このページでは辻第一衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○辻第一君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、所得税法等の一部を改正する法律案などに対し、反対の討論を行います。(拍手) この五年間の中曽根自民党政治は、「戦後政治の総決算」と称し、アメリカに追随し、歯どめのない大軍拡や大企業奉仕の民活路線のもとで、国民生活、福祉や医療、教育、中小企業や農業切り捨ての国民いじめ、弱い者いじめの政治であります。深刻な円高不況や産業空洞化により失業は戦後最高の状態を来すなど、国民の苦しみは耐えがたいものになっています。それに追い打ちをかけるように、大増税路線を推し進めているのであります。 中曽根総理は、昨年の衆参同時選挙で、大型間接税の導入、マル優の廃止は……
○辻第一君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました多極分散型国土形成促進法案について質問いたします。 東京都心に端を発した狂乱ともいうべき地価高騰は、東京圏全体、さらには全国の大都市圏に広がり、国土庁の地価公示価格でも東京圏の住宅地で六八・八%の上昇を示しています。地上げや底地買いで都心から都民を追い出し、働く人々のマイホームの夢を無残に打ち砕き、住民から土地と住宅を奪い去ったのであります。この事態は、政府・自民党、財界の東京一極集中政策や、過大な需要予測、国公有地の民間への異常な高値売却、都内山手線内側はすべて五階建て以上発言など、一連の規制緩和、民活政策で地価高騰……
○辻(第)委員 私は、まず最初に、三原山の噴火に関連をしてお尋ねをいたします。 三原山噴火によって被災、避難された伊豆大島の皆さんに心からお見舞いを申し上げ、質問に入りたいと思います。私ども日本共産党は、二十一日の夜、対策本部を設置して被災者を見舞うとともに、国土庁を初め関係各省庁に万全の対策を要求してきたところであります。以下、緊急の問題についてお尋ねをいたします。 まず、厚生省にお尋ねをいたします。 一万人を超える避難救助は前代未聞のことであり、万全の救助をやっていく上で当然予算の問題が起こってくると思います。聞くところによりますと、救助費その他の関係費は八億四千万円ということであり……
○辻(第)委員 ことしも残り少なくなってまいりましたが、どうも今の状況では本年度の交通事故は深刻な状況で、五年連続死者が九千人を超える状況だというふうに聞いているわけであります。
そこで、今年度、最近までの事故件数、それから死者数、負傷者数、それと対前年比ですね、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 皆さん方の大変な努力の中、また国民の皆さん方の大変な努力の中、後半は改善をされておるということは非常に喜ばしいことでありますが、しかし、五年連続九千人を超えるだろうということは、やはり深刻な事態として受けとめなくてはならないと思います。
そこで、今十一月末の御報告をいただいたわけであ……
○辻(第)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、老人保健法等の一部を改正する法律案及び修正案に対し反対の討論を行います。 まず初めに、私どもは、本改正案の審議について、質疑時間が一人五時間、公聴会、参考人喚問など審議を尽くすべきであると強く要求してまいりました。にもかかわらず、本委員会では全体で二日間、わずか十四時間しか審議をせず、中央公聴会、参考人質疑も行わず、本日の採決に至ったことに強く抗議をして、反対の討論を行います。 反対の理由の第一は、老人患者自己負担が全体として平均三倍にも引き上げられ、一年入院すれば十倍という他の公共料金に比べても例を見ない理不尽な大幅引き上げであること……
○辻(第)委員 住宅建設に関連をして、何点かお尋ねをいたします。 まず、大臣にお尋ねをいたします。 我が国の住宅水準は一定の水準に達したというふうに言われておりますけれども、外国人から見ればウサギ小屋というような表現があるように、非常に貧困な実態があるわけであります。そういう中で、健康で文化的な生活を営むに足る住宅をというのは多くの国民の願いであります。しかし、現状は異常な土地の高騰でありますとか住宅価格の値上がり、一方国民の住宅取得能力は、これまた異常な円高やあるいはその円高不況、また産業構造の変化という状況の中で、実質的に後退をしているというのが実態ではないかと思うわけであります。殊に……
○辻(第)委員 私に与えられた時間は二十分でございますので、できるだけ御答弁は簡明にお願いしたいということをまずお願いをして、質問に入ります。 河川法の一部改正についてでありますが、今回の改正で、一定の要件を満たせば市町村長がみずから河川工事、河川維持を行うことができるということになるようでありますが、これは、市町村長みずからがやりたいと希望している場合である、このように理解をするわけであります。都道府県が市町村に事業をやれと押しつけるようなことがあってはならない、このように思います。 それからもう一点。財政事情等でみずからやれない市町村も少なくないと思うわけでありますが、その場合は、従来……
○辻(第)委員 本法案について私はただしたいことがたくさんあるわけでありますが、与えられた時間は二十分でございます。非常に端的な、舌足らずなお尋ねになろうかと思いますが、ひとつ簡明に御答弁をいただきたい、まず最初にお願いをして質問に入りたいと思います。 我が国の働く人々が本当に長期のバカンスを楽しみ、自然豊かなリゾート地で長期滞在型の休暇を楽しむようなときが一刻も早く来ることを私も望んでいる一人であります。しかし、この法案が本当に国民の期待にこたえることができるものであるかどうかという点でたくさん疑問を持つわけであります。 そこでお尋ねをいたしますが、時事通信の調べで五月十五日付の官庁速報……
○辻(第)委員 今回のいわゆる国幹道の改正法は、第二東名や第二名神など新たに二十四路線三千九百二十キロメートルの高速道路計画を、日本道路公団が整備を進めているいわゆる国幹道の予定路線に追加するものであります。昭和四十一年に策定をされた既定の三十二路線七千六百キロに追加をされる、合わせて一万一千五百二十キロメートルというものであります。 そこでお尋ねをいたしますが、これまでの予定路線七千六百キロ、これが六十一年末でどれぐらいまで実現をしたのか。それから、その七千六百キロは大体いつまでに実現をする目標であったのか。それから、今度全部合わせた分ですね、それはいつごろ完成をする目標なのか、その三点を……
○辻(第)委員 けさからAT車問題が繰り返し議論になっているわけでありますが、私もAT車の問題から質問をしてまいりたいと思います。 私も長年車に乗っているわけであります。もうかなり年もとってまいりましたのでハンドルを持つのはやめようかと思うわけでありますが、車というのはなかなか便利なもので、ハンドルを持つことをやめることができないという状況が続いているわけであります。しかし、今交通事故で亡くなる方が一年間に約一万人、負傷者が約七十万人というような状況であります。そういうときに、車の構造上の問題で死傷者が出ることはやはりゆゆしい問題だというふうに思います。そしてAT車の事故は、大別をいたします……
○辻(第)委員 時間が短縮をされましたので、奥野長官にお願いをしておったわけでありますが、割愛をさせていただきますので御了承いただきたいと思います。非常にはしょった質問になるわけでございますが、ひとつ御了承をいただきたいと思います。 昭和六十三年度予算案によりますと、一般公共事業等に災害復旧を加えた公共事業関係費は総額で七兆二千八百二十四億円となり、対前年度当初比で一九・七%、約二割増の大幅アップとなっております。このうち建設省所管分の公共事業費は国費で四兆九千八百六十二億、NTTのA型を含んででありますが、こうなっております。対前年比二〇%増となっております。つまり、建設省の公共事業費は国……
○辻(第)委員 第十次道路整備五カ年計画を見ますと、高規格幹線道路には十兆三千億円の投資が計画をされております。このうち主なものは、国土開発幹線自動車道について五カ年計画期間内に新たに千二百五十キロメートルの供用を図る、昭和六十七年度末の供用延長約五千五百キロメートルとすること、新たに追加する国幹道について計画的に整備を進めるために必要となる区間の基本計画を策定するとともに、第二東名・名神等緊急を要する区間の整備計画を策定し、事業の推進を図ると示されております。私は、昨年の七月二十九日の建設委員会国幹道法の審議のときに、東京一極集中を強める第二東名・名神を優先すべきではない、本当に切実に望んで……
○辻(第)委員 住宅・都市整備公団法に関して質問をいたします。 この改正による無利子貸し付けの財源は、NTT株式の売却益収入を前提にしたものであります。このNTTというのは極めて高い公共性格を持ち、本来公的な経営、管理運営が強く求められている電気通信事業であると思います。その株式を売却をする、そのことはNTTの民営化、利潤第一主義を一層促進するものであり、我々は賛成できないところであります。しかも、五十九年にNTTが設立をされるという法律が通り、六十年には国債整理基金特別会計法の一部を改正する法律ができたわけでありますけれども、このときに、このNTT株式の売却益を国の財政再建のために国債の償……
○辻(第)委員 大都市地域における優良宅地の開発の促進に関する法律案に対する反対討論を行います。 私は、日本共産党・革新共同を代表して、本法律案に反対の討論を行うものであります。 反対の理由は、第一に、本法案は、三大都市圏の主として市街化調整区域に大規模に土地を買い占めている大資本に対して、宅地供給の名によって巨大なもうけを保障するものとなっていることであります。 日本列島改造論の時代を中心に、大資本が主として市街化調整区域に土地を大規模に買い占めて宅地開発の不可能だった土地を、調整区域を市街化区域に移行させ、しかも取得時から今日まで異常に高騰している地域で宅地造成して売りに出されるもの……
○辻(第)委員 今回の法改正は消費者保護を中心にかなり改善がされたわけでございますが、関係業者にとってはいろいろと問題点を指摘をされているわけでございます。その点を中心に何点か質問をいたしたいと思います。
まず、取引主任者に関する改正でございますが、専任の取引主任者の設置義務の強化に関する改正で、政令で定める場所及び数はどのようになるのかお尋ねをいたします。
【次の発言】 そうなりますと、一定の増員が必要になると思います。この必要人員の確保について、建設省はどのように対応されるつもりなのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 今回の改正で取引主任者の登録基準の強化により、実務経験年数を要件に……
○辻(第)委員 今回の改正で第三者施行や参加組合員制度が新設されようとしているわけでありますが、まず、これらの制度を活用できるものに関して伺います。 法案では、第三者施行制度については、「住宅・都市整備公団、地域振興整備公団、地方住宅供給公社その他土地区画整理事業を施行するため必要な資力、信用及び技術的能力を有する者で政令で定めるものに限る。」としています。また参加組合員制度では、「住宅・都市整備公団、地域振興整備公団、地方住宅供給公社その他政令で定める者であって、」としていますね。この政令で定めるものとは、それぞれ具体的にどのように定めることになるのか、また、参加組合員制度では必要な資力、……
○辻(第)委員 きょうはいろいろお尋ねしたいわけでありますが、まず最初に下水道の問題でお尋ねをいたします。 生活環境の整備の問題あるいは水質保全の問題、処理水の再利用の問題など、下水道というのは非常に多方面にわたって重要な役割を示しております。国民が健康で安全で、かつ快適な生活をするのに不可欠の施設になっているわけでございます。都市を初め、農山村を問わず、その整備が要請されているということでございます。しかし、欧米先進国に比べますと、我が国の下水道の整備は非常におくれているというのが実態ですね。 そういう状況の中で、政府も六十一年度より第六次下水道整備五カ年計画をやっていただいております。……
○辻(第)委員 きょうは、伊藤議員の御協力をいただいて先にやらせていただくことになりました。お礼を申し上げる次第であります。 交通事故が増加傾向にあるというのが現状でございます。警察庁がまとめられている交通事故発生状況によりましても、二月末現在で前年同月比二千九百六十九件発生件数が増加し、死者も百六十三人、一二・五%増となっております。そこで、三月はどうなのか、四月十日ごろまでどうなっているのか、お尋ねをしたいと思います。このまま推移をすれば、死者を八千人以下に抑えるという交通安全基本計画の目標の達成どころか、昨年の死者数九千三百四十七人さえ超える事態になるのではないか、このような心配をする……
○辻(第)委員 午前中も御質疑があったようでありますが、ボーイング社の航空機の問題でお尋ねをいたします。 ボーイング社の航空機の安全性というのは、これまでフェールセーフなど安全神話というようなことが言われたときがございました。しかし、三年前の日航ジャンボ機の事故以来この安全神話は崩れた、このように言われているわけでございます。しかし、最近またボーイング社の航空機の安全性、品質管理体制がいろいろと問題になっておる。日本航空の社長がボーイング社に対して書簡を送られたということでありますが、四月四日のある新聞の中には、「このところ、ジャンボ機やB767で、事故には至らないものの、ヒヤリとする飛行中……
○辻(第)委員 きょうは参考人の先生方、お忙しいところを御出席いただきまして、また貴重な御意見を拝聴いたしまして、ありがとうございました。 冒頭に委員長の発言がありましたように、今交通事故をめぐる状況というのは極めて深刻な事態を迎えているわけでございます。私ども、何としても交通事故を本当に減らしていく、安全な交通を確保するために頑張りたい、このような決意を新たにしているわけでございますが、きょう、いろいろと貴重な御意見を拝聴する中で、もっともっと原因を分析し、対応を考える、こういう点で努力をすれば十分な改善を図ることができる、そのような確信のようなものを感じさせていただいたわけでございます。……
○辻(第)委員 交通事故による死者数は六年連続して九千人台を超える、ことしは昨年より約一〇%増加をしているというような深刻な状態でございます。そのような状態の中で、先般、当委員会で参考人の意見陳述並びに質疑が行われ、私、大変勉強させていただいたわけでこざいます。その中でいろいろお話がありましたが、やはりこの交通事故を減らすためにはお金もかかるのだ、それにはハードの面もソフトの面も含めて予算を増額しなくてはならないのではないか、このような御意見もございました。私もいろいろと交差点などの調査をしていく中で、ここに信号機があったらな、あるいはまた道路標識があったらな、あるいはまた立体交差であったらな……
○辻(第)委員 この法律の目的に、「人口及び行政、経済、文化等に関する機能が過度に集中している地域からこれらの機能の分散を図り、」云々、こうございます。この人口や機能が過度に集中している地域とは具体的にどの地域なのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 その東京の中には、東京のいわゆる都心部、都区部、それと東京圏、この両方が入っているのですか。
【次の発言】 次に、これまで全総、新全総、三全総といずれも分散を掲げてきました。しかし、実際は逆にどんどんと集中がふえて、そして過疎過密という状態が起こりました。殊に六〇年代に起こりました。七〇年代は少しそれがおさまった。また、八○年代に入って、強く過……
○辻(第)委員 参考人の皆さん、本日はお忙しいところありがとうございます。また、貴重な意見を拝聴いたしましてありがとうございました。私に与えられた時間は非常に短うございますので、お尋ねすることも十分意を尽くせないという面もあると思います。どうかひとつお答えも簡明にお願いをしたいというふうに思います。 まず最初に柴田参考人にお尋ねをいたしますが、参考人は最後の方で、中央集権的な経済政策からの転換、こういうことがございました。私ども端的に申しまして、東京圏の集中、これは四全総でも多極分散と言っているのですが、実際は東京改造計画に最大の力点を置いているのではないか。国際都市、金融・情報都市東京とい……
○辻(第)委員 私は、リクルートコスモス社に対して建設省が六十一年の二月十二日に宅建業法に違反しているとして行政監督処分をいたしましたが、この問題と、これに絡んで、コスモスの役員が建設省に、処分緩和、取りやめを求めるようなことをやっていた問題、あるいは政治家が電話などで同様の陳情を続けていた、こういうことが新聞紙上に大きく報道されております。六十三年の十一月二十八日、読売新聞のトップ記事を初めとして報道されているわけです。このことについて最初に質問をしたいと思います。 これはもう先ほど来も同僚議員が質問をされたわけでございますが、まずリクルートコスモス社が処分を受けたその事実関係、その概要に……
○辻(第)委員 私は、まず最初に海上自衛隊の「なだしお」と第一富士丸の衝突事故の問題でお尋ねをいたします。 初めに、亡くなられた方とその御家族の方に深い哀悼の意を表して、質問を進めたいと存じます。 この問題では、今度の国会で何度か審議をされるという状況の中でその実態が明らかになってまいりました。私ども、連合審査で中路議員を初め、衆参の予算委員会で松本議員、上田議員が質問をしてまいりました。その中で「なだしお」の責任の重大性、そうして艦長個人の判断でありますとか行動、そういう問題だけではなしに、自衛隊そのものの体質といいましょうか構造といいましょうか、軍事優先、民間軽視、安全や人命の軽視とい……
○辻(第)委員 私は、最初に、陸上交通安全の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 皆さん方の御努力の中でも依然として死亡事故がふえておる。このままでは十三年ぶりに死者一万人を超えるのではないかという状況であります。そういう状況の中で、私はトラック、殊に営業用トラックの交通事故の問題についてお尋ねをしたいと思います。 九月十八日の日経に「高速道の死亡事故急増 前年比六割増、目立つトラック 道路公団、業界に異例の要望」こういうような見出しで記事が載っているわけであります。この中で、トラックの死亡事故が非常に多いということであります。 そこで、警察庁にお尋ねをいたします。今年度のトラック……
○辻(第)委員 共産党の辻第一でございます。きょうは、参考人の皆さん方お忙しい中をお越しいただきまして貴重な御意見を聞かせていただき、大変勉強させていただきました。ありがとうございます。 東京湾の海上交通の安全の問題というのが極めて深刻な状況になってきているんだなと、皆さん方のお話を聞かせていただく中で改めて認識を強めたわけでございます。殊に大型船がふえ、しかも、タンカーやLPGですかLNGですか、そういうような危険船がふえている。また外国船、それもいろいろの問題点を含む外国船がふえてきている。また軍用船もふえている。その軍用船の中には原子力潜水艦だとか、私どもからいえば核兵器を積み込んだ艦……
○辻(第)委員 きょうはお尋ねをしたいことがたくさんあるのです。ところが与えられた時間が二十九分で、質問をさせていただく予定であったのができないことが起こり得るような気がいたしております。まずお断りをして質問に入りたいと思います。 まず最初に、一昨日発生いたしましたJR中央線東中野駅での電車の追突事故に関してお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、亡くなった方の御冥福を祈り、負傷された方の一日も早い御回復を祈るものであります。 今回の事故は、本当に近来例を見ない大事故でございます。この事故について、新聞などの報道によりますと、ATS装置をいわゆる切ったとされる運転手に責任を全面的に転……
○辻(第)委員 私は、時間の関係もございますので、奄美群島振興開発特別措置法に関連をして質問をいたします。 今回の奄美群島振興開発基金の出資機能の創設と法律の五年間延長はもちろん賛成でございますが、私、先日、党の奄美群島の調査団の一員で奄美大島などに行って調査をしてまいりましたが、まだまだ多くの課題を残している奄美群島地域の振興にとって、法の延長だけでよいのかという思いを強くしてまいりました。 例えば現地の自治体の関係者などからいろいろお話を聞いたわけでありますが、学校の建てかえの問題について特にいろいろと御要望を受けたということであります。奄美群島が昭和二十八年十二月に本土復帰になりまし……
○辻(第)委員 久しぶりの一般質問でございますので、いろいろとお尋ねをしたいと思います。 まず最初に国土庁長官にお尋ねをいたします。御就任早々に厳しいお尋ねをするかもわかりませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。 国土庁は四月に一九八九年の地価公示価格を発表されました。まさに地価高騰の地方分散というような状況であります。特に大阪圏は異常に地価が上昇しております。都市別では奈良市が、住宅地で四八・七%、商業地が六一・四%、全国一の上昇率を示しております。地価上昇率第一位も奈良市学園前で八八・九%、こういうことでございます。東京圏は地価の上昇率は横ばいあるいはマイナスということでありま……
○辻(第)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法案に対する修正案につきまして、提案理由及びその要旨を説明いたします。 修正案を提出する理由は、大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法案に基づく宅地開発及び鉄道整備事業の一体的な促進が積極的かつ効果的に促進されるためには、関係住民及び地方公共団体の過大な負担とならないように配慮し、新線沿線の地価の上昇を厳しく抑制し、供給される宅地等の価格の適正化を図り、また、特定重点地域等の整備を民主的町づくりの一環に据えるとともに、新……
○辻(第)委員 私は、道路法等の一部を改正する法律案について最初に質問をいたします。 今回の改正で、我が国の道路史上初めて法的に道路と建築物等を一体的に整備をする制度がつくられることになります。道路の機能については、いわゆる交通機能とともに空間機能があるわけであります。長い道路の歴史で、道路上空に設けられたものは、渡り廊下など極めて限定したものしか道路上空への建築物等の設置が認められなかったのであります。それは空間機能の重要性から来ていると思います。 そこで大臣にお尋ねをいたしますが、道路の空間機能の重要性についての考え方についてお尋ねをいたします。
○辻(第)委員 短い時間にたくさんお尋ねをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 四月一日に公示価格、公示地価が発表されましたが、東京圏は超高値の安定といいましょうか、そして大阪圏や名古屋圏など大都市圏、大変な地価の高騰であります。私どもの奈良県でも奈良市の学園前の住宅地で上昇率全国一、八八・九%というようなことになっているわけでございます。事態は深刻でございます。住宅難はもちろんのこと、長時間の通勤、そしてマイホームはまさに絶望と東京などでは言われている状況でございます。相続税を払えずにみずからの生活に必要な土地を手放す方までふえているという状況でございます。また、家賃や地代の値……
○辻(第)委員 短い時間にたくさんお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いいたします。 私は、交通安全対策委員会でこのトラック運送事業、殊に交通安全への対応というような問題で何度かお尋ねをしたことがあります。去年の十月十二日にも、参入の問題それから運賃、こういうような規制緩和をいたしますとそれは零細業者がふえる、あるいは運賃の交渉力は決定的に低下をするということで、一層過労運転や過積みというような状況が起こる、どうしてもこういう経済規制はやってはならないということを主張し、要請をしてきたところでございます。去年の十一月には東京や大阪のターミナルで企業の方、労働者の方からいろいろお話を聞きまし……
○辻(第)委員 昨年、十三年ぶりに交通事故死者数が一万人を超えた。ことしはさらにそれを上回って、この状況ですと一万一千人を超えるのではないか、こういうような、まさに第二次の交通戦争と言われる状況であります。深刻な事態でありますが、そこで十一月二十八日、非常事態宣言が発せられました。第一線で交通安全対策にかかわっていらっしゃる方が大変な御苦労、御努力をいただいているにもかかわらず、こういう状態を迎えているわけでございます。 こういう状況を迎えたことについては、今七千五百万台と言われるような車が、日夜そう広くない国土を走り回っているという状況、それから経済的な面、社会的な面、それは景気の動向であ……
○辻(第)委員 土地、地価の問題というのは極めて深刻な重要な課題であるということでございます。きょうも朝からいろいろ御議論を聞いておって一層その感を強くしたわけでございます。大臣も大変長時間でお疲れのようでありますが、あと一時間よろしくお願いをいたします。 これは一九八五年、東京都の都心部に端を発していると思うのですね。そして、それが首都圏一帯に拡大をし、いろいろ私ども議論しましたが、東京では非常に高値で、鎮静というより高値でそのままとまった。最近また上昇傾向にあるのではないか、こういうふうに言われておるわけでございます。 また、ことしの国土庁の基準地価によりますと、大阪や札幌、広島あるい……
○辻(第)分科員 大臣を初め皆さん、朝からの長時間の審議でお疲れだと思いますが、私が最後から二人目だそうでございます。もうしばらく御辛抱いただいてよろしくお願いをしたいと思います。 私は教育条件の整備に関して質問をしたいと思います。 今日、おくれの問題、非行の問題あるいは受験地獄の問題だと教育の現状を非常に心配をしておられるすべての父母や国民が、おくれや非行、いじめをなくし、しっかりした基礎学力や体力、また豊かな情操や市民道徳を身につけてほしいと願っておると思います。このような願いにこたえて一人一人の子供に行き届いた教育を進めるためには、教育条件の整備が緊急かつ重要な課題であることは言うま……
○辻(第)委員 ことしももうあと一カ月余りに なったわけですけれども、去年は十三年ぶりに一万人を超える一万三百四十四人ですか、そういう交通事故死者が出たわけです。ことしは昨年を上回る、このままでは一万一千人を超えるのではないか、こういう状況であります。昭和六十三年の交通安全白書は「第二次交通戦争」と表現しています。また、総務庁長官は近く非常事態宣言を出されるというふうに聞いているわけであります。極めて深刻な事態でございます。 その原因についてでありますが、交通安全白書は、一、車、免許所持者の増加と経済活動の活発化、二、二輪車高齢者、初心者事故の多発、三、シートベルト着用率の低下、四、夜間、週……
○辻(第)委員 日本共産党の辻第一でございます。 きょうは、公述人のお三方の先生には、お忙しいところ御出席をいただいて、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 土地と住宅の問題というのは、先ほどいろいろ貴重な御意見を聞かせていただいたわけでありますが、本当に重大な緊急の課題だなということを改めて感じたわけでございます。私の奈良も、最近はもう異常な土地の高騰で、ことしは商業地は全国で一番とか、住宅地で言えば全国で三番とかというような高騰でございます。もう土地を求める人は家を求めることができないような状況にもなってまいりました。また、格差がどんどん出てきているというような問題も……
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