このページでは塚本三郎衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○塚本三郎君 私は、民社党を代表して、当面する重要な問題、すなわち、行政機構の改革、エネルギー問題、そして第三には景気の回復の三点について質問いたします。 その第一は、行政機構の改革であります。 政治の要諦は、貧しきを嘆かず、等しからざるを嘆くと言われております。すなわち、国民が不況で中小企業の破産、倒産が相次ぎ、ほとんどの企業が赤字で体質が衰弱しているとき、お役人様だけが国民の税金の上に安住している姿は余りにも不似合いであります。民間企業がいかにしてぜい肉をとり、身を軽くしてこの不況を切り抜けるかに腐心している今日、国民の納める税金の上にどっかとあぐらをかく官僚群の姿は、そのまま政治不信……
○塚本三郎君 ただいま報告されました成田空港事件について、私は、民社党を代表して、わが党の意見を交えつつ質問をいたします。 本事件のよって来る原因は幾つかが挙げられ、とりわけ政府の場所選定の無理及び決定後、これほどに重大なる政治問題を、空港公団という単なる一管理事業体にのみ任せ切りで過ごした政府の怠慢が指摘されなければなりません。 私どもは、この点を承知しつつも、なお国家機関が正式決定され、実行に移されつつある今日、政府のまずさを指摘することは後日にとどめ、本事件に憤り、将来に憂いを抱かざるを得ない国民の立場に立って、次の諸点を質問いたします。(拍手) 質問の第一は、長期にわたる困難な開……
○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、先日来行われておりました総理の施政方針演説を中心とし、提示されました予算案に対しまして御質問をしてまいりたいと思います。 まず最初に、総理の姿勢をお伺いしたいと存じます。 昨年暮れの総選挙におきまして、保革伯仲の国民の審判が下されました。したがいまして、当予算委員会も、五十名の定数のところ、与党自民党と私ども野党合わせては二十五対二十五という伯仲の国会になりました。戦後三十年、日本の政治は、残念でありましたけれども、自民党の内閣中心の政治だと断ぜざるを得ませんでした。しかし、もはや内閣は、決められたその行政執行の舞台であって、国政全般は本国会が中……
○塚本委員 先ほどからの参考人の御意見を伺っておりまして、向坊学長が御努力をなさっておられる苦心のほどは重々承知をいたしました。大学の中における問題は話し合いをして解決することが最良の手段であることも当然であります。しかし、その見通しを立てなければ、指導者、管理者としての能力に欠けるものだと私は判断いたします。 その点で、いつまでにそれが解決できるか、その見通しについて、先ほど半年か一年ということを病院長の方からおっしゃったけれども、それは管理者としての能力にみずから欠けることを暴露するものにほかならないと思います。文部大臣は六月いっぱいと期限をお切りになりましたが、それにこたえて今月いっぱ……
○塚本委員 いま日本の経済は、大変な不況の中にあえいでおります。したがいまして、私は、民社党を代表いたしまして、主に福田総理を中心にいたしまして、景気回復の問題点につきましてお尋ねをいたしてまいりたいと存じております。私は、極力具体的な提案をさせていただきますので、具体的にお答えをいただきたいと存じます。外交、防衛その他の問題は他の委員が続いて質問をさせていただきますので、主に経済の問題を中心にして進めてまいりたいと思います。 ただ、その前に一つだけ、懸案になっておりますロッキード事件につきましてだけ、一、二お尋ねをしてまいりたいと存じております。 さきの大久保証言によって、いわゆる灰色高……
○塚本委員 私は、民社党を代表いたしまして、当面する内外の問題につきまして質問をいたします。 まず第一に、ただいま議論になっております航空機導入につきまして、民社党の態度を申し上げてみます。政府が購入せんとしている早期警戒機E2Cの予算化に対して、私ども民社党は党の基本的態度を表明いたします。 相次ぐ航空機の輸入をめぐって、さきにはロッキード、そして今回はダグラス、グラマン機がアメリカに端を発して不正購入の疑いが持たれております。これらの不正らしきものが相手国アメリカよりの情報に基づいてのみその端緒を得ることはきわめて遺憾であります。しかし、それらの問題は、司法の解明と並行して国会で十分に……
○塚本分科員 通産大臣に対しまして、不況克服のためにずいぶん御苦労いただいておると思いますが、その中で最近、通産省から出してまいりました特定不況産業の安定臨時措置法をめぐりまして公取との間において若干の意見の食い違いがあったことが新聞などで報道されております。最終的には合併など及びアウトサイダー規制を削除するというような折り合いをつけてこの法律案が出されたというふうに報道されております。法律案審議はやがてその場所でいろいろとお聞きをして詰めてまいりたいと存じます。しかし、この法律案の中身のみでなく、今日不況産業を何としてでも回復をさせていかなければいけないということでもって、通産大臣の御指導の……
○塚本分科員 最近社会問題になってしばしば新聞をにぎわしております消費者金融、俗にサラ金と言っておりますが、この問題につきまして大臣にお尋ねをしていきたいと思います。 ある人から、五十万円借りたものがいまでは二百万円になっている、返す方法がない、毎日職場に貸した方から取り立てに来られて、仕方なく退職金をもらって支払ってしまったので職がなくなってしまいました、職を探してください、こういうのが私のところに参りました。またある人は、二百万円借りても返す当てがない、女房の職場まで取り立てが来て――これは共かせぎの人ですね。ともに職場がなくなってしまったし、家に押しかけてくるので家を転々と逃げて回って……
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