考えますと、なかなかいますぐということもむずかしい問題がある。あるいは、各地域の公共の団体、各県、市、こういうようなところが拒絶反応を起こしておる。それは相当な負担増というようなことにもなることでありまして、こういう問題も解決しなければなら……

第71回国会 建設委員会 第37号(1973/11/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいまの御質問でございますが、過疎過密を解消することが政治の一つの考え方でなければならないことは当然であります。また、ただいま幾つかの公共事業を列挙されたわけでございますが、この問題等は、埼玉県ということでなくて、東京を中心にした隣接県はほとんどそういうような考え方で、いわば拒否反応を来たしておるというのがきょうの姿であろうと私は思います。公共事業を推進する上においては大きな壁になっておるわけでありまして、公共事業にも協力しようというような考え方を持っておられる住民の方々も、このような状態で進めていくということになれば、熱意というものも相当低下し、また公共事業を推進することも……

第71回国会 建設委員会 第38号(1973/11/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 お答えいたします。  御指摘のように、物不足という時代でありますので、また石油の削減というような問題も相からみまして、資材というものが関連事業に不足していくということも考えられるわけであります。しかし、道路建設に使うセメントあるいは鋼材、これは総需要の上から見ると、セメントが六%程度、鋼材は三%程度ということであるわけでございますが、公共事業でございますから、できるだけ推進して国民のためになるという考え方も持たなくもやならないが、しかし、ただいま御指摘のように、物不足という、また、なおかつ深刻になるというような状況から考えてみますと、この面について格段の配慮をしなくちゃならない……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1973/02/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 交通安全対策の諸施策について、御審議をお願いするにあたり、建設大臣として、建設行政の面から交通安全対策についての所信を申し述べたいと存じます。  御承知のとおり、わが国の産業、経済の急速な発展に伴う自動車輸送需要の増加は、まことに目ざましく、道路整備の必要性はますます高まりつつあります。  このため、政府としては、昭和四十八年度を初年度とする第七次道路整備五カ年計画を策定し、道路事業の推進をはかることといたしておる次第であります。  しかしながら、このような自動車輸送の発達は、反面、交通事故の多発をもたらしており、道路上における交通事故による死傷者は、昭和四十六年以降漸次減少は……

第71回国会 災害対策特別委員会 第9号(1973/07/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま決定になりました決議に対しまして、その趣旨を十分尊重いたしまして至急検討いたしますことをここに申し上げます。

第71回国会 社会労働委員会 第9号(1973/03/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 この災害につきましては、十三名の死者を出したということでまことに遺憾のきわみでございます。建設省も二人の調査員を派遣いたしまして調査をいたしましたわけですが、先生のおっしゃるようなダクトの埋め戻しという問題に手抜かりがあった。この手抜かりが設計上にあったのか、あるいは建設上にあったのか、こういうところに問題があるわけでございますが、そこで私も、しろうとでございますが、この報告を受けて、いま先生のおっしゃるように、この天井の中へもぐって見るわけにはいかなかったのか、あるいは天井をはいで、そこを見るということはできなかったのか、こういう質問をいたしたわけでございますが、それは手抜か……

第71回国会 地方行政委員会 第19号(1973/04/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま局長からお話のありましたように、この問題は十分に私も考えさせられたわけですが、先生の御指摘のように、パリにも、またわれわれの身近にもそういう問題はたくさんあるわけでありまして、そういう地区は残していくべきだというように考えております。十分検討してみたいと思います。
【次の発言】 ブドウと稲と同じと考えておるか、これは見解の相違であろうと私は思います。まあ、宅地の問題で非常な御苦心をかけておるこの問題でございますから、この問題について、稲は永年作物ではない、あるいは、いわゆる施設緑地でもあり得ない、こういうようなことを考えてみますと、まことに先生の御議論を反駁するようでご……

第71回国会 地方行政委員会 第46号(1973/07/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 お答えいたします。  東京拘置所のあとの問題につきましては、東京都が、都市計画で、豊島区の同意を得てここに建設を許可したというようないきさつがあるようでございます。いま先生からいろいろ詳細なお話しを承ったわけでございますが、いま、東京は、緑がだんだん減ってきておる、これを維持する、回復する、これがいまの大きな政治課題であると私は考えます。また、水の問題にいたしましても、あるいは電力の問題にいたしましても、非常に危機を告げておるときでもあるということも現実の姿として出てきておる。こういうことを思いながら、この計画というものが進められておるということでございますが、私は、いろいろな……

第71回国会 内閣委員会 第4号(1973/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま議題となりました建設省設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明いたします。  御承知のように政府におきましては、かねてより筑波研究学園都市の建設を鋭意推進してまいりましたが、昨年五月筑波研究学園都市に建設すべき四十三の試験研究及び教育機関等が閣議決定され早急にこれら機関等の施設の建設を行なうこととされました。  これらのうち建設省が官庁営繕事業として建設を担当する三十六の国の試験研究機関等の施設にかかる膨大な事業量を、短期間に効率的かつ円滑に消化し、早期に事業の完成をはかるためには、本省が直接指揮監督し、一元的にこれらの事業を執行する独立……

第71回国会 内閣委員会 第5号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 私は、この監理官を一人減らすという問題につきまして、まず住宅局長にただしたわけでございます。そうしたところが、ことに今日の住宅事情、住宅公団の仕事の状況等から見ましても、減らすということはどうかという考えも申し上げましたら、実はいま申し上げたような局長の考え方で、だいじょうぶやれるのか、やれる、こういう考えですから、それはよろしいということで、私もそのような考え方に踏み切ったわけでございます。いま局長の話を聞きまして、その辺、まだ私もなれないものですから、どう判断していいかちょっと考えさせられるのですが、あらためてなお答弁をいたしたいと思います。

第71回国会 内閣委員会 第7号(1973/03/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 大出先生のお話承りまして、私も、公の機関であり、また国の助成をいただいておるという会社がこのような姿であるということは、まことに好ましくない姿であるということは認めざるを得ません。そういう上から考えてみまして、十分に監督し指導もしなければならぬ、こう思っております。
【次の発言】 国民の税金を補助金に出しておるということ、普通の法人であれば別であります。そういうところにわれわれは十分な注意をしなければならぬ、御指摘のとおりだと思います。今後十分、私もこの問題につきましては、洗い直しまして監督していきたい、こういうふうに考えております。

第71回国会 内閣委員会 第11号(1973/04/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 いろいろ前段からお話を承っておりまして、筑波学園の建設という問題につきましては、まさに開拓ということでありますから、そこに入っていく人の最初の苦労というものは並たいていのものでなかろうと思うわけでございますが、ここに一つのモデル中核都市をつくろうということでございますから、いわゆる基盤事業というようなものは当然まっ先にやっておくべきだという、こういうことが基本であってしかるべきだと私は考えております。そういう意味で、下水道の問題も、水道の問題も、それに伴う住宅の問題も、順次人が来てからなわをなうようなことであったのでは間に合わない。しかし、開拓ということでございますから、最初の……

第71回国会 内閣委員会 第12号(1973/04/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 私は、今度の筑波研究学園都市の建築の問題につきましては、先生の御指摘されるようなことがあってもならないし、しかしまた、大手だけでやらなければならないところの仕事もあると思います。  実は私は、大臣就任早々に、全国の地建の局長会議がありまして、そのおり、いわゆる建設省の建設の伸びというものが毎年二八%とか三〇%とか伸びる、その伸びと並行して大手はずんと伸びるけれども、いわゆる中小企業はそれに並行して伸びないということがあってはならない。当然、大手が伸びるときは、大手と同じような比率での伸びが中小企業もあってしかるべきだ、こういう考え方を私は強く地建の局長会議に述べたのでございます……

第71回国会 内閣委員会 第24号(1973/05/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 中小メーカーの育成ということは、今日の業界でもやるべき、建設省もまたそれを育成すべき立場であろうと私は考えております。そういう意味で、ことしの建設省の予算が三十何%伸びたという場合に、計算してみたら、大メーカーは三九%どころか四〇%以上も伸びておる。中小メーカーは三〇%にもいかないという現象が出たら育成にもならない。そういう意味で、中小メーカーの育成をしなくちゃいかぬということで、私も大臣就任早々局長会議をやりまして、その自分の考え方を局長に伝達をしたわけでございます。  そういうことですから、公団にいたしましても、あるいは道路公団にしても、十億以上の予算については私に相談に参……

第71回国会 内閣委員会 第25号(1973/06/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 都市再開発という問題は、いまの時点において、人に迷惑をかけるような都市開発はやってはならない。これは建物ばかりではなくて、道路にしてもしかりと思います。公園にしてもしかりだ。すべて人間本位に考えるべきだと私も考えます。
【次の発言】 人事の問題は共管でありますので、そういう問題を合わせまして私は運輸大臣と話し合ってみたい、こう思っております。
【次の発言】 この問題は、御指摘のように参議院で取り上げられたわけでございますが、そのときの状況は、一応そういうものがあるということについては調査しなければならないだろう、昭和四十八年度で調査をする、それでつぶすということになるならば、建……

第71回国会 予算委員会 第14号(1973/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 住宅問題につきましては、土地の問題等も御指摘のとおり至難でありまして、現状幾ぶんおくれておる感はあるわけでございますが、ただしいままでの計画はおおむね進めておるわけでございまして、ただ、この状況がこれでよろしいかということになりますと、考えさせられる点もあるわけでございますが、五カ年計画の実施をまずやらなければならぬと私は考えておるわけでございます。

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 住宅問題のお尋ねと、土地の問題でございますが、宅地の問題が非常に逼迫しておるということが、住宅問題に相当な影響があるということはいわれるわけでありまして、土地の問題をまず解決するということで、政府は閣僚協議会で土地要綱というような案をつくりまして、目下検討中であります。  なお、この住宅問題につきまして、いまの若い人たちが、こんなことではわれわれは働いても希望がない。働いても希望がないということになると、青年に将来への大きな希望を持たせることはできない。青年に希望がないということになったら、将来の日本はどうなるだろうというようなことを考えてみまして、いま住宅五カ年計画があるわけ……

第71回国会 予算委員会 第17号(1973/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 お答えいたします。  土地問題は、現下の政治問題としては一番最大の問題であろうと私も考えておるわけでありまして、先生と全く同じでございます。昨年来金融の緩和というようなこともありまして、企業等が投機的な考え方によって買いあさりをしたということもこの問題点にもなっておると思うわけでございますが、どちらにいたしましても、公共事業を推進するにいたしましても、あるいは住宅問題を解決するにいたしましても、この問題を解決せずして何の解決もできないわけであります。  私は、いつも申し上げるわけでございますが、土地は公共優先であるべきものだという考え方でおるわけでありまして、ただいま大蔵大臣か……

第71回国会 予算委員会 第18号(1973/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいまの質問にお答えいたします。  公営住宅のほうは減ってはおりませんが、公団のほうが減っておるということでございまして、それにつきましては土地問題等がからんでおり、土地取得難ということで、ことに東京周辺の関係がそのような状況でありますので減っておる、やむを得ないという状況に立ち至っておるわけでございます。
【次の発言】 土地問題は、先ほど来からお話のあるようにまことにむずかしい問題でありますが、しかし、住宅を解決するには土地問題を解決しなければならないということで、閣僚協議会等で土地対策要綱等をつくりまして、税制の改正等を含めましてこれに対処していくということでありますが、……

第71回国会 予算委員会 第19号(1973/03/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 福祉国家を建設するということにつきましては、私も先生と考えは同じでありますが、住宅五カ年計画というものがありまして、九百五十万戸のうちその四割、三百八十万戸を公的立場からこれをつくる。それが、民間に依存する率が多いじゃないか、こういうお考えのようだと思うわけでございます。  私は、国家のこの五カ年計画というもので一番考えなければならないのは、いわゆる低所得層というものを考えなければならぬ。そうして廉価な家賃で入れるということを考えなければならない。こういう意味で、この住宅問題については、できるだけ先生のおっしゃられるような方向へ進めてまいることは当然だと思います。しかし、現状に……

第71回国会 予算委員会 第20号(1973/03/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 お答えいたします。  地価公示制度は非常に効果がないというお話でございますが、民間の取引の上におきましても、あるいは公共の取引におきましても非常に役立っておると私は考えておりますが、ただ、まだこれが国民に定着しておらないということと、先生も御指摘のように、税制がいろいろ自治省の関係もあればあるいは大蔵省の関係もある、こういうことでございますから、これを一本にするということは好ましいことでありますし、政府もそれを一本にするということで考えておるわけでございますが、NHKの問題につきましては、これは全く論外でありまして、ことにその取引の関係は、いわゆる入札という関係にあったというこ……

第71回国会 予算委員会 第23号(1973/03/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいまそれは建設省の中で話し合いをいたしておる、検討中というところでございます。
【次の発言】 住宅の問題は、先生の御指摘のとおりでありまして、昔住宅宅地審議会でそのような意見もあったということも聞いておるわけでございますが、それをこの際やるということになりますと、家賃体系というものを抜本的に改正しなければならないという面もあるわけでございます。また、いま先生の御指摘のように、いわゆる住宅金融公庫あたりで助成をしていただいておる、そういう点で、住宅をつくる場合非常に金利が安いというような面もあるわけでございますが、どちらにいたしましてもそういうことを行なうには公的資金をふやさ……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 建設委員会 第1号(1974/12/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 先般の新内閣の発足に伴いまして、はからずも国土庁長官を拝命いたしました金丸信でございます。何とぞよろしくお願いをいたします。  土地問題、過密過疎問題など国土行政の当面いたします課題は、きわめて重大なものばかりであります。私は、国土利用計画法立法の趣旨に沿って適確に施行するほか、国民福祉の向上を目ざして国土行政の推進に誠心誠意当たってまいりたいと存じます。  委員の皆さま方の御指導、御協力を切にお願いいたしまして、私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございます。(拍手)

第74回国会 災害対策特別委員会 第2号(1974/12/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ごあいさつを申し上げます。  このたび、はからずも国土庁長官を拝命いたしました金丸信でございますが、どうぞよろしくお願いをいたします。  今後委員長をはじめ委員の皆さま方の格段なる御指導を仰ぎつつ、国民の生命、身体の安全確保を第一義の目的として、台風、豪雨、地震等各般の災害に関する施策に積極的に取り組む所存であります。何とぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 建設委員会 第1号(1975/02/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 国土行政の基本的な方針について私の所信を申し述べたいと存じます。  戦後三十年、急速な変貌を遂げてきたわが国経済社会は、今日、過密・過疎、環境の悪化、水不足、地価・物価の高騰等の諸問題に直面し、かつまた、世界的な資源・エネルギーの不足、食糧需給の切迫等の厳しい環境のもとにあるのでありまして、この際、新しい理念に立脚した諸施策の展望が望まれているのであります。国土庁の使命は、このような要請にこたえて、国民のすべてが将来にわたり豊かで潤いのある生活を享受できるよう、国土政策の基本を確立するとともに、土地及び水問題の解決を図り、大都市と地方の均衡ある発展整備を進めていくことであると存……

第75回国会 建設委員会 第2号(1975/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま議題となりました奄美群島振興開発特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。  奄美群島につきましては、昭和四十九年六月に新たに策定された奄美群島振興開発計画に基づき、各種の事業を推進する等特別の措置を講ずることにより、その基盤整備と地域の特性に即した産業の振興を図っているところであります。  昨年十一月、一般国道の路線を指定する政令の一部改正により、奄美群島内にも一般国道の路線が指定されることになりましたが、群島内の道路整備の推進を図るためには、奄美群島振興開発計画に基づく事業のうち一般国道の新設、改築または修繕に要する経費……

第75回国会 建設委員会 第3号(1975/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 いま審議官からいろいろ御説明があったわけでございますが、いま先生がおっしゃっておられるように、防災対策というものは一応会議もあり審議もされ、いろいろ準備もされておるけれども、果たしてこれが実行されておるか、こういうことについて私も主管大臣であるけれども、まことにじくじたるものがあるという感じがいたすわけでございます。そういう意味で、人命尊重の上から考えてみましても、この問題については本当に真剣に取り組まなければならないという考え方で今後十分指導してまいりたいと考えております。
【次の発言】 ただいま自治省からもお話があったわけでございますが、自由経済の中でありますので、いま先生……

第75回国会 建設委員会 第4号(1975/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 奄美群島の振興開発につきましては、明るい住みよい地域社会をつくるということが一点であります。第二には、奄美大島の特性を生かした産業の振興を図ること。また第三には、自然を基調とした海洋性レクリエーションの地帯の形成を図ること。この三つを基本としてやるわけでございますが、ただいま先生が仰せになりますように、この開発を進めるにつきましては、あの亜熱帯地帯の特殊性について、環境の破壊のないようなことを十分考えながら進めていかなくてはならぬことは当然だと考えておるわけであります。
【次の発言】 奄美大島が復帰して二十年余になるわけでございますが、その奄美大島の特別措置法等によりいままで努……

第75回国会 建設委員会 第5号(1975/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいまの問題につきましては、長期計画は当然ことしやるべしという考え方で、各省に、たとえば下水道の五カ年計画も改定しなくちゃならぬとか、いろいろあったわけでありますが、この問題はあくまでも調和のとれた、ただ一つだけが突っ走るということでなくて、総合的な調和のとれた計画ということでございまして、五十年度を踊り場にして、五十一年度から六十年度を踏まえて十カ年計画をつくりたい、こういう考え方で、その間、ことしのこの踊り場につきましては十分な配慮をして計画を立てるというようなことで、各省庁にこの計画を立てることをぜひひとつ待ってもらいたいというような考え方で、国土庁は五十一年度から――……

第75回国会 建設委員会 第7号(1975/03/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 地震の問題についてはひとしく国民が心配いたしておるところでありまして、地震、雷、火事、おやじということわざもあるわけであります。そういう中で長期的な防災対策を可及的速やかにやらなくてはならぬ問題があると私は思うわけでありまして、いろいろ関係省庁から御説明があったわけでございますが、長期的な問題については、いま建設省がやっております都市再開発というのは、東白鬚のようなこともこれは一つであろうと思いますが、いま地震予知の問題で連絡会から国民に予知を御報告いたしたわけでございますが、そのとき私にも相談がありました。これはそのままひた隠しに隠しておくべきものかあるいは発表すべきものかと……

第75回国会 建設委員会 第10号(1975/03/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 土地の値上がりという問題は、住宅政策の一番のガンになるところであろうと私は思います。そういう意味で、また国土庁自体といたしましても、土地の騰貴という問題が再び起こるということになれば国土庁存在の意義もないというふうに私は思い詰めておるわけでございますが、そういう意味で、もちろんいま土地は総需要抑制とかあるいは金融引き締め、こういうことによって、また国土利用計画法の施行ということによって鎮静化しておるけれども、国土庁としては神経を非常に細やかに配りまして、実は先般の閣議においても、土地の投機的売買が行われるということについては、融資の面については十分のチェックをしてほしい、抑制を……

第75回国会 建設委員会 第12号(1975/04/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 土地問題は国土庁にとりまして最大の問題でありますし、また、この問題が先生の心配のような向きに進むとすれば、国土庁の存在の意義というものはない。あくまでもこの土地問題については重大な関心を持っておることを御了解願いたいと思います。

第75回国会 建設委員会 第14号(1975/05/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま国土庁の土地局長と先生との話し合いの中にもいろいろお話が出たわけでございますが、そのように国土庁といたしましても非常な配慮をいたしておるわけでございますが、土地の問題につきましては、いわゆる限られた資源でありますから、これを適正に利用することは当然でありますし、そのためには、投機的な土地取引等につきましてはこれを抑制して、そうして国民生活の安定を図るという方向を考えなければならないことは当然であると思うわけであります。そういう意味で先般国土利用計画法という法律を先生方のお力によってつくっていただいた。私はこの法律の効果というものは、今日の土地の鎮静をいたしておる最大の要……

第75回国会 建設委員会 第22号(1975/06/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 建設大臣と同じ考えであります。
【次の発言】 先ほど来からいるいろお話を承っておりまして、いろいろ理屈から言えば、井上先生、また御質問の要旨もまさにそのとおりだと私も思うのですが、世の中に、背に腹はかえられないとか、ないそでは振れないとか、そういう言葉もあることですから、理屈だけでは解決はつかないという問題もある。しかし、私は仮谷建設大臣と同じ考え方であって、このままこれを放置しておくわけにはいかない。このまま凍結しておくわけにはいかない。そういう意味で、できるだけいまあなたのおっしゃられるような考え方で最大の努力をしたいというのが私の考え方であります。

第75回国会 建設委員会 第24号(1975/07/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 この国会の閉会に当たりまして、国土庁の提案いたしました法案につきまして、まことに適切な御指導の中で、また指針も賜りまして、心から感謝を申し上げているわけでありますが、皆様方の指針の心を心として、今後十分踏まえながら、国土行政を推進してまいりたいと思います。  天野委員長初め委員各位の格別の御後援を賜りましたことを、この機会に厚くお礼を申し上げまして、お礼のごあいさつにかえる次第でございます。ありがとうございました。(拍手)

第75回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1975/05/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま署名の問題が出たわけでございますが、閣僚として署名をしたということについては、まことに軽率であったと私は深く反省をいたしておるわけでございますが、その真意はどうだという御質問につきましては、実は私も閣僚でありますし、また閣議でサインもいたして、署名もいたしておるわけでございますから、そのとき、私も閣僚だからだめだと言ったわけですが、これは党に、いわゆる線引きの問題があることで、これは慎重にやってくれないかという話だからと言うから、ああそうか――実はその前文に書いてあるいろいろな問題があったようでありますが、私はその問題は全然見ずに、慎重にということで党の方へ出すのだから……

第75回国会 災害対策特別委員会 第2号(1975/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 昭和五十年度防災関係予算の概要について御説明申し上げます。  わが国は、台風、豪雨、豪雪、地震等による災害を受けやすい自然的条件に置かれており、経済社会の発展に伴う危険物の増加等と相まって災害はますます多様化し、時代の推移に即応した災害対策を推進することが、一段と強く要請されているところであります。  このため、政府といたしましては、防災基本計画において、防災に関する科学技術の研究の推進、災害予防の強化、国土保全の促進並びに災害応急対策及び災害復興の迅速適切化の諸点に重点を置いて防災に関する施策を推進することとしておりますが、昭和五十年度におきましては、この基本方針に基づき、次……

第75回国会 災害対策特別委員会 第5号(1975/05/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 国土庁設立の目的は、過疎過密をなくして、また所得の格差もなくして、豊かな均衡のとれた地域社会をつくるということが、まず第一の要点であろうと私は思うわけであります。また、それが政治の一つの大きな理想であり、目標であってもしかるべきだ。  そういう考え方の中で東京のこの過密都市を見ますと、ただいま先生がおっしゃられる地震というような問題が出てまいりまして、その後に続く第二次的な火災が起きたというようなことになりますと、この過密都市の結果、東京で人命の損傷というものがどのぐらい起きるだろうかということを考えなければならぬ。大正十二年のときの状況と比べてみますと、高速自動車道路ができ、……

第75回国会 災害対策特別委員会 第8号(1975/08/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 このたびの豪雨によりまして青森県あるいは山形県、秋田県、また青森、山形におきましては、とうとい人命が二十七名も亡くなられて、まことに哀悼の意を表しますとともに、御冥福をお祈りいたしたいと思います。また、この豪雨によりまして非常な迷惑をこうむり、罹災した県民の皆さんに心からお見舞いを申し上げるわけでございます。  ただいま川俣先生からお話ありましたように、国土庁は国土を守り、国民の生命の安全を考えるということが国土行政の中心でなければならぬと、こう思っておるわけでありまして、そういう意味から申し、また国土防衛という立場から言いましても、治山治水というものをおろそかにするということ……

第75回国会 農林水産委員会 第13号(1975/03/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 本法律案の提出に当たり、議員各位の御努力に深く敬意を表するものであります。  政府といたしましては、山村の状況にかんがみ、本法律案についてはやむを得ないものと考えております。御可決されました暁には、その御趣旨を体して適正な運用に努め、山村振興に一層の充実を期してまいる所存であります。

第75回国会 予算委員会 第8号(1975/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 金融引き締め、あるいは土地税制の改善、国土利用計画法実施というようなことで、土地の鎮静というものが行なわれておるということにつきましては、議員立法でこの計画法が実施されたわけでございますが、まことに議会政治の姿としても喜ばしい結果だったと私は思うのです。このまま置いて今後土地の安定化をはかれるかという御質問でございますが、十分な警戒はしなければならないことは当然でありますし、金融緩和の場合は、不急不要のものについては、資金の導入というような問題についてはこれを排除して、そしてまた、この国土利用計画法を的確に利用して、その上に投機的な土地売買というものは排除しながら公的介入を強く……

第75回国会 予算委員会 第11号(1975/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 公有地は公共のために優先すべきであると思いますし、また、国土は均衡ある利用ということは当然、だと思います。  ただいまお話を承っておりまして感じたわけでございますが、国土庁といたしましても、これから計画もいろいろ立てなくちゃならない、そういう意味から考えてみまして、十分検討していきたいと思うのですが、まあ国有地につきましては、それぞれの行政官庁あるいは公共団体、また普通国有財産については大蔵省等が管理いたしておるわけですが、ただいまの利用目的というような問題、計画的な問題、こういう問題についても、ことに住宅問題等があるわけでございますから、積極的に、そういう問題についても、建設……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/02/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 土地という問題は非常に関心の深い、また国民的にも宅地の問題、住宅の問題等、関係があることでありまして、最近の土地価格等を考えてみますと、鎮静をしてまいりました。それは、これに対する金融の引き締めというようなものあり、また昨年の六月ですか、国会におきまして国土利用計画法という法律が策定された。これは議員立法で行われたわけでございますが、あの時点であのような法律が出たということについて、いろいろの御批判もあるわけでございますが、共産党を抜いて各党一致してこの計画法ができたということは、土地の価格の鎮静を図ったことにおいてはまことに意義があったと、私は大きく評価をいたしておるわけでご……

第75回国会 予算委員会 第14号(1975/02/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 土地というものは、福祉、公益優先というような考え方、また狭隘な日本の国土というものを考えてみますと、まことにとうとい資源であります。そういう意味で、この土地に対して、昨年、国土利用計画法というようなものができたわけでありますが、土地は買えば上がるというような考え方も、これは今後是正していかなくちゃならぬけれども、特別な商品であって、私はたびたび申し上げるわけでありますが、国土は国民の保有する領土だというような考え方で対処していかなければならぬだろうと考えておるわけであります。

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま食糧の問題も出たわけでございますが、限られた国土でございますから、これを有効に利用することは当然でありますし、また過疎地帯の問題につきましても、これは国土庁の所管であるわけでございますが、いわゆる国土庁の誕生したゆえんは、都会も地方も均衡のある地域社会、そして豊かな所得の格差のない地域社会をつくるということが国土庁誕生のゆえんだろうと私は考えておるわけでございます。  そういう意味で、ただいまの農地の問題等につきましても、食糧問題は当然民生の安定の上からも考えなければならぬ重大な問題でありますし、世界的にも食糧は非常に逼迫していることでございますから、この食糧問題と土地……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 建設委員会 第1号(1975/11/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 井上先生にひとつ私の方から伺いたいのですが、先生は三本の橋をつくることが当然だというお考えですか。――そういう話を承れればなお気を安くして御答弁を申し上げられるわけでございますが、三大臣で決定した当面という言葉が非常に意味深長なものを含んでおると私は思います。第二次新全総の中にこの計画は入っておるわけでありますが、経済成長がこのような状況でありますので、この三本をやるということについてはひとつ考え直そうじゃないかという考え方で見直しを、これはひとつ本四架橋の問題ばかりではなくてすべての計画を見直そう――企画庁の長官は白紙にしようとこういう話もあったのですが、私は白紙ということは……

第76回国会 建設委員会 第6号(1975/12/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 いまおっしゃられることは私にもよくわかる。問題は手順の問題だと私は思いますよ。手順を逆にやっているところに拒否反応も出てくる。だから、やり方によっては拒否反応なしにスムーズに話し合いが進んでいくというのに、逆のようなことをやっているから話が進まないのだ、全く私もそう思います。そういう意味で、御提案の御意見は十分尊重して、ひとつそういうような方向で今後進めてまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 私は事業目的というものは、会社は会社で定款がありますから、会社の定款に書いてあるその内容を見なければわからぬけれども、しかし、たとえて言えば交通公社とかその他航空会社とかいろいろ……

第76回国会 建設委員会 第7号(1975/12/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 新たな住宅五カ年構想というものは、当然宅地の供給を確保するということが必要であることは言を待たないわけでありますが、国土庁といたしましては、国土利用計画法による土地取引規制を適確に運用して、宅地供給に当たっては価格の適正化を図ってまいりたい。また、国土利用計画及び土地利用基本計画の策定を通じまして、国と地方公共団体の間に人口の配置について合意を確立してまいりたい。その上で遊休土地制度の活用等による未利用地の利用の促進をし、また関連公共施設整備のための財源など宅地開発を促進するための財政措置、また税制等総合的な対策を講ずる必要があると考えております。

第76回国会 災害対策特別委員会 第5号(1975/12/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ゴルフ場の問題につきまして、先般千葉県の工事現場で埋められて亡くなられた方々が八名あるわけです。まことにお気の毒で、こういう問題をたびたび繰り返すということは、これは政治にならないということでありますから、たとえば川俣先生がおっしゃられるように、未然に防止することを考えなくてはならない。いままでは県の条例とか要綱等でいたしておるというのが現状の姿だと思います。しかし、国土庁といたしましては、農林地とかあるいは歴史的な景観、土地、こういうものをゴルフ場にするようなときは、その状況を判断して、この申請のある中でいろいろチェックするというようなこともやっておるわけでありますし、あるい……

第76回国会 予算委員会 第7号(1975/10/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま福田副総理からお話がありましたので、多くを申し上げる必要はないと思いますが、新全総をつくるに当たりましては、このような高度成長から低成長といいますか安定成長というこの時点においては、高度成長の中で高密度の人口集中というような経済社会をつくり上げたということでありますから、水とかあるいは土地とか、いわゆる国土資源というようなものの有限性というものを踏まえながら、環境保全というようなものを配慮しながら、ただいま副総理からもお話がありましたような、生活を中心にしたような考え方で、この究極の目的をそのような点においてつくってまいりたい。なお、概案につきましては、できれば本年末に……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/10/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 九月上旬の北海道の豪雨につきまして、八月上旬あるいは五号、六号の台風と一緒に一括激甚災の指定をしようという考え方で検討をいたしましたが、気象状況が北海道の九月上旬の状況は違うというようなことで、やむを得ず指定から漏れたわけでございますが、しかし、財政的にも、あるいは金融的な面につきましても、漏れたところは局地激甚災の指定とか、あるいはそれから漏れたものにつきましても金融財政措置を十分にしていただきたいということを、閣議でも私は要請いたしたわけでありますし、また、その地方からの陳情も切なるものがありましたから、ぜひひとつ、いろいろ困る問題につきましては国土庁が窓口になって皆さんの……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 建設委員会 第2号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 国土行政の当面する課題とそれに対する基本的な考え方について私の所信を述べたいと存じます。  わが国の経済社会は、かつての高度成長を支えてきた諸条件を、国内的にも国際的にももはや期待できない段階に来ております。また、高度成長の過程で生じてきた各種の経済社会問題を顧みますと、国民生活の面においても、その量的な拡大から質的な充実に重点を転換すべき時期に至っていると考えられます。一方、わが国国土の現状を見ますと、三十七万平方キロメートル余の狭い国土に現に一億を超える人口を擁し、過密過疎、環境の悪化、住宅難、水の不足等の各種の困難な問題を抱えており、しかも、今後、安定成長路線を進めるとし……

第77回国会 建設委員会 第3号(1976/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 新しく見直す第三次全総につきましては、人間の環境の計画的な整備をするということが主眼でなくちゃならない。そういう中で都市集中のいままでの傾向を、いわゆる均衡ある地域社会をつくるということでございますから、先生のおっしゃられるように地域の受け皿というものをしっかりつくらなくちゃならぬ。その地域の受け皿をつくるためには、働く場所もなくちゃならない、あるいはただ働く場所ばかりでなくて、あるいは住む家ばかりでなくて、あるいは道路ばかりでなくて、その中にいわゆる文化的な考え方も持たなくちゃならぬだろう、そういうようなことで、また住民参加の問題等につきましては三全総をつくるにつきまして十分……

第77回国会 建設委員会 第8号(1976/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 立川の米軍基地につきまして、来年の三月あるいはそれに近い状況の中で返還されるということになりまして、この土地については、いわゆる分割していろいろの場面に利用されるということについてはこれは考えなくちゃならぬ。これは御案内のように、国有地ともとの立川飛行機の持っている私有地とあるわけでございますが、これにまあ大きく網をかけて、一括、考え方を一つにして、公園もこれはしかり、あるいは第二副都心のような考え方で考える方も方法であるかもしらぬし、いろいろそういう面につきましていま検討いたしておるわけでございますが、どちらにいたしましても、地元の意向も十分くみ、また地元の考え方もくみ入れて……

第77回国会 建設委員会 第10号(1976/05/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 今回の国会におきまして、国土行政につきましては熱心な御討議をいただきまして、非常に感謝をいたしておるわけでございますが、今後、先生方の御質問、その内容につきまして、十分それを心して国土行政の全きを期してまいりたい。また、今後とも何かと御指導、御鞭撻をいただきまして、しっかりした国土行政を進めてまいりたいと考えておるわけでありますが、委員長初め委員各位、本当にいろいろの御指導、心から厚くお礼申し上げまして、お礼のごあいさつにかえる次第であります。ありがとうございました。(拍手)

第77回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/02/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 ただいま高鳥委員のお話を承っておりまして、私も豪雪地帯というところに生まれたではなし、また豪雪というものをこの目で、このはだでまだ感じたことはないわけでありまして、一度その豪雪地帯を視察したいという考え方を持っておりますが、豪雪というお話につきましては、まさに災害だと私は思います。しかし、いま御案内のように私の県は、雪がたくさん降りましても五十センチ程度、きょうこのごろのように干ばつのときは、この冬のことですから、雨が降ってほしいと願うどころでなくて雪でも降ってほしいというような考え方を持っておるところを見れば、五十センチ程度のものは、これは災害でなく、むしろ農民から言えば農作……

第77回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 国土庁でただいま全国総合開発計画というものを、見直しという意味で第三次新全総を作成いたしておるわけでありますが、その基本方針は、入間居住の環境を計画整備するということでありまして、まず人命の尊重ということを主体に、人間本位に考えなければならぬということでありました。高度成長から低速の時代に変わってくるという事態、あるいは物の有限というような立場から考えてみまして、先ほどからの御質問に対しまして、私は、地震の問題にいたしましてもあるいはいろいろの人身事故等の問題につきましても、未然にこれを防止するような方途を講ずることは当然であります。ことしの予算も、そういう意味では、見方によれ……

第77回国会 予算委員会 第3号(1976/01/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 四国架橋の問題につきましては、一ルートということが当面の問題でありまして、あとの二地域につきましては地域開発ということで考えておるということで、問題は将来二十年、三十年先に、そのときの日本の状況がこれをつくるにふさわしい経済状態であれば、そのときの夢まで摘む必要はないんじゃないかというような考え方で、一ルートということが当面の考え方であります。
【次の発言】 一ルートにつきましてはそういう考え方をいま申し上げたわけでありますが、あとの二つの地域につきましては、その状況により、地域の開発ですから、島と島をつなぐことによってメリットがある、こういう考え方でございます。

第77回国会 予算委員会 第22号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 私もその新聞は見せていただいたわけでございますが、土地の問題につきましては、先生と一緒に国土利用計画法という法律をつくるというようなことで苦労しました。その苦労というものは、当時一億国民が、すべてと言わないけれども、土地を買えば、転がせばもうかるというような考え方から土地が騰貴をいたしたわけでありまして、その最大のものは不動産屋だとか大手企業というようなことになっておったわけでございますが、われわれは、この問題につきましては厳正な、それを簡単に受け入れるなんという考え方は毛頭持っておらないことを十分御理解をいただきたいと思うわけであります。

第77回国会 予算委員会 第24号(1976/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 全国計画の素案におきましては、国土利用計画法の趣旨にのっとりまして、国土の利用に当たっては、公害の防止に十分配意しなければならないことを基本方針として明確にしております。具体的には、過密地域における工場の立地抑制及び移転を促進し、住工混在地区の解消、緩衝緑地の設置等を推進すること、道路等の交通施設について緑化地帯の設置、住宅の移転などの周辺対策等を推進すること、開発行為等について環境影響評価を実施するなどにより土地利用の適正化を図ること、大規模な土地利用の転換についてはその影響が広範であるため、周辺地域をも含めて事前に十分な調査を行い、国土の保全、環境の保全等を図りつつ適正な土……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会運輸委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 従来も環境保全というようなことに留意はいたしておったようでございますが、いまの現時点においてはより以上に環境保全、災害等の問題につきましては十分な施策をもって臨まなければならないと私は思うわけでありまして、瀬戸内海が死の海だといわれるのもその辺にあるんじゃないか。そういう意味で不要不急の埋め立てにつきましては、極力これは抑制していくべきである、私はそのように考えております。
【次の発言】 この法案につきまして抜本的に改正すべきであるという御指摘でございますが、私もそのように思います。それができなかったというところに問題があるわけでございまして、いま建設省一つのものでなくて共管で……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1973/03/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 昭和四十八年度建設省関係予算の大綱を御説明申し上げます。  建設省関係の昭和四十八年度歳入歳出予算について、その概要を御説明いたします。  まず、建設省所管の一般会計歳入歳出予算は、歳入に八十九億八千七百余万円、歳出に一兆七千六百四十五億二千八百余万円をそれぞれ予定いたしております。  このほか、歳出について、総理府の所管予算として計上されているもので、建設省に移しかえを予定される経費がありますので、これを合わせると、昭和四十八年度の建設省関係歳出予算は二兆百十九億三千二百余万円となり、前年度補正後の予算に比べ、一千百五十二億五千七百余万円の増加となっております。  なお、この……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1973/03/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 国土開発幹線自動車道、全線約七千六百キロについては、昭和六十年の全線供用の当初計画を繰り上げて達成するよう建設を促進する考えでおります。このため、昭和四十八年度を初年度とする第七次道路整備五カ年計画において、昭和五十二年度までに既供用路線九百七十八キロメートルを含めて、三千百キロメートルの供用をはかる所存であります。なお、昭和四十八年度においては、新たに約三百七十キロメートルを供用する計画でございます。
【次の発言】 橋はつくったが、それに伴う高速道路ができ上がっておらない。口のほうはでき上がったが肛門のほうはうまくいってないということ、あるいは途中の食道も狭いということではス……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1973/03/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 私もただいまのそのお話を承りまして、非常に御同情も申し上げるわけでありますし、徳川以来長年の政治のひずみの下にあえいでおった人たちのその心境もわからぬわけではありません。そこで、今回大きな災害にあいましたので、災害の問題につきましてはこれは三年で必ず復旧するということでございますが、しかしそれだけでは満足できないわけでございます。護岸の問題や築堤の問題その他いろいろあるわけでございますが、事務当局とよく詰めまして、できるだけ御期待に沿えるようにひとついたしてまいりたいと思うわけでございます。予算も限界がありますが、重点的にひとつ考えてみたい、こう考えております。


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1975/02/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 総理府所管のうち、国土庁の昭和五十年度一般会計歳出予算についてその概要を御説明いたします。  国土庁の一般会計歳出予算は、千九十七億余万円を予定しておりまして、前年度(補正後)予算に比べ三十四億百余万円の増加となっております。国土庁といたしましては、以上の予算によりまして、国民のすべてが将来にわたり豊かで潤いのある生活を享受できるよう、国土政策の基本を確立するとともに、現下の緊急課題である土地及び水問題の解決を図り、大都市と地方の均衡ある発展整備を進めるための施策を推進する所存であります。  国土庁予算の重点施策の概要につきましては、お手元に配付してあります昭和五十年度国土庁予……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1976/04/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○金丸国務大臣 総理府所管のうち、国土庁の昭和五十一年度一般会計歳出予算について、その概要を御説明いたします。  国土庁の一般会計歳出予算は千三百五十六億六千百余万円を予定しておりまして、前年度(補正後)予算に比べ七十三億四千六百余万円の増加となっております。  国土庁といたしましては、以上の予算によりまして、国民のすべてが将来にわたり豊かで住みよい生活を享受できるよう、国土政策の基本を確立するとともに、それに基づいて、土地及び水資源問題に対する施策、大都市圏の整備と地方の振興等国土に関する行政を総合的、計画的に推進する所存であります。  国土庁予算の重点施策の概要につきましては、お手元に配付……



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データ更新日:2023/02/05

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