このページでは島崎譲衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○嶋崎譲君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案された国立学校設置法等の一部を改正する法律案に強く反対する立場から、総理並びに関係閣僚に対し、質疑を行なわせていただきます。(拍手) 法案は二つの部分から構成されています。一つは旭川医科大学の設置、山形、愛媛大学の医学部増設など、国立学校設置法の一部を改正すれば事足りるものと、いま一つは、新筑波大学の創設を通じて、国立学校設置法、学校教育法、教育公務員特例法など、三つの法律を相互に関連づけて改正し、これを契機に国家権力の手によって、学問の自由、大学の自治を侵すおそれのある大学管理政策を方向づけようとするもの、この二つであります。つまり、異質な……
○嶋崎委員 私、科学技術委員会に所属しまして、これからいろいろ質疑をさしていただいたり、いろいろわからないことばかりでございますから、たくさんの先輩のお教えやお知恵をおかりしまして、いろいろ勉強さしていただきたいと思います。 きょうは、先般、科学技術庁長官の七十一国会にあたりましての所信の表明がございましたので、この所信の表明に関連して、いろいろお教えを願いたいし、また、お聞きしたいことを申し上げたいと思います。 何さま自然科学の問題に関しては全くのしろうとでありまして、いまから、たいへんな日本の科学技術振興について、自然科学的な知識の勉強をしながら、委員としての仕事をさしていただかなけれ……
○嶋崎委員 前回の委員会から少し時間がたっていますが、最近全国的に原発反対運動とでもいいましょうか、そういうものが全国的に広がっている現状にあると思いますが、その原因についてどうお考えか、御説明願いたい。
【次の発言】 第一にあげられた安全性の問題というのは、本委員会でも今後重視していかなければならない一番の当面の課題だと思いますが、最近全国的にも、たとえば伊方の一号炉だとか、東海の二号炉だとか、静岡の浜岡の二号炉だとか、福島の第二発電の一号炉だとか、そういうところで公聴会の要求が出ておりますが、これに対してどう対処されるか、御説明願いたいと思います。
○嶋崎委員 先週は毎日新聞でしたが、今週は朝日新聞で少し御質疑をお願いしたいと思います。
朝日新聞の三月三十一日号に、東海村の核燃料再処理工場から大気中や海中に放出される放射能廃棄物をゼロにするよう、技術開発に全力を尽くし、昭和五十年の同工場運営開始までに間に合わせたい、という趣旨のことが報ぜられておりますが、この御趣旨は、長官どういうことなのか、その事実を申し述べていただきたいと思います。
【次の発言】 朝日の解説によりますとこういうふうに書いてあります。「この工場から大気中や海中に放出される放射性廃棄物をゼロにするよう、技術開発に全力を尽し、昭和五十年の同工場運転開始までに間に合わせたい……
○嶋崎委員 関連。実は私が最初に質問したい問題点について、藤本先生から回答の方向みたいなものを出していただいたわけですけれども、一ヵ月ほど前のこの科学技術特別委員会で、藤本論文に対して原子力局が出した回答について二、三討論をして、そして政府側に資料を要求しております。ところが、その資料はきょうあわてて下さったのですけれども、一つもお役に立ちません。こういう資料です。こういう資料を要求しているのではなくて、いま藤本先生がおっしゃいましたように、この前の質問の中にもあっていますように、第一次冷却水が喪失するというような事故に際して、炉内には放射性物質がどのようにどの程度内蔵されていて、それぞれの放……
○嶋崎委員 どうも先生方、お忙しいところをありがとうございました。 時間が四十五分という限られた時間でございますので、二点にしぼって私の意見に関連して御意見をお伺いさせていただきたいと思います。 先ほど久米先生もおっしゃっておられましたが、今度の原子炉の設置に係る公聴会開催要領というこの原子力委員会の公聴会ですね。この公聴会の中に貫いておる考え方は、これから原発を設置しようとするそういう設置にあたって、電調審を通過してそして原子力委員会が安全審査をするという際に、住民が不安に思っている問題点を公聴会で吸い上げて、そして安全審査の委員会の資料としてそれにこたえながら住民の安全にこたえていく、……
○嶋崎委員 いま原議員が問題にされております首相発言そのものずばりでは私の場合は問題を出しませんが、首相発言にあるような、住民の反対運動というようなものに対して、原子力委員会並びに現地でのいろいろなこの地域における動きの中に、首相発言を裏づけるような事実が幾つかあるように思いますので、そのうちの一つを取り上げて質問させていただきたいと思います。 昨日は公聴会に関する問題で参考人の方を委員会にお呼びしたのですけれども、今度福島の二号炉に関する公聴会の件に関連して、昨日来公聴会の要領についての質疑を行ないましたが、昨日の議論の中で一つ新たな事実は、最初公聴会の要領をつくった段階では、地元の利害関……
○嶋崎委員 先月の二十九日に、今度福島の第二号炉をめぐって行なわれる公聴会に関しての参考人の御意見をいろいろお聞きしまして、続いて三十日に公聴会の問題で質問をいたしました。その後の調査に基づきまして再度公聴会の問題についていろいろ質問をさせていただきますが、昨日委員長が長官に、十八日に開かれる公聴会の手続、それからその民主性というような問題について、委員長の立場で御質問になって、少し丁寧な回答があるかと思いましたが、たいへん木で鼻をくくったような回答をなさったようであります。そこでもう一度、十八日に開かれようとしている公聴会の開かれる経過並びにそのプロセスについて幾つか疑義がありますので、質問……
○嶋崎委員 きょうは本七十一特別国会のどうも最後になりそうなので、今次国会の委員会の中で私が幾つかの資料要求をしたこと等々の締めくくりをさしていただき、次の国会での討論の材料や何かをお届けしていただきたいということが一つ。 それから、十八日、十九日に行なわれました公聴会の問題を最初に二、三お尋ねしまして、あと締めくくりの質疑をさしていただきたいと思います。 朝早くとんでもないところで局長とお会いをいたすことになりましてたいへん失礼を申し上げましたが、原子力委員会としては、十八日、十九日この二日間の公聴会についての総括とでもいいましょうか、そういうものについてはどうお考えになっておられますか……
○嶋崎委員 過ぐる三月の本会議で国立学校設置法の一部改正案に関連して私が御質疑いたしました。たいへん御親切な答弁をいただきまして、ありがとうございます。
ちょっとお聞きしますけれども、議事録をお読みになりましたか、大臣。
【次の発言】 自分が本会議で発言された発言の内容について、議事録はまだお読みになっていないのですね。
【次の発言】 そうしますと、お読みになっていないのは、発言に正確だし自信がおありだということですか。
【次の発言】 私は新米ですから、本会議というのは国民の前に、全議員を相手にしながら国民全体を対象にして、そして趣旨説明をやった上で野党の質疑に答えるというたいへん重要な国会……
○嶋崎委員 先週は、教育大学との関係についていろいろ御質問をさしていただきました。きょうは研究と教育という点にしぼっていろいろ質問さしていただきたいと思います。 そこでまた最初にちょっと戻りますが、きょうは研究と教育ですから単に手続的なものではなくて、東京教育大学でつくられてきた研究と教育に関する考え方、並びに筑波大学にそれがあらわれている研究と教育の考え方、それがどのような関係を持っているかについて、内容的にいろいろわからないことが非常に多いものですから質問さしていただきたいと思います。 最初にお聞きしますのは、昭和四十四年の七月九日に、東京教育大学でつくられてきておりました筑波新大学、……
○嶋崎委員 参考人の先生方、たいへん御迷惑をかけまして、ありがとうございました。私、嶋崎譲でございます。しばらくいろいろ御質問させていただきたいと思います。 過ぐる委員会で大臣並びに文部省当局と、この筑波大学が東京教育大学の中でどのように構想されてきたのか、大学の自主的な改革という考え方に立って、東京教育大学のほうでどのような経過を経ながら形成されてきて、それがその後文部省のほうで受けとめられながら今日の構想に完成してきた、その諸過程について幾つか御質問をしてまいりました。その過程でどうも私が勉強し調査した資料ではわからないことが非常にたくさんございましたし、文部省のほうとの討論の中でも、食……
○嶋崎委員 私、社会党に所属しております嶋崎譲でございます。私に与えられている時間は五十分でございまして、いろいろお聞きしたいことがたくさんございますが、かいつまんでいろいろお聞きさしていただきたいと思います。 最初に、梅根先生にお伺いさしていただきたいと思うのですが、先ほどの梅根先生のお話では、いままでの日本の大学は、研究と教育が一体になっている、そういう学部というものを中心にした教育のあり方、研究のあり方であった。ところが、今度の筑波大学では、研究と教育を分離する、そういう考え方に立って学系、学群ができて、教員の組織も分かれるというような新しい形をとったという点についての御批判をお聞きし……
○嶋崎委員 代議士会で、私がえらく長い時間やったという話があったそうですけれども、まだほんとうは大学の管理運営について逐条審議をやりたかったのですけれども、時間がだんだん制約されまして、私に与えられた時間はたいへん短いし、あとにまた公明党のレギュラーのメンバーが、長い質問の時間が必要でしょうから……。 最初に私が委員会で発言をしたときに、東京教育大学の問題をめぐって、文部省側と私との間に事実の評価並びに考え方で意見の相違がございました。その後、教育大学の参考人の方々に来ていただきまして、いろいろ証言をいただきました。それに基づいて、きょうは第一番目には、東京教育大学が筑波大学を構想したという……
○嶋崎委員 きょうは、人材確保に関連する特別措置法案に関連して二、三質問させていただきたいと思いますが、最初に、いままで幾人かの委員の方々から経過についての質疑がありましたけれども、大ざっぱにおさらいをさせていただきたいと思います。 この法案の第一条で、すぐれた人材を確保して、学校教育の水準の維持向上に資するという目的をうたって、第三条でその優遇措置についての規定が行なわれております。ここで、「義務教育諸学校の教育職員の給与については、一般の公務員の給与水準に比較して必要な優遇措置が講じられなければならない。」この「必要な優遇措置」に関連して附則の第二で「国は、第三条に定める教育職員の給与の……
○嶋崎委員 きょうは、文教の一般的な質疑の中で、特に体育行政に関連しまして、国立競技場のあり方についていろいろ御質問さしていただきたいと思います。
三月五日の朝日新聞によりますと、国立競技場で、普及事業であるスポーツ教室の利用料金のたいへんなアップが抜き打ちで行なわれたという記事が載っておりますが、これに関連して、国立競技場に対することしの国の補助金を決定する、つまり四十九年度の予算要求の段階で、この国立競技場のもろもろの使用料その他のアップを前提にして予算が組まれたのかどうか、この点はいかがでしょう。
【次の発言】 現在、国立競技場では、新聞に報道されたのは正確ではございませんで、どういう……
○嶋崎委員 きょうは国立学校設置法に関連をして三つの点について質疑をさしていただきたいと思います。 最初に、私学助成問題ですけれども、これは見解だけをお聞きしたいと思います。二番目は、国立大学設置法改正に関連しまして、北海道大学、広島大学の大学改革の問題と同時に三つの医科大学のあり方の問題、それらに関連して、筑波大学の今日のあり方とつながりを持ち関係があるように思いますので、その後の筑波と今度の国立大学設置法の改正とのかかわり合いについて、これが第三番目の柱でございます。 それで、最初に私学助成問題についての見解をお聞きしたいのですが、三月五日の参議院の内閣委員会で大臣は、私学の最近の水増……
○嶋崎委員 この間は国立学校設置法の問題点みたいなものを出して、総論的なことになりまして、詰めて議論をする時間の余裕がございませんでした。そこで、きょうは三つの医科大学に設置される参与の問題に関連して、法律と省令の関係等々の法律論を少し詰めて議論をさせていただきたいと思います。
最初にお聞きしますけれども、三つの医科大学に設置する参与というものの制度的理念は何ですか。
【次の発言】 この間共産党の山原さんの質問で私たちの手元に届きました「国立医科大学の参与の設置にかかる国立学校設置法施行規則の一部改正試案」で「第〇〇条 〇〇医科大学に、大学の運営に関し学外の有識者の意見を求めるため、参与若干……
○嶋崎委員 三月二十七日の本委員会で、国立の幾つかの医科大学に参与を設けるという問題について質疑をいたしましたが、その後この参与の問題についての取り扱いが不明確なまま今日に至ったように思います。最初にちょっと経過だけを確認しておきたいと思いますが、三月二十七日の委員会の結末についてのこの了解が、理事会でも与野党の間にそれぞれ意見の違いがあるのじゃないかと思うのですけれども、この参与の取り扱いについては、大臣はその後どういうふうに御報告を受けておりますか。三月二十七日の委員会で私が質疑をして、理事会にげたを預けまして、この問題を理事会で処理するということになったのですけれども、その理事会の処理の……
○嶋崎委員 きょうは、私のテーマは、石川県の小松基地をめぐる騒音対策の問題に関連しての質問で、いま現地の小松では、防衛施設庁の方はすでに御存じのように、ファントムを導入するということをめぐりまして、市長並びに県知事が防衛施設庁に対して要望を出しているという段階でございます。その問題に関連して、一般的な問題から個別的な問題に入る質問にさせていただきたいと思います。 最初にお伺いしますが、環境庁長官にお願いしましょうか。昭和四十八年十二月二十七日の公害対策基本法第九条に基づく航空機騒音に係る環境基準について、この環境基準の第1の「環境基準」と第2の「達成期間等」ですね。ここに決められておるこの基……
○嶋崎委員 三月の十八日に公害対策特別委員会で、第四次防の計画に基づいて小松の基地に配置されるファントムが配置をめぐりまして、地元の市と防衛庁との間にその後の折衝やちょっとしたトラブルもあったようでございますが、事態が進行している点についで、一度御質疑をさせていただいたわけでございますが、きょうは、情勢がもう少し新しい情勢になっているように思われますので、内閣委員会で質問をさしていただく場をいただいたわけでございます。 今度のいま提案されております防衛二法に当たりまして、小牧から三沢への空団の移転が提案されておるようでありますが、その小牧から三沢への空団の移転はどういう理由なんでございましょ……
○嶋崎委員 先日、大臣から国立学校設置法の一部を改正する法律案の提案理由の趣旨説明がございましたが、この最初で「まず第一は、富山医科薬科大学及び島根医科大学の新設についてであります。」こう言って、富山医科薬科大学の創設についての理由の説明がございましたが、富山医科薬科大学が成立する過程で富山大学の中でどんなことがあったのか、大臣はその経過をお聞きになっておりますか。
【次の発言】 大臣は今回三木内閣のもとで文部大臣になられたわけですから、一昨年来の筑波大学の本委員会における私の論議については、議事録でも参照していただければ大変幸いだと思いますが、この富山医科薬科大学の成立の過程における大学内部……
○嶋崎委員 きょうは十二時までの四十五分しかありませんので、イントロダクションみたいなことで質問をさせていただきますが、今度の学校教育法の改正に当たりまして主なる問題は、学校教育法六十八条の改正に伴いまして、「学部を置くことなく大学院を置くものを大学とすることができる。」という新しい大学構想とでも言われるものが、今後これをてこにして打ち出されてくることになろうかと思いますが、最近の大学改革の方向の中で、一昨年問題になりました筑波大学法案、筑波大学ですけれども、この筑波大学がいわば新構想大学として国会でも大変論議があった上強行採決されたものであることは、大臣、御承知のとおりだと思います。 あの……
○嶋崎委員 今回の学校教育法の一部改正に関連して、実態の伴わない、何か教育政策の立法的な性格を持っているような気がいたしまして、いままでの法の枠の中で考えてみても、なかなかイメージがわかないところもありますし、幾つか質問をさしていただきたいと思います。 条文に即していきますが、まず最初に大臣の提案理由の中で第一番目に言っている大学院の研究科の設置廃止を認可事項とするという第四条の問題から質問さしていただきます。 「大学院の設置廃止が認可事項とされておりますが、研究科が学部にのみ依存することなく、独自に組織編成できるようにされたこととも関連し、大学院の基本となる組織である研究科の設置廃止につ……
○嶋崎委員 質問の時間が大変短い時間の割り当てでございまして、十分間というのですが、自由民主党の方がなければ二十分ほどにさせていただこうかと思います。 先ほど並木先生が出された第四条の改正に関連する認可事項、この問題に関連して、大学院設置基準が新たにできたが、その設置基準には数量的な基準が示されていないまま認可権だけが強化されている、これをどうするのかという問題は、先般の委員会で私が質問をしておきまして、文部省当局側の見解が出ておりますから、いずれ議事録をお送りしたいと思います。 また二番目の共同利用研究所の上に出てくる独立大学院の問題をめぐって、共同利用研究所という事業目的があるときに博……
○嶋崎委員 関連質問。最初に塩崎さん、自民党提案者側にお聞きしますが――いまの問題に結びつきますから。議員立法でしょう。議員立法という形で提出されたのですから、委員会提案という形に持っていきたいという願望はおありでしょう。いかがですか。まずそれを聞きます。
【次の発言】 その点はもう木島委員が経過を述べたように、この法案は、今国会最初から野党の側で小委員会をつくろうという提案をしてきたわけですから、その経過は、結果としてなかったということはまず確認できる。そこでもし自民党の側のいわば議員立法としてここで提案されるのだとすれば、いままでおっしゃった森君の意見と全く同じ意見ですが、大蔵省や国の財政……
○嶋崎委員 きょうは、先般二十四日に、南ベトナム、カンボジアの学生の援助基金を決めた問題に関連して質問をさしていただきます。
最初にお聞きしますが、この政府の二十四日の閣議の決定に際しまして、文部省の調べによりますと、両国からの私費留学生六百七十六人、うち南ベトナム六百六十八人、短大五百九十八人、大学院七十人、カンボジア八人というような数字が新聞の報道によると挙げられておりますが、この数字はいつの時点の調査の数字でしょうか。
【次の発言】 ことしの春というのは四月ごろですか、三月段階ですか。
【次の発言】 そうしますと、たとえばことしの四月に卒業をしているとか、それから卒業できなくてとどまっ……
○嶋崎委員 本日は、対話と協調、社会的不公正の是正などの諸政策の基調を掲げて登場した三木内閣が、それらの政策を具体化する目玉とも言うべき永井文部大臣を任命されたこと、その永井文部大臣の文教政策の特徴に関連して質問をさしていただきます。 最初に、二月三日に毎日新聞に報道されました山崎政務次官の発言と、三木内閣並びに永井文相の姿勢とに関連して、そういう問題から始めたいと思います。 毎日新聞の二月三日の報道によりますと、山崎文部政務次官は、日教組という教師の専門的な団体をつかまえて、「羊の皮をかぶったオオカミ」、こう規定をされました。そして次のような発言に基づく報道が行われております。この集会は……
○嶋崎委員 去る十八日の予算の一般質問で、文教行政についてただしたのですが、総理がお見えになっておりませんで、最後の詰めができませんでしたので、きょうは改めて質問をさせていただきます。 総理はすでに御承知と思いますが、去る二月三日の毎日新聞に、山崎文部政務次官が福岡における教育正常化福岡県民大会に出席されて、そこで御発言をなさった記事が報道されております。その記事は二つの問題点があると思いますが、一つは、新聞の記事によりますと、「日教組が文相を利用してかかろうとしているのは事実だ。しかし、現実にはその履歴とは違うということは就任以来起きたことでわかる」こう言いまして、三つの経過について発言が……
○嶋崎委員 大変時間の制限がございますので、答弁の方もなるべく簡潔にお願いしておきたいと思います。 きょうの質問のテーマは、去る十月四日に石川県知事並びに三つの市と五つの町村長が防衛施設庁との間に結んだいわゆる協定内容についての質問でございます。協定書は「小松基地周辺の騒音対策に関する基本協定書」でございます。この基本協定書に関連して、四つの点の質問をさせていただきたいと思います。 第一は、この基本協定書の第一項に相当する航空機騒音にかかわる環境基準の問題でございます。この協定書によりますと、小松の飛行場は「公共用飛行場の区分第二種Bについて定められている期間内に速やかに環境基準の達成を期……
○嶋崎委員 前国会で本法案の実質的な審議はほぼ終了していると判断をしておりますが、まだその後二、三変化が起きてきている問題ないしは解決すべき問題が残っているように思いますので、質問をさしていただきます。 三月の十九日に本委員会で私が質問をいたしました一つの大きな問題は、いまの独立大学院を構成することに関連して、その前提になります国立共同利用研究所というものがどういう運営をされなければならないかという点に関連して、現在の共同利用研究所の運営に際して、法のたてまえや運用のたてまえとしては、国立大学の教官並びに私立大学の教官が対等の立場で利用できる、そういうたてまえになっているにもかかわらず、現行……
○嶋崎委員 私は、時間が三十分で非常に短いですから、私も短い質問をしますから、簡潔に答えてください。
能登半島の一番とっぱなの珠洲市というところのいま問題になっておりますいわゆる珠洲原発に関する立地調査に関連しての質問でございます。
この調査は、科学技術庁所管の原子力平和利用研究促進費の中の原子力開発立地調査委託費によって通産省が行っているものですから、科技庁の方は、いまからの質問を聞いておいていただきたいと思います。
さて、現在行われつつある珠洲原発の立地調査の経過と現状、それからそのねらい、簡潔にお答えください。
【次の発言】 地元からの要請に基づいて調査に入ったわけですが、ここにも……
○嶋崎委員 先般この委員会で、石川県の能登半島のとっぱなの珠洲原発の設置計画について御質問を申し上げましたが、きょうは珠洲市の原発設置計画に関連して原発行政について二、三お尋ねをしたいと思います。
前回の質問でお約束しました、昨年度の予算で三月に行いました珠洲市高屋町のボーリングについてのデータはでき上がっておりますか。
【次の発言】 通産省は来ていないの。
【次の発言】 前回のこの委員会での質問の例の珠洲市の高屋町の通産省で委託しているボーリング調査、あの三本のボーリング調査のデータは届いておりますか。
【次の発言】 柱状図もつくってありますか。
○嶋崎委員 きょうは技術科学大学を中心にして、ほかに幾つかの新設大学もございますが、技術科学大学にしぼりまして質問をさしていただきます。
最初にお伺いしますが「技術科学大学の概要」という文部省から私のところに届きました文書がございますが、これはどこでつくったものですか。
【次の発言】 そうしますと、乙の概要の最初に書いてありますように、昭和四十九年の三月に出された技術科学系の新高等教育機関構想に関する調査会、この長い名前の調査会の報告に基づいてこの新構想大学の概要が決められた、こういうふうに判断してよろしいですか。
【次の発言】 この技術科学系の新高等教育機関構想に関する調査会の主査は関口勲……
○嶋崎委員 一般質問の最後ですので、別に準備もあるわけでありませんが、思いつくままに質問をさしていただきます。
先般学術会議の第七十回総会で科学研究基本法の制定勧告がなされておりますが、その文書はお読みになったでしょうか。大臣、いかがです。
【次の発言】 私も詳細にまだ読んでおりません。机に置いてあって読んでおりませんが、一昨年ですか、パリのユネスコ本部で開かれた第十八回の総会で、「科学研究者の地位に関する勧告」というのが採択されております。これには日本政府の代表も行って賛成を投じているわけであります。学術会議が今日までたびたび科学研究基本法に相当するものを十四年ぐらいにわたって前から勧告を……
○嶋崎委員 朝から大変長い時間ごしんぼうされておられまして、いまから質問するのは申しわけないような気がいたしますが、よろしくお願いをいたします。 きょうは日ごろとちょっと角度を変えまして、日本の学術体制という問題に関連して、海と教育、海と科学技術等々の関連についていろいろ意見をお聞きしたいと思いますし、今後の学校制度のあり方についても二、三提案をしてみたいと思います。 海洋研究というのは、わが国の場合には海洋国日本で、昔から私たちは、われは海の子の歌を歌って育ったわけですから、海洋国日本という伝統は、水産業に関しては当然に世界一の技術や何かを誇っていますし、船舶もそうであります。その他海に……
○嶋崎分科員 最近、火電の建設並びに火電公害をめぐって、たいへんなエネルギー需要の切迫のもとでも、事態がなかなか進行しないという問題が多々あるようでありますが、通産省がこの火電建設を許認可するにあたりまして、火電に伴う公害にどのような姿勢で対処されようとしておられるかについて二、三質問をしたいというふうに思います。 最初に、最近、通産省で出されている文書の中にこのようなことを言っておられます。「四日市判決は、法令による基準をみたしているだけでは免責されるものでなく、可能な限りの手段で予見される被害の防止に努めるべきである。」四日市判決の考え方を前提にして、被害の予見可能性というものを考えて防……
○嶋崎分科員 本当ならば文教委員会で処理すればいいんでしょうけれども、この間の予算の質問の際に、項目だけを出しておりまして時間切れだったものですから、文教委員会の質問がいつ来者かわからないということで、二つだけ問題を質問させていただきたいと思います。 一つは、なかなかむずかしい問題なんですが、現実の厚生省の医療の公費負担という制度と、当校教育における小中学校までが義務教育だということとの関連で、大変むずかしい問題なんですが、今後どういうふうに検討していただくかについての問題提起になる質問でございます。 具体的な一つの例を申し上げますと、子供たちの難病群に指定されております疾患の群の病気の中……
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