辻第一 衆議院議員
39期国会発言一覧

辻第一[衆]在籍期 : 35期-36期-37期-38期-|39期|-41期
辻第一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは辻第一衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

辻第一[衆]本会議発言(全期間)
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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 衆議院本会議 第14号(1991/02/26、39期、日本共産党)

○辻第一君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題になりましたいわゆる湾岸戦争戦費財源確保法案に対しまして、総理大臣に質問をいたします。  一昨日から地上戦に突入した湾岸戦争は、この地域の破壊と殺りくをさらに大規模なものにしようとしています。平和的解決の可能性が生まれかけ、世界の人々もそれを望んでいただけに、その機会が閉ざされたことは極めて残念なことであります。戦火の拡大は、中東に公正な平和を実現する上でも新たな困難をつくり出すものであります。私は、このことに深い憂慮を表明するものであります。  問題の解決を阻んでいる最大の障害がイラクの態度にあり、厳しく批判されるべきであります。イラクは、……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 衆議院本会議 第10号(1991/09/20、39期、日本共産党)

○辻第一君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題になりました証券取引法及び外国証券業者に関する法律の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  証券スキャンダルほ、我が国の名立たる大企業をほとんど網羅する多数の企業が関係した構造的な不正、腐敗事件であります。証券会社と一部大企業、大口投資家の癒着により、しかも大蔵省の容認のもとに起こった今回の損失補てん、利益保証は、株価暴落により損失をこうむった多数の一般投資家だけではなく、バブル経済の被害を受けた広範な国民の大きな怒りを呼んでいるのであります。このような不祥事は、二度と引き起こしてはなりません。その再発防止策の大前提は、何より……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 衆議院本会議 第21号(1993/04/20、39期、日本共産党)

○辻第一君 私は、日本共産党を代表いたしまして、ただいま議題になりました環境基本法案について、総理並びに環境庁長官に質問いたします。  現在、我が国を含む地球環境は、悪化の一途をたどっております。人類の生存にとって深刻な事態が広がっています。我が国では、一九七八年に環境基準値が緩和され、八八年に被害者切り捨ての公害健康被害補償制度が改悪されるなど、自民党政府による環境行政の後退もあり、深刻な大気汚染やリゾート乱開発など、生活環境や自然環境の破壊が激しく進んでいます。一方、公害の原点と言われる水俣病問題は、いまだに全面的に解決されないままになっています。また、国外においても、日本企業による公害輸……

辻第一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

辻第一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 建設委員会 第4号(1990/03/22、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 与えられた時間が十五分でございますので、端的にお尋ねをいたします。  今回の改正は大きく分けて二つあるわけですが、その第二点目の繰り延べ繰り戻し措置に関して伺いたいと思います。  特に補給金が大きく増加をする、そのことが今後の住宅対策の展開に支障を来すおそれがあるために平準化を図る、そのための改正だということであります。こうした改正は、財政法二十九条の規定から考えてまいりましても補正予算でやるべきではないということをまず指摘し、質問に移りたいと思います。  国民の皆さんに低利の住宅資金を融資するということは、これはもう当然国の責務というべきものだと思うわけでございますが、今日の……

第118回国会 建設委員会 第5号(1990/03/27、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 初めに、地籍調査の現状についてお伺いをいたします。  この地籍調査は、昭和二十六年の調査開始以来今日までに要調査面積の三分の一を超えたところでとどまっておるわけです。こうしたおくれの原因はどこにあるのか、国土庁の見解を伺います。
【次の発言】 いろいろと大変な御苦労があるなということを感じるわけですが、この地籍調査の結果、登記と現状の不一致が出てきたときの政府の対応について伺います。  地籍調査は、一筆ごとの土地について、所有者、地番及び地目を調査するとともに、境界及び面積の測定を行うものであり、土地に関する戸籍調査ともいうべき基礎的な調査ということであります。国土庁の国土の利……

第118回国会 建設委員会 第7号(1990/04/18、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 きょうはたくさんのお尋ねをしたいと思いますので、端的に質問をいたします。ひとつ御協力をいただきたいと思います。  まず最初に、公共住宅の問題でお尋ねをいたします。  大臣の所信表明の中でも、住宅宅地対策を最大の重点として取り上げていただいておるわけでありますが、もともと我が国の住宅というのは、言うなら劣悪、殊に大都市では劣悪な状況がありまして、ウサギ小屋などと先進諸外国から言われてきたということでありますが、この二、三年来の土地の高騰の中で、もうマイホームの夢は完全に打ち砕かれる、また地上げなどで住みなれた土地から次々と追われるというような状況、あるいは家賃が高くなる、あるいは……

第118回国会 建設委員会 第9号(1990/05/31、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 二つの法案について、与えられた五十五分間にたくさんのことをお尋ねをしたいと思いますので、できるだけ簡明にお答えをいただければと願って質問に入ります。  今日の狂乱ともいうべき地価の高騰は深刻でございます。殊に住宅の問題についてはこれまでも日本の住宅というのはウサギ小屋だとかなんだとか言われておりまして深刻だったのが、さらに一般勤労市民からマイホームの夢が吹っ飛んでしまった、あるいは非常に遠いところに求めなくてはならない、あるいは家賃が上がる等々深刻な状態が続いております。先日日本銀行が発表しましたレポートでは、地価上昇は金融緩和も一因と述べて大きな話題になりましたが、今日のこの……

第118回国会 建設委員会 第10号(1990/06/08、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 お三方の参考人の先生方には、お忙しいところを御出席いただき、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、本当にありがとうございました。これからお尋ねさせていただきます。  まず、お三方にお尋ねしたいのですが、今度のこの法案では、住宅地と住宅を提供するということでの法律だと思うのですけれども、実際問題として本当に勤労者が手に入れられる住宅地、住宅あるいは家賃になるのか、その辺はどのようにお考えになっていらっしゃるのか、伺いたいと思います。  日笠先生から順番にお願いいたします。
【次の発言】 やはり住宅問題は、極端に言えば私は地価の問題だというふうに思います。狂乱ともいうべき、世界に……

第118回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1990/05/24、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 何点かお尋ねをいたします。  まず最初に、バスの安全対策についてお尋ねをいたします。  交通事故が増加している中で、事業用自動車の事故死者は増加をいたしております。昭和六十三年度の事業用自動車の重大事故を見ますと、バス事故が一一・二%を占めております。五月十七日も、東北自動車道で観光バスが道路公団の作業用車両に追突をする、一人亡くなり、四十五人が重軽傷という大きな事故がありました。新聞の報道を見ますと、現場は見通しのよいところだったようでありますが、なぜこうした事故が起きたのか、その原因及び事故の状況についてお尋ねをいたします。

第118回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1990/06/13、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 今度の法案の審議に当たって、私は改めて我が国が大変な車社会、自動車列島とも言えるような状態、四輪の自動車で五千五百万台、運転免許者数が二輪も含めて五千九百万人というような状態、そして自動車が我が国の産業経済やあるいはまた社会生活に本当に大きな影響、役割を持っているということ、その中で第二次の交通戦争と言われるような交通事故の問題、あるいは渋滞などの都市機能の麻痺の問題、あるいは大気汚染や騒音などの環境問題、深刻な問題を引き起こしておる。そして、交通対策や都市対策ということは言うに及ばず、車社会、モータリゼーションについて改めて基本的に見詰め直す、考え 直す、そういうような重要な……

第118回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1990/06/15、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 一昨日、駐車場の問題についていろいろお尋ねをしたわけでございますが、その中で駐車場等整備事業三ヵ年計画というようなことがございました。その中で駐車場案内システムの問題が入っているように思いました。殊に大都市では駐車場を確保する、新しくつくるのに、地価の高騰の問題も含めて非常に難しいということがあろうかと思います。いろいろ御努力をいただいておるわけでございまして、そこで駐車場案内システムというのが導入されたということのようでありますが、現状はどのようになっているのか、既にどこでできたのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 効果はどうですか、評判はどうですか、建設省。

第118回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1990/06/22、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 さきに平成元年の交通安全白書が出されました。昭和四十五年に交通安全対策基本法が制定されてから二十年が経過をいたしました。白書もこの二十年間の交通安全対策の総括を行っております。  しかし、今日の交通事故、殊に死者の状況というのは依然として深刻な状態を迎えておるわけでございます。昨年は一万一千人を超えました。このままではさらに増加をするのではないかという心配がされております。ここで新しい、積極的といいましょうか抜本的といいましょうか、きめの細かいといいましょうか、そういう対応がなければ大変な事態を迎えるのではないか、このように心配をいたします。この十九日にも交通遺児学生の会の代表……

第118回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1990/05/29、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 参考人の先生方、きょうはお忙しいところを御出席をいただき、また貴重な御意見を拝聴いたしまして、本当にありがとうございました。  まず最初に石原参考人にお尋ねをいたします。  たくさん貴重な御意見を拝聴したわけでありますが、その中で、詳細計画が必要だ、そういうこととかかわってのお話だったと思うのですが、農地の宅地並み課税には賛成でない、このようなお話がございました。私どもも、国民本位の土地利用計画、国土計画を打ち立てる、こういう観点から、市街化区域内の農地や雑木樹林、こういう生鮮野菜の供給のみならず、貴重な緑の場として、防災用地や遊水地として子供たちの生きた教材として、破壊ではな……

第118回国会 予算委員会 第13号(1990/04/21、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、ゴルフ場問題について質問をいたします。  今大変なゴルフ場の建設ラッシュ、第三次の建設ラッシュと言われております。三月二十四日の朝日新聞の調査によりますと、既設が千七百六、造成中が三百二十五、計画中が九百八十三。このままでは三、四年いたしますと全国で三千カ所を超えるのではないかと言われております。国土面積の〇・八%、東京都の面積になろうとしているわけでございます。  この背景には、ゴルフブームによる需要の増大や、またゴルフ産業、企業にとっては大変魅力的なものというところがあろうと思います。また、このブームの引き金になったのが四全総やリゾート法ではないのか、このように思いま……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 建設委員会 第2号(1991/02/15、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、まず最初に住宅の問題からお尋ねをしたいと思います。衣食住と言いますが、衣も食も非常に豊かになったわけでありますが、住宅の問題は、殊に大都市圏中心に深刻な状態が続いております。毎回というほど住宅問題を取り上げて、いろいろとお尋ねをしているわけでございます。  まず最初に、本委員会でいろいろと熱心な御質疑があったわけでございますが、建設大臣のかかわる会社と住都公団の問題などであります。いろいろ新聞、またきょうの質疑をする中で、住宅に困窮をしておる国民の皆さん方から見ておりますと、本当にないがしろにできない問題だというふうに思うわけでございます。どうかひとつ十分正すべきは正して……

第120回国会 建設委員会 第4号(1991/02/22、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私はまず分譲共同住宅、いわゆるマンションの管理だとか修繕ということについてお尋ねをいたします。  我が国の分譲共同住宅は、昭和三十年代、四十年代ごろからどんどんと建設をされ、現在はおよそ二百万戸というふうに聞いているわけであります。最近は一年で十万戸ずつぐらいふえているのではないか、このようにも聞いております。そのかなりの方が住宅金融公庫の融資を受けておられるのではないかな、このようにも思うわけであります。そして、このいわゆるマンションに入居されている方というのは、住宅金融公庫はもちろんのこと、一般の金融機関からもいろいろとローンなど借りられて、大変な御苦労の中で入手をされた、……

第120回国会 建設委員会 第5号(1991/03/06、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 法案の質疑に入る前に、建設大臣にお尋ねをいたします。  三月三日の産経新聞に、建設大臣に四千万円のリクルート社の献金というような疑惑が報道されました。けさの質疑にも少しあったようでございます。また、昨日参議院の予算委員会で私どもの上田副委員長がお尋ねをいたしました。口座があるということはお認めになりました。事実は否定をされました。その後、坂本官房長官が調査をし報告をされるというふうなことでありたようでございますが、私はぜひ事実を積極的に明らかにしていただきたいと求めるものでありますが、大臣の見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは、法案の質疑に入りたいと思います。  ……

第120回国会 建設委員会 第6号(1991/03/08、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 健康で文化的な生活を営む上でも、心のゆとりといいましょうか、豊かで快適な都市づくりの上でも、緑と空間の役割というのは本当に重要でございます。殊に公園の役割、とりわけ都市公園の役割というのは本当に重要だと思うのですが、今朝来いろいろお話がありましたが、一人当たりの都市公園の国際比較、例えばワシントンでは四十五・七平米、ロンドンでは三十・四平米、パリでは十二・二平米、これに比べまして東京の二十三区は二・四七平米、大阪では二・八七平米、一けた違うのですね。それで、我が国の公園整備というのはやはり大変おくれているというのが現実でございます。建設省が新たに導入された都市公園の充足率という……

第120回国会 建設委員会 第7号(1991/04/09、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 皆さん夜遅くまで御苦労さまです。きょうは私が最後の質疑者でございますから、いましばらくよろしくお願いをいたします。  今回の生産緑地法の改正は、宅地並み課税に関係した長期営農継続農地制度の廃止など、土地税制の改正に深くかかわったものであります。したがって、市街化区域内農地に対する課税に関して、長期営農継続農地制度が廃止された後の受け皿がこの生産緑地法の改正による新しい生産緑地制度であると言えるわけであります。  さて、今回の法改正でいわゆる農地等の持つ緑地機能の積極的な評価が行われたわけでありますが、これは私どもも評価するところであります。どのような理由から市街化区域内農地の持……

第120回国会 建設委員会 第8号(1991/04/12、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 与えられた時間が十五分でございます。恐縮ですが、できるだけ簡明にお答えをいただければありがたいと思います。  現在、路上駐車場は九カ所、千四百二十四台分ということでございますが、政府は、交通安全施設整備事業の一つとして路上駐車場設置をさらに広げる方針であります。この路上駐車場設置の方針は歩道を削ることとなり、言うなら人より車を優先する立場であるという声が出ております。政府はこれに対し、歩行者や周りの様子、地元の人の協議に基づいて合意が得られるものしかつくらない、このように説明をし、地元からつくってくれと言ってくるものに限定する、このように方針 を示しておられますが、この点につい……

第120回国会 建設委員会 第9号(1991/04/24、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 今日、下水道の重要性は言うまでもないことでありますが、各国の下水道の普及率は、イギリスが九五%、西ドイツが九一%、カナダが七四%、アメリカが七三%に対して我が国は、平成元年度末でございますが四二%と大変おくれております。政府は、昭和六十年以降補助率カットを行いまして、政府の資料によりましても、昭和六十二年から平成三年までの五カ年で六千九百八十七億という巨額のものが、この間地方負担の増加分となっているのでございます。したがって公共下水道の建設事業費を見ますと、国費の占める比率は昭和五十九年度に三五・四%でしたが、六十二年度は三〇・一%へと低下しております。流域下水道の建設事業費で……

第120回国会 建設委員会 第10号(1991/04/25、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 きょうはお忙しいところを、お三方の参考人の皆さん、御苦労さまでございます。また、貴重な御意見を拝聴いたしました。ありがとうございました。  それでは質問をさせていただきますが、まず石原参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  公営限度額方式というのはそれなりに地価高騰を反映する改定方式だ、このように思うのですが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 確かに、一般市価とこの固定資産税というのはかなり開きがあるのですが、しかし先ほどお話がありましたように、京都では一・八倍ですか、奈良でも一・三倍、一・四倍というようなところがもうざらにあるのですね。そういう状況になっております。……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1991/02/20、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 昨年の交通事故死亡者は、昭和五十年以降で最悪の一万一千二百二十七人という深刻な状況になっております。関係省庁もいろいろと御努力をいただいているわけでありますが、一層総合的な事故防止対策が急務になっておるというのが今の現状であると思うわけでございます。  そこで、昨年の交通事故死者の状況と特徴について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ことしもまだ増加の傾向が続いておるのではないか、このように考えております。昨年の交通事故の状況の特徴であります、先ほどお話しになりました乗車中あるいはシートベルト、高齢者あるいは週末、夜間など、これらは昨年に限らず近年の傾向かと思うので……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1991/02/21、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 まず最初に建設大臣にお伺いをいたします。  今日、自動車の免許保有者は六千万人、自動車は五千七百万台という膨大な車社会になっております。こうした状況の中で、最近また交通事故がどんどんふえる。昨年は一万一千二百二十七人、昭和五十年以来最悪という事態でございます。第二次交通戦争と言われ、一昨年には政府の非常事態宣言も出されておるわけでございます。道路における交通事故、路上駐車、渋滞、騒音、振動、大気汚染など、道路が抱える問題は極めて大きなものになっております。殊に、交通安全対策、極めて喫緊の問題だと思うわけでございます。  そこで、国民の声に耳を傾け、国民の要望にこたえる民主的な道……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1991/02/27、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 まず交通安全施設の整備の問題でお尋ねをいたします。  第二次交通戦争と言われる深刻な状況を迎えているわけでございます。そういう状況の中で、交通安全施設の整備というのは本当に重要な問題でございます。その中で私は、交差点の問題、交差点の改良、安全施設の整備の問題でお尋ねをいたします。  私は、交差点の安全対策について昭和六十二年、六十三年、平成元年と少しずつお尋ねをしてまいりました。安心して渡れる交差点という市民の皆さん方の運動と御一緒に、いろいろと要望をしてまいったところでございます。そして、交差点並びに交差点付近での死亡事故件数というのは全体の四〇%を超えているというのが大体毎……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1991/04/25、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 最近また交通事故死がふえて、この三年は一万人を超える、昨年は一万一千二百二十七人、大変な状況を迎えてまいりました。第二次交通戦争と言われて、皆さん方いろいろと御努力をいただく、官民が本当に力を合わせて頑張っているわけでありますが、ことしの状況はいかがでございますか。
【次の発言】 私ごとですが、私の周辺も、この二、三年非常に親しい人が、あるいは親しい人の子供、いわゆる青年がたくさん亡くなっております。またお年寄りも亡くなっているのですが、やはり若い人、高齢者の事故死が多いというのが一つの特徴でもあろうと思うわけでございます。  この第五次交通安全基本計画の中で、「陸上交通の安全……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1991/05/29、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 今度の事故で亡くなられた四十二人の方に心からの哀悼の意を表し、負傷された四百四十九名の方々の一刻も早い回復を祈念をして、質問に入りたいと思います。  今回の事故は、もう近年の鉄道の事故でも例を見ない重大な事故でございます。私も当日すぐ伺って現地を見せていただいたのですが、本当に悲惨な事態、しかも、残念で残念で仕方がなかったという思いであります。  国鉄の分割・民営化、採算至上主義ともいうべき第三セクター誘致政策の中で信楽高原鉄道も生まれたのであります。地元の大変な努力の中でありましたが、採算維持のためぎりぎりの体制で運行が図られてきたということが事実だと思います。私は、近年の経……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 運輸委員会 第1号(1991/09/18、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、まず私鉄運賃値上げの問題でお尋ねをいたします。  今回、私鉄大手十三社の平均の運賃値上げ率は何%ですか。
【次の発言】 今回のは平均が一七%、大手十三社で一二・九%から二二・六%、平均一七%ということであります。新聞社が、朝日は「黒字なのになぜ大幅に」、読売は「え、また運賃値上げ」、東京は「私鉄の値上げは厳しい吟味」などと記事を載せているわけです。また、今回、関西消費者団体連絡懇談会は、利用者のアンケート活動としてダイヤル一一〇番を設置しまして利用者の意見を聞き、ましたが、アンケートに応じた人の半数以上の方が、値上げが大き過ぎると答えております。  八七年以降、私鉄十三社……

第121回国会 建設委員会 第1号(1991/09/06、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 何点かお尋ねをしたいと思うのですが、まず最初に、大塚建設大臣にかかわる問題で先般来新聞紙上にいろいろと報道をされているわけであります。けさからもこの問題について指摘があり議論もあったところであります。大臣の御所見もその中で伺ったわけでありますが、大変残念な、遺憾なことであったと思います。もうこれ以上時間がありませんので深くは申し上げませんけれども、十分反省をしていただいて、今後対応していただきたいということを指摘いたしまして、次の質問に入りたいと思います。  住宅の問題でお尋ねをいたします。  私は、毎回と言ってもいいほど住宅の問題を取り上げてまいりました。これまで衣食住と言わ……

第121回国会 建設委員会 第2号(1991/10/03、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、松戸市の国分川分水路工事での事故に関して質問をいたします。  まず最初に、この事故で亡くなられた七人の犠牲者の皆さんの御冥福をお祈りをして、質問をいたします。  最近、この松戸市の国分川分水路工事の事故と、そして草加市ですか、綾瀬川の事故がありました。また、先ほどお話がありましたように、広島の事故がその前にありましたね。そして昨年の一月には御徒町での陥没事故、こういう建設工事にかかわる事故が頻発しているというふうに私は考えます。  そこで、労働省にお尋ねいたしますが、建設工事による死者、この五年間の推移を伺いたい。それから、私は全産業の死者の中で建設工事にかかわる死者は約……

第121回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1991/09/26、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、まず航空機の安全問題でお尋ねをいたします。  ボーイング747−40型機に関してお尋ねをいたします。  本年九月十九日に、ノースウェスト航空一八便成田発ニューヨーク行きが、成田空港を離陸した後、第一エンジンの異常を示す警報がコンピューター監視装置に表示されたため引き返した。着陸後、第二エンジンの火災が発生し、緊急脱出に際し多くの乗客がけがをされているということであります。現在、事故調査委員会が調査中というふうに聞いているのですが、第一エンジンの異常を伝える警報と第二エンジンの火災についていろいろな疑問点がございます。  ボーイング747−40型機は、コンピューター監視装置……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 建設委員会 第2号(1991/12/04、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、まず最初に建設省に、新しい生産緑地地区制度に関連をしてお尋ねいたします。  私は、さきの法案審議の際にももちろんこの生産緑地制度の問題やあるいは相続税、固定資産税など関連税制の問題についてもお尋ねをしたところでございます。さて、九月の生産緑地法一部改正案の施行後、関係自治体では生産緑地地区指定の準備作業に入っております。この過程で、関係農家からさまざまな疑問や意見が出ております。私ども日本共産党は、この問題に関してさきに、宅地並み課税の実施と生産緑地指定に関する緊急提案を発表いたしまして、また、関係各省にも申し入れました。今回は、生産緑地指定の作業過程で出てまいりましたい……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 建設委員会 第1号(1992/02/26、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私はまず最初に、海上自衛隊厚木基地内の体育館の新築工事にかかわる事故についてお尋ねをいたします。  最初に、この事故で亡くなられた七名の被災者の冥福を心から祈り、また、負傷された十三名の方の一刻も早い全快を祈念をいたしまして、質問に入りたいと思います。  このたびのこの事故は、七名のとうとい命を奪いまして十三名の方が重軽傷を負われもという、本当に悲惨な重大な事故でございます。昨年三月の広島新交通システム工事現場の橋げた落下事故、また、昨年九月でしたか、千葉松戸導水路の事故に引き続いての、建設現場に起こりました重大な事故でございます。また、近年の労働災害の動向を見ますと、建設産業……

第123回国会 建設委員会 第3号(1992/03/26、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、琵琶湖の環境と水を守る問題で質問をさせていただきます。  私ごとですが、私は京都に生まれて京都で育ちました。母が滋賀県生まれということでありまして、琵琶湖というのは本当に親しんだ湖でありました。去年、一日かけて琵琶湖を調査させていただいたのですが、昔のあのきれいな水が本当に汚れ切っているという、そんな残念な思いをしたわけであります。  ところで、この琵琶湖総合開発法の源となっています琵琶湖総合開発計画は、一・五メートル、異常渇水時は二メートルの水位低下によって、下流三府県に工業用水など毎秒四十トンの新規利水を確保することを主眼としたものであります。このような人為的な水位低……

第123回国会 建設委員会 第4号(1992/04/02、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 今回の公有地拡大推進法の改正の一つは、都市計画区域外の都市計画施設にまで先買い制度を広げるということでございます。  さて、建設省の資料でありますが、平成三年十二月一日ということですが、都市計画区域外の都市計画施設の決定状況、道路百六十キロ、公園二千四百二十一ヘクタール、河川十五キロ、下水道の管渠一万六千三百メートル、下水道浄化センター三ヘクタール、緑地二百五十九ヘクタール、墓地七十五ヘクタール、火葬場五ヘクタール、汚物処理場三ヘクタールとなっております。  こうした状況の中で、今回の改正が、実際の一番大きな目的というのが、高速道路用地の先行取得を自治体にやらせるというようなこ……

第123回国会 建設委員会 第5号(1992/04/03、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、治山治水事業の促進についてお尋ねをいたします。与えられた時間が二十分でございます。はしょったことになりますが、恐縮ですが答弁はできるだけ簡明にお願いをしたいと思います。  我が国は、河川はんらん区域内に人口の約五〇%、資産の約七五%が集積をし、諸外国と比較して洪水、土石流、高潮などの災害を受けやすい国土条件にあり、時間雨量五十ミリ相当の降雨に対するはんらん防御率すら平成二年度末において四三%、昭和五十六年から平成二年の十年間に水害、土砂災害が発生した市区町村は二千四百六十三に上って、全市区町村の約八割が一回以上の水禍に見舞われておるということでございます。治山治水対策は、……

第123回国会 建設委員会 第6号(1992/04/15、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 きょうは、法案の内容を中心に伺いたいと思います。限られた時間にたくさんお尋ねをしたいと思いますので、恐縮ではございますが、できるだけ簡明に御答弁をいただければ幸せでございます。  まず初めに、東家国土庁長官にお尋ねをいたします。この法案と、四全総や多極分散型国土形成促進法などとの関係について伺います。  多極分散型国土形成促進法では、振興拠点地域基本構想や振興拠点整備がうたわれております。ともに地方の拠点を整備するものでございますが、この法案では新たに地方拠点都市地域を設けることになっております。この拠点都市法と四全総、多極分散法との関係はどうなっているのか、お尋ねをいたします……

第123回国会 建設委員会 第7号(1992/04/22、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 四月十五日に引き続いて質問いたします。  四月二十日、二十一日と連合審査が行われまして、地方自治との関係でありますとか産業業務施設の移転の問題、あるいは東京一極集中の問題など、問題点がいろいろと指摘をされましたが、この法案で国土の均衡ある発展が図られるのかどうか、私はむしろ疑問がふえておるという状況でございます。  質問め最初に、地方振興、国土の均衡ある発展との関係で伺います。前回の質問のときに、地方拠点地域の設定に当たっては一都道府県で複数の地域指定などの対応を考えておられる、このような答弁でございましたが、これは各都道府県内での一極集中を避ける、そういう対応策ということでし……

第123回国会 建設委員会 第8号(1992/04/24、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、日本共産党を代表して、地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案に対し、反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、本法案が、多数の地方拠点都市地域を指定し、公共事業の大展開により、対米公約でもあります四百三十兆円に上る公共投資十カ年計画を推進しようとするものであることであります。日本共産党は、住民生活に密着した公共事業の実施に反対するものではありませんが、対米公約である公共投資基本計画をやみくもに推進することには反対であります。  第二は、もう一方の柱であります産業業務施設の再配置の実効性の問題であります。法案は、拠点地域の整備と産業業務施設の……

第123回国会 建設委員会 第9号(1992/05/13、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 まず、政府提出の都市計画法及び建築基準法の改正案について質問をいたします。  この法案の提案理由を見ますと、良好な市街地の環境を整備し、都市の秩序ある発展を図る必要性が高まっている現状にかんがみとしています。二十二年ぶりの大幅な改正とも言われております。  この間、住宅地への事務所ビルの侵食やリゾートマンションの乱立などが広く問題になっています。一九八三年ごろから、東京都心を皮切りに地価が急騰、さらに周辺にあるいは住宅地に波及し、大都市部で勤労者が住宅を取得することは絶望的になったのであります。さらに、都心部の住宅用地の地上げ、オフィスビル化、駐車場化などによる人口の空洞化など……

第123回国会 建設委員会 第10号(1992/05/15、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 きょうは、建設大臣を中心にお尋ねをいたします。  近年、都市の豊かさということがよく言われております。言うまでもなく、都市は生活の場でありますから、まさに豊かさとゆとりが必要でございます。ところが、経済活動が旺盛な東京、大阪などを見ましても、住民は土地住宅問題、長距離通勤あるいは長時間過密労働など、決してゆとりだとか豊かだとか言える状況ではありません。また、地方でもそういう状況であります。  そこで伺いますが、都市計画、町づくり、これは地域の住民にとっても最も密接な問題であります。都市づくりに当たっては、都市にはそれぞれの歴史があり、文化があり、経済があります。その都市の状況に……

第123回国会 建設委員会 第11号(1992/05/19、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 お三方の参考人には、きょうはお忙しいところ御出席をいただきまして貴重な御意見を賜り、本当にありがとうございました。御礼申し上げます。  今の日本の政治の中、殊に民活、開発優先、いわゆるバブル経済というのですか、そういう中で、本当に日本のかけがえのない自然やまたは生活環境がどんどんと破壊をされる、非常に残念な事態を迎えているわけでございます。そういう状況の中で、今回この都市計画法並びに建築基準法の改正がされるわけであります。一定前進という面があるのですが、しかし今の状況に本当にこれが十分対応できるのかということで見てまいりますと、極めて遺憾な内容ではないのか、私はそのように認識を……

第123回国会 建設委員会 第12号(1992/05/20、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 五月十三日の朝日新聞は「都市計画は自治体の手に」という社説を掲げています。社説は、今審議中の両案にも関連して、都市計画制度のあり方に関連して「都市計画づくりは政府でなく自治体が主役であるべきだ、との発想を貫くよう求めたい。」としています。社説は「高度成長期以来、市町村が乱開発や環境破壊からまちを守るためにとった手段は、法に独自の規制を上乗せすることだった。」と述べています。要綱行政と言われ、政府はこれに否定的な姿勢でありましたが、とにかく乱開発や環境破壊から町を守る上では一定の役割を果たしてきたことは事実であります。  最近では景観条例や給水条例など条例を制定し、乱開発を防ぎ、……

第123回国会 建設委員会 第13号(1992/05/21、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、日本共産党を代表して、都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  今回の改正は、この間の地価の高騰、地上げ、事務所ビルの住宅地への侵食、リゾート開発に伴う無秩序なマンション建設や都市計画区域外での住宅地開発が問題となり、それを現在の制度で規制することができない事態の中、マスタープランの欠如や緩くあいまいな規制という、我が国の都市計画制度の問題点について、一定の手直しをせざるを得なくなり提案されたものであります。都市計画区域外や用途地域未指定区域の規制強化など改善面もありますが、なお、不十分であります。  しかも、今回新たに導入された誘導……

第123回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1992/03/05、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、きょうは空の問題、航空管制の問題でお尋ねをいたします。  第六次空港整備五カ年計画は第五次空港整備五カ年計画の一・六六倍の大規模計画とされ、成田空港二期工事、羽田空港沖合展開、関西新空港開港に全力を挙げるとともに、大館能代空港、新北九州空港の着工、静岡、琵琶湖、神戸、石垣などの新規空港計画、地方空港のジェット化を一層推進する計画など、総額三兆一千九百億の事業が盛り込まれておる、このように認識をいたしておりますが、そのとおりでしょうか。
【次の発言】 航空需要の伸びは、国際旅客で見ますと、二〇〇〇年には八八年の一・七八倍から二・一三倍、国内旅客では一・八九倍から二・一三倍、……

第123回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1992/04/15、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 道路交通事故死者数は、一九八八年に年間一万人を突破いたしまして、その後連続して一万一千人を上回る深刻な事態となっております。政府は八九年十一月に第二次交通戦争突入の非常事態宣言を出しましたが、その後も事故は減らず、ことしに入っても、最近の数字では、四月十二日現在三千三人、三百四人ふえて一一・三%の増ということでございます。深刻な事態であります。  こういう状況の中で、ことしの三月発足いたしました財団法人交通事故総合分析センターを、国家公安委員会の指定する交通事故調査分析センターとして指定することについてお尋ねをいたします。  分析センターは、「道路交通の状況、運転者の状況その他……

第123回国会 予算委員会 第16号(1992/03/10、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、まず最初に、生産緑地の問題で質問いたします。  生産緑地指定のための申請期限まであとわずかになってまいりました。それぞれの地域で生産緑地の指定の準備が行われてまいりましたが、関係者への周知徹底や申請期限をめぐっては少なくない問題があったと思います。大阪府では、当初、昨年十二月末を締め切りといたしておりましたが、関係の農民の皆さんから期間の延長を求める声が大きくなって、再受け付けを実施することになりました。また、京都府や愛知県など関係各県で延長の措置がとられました。延長されたことはいいことですが、なぜ当初無理な日程が組まれたのか、建設省や関係画治体の大きな責任があると私は思……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 建設委員会 第1号(1992/11/26、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 住宅金融公庫法の改正内容に関連してお尋ねをいたします。  今回の中古マンションに対する公庫融資の改善は、具体的にどのような改善になるのか、一、二例を示していただきたいと思います。
【次の発言】 次に、今回の改善の対象となる良質な既存住宅の要件の一つに、建築後経過年数があります。築後十年以内の住宅に限っていますが、良質な住宅といっても必ずしも十年以内が良質とは言い切れない。十年過ぎても良質なものがあると思うのですが、制度は違いますが、リフレッシュ住宅などの概念もあり、リフレッシュ住宅などは二十年と線を引いているものもあります。十年という年限については緩和する必要があると思うのです……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 環境委員会 第6号(1993/04/06、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 昨年の環境事業団法の改正で実現した産業廃棄物処理施設の建設譲渡事業に関連して、最近社会問題となっています管理型処分場での水質汚染の問題を質問いたします。  九二年に、東京の西多摩、日の出町にある広域ごみ処分場で、ごみ埋め立てのために敷いた厚さ一・五ミリのゴムシートが破れ、周辺の井戸水が汚染された疑いが持たれています。問題なのは、処分場近くの河川や処分場わきの監視用井戸から、発がん性が指摘されているフタル酸ジエチルヘキシルというプラスチックの可塑剤が比較的高い濃度で検出されているほか、処分場の浸出水にはダイオキシン類も微量ながら検出されています。  そこで、環境庁、厚生省もこのゴ……

第126回国会 建設委員会 第2号(1993/02/17、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 幾つかの問題についてお尋ねをいたします。  まず最初に、建設工事の安全確保の問題でお尋ねをいたします。  きょう、建設大臣の所信表明の中にもあったわけでありますが、去る二月一日に東京都江東区の水道工事現場で発生したガス爆発事故であります。かけがえのない四名のとうとい命が奪われております。亡くなられた方に心から哀悼の意を表してお尋ねをするわけでありますが、今回の事故も鹿島建設、熊谷組、鴻池、このような大手の建設業者の共同事業体での現場での事故であります。その下請、孫請の現場での事故ということであります。建設省は所管工事のシールド工事に係る緊急点検などを通達されたようでありますが、……

第126回国会 建設委員会 第4号(1993/03/25、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 まず最初に、大手建設会社が金丸前自民党副総裁へのやみ献金の疑いで東京地検の捜査を受けた問題で建設省に尋ねます。  国民の税金で行われる公共事業の執行というものは、建設省として本当に厳正に当たる必要があるのは、言うまでもないことであります。  さて、金丸前自民党副総裁は、一九八五年から八九年までに総額約四十五億円の割引債を購入されたのを初め、約七十億と言われるような莫大な金額が金丸被告の隠し資産となっていることが報道されております。この隠し資産の原資となった多くが大手建設会社のやみ献金とされ、東京地検は、ゼネコン幹部の事情聴取や家宅捜索を進め、鹿島、大成建設、青木建設、三井建設な……

第126回国会 建設委員会 第5号(1993/04/07、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 三十分時間をいただいているのですが、たくさんお尋ねをしたいことがありますので、どうかひとつ簡明に御答弁をいただきたい。まずお願いをして、質問に入ります。  リクルート、それから共和、それから佐川・暴力団疑惑、そして続いて金丸氏の巨額脱税、不正蓄財、こういう問題の連続の中で、国民の怒り、政治不信は頂点に達しているというのが今日の事態だと思います。  そういう中で、今度の金丸脱税事件が明らかにしたものは、金丸氏の脱税や不正蓄財の原資となったのが、大手建設会社からの巨額なやみ献金の存在だったということであります。また、公共工事を食い物にする政官業癒着の頂点の構造、朝日はそのように言っ……

第126回国会 建設委員会 第6号(1993/04/09、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 阪神高速道路公団の業務地域が、今回の改正により京都市などに広がります。この法改正により、公団が建設する道路、あるいは建設を予定している道路、あるいは構想として挙がっている道路にはどのような路線があるのか。今回着手の新十条通りは京都大阪線と言われていますが、将来、大阪と京都を連絡する都市高速道路を建設するということだと思いますが、大阪―京都間の路線について、どのような地域を経由してどのような道路を建設する構想なのか、できるだけ簡潔にお願いをしたい。  もう一つ、今回の改正に伴い、京都市、京都府からの出資額が幾らになるのか。以上、お尋ねいたします。

第126回国会 建設委員会 第8号(1993/04/16、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 まず最初に、土地区画整理法の改正点について質問をいたします。  土地区画整理事業については、一般的に土地所有者の減歩により公共施設用地や事業資金を生み出し事業を進めるものであり、また、減歩等の負担分は地価の上昇で代償されるものであります。そこで、特に零細な土地所有者、とりわけ自己居住の住宅敷地所有者は大きな犠牲が強いられることになり、問題が多いことや、土地区画整理事業が地権者の意見を反映していない実態が少なくありません。  さて、土地区画整理事業の換地は、施行前の土地と種々の条件が照応するように定めることを原則としています。例外はあるようですが、原則はそういうことですね。

第126回国会 建設委員会 第9号(1993/04/21、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、まず特定優良賃貸住宅法について何点かの問題をお尋ねいたします。  勤労者の住宅問題を解決することは極めて重要な課題でありますが、事態はいまだ深刻であります。私どもは、公営住宅、公団住宅など、公共賃貸住宅の大量建設、安くて住みよい公共賃貸住宅の大量建設が基本であるということを、長年主張してまいりました。民間賃貸住宅について適切な規制のもとに公的助成を行い、公共賃貸住宅として活用する方向は、我が党も提起しているものであります。特定優良賃貸住宅制度は、既に行われている地域特別賃貸住宅制度を拡充し、公営住宅、公団住宅に加え、中堅所得者を対象とする第三の公的賃貸住宅制度を創設しよう……

第126回国会 建設委員会 第10号(1993/05/12、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 前回に引き続いて、大手建設会社やみ献金事件に関連して質問をいたします。  大手建設会社から自民党の金丸前副総裁や生原秘書を初め多くの政治家の手に驚くべき巨額のやみ献金が渡っていることが明らかにされ、国民の税金であります公共事業を食い物にする犯罪的な行為として、やみ献金問題はいわゆる政官財癒着の構造として、また金権腐敗のきわみとして、国民の厳しい怒りと政治不信、かつてなく高まっているのが現状でございます。  三月二十日に、東京地検特捜部が西松建設など大手建設会社の家宅捜索、事情聴取を始めてから既に五十日余が経過いたしました。この間に、建設側の発表はなくても、実態解明は新聞報道など……

第126回国会 建設委員会 第11号(1993/05/14、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、流通業務市街地整備法について質問いたします。与えられた時間が十五分ですので、いろいろお尋ねしたいことがいっぱいあるのですが、二、三お尋ねをいたします。  大企業は、流通コスト削減、流通産業の合理化をねらい、流通産業立地政策を新展開する必要上から、自治体など公的負担による物流拠点インフラ整備の推進、流通業務市街地整備法改正を強く求めております。  今回改正となる流通業務市街地整備の対象都市を地方都市まで拡大、流通業務地区内の立地規制の緩和、流通業務効率化基盤整備事業などの改正点は、いずれも通産省の産業構造審議会流通部会中間報告「物流効率化対策の総合的推進について」、平成三年……

第126回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1993/02/22、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 いろいろお尋ねをいたしますが、まず最初に、交通事故の直接の担当でございます国家公安委員長にお伺いをいたします。  交通事故死者が四年連続して一万一千人を突破いたしました。昨年は一万一千四百五十一人という、昭和四十九年以来最悪の記録となりました。まことに深刻で痛ましい事態でございます。本年に入ってからも、昨年と比較いたしますと少し減っているようでありますけれども、油断ができる状況ではないと思うわけでございます。交通事故死者を減らすために、交通事故を減らすためにどのように対応されるのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 ぜひ一層の御対応をいただきたいとお願いをして、次に移ります。……

第126回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1993/03/24、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 まず、道路交通法の改正案に関して質問をいたします。きょうは第一日目でありますから、改正案の内容について伺います。  今回の改正案は、大変多岐にわたる改正が行われております。当然必要な改正でありますが、それを含めて、問題のある改正も少なくないというのが私どもの基本的な認識であります。  さて、それぞれの改正点について伺います。  まず最初に、応急処置に関する講習あるいは自動車の運転に関する講習でありますが、この講習はどこで、どのように実施をするのか。また、教習所においてはどのように行われるのか。いずれの講習も実技や実習が必要なものと思いますが、いかがですか。

第126回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1993/04/01、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 きょうは、過積載の問題に絞ってお尋ねをいたします。時間が短うございますので、どうか簡明にお答えをいただきたい。まず最初にお願いをいたしておきます。  昭和五十三年五月の参議院地方行政委員会の附帯決議で、道路交通法の一部を改正する法律案に対する附帯決議、政府は「左の諸点に留意し、善処すべきである。」「積載制限違反等悪質な道路交通達反行為が、事業者、荷主等によって助長されている状況にかんがみ、すみやかに、これが防止のため労働条件の改善を含め、根源的、かつ、総合的対策を積極的に推進すること。」こういう附帯決議がされているわけであります。五十三年ですから、ちょうど十五年たつわけでありま……

第126回国会 厚生委員会 第9号(1993/04/16、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 老人訪問看護ステーションの問題でお尋ねをいたします。  既に実施をされて一年が経過しましたが、患者さんに大変喜ばれております。また、私の知り合いの看護婦さんも何人か携わっているわけでありますが、生きがいといいますかやりがいといいますか、非常に張り切ってやっておられるわけであります。しかし、現実は非常に厳しい。いろいろと問題点があって、大変御苦労をいただいているというふうに感じております。  厚生省は、一月末で百五十四カ所、年度末で約二百カ所、こういうふうに聞いているのですが、大体八年間で五千カ所が目標ということになりますと、非常に現状は厳しいのではないか、このように考えておりま……

第126回国会 予算委員会 第16号(1993/03/01、39期、日本共産党)

○辻(第)委員 私は、まず最初に、特別養護老人ホームの問題でお尋ねをいたします。  急速に人口が高齢化をいたしております。中でも七十五歳以上の後期高齢者がふえております。そういう中で、全国で、寝たきりの方、また痴呆老人もどんどんとふえていると思うんですが、現在の状況をまずお尋ねをいたします。
【次の発言】 痴呆のお年寄りは、今百万と言われたんですが、私は、七年前に痴呆老人の問題、特別養護老人ホームの関係でお尋ねをしたときには六十二万人だったんですが、非常にふえたというのが印象であります。  そういう中で、厚生省は、いわゆるゴールドプランですね、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」というのを計画をさ……


辻第一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院39期)

辻第一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1990/04/27、39期、日本共産党)

○辻(第)分科員 私は、国家公務員労働者の労働条件の改善の問題、また、人員の問題についてお尋ねをいたします。  まず、人事院にお尋ねをいたします。  国家公務員の労働条件の改善に御苦労いただいております。さて、欧米諸国に比べまして我が国の労働者の実労働時間が大変長いということであります。長時間過密労働でございます。労働者の労働時間を短縮をするということは極めて重要な課題ではないかと思うわけです。  労働省の発表、労働白書でも、一九八七年の労働時間の国際比較、それは製造業生産労働者を中心でありますが、我が国は二千百六十八時間、アメリカが千九百四十九時間、イギリスが千九百四十七時間、西独が千六百四……

第118回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1990/04/27、39期、日本共産党)

○辻(一)分科員 きょうは私、公務員の公務災害の問題を一言触れて、あとは原子力の問題、防災問題に触れたいと思います。  大臣がしばらくおられないということですから、初めに少し事務当局に伺いたいと思います。  まず第一に、六十三年の予算委員会の分科会で、同様に福井県の武生市の職員の清水労災という問題に一言触れたのでありますが、この問題は、当初は公務外に認定されておりましたが、最終的には公務災害という認定になりまして、この点、いろいろと努力いただいたことを感謝をしておきたいと思います。  そこで、引き続いて恐縮でありますが、最近、外国人の入国管理等の中で、難民の急増などで法務省の方でも入国管理職員……

第118回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1990/04/27、39期、日本共産党)

○辻(第)分科員 私は、いわゆるドクターズヘリコプターの問題で質問をいたします。  今日、交通事故の激増などによりまして救急患者の発生は増加を続けております。私の奈良県を見ましても、昭和六十年には二万五千八百七十人でしたが、六十三年には二万八千六百五十四人、このように増加をいたしております。一日平均八十・一人、十八分に一人の救急患者が発生している状況であります。  救急医療体制は、救命救急センターの整備の前進など、かけがえのない人命を守る上で貴重な実績を上げております。今後は搬送時間の短縮や適切な初期治療の充実が強く求められております。そのためには、ドクターズヘリコプターやドクターズカーが重要……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1991/03/13、39期、日本共産党)

○辻(第)分科員 私は、昨年、ドクターズヘリコプター、ドクターカー、救急隊員の応急措置範囲の拡大など、救急業務に関して予算委員会の分科会や交通安全対策特別委員会で質問をし、救急隊員の応急措置の範囲の拡大などを求めてきました。今回もこの問題で質問をいたします。  この約一年間は、救急業務に関しまして本当に大きな前進を見た年であったと思います。救命率向上のための方策としては、消防庁の救急業務研究会の基本報告でもさまざまの方策が挙げられております。  そこで、救急隊員の行う応急措置の拡大に関して伺いますが、長年の懸案でありましたこの問題について、関係者の合意が形成され、いよいよ実現の運びとなったこと……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本共産党)

○辻(第)分科員 私は靴下業界の振興対策についてお尋ねをいたします。  奈良県は、江戸時代に綿花の栽培などもありまして、それが繊維産業として発達をしました。そういうのが今奈良では靴下産業という地場産業として大きな役割を果たしているわけでございます。  現在奈良県には、ソックス生産で全国の四三・一%のシェアを占めるなど、靴下生産で国内第一のシェアを占める産地がございます。平成二年度出荷額では九百九十八億円、前年比一・一%増で、奈良県靴下工業組合三百七十九社を初め関連企業を含めて六百八十五社、労働者数で一万三千五百人の方々が働いておられます。この産地の方々がいろいろな問題で苦しみながら業界の活性化……



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データ更新日:2023/02/05

辻第一[衆]在籍期 : 35期-36期-37期-38期-|39期|-41期
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