このページでは津島雄二衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○津島雄二君 ただいま大蔵大臣から昭和五十一年度決算についての報告がありましたが、私は自由民主党を代表して、現下の政治的、経済的な課題に関連し、特に重要と認められる若干の問題に限って、総理大臣並びに関係大臣に質問を行うものであります。 まず初めに、経済運営についてお尋ねをいたします。 さきの報告にありましたように、昭和五十一年度の予算は、国民生活と経済の安定及び国民福祉の充実に配意しつつ、景気の着実な回復に資するための施策を実施することとして編成されたのであります。しかるに、その後における五十一年度経済の推移を見まするに、前年度からようやく上昇に向かった回復のテンポが中途で鈍化する一方、国……
○津島委員 ただいま農林省の方から、今冬の降雪及び低温による農作物被害について御説明がございまして、大変参考になったわけでございますが、その御報告に触れながら、私ども地元で知っております実態について若干の御質問をしたいと思います。 まず最初に、ことしの豪雪に当たりまして、当委員会から委員長を初め皆様方おそろいの上で災害の実態、降雪の実態を視察いただきましたことにつき、大変降雪地、地元から高い評価と感謝の念の表示がございましたので、私それを取り次がせていただきますが、一つ残念であったことは、あの雪の積もった状態は視察団の皆さんに見ていただいたわけであります、その雪の下に何があったかということを……
○津島委員 厚生省関係、特に社会保障制度の全般並びにこのたびの予算において格別に重点施策として選ばれました若干の点について御質問申し上げます。 きょう御出席の厚生大臣は、非常にバイタリティーに富み、筋を通される方だということで、多くの方が、いま曲がり角に立っております社会保障制度について、将来の展望というべきものの基礎をつくっていただけるんではないかと期待しておると思うわけでございますが、そのような意味で、きょうは委員会の最初の質問でございますので、まず制度の現状というようなものをひとつ御質問して将来展望を伺いたい、こういうふうに思うわけでございます。 そこで、長い間日本の政治についてよく……
○津島委員 ただいま森下委員から、主として東大の精神科病棟を中心にいまの大学の現状について御質問がございましたが、これをやや広い見地からいろいろお尋ねしたいと思います。
まず第一に、いまの国立大学の状況です。余りむずかしい話でなくて、平穏に教育できるような環境にあるかどうか、お伺いしたいのです。本来ならば、文教の最高責任者文部大臣は、御就任になれば主だった国立大学をやはり実際視察になるのが普通だと思うのですが、最近大臣は東大にでも行かれたことがありましょうか。
【次の発言】 筑波大学をごらんになったということは大変結構ですけれども、非常に私としては残念だと思うのです。
同じ角度からどうでし……
○津島委員 先般本委員会におきまして森下委員から、文部省の決算審査に関連いたしまして、すでに数年にわたって東京大学の一部の、具体的には神経科の病棟でございますが、占拠になっておるという指摘がございまして、私からも関連質問いたしましたが、その後若干の事態の推移がございましたし、また先般の議論におきまして十分な問題の決着がついていないという感じがしております。さらに東大の一部の問題というのが、実は文教あるいはいまの大学管理の基本問題に関連する、こういうふうに考えますので、きょうの締めくくり質問でもう一度取り上げさせていただく次第でございます。 委員長は御存じかと思いますが、このようないまの東京大……
○津島委員 きょうは、ただいま委員長からお話のございますように、わざわざ東大の学長以下おいで賜って私どもの質問に答えていただく、御苦労さまです。
そこで、時間が限られておりますので、かねがね問題になっております東京大学の神経科病棟の問題を中心とするいまの現状について簡単に事実関係をお尋ねいたしますが、まず神経科病棟を中心とする医学部の現状、それからまた最近ストが新聞紙上報道されておりますが、文学部の現状、この二つについて、特に正常な教育が行われ得るような状態にあるかどうかに関連して、学長の御意見をお伺いしたいのです。
【次の発言】 教育、研究は正常に行われている、それから医学部の神経科病棟に……
○津島委員 勤労者財産形成促進制度について改正案も出ておりますので、それに関連して若干の問題点をお伺いを申し上げます。 この制度の中身、それから改正の問題点について議論する前提として、政務次官もおいでになっておりますので、まず最初に、現下の情勢に顧みまして、労働問題全体について、どのような御感触をお持ちかという点をお伺いしたいのでございますが、御承知のとおり先般、大臣が所信表明で幾つかの問題点を指摘しておられます。何といっても雇用の確保ということを第一に挙げられまして、そのほか職業訓練の改善それから財産形成制度の促進、労働条件の確保等、所信表明があったわけでございますが、この機会でございます……
○津島委員 まず最初に、行政改革についてお伺いいたしますけれども、御承知のとおり、このたびの予算と関連をいたしまして、できるだけ効率的でむだのない行政をやりたいという国民の関心が非常に高まっておりまして、与野党の論戦でも何度か取り上げられております。 まず第一に、ことしの一月十六日に「行政の簡素、効率化の推進について」という閣議了解が行われておりますが、そのねらいについて行管長官がおいでになってからお伺いをいたすことといたしまして、その前にやや行政改革について技術的なことをちょっとお伺いしたいと思うのでございます。 午前中に原委員から大変参考になる御意見がございましたけれども、私は行政改革……
○津島委員 質問を始めますに当たりまして、まず社会資本の充実に日夜大変御努力しておられます建設省に深甚なる敬意を表してから始めたいと思います。 建設省の仕事が大変だと思いますのは、日本の長期計画をいろいろ振り返ってみましても、昭和三十五、六年代からの所得倍増計画、そして産業中心に日本の経済を強化をしたい、そのことによって所得をふやそうということが国の政策の基本にあったころから、だんだんと行政上のニーズと申しますか、国民の要求もむずかしい、また多面的なものになってきているわけでございます。各般の社会資本の充実につきましても、建設省としてできるだけおくれないようにその都度対応してきておられると思……
○津島委員 ちょうど時あたかも春闘の最中、まず大臣、スト等を控えて大変御心労多いと思いますけれども、お疲れでしょうかどうでしょうか、まずねぎらいの意味も込めてお伺いいたします。
【次の発言】 大変元気な御様子なので、安心して労働問題全般についてお伺いをいたしたいと思いますけれども、やはりきょうはこの日でございますから、私どもこの国会へ出てくるにも大変難儀をいたしました。現在問題になっております昭和五十一年度の決算に関連いたしましても、毎年毎年こういう春闘というようなことで年中行事になっておる。そのたびに労使双方がいろいろな立場から国民に訴えておられるわけでございますけれども、相変わらずこういう……
○津島委員 農林水産業の振興に関する若干の問題、御質問を申し上げますが、本年度予算に関連して農林水産大臣が説明それから所信表明をしておいでになりますが、その中身をよく拝見いたしますと、全体として非常にきめの細かい配慮をしておられまして、いまの農林水産業の抱える問題についていろいろな対策を考えておられることは評価できるわけでありますが、私ども読んでみて感じますのは、要するに、問題は皆さんわかっておられる、いかにそれを実行するかということと、それからそれを実行するについて社会的、経済的な障害が非常に大きいということにあると思うわけであります。 ことしの大臣の予算の重点事項について、まずもって地域……
○津島委員 ただいま三人の方々から大変有益な御意見を拝聴いたしまして、時間が許せばいろいろとお伺いしたいわけでございますけれども、限度がございますので、ポイントを選んで三人の方に順次質問をさせていただきます。 最初に、中島さんへの御質問でございますが、予算の各ポイントについて大変参考になる御意見を伺いました。その中で、福祉予算について、公的負担と私的負担と将来ともにはっきりけじめをつけていかなければならないというお考えは大変よく理解ができるのでございます。この点で、日本で福祉を議論する場合に絶えずある種の欲求不満がございまして、先進国に比べて少ない少ないという議論がしょっちゅう出てくる。その……
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