このページでは小川国彦衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○小川国彦君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました総理府総務長官・沖繩開発庁長官藤田正明君に対する不信任決議案の賛成討論を行うものであります。(拍手) 沖繩開発庁長官藤田正明君は、九日深夜、与党自民党と結託し、内閣委員長正示啓次郎君が職権によって一方的に開会したところの内閣委員会において、沖繩県の区域内における位置境界不明地域内の各筆の土地の位置境界の明確化等に関する特別措置法案を強行採決するという暴挙に出たのであります。 申し上げるまでもなく、同法案は、いわゆる基地確保新法案を全面修正するものであり、沖繩県民がこぞって要求している地籍の明確化に名をかりて、その実は、……
○小川国彦君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和五十一年度農業の動向に関する年次報告及び昭和五十二年度農業施策をめぐって質問をいたしたいと存じます。(拍手) 率直に申し上げまして、この白書は、東京に机を据えた役人が書いた模範答案であって、現実に置かれている日本の農業と、そこに働いている日本の農民の実情からかなり遊離したものと言わざるを得ません。 日本の農業が抱えている問題点はより深刻であり、農民の悩みは地方においてこそ深いと申し上げておいて、私は、三点にしぼって質問をいたしたいと存じます。 まず、第一に指摘したいのは、日本の農民をとらえ込んでいる機械化地獄であります。 いま農村は……
○小川(国)委員 最初に田村運輸大臣にお伺いをいたしますが、先日福田総理が千葉においでになりまして、再度本年の十一月、成田空港の開港ということを断言されて帰られたわけでございますが、現在運輸省当局において、成田空港の開港の障害というものはどういうところにあると、大臣はどのように理解をされておられるか。主要な問題点として、どういうものがおありになるか、この点をちょっとお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 それでは具体的な問題に入りまして、もう一点お伺いしておきますが、福田総理初め運輸大臣等において、十一月開港ということの閣内の意思統一というものはなされているわけでございますか。
○小川(国)委員 最初にこの法案に関連をしてお伺いしたいと思います。
一つの通関業務に必要な処理時間は現在どのぐらいかかっているか。それから、これを使用することによってどのくらい時間が短縮されるか。その点について。
【次の発言】 その割合は何%ぐらいになりますか。
【次の発言】 現在二、三日かかっているそのものの三〇%でございますか。あるいは現在でも三〇%ぐらいは即日通関で行われているのではないですか。
【次の発言】 そうすると、即日通関の一〇%のものが三〇%ぐらいに上がる、今度上がってくるのは二〇%ぐらい、こういうふうに理解してよろしいですか。
○小川(国)委員 私は、最初に小川国家公安委員長に、五月八日の成田空港現地の事態についてどういう方針で臨まれたか、あるいはまた空港公団、警察当局に対してどういうような態度で臨んでこられたか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういう御指導にもかかわらず、現実には千名近い住民、警察両方の負傷者を出し、最後には東山薫君という二十七歳の青年を死に至らしめた、こういう重大な事態を発生せしめたわけであります。
そこで私は最初に、公安委員長が必要最小限に事故を防止する、こういう考え方で日常臨んでいるということを前提にしてひとつ質問をさせていただきたいと思いますが、まず空港建設の当事者であり……
○小川(国)委員 私は、今度の漁港法の一部改正に当たりまして、漁港というものを日本の国政として進めております全体の港湾事業、そういうものと対比をしながら、漁港の計画の進め方、そういう根本的な角度から漁港の整備というものを見直していかなければいけないのではないか、こういうふうに考えるわけでございますが、端的に申し上げまして、今度漁港法の改正の中で三種漁港について五〇%から六〇%に、一〇%補助率が引き上げられた。これは長年の漁民や漁協の念願であるし、また十年来の宿願であったということも言われておりまして、そういう点では一つの前進だというふうに考えるわけですが、しかし、私ども、運輸省の進めております……
○小川(国)委員 私は、いま大詰めを迎えながら非常に難航しております日ソ漁業交渉と日本の漁民の問題について質問いたしたいと思います。
先般、園田特使がソ連においでになりまして、政府の特使ということで日ソ間の案件の解決に当たられたということを伺っているわけでございますが、特使がソ連側との話し合いの中でまとめてこられたことを要約いたしますと、園田特使の果たした役割りというものはどういうことであったか、最初に当委員会でお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この交渉の中で領土問題なりそういうことには触れない、漁業問題に限る、こういうことで再開にこぎつけてこられた、この御努力は多とするわけであります……
○小川(国)委員 私は今回の領海法案に関連をいたしまして、領土問題に対する自民党政府のこれまでの取り組み、そういうものが今日事ここに至った経過としてはその責任がきわめて大きい、こういうふうに考えるわけであります。特に竹島の問題、南千島の問題を見ましても、日本政府のこれらに対する対応というものはきわめて不明確で、こうした点をあいまいにして今日まで進んできた。特に南千島の問題につきましては、自民党政府がこれまで北方領土問題を活発に主張し、交渉し、事あるごとにこれをやってきた、そういう経過は寡聞にして聞かないわけであります。 日ソ領土問題の交渉は古くは第一次のロンドン交渉、一九五五年六月から九月、……
○小川(国)委員 最初に田村運輸大臣にお伺いをしたいと思います。 先週、運輸委員会におきまして、私は初めて大臣の施政方針に対する質疑を拝聴いたしました。その中で、大臣は関西新空港について次のような抱負を述べられました。私は大体ノートにメモをとってまいりましたのですが、関西新国際空港については航空審議会の答申を経て泉州沖に決定した。ここについては環境アセスメント、アメニティーということについて十分配慮をしたい。この空港をつくるのは世界に冠たる空港をつくることである。要するに、ただ空港をつくるということだけではなく、環境についても世界に類例のない調査をやる。気象、海流等の自然条件、学校、人口など……
○小川(国)委員 私は、本法に関連をいたしまして、成田空港に関連する諸問題を含めながら質問をさせていただきたいと思います。
第一番に、伝え聞くところによりますと、政府は十一月二十九日の閣議において開港決定をするやに承っておるわけでございますが、航空法の管制検査がいまだ出されておりませんけれども、果たして十一月二十九日という伝えられる閣議決定というものが予想されるとするならば、当然航空法の管制検査が終わっていなければならないと思うわけですが、その点についてはいつごろこれを完了する見通しを持っておられますか。
【次の発言】 こういう重要なことが答弁できる人がいないのではちょっと質疑できません。―……
○小川(国)委員 私は、成田空港を中心とする環境保全の問題、特に航空機騒音の対策の問題について石原環境庁長官にお尋ねをしたいと思うわけでございます。 最初に、私は去る三月十一日の予算委員会におきまして、成田空港の開港が予想される状況の中で周辺の騒音環境対策の問題が非常に重大な問題になってくる、こういう状況で、いま環境庁の持っている環境基準の適用ということが十年先ということを目標ではとてもこの周辺住民の生活の対策というものが成り立ち得ない。そういうことで石原環境庁長官には積極的にこの問題に取り組む姿勢を要望したわけでございます。そのときに石原国務大臣は、この三月十一日の予算委員会第一分科会の中……
○小川(国)委員 砂糖は、最近需要量の低下が若干ございますけれども、国民生活にとっては不可欠の生活資源でございます。そういう面で、この砂糖行政というものは国民生活に非常に深いかかわりを持っているわけでございますし、国の行う砂糖行政というものが直接国民の生活にはね返っていくわけでございまして、そういう点では、私ども本法案の内容につきまして、十分この委員会の中で審議をしていく必要があるのではないかというように思うわけです。 私ども、砂糖行政の歴史を振り返ってみますときに、砂糖行政は、かつて輸入制限をしておった割り当ての時代がありますし、その後自由化時代に入りまして、過当設備、過当競争、こうした問……
○小川(国)委員 私は、同僚議員の残された時間をちょうだいいたしまして、米の生産調整の問題に関連いたしまして、農地の指導の問題について若干お伺いをしたいと思うわけでございます。これは特にいま鈴木農林大臣がおいででございますから、恐らく御答弁の準備等は十分なされていないのじゃないかと思いますが、フランクに、大臣がお考えになったままを御答弁願えれば、こういうふうに思うわけでございます。 米の生産調整の中で、日本全体の巨大開発というものがいろいろなところで行われているわけでございます。むつ小川原とか、あるいは鹿島の工業地帯とか、あるいはこれから行われる鹿児島の志布志湾の巨大開発の問題、そういう一連……
○小川(国)委員 私は、最初に、米の需給調整の問題に関連いたしまして、モチ米の問題についてお伺いをしたいと思うわけでございます。 政府はこれから十カ年間、年四十万ヘクタール、百七十万トンという米の生産調整をしていく、こういう状況を迎えておりまして、これは日本の農家にとって大変な事態になっているわけでございますが、そういう中でなぜかモチ米だけは生産不足に陥って外国から輸入をしなければならぬ、こういうきわめて不手際な事態を迎えているわけでございます。 そこで、私は、この実情を当局にただしてみたいと思うわけでございますが、モチ米の過剰現象というものは五十年産まででどのくらい過剰があったか、まずこ……
○小川(国)委員 本法の提案に当たりまして、水産加工経営体数というような資料が出ておりますが、大まかに申し上げまして、水産加工業の置かれてきた状況というものは、同僚の委員からも指摘がありましたように、非常に水産業協同組合と中小企業協同組合の谷間のようなところに置かれておりまして、それだけにこの対策というものが、農林省、水産庁なりあるいはまた中小企業を担当する通産省当局、それぞれのところから一応の指導を受けながらも、現実の問題としては非常に前近代的と言ってはなんですが、水産加工業の場合には立ちおくれた状況にあったというのが否めない事実だというふうに思うわけでございますが、いま北洋漁業のさまざまの……
○小川(国)委員 私は同僚議員の貴重な時間をちょうだいいたしまして、いま阿部議員から質問をいたしております成田空港問題の当面の主要な二点について総理に見解を承りたいと思います。 いま阿部議員が指摘しましたように、成田空港は昭和四十一年七月閣議決定以来、延々十二年を要しているわけでございますが、政府は当初、本年の十月開港ということを国会の中で言っておりまして、あるいは総理は年内開港ということを言っておりまして、つい最近は年度内開港という形で政府の意思を統一して発表する。こういうことを承っているわけでございますが、その中で、私は、いま開港上の最大の問題となっている銚子のボルタックの問題について総……
○小川(国)委員 運輸大臣にお尋ねをしたいと思いますが、五月二十日の強行開港は非常に無謀なことだ、私どもはこういうふうに思っております。福田赳夫氏だけのメンツのみで開港するというようなことで地元民は非常に困惑している、こういう状況にあります。 なぜ無謀か、具体例を挙げて取り上げたい。いろいろ問題は多いわけでございますが、環境問題にしぼって質問をさせていただきたいと思います。きょうは三十分というように時間が非常に限られておりますので、私も簡潔に質問をいたしますので、ひとつイエス、ノーという形で簡潔な御答弁を大臣以下の皆さんにお願いをしたいと思います。 まず最初に、環境問題の前提として、大阪空……
○小川(国)委員 成田空港が開港いたしましてすでに旬日を経るわけでございますが、この成田空港の騒音公害の問題が非常に重大な問題になってきまして、千葉県北部全体、茨城県にかけまして、この騒音公害の問題が、自治体あるいはまたその地域の住民からその被害を非常に強く訴えられておる状況にあります。 お伺いしますと、きょう福田総理もこの成田空港に関連いたしまして、騒音公害の環境対策に万全を期するように、こういう御指示があったということを承っておりますけれども、運輸省、公団として開港後の騒音測定はどのようにやってこられたか。それから、これについては、成田市その他関係自治体がそれぞれ取り組んできておりますが……
○小川(国)委員 成田空港が開港しましてから一カ月近くなるわけでございます。その中で、いま非常に大きな問題になってまいりましたのが空港周辺の騒音公害の増大の問題でございます。この問題については、去る六月六日、福田総理が閣議の席上におきまして、成田空港周辺の騒音について、地域住民の重大関心となっているので、関係閣僚の間で対策を立て、てきぱきと善処してほしい、こういう指示をされたということを伺っておりますが、この点について、運輸次官、環境庁長官、それぞれどのようにこの総理の指示を受け取り、対処されているか、ひとつ簡潔に伺いたいと思います。
○小川(国)委員 私は、野菜価格安定対策と米の生産調整との関係を中心としまして質問をさしていただきたいと思います。 まず最初に、野菜の暴落問題について質問をしたいと思うわけでございますが、ここに私は二枚の送り状を実は持ってきたわけでございます。これは私の友人で、私の隣村、富里村というところに、農協の理事をしながら畑作を一生懸命やっております佐藤繁夫君というのがおりまして、一枚の送り状は、ことしの二月五日発で二月六日売りりという白菜を、二トン車のトラック一台に積んで神田市場の東一会社というところへ持っていきました送り状なんでございます。この送り状で見ますと、単価、八キロ一把平均百三十二円、こう……
○小川(国)委員 私は成田空港の農民対策、代替地対策について質問をいたしたいと思います。
最初に、昭和四十一年七月閣議決定の際に、「新東京国際空港補償について」、こういう運輸省の文書が出されているわけでございますが、運輸省当局あるいは公団、農林省、それぞれこの文書については内容について御確認をされているかどうか、まずその点からお伺いいたします。
【次の発言】 いまの質問は、運輸省の航空局にも質問しているわけでございます。
【次の発言】 いま公団並びに農林省に対しまして、昭和四十一年七月閣議決定時の「新東京国際空港補償について」、こういう運輸省の文書を私ども手にしているわけでございますが、運輸……
○小川(国)委員 私は、農産種苗法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、その内容、与える影響についてひとつ質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、本法改正によって日本農業と農民に与える影響はどういうものになるかという点でございます。 第一番に、私は、本法改正によって種苗の育成者に対し、その権利を保護すべく登録出願、職務育成品種、出願品種の名称、先願、それから出願品種の審査、品種登録、その効力、品種名称の使用制限等々の規定が盛り込まれてきたことについて大きく一歩前進したことは評価をしたいと思います。特に、多年にわたって農林水産植物の品種の改良、向上に努めてきた農林水産業の貢献者……
○小川(国)委員 私は、成田空港関係の出店者の問題について最初に質問いたしたいと思います。
空港公団の総裁にお伺いをいたしたいのでございますが、去る二月二日の日に、私が昨年から要請しておりました「空港関係営業予定者名簿 昭和五十三年二月 新東京国際空港公団」というので、これは全部、航空会社から地元の出店者、おみやげ物屋さんからレストラン、食堂、こういうのを含めた名簿が私のところへ届けられたのでありますが、この名簿の内容はいつ確定なすったのでございますか。
【次の発言】 実は、私はこの問題については、昨年の五月二十七日に第一回の質問主意書を内閣総理大臣あてに提出をいたしまして、六月七日に答弁書……
○小川(国)委員 私は、国民生活に関係の深い石油関係の問題を中心にして質問をさせていただきたいと思います。
河本通産大臣には、総裁選挙で大変お忙しい中を、きょうは通産省の決算においでを願いまして、大変どうも御苦労さまでございます。
私は最初に、石油関係の問題に入ります前に、これはもう私どもの国民生活、日常生活の中にはいろいろな面で欠かせないものでございますが、河本大臣のお宅は一体燃料はどういうようなものを使っておいでになるか、まずその点からちょっとお伺いをしたいと思うのです。
【次の発言】 大臣は東京と兵庫と両方にお住まいがあるようですが、東京の方は多分ガスと電気というふうに思いますが、兵……
○小川(国)委員 私は、ことし全国的に日本を襲いました干ばつ被害の問題とその対策の問題について質問をいたしたいと思います。 ことしは大変なひでりでございまして、真夏の最中四十五日くらい雨が降らなかったということで人間も大変な苦しみをしたわけでございます。特に農作物における被害は大変甚大なものがあったわけでございます。 私どもの千葉県では三年ごとにございますこういうひでりの際に知事が雨ごいに参る習慣がございます。千葉県は銚子の猿田彦神社というのが非常に雨の御利益があるそうでございまして、お祈りに行きますと雨が降るというのですが、ことしの知事はどうもそういう迷信めいたことはやりたくないというの……
○小川(国)委員 私は、きょうは米の需給関係の問題を中心にして、農林大臣に質問いたしたいと思いますが、農林大臣、あなたは毎日の食事の体系はどういうふうになっているか、朝、昼、晩、三食どういうような食事体系をとっておられるか、参考にひとつお伺いさせていただきたいと思います。
【次の発言】 これは農林水産委員長にも尋ねたいところですが、委員長に聞くわけにもいきませんから。
私は、いまの大臣の生活というのは、これは政治家の生活としては理解できるわけです。しかし、いま大変な米の余剰の状況から見ると、大臣もいま一層努力をしていただかないと、米の滞貨をなくすというわけにはいかないのじゃないか、こういうふ……
○小川(国)委員 私は、昨日の農林大臣に対する米のあり方に対する質問にさらに続きまして、その継続した問題点をお伺いをしてまいりたい、こういうふうに思います。 その第一点は、やはり現在及び将来における食管制度の運用の基本をただしていかなければならないのじゃないか、そういうふうに考えているわけでございまして、その点では、米の買い付けの問題とあわせて米の売り渡しの問題を今後どのようにして適正なものとしていくか、この点に一番問題点があるのじゃなかろうか、そういうふうに思います。 まず、米の売り渡しの適正化の方向について農林省としてどういうお考えを持っているか、その点をお伺いをしたいと思います。
○小川(国)委員 最初に、運輸大臣にお伺いしたいと思いますが、運輸大臣は、大臣就任早々に成田新空港を御視察なさったそうでございますが、大臣は、成田空港の中にホテルがあるというふうにお思いでございましょうか。
【次の発言】 いまの大臣の認識が大体当たっているのでございますが、空港に行く途中、直前にはホテルが幾つかありますけれども、敷地の中にはないわけでございますが、成田空港の中にホテルが存在し得るかというその問題については、どういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 私もう少しお伺いしたいのは、成田空港というのは民間空港というふうに言われておりますが、もう一つの性格は公共用飛行場というこ……
○小川(国)委員 私は、財特法の十年間延長の問題の質疑に入ります前に、まず自治大臣に、第二期工事の問題についてお伺いをいたしたいと思います。 先般の閣議の席上におきまして、森山運輸大臣が、本年早々に成田空港の第二期工事に着手をする、こういうことを発言され、また、それが対外的に発表されまして、地元の関係自治体、あるいはまた住民も大変な驚きをいたしておるわけでございます。この問題については、すでに前運輸相以来、地元との十分な話し合いの中で工事の着手に当たるということで、一方的に国がこれを進めるということはあり得ない、こういう方針を堅持してきておったわけでありますし、千葉県の知事を初め、関係市町村……
○小川(国)委員 農林大臣に質問させていただきたいと思いますが、あいにく私、予算委員会で空港問題の質疑の時間とこちらと、同じ時間にかち合ってしまいまして、同僚議員に大変御迷惑をおかけしましたことを最初におわびを申し上げさせていただきます。 私は、昭和五十四年度の食糧管理勘定の問題に触れていってみたいと思うのですが、ことしの国内産の管理勘定で約七千六億円、麦のあれで五百五十一億円というマイナスがあり、輸入食糧の管理勘定で八百八十八億円の黒字がありますが、合計で六千六百六十九億円というマイナスがあるわけです。五十二年度から繰り越しの三百八十億円を加えましても、やはり六千三百四十億円という赤字であ……
○小川(国)委員 最初に農林大臣にお伺いをしたいわけでありますが、肥料価格安定法の審議に入ります前に、食管制度の問題で一点お伺いをしたいと思うわけであります。 本年度の食管会計の予算の中で、米穀通帳の印刷予算が約五百九十万円組まれているわけでございまして、それで約六十五万冊の米穀通帳を印刷する、こういう予算が組まれているわけでございます。ところが、現実には三千万の配給世帯があって、実質的にはこの米穀通帳というものはほとんど有名無実で利用されていない。そういう形のものをまた五百九十万の予算をかけて印刷するということは、大変それは国費のむだではないかというふうに思うわけなんです。ですから、これを……
○小川(国)委員 私は、水資源開発公団に対しまして、利根川河口ぜき問題を中心に質問をいたしたいと思います。
利根川の河口ぜきが昭和四十六年五月に完成をされましたが、この河口ぜき建設の目的は何であったのか、この点をもう一度改めて公団の総裁からひとつ御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 ところで、利根川の現状において、いま総裁は塩分の除去と取水量の確保ということを言われましたが、同時にその中には、長い年月歴史的に坂東太郎と言われる利根川に内水面漁業という形で生活を依存してきている内水面漁業者の生活権の確立といいますか、あるいはまた半面から言いますと、漁業被害の防止ということも当然考えておか……
○小川(国)委員 三十八兆六千一億円という貴重な予算を審議する中で、この予算委員会の審議が二十分間も空白を持ったというのは、この間の光熱費とかその他諸経費というのは自民党の浪費でありまして、こういう点は委員長の単なる注意じゃなくて、国費の浪費である、こういうことを厳重に重ねて御注意を願いたいと思います。一生懸命質問をやろうという立場が二十分も待たされた、こういう点はそういうことにつながっているということに御注意願いたいと思います。 運輸省予算の中で、成田空港の二期工事の問題について私は質問をいたしたいと思います。 これは今年度の予算の中で成田空港関連の二期工事を実施する、こういうことを言わ……
○小川(国)分科員 最初に環境庁長官にお伺いしたいわけでございますが、先日の閣議におきまして、福田総理大臣が、本年度内の成田空港の開港、こういうことを目標として閣議を持たれたその中で、各関係閣僚がこの開港に対してどういうように対処していくかということを御論議になったそうでございますが、その際に環境庁長官は、この成田の開港という問題についてどういうような御所見を持ち、また閣議でどういうような御意見を述べられたか、お伺いをしたいわけでございます。
【次の発言】 私は、その辺の長官の御認識から変えていかなければならないんじゃないかというふうに思うのですが、先般来、これは運輸省もおいでになりますが、運……
○小川(国)分科員 大臣の時間がないようでございますから、早速質問に入らしていただきたいと思います。 私は主として千葉県成田市に建設を進められております新東京国際空港に関連をいたしまして、地方財政の現状をどういうふうに大臣が把握しておられるかという観点にしぼって質問をしたいと思うわけでありますが、先般、私が質問主意書をもって福田総理に出しましたところ、そのことについて閣議を経ての答弁書をちょうだいしたわけでございます。その中で考えてみますと、成田空港とそれを取り巻くいろいろな状況について、大臣がどういうふうに成田空港の現状というものを――単なる運輸省ペースの空港建設という観点だけではなくて、……
○小川(国)分科員 最初に成田空港に関連する問題につきまして、外務省と運輸省の国際課と双方に質問いたしたいと思います。 まず成田空港の開港の見通しでございますが、これは福田内閣で開港の大号令をかけたということですが、現実にはさまざまな問題が山積をしておるわけであります。そういう中で、政府が現実の問題としてとらえているならば、それに対応するいろいろな方策というものがとられているというふうに考えるわけでございますが、もし仮に政府の言うように十一月開港というようになった場合に、外国航空会社が国際線は一様に成田に移転をされるわけであります。ところが御承知のように、日中航空協定の締結の際の約束によりま……
○小川(国)分科員 成田空港の問題に関連しまして、田村運輸大臣に予算委員会で空港公団の違法な業務について質問をいたしました。その中では、御承知のように、五年四カ月にわたって空港公団が業務方法書について大臣認可を受けずに違法な業務を遂行してきた。この点については、公団総裁からも、その手続を行わなかったことについては、手続を欠いたことは事実である、こういうことを申されたわけでございます。各種公団がございますけれども、五年四カ月も業務方法書の認可を受けずに業務をやってきた、少なくともこういう公団は他にないわけでございます。 しかも、公団法を見ますと、公団法の罰則という規定の中に「第三十七条第一項の……
○小川(国)分科員 成田空港の開港という問題が政府によって進められておりますが、その開港対策の一環としまして、空港の施設内に諸官公庁がそれぞれの部署を配置されるということになっているわけでございますが、現在、空港公団としましては、この空港敷地内外にわたって関係官公署の配置というものをどういうふうに把握しておられますか、総裁の方から御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 その具体的な中身について、現在どのような官公署をそれぞれ予定されているか、その内容をひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 さらに具体的になりますが、これらの官公署のうち、公務員としてこの中の勤務につくであろ……
○小川(国)分科員 最初に、運輸省の予算に関連をいたしまして、現在建設中の成田空港に米軍の郵便物取扱所設置の問題が起こっております。運輸大臣としてこれにどう対処されるおつもりですか。
【次の発言】 適切な方法で対処をしたいということでございますが、三月三十日開港ということになりますと、すでにもうあと二十九日しかない、こういうような状況なわけですね。しかも、成田市長及び成田市議会において、昭和四十六年十月十四日に要望書というものを出しているわけです。これは成田市長長谷川録太郎、成田市議会議長小池正、この両名の名前をもって、要旨は「成田空港用地への米軍施設(郵便物取扱所)移転申入れについては、これ……
○小川(国)分科員 私は、成田空港に関連をいたしまして進められております政府の諸対策を見ておりますと、現状にさまざまな政府の施策上の問題点が多過ぎるわけでございます。特に燃料の輸送問題、交通アクセスの問題、空路の問題、飛行機の発着規制の問題、それから騒音対策、こうした中で福田内閣は三月三十一日開港を決めて進めておりますが、それに伴う自治体の状況というものは、非常にさまざまな問題で苦境の中に追い込まれている状況がございます。特に騒音対策などにつきましても、自治体が独自で負担せざるを得ないという問題が出てきております。現実には、三月三十一日の開港時点で騒音対策などがすべて完了しているかというと、実……
○小川(国)分科員 私は、成田空港の騒音問題、それから成田空港の中に日本航空が設置しておりますノイズサプレッサーの設置の問題、これらの点を中心に質問をいたしたいというふうに思います。 最初に、きょうの各紙に一斉に出ているのですが、これは環境庁の長官にお伺いしたいのでございますが、「夜間騒音に慰謝料」というので「東京品川区に住む生け花のお師匠さんが隣のプラスチック工場の騒音などでノイローゼ、不眠症になった、と主張、工場の夜間操業停止と慰謝料百万円を請求した」いわゆる近隣騒音訴訟というもので「東京地裁民事十八部・佐藤安弘裁判長は二十七日「夜間の騒音は隣人として社会生活を営む上で受忍すべき限度を超……
○小川(国)分科員 私は、ごく一般的な問題で、国民生活に身近な公害の問題として起こっております空きかん公害――空きかんの投げ捨てによる空きかん公害といいますか、そういう問題について、通産省を中心とする各省庁の取り組みについてちょっとお伺いしたいわけなんです。 実は私どものところは郊外の農村地帯でございますので、農村地帯をいまずっと走ってまいりますと、道路の両側、それから田と言わず畑と言わず至るところにビールとかあるいはジュースとか、そういうものを飲んだ後の空きかんがどんどん投棄をされているわけなんです。実は、千葉県の多古町という小さな町で先日部落の人が総出で道の両側一キロにわたって空きかんの……
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