江崎真澄 衆議院議員
34期国会発言一覧

江崎真澄[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-|34期|-35期-36期-37期-38期-39期
江崎真澄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは江崎真澄衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

江崎真澄[衆]本会議発言(全期間)
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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 衆議院本会議 第4号(1978/01/24、34期、自由民主党)

○江崎真澄君 私は、自由民主党を代表して、福田内閣の当面する重要政策に関して、若干の質問を行うものであります。  まず第一に伺いたいことは、いま一番の緊急政治課題である景気対策と財政の関連についてであります。  長期景気の低迷に加え、最近の異常円高不況は、輸出関連産業に再び深刻な打撃を与え、そのため、わが国経済全般にわたって不況感はいよいよ高まりつつあります。一日も速やかにこの不況から脱出し、内には経済の安定成長と国民生活の充実発展をもたらすとともに、外には国際収支の均衡を回復し、世界の景気浮揚の有力な牽引力としての国際的責務を果たすことであります。  福田内閣は、この責務を果たすため、五十二……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 衆議院本会議 第3号(1979/01/29、34期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(江崎真澄君) お答え申し上げます。  雇用の安定について通産省はどう対策しておるか、こういうお尋ねでございました。  通産省としましても、過剰雇用の実態等を踏まえて、構造不況業種対策の拡充や強化を図る、また、中小企業対策等をきめ細かに実施をしてまいるということはすでに実行に移しておるわけでありまするが、企業の面から雇用の安定を図るという点を一口に申しまするならば、やはりまず企業の活力をどう生かすか、これが第一だと思います。したがって、私ども、就任をいたしまして以来、各業種別に鋭意、懇談会を開いておりまするたびに、企業経営者は減量経営に終始するというような態度ではなくて、雇用の機会の……


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第88回国会(1979/08/30〜1979/09/07)

第88回国会 衆議院本会議 第3号(1979/09/05、34期、自由民主党)【政府役職:通商産業大臣】

○国務大臣(江崎真澄君) お答えを申し上げます。  これまた、総理から灯油の問題についてはすでに御説明があったとおりであります。御承知の最近の国際情勢からいって、情勢としては供給が非常にタイトぎみでありますが、政府もあらゆる努力をいたしております。また業界を懸命に督励いたしておりまして、下期の見通し等についても、大体明るい見通しが現在とれつつあります。今後五%節約を強く求めながらいけば、そんなに最需要期に向けて不自由はないというふうに考えております。  価格の御指摘が具体的にございましたので、ちょっと念のためにつけ加えておきますが、現在、灯油十八リットル、八月には東京都の区部で、これは配達をし……

江崎真澄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

第86回国会(1978/12/06〜1978/12/12)

第86回国会 商工委員会 第1号(1978/12/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 このたび、大平内閣の発足に伴いまして通産大臣に任ぜられました江崎真澄でございます。  皆様方には、通産行政についてもうすでにベテランとして大変御勉強、御努力をちょうだいいたしておりまするが、私も通商を盛んにし、国際協調を果たしながら、内に向かっては景気を速やかに回復して何よりも雇用を安定させる。また、無資源国のわが国といたしまして、エネルギーをどう確保し今後どう開発していくか、きわめて重要な問題が山積いたしております。はなはだ微力でありまするが、皆様方の御指導のもと、御協力のもと、全力を挙げまして奔命をいたした、いと思っております。どうぞ今後ともよろしくお願いを申し上げます。(……

第86回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1978/12/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 このたび新内閣が発足するに当たりまして、通産大臣に任ぜられました。  通商問題といい、景気回復を前提とした産業の問題といい、きわめて多岐にわたります問題処理をしなければなりません。わけてもエネルギーの確保の問題は、資源のないわが国としては最も優先するきわめて重要な問題でございます。  当委員会は、そのエネルギーの中でもわが国で産します石炭を国策の線に沿ってどう遂行し、どう今後育成していくのかという非常に重要な、またむずかしい問題を御処理いただいて、私も責任の重大を痛感いたします。  どうぞひとつ委員皆様方の御指導によりまして、その職責を果たすことができますよう幾重にもお願いいた……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 決算委員会 第13号(1979/06/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 お答え申し上げます。  カーター・総理会談ではもとよりこの問題が取り上げられたことは、いま御質問のとおりでございます。そしてその両者の間で、日米協力はもとよりだが、国際エネルギー機関においてその安全性の確立を十分確かめ、そしてまた民心に与えた不安感、これに真相をはっきり説明することによって理解を求める努力をしていきたい、簡単に申せばこういう結論になったものというふうに聞いております。  それから、先ごろ行われましたパリのIEAの閣僚理事会におきましても、私、アメリカのシュレジンジャーエネルギー庁長官とこの問題について話し合いをいたしました。彼は、非常に初歩的なミスでまことに残念……

第87回国会 商工委員会 第2号(1979/02/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 第八十七回国会における商工委員会の御審議に先立ちまして、当面の通産行政に対する私の所信の一端を申し述べます。  現在、わが国経済は、内外の激動する環境下にあって、多くの困難な問題を抱えております。  国内にありましては、長期にわたる不況から、国内需要の拡大により緩やかながら景気回復の道を歩みつつありますが、雇用情勢等には依然として厳しいものがあり、景気回復を一層確実なものとすることが要請されております。  一方、国外においては、保護貿易主義の台頭、国際通貨体制の不安定化等、世界経済の枠組みと運営に不安かつのる中で 大きな経済力を有するに至ったわが国に対して、世界経済の安定的発展……

第87回国会 商工委員会 第3号(1979/02/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 今後石油価格がどう推移するか、これは私どもも情報を的確に把握しながら、値上がりを最小限にとめる努力を今後とも鋭意続けていきたいというふうに考えております。  いま御指摘のように、スポット物が異常な高騰をたどっております。これは、たとえば日本の場合でもイランに一九%程度輸入を仰いでおるわけです。そのイラン石油を主として扱っておる商社は、業界同士の融通というわけにもまいりませんから、従来の備蓄分、それに加えて顧客をつなぎとめようということになれば、高いことを承知でもスポット物を買わなければならぬということになりますね。ただ、全体的に見ますと、日本の場合は長期契約がほとんどでありまし……

第87回国会 商工委員会 第4号(1979/02/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  繊維工業につきましては、現行繊維工業構造改善臨時措置法に基づきまして、昭和四十九年度から、繊維工業の知識集約化を目指して、新商品または新技術の開発等に関する構造改善事業を実施してまいりました。しかしながら、この間のわが国の繊維工業をめぐる内外環境は、当初の予想を上回る、まことに厳しいものとなりました。すなわち、国内におきましては、石油危機後の景気の著しい冷え込みにより、繊維製品の内需が大幅に減少し、長期にわたり停滞を見せました。また、対外的には、発展途上諸国における繊維工……

第87回国会 商工委員会 第6号(1979/03/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 過去五年間の経緯を見まして、そしていま局長が申し上げたように改めたわけでありまして、これはよく宣伝、周知徹底することが必要なのですね。そして、地方通産局などにおいても、今度はこういうふうになるからということを、具体的に指導することが一番大切なことだと思うのです。そうすれば相当な成果は上げ得るのではないかと思っております。
【次の発言】 御指摘の点は、確かに私も重要な問題だというふうに認識しております。ただ言えることは、先ほど来局長も申しておりますように、設備の合理化をしてコストをダウンすること、それから付加価値の高いものをつくりません限り、比較的競争力のないような、綿布だけであ……

第87回国会 商工委員会 第7号(1979/03/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 お説のように、いろいろな情報が入り乱れるわけですが、一日に二百万バレル足りない、それはいまのサウジアラビアその他の増産分を計算してなお足りない、こういうわけですね。したがって、さっきも長官が言いますように、この増産がさていつまで続くかという点に、不安感がないわけではないと思います。それが一点。  それからもう一点は、量においては、やはり確保することが、民心を安定させる上からいって、これはよかったと思います。ところが、今後スポット物が、いまは 落ちつきしておるとは言いながら、やはりこれが異常に高いというようなことなどから、今後値上げの問題が、国民にとっては相当深刻な状況で出てくる……

第87回国会 商工委員会 第9号(1979/04/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 経企庁長官からお答えがあったとおりであります。貧富の差がこの世界にあることが、世界の平和に一番大きな乱れを生ずる原因にもなっております。この差を縮めるべく先進国が協力の手を差し伸べる、特に日本の場合は、経済協力プラス、資源を輸入して加工する優秀な技術を持っておりまするので、技術協力といった面で実効を上げてきて今日に至っておる、かように考えます。
【次の発言】 いま御質問にありましたような経過をたどりまして、三月二十九日、劉希文さんと稲山嘉寛さんの間で日中の長期貿易取り決めの改定案文に調印がなされたわけであります。  私ども日本政府としましては、民間関係が非常に円滑に、両者の合意……

第87回国会 商工委員会 第10号(1979/04/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 法律上はこういう取り決めになってはおりますが、行政指導によりまして早めるということはできると思います。これはおっしゃるように、私さっきから質疑の様子を聞いておりまして大事な点だと思うのですね。やはり便利なものにはある程度の危険が伴う、それは自動車に精巧なブレーキが必要なのと一緒ですし、運転心得が試験制度であるように。ですから、この本来安全であるべき便利なものを、もっとお互いの生活に安全に利用されるというなら、これはやはり資格を与えたり講習を受けたり、当然なことなんですね。たとえば講習を受けない者は入札などのときに不利であるなんというようなことにでもしようものなら、それはもうすぐ……

第87回国会 商工委員会 第11号(1979/04/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 御指摘の点は全く重要ですし、私もこのままでいいとは思いませんが、要するに一種の災難とでも申しますか、たとえば類焼の厄に遭うとか、それから交通事故で犠牲になったという人、また第三者が道を通りかかっていて上から何かが落ちてきて死んだとか、いろいろなケースがあると思うのです、全般的に見ますと。ただ、そういうことで一種の災難だで済ましていいかと言われると、それは済ましていけませんね、しかし、さて、このガスの問題で、しからば通産省に名案があるかというと、なかなかそういう――ちょっと私がいまここへ答弁に立ちながら考えただけでもいろいろあります。自殺者が高所から飛びおりた、その下を通りかかっ……

第87回国会 商工委員会 第12号(1979/04/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 今回の事故はいかにも私も残念であったと思います。わが国に与えたショックも相当大きいし、また国民が、いまお述べになりましたように、せっかく安心感を持っておったものに不安感を醸成した現実を見逃すわけにはまいりません。しかし、いま原子力安全委員長からもいろいろお話がありましたように、わが国の場合はもう安全第一主義で、特に安全の規制については二つの法律を駆使して、十分の上にも十分を期しておることは御存じのとおりであります。特に今度のこの状況にかんがみまして早速点検を命じたり、その点検も一週間という期限つきで命ずる。しかもまた、その報告を待ってディスカッションをする、ヒヤリングをやる、そ……

第87回国会 商工委員会 第13号(1979/05/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 天谷長官は、安全性の問題については、私どもを補佐する立場で非常に強力な発言を私どもにはしております。いま例に引かれました講演は、あの事故が発生する前の講演であったというふうに私も理解をいたしております。今度の場面でも、私は、言いかえてみるならば、結果においてはやはり二重、三重に安全性を確保した原子力発電の機器そのものは、最終的には安全であったということも言えるのではないか。これはまだ最終結論ははっきりした報告は出ておりませんが、渋沢さんも御存じのように、二次冷却水を回しておるポンプの故障から始まったわけですね。それから非常用の炉心冷却装置というものは、テストとしては回転させる場……

第87回国会 商工委員会 第14号(1979/05/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 御指摘の点はやはり現時点でいろいろ問題はありますが、石油の場合、価格は高騰しておりまするが、入手の量においてはいまのところどうやら確保できておるというのが御承知のとおりの実情でございます。それから五%節約、これはやはり徹底しなければならないというふうに考えております。  原子力発電所の建設については、御指摘の点確かに心配な点でありますが、見方によっては、今度のあの事故というものは、結果的にはやはり安全性は相当確保されておったということも言えなくはないわけであります。しかし、私どもはあくまでこの原因を究明いたしまして、カーター大統領も言っておりまするが、正しく国民に知らせることに……

第87回国会 商工委員会 第16号(1979/05/29、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 産地中小企業対策臨時措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  御案内のとおり、最近における経済情勢は、全体としては景気回復の足取りを強めておりますものの、今般の円相場の高騰により、大きな影響を受けている輸出関連等の特定の産地におきましては、産地中小企業の事業活動に支障を生じており、このまま放置した場合には、将来多くの産地中小企業が疲弊し、これに伴う経済社会問題が発生するという事態が憂慮される状況であります。  政府といたしましては、これまで、円相場高騰関連中小企業対策臨時措置法を中心とした金融、税制上の措置等の、緊急かつ総合的な対策を進めることにより、……

第87回国会 商工委員会 第17号(1979/05/30、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 ただいま長官からお答えいたしましたように、中央、地方が一体になって合理化、近代化、そしてこの法律が目的としておりまする成果を上げるためのあらゆる努力を払うことは当然なことでありまして、十分そのあたりには留意いたしてまいりたいと考えます。
【次の発言】 いろいろな角度から現在検討しておるということでありまして、まだ具体的になったものではありません。多少新聞社側の推測を交えての記事という表現の方が当たっておるというふうに思いますが、考え方の方向としてはああいう考え方を持っておることは事実でございます。
【次の発言】 為替相場について政府側が具体的に見解を披瀝することは、国際的にも不……

第87回国会 商工委員会 第18号(1979/06/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 金のブラックマーケットにおけるいろんな被害を防止するために、その実態把握に通産省としても努めておるわけでありますが、この関係消費者に注意喚起をする、これは一生懸命やっておる。たとえば消費者ニュース、これは通産省発行のものでありますが、消費者に対して繰り返し注意を喚起してきたということ。それから商品取引関係者である全国商品取引所連合会、それから全国商品取引員協会連合会に対して、いわゆる金の取引が商品取引所法に基づく取引でないことを消費者に十分知らせる。そしてまたそういう誤解がないようにこれを防止する、こういった指導を昨年の九月にも全国数紙に意見広告というような形でやったという報告……

第87回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1979/02/10、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 先ごろ、大平内閣の発足に当たりまして通産大臣に任ぜられました。その後鋭意努力をいたしておる次第でございます。  第八十七国会における衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ち、石炭政策につきまして私の所信の一端を申し述べさせていただきます。  御承知のように、政府は、昭和五十年七月の石炭鉱業審議会の答申を受け、目下、第六次石炭政策を推進しているところでありますが、この間、昭和五十三年十月には総合エネルギー調査会基本問題懇談会の報告において、石油代替エネルギーの開発導入の促進の重要な柱として、石炭利用の推進につき御指導をいただきました。また最近OPECの原油価格の引き上げを初め、イ……

第87回国会 予算委員会 第3号(1979/02/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 御指摘の点はきわめて重要だと思います。御承知のとおり、一次エネルギー源としては、わが国の場合七〇%が石油でございます。しかもその八〇%が中近東地方から輸入されておりまするので、イランの情勢の混乱が長く続くことは、やはり非常な影響をもたらすものというふうに思います。  そこで、十二月にはイランからの輸出が全面ストップしました。これは、御承知のように、隣接諸国の努力によりまして、ある程度カバーされたり、積み増しができたということはありますが、本当はその時点でも警告を発したかったわけであります。真冬に向かっての灯油の手当て期でもありまするので、国民の自覚にまちながら情勢を見守っておっ……

第87回国会 予算委員会 第4号(1979/02/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 もし必要があれば、後から総理大臣から……(不破委員「もっぱら補足答弁に回る必要はないと思うんですがね」と呼ぶ)  物価の安定に政府はどういう効用を果たしておるのか、大変な効用を果たしておるのです。  それは第一に、一昨年来低金利政策をとってきておりますね。低金利政策をとっています。これは物価の安定にどれくらい大きな影響を与えておるか。まあ円高メリットの還元という問題は、これは外的要因でしょう。しかしその点はどうぞ御理解をお願いしたいと思います。  それから円レートの現状認識でありまするが、これは一昨年来、一年間ぐらいのうちにスミソニアンの呼称で五一%も円高であった。これはまさに……

第87回国会 予算委員会 第5号(1979/02/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 繊維の不況はもう六年越しでございます。いま正木さんが言われる点は、全く何とか解決しなければならぬ問題ですね。大体が設備を廃棄しなければならぬというようなことは、もう臨時異例の措置に出ておるわけですからね。したがって、いまも建設省、国土庁と相談をしておるわけですが、計画局長の返事にありましたような形よりもっと前進させなければならぬ。ただ、住宅として、大マンションの経営とか、そういうことになりますると、これはやはり自治体としてはアフターケアの問題もありましょう、周辺整備の問題もありましょう、いろいろ問題は多いと思いまするが、御趣旨の存する点はよくわかりまするので、よく両省と相談をい……

第87回国会 予算委員会 第6号(1979/02/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 御指摘の点はきわめて重要だと思います。現在までは御承知のようにサウジその他の産油国の増産、これによって積み増しをしてどうにか不自由のない計画的輸入がなされたということはおっしゃるとおりであります。さてこれからどうなるのか、問題は今後の対策でありまするが、すでに二十二日には省エネルギー・省資源対策特別委員会でまず官公庁が節約を始めよう、民間にも協力を求める、特にあの石油ショックのときよりも一般消費が伸びた電力量その他を含んで、一般消費者に節約協力を求めて今日に至った、こういうわけでございます。いまのサウジの問題も、これはやはり毎日一千万バレル以上増産をしていくということは、これは……

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/02/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 地域政治に住民参加が必要なことは、私も全く賛成であります。それからまた、総理の言われる田園都市構想をつくっていく上に大事なのは、地域においてバランスのとれた形で雇用が創出される、そういう意味では、地域社会の産業政策をどう転換していくかというビジョンづくりの費用なども通産省にはございますね。こういったものもやはり利用されていいのではないか。そして本当に住みよい、心の上にも生活環境にもゆとりのある地域づくり、これは大事なことだと思います。(井上(普)委員「環境アセスメントはどうした」と呼ぶ)失礼しました。その部分は環境庁長官にお話があったかと思いまして、私省略したわけですが、この問……

第87回国会 予算委員会 第8号(1979/02/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 ブルメンソール財務長官はロサンゼルスの世界問題評議会の昼食会において御指摘のような演説をしております。そこでわが方も、先ほど経企長官がお答えいたしておりますように、たとえば輸出の窓口であったジェトロに輸入の窓口を兼務させるとか、あるいはワールド・インポート・マートをつくって、こちらからは買い付けミッション、向こうからは売りつけミッションが来るというようなわけで、大変な輸入努力をしておるわけです。  そこで数字的にということですが、一九七八年日米貿易収支百一億ドル、これは日本側の通関統計であります。米国の商務省の統計によりますと百十六億ドルというわけでありますが、ガットの東京ラウ……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 これは各省にわたりまするので、いま答弁席でそれぞれ足りないところがあれば補足し合おうということで、まず私からお答えするわけでありまするが、さっき総理の言われたことは決して間違っていないので、石油ショック以来、やはり企業の合理化を進める、そのために政府も苦しい財政事情の中から思い切って景気刺激政策をとってきたというわけですね。  たとえば、いまお話に出ましたような鉄鋼の場合でも、一億四千万トンの総生産量を一億トン、一億三百万トンぐらいでペイするようにどう合理化するかということは、日本の基幹産業として今後先進諸国に伍して日本の鉄鋼業が立っていくためには最も大事な問題ですね。しかも、……

第87回国会 予算委員会 第13号(1979/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 現在、通商関係の問題解決のためにアメリカに行っておりまする橋本通商産業審議官に対して、シュレジンシャー長官から、エネルギー問題等でぜひ日本の通産大臣と話し合いをしたいという伝言があったという電報が入ったことは事実でございます。特にシュレジンジャー及びその周りの人たちの意見によれば、今度のサミットではエネルギーの問題がクローズアップされるであろう、討議の中心議題でもあろう、したがって会いたいというもののようであります。この日程をどうするかとか予定をどうするかということは、まだ現在決めておりません。  それから、御指摘のアメリカとの通商関係は、その後、御承知のようにだんだん改善をさ……

第87回国会 予算委員会 第14号(1979/02/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 いま段々のお話はよく承りました。ただ、わが国としては、アメリカの貿易バランスが余りにも大き過ぎる、これは通関ベースでわが方は百十億ドルと言っていますが、向こうは百十六億ドル、それだけのインバランスがあるわけですね、日米貿易だけに関して。これはアメリカの国際収支の赤字の約半額というわけであります。したがいまして、そういうことは世界的に保護主義がだんだん貿易の面に出てくることの一つめ大きな理由として、日米関係のインバランスがやはり問題になる、アメリカの議会でも非常に大きな声になっておるということで、われわれも適切な対応をし、日米親善関係を続けたいという努力をしておるわけであります。……

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/02/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 御指摘の点は、石油備蓄法というのに基づきまして五十三年度は八十日を常時備蓄する、来年度すなわち五十四年度四月一日には八十五日の備蓄をしなければならない、それから年度末には九十日、こういうことで進んできたわけでございまするが、御承知のようにイランからの輸入が全面ストップという形になっておりまするために、三月までは大体八十日分は維持される見込みでありまするが、四月一日に八十五日分をということになりますると、これは困難性がある。  何遍もここで繰り返し申し上げておりまするので改めて説明は省略いたしまするが、一応景気の動向、それから物価の動向、こういったものも十分配慮しながら今後節約を……

第87回国会 予算委員会 第16号(1979/02/21、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 国内の農家保護、それから価格安定というような意味でそういう形になるわけですが、私、資料もないわけではありませんが、事が実務的な細かい話になりまするので、時間の節約を含めまして、政府委員からよく御納得のいく答弁をさせたいというふうに思います。
【次の発言】 もとより消費者の立場も考えております。
【次の発言】 生産者の保護も大事ですが、消費者の保護も御指摘のように大事だと私は思います。
【次の発言】 もとより放置しておるということではないと思いますが、御趣旨はよく体します。
【次の発言】 御趣旨、私聞いていましてごもっともな御指摘だと思いますよ。ただ、生産者の立場を保護するという……

第87回国会 予算委員会 第17号(1979/02/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 私からお答えをいたします。  先ほどインドネシアの外務大臣が渉外事項で通産省を訪問されましたために、平林議員からあらかじめ質問要旨を承っておったわけでありまするが、お答えのチャンスを逸したわけでございます。  まず第一に、平林さんが御質問になりました点を安井さん受け継いでおられるそうでございまするが、要するに、あのときに井上議員が、明日政府調達コードの問題をめぐって電電公社問題を取り上げるのかどうかという質問がありましたね。私、まあ正確に記憶はしておりませんが、それに対して、いま外務大臣とも話し合いをしましたが、明日はそういうことはないようであります、こういうお答えをしたわけで……

第87回国会 予算委員会 第18号(1979/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 御指摘の点はきわめて重要だと思うのです。石油ショックからの統計を見ましても、四十八年から五十三年の数を比較しますと製造業は百十七万人減っているわけですね。これがたまたま符節を合わせるようにサービス業で百十七万人ふえておる。それから卸、小売業で百二十五万人ふえておる。流通段階はもっと簡素化しなければならぬ場面であるにかかわらずふえておる。これはサービス的要素が非常に強いということでしょうね。したがって、私どもも経済四団体の皆さんに、ぜひひとつペイする企業においては、いろいろ無理もあるかもしれないが雇用には協力を願いたい。いや、もうわれわれは全面的努力をしておるのです、たとえば紡績……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 そういう細かい取引の内容については、通産省は承知しておりません。
【次の発言】 通産省としては関与しておりません。
【次の発言】 総合商社の事業活動につきましては、その適正化を図るというために日本貿易会、それから各社に行動基準というものを整備させております。それに沿って公正な事業活動を行う、特に大商社であればそういう線に沿っていくことは大切なことだと思います。したがって、通産省もそれを所管する意味から言うならば、不正があったり間違いがあれば適時事情聴取をしたり実態の把握に努める、これは私、必要なことだと思います。いま御指摘の点については通産省としては関知しておりませんが、モラル……

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/03/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 このATTの二〇%というのは、安川特派大使が私どもに説明をした数字、それが約二〇%と、こういうわけです。  そこで、いま御質問の次第でございまするが、最近大木審議官の報告によりましても、米政府側に問いただしたところ、ATTを含む通信企業全体の調達というものは三十億ドルから四十億ドルである、したがって、自社ないし系列以外からの調達というのはやはり一五ないし二〇%、こういうことを言っておるわけでありまして、必ずしもこの数字が間違っておるというふうには私思いません。そういう報告を、改めていま向こうへ行っておりまする大木君から公電で入ってきた、こういうわけであります。

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/03/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 今朝のバザルガン首相辞任の意思表明、これは私も重大に受けとめているわけであります。いま御指摘の点でありまするが、イラン向け輸出、本当にこれは石油の逆でございまして、御質問の趣旨はよく理解できます。  そこで、いまお話のありました陶磁器に限らず、イラン向けの全案件について調べましたところ、二月末現在では保険金請求を行っておる企業というものは幸いというか、まだいまのところはございません。しかし、外務大臣も申しましたように、イランの情勢の安定をわれわれは望むわけですが、すでにイランにおる旅券が切れた者への旅券再交付すら思うような手続がなされないなどという実態もありまするので、輸出取引……



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各種会議発言一覧(衆議院34期)

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1979/02/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 昭和五十四年度通商産業省関係予算案等の予算委員会分科会における御審議に先立ちまして、その概要を御説明申し上げます。  最近の経済情勢を見ますと、公共事業は順調に推移し、民間需要を中心に国内需要は底がたい増加基調にあり、また生産、出荷も増加傾向を示す等、全体として経済は緩やかながらも着実な拡大を続けております。  しかしながら、雇用につきましては依然として厳しい情勢が続き、また一部業種では企業収益もなお改善を見ていない現状にあります。  他方、対外的には、諸外国における保護貿易主義的風潮の高まり、国際通貨体制の不安定化等、揺れ動く国際経済情勢のもとでわが国に対し、経常収支黒字幅の……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1979/03/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○江崎国務大臣 私も御質問はよく承っておりました。  いま幸いなことに雇用の調整はうまくいっておるようですが、例外もあります。こういう企業整備のために雇用の場を失った不安な人の立場というものは、やはり深刻にとらえなければいけませんね。いまおっしゃるような意味で十分きめ細かに配慮をしていきたい。中小企業庁長官もさっき非常に弾力的な考慮の余地もある、情勢に応じては地方自治体と話し合いながら手おくれのないように処置する、こう言っておりますので、なおこの上ともひとつ細心の配慮をしてまいりたいと思います。
【次の発言】 先ほどから私も傾聴しておりまするが、十分努力をしてまいりたいと思います。




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データ更新日:2023/02/05

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