このページでは辻第一衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○辻(第)委員 まず、人事院勧告、給与改定に関連して何点か質問をいたします。大変時間も遅くなってお疲れだと思います。すでにお答えになったことを再度お尋ねするかもしれませんが、御了承いただきたいと思います。 わが党はすでに、本年の人事院勧告及び定年制についての書簡に関して、定年制の導入の方向は公務員労働者の生活と雇用に重大な不安をもたらすものであること、勧告は、昨年をも下回るアップ率とともに、高齢職員の昇給停止や調整額の定額化など一連の賃金改悪を打ち出していることなどを批判し、高級官僚優遇にメスを入れることを要求してきたところであります。 ところが政府は、今回の人勧実施に当たり、人勧実施と引……
○辻(第)委員 いわゆる明日香立法について質問いたします。 明日香村はいわゆる飛鳥朝、六世紀から七世紀にかけてわが国の律令国家体制が初めて形成された時代の政治、文化の中心地域でございます。そして今日、宮跡あるいは寺の跡、古墳などの地下遺跡を主とした歴史的文化遺産が周辺の自然環境と一体をなしたすばらしい歴史的風土が、明日香村の全域にわたって良好に保存、維持されてまいったわけでございます。明日香村は、私もう何回も訪問をし、調査をさしていただいたわけでありますが、その中で婦人会長さんその他の方々から、この先祖が残してくれたすばらしい歴史的な文化遺産や歴史的風土に誇りを持って、この保存、維持のために……
○辻(第)委員 きょうは、参考人の先生方、お忙しいところを御苦労さまでございます。ありがとうございます。 私は、まず最初に末永先生にお尋ねをいたしたいと思います。 先生は、本当に長い間埋蔵文化財を守るために、また飛鳥古京を守るために御尽力をいただいておりますこと、まず最初に感謝を申し上げる次第でございます。 先ほど大変貴重なお話を聞かしていただいたのですけれども、松本先生がお尋ねになりましたことと同じようなことで恐縮なんですが、いま、奈良県で、飛鳥の埋蔵文化財を守っていくその対策、体制といいましょうか、そのようなものが奈良県としてはどのような状態になっているのか、先生のお考えをお聞かせい……
○辻(第)委員 私は、陵墓の問題についてお尋ねをいたします。
すでに昭和五十一年の四月に参議院でわが党の河田議員が取り上げた問題でありますが、改めてその後の経過を含めてお尋ねをいたします。
まず最初に、陵墓の総数は八百九十二と聞いております。その内訳及びその数をお教えいただきたいと思います。
そして陵墓参考地とはどのような内容なのか、簡単にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いま陵墓参考地とはどんな内容なのかということもお尋ねしたわけですが、お答えをいただけませんか。
【次の発言】 それで結構でございます。
次に、書陵部に考古学の専門家がお勤めになっているように聞いておりま……
○辻(第)委員 恩給法等の一部を改正する法律案に関連をして質問をいたします。
まず、旧軍人一時恩給についてでありますけれども、旧軍人一時恩給は昭和二十八年当時の俸給月額に在職年数を乗じた額を支給をいたしております。たとえば在職年三年の場合、兵、伍長、軍曹、曹長の階級ごとにその金額をお教えいただきたいと思うわけでございます。
【次の発言】 いま三年の場合、六年の場合をお教えいただいたわけでございますが、兵は六年の場合でも三万三百円、大変わずかな金額でございます。しかもこの六年という人の中には、恩給受給資格の年限十二年に一年足りないとか、あるいはもっと極端な人になりますと一月足りないとかというた……
○辻(第)委員 私は、いわゆるKDDとの関連で質問をいたしたいと思います。
まず最初に、いわゆる電気通信監理官室の業務内容について、簡明にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 KDDに対しては、事業計画だとか利益金の処分、さらに役員の人事など、そのほかに国際電話料金の改定の認可などの権限を持っていらっしゃるわけでありますけれども、一般的に言って大変な権限だというふうに思うわけでございますが、その点についてどのように思われますか。
【次の発言】 一般的に言って大変な権限だと私は思ったわけですが、その点についてどう思われるのかということをいまお尋ねしたわけですけれども。
○辻(第)委員 私は、行政管理庁設置法一部改正案について質問をいたします。
まず、行政監察の対象の拡大という問題については、昭和四十九年五月二十三日の衆議院内閣委員会で、当時の保利長官が対象の拡大は当然検討する旨の答弁を行っていらっしゃるわけですが、それ以来今日まで具体化されませんでした。その具体化のおくれは、各省庁の異論やあるいは抵抗があったというふうに聞いておるわけでありますが、実際のところ、今日まで具体化されなかったのはどういう理由なのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 そういうことだったようですが、今回の改正では、行政監察の対象が公社、公団、事業団、公庫、これで合計四十八だったの……
○辻(第)分科員 私は、大滝ダムの問題について質問をいたします。
大滝ダムは、建設省河川局長と農林省農地局長が、奈良県と和歌山の両知事に対する「国営十津川・紀の川地区、紀の川筋における洪水調節及び農業用水確保の方針について」と題した通達を出されました。それからもうすでに十八年になるわけであります。当初、昭和五十二年完成予定を昭和五十九年に延期しているが、今日では五十九年にも完成が危ぶまれている状況でございます。建設省の見通しはどうなのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 見通しというのは大体いつごろに完成するだろうかということをお聞きしているわけですけれども、もうちょっと明確に……
○辻(第)分科員 私は、奈良県下のタクシー労働者の問題について質問をいたします。 奈良県のハイ・タク台数は約千二百、労働者数は約千五百七十名という状況であります。大手の近鉄タクシー及び近鉄系列を除きますと、一社十台余りの零細企業であります。業界は家父長的、主従関係的な前近代的な経営が行われ、労働者の労働条件は大変劣悪であります。労働基準法などの法違反は枚挙にいとまがないほどであります。非常に長い間にわたってこのような状態が継続してきたことは、国の許認可の事業であるハイ・タク業の労働者の労働条件が劣悪であるというこのような状態は、行政の責任が少なしとは言えない、いや、責任が重大であるというふう……
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