鯨岡兵輔 衆議院議員
36期国会発言一覧

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鯨岡兵輔[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鯨岡兵輔衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
鯨岡兵輔[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

鯨岡兵輔[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 環境委員会 第1号(1980/07/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 このたび環境庁長官を拝命いたしました鯨岡兵輔でございます。  環境行政は、公害の防止、自然環境の保全などを図ることによって、国民の健康で文化的な生活を確保するという崇高な使命を有しております。  私は、環境庁長官として、これに取り組むことに大きな意欲を覚えると同時に、その責任の重大さを痛感いたしておるところであります。  国民の健康の保護、生活環境の保全という環境庁の行政の原点に立って、公害の未然防止に意を用いつつ、長期的な視野のもとにきめの細かい環境行政を推進していきたいと考えております。  委員長初め委員各位の御指導と御鞭撻のほどをくれぐれもよろしくお願い申し上げて、ごあい……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 環境委員会 第1号(1980/10/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 九十三国会衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に関する私の考えを申し述べて、委員各位の御理解と御協力をぜひ賜りたいと思います。  環境行政は、国民の健康を脅かす公害を防止し、一たび破壊されると回復が困難なそしてかけがえのない自然を保護し、さらに進んで住みよい快適な生活環境を確保するという重大な使命を持っております。  私は、環境庁長官に就任してまだ四カ月余りでございますが、この課せられた使命の重大さを痛感するとともに、環境行政推進の任に当たることに大きな誇りと意欲を感じている次第であります。  環境問題は、現在生存している私たち一人一人の健康と生活に直接関係する問題……

第93回国会 環境委員会 第2号(1980/11/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 所信表明の中で、余り時間が長くなるといけませんので申し上げませんでしたが、水の問題については当然心配しているわけでありまして、水の問題を心配するということになれば、当然下水の問題について心配しなければならぬことであります。下水の問題について特にその項について触れなかったことはまことに残念ですが、時間等の関係から水の心配に含めたことを御了承いただきたいと思います。
【次の発言】 どういうわけでおくれてきたかということについては、先ほど局長がその一端を、言葉は少なかったですが申し上げましたとおり、経済の成長ということに重点を置いてずっとやってまいりました。おかげさまで御承知のとおり……

第93回国会 環境委員会 第3号(1980/11/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 野口委員の質問に対してお答えいたしますが、私どもの役所は、私からも厳しく申しておりまして、委員の先生方の御質問に対して的を外したような答弁をわざわざすることはいけないと厳に戒めておりますので、決してそういうことはありませんので、ひとつ御了承いただきたいと思います。  アセス問題について、いまいろいろ心配する向きがあることは事実であります。それはものをやろうとする方から言えば、自由濶達に自分の思うとおりにやれるのが一番いいだろう、これは私もそう思います。しかし、そのことによってわれわれは過去に何回もひどい目に遭いまして、それで多くの犠牲者を出して、その犠牲者はいまでも苦しんでいる……

第93回国会 決算委員会 第2号(1980/10/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 ただいま御決議のありました公害健康被害補償制度の地域指定にかかわる事項につきましては、これまでも制度をめぐる問題の一つとして窒素酸化物と健康被害との因果関係の究明に努めてきたところでありますが、今後とも科学的、合理的に検討を進めてまいる所存であります。  また、公害保健福祉事業の実施率の問題につきましては、これまでも改善のために種々努力してまいりましたが、今後一層御趣旨に沿うよう努力し、遺憾なきを期したいと思います。


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 外務委員会 第7号(1981/04/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 前々こういう条約ができているのですがまだ発効しないということには、私の承知しているところでは、ソ連側の方でまだいろいろ考慮しているところもあり、そういうところが解決しなければこれは発効しない、こういうことになっているようです。いまおっしゃられるように、こういう条約はまことに平和的なものですから、余り政治的な考慮をしないでやったらいいというふうに私も思いますけれども、何せ相手のあることでございますから、相手様もそういうふうに考えているようでございますので、一日も早くそれらのことが解決することが望ましいと願っているわけであります。

第94回国会 環境委員会 第1号(1981/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 第九十四回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  高度経済成長の過程で激化するに至った公害と著しい自然破壊、とりわけ公害による健康被害の発生は、社会全体に大きな衝撃と深刻な反省をもたらしました。  わが国は、狭隘な国土の中で、一億一千万余の人々が、高度に発達した工業化社会を築き上げてきており、今後とも、さまざまな経済社会活動を営んでいく必要があることは言うまでもありません。しかしながら、これらの諸活動が無制約に行われ、人間の生存に最も基本的な要素である大気や水、自然などの環境を破壊し、国……

第94回国会 環境委員会 第2号(1981/03/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 アセスメント法案について御心配をいただいてはなはだ恐縮に思います。結論から申し上げますならば、私は、何としてもこの国会で委員の皆さんの御審議を願って、信頼と権威あるルールをつくりたいと考えております。そしてそのことは、いま御発言にありましたように、国民の大方の希望であることも私は信じて疑わないわけであります。  ただ、この制度ができると、いろいろいま当面問題になっている経済の開発、経済がちょっと落ち込んでいますから、そして油の問題などもありますから、その方に支障を来すのではないかというような心配も事実あるわけです。そういう心配が自由民主党の中にもありまして、これは議会政治ですか……

第94回国会 環境委員会 第3号(1981/03/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 いつのころでしたか、ローマ・クラブの結果の書物が本屋に売られておりました。それを買ってきて読んだことがあります。それで、これは大変なことだなと思ったことがありました。そのころから私としては関心があったということであります。しかし、今日的な問題でないだけに世間でもそんなに大きく騒いだわけじゃありません。  そこで、去年の七月に私、環境庁に入りまして、それからいろいろストックホルムの会議の結論などについても承知をいたしました。そうやっているときに、いまお話しのアメリカの「二〇〇〇年の地球」というのが出てまいりました。同時に、カーター大統領は就任してすぐに環境問題に対する調査を命じま……

第94回国会 環境委員会 第4号(1981/04/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 野口先生の御質問は余り大きい質問で、短い時間に申し上げることはとてもできませんし、また系統立ててお答えをすることも大変むずかしいのですが、私が考えておりますことを、断片的になりますけれども余り時間をとらないでお答えをしたいと思います。  私は、自然を征服するというような考え方は間違えていると思う。しかし、今日までわれわれはそういう間違えた考え方をとってきた。たとえば山に登った場合に、山を征服した、こう言いますが、あんなもの征服できるものじゃない。われわれは山に教えられているわけなんです。だから、自然に生かされているわけなんです。その自然を人間のあさはかな知恵で壊してしまうという……

第94回国会 環境委員会 第5号(1981/04/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 お答えをいたします。  日本側で、地球的規模の環境問題について去年から、ずっと十二月までやってきて、今後も引き続いてこれを心配していくことについては先生前段御承知のとおりですから、これは申し上げません。そこで、御報告いたしました、去年の暮れに出た報告書を携えて、私は一月に行ったわけですね。OECDへ行ったのですが、こちらの国会の都合で行ったので、向こうはちょっとお休みだったものですから、完全な責任者はいなかったわけですよ。それで次席みたいな人たちが集まってくれたのですが、私の言うことに耳を傾けてはくれましたけれども、正直言って私の印象では、なかなかそれは大変ですよ、OECDとし……

第94回国会 環境委員会 第6号(1981/04/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 折衝の任に当たっている局長から細かく答えさせようと思いますが、大まかに言いますと、先生方にお決めいただいたいろいろな法律がありますね。それをみんな一生懸命になってやっているのです。だから、その上屋上屋を重ねるようなことにはならないだろうか、屋上屋を重ねることになると言っているわけじゃないのですが、ならないだろうかということを、配慮といいますか、そういう心配をしている。  私の方は、いま先生御発言のように、中公審の答申があったわけですから、答申をよく見ればわかるように、六〇%はだめである、四〇%しか達成されてないという実情である、これでは困る、そこでこういうようなことについて配慮……

第94回国会 環境委員会 第7号(1981/05/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 御質問に対して端的にお答えいたしますと、従来この問題はいろいろ折衝を重ねておりますが、いまの問題、患者側が県に言って県が国側とこの問題について折衝する、こういうふうに答えられたその折衝は今日まだありません。近く行われるものと思いますが、現在の段階ではない、こういうことでございます。
【次の発言】 ごもっともでございますので、それを、わかっておりますけれども、それは数字にすればいいことでございますから、できるだけ速やかに先生のお手元に私どもの方の責任ある資料を提出いたします。
【次の発言】 詳しいことは部長から答えさせますが、先生、これはお医者様が調べるのですから、お医者様が調べ……

第94回国会 環境委員会 第8号(1981/05/15、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 私は環境庁長官で権限外だから知らぬ顔をしているわけじゃないのです。非常に残念なことだと思います。いま関係者と先生とのやりとりを聞いていて、私は自分でいまここに書いてみたのですが、お答えにかえてこれを読んでみます。  敦賀の原子力発電所の事故はまことに残念なことである。この事故の原因、その処置、責任については、国民の前に速やかに詳細に明白にする必要がある。それは次の三点からそういうことが言える。事故の再発を防止するために、これが第一点。国民に原子力発電に対する理解を深めるために、これが第二点。三番目は、技術のさらに発展のために。  以上のことから、役所も含めて関係者が国民に対して……

第94回国会 決算委員会 第5号(1981/03/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 環境庁の昭和五十三年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和五十三年度の当初歳出予算額は三百八十六億七千六百四十万円余でありましたが、これに予算補正追加額四億二千八百六十四万円余、予算補正修正減少額二億七千五百三万円余、予算移しかえ増加額四千三百五十八万円余、予算移しかえ減少額三十億八千二百八十九万円余、前年度からの繰越額四千九百四十二万円余を増減いたしますと、昭和五十三年度歳出予算現額は三百五十八億四千十三万円余となります。この予算現額に対し、支出済み歳出額三百四十七億五千八百八十二万円余、翌年度への繰越額五千八百七十二万円余、不用額十億二千二百五……

第94回国会 決算委員会 第10号(1981/04/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 総理も御言明でございましたし、私もしばしば申し上げておりますが、この国会に上程して先生方の御審議をいただきたい、こう考えております。
【次の発言】 新聞報道は私も見ております。しかし、私どもの方にまだ何の連絡もありません。私は、去年の五月二日、各省庁間で十分討議をしてまとまりました政府の原案をもって先生方の御審議を願いたい、いまの段階ではそう思っております。
【次の発言】 申し上げましたように、いまの段階で私の方に何の連絡もありません。したがいましてどういうものが出てくるかわかりません。それをいまからとやかく考えることはできませんが、出てまいりましたらそれをながめてみて、よく考……

第94回国会 予算委員会 第7号(1981/02/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 お答えいたします。  五十年十二月に、アセスメントの問題について中央公害審議会の方に答申をお願いをして、諮問いたしたわけです。一昨年の当初に答申がありまして、五月二日にいろいろ政府部内で検討して成案がまとまったということは御承知のとおりでありますが、いま自由民主党の政調会長預かりになって自民党の中で詰めておりますので、一日も早く御審議をいただいて、国会の方に提出し、権威あるルールづくりをいたしたい、こう考えているわけであります。
【次の発言】 この問題は総理が再三にわたって言明されているように、先ほど申し上げたように二日も早く御審議をいただきたいと思っていますが、一方、御承知の……

第94回国会 予算委員会 第8号(1981/02/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 お答えいたします。  空港計画と密接な関係があると考えられるいまお話しのアクセス交通にかかわる環境影響評価は、空港計画の策定主体である運輸省が行っておりますが、まだ私の方に明らかになっておりません。もちろんこれは、万般にわたって私の方で詳細に、これは政府で決めて、やるということになった時点においては明らかにしなければならない、そういうことで鋭意検討いたしております。
【次の発言】 飛行場主体はもちろん運輸省、それから埋め立てや何かありますから、そういう万般の問題も運輸省、アクセス道路は、地方自治体の場合もあります。いまのところ、運輸省並びに地方自治体と考えていいのではないかとわ……

第94回国会 予算委員会 第12号(1981/02/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 御承知のとおりローマ・クラブの提言があってから、九年前にストックホルムで国連の会議があって、去年はアメリカの大統領の指示で「二〇〇〇年の地球」という研究がなされて、それが去年の七月に発表になりました。それを読んで環境庁といたしましては、わが国でもひとつこの問題について研究してみなければならぬという総理の指示もありましたので、去年の九月ごろから始めて十二月まで鋭意検討を続けた結果、提言がまとまりまして、それを皆さんにお分からしたわけです。  そこにも書いてありますように、いまの御質問に端的にお答えをするならばまさにそのとおりで、いままでの経済援助のやり方は見直さなければならぬだろ……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 騒音の問題並びに排気ガスの問題に分けて考えておりますが、騒音の問題にしても排気ガスの問題にしても、いまのところ、われわれは心配の種が尽きないわけでございまして、騒音の問題につきましては、御参考までにちょっと申し上げますが、五十四年に三千五百八十二の測定地域ではかってみましたらば、環境基準を超過している測定点数が八三%、二千九百七十四地区が、われわれが考えている環境基準よりも超過している。これでは困りますので、いま中央公害対策審議会の環境部会等にお願いして、先ほどから先生おっしゃっておられる物の流れの問題、それから道路の土地利用といいますか、どういう道路にしたらいいかというような……

第94回国会 予算委員会 第15号(1981/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 これは前の前、三代くらい前の長官のときのことでありますが、天下に周知のことでありましたので、私としてもずっと調べてみました。その結果、前々から、そういうことは、制度の中にも問題がいろいろあったのでしょう。しかしながら、何といっても申しわけないことであることには間違いないので、このことについては会計検査院の御指摘も受けたし、それから、それを受けるまでもなく反省しなければならぬことですし、具体的には、御指摘になった金額について全額国庫返済、これは当然のことです。それから、事務次官以下全部それぞれ減給、戒告、それから訓告十二名、厳重注意十二名なんというような処置を講じでございます。

第94回国会 予算委員会 第16号(1981/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 御承知のとおり、環境庁としては、理屈を言うわけじゃありませんが、環境の中、すなわち、空気の中とか、あるいは水の中とか、土壌とか、そういうものの中に分解性の悪い化学物質、いま三万とかなんか言ってますが、そのうち一番危なそうなもの二千ぐらいをとって鋭意それを検討しているのですが、まだホルマリンのことについては、お話にもありましたように、そういう面から言えばきわめて微弱だというのでやっておらないのです。しかしながら、いまおっしゃるように、トータルでどうかということは、どこかの国でこれは危ないよということを言えば、それを受けてそれは大変だということで検討をする、それをトータルで検討をし……

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/03/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 諸般の事情は十分おわかりのことと思います。電源立地に支障を来すのではないかという心配は、一部にあることは事実であります。われわれはその心配はない、こういうことで、せっかく自由民主党がいま預かっておりますから、懇話会もできましたので、そこで鋭意検討をして国会の御審議をいただくということに努力をして、きのうも実は私は総理大臣にもお目にかかって、このことをお願いもし、御相談もいたしたわけであります。  そこで、いまの質問ですが、公聴会がなくなったというのは、なくなりませんで、あります。知事が必要を認める場合には公聴会を開く、こういうことになっておりますので、公聴会はあります。  それ……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 環境委員会 第1号(1981/10/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 お答えいたしますが、空きかん問題は、私が就任をいたしました去年の七月、どういうことが問題かなと思っていろいろ考えているうちに、これは空きかん問題というのは大変なことだ、何せ一年間に百億本ですから、そのうちの三十億本ぐらいしか再資源に回らずに、七十億本というのはそのまま使い捨てというのですから、資源の問題としても大変だし、また環境の問題としてはわれわれの方としては見逃すことができない、こう思いまして、どういうふうにやったらいいのかということで、わが役所の中でいろいろ検討しているときに、いまお話しの土井委員から御質問がありまして、そのようにお答えをいたしました。  その後、やはりこ……

第95回国会 環境委員会 第2号(1981/11/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 ただいま議題となりました環境影響評価法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  わが国経済の目覚ましい発展は、国民の生活水準を飛躍的に向上させましたが、他方、公害や自然環境の破壊も進行いたしました。これに対しては、公害の防除や破壊された自然の復元のための種々の施策が精力的に講じられてきましたが、国民の健康で文化的な生活の確保のためには、これにとどまらず、公害や自然環境の破壊を起こさないよう、その未然防止を図っていくことが強く、要請されております。  環境影響評価は、すでに諸外国でも行われておりますが、とりわけ、狭隘な国土に一億を超える人口を擁し、さまざまな……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第3号(1981/10/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 お答えします。  時代の変遷によって要らなくなったものはやめたらいい、これは御説ごもっともでございます。ですから、臨調で来年は答申があるでしょうから、それを待ちまして、また待たないまでも、中曽根長官の方にも話をしてせっかく検討いたしたいと思います。  公害対策審議会と水質審議会と二つ言われましたが、それぞれよって立つ法律も違いますし、組織も違います。御承知のとおりでございます。ただ、重複しておるところがないかと言えば、ないことはないと思います。せっかく検討いたしたいと思います。

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第8号(1981/10/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 閉鎖性水域なのですから、当然水は汚れてくるだろうということは予想される。これは予想されるだけでなしに、いままでそういうところが幾らもある。たとえば岡山県の児島湖なんかはそのいい例なんです。ですから中海の問題についても非常に心配をいたしまして、農林省の方とは密接に連絡をとりましてやっておるわけであります。

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/10/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 前は人間のふん尿が肥やしになりましたが、いまはそれはほとんど肥やしになりませんで金肥になりまして、その人間のふん尿は、簡単な処理はいたしますが、そのまま川に流れたり湖に流れたりするので、特に閉鎖性水域なんかが困るということがあったり、あるいは化学肥料を少しよけいやって、その余った分が水に流されて川を汚すなんということもあります。しかしながら、おっしゃられるとおり農業というものは色であらわせば緑ですから、環境というのも色であらわせば緑ですから、私どもは食糧の問題は、それは御心配なさっておるところがありますが、同時に緑がふえていくということに対しては環境庁としては非常に歓迎するとこ……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/10/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 三井金属の原因によることであるから、三井金属が全部お金を出せばいいじゃないか、それを三井金属が全部お金を出さないでいるというのはおかしい、こういう御質問ですね。
【次の発言】 それはそういう話があったことを私どもも承知いたしております。しかし、この種の仕事は、御承知のとおり公害対策基本法に基づいて、公害防止事業費事業者負担法というのがありまして、それで、これはいま農林大臣からお話がありましたように、別に農用地の土壌の汚染防止等に関する法律によって、県の仕事になった。  そこで、県はどうするかと言えば、審議会に諮ってこれを案分をするわけですが、もちろん三井金属だけの理由によってそ……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○鯨岡国務大臣 私ども、万難を排して努力をして御理解をいただき、この国会で御審議をいただきたい、こう考えております。
【次の発言】 御承知のように、昨年は政府の案がまとまりましたのが五月に入ってからでございまして、したがいまして昨年とことしとを同一視することはできないと、私どもは考えております。  それから第二番目の御懸念でありました電源立地の問題、これは自民党の中にもそのために心配する組織ができたこと、おっしゃるとおりであります。そしてそのことは別にこの環境アセスメントと離反するものではない、また離反してならない、少しも離反するものではない、私はこう考えておるわけでございます。



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データ更新日:2023/02/05

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