このページでは戸井田三郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○戸井田三郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提案にかかる健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手) およそ国民の健康と福祉を守るということは、政治の最大の課題であり、福祉国家の基本であることは言うまでもありません。しかし、いまや、わが国の国民医療の現状は、まことに重大なる局面に立ち至っているのであります。 戦後、わが国の驚異的ともいわれる経済成長は、一面において、われわれの生活の上に幾多のしあわせと豊かさを与え、豊かさを求めればこそ生産性の向上にも励んだのでありますが、また一面、われわれ人間生活を著……
○戸井田委員 ただいま議題となりました法案につきまして、私はまず政府に対して、高度成長経済下における福祉の点について、お考えをお伺いしたいと思うのであります。 政府は、この四十八年度を福祉元年として、今年度の予算を編成されております。福祉、社会保障関係予算に非常な重点を置かれたことは、高く評価しなければなりません。国民各層においても、これを歓迎されておられることは、御承知のとおりであります。 しかし一方に、急激なる高度成長経済下においては、この福祉に向けられた金額の数字だけでは、これを高く評価することはできないのであります。われわれを取り巻く社会環境は、きわめて人間生活を阻害する条件があま……
○戸井田委員 午前中にはたいへん各先生が貴重な御意見をお述べくださいまして、ほんとうにありがとうございました。今回の関係改正案に対しまして各先生方の御意見を承りますと、改善されて是とする面と、その改善を補う上において負担――受益者に対する負担の問題、これがメリットとデメリットになってあらわれておるように思うのであります。 そこで、小倉先生にちょっとお伺いしたいんですが、先生は反対の理由として、まあ全般的に医療の検討が十分に行なわれてないじゃないかというようにお考えをお述べくださいましたが、そこでいろいろ抜本改正の問題、こういうものとの関係で、そういうような検討がされてからでなければ現在のよう……
○戸井田委員 近藤、中村、浜野参考人、御苦労さまでございます。 私は、いま参考人のお話を聞きまして、今回の赤潮と養殖漁業との関係についてお聞きしたいと思います。 いま近藤参考人も、かつては大変美しかった瀬戸内海ということを言われておりましたが、私たちが子供の時分でも、富士山と瀬戸内海というものは日本の美しい財産であったことを教育されております。いまは瀬戸内海が大変汚染されているということは、各界の方々はもちろん、政治をやる者としては政党政派を超越して、この問題に対して頭を痛めているわけであります。 そこで、瀬戸内海環境保全の立法がされましてから、この一年、以前と比較して瀬戸内海の水質が、……
○戸井田委員長代理 枝村要作君。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十六分休憩
○戸井田委員 ただいま提案理由の説明をお聞きいたしました援護法の問題について若干の御質問をさせていただきたい、かように思います。 終戦後三十年でございます。私たちの脳裏からは、あの痛ましい戦禍の模様も、日を経、時を経るに従って消えてまいってきております。しかしながら一方、あの戦争によって多くの犠牲者が出ましたが、それらの遺家族というものは逆に年をとっていろいろな御不自由を感じておられるときが来ておる、かように思うわけであります。その時期に至りまして、政府がこのたび援護法の一部を改正され、処遇の前進を見たということは、この援護法の精神が国家補償という精神に基づいて行われておることから考えればあ……
○戸井田委員長代理 枝村要作君。
○戸井田委員長代理 次に、田中美智子君。
○戸井田委員長代理 次に、小宮武喜君。
○戸井田委員長代理 次に、石母田達君。
○戸井田委員長代理 次に、岡本富夫君。
○戸井田委員長代理 これにて増岡君の質疑は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案審議のため、明二十四日木曜日午前十時から参考人の出席を求め、この意見を聴取することとし、その人選等については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
この際、午後零時四十分まで休憩いたします。
午後零時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律……
○戸井田委員長代理 寺前君。
○戸井田委員長代理 次に、金子みつ君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
本会議散会後直ちに再開することといたします。
午後一時五十四分休憩
○戸井田委員長代理 次回は来る二十六日木曜日午前九時五十分理事会、十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後六時三十七分散会
○戸井田委員 きょうは斉藤参考人、佐野参考人、伊吹参考人、大熊参考人それぞれお忙しいところお越しくださいまして、特に斉藤参考人のお話によれば御子息が交通事故でまだ意識が覚めていない、大変御心配だろうと思うのです。私は、時間の関係で参考人の方々にごくわずかな問題ですが、御質問させていただきたいと思います。 私はこの公述を聞きまして大変驚いたのは、斉藤参考人が、もちろん倫理感に欠けている面もあるし、あるいはいろいろな意味でトラブルが起こった面に対する遺憾の意の表明をされておりますけれども、しかしながら、そういったものは一部であって、今度の地方選なんかを見るというと、歯科医出身の人が六十五名立って……
○戸井田委員 大変時間がなくなりましたのですが、いままで湊議員が総論的に社会的公正の観点に立って御質問されましたので、私は具体的な問題についてお尋ねいたしたいと思います。 それは、社会的公正という観点からいたしまして、庶民がいま最も求めているのは住宅の問題であります。その住宅が手に入らなくなった、非常に遠いものになったというその直接の原因の一つには、地価の高騰というものがあるわけであります。特にこの二、三年前から地価は著しく高騰いたしております。この高騰というものも、やはり金融機関が一つのてこ入れをして、その結果業者が土地投機に走ったというような原因もあるということは疑いのない事実だと思うの……
○戸井田委員長代理 この際、午後零時二十分まで休憩いたします。
午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 田中美智子君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 小宮武喜君。
○戸井田委員 きょうは三木総理大臣にお越しを願って、スト権の問題について御質問をさせていただきたいと思っております。 今回の、八日間にわたって行ったかつてない長期の国労あるいは動労を中心とした公労協の人たちのストは、文字どおり日本列島を半身不随の状態に陥れたということであります。そのために巨大な経済的な損失を国家、国民に与え、同時に国民の諸権利というものが著しく踏みにじられておるということであります。本来、法によって保護されなければならない善良なる国民の多くが、法を無視した実力行使のもとにはかり知れない損害を受けたという、そして打撃をこうむっておるのは国民であるということであります。その法を……
○戸井田委員長代理 田口一男君。
○戸井田委員長代理 寺前君。
【次の発言】 岡本富夫君。
○戸井田委員長代理 寺前巖君。
○戸井田委員長代理 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後一時休憩
【次の発言】 石母田達君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次に、瓦力君。
○戸井田委員長代理 次に、田中美智子君。
【次の発言】 時間が経過しておりますので……。
【次の発言】 大橋敏雄君。
○戸井田委員長代理 次に、健康保険法等の一部を改正する法律案及び予防接種法及び結核予防法の一部を改正する法律案の両案を議題として質疑を続けます。小宮武喜君。
○戸井田委員長代理 次に、枝村要作君。
【次の発言】 次に、石母田達君。
○戸井田委員長代理 御静粛に願います。
○戸井田委員長代理 ただいまの寺前委員の件につきまして、理事会で一応理事と諮りまして相談してみます。
【次の発言】 大橋敏雄君。
【次の発言】 次回は、明二十日木曜日午前九時四十五分理事会、十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後七時二十五分散会
○戸井田委員 去る十月四日の毎日新聞に血管造影剤のトロトラストに関する問題が大きく載っております。この問題は、私たちの世代の者にとって、あの過ぐる大戦の中で多くの戦傷病者を出しているわけでありますから非常に関心を呼んでいるわけであります。 そこで、このトロトラストというものは大ぜいの戦傷患者のどの部分の者がそれに該当するのか、あるいはそうでないのか、こういう面から考えると、このままでいけば大ぜいの者に不安が残っていく、こういうふうに感ずるわけであります。そういう観点から、このトロトラストによる肝臓がん、こういう発がんの過程と申しますか、こういう面からひとつお聞きしたいと思います。 これによ……
○戸井田主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
労働省所管について質疑を続行いたします。石田幸四郎君。
【次の発言】 石田幸四郎君の質疑は終わりました。
八木一男君。
○戸井田分科員 ただいまから私は日中問題、そして日韓大陸だなの問題と、それともう一つは在外公館の職員の問題について、この三点についてお伺いしたいと思います。 まず第一に、三木総理大臣が一月十三日だったと思いますが、外人記者クラブの席で日中平和友好条約交渉はこれからも積極的に推進をしていくんだという発言をされておるわけであります。このときが十三日でありまして、その日にソ連の外務大臣のグロムイコが帰国をされておるわけです。ちょうど帰った後、外人記者クラブで言っているわけですが、ソ連のグロムイコ外相が日本へ来たときには、いろいろな意味で覇権問題等について積極的な発言をしていっているわけです。そうい……
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